【年齢別】プロがおすすめする読み聞かせ英語絵本30選|0歳〜6歳

幼い子の方が抵抗なく英語に関わることができるので、英語絵本の読み聞かせを始めるなら、小さいうちから始めるのがおすすめ。

幼い頃に英語を教えると日本語に影響が出るのでは、と心配する保護者の方もいるかもしれないけど、1日の大部分を英語で過ごしているということでもない限り、日本語に影響が出ることはまずない。

さらに言えば、成長するにしたがって日本語に接する機会は絶対的に増えるので、親子でしっかり時間が取れる今だからこそ、たくさん英語に触れさせてあげよう。

 

さて、いざ英語絵本を実際手に取って見てみたら、仕掛け絵本やクイズ形式の本、単語を紹介するタイプから、ストーリーを通じて子どもにメッセージを伝えるものなどがある。

一口に英語絵本と言っても、その中身はさまざま。選択肢がありすぎで、どれを選べばいいか分からなくなってきた、と思う親も多くいるだろう。

今日は、0歳-6歳の子供向けの読み聞かせ英語絵本を年齢別・ジャンル別で紹介する。ぜひ参考にして欲しい。

0〜3歳:楽しく英語に触れる「仕掛け絵本」

ここで紹介するのは、3歳以下くらいの子どもでも十分に楽しめる英語絵本ばかり。

0〜3歳児向けの英語絵本の選び方

幼い子どものために英語絵本を選ぶときは、ページが分厚いものを選ぼう。子どもが簡単にページをめくることができるし、少しくらい雑に扱っても破れにくい。

その他にも、音が出たり、ページの一部をめくったりできる仕掛け絵本も子ども達に人気だ。英語を理解できなくても絵本そのものが楽しいので、英語に親しみやすくなる。

 

子どもが小さいうちは、英語絵本を学習ではなく遊びの中に取り入れたいので、楽しく読める絵本を選んであげよう。

英語絵本の紹介に合わせて、親子で一緒に遊びながら英語に触れる方法も紹介しているので、日常生活の中に取り入れてみてはいかがだろうか?

 

Pat the Bunny

著者紹介

Dorothy Kunhardt

Dorothy Kunhardt(1901-1979)はアメリカ人の児童書作家。大人向けのノンフィクションも数冊執筆しており、その生涯で50冊近くもの本を出版した。その中でも特に有名なのがPat the Bunnyである。

 

絵本概要とおすすめの理由

文章を楽しむ絵本というよりも、ページの一部に別の素材が使われているので、触って楽しむことを目的として作られた絵本である。

あるページではウサギの毛(もちろん偽物)をなでてみたり、またあるページではお父さんの髭に見立てた紙やすりを触ってみたり。

 

保護者は子どもと一緒に絵本を触りながら、「pat the bunny(ウサギをなでて)」という風にその動作を英語で言ってあげよう。

こうすることで、子どもは動作と英語を少しずつ結びつけていくことができる。

 

 

Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear?

著者紹介

Bill Martin Jr.、 イラスト Eric Carle

著者のBill Martin Jr(1916-2004)はアメリカ人の児童書作家である。60年以上にわたって300冊以上もの児童書を執筆した。

友人であったEric Carleがイラストを担当した絵本も多数ある。大学で教員免許を取得してカンザスで教えたほか、シカゴで小学校の校長を務めた経験もある。

 

絵本概要とおすすめの理由

さまざまな動物が登場する絵本で、文章のリズムも楽しく、イラストも味わいがあるので非常に有名な作品である。

さらに今回紹介しているバージョンには、音が出るボタンがついていて、動物のボタンを押すとその動物の鳴き声がするようになっている。低年齢の子どもにとってはこういった仕掛けはとても興味をひかれるものだ。

 

絵本の文章が長いようなら、動物の名前だけを英語で言ってあげてもいいだろう。保護者が動物の英語名を言ったら子どもがボタンを押す、というかんじで遊ぶことができる。

繰り返し英語を聞かせることで、子ども達は楽しく遊んでいるうちに英語を理解しているはずだ。

 

 

Twinkle, Twinkle, Little Star

著者紹介

Caroline Jayne Church

Caroline Jayne Churchは広告などのイラストレーション分野で活躍してきた。現在はイギリスのサリーに自身のスタジオを構え、児童書の執筆とイラスト作成を行っている。

 

絵本概要とおすすめの理由

「Twinkle, Twinkle, Little Star(きらきら星)」の歌を絵本にしたものである。

絵本として読み聞かせてもいいが、歌いながら絵本を見せたほうが楽しいだろう。日本の子ども達にもお馴染みの歌なので、小さな子どもに歌って聞かせるにはぴったりの英語の歌だ。

 

