



今、受験対策業界は変わりつつあります。
これまでは、塾や予備校で先生の話を聞くスタイルが一般的でした。しかし、近年になって参考書学習が普及し始めたのです。
参考書学習には
- 自分のペースで進められる
- 一流の予備校教師が書いている
- 塾や予備校に通うより安い
- 地方でも都会でも平等に手に入る
といったメリットが多くあります。正しく学習できれば、わざわざ高い授業料を払うことなく第一志望校に合格できる強力な手段なのです。
ところが、唯一欠点があります。それは、参考書の選び方が難しいという点です。
本屋に行けば数え切れないほどの参考書があり、ネットでレビュー見ればどれもそれなりの高評価がついています。結局どれが一番いいのか、早く答えが知りたくなります。
今回は、受験英語対策でおすすめの参考書を単語編、文法編、読解編、英作文編、直前対策編に分けて解説します。
この記事の著者:レイ
塾や予備校に通わず、参考書のみで受験対策し、
- 慶應義塾大学経済学部・文学部・商学部に現役合格
- 早慶模試で全国順位7位
- 偏差値75の高校で英語は常に学年1位
という実績を持つ。現在は現役慶應生のかたわら学習塾のコンサルを担当
目次
はじめに:参考書で大学受験は成功する

自己紹介をさせていただきましたが、ここで伝えたいのは、私の成績自慢ではなく、誰でもこのくらいになれるということです。
私がこの成績を取るのに使ったのは参考書のみで、ネットで誰でも買えてしまうものです。
正しい参考書学習には無限の可能性がありますので、今回はそんな正しい参考書学習に不可欠な、正しい参考書選びと、私の活用方法と共に解説していくというわけです。
おすすめ参考書:英単語編

英単語学習で大切なこととは
初めに、英単語学習をする上でのポイントを解説していきます。その上で、そのポイントを満たす参考書をご紹介します。
英単語を覚える際に大切なことは、イメージで暗記することと長文の中で暗記することの2つです。
イメージで暗記
まず1つ目のイメージ暗記とは、単語帳の意味をそのまま当てはめないことです。
例えばexpectを例に取ります。単語帳には「期待する」「予期する」などと書いてあります。
それをそのまま当てはめるなら
I expect to meet you here.
の日本語訳は
私はここであなたに会うことを予期する。
となります。
しかし、日本語として不自然で腑に落ちない感じがあります。
この違和感が積み重なることで、長文を読むときに意味が取れなくなるのです。
一方これをイメージで暗記すると
expectの後に来るのは、自分が起きるかもと予想していた未来の出来事
となります。これを当てはめると、
私はあなたに合うかもしれないなと思っていた。
のように、わかりやすい訳(つまり、意訳)ができます。
日本語訳を覚えるのではなく、英単語のもつイメージを覚えることが大事です。

文脈の中で理解
2つ目に長文の中で暗記することです。
英単語を覚えるのは、あくまで長文を読めるようにするためです。そのゆえ、覚えた英単語が長文に出てきた時も意味が取れるか確認する必要があります。
そこまでしてやっと単語を覚えたと言えます。
中には、単語帳で意味が分かれば長文でも分かるはずと考える人もいます。
しかし、それは大きな誤りです。
単語帳を見ている時と長文を読んでいる時の、脳による英単語の処理の仕方は全く違います。
おすすめ英単語参考書1「鉄壁」と私の勉強法
「鉄壁」とは、東大合格者を多数輩出する塾の鉄緑会が出版する英単語帳です。
一応、東大対策として売られているものですが、掲載されている単語は基本的なものばかりで、大学受験全般で使用できます。
「鉄壁」が優れている理由は先程のイメージ暗記ができるからです。

