読解力とリスニング力を同時に!英語学習におすすめのAudible8選

前回、Audibleの説明と英語学習への取り入れ方を紹介したが、お読みいただけただろうか?

今回はAudibleで聴くこともできる、おすすめの洋書を8作紹介する。

Audibleの使い方 〜英語学習編〜

おさらいとして、オーディオブックと洋書の英語学習への取り入れ方を少しみておこう。

 

オーディオブックで聴くか洋書を読むかは、どの分野の英語を強化したいかによって異なる。リーディング重視の場合、まずは洋書を読んで文章を理解しよう。

そのあとオーディオブックで朗読を聴けば、発音やイントネーションも確認することができ、ネイティブが話す英語の速さに慣れることができる。

 

リスニング重視の場合は、洋書を見ずにオーディオブックを聴くだけで内容を理解できるよう努力しよう。それから洋書を読んで、聞き取れなかったところを確認したり、聞き間違いがないかどうかをチェックしたりしよう。

 

また、オーディオブックを聴きながら洋書を声に出して朗読するのもおすすめだ。ネイティブのスピードで英語を発話する練習をすることができる。この練習は外出先ではちょっと難しいが、家でじっくり学習できるときは、この方法もぜひ取り入れたい。

 

今回紹介しているAudibleはどれもunabridged(省略無し)なので、洋書と対比しながら学習することが可能だ。

小説、ビジネス、物理学、自然、スピリチュアルなど様々なジャンルの作品があるので、お気に入りの1冊を探してみてはいかがだろうか?

 

おすすめAudible8選

The Giver

著者紹介

著者 Lois Lowry、ナレーション Ron Rifkin

著者のLois Lowryはハワイ出身の児童文学作家。ニューヨークやワシントンDCなどで育ち、東京で暮らしたこともある。アメリカで優れた児童文学作家に与えられるニューベリー賞を2度獲得している。ナレーターのRon Rifkinはアメリカ・ニューヨーク出身の俳優で多くのテレビドラマや映画に出演している。

 

作品概要

毎年12月になると12歳になった子ども達は「人生の任命」を授かる。今年はジョナスもその中の一人だ。友だちが次々と任命されていくなか、ジョナスは特別な役割に選ばれる。「与える者」という名の男のもとへと導かれたジョナスは、脆くも完璧な世界の下に潜む暗い秘密に気づき始めるのだった。

 

May先生おすすめの理由

もともとは児童文学に分類される作品だが、大人でも十分に楽しめるストーリーだ。英文の難易度を表すLexile指数は760Lと高くはないし、Audibleのナレーションは俳優が務めているとあって聞き取りやすい。

こういったことを考えると、英語の基礎固めに適した洋書・オーディオブックと言えるだろう。この作品は2014年に映画化もされたが、オーディオブックの方が映像の助けがない分、リスニングの練習にはおすすめだ。

 

Never Let Me Go

著者紹介

著者 Kazuo Ishiguro、ナレーション Rosalyn Landor

著者のKazuo Ishiguroは小説家。日本で生まれ、子どもの頃に父親の仕事でイギリスへ移住した。イーストアングリア大学で創作文学を学んだのち、多くの作品を残している。ナレーションのRosalyn Landorはイギリス生まれの女優。7歳から子役として活躍しており、テレビドラマや劇など多くの作品に出演している。

 

作品概要

ヘイルシャムは街から遠く離れた寄宿学校で、生徒たちは芸術や文学を学び、立派に育っていた。しかしなぜか学校の外のことは教えられず、外部との接触もほとんどないのだった。生徒であるキャシーとルースとトミーが寄宿学校を巣立った時、3人はヘイルシャムの本当の真実に気づくことになる。

 

May先生おすすめの理由

洋書のLexile指数は970Lとそれほど高くないので、難しい単語や文法はほとんど見られない。Audibleのナレーションも、担当している女優の声がはっきりしていて聞き取りやすいはずだ。

ただストーリーの内容を考えると、なかなか理解するのが難しいと感じるかもしれない。英語そのものがそれほど難しくないからこそ、しっかりと内容を把握できるようにしたい作品だ。

 