絵本があると英語が分からない子どもでも歌の内容をイメージしやすいというメリットがある。この本以外にも、歌を題材にした絵本は数多く出版されている。

歌を聞いたり一緒に歌ったりすることも英語に親しむ良い方法なので、こういった絵本を活用してたくさん英語の歌を聞かせてあげるのもいいだろう。

 

 

Clap Hands

著者紹介

Helen Oxenbury

Helen Oxenburyはイギリスのイプスウィッチ出身のイラストレーター兼児童書作家。劇場やテレビ業界で働き、結婚後に児童書の仕事を始めた。現在はロンドンで暮らしており、自宅近くのスタジオで働いている。

 

絵本概要とおすすめの理由

「clap hands(手をたたく)」「dance(おどる)」など短い語で構成されている絵本なので、小さな子どもに読み聞かせるにはぴったりである。

ただ読み聞かせるだけではなく、英語を言いながらその動作を子どもと一緒に行ってみよう。

難しい動作ではないので小さな子どもでも真似しやすいはず。子どもがまだ英語を言うことはできなくても、英語を聞きながらその動作をすることで、だんだん英語で言われていることを理解できるようになる。

 

Where Is Maisy?

著者紹介

Lucy Cousins

Lucy Cousinsはイギリスのケント出身のイラストレーター兼児童書作家。

大学卒業後すぐに最初の絵本を出版し、その絵本の主人公であるネズミのMaisyはとても有名になった。これまでに数々の賞を獲得している。

 

 

絵本概要とおすすめの理由

この絵本は、本のページの一部を開きながら主人公のMaisyを探すという内容である。英語がまだ理解できなくても、仕掛けのおかげで、Maisyを探しているという内容はなんとなく理解できるはず。

子どもが英語を少し言えるようになってきたら、仕掛けの下にMaisyがいるかどうかを質問してから仕掛けを開くようにしよう。

その時、子どもが「yes / no」だけでも答えられるように保護者が促してあげると、英語を話す良い機会になる。

 

 

Dear Zoo

著者紹介

Rod Campbell

Rod Campbellはスコットランド人の児童書作家でありイラストレーターである。ジンバブエで育った。1980年代から児童書の製作をはじめ、出版社を設立したこともある。

 

絵本概要とおすすめの理由

世界中で200万部以上を売り上げている人気作品であり、上記のWhere Is Maisy?と同様にページの一部をめくることのできる仕掛け絵本である。この絵本では仕掛けをめくるとさまざまな動物が現れる。

「動物園にペットを送ってほしいと手紙を書いたら色々な動物が送られてきた」という内容なのだが、小さな子どもに読み聞かせる場合は、文章はあまり気にせずに動物の名前だけを英語で言うようにしてもいいだろう。

動物が好きという子どもは多いようで、動物の名前は子ども達が覚えやすい英語のうちの1つだ。この絵本のように、子どもが遊べて、なおかつ動物が出てくる英語絵本というのは非常におすすめである。

 

 

Bruno Munari’s ABC

著者紹介

Bruno Munari

Bruno Munari(1907-1998)はイタリア人の芸術家でありデザイナーである。絵画や彫刻、デザインなど多くの芸術分野に貢献したほか、文学や詩の分野でも活躍した。

 

絵本概要とおすすめの理由

1つのページにアルファベット1つと、そのアルファベットから始まる単語の絵と英語が書かれた絵本である。単語数は1つのアルファベットにつき2-3個とそれほど多くないので、小さな子どもにも読み聞かせやすい。

子どもが小さいからアルファベットはまだ必要ない、と感じるかもしれないが、絵本なら年齢に関わらずアルファベットに親しむことができる。あまり深く考えすぎずに、絵を見せながら英単語を言うのと同じような感覚でアルファベットも教えてあげよう。

 

その他にも、アルファベットが書かれた積み木やパズルなどを普段の玩具に取り入れておくと、特別に教えなくても文字を目にする機会を増やすことができる。

いつかはアルファベットを学習するようになるわけだし、小さい頃から文字を見慣れていることに越したことはない。

 

1, 2, 3 to the Zoo: A Counting Book

著者紹介

Eric Carle

Eric Carleはアメリカ人の児童書作家である。6歳のときに家族でドイツへ引っ越したが、1952年にニューヨークへ戻り、グラフィックデザイナーとしての仕事を得た。

児童書のイラストを担当したのち、絵本の執筆もはじめた。

 

絵本概要とおすすめの理由

ページには数字とその数の分の動物が描かれているので、英語で数を数えるのにぴったりの絵本である。数え方だけでなく、動物の英語名も教えてあげることができる。

「Four lions」と言うよりも、動物を指で示しながら「One, two, three, four. Four lions」と1つずつ数えた方がたくさん英語を聞くことになるので、より練習になる。

 