「鉄壁」にはこのように単語を説明するイラストがついています。イラストを通して単語のイメージを掴むことができるのです。
各単語、日本語の意味とイラストが頭に浮かぶようになるまで繰り返し暗記しました。
さらに「鉄壁」は派生語も充実しています。
上の写真を例に挙げます。
おそらく一般的な参考書には、「attend」のみが太字で書かれています。
名詞形の「attention」「attendance」や形容詞の「attentive」は書かれていない又は細字で少し書かれている程度でしょう。
ところが「鉄壁」には全てが太字で書かれています。全部覚えないといけないような気持ちにさせてくれます。
実際、難関大の長文には派生後もかなり出題されるため、暗記は必須となります。
私の勉強法
- 書かずに周回すること
- 一つの単語から派生語全てを答えること
まず一つ目の「書かずに周回すること」です。これは単語帳全般に言えることですが、単語暗記するときは一切書きません。頭の中で意味を言うだけです。
なぜなら、書くと時間がかかるからです。
人間の脳は、単語1つにかける時間を長くとって1周するよりも、単語1つにかける時間を短くして10周する方が記憶に定着しやすいのです。
次に「一つの単語から派生語全てを答えること」です。
例えば「attend」を見た瞬間に
- 意味は「出席する」
- 名詞形は「attention」と「attendance」
- 形容詞系は「attentive」
と頭の中で答えます。
一つの単語につき覚えることが何個もあるので、最初はきついかもしれませんが、これができるようになれば本当に強いです。
おすすめ参考書2「速読英単語」と私の勉強法
「速読英単語」とはZ会が出版する英単語帳です。入門編、必修編、上級編と3種類あり、掲載されている単語レベルに違いがあります。え
中堅国公立、MARCH以下を受ける人は入門編と必修編で十分です。
早慶、旧帝、上位国公立を受ける人は上級編までやっておくといいでしょう。
「速読英単語」の優れている点は、長文の中で単語を理解できるところです。この単語帳には、掲載されている単語が登場する長文問題が載っています。

私の勉強法
長文を読むことで、単語の暗記とともに速読力の向上も同時に図ることができます。
私の場合は、このように長文のところだけスマホに保存していつでも読めるようにしていました。そして、下の方に意味が取れなかった単語の数を記録し、その部分はもう一度見返すなどしていました。
「速読英単語」は単語の意味が書いてあるページより、長文のページをメインに読むことで学習するのがおすすめです。
おすすめ参考書:英文法編

英文法学習で大切なこととは
英文法学習で大切なことは、いかに早く終わらせるかです。
英文法学習は長文を読めるようになるための手段でしかありません。文法に注ぎ込む時間は短ければ短いほどいいです。その分、長文演習に時間を割けるからです。
おすすめ参考書「Vintage」
「Vintage」をおすすめする理由は2つです。
1つ目は最低限必要な内容が整理されて載っているからです。
「Vintage」には、受験で本当に必要な文法事項しか載っていません。かといって内容が不足していることもなく、まさに厳選された参考書です。
中身が少ない分、学習時間削減につながる(=学習効率アップ)ため非常に優秀です。
2つ目は文法以外に会話表現、熟語、発音アクセント、多義語も掲載されているからです。
「Vintage」は1〜6章で構成されていますが、文法は1、2章でしか取り扱っていません。3章は熟語表現、4章は会話表現、5章は語彙、6章は発音アクセントとなっています。
文法を最低限しか載せない代わりに、余った部分で他の知識も教えてくれるのです。1冊終わらせるだけで幅広い知識が手に入る、1石5鳥の優れものです。
なお、私は受験する大学の英語に文法、熟語表現、会話表現、語彙、発音アクセントの全てが出題されたので勉強しましたが、大学によっては全てが出るわけではないと思います。
当然、志望大学で出題されない箇所は飛ばして構いませんので、そこは臨機応変に対応してください。
私の勉強法
- わからないところだけ印をつけること
- 書かずに周回すること
「Vintage」は網羅性が高いため、すでに知っている知識が書かれていることも多いです。そのような箇所は時間削減のために飛ばした方が良いです。
まずは軽く一周しながら、知らなかった知識に印をつけていきました。そして二周目以降は印をつけたところのみ確認していきました。
これをすることで、実際私が勉強したのは全体の二分の一程度になりました。
ただでさえ厳選されている参考書を、今度は自分の知識量に合わせて厳選していくことでさらなる効率化につながります。
次に二つ目の「書かずに周回すること」です。文法も基本的に書きません。頭の中で答えを言うだけです。
書いてしまうと手を動かすことに神経が取られ、実際脳はあまり動いていなかったりします。手の運動をしたところで記憶には定着しないため、暗記系は全て書かずにやりました。
おすすめ参考書:読解編

