ドクタースースの絵本で英語のリズムを!子供におすすめの3冊

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皆さんはDr.Seussというアメリカの絵本作家をご存知ですか?

ドクタースースの描く絵本は、50年以上にわたって子どもたちの心をつかみ続ける、ユニークな画風と文章が特徴的です。

 

読者の対象年齢としては、幼稚園から小学校低学年くらいのお子さんですが、大人でも十分に楽しめる内容となっています。

本記事では、そのドクタースースの絵本の魅力をご紹介するとともに、絵本の中で学べる「Rhyming」について説明していきたいと思います。

 

この記事の著者:MIZUKI

アメリカで中学生と小学生、2人の娘を育てているMIZUKIです。我が家は日本人家族で、夫も私も英語はあまり得意ではないですが、子どもたちはバイリンガルへと成長中!アメリカでの子育てや学校を通じて知った、さまざまな英語教育についての情報をお伝えできればと思っています。

アメリカで大人気!ドクタースースの絵本

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Dr.Seussは、子どもから大人まで楽しめる有名な絵本をたくさん残しています。

特に小学校低学年くらいの子どもたちはDr.Seussが大好きで、あまり英語の絵本を読みたがらなかった我が家の娘ですらも、Dr.Seussの絵本だけは繰り返し読んでいたほどです。

 

映画化・アニメ化された絵本たち

Dr.Seussという名前がピンと来なくても「ロラックスおじさんの秘密の種(原題:The Lorax)」や、2018年に公開された「グリンチ(原題:How the Grinch Stole Christmas!)」なら、知っているという方も多いのではないでしょうか。

グリンチは、2000年にも一度アメリカで映画化されており、クリスマス時期に見る映画の定番ともなっています。

また、ベストセラーの「The Cat in the Hat(邦題:帽子をかぶったネコ)」はアニメ化もされていて、YouTubeでは1,400万回以上再生されています。

学校で楽しむDr. Seuss週間

アメリカの幼稚園や小学校では「Dr. Seuss週間」というものがあります。

これは、Dr.Seussの誕生日である3月2日を含む1週間を、Dr.Seussにちなんだイベントを行ったり、キャラクターの格好を真似したりして過ごすというものです。

 

例えば、「Green Eggs and Ham」という絵本にちなんで、食紅などを使って緑のスクランブルエッグを作ったり、毎日指定された格好をして(変な髪型、ばかげた靴下、洋服をおかしく着こなすなど)学校へ行ったりします。

本屋さんや図書館でも、この時期にはDr. Seussコーナーが作られたり、イベントが行われたりすることが多いです。

 

ドクタースースの絵本の魅力

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これほどアメリカで愛されているドクタースースの絵本の魅力は、いったいどこにあるのでしょうか?そこには3つの大きな理由があります。

奇想天外なストーリー

ドクタースースの絵本は、ストーリーが思いもよらない方向に進んでいく面白さがあります。これは、後に出てくる「Rhyming」を積極的に取り入れているからとも言えます。

子どもたちにとっては、そのちょっとふざけた、ときにはばかばかしいとも言える奇想天外な内容が、とても魅力的なのですね。

 

繰り返し出てくるフレーズ

Dr.Seussは、子どもたちが楽しく英単語を覚えられるように、工夫をこらして絵本を書いています。その工夫の一つに、同じフレーズが何度も繰り返し出てくるというものがあります。

例えば「THE CAT IN THE HAT」の中では、次のような文章があります。

I can hold up the cup

And the milk and the cake!

I can hold up these books!

And the fish on a rake!

I can hold the toy ship

And a little toy man!

And look! With my tail

I can hold a red fan!

こちらでは「I can hold」というフレーズが何度も使われていますね。このように繰り返し目にしたり、音読したりすることで、自然とその言い回しが身についていくのです。

 

韻を踏む楽しさ(Rhyming)

日本語で韻を踏むと面白味が出るように、英語でも韻を踏む「Rhyming」はよく行われる言葉遊びの一つです。

Dr.Seussの絵本では、このRhyming wordsが非常に多く出てきます。例えば、上で出した例文で言えば「cake」と「rake」、そして「man」と「fan」がRhyming wordsとなっています。

そのRhymingが文章に独特なリズムを生み出し、楽しく読むことにつながるのですね。

 

Rhyming wordsを知ろう!

それでは、ここからはDr.Seussの絵本の特徴ともいえる、Rhymingについて説明していきたいと思います。

アメリカでは、Rhyming wordsをキンダーガーテンの時期から習い始めます。現在娘は小学校1年生ですが、今でも発音の練習とともに取り上げられるそうです。

 

Rhyming wordsがどのようなものかは、以下の動画が分かりやすいと思います。楽しみながら覚えられる動画は、実際に娘が小学校で見たことがあるものです。

 

最後が同じ音の組み合わせで終わる単語を並べる

Rhyming wordsは、同じ文字と音の組み合わせで終わる単語のまとまりを言います。例えば「-at」であれば「cat, hat, sat, pat, rat, mat, bat」といった単語が挙げられますね。

以下の動画で、数多くのRhyming wordsを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。


また、「tried, slide」のように、Spellingが違っても、発音が同じであればRhyming wordsとなります。逆に「boot, foot」のように、Spellingが同じでも、発音が異なる場合にはRhyming wordsにはなりません。