絵本を読み聞かせたら、玩具などを実際に英語で数えてみよう。この絵本の真似をして、箱などを汽車に見立てて動物の玩具を入れて数えたりしても楽しそうだ。

絵本の中だけでなく実体験でも英語を使うと、子どもはより早く英語を覚えることができる。

 

2〜4歳:楽しく「アルファベット」を学ぶ絵本

語学では4技能(聞く、話す、読む、書く)をまんべんなく習得することが大切とされる。そのうちの『読む』と『書く』の大前提となるのがアルファベットだ。

もちろん日本の学校でも英語の読み書きは習うが、幼い頃からアルファベットを覚え、読み書きに必要なフォニックスを習得すれば、早い段階から4技能をのばしてあげることができる。

 

アルファベットを教える際の工夫

子どもがアルファベットを覚える場合、『A』や『a』を見せて、これは『エー』だね、というだけでは、なかなか覚えることはできない。

それよりも「appleのaだね」というように、単語と組み合わせた方が覚えやすい傾向にある。このとき、その子どもが興味のあるジャンルの単語を選んであげると、より学習が楽しくなる。

 

例えば、乗り物好きな子なら「ambulance(救急車)のa」「bicycle(自転車)のb」というように。私が関わった子どもの1人は大のトーマス好きで、登場するキャラクターに合わせてアルファベットを覚えていた。自分や家族の名前のアルファベットから覚えるという子も少なくない。

アルファベットを教える際は、多くの場合まず大文字を教えるが、できるだけ早いうちに小文字も導入してあげたい。実際に単語を読む段階に入ったとき、出てくるのはほとんどが小文字だからだ。

 

というわけで次は、子ども達がアルファベットに親しむのにちょうどよい絵本を紹介する。

単語だけが出てくる本や文も書かれている本、1つのジャンルに特化した本など様々だ。絵本なら、幼いころからアルファベットに慣れ親しむことができる。

その子の興味やレベルに合わせて選んだ本を、いつでも子どもの手が届く所に置いておきたいものだ。

 

My First ABC (My First Books)

著者紹介

Sarah Davis、Dawn Sirett

著者デイヴィスは主に絵本の制作やイラストを手掛けている。オーストラリアのシドニー在住。もう一人の著者シレットも児童書作家である。

 

作品概要

Aaから始まる言葉としてapple(りんご)、acorns(どんぐり)、abacus(そろばん)など、写真付きで豊富に紹介。AaからZzまで順番に網羅する。

 

May先生おすすめの理由

ページの冒頭でアルファベットが大文字・小文字ともに示され、単語は全て小文字で書かれている。

1つのアルファベットに対して5から10個くらいの単語が紹介されており、その豊富な語彙数が特徴的な本である。単語はどれも絵ではなく写真が載っていて幼児用の事典のような雰囲気もある。

出てくる単語はどれも、子ども達にとって身近なものばかりだ。食べ物から日用品、生き物にいたるまで、まんべんなく紹介されている。非常にシンプルな構成で、幼い子どもにも見やすい本となっている。

 

 

Eating the Alphabet

著者紹介

LOIS EHLERT

エラートはアメリカ人の絵本作家兼イラストレーター。エラートが生み出す作品の多くが、自然にまつわるものである。

アメリカでその年に出版された最も優れた子ども向け絵本に送られるコールデコット賞を受賞した経験がある。アメリカ、ウィスコンシン州在住。

 

作品概要

アプリコット(apricot)やアーティチョーク(artichoke)など……Aaからはじまる野菜や果物がたくさん。ではBbは?

 

May先生おすすめの理由

AaからZzまで、そのアルファベットから始まる野菜や果物を紹介した絵本。この絵本の大きな特徴はなんといっても、大文字と小文字が両方とも表記されていることだ。

まず大文字を覚えて、その後小文字を覚えるという場合がほとんどだ。

 

ただ、Aとaは両方とも『エー』なのだということを、なかなか理解できない子も多い。

この絵本はアルファベットそのものも、野菜や果物の名前も、大文字・小文字を並記して書いているので、同じものを表しているのだということを教える際に役立つだろう。

絵本に登場する野菜や果物の中には、日本ではあまり馴染みのないものもあるが、そういった海外の食べ物を子ども達に紹介する良い機会にもなりそうだ。

 

 

Brian Wildsmith’s Amazing Animal Alphabet

著者紹介

Brian Wildsmith

ワイルドスミスはイギリス人絵本作家。卒業後に教師として働いたのち、絵本のイラストを描くようになった。

1年間にイギリスで出版された絵本の中で特に優れた画家に送られるケイト・グリーナウェイ賞を1962年に受賞。生涯で80冊以上もの絵本を残した。

 

作品概要

AaはAlligator(ワニ)、BbはBear(クマ)、CcはCamel(ラクダ)。たくさんの動物が美しいイラストと共に登場する絵本。

 