The Intellectual Devotional: Modern Culture

著者紹介

著者 David KidderNoah Oppenheim、ナレーション Oliver WymanHelen Litchfield

著者のDavid Kidderは実業家として様々な活動を行うかたわら著書も出版している。ナレーションのOliver Wymanは声優。数々のアニメやビデオゲームで声優を務めているほか、これまでに150冊以上ものオーディオブックの録音を行っている。

 

作品概要

聴く人・読む人にインスピレーションを与え、元気を与える365個の短いレッスンで構成された本。歴史・文学・哲学・数学・科学・宗教・芸術・音楽のいずれかの分野に属する叡智の数々が収められている。好奇心を呼び起こしたい、新しい知識を得たい、視野を広げたいといった人のための1冊。

 

May先生おすすめの理由

365個の項目で構成された本なので、1日1項目ずつ、毎日英語の学習をするのにうってつけの本である。1項目が洋書1ページ分なので、勉強時間を長く取れない忙しい人でも続けられそうだ。

月曜日は歴史、火曜日は文学、水曜日は美術といった具合に順番に違う分野のトピックを読むことができるので飽きることもないし、分野に偏りがないので色々な英語に触れることもできる。

今日はリーディングのために洋書を読む、明日はリスニングのためにまずはAudibleを聴く、という風にこの本を活用すれば、英語力をまんべんなく鍛えることができそうだ。

 

Who Moved My Cheese?: An A-Mazing Way to Deal with Change in Your Work and in Your Life

著者紹介

著者 Spencer JohnsonKenneth Blanchard ナレーションTony RobertsKaren Ziemba

著者のSpencer Johnson(1938-2017)はアメリカ人の医者であり作家であった。数々の児童書やビジネスに関する著書を執筆した。マネージメントコンサルタントのKenneth Blanchardとはいくつかの著書を共同で執筆した。ナレーションのTony Robertsはアメリカ人俳優で数々の映画などに出演している。

 

作品概要

ビジネス書の古典的名作とも言うべき本書は、簡単な例え話を通じて、変化に対応するための奥の深い真実を教えてくれる。仕事や人生でのストレスを減らし、成功するための手助けとなるはずだ。将来への恐れや不安を取り除くシンプルな方法を伝える一冊。

 

May先生おすすめの理由

ビジネス書でありながらLexile指数が900Lと低めで、英文としてはそれほど難しくなく、例え話が多く出てくるので読みやすい本である。英語のビジネス書を読んだことがないという人にもおすすめの1冊だ。

再生時間も1時間39分と決して長くないので、一度にたくさん学習できなくても、章ごとに読んだり聞いたりしてみよう。

通勤通学の車内などでもオーディオブックなら英語学習がしやすいし、Audibleのブックマーク機能を使えば次に聴くときにも便利だ。

 

A Brief History of Time

著者紹介

著者 Stephen Hawking、ナレーション Michael Jackson

著者のStephen Hawking(1942-2018)はイギリス人物理学者。63年に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断された。66年にケンブリッジ大学で宇宙論の学位を取得。74年にブラックホール蒸発理論を発表した。ナレーターのMichael Jacksonはイギリスのラジオパーソナリティーである。

 

作品概要

これは究極まで知識を追い求め、時間と宇宙の核心にある秘密を探し続けるための本である。車椅子からホーキング博士は私たちの宇宙に対する見方を変え続けてきた。今日の宇宙に関する最も重要な科学的概念への導入となる1冊。

 

May先生おすすめの理由

洋書はLexile指数1290Lなので、TOEICのリーディングスコアに換算するとだいたい400点以上は欲しいレベルである。ある程度の単語力も難しい構文を理解する力も求められる。専門的な知識のない読者でも読めるように書かれた本ではあるが、普段使わない単語が多く出てきて理解するのが大変だと感じる方も少なくないはず。

こういうときにオーディオブックだけでなく洋書そのものも持っていると、スペルが分かり、辞書を引くことができるので英語学習に有効だ。

 

The Power of Now

著者紹介

著者、ナレーション Eckhart Tolle

Eckhart Tolleはドイツ生まれのスピリチュアル指導家であり著作家。ロンドン大学とケンブリッジ大学で学ぶ。ロンドンでカウンセラーやスピリチュアル指導家として働いた経験を持つ。現在はカナダやカルフォルニアなどで活動・生活している。