しかし、基本は「同じ文字と音の組み合わせで終わる」と覚えてくださいね。

 

Rhyming wordsを学ぶ理由

ではなぜ、Rhyming wordsを低学年のうちに習うのでしょうか。それには2つ理由があります。

 

まずは同じ組み合わせで終わる単語が出てきた場合、その発音を予想することができるようになるというメリットがあります。

そしてもう1つ、最初の文字を変えるだけでさまざまな単語ができるため、語彙数を増やす手段として適しているからということもあります。

 

さらに、ネイティブではない子どもたちにとっては、似ているけれど単語の頭だけが異なるという、微妙な音の違いを口にしたり聞いたりすることで、英語を聞き分ける力がより発達すると言われています。ぜひ英語教育に取り入れていきたいですね。

 

ドクタースースの代表的な3冊の絵本を紹介

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それでは、ドクタースースの絵本では、どのようなRhyming wordsが使われているのかを、代表的な3冊の中からいくつかの文章をピックアップして、ご紹介していきます。

どれがRhyming wordsとなっているのか、まずは探してみてください。

 

また、文章の中で文の途中なのに大文字になるところがありますが、こちらはポエムでよく使われる手法です。

音読するときには、大文字の前で一呼吸置くと、ドクタースースの書く文章のリズムをより楽しむことができますよ。

 

THE CAT IN THE HAT

雨の日に家で留守番している子どもたち。そこへ帽子をかぶった猫(The Cat in the Hat)が現れ、家の中でさまざまなトラブルを起こしていくというストーリーです。Dr.Seussの絵本の中で最も人気の高い1冊です。

 

2つのRhyming wordsを見つけよう

The sun did not shine

It was too wet to play

So we sat in the house

All that cold, cold, wet day.

この文章では「play, day」の2つの単語がRhyming wordsとなっています。

 

3つのRhyming wordsを見つけよう

So all we could do was to

Sit! Sit! Sit! Sit!

And we did not like it.

Not one little bit.

この文章では「Sit, it, bit」の3つの単語がRhyming wordsとなっています。

 

4つのRhyming wordsを見つけよう

We looked!

Then we saw him step in on the mat!

We looked!

And we saw him!

The Cat in the Hat!

And he said to us,

“Why do you sit there like that?

この文章では「mat, Cat, Hat, that」の4つの単語がRhyming wordsとなっています。

以下の動画では、「THE CAT IN THE HAT」のすべてのページでRhyming wordsを教えてくれています。とても分かりやすいのでおすすめですよ。

 

HOW THE GRINCH STOLE CHRISTMAS!

緑色の毛でおおわれたグリンチは、みんなが楽しみにしているクリスマスを無くしてしまおうと考え、プレゼントや食事、クリスマスツリーなどをクリスマスイブに盗み出します。

何もなくなってしまったみんなは果たしてどうするのでしょうか?最後には心温まる展開が待っている素敵なお話です。

 

2つのRhyming wordsを見つけよう

The Grinch hated Christmas!

The whole Christmas season!

Now, please don’t ask why.

No one quite knows the reason.

この文章では「season, reason」の2つの単語がRhyming wordsとなっています。

 

2つのRhyming words&3つのRhyming wordsを見つけよう

Staring down from his cave with a sour,

Grinchy frown

At the warm lighted windows

below in their town.

この文章では「windows, below」の2つの単語、そして「down, frown, town」の3つの単語がRhyming wordsとなっています。

 

2つのRhyming words&3つのRhyming wordsを見つけよう

Then the last thing he took

Was the log for their fire!

Then he went up the chimney, himself, the old liar.

On their walls he left nothing, but hooks and some wire.

この文章では「took, hooks」の2つの単語、そして「fire, liar, wire」の3つの単語がRhyming wordsとなっています。

実際の発音を聞きたい方は、以下の動画をご覧ください。

 

GREEN EGGS AND HAM

Sam-I-amという男の子が、あの手この手を使っておじさんに緑色の卵とハムを食べさせようとするストーリーです。

こちらの絵本では、一度出たRhyming wordsが繰り返し繰り返し使われていくため、Dr.Seussの絵本の中でも、特に小さなお子さんにおすすめの1冊ですよ。

 

3つのRhyming wordsを見つけよう

I do not like them,

Sam-I-am.

I do not like

green eggs and ham.

この文章では「Sam, am, ham」の3つの単語がRhyming wordsとなっています。

 

2つのRhyming wordsを2パターン見つけよう

I do not like them

in a house.

I do not like them

with a mouse.

I do not like them

here or there.

I do not like them

anywhere.

この文章では「house, mouse」の2つの単語、そして「there, anywhere」の2つの単語がRhyming wordsとなっています。

 

2つのRhyming words&3つのRhyming wordsを見つけよう

You may like them.

You will see.

You may like them in a tree!

I would not, could not in a tree.

Not in a car! You let me be.

この文章では「would, could」の2つの単語、そして「see, tree, be」の3つの単語がRhyming wordsとなっています。

こちらも、実際の発音を聞いてみたい方は以下の動画を参考にしてみてください。

まとめ

今回ご紹介してきた以外にも、Dr.Seussの絵本にはたくさんのRhyming wordsが散りばめられています。

ぜひ、ストーリーを楽しんだあとは、どこにRhyming wordsがあるのか、お子さんと一緒にゲーム感覚で探してみてくださいね。

 

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