May先生おすすめの理由

鮮やかな色使いのイラストが非常に印象的な絵本である。ページ上部にアルファベットが大文字・小文字合わせて示され、中央にそのアルファベットから始まる動物の絵、一番下にその名前が書かれている。

シンプルな構成であるし、1つのアルファベットに対して1つの単語ということで、アルファベットを学び始めたばかりの子どもにもおすすめできる1冊だ。

単語の書き始めがどれも大文字になっているので、単語は大文字で書き始めるものと認識してしまわないように注意が必要かもしれない。

 

 

Alphabet (My First Bob Books)

 

著者紹介

Lynn Maslen Kertell、イラスト Sue HendraJohn R. Maslen

著者のカーテルは、両親が始めたBob Booksという絵本シリーズを、自身が高校生であった1970年代から手伝ってきた。現在も、そのフォニックスを基にした手法を継承している。

シアトル在住。この本のイラストレーターであるマスレンはカーテルの父親。もう1人のイラストのヘンドラはイギリス人の絵本作家兼イラストレーターである。

 

作品概要

リンゴ(apple)を食べるワニ(alligator)が作るのはリンゴソース(applesauce)! 手描きのような雰囲気のイラストが素敵な絵本。

 

May先生おすすめの理由

Bob Booksは40年以上前から、幼児が文字を覚え、言葉を読めるようにと作られてきた絵本シリーズである。

ここで紹介している本では、まずアルファベットが大文字と小文字それぞれ紹介されている。そして、そのアルファベットから始まる単語とその絵が描かれ、それらの単語を使った短い文が書かれている。

文といっても3単語ほどの短いものなので、単語から文へと、読むことに興味を持ち始めたばかりの子どもにもぴったりの長さとなっている。

 

 

Alphabet

著者紹介

Alain Gree

グレはフランス人の絵本作家兼イラストレーター。主に1960年代から70年代にかけて300冊以上の絵本を出版し、多くの外国語に翻訳され親しまれている。現在はグラフィックデザイナーとして活躍中。

 

作品概要

ワニ(alligator)や救急車(ambulance)などAaから始まる単語を覚えたら、それらの単語を使った文も一緒に読んでみよう。

 

May先生おすすめの理由

本書ではまず、アルファベットは大文字と小文字で示される。それからそのアルファベットから始まる単語が絵つきで紹介されており、それらの単語は小文字で表記されている。そしてそのアルファベットから始まる単語を多く含んだ文が書かれている。

文は単語数が少し多いので大人が読み聞かせてあげるか、ある程度英語の学習経験がある子ならば、読みの練習としても使えるだろう。

文の中には、物の名前だけではなく、そのアルファベットから始まる人の名前も出てきて面白い。

 

 

Dr. Seuss’s ABC: An Amazing Alphabet Book!

著者紹介

Dr. Seuss

アメリカ人のドクター・スースは多くの肩書を持つが、特に児童書作家として知られている。60冊以上もの作品を残し、6億部数を売り上げ、それらの作品は20か国語以上に翻訳されている。

Green Eggs and Ham,やThe Cat in the Hatは特に有名である。

 

作品概要

大文字のAに、小文字のa。Aaから始まるものは何かな? アニー(Annie)おばさん(aunt)のワニ(alligator)だ!

 

May先生おすすめの理由

ちょっとユーモアのある、可愛らしいイラストが特徴的な絵本。ページごとに1つのアルファベットが出てきて、そのアルファベットから始まる単語とその絵が描かれている。

それぞれの絵に単語が書いてあるというわけではなく、それらの言葉を使った文が書かれているので、文単位で学ぶ形式となっている。

英語独特のリズムを感じさせる文となっているので、まずはぜひ読み聞かせてあげたい。そのうちに子どもも一緒に口ずさむことによって、自然とアルファベットやその単語を覚えるようになるだろう。

 

 

Search and Find Alphabet of Alphabets

著者紹介

Amanda Wood、Mike Jolley イラスト、Allan Sanders

著者のウッドは現在、執筆活動をするとともに、自宅のあるイギリス・サリーで自身の小さな出版社を経営している。もう1人の著者ジョリーは、25年以上にわたって児童書の美術監修を務める。

イギリス在住。イラストのサンダースは大学で美術を学んだのち、多くの児童書でイラストを担当してきた。

雑誌ザ・ニューヨーカーやイギリスの週刊新聞エコノミストにも定期的に寄稿している。イギリス在住。

 

作品概要

Bは鳥(bird)のB。いろいろな種類の鳥がいるけれど、AからZまで、それぞれのアルファベットから始まる名前の鳥を、見つけることができるかな?