英文読解で大切なこととは
英文読解の練習に有効なのは音読です。音読をすると速読力が上がるのです。
英文を読むのに慣れていない人は、日本語の語順で考えようとするため、後ろに戻って動詞を確認する作業が発生し、長文読解が遅くなりがちです。
これを解消するのが音読です。
音読をする時は、後ろから訳することができません。嫌でも前から訳していくことになります。すると次第に前から訳す癖がついて、速読力向上につながるといった仕組みです。
おすすめ参考書「英語長文POLARIS」
「英語長文POLARIS」がおすすめの参考書となります。
難易度は標準、応用、発展の3種類がありますが、難関大学受験者は発展まで、それ以外は標準と応用のみで十分でしょう。
「英語長文POLARIS」には、音読のお手本用のCDが付いていたり、音読に使う用のスクリプトが問題とは別に用意されていたりと、とにかく音読に特化した参考書になっています。
さらにCDの読むスピードは、受験本番に英文を読む際の理想の速さに合わせてあります。最終的にはCDと同じ速さで音読して意味が取れるようになれば良いということです。
このように目標も示されているため、日々の音読練習もしやすいでしょう。
私の勉強法
- 音読しながら頭の中で日本語訳すること
- 音読用のスクリプトには何も書き込まず、別の紙に要点をまとめて挟んでおくこと
1つ目は「音読しながら頭の中で日本語訳すること」です。
先ほど述べたように、音読の目的は前から訳す癖をつけることです。そのため、音読しながら同時に頭の中で文章を訳す必要があります。
最初は難しいかもしれませんが、これに慣れると速読力は格段に上がります。
二つ目に関して、音読に使うスクリプトに色々書き込んでしまうと、ごちゃごちゃして見にくくなる恐れがあります。
また、書き込んだ内容をカンニングして訳することもできてしまうので、スクリプトはまっさらな状態に保つことをお勧めします。
ちなみに私はこのように別紙に要点をまとめていました。まとめ方は人それぞれですので、一つの参考程度にしてください。

おすすめ参考書:英作文編

英作文学習で大切なこととは
英作文で大切なのは、定型表現の暗記です。英作文はその場で文を作れる能力が必要と考える人が大勢いますが、それは間違いです。
英作文は、定型表現をたくさん暗記した後に、それらを組み合わせて解くものです。作文といえども、その根底にあるのは暗記です。
では、その定型表現とはどのようなものでしょうか。イメージがつきやすいように具体例を挙げます。
例えば
テニスをする人は増えている。
これを英訳する問題が出たとしましょう。
「テニスをする」は簡単ですが、「〜な人は増えている」は少し難しいですよね。
答えは
- The number of people who play tennis is increasing.
- More and more people play tennis.
のどちらかとなります。太字の箇所は暗記が必要になるのです。
受験で使う定型表現が、過不足なく掲載されている参考書を選びましょう。
おすすめ参考書「ドラゴンイングリッシュ」
英作文参考書は「ドラゴンイングリッシュ」一択です。
問題数がたったの100問しかないにも関わらず、受験で必要な定型表現を網羅できます。
なぜそのようなことが可能なのか、それには2つ理由があります。
1つ目は、本当に必要な知識のみ厳選されているからです。問題数が少なくても、重要な点はしっかり押さえてあります。そのため実際に英作文をする上で、知識面の不足を感じたことはありませんでした。
2つ目は、1つの問題にいくつもの定型表現が集約されているからです。

上が問題として扱われた英文で、その下に載っているのが解説となります。
問題にtwiceと出ただけで、「0.5倍」〜「2倍」までのさまざまな定型表現を同時に解説しているのがわかります。
このように「ドラゴンイングリッシュ」は、1題あたりに多くの情報が凝縮されているため効率よく学べます。
私の勉強法
- 日本語を英語に訳するだけでなく、解説に載っている情報まで全部覚えること
- 最初の何周かだけ書いて覚えること
まず「日本語を英語に訳するだけでなく、解説に載っている情報まで全部覚えること」です。例えば下の日本語を訳する問題だったのですが、これを英訳するのは当然です。