 

作品概要

この本を読む/聴くまえに、まずは分析的思考とエゴを忘れよう。今この瞬間へのアクセスはどこにでもあるのだ。身体の中、沈黙、あなたのまわりの空間すべてに。今この瞬間への道のりは簡単なものではないが、著者は質問と答えという形式で分かりやすく解説している。

 

May先生おすすめの理由

このAudibleでは著者本人がナレーションを担当している。著者本人が自身の作品を朗読するのを聴く機会というのはなかなかないので、こうしたオーディオブックはとても興味深いものだ。

本の構成はまず質問が提示されてその質問に答える、という形式がどんどん続いていく。1つの質問と答えで1ページくらいなので、少しずつ読み進めやすい。

内容は仏教に通じるところもあるとされ、理論だけでなくより現実的な観点から書かれているので、スピリチュアル本はあまり読まない方でも興味を持って読み進められるかもしれない。

 

The Sense of Wonder

著者紹介

著者 Rachel Carson、ナレーション Kaiulani Lee

著者のRachel Carson(1907-1964)はアメリカ・ペンシルベニア出身の著作家、科学者、生物学者。動物学の博士号を取得。4冊の著書の他に生物に関する多くの記事を書いた。ナレーションのKaiulani Leeはアメリカ人女優。本書の舞台と映画版で著者Rachel Carsonを演じていることで有名。

 

作品概要

この本は著者が1950年代に雑誌の記事として書いていたものを集め、写真をつけて、著者の死後に出版されたものである。大人は子どもが生まれながらにして持つ自然界を不思議に思う気持ちを大切にしなければならない、という著者の哲学を感じ取ることのできる1冊である。

 

May先生おすすめの理由

植物など自然に関する名詞がたくさん出てくるので知らないと理解しにくい部分もあるが、これはもう語彙力なので頑張って調べよう。文章そのものは難しくないので、単語さえ解れば十分読めるはず。

自然に関する本と聞くと少し専門的に感じるが、内容の多くが著者と幼い甥っ子とのやり取りで構成されているので、読み物として楽しく読むことができる。

オーディオブックも素敵だが、本書は美しい写真がたくさん掲載された本なのでぜひ洋書も手に入れたい。

 

The Four Agreements

著者紹介

著者 don Miguel Ruiz、ナレーション Peter Coyote

著者のdon Miguel Ruizはメキシコ出身のスピリチュアル指導家であり著作家。両親は古代トルテック族の伝統を受け継ぐヒーラーであった。ナレーションのPeter Coyoteはアメリカ人俳優。映画E.T.の出演も含め、幅広く活躍している。

 

作品概要

人生を劇的に変えて、自由と本当の幸せと愛を経験するための、古代トルテックの叡智に基づいた行動基準を教えてくれる本。著者が提案する古代の叡智と現代の考え方の融合は他には見られないものである。私たちの喜びを奪い、必要のない苦しみを生み出す自己制限的な信じ込みの源を解き明かす一冊。

 

May先生おすすめの理由

本全体もそれほど長くはないし、文法構造や語彙もさほど難しくはない。多少専門性のある単語が出てくるが、調べれば内容を把握するには問題ないはずだ。

古代文化について読んでいる感覚もあり、スピリチュアル系や自己啓発本が苦手という人にも読みやすいかもしれない。

英語的にはそれほど難しくない文章だからこそ、オーディオブックは1回で理解できるように集中して聞く、リーディングはまずは辞書を引かずに1章読んでみる、など自分なりの目標を持って取り組んでみるとよさそうだ。

 

この記事の著者:May先生

みなさん、こんにちは。Mayです。 これまでに、留学したり、独学で勉強して英検1級を取得したり、幼児英語教育に3年間携わったりしてきました。 英語はなかなか短期間で身につくものではありません。 でも自分に合った学習方法を見つけてどんどん上達していく人を、たくさん見てきました。 みなさんが英語をより楽しく身につけられるように、私の経験や知識をお伝えできればと思っています。

 

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