 

May先生おすすめの理由

この絵本では、Bであればbirds(鳥)、Cであればcrawlies(這う物、つまり虫など)というようにカテゴリーが示される。

そのカテゴリーに合わせて、たくさんの絵とそれらの名前が記されているので、AからZまで、それぞれのアルファベットから始まるものの名前を見つける、というゲーム形式の絵本となっている。

ユーモア溢れるイラストであり、見ているだけでも楽しめる。単語がたくさん出てくるので、対象年齢はおそらく少し高め、ある程度文字を見慣れている子におすすめである。

 

 

The Icky Bug Alphabet Board Book

著者紹介

Jerry Pallotta、イラストRalph Masiello

著者のパロッタは保険会社で働いたのち、32歳で最初の絵本を出版した。現在では20冊以上のアルファベット関連の本に加えて、多くの児童書を出版している。

さらにアメリカ全土の学校を年に150校以上訪問する。イラストのマシエロは卒業後、雑誌・新聞・本などのイラストを担当。今回紹介している本によって、世界的に知られる存在となった。

 

作品概要

Aaはアリ(ant)のAa。アリは自分よりも大きく、重たいものでも運ぶことができる。Bbはハチ(bumblebee)のBb。ハチはどんなふうに暮らしているのだろうか?

 

May先生おすすめの理由

アルファベットが大文字・小文字ともに示されたあと、そのアルファベットから始まる虫が紹介される。児童書とはいえ、どちらかというと写実的なイラストである。

この絵本の特徴はアルファベットとそれから始まる単語を教えているだけではなく、その虫の生態についても触れている点だ。

文章は数行あるので、子どもが自分で読んで理解するには難しいかもしれないが、ぜひ大人が読んで説明してあげて、アルファベットの学習だけではなく、その虫に対する興味も持たせてあげたい。

 

 

2歳〜6歳:「日常会話」や「生活表現」を教える絵本

絵本を読むだけでも十分楽しいし学習になるのだが、より定着させることを考えれば、やはり絵本で学んだ表現を日常生活に取り入れることをおすすめする。

その場合、完璧に言えなくてもいいので毎日少しでも使ってみることが大切だ。文で言うことが難しければ、まずは分かる単語から始めてみるといいだろう。

子どもに英語を言ってもらうときは、「英語で言って」と日本語で指示するよりも、保護者自身が英語で質問した方が、子どもも自然と英語で返事をしやすい。それから、練習したい言葉や表現は、意識して繰り返し使うようにしよう。

 

読み聞かせの心構え

英語の絵本を読み聞かせていて、本当に理解できているのかな、と不安に感じることもあると思う。子どもが集中して聞いているのなら、途中で日本語の説明はせずに読み進めよう。

小さな子なら英語が完全に分からなくても絵を見ながら楽しんでいるし、英語はちゃんと音として耳から入ってきている。

聞いていないように見えて、同じ本を何度も繰り返し読むうちに、その本に出てくる英語を自然と覚えて使えるようになっていた、ということはよくある。

 

ちゃんと理解しているか確かめたいときは、読み終ってから「あの時、主人公はどうした?」というような感じで質問してみてもいいだろう。

この時、決して問い詰めるような感じではなく、あくまでも楽しい雰囲気を心がけよう。

 

Potty

朗読動画

著者紹介

Leslie Patricelli

パトリセリは児童書作家兼イラストレーター。アメリカのアイダホ在住。プロのドラム奏者の夫との間に3人の子どもがいる。

 

絵本概要

これまでオムツで生活してきた幼児は、あるときこう思うに違いない――「おまるでした方がいいのかな?」

読みやすいテンポとユーモアに溢れた文章で、幼い子どもの頭の中を綴った絵本。最後には親も子どもも一緒になって「I did it!(できたよ!)」

 

May先生おすすめの理由

トイレトレーニングをしている子どもに、ぜひ読み聞かせてあげたい1冊。Potty(おまる)、diaper(おむつ)、I did it!(できたよ!)など、この時期の生活に欠かせない単語や表現が多く出てくる。

保護者の方はぜひこういった英語を普段から取り入れてみよう。

 

ページに厚みがあり、しっかりとした作りのボードブックなので、幼児に渡して自分で絵本を見させても安心だ。イラストもとてもシンプルなので幼児でも見やすい。

トイレトレーニングへの興味を持たせたり、きっかけを作ってあげたりする上でも、ぴったりの絵本だろう。

 

 

Where Is Baby’s Belly Button?

朗読動画

著者紹介

Karen Katz

カッツは児童書作家兼イラストレーター。45冊以上もの本を出版している。

コスチュームデザインやキルト製作などのキャリアを経て現在に至る。グアテマラから養子を迎えたのちに児童書の製作を開始した。ニューヨーク在住。

 

絵本概要

「赤ちゃんの手はどこかな?」「赤ちゃんの目はどこかな?」 ページの一部をめくって探してみよう!