そこから「2倍」の文字を見て「0.5倍」〜「2倍」の英訳も頭に浮かぶか確認しました。それができてやっと1題覚えたことにしていました。
次に「最初の何周かだけ書いて覚えること」です。「ドラゴンイングリッシュ」に関しては最初の方だけ書いて覚えていました。
英作文は正しく書けなければ点数がもらえないので、スペルミスなどがないか確認するためです。
しかし、ずっと書いていたわけではありません。
スペルまで問題なくかけた問題には印をつけ、その印が連続で三つ付いたら、それ以降は頭の中で文を作るだけにしていました。
ところで、「ドラゴンイングリッシュ」と聞いて何か思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか。
受験でドラゴンといえば、最近続編ドラマも放送された「ドラゴン桜」です。
実は「ドラゴンイングリッシュ」の作者である竹岡広信さんは、「ドラゴン桜」の英語教師のモデルとなった方です。
「ドラゴン桜」ファンの方にもおすすめの一冊です。

直前対策編

直前対策で大切なこととは
直前対策とは、受験本番に行う志望大学学部専用の対策です。
なぜそれが必要かというと、同じ科目でも大学によって全く出題傾向が異なるからです。
東京大学と慶應義塾大学を例に挙げます。東大と慶應の経済学部では、どちらも英作文が出題されます。しかし、その中身は全く違っています。
東京大学の場合、
- 自分が試験を受けているキャンパスについて気づいたことを述べよ。
- 新たに祝日を設けるとしたら、どのような祝日を提案したいか。
などのような自由度の高い英作文が出題されます。
一方、慶應義塾大学経済学部の場合、
これに関する自分の意見を述べなさい。
Should the Japanese government reduce funding for the Arts? Why, or Why not.
注意点:
- 箇条書きは禁止
- 自分の意見と異なる見解に言及し、それに反論すること
- 問題ⅠⅡまたはⅢで言及されている見解やことがらを最低1つ引用した上で意見をまとめること
などのような制約の厳しい英作文が出題されます。
同じ英作文でも出題のされ方がここまで違うのですから、当然対策も異なってきます。
おすすめ参考書「世界一わかりやすい〜の英語」
直前対策におすすめの参考書は「世界一わかりやすい〜の英語」シリーズです。理由は2つです。
1つ目は、その大学学部ごとで使える知識や考え方が集約されているからです。
例えば慶應経済の英作文対策には、上の注意点②「自分の意見と異なる見解に言及し、それに反論すること」をどのように攻略するか掲載されています。
ここで使える表現として「Certainly〜, but SV」が紹介されていました。意味は「確かに〜だがSVだ」となり、〜に自分と異なる見解、SVに反論を入れることで簡単に書けるというわけです。
このようにその大学学部を攻略するための方法が細かく記載されており、非常に役立ちます。
2つ目はたくさんの大学を取り扱っているからです。「世界一わかりやすい〜の英語」シリーズは、各大学一冊ずつ出版されています。
有名難関大学やMARCHから旧帝まで幅広く取り揃えてあるので、自分の志望大学がないといった心配がいりません。
- 英語を勉強したつもりだけど、過去問を解いたら思うように点が取れない人
- 自分の志望大学に特化した参考書が見つからなかった人
ぜひ一度「世界一わかりやすい〜の英語」シリーズを試してみてください。
私の勉強法
「世界一わかりやすい〜の英語」でインプットした知識を、すぐに過去問でアウトプットすること
知識はアウトプットを経てより定着するものですが、「世界一わかりやすい〜の英語」シリーズには問題を解くページが少ししかありません。
ゆえに、得た知識を実際に使う作業は、過去問などを利用して自分でやる必要があります。
例えば「Certainly〜, but SV」が使えることを学んだ時は、それを使って過去問の英作文の問題だけを5年分解いたりしていました。
この時使うのは、一度解いた過去問でも構いません。新しくインプットした知識を使うという縛りのもと、もう一度解いてみるといい練習になります。
上記参考書を使った私の学習スケジュール
ここまで紹介した6つの参考書
- 鉄壁
- 速読英単語
- Vintage
- 英語長文POLARIS
- ドラゴンイングリッシュ
- 世界一わかりやすい〜の英語
を私がどのような学習スケジュールで、どのようにこなしていたかをご紹介します。