赤ちゃんを主人公に、小さな子どもが大好きな「いないいない、ばあ」の要領で、子どもと一緒に楽しめる仕掛け絵本。

 

May先生おすすめの理由

「Where is ~?」「Where are ~?」という疑問文は、その後に続く単語が分かれば目に見えて理解しやすく、普段の生活の中に取り入れやすい質問だ。家の内外で色々な物に対して質問してみよう。

また、答えに使われる前置詞(under、behindなど)も非常に使用頻度が高い英語である。

 

ここで紹介しているような絵本があれば、子どもに楽しく前置詞を教えることができる。

この絵本の中にはいろいろな前置詞が出てくるが、初めて前置詞を教えるときは1つに絞って練習したほうが、混乱しなくていいだろう。

 

 

I Want My Hat Back

朗読動画

著者紹介

Jon Klassen

クラッセンはカナダ出身。児童書作家であり、イラストレーターでもある。

アメリカの映画会社であるドリームワークスにて、映画『コララインとボタンの魔女』を含むアニメーション映画の製作に携わった。現在はロサンゼルス在住。

 

絵本概要

クマの帽子がなくなった。探し出したいクマは、出会う動物たちに自分の帽子を見なかったか聞いて回るが見つからない。諦めかけたクマにシカが帽子の特徴を聞くと、クマは突然ひらめいて……?

はたしてクマは無事帽子を取り戻すことができるのか? ユーモア満載の絵本。

 

May先生おすすめの理由

この絵本に出てくる表現はどれも普段使いやすいものばかりである。たとえば最初の「My hat is gone.(ぼくの帽子がなくなった)」という文はhatの所を入れ替えるだけで応用しやすい。

残念ながら子どもの物がなくなることはよくあることなので、この表現を言う機会は多そうだ。

ところどころ長い文章があるが、内容は似通っている部分が多いので子どもも理解しやすいはず。ストーリーのおちはユーモアが効いていて、大人も一緒になって楽しめる作品である。

 

 

Maisy Goes to Preschool

朗読動画

著者紹介

Lucy Cousins

カズンズは1964年、イギリスのケント出身。グラフィックデザインを学ぶ。カズンズの代表作である『メイシーちゃん』シリーズの第1作目は卒業後すぐに出版された。

これまでに世界中で3千万冊以上の書籍を売り上げている。現在はハンプシャーで夫と4人の子どもと共に暮らす。

 

絵本概要

ネズミのメイシーは大好きな幼稚園へ。そこにはたくさんの友だちと楽しいことが待っている。コートを掛けて教室に入ったら、絵を描いたり、お話を聞いたり、おやつを食べたり。

お昼寝の時間のあとは何をして遊ぶかな?

 

May先生おすすめの理由

保育園や幼稚園に通っている子ども、もしくはもうすぐ通うという子どもにぜひ読んであげたい絵本である。

どこの園に通っていても必ず経験するであろう出来事が、たくさん出てくるからだ。その分、絵本中の英語量も多めだが、状況に馴染みがあるので理解しやすいだろう。

 

この絵本に出てくる英語を参考にして、自宅で「今日は幼稚園で何をしたの?」といった内容が少しでも英語を交えながらできるとすばらしい。

ちなみに保育園や幼稚園という名称は英語圏であっても国によって異なることを覚えておこう。

 

 

In a People House

朗読動画

著者紹介

Dr. Seuss

ドクター・スース(1904-1991)はアメリカ・マサチューセッツ出身。

オックスフォード大学で文学を学んでいたが、自分の興味は絵を描くことにあると気づき、アメリカへ戻って漫画家となった。最初は広告の仕事からはじめ、後に児童書を書くようになった。

 

絵本概要

1匹のネズミが通りかかった鳥を人の家に招き入れ、家の中にある物を紹介していく。

家の中には椅子やローラースケート、階段からバナナまで、さまざまな物でいっぱいだ。そこへ家の住人が現れて……?

 

May先生おすすめの理由

この本は文章や表現を学ぶというよりも、家の中にある物の単語を覚えるのに最適の本である。

それぞれの単語に対して絵が描かれているので教えやすい。絵本を通じて単語を覚えたら、実際に家の中にある物も英語で言ってみよう。

 

また、例えばこの本でたくさんの単語を覚えてから、2冊目で紹介した場所を表す表現を教えてあげると練習がしやすくなる。

他にも、この本では物の名前の単語は別の色で書かれているので、単語を読む練習をしている子にとっても見やすい作りになっている。

 

 

Are You Ready to Play Outside?

朗読動画

著者紹介

Mo Willems

ウィレムスは児童書作家兼イラストレーター。ニューヨーク大学でアニメーションを学び、初めはテレビの仕事に就いた。

そこでセサミストリートの製作に関わり、エミー賞を6つ獲得したが現在はテレビの仕事は行っていない。2003年に最初の児童書を出版。マサチューセッツで家族と暮らしている。

 

絵本概要

ジェラルドとピギーは大の仲良し。ピギーは二人で一緒に外で遊びたくて仕方ない。でもそこに雨が降ってきてしまい……?

はたして二人は楽しい時間を過ごすことができるだろうか?

 

May先生おすすめの理由

ゾウとブタの会話形式で絵本は進行していく。

Are you ready to ~?(~する準備はいい?)」「It is starting to rain.(雨が降り始めた)」など、どの言葉も日常生活の中に取り入れやすいものばかりなので、絵本上で練習したらぜひ普段から使ってみよう。

 

文で言うのが難しければrun、jumpなど部分的に取り入れてもいいだろう。

もっと英語が話せる子なら、完璧に絵本通りでなくてもいいのでゾウ役とブタ役に分かれて会話しても楽しそうだ。

 

 

Not a Box

朗読動画

著者紹介

Antoinette Portis

ポーティスは児童書作家兼イラストレーター。卒業後はデザインや広告業界で働いた。

ディズニーでクリエイティブ・ディレクターを務めていた時期もあるが、その後子どもの頃からの夢であった作家業に転身した。

この「Not a Box」はデビュー作品である。現在は南カリフォルニア在住。

 

絵本概要

箱は箱だけど、ただの箱じゃない。想像力さえあれば、箱は山にもロケットにもなる。段ボール箱の中に座ったり、上に立ったり……。ごっこ遊びはすべてを可能にしてくれる。

 

May先生おすすめの理由

一定のパターンで文章が進んでいくので、あまり英語に自信がない保護者の方でも読みやすい絵本である。

段ボール箱をウサギが他の物に見立てて遊んでいる内容なので、その箱のどこにウサギがいるのかによって前置詞が変わってくる。

「sitting in a box(箱の中に座っている)」「on top of that box(箱の上)」など、箱の部分を変えれば普段から使えそうな表現ばかりである。答えとなる文章は書かれていないので子どもと一緒に考えてみよう。

 

 

Clothesline Clues to Jobs People Do

朗読動画

著者紹介

Kathryn HelingDeborah Hembrook、イラスト Andy Robert Davies

著者の二人は親友であり、共同で児童書を執筆している。

デービスはイギリスで活動しているイラストレーター。その作品は雑誌、新聞、本などに使われている。制作活動以外では大学でイラストを教えている。

 

絵本概要

仕事着、キャップ、招待状、手紙が入った大きなカバン……。これらを使う仕事はなに? 物干しざおにかかっている物をヒントに、それらを使う職業を当てよう。

 

May先生おすすめの理由

職業名を英語で学ぶのにぴったりの絵本である。初めは職業名の単語だけから言えるように練習して、慣れたら絵本の文章のように「She is a ~.」「He is a ~.」と文で言えるようにしよう。

その時に可能ならSheとHeの区別も教えてあげたい。ヒントに出てくる物の名前は少し難しいものも含まれているが、それぞれ絵があるので教えやすいはず。

 

Youtubeを聞いてもらえばお分かりかと思うが、ヒントの部分は英語のリズムがとてもよい文章となっている。

ちなみに、英語圏の絵本では性別に対する固定観念を植えつけないようにという配慮がなされていることが多い。この本でも一見男性的なイメージの大工を女性がしているのは、おそらくそのためだろう。

 

 

0〜6歳:「歌」をテーマにした英語絵本

自宅でも英語環境をつくろうと、子どもにまず英語の歌を聞かせるという保護者も多いのではないだろうか。

子どもに英語で話しかける自信があまりないという人でも、CDをかけたりするだけであれば手軽に始めることができる。

 

また、子ども達も、歌であれば勉強しているという感じがなく、楽しみながら英語を聞き、発音することができるので、歌というツールを英語学習に積極的に取り入れたいところだ。

これから紹介するような絵本を使えば、日本語を介さずとも、絵から得るイメージによって歌を理解することができるのでおすすめだ。

 

Baa Baa Black Sheep

動画紹介

著者紹介

改作者 Megan Borgert-spaniol、イラスト Annie Wilkinson

ボガード・スパニオルは作家。ウィルキンソンはイラストレーターであり、特にiPadを使った絵の制作を好む。

 

絵本概要

黒い羊からとれた羊毛は3袋。1つはご主人様へ、1つはおかみさんへ、1つは小道の先に住む小さな男の子へ。

 

May先生おすすめの理由

1700年代にイギリスで誕生して以降、子ども達からずっと愛されている歌である。

日本語では羊の鳴き声を「メー」と表現するが、この歌のタイトルにあるBaaというのが羊の鳴き声を英語で言ったものである。

歌うときはそうでもないのだが、鳴き声の真似をするときは、のどを振動させるような感じで発音すると、羊の鳴き声らしくなる。

 