「鉄壁」と「Vintage」同時並行:約半年
まず「鉄壁」と「Vintage」は、同時並行で高2の12月〜高3の6月にかけて進めていました。
寝る前に「鉄壁」を500単語、「Vintage」も500問進めていました。そして、朝起きてから昨晩の範囲をもう一度見返して、忘れていた箇所はその次の夜も見返すようにしていました。
高三の6月には
- 「鉄壁」は単語を見ただけで意味と派生後が1秒で言えるレベル
- 「Vintage」は文法だけでなく熟語表現、会話表現、語彙、発音アクセントまで覚えているレベル
にまで到達させました。
鉄壁が終わたら「速読英単語」上級編:入試本番直前まで利用
「速読英単語」は上級編のみを高三の6月〜入試直前にかけて進めていました。鉄壁が終わるタイミングで入れ替わりのように始めた形です。
使用していた期間は入試本番直前までですが、実際に単語暗記に費やした期間は1ヶ月程度です。残りの期間は長文のページのみを何周も読んでいました。
「英語長文POLARIS」と「ドラゴンイングリッシュ」:入試直前まで利用
「鉄壁」と「Vintage」が終わり、単語と文法という基礎が身についたタイミングで、「英語長文POLARIS」は高3の7月〜入試直前にかけて進めていました。
実際に問題を解き終わるのにかかったのは3日程度でしたが、その後は入試本番までひたすら音読練習を繰り返しました。
「ドラゴンイングリッシュ」も単語と文法の基礎が出来上がったタイミングで、高3の7月〜入試直前にかけて進めていました。
問題数は100問しかありませんが、1ページあたりの情報量が多いので20周近くやっていました。20周と聞くと多いように感じますが、書いて覚えていたのは最初の5周程度なので案外時間はかかりません。
「世界一わかりやすい〜の英語」:入試直前の3ヶ月程度
「世界一わかりやすい〜の英語」は高3の12月〜入試直前にかけて進めていました。私は入試が2月の中旬だったので期間としては2ヶ月半となります。
高3の12月頃はある程度知識量も備わっているため、「世界一わかりやすい〜の英語」でもその中身を全て覚える必要はありません。
まだ知らなかったお役立ち情報のみ拾っていけばいいので、そこまで時間がかからないのです。
こちらも「鉄壁」や「Vintage」と同じく暗記中心になるので、寝る前に進めて朝に確認というサイクルを3日おきに1回取り入れていました。
また一晩で進める範囲はまるまる一冊でした。
先ほど述べた通り、まだ知らなかったお役立ち情報のみ厳選すると全体の3分の1以下に削減できたためです。
まとめ
もう一度今回の趣旨とおすすめ参考書をまとめます。
参考書学習は、わざわざ高い料金を払って塾や予備校に行かなくても成績を爆上げできる魔法の学習法です。しかし唯一の欠点は、どの参考書を選べば良いかわかりにくいことです。
そこでその欠点を補うためおすすめ参考書を紹介し、参考書学習を始めるハードルを下げるのが今回の趣旨でした。
- 英単語学習で大切なのはイメージ暗記と長文の中での暗記です。そこでおすすめは「鉄壁」と「速読英単語」です。
- 英文法学習で大切なのは早く終わらせることです。そこでおすすめは「Vintage」です。
- 読解で大切なのは音読です。そこでおすすめは「英語長文POLARIS」です。
- 英作文学習で大切なのは定型表現の暗記です。そこでおすすめは「ドラゴンイングリッシュ」です。
- 直前対策で大切なのは志望大学学部にあった学習です。そこでおすすめは「世界一わかりやすい〜の英語」シリーズです。
これで参考書学習を始める準備は整いました。
私の勉強法と学習スケジュールも共有しましたので、全ての人に合うようなやり方ではないかもしれませんが、効率よく勉強することを意識してきましたのでご参考ください。
ここからはあなた次第です。
最後までご覧いただきありがとうございました。





役に立ちました!
コメントありがとう〜!お役に立ってよかった!!
参考になりました。
リスニングはどのようにすればよいですか?
コメントありがとう。リスニングの勉強法について、こちらの記事もチェックしてみてね!
https://www.path-to-success.net/listening-worst
今高一で慶應経済目指してます。文法は今ポラリス1をやってます。ビンテージはいつからやればいいか?慶應経済は長文似どのような問題が出るか教えてください発音アクセントは出ることは知ってます。