歌詞の内容に関して言うと、羊の毛を刈るということがそもそもピンとこない子もいるかもしれないので、機会があれば映像なりで羊の毛刈りの様子を見せてあげると、歌詞の内容が分かりやすくなるかもしれない。

ちなみに英語圏の子ども達はよくこの歌の羊の色を変えて、替え歌を歌って遊んでいた。

 

 

This Little Piggy

動画紹介

著者紹介

著者 Charles Reasoner、イラスト Marina Le Ray

著者のリーズナーは何冊もの児童書を生み出している作家であり、ワシントン在住。イラストのル・レイはフランス人イラストレーターである。

 

絵本概要

登場人物は5匹の小ブタだ。この小ブタは市場へ行った。この小ブタは家にいた。この小ブタはローストビーフを食べた。でもこの小ブタは何も持っていない。では最後の小ブタは?

 

May先生おすすめの理由

この歌はもちろん普通に歌ってもいいのだが、youtube動画を見ていただければお分かりのように、大人が子ども足の指を使いながら歌うことが多い歌である。足の指それぞれを、子豚に見立てているのだ。

子ども達は歌の最後にくすぐられるのを喜んで、何回でも繰り返し歌ってもらいたがる。

英語という面で言えば、歌って聞かせるだけでなく、子どもにも歌ってもらいたいので、例えば時々役割を交代して大人がされる側に回ったり、可能なら子ども同士でこの歌を歌って遊ばせたりするといいだろう。

 

 

Hickory, Dickory, Dock

動画紹介

著者紹介

著者 Charles Reasoner、イラスト Marina Le Ray

著者のリーズナーは、ワシントン在住の作家であり、何冊もの児童書を生み出している。イラストのル・レイはフランス人イラストレーター。

 

絵本概要

ネズミが柱時計を駆け上っていった。と、時計が1時を打つ。時計に登っていたネズミは……?

 

May先生おすすめの理由

1700年代から子ども達に親しまれている歌である。歌の題名の意味にはさまざまな説があるようだが、特に日本語に訳して何か意味をなすというものではなく、韻を踏んだ音の楽しさを味わった方がよさそうである。

歌詞の内容は、CDによっては1時だけで終わるものや、さまざまな動物がでてくるものなどがある。1時、2時、3時と順番に歌っていけば、数を数える良い練習となるだろう。

手遊びとしては、肘から手を柱時計に見立てて立て、反対の手をネズミにして時計を登ったり下りたりすることもある。

 

 

Old Macdonald had a Farm

動画紹介

著者紹介

発行者 Pat-a Cake、イラスト Richard Merritt

イラストレーターのメリットは12年以上にわたって、児童書のみならず雑誌や広告の仕事などを行っている。

 

絵本概要

マクドナルドおじいさんの牧場には牛がいた。ここでもmoo moo、あそこでもmoo moo。牧場にはその他にも動物がたくさん。さて、それぞれの動物はなんと鳴く?

 

May先生おすすめの理由

非常に有名な歌だが、歌に出てくる動物は絵本やCDによってさまざまである。また、動物が単数の場合と複数の場合があるので、歌うときには確認するようにしたい。

動物の鳴き声は、日本語と英語ではかなり違うものだ。大人になってから英語を学習すると、鳴き声というのは意外と学ぶ機会がないものなので、子どものうちにぜひ教えてあげたい。

違うバージョンのCDをかけて、できるだけ多くの動物を網羅するようにしてもいいし、動物の英語の鳴き声をウェブサイトで調べて替え歌をつくるのもいいだろう。

 

 

Row, Row, Row Your Boat

動画紹介

著者紹介

発行者 Pat-a Cake、イラスト Richard Merritt

イラストレーターのメリットは12年以上にわたって、児童書のみならず雑誌や広告の仕事などを行っている。

 

絵本概要

ボートを漕いで、小川を穏やかに下っていく。楽しく、陽気に。人生はただの夢……

 

May先生おすすめの理由

ボートを漕いでいるシーンを描いた、楽しい歌である。もちろん普通に歌うこともあるのだが、体を動かしながら歌われることも多い。

例えば2人が向かい合って、お互いの足の裏をつけて床に座る。そして相手と両手を繋ぎ、ボートを漕ぐようなかんじで歌に合わせてお互いを押したり引いたりするのである。短い歌詞の中に『r』の音がとても多いので、発音するのに少し苦労するかもしれない。

しかし、子ども達は日本語にない音を聞く力がとても高いので、楽しく歌いながら身につけていくだろう。

 

 

You Are My Sunshine

動画紹介

著者紹介

著者 Caroline Jayne Church

イラストレーター。児童書のみならず、広告やキャラクターデザインなどにも携わっている。

 

絵本概要

『あなたは私の太陽の光。私の唯一の太陽の光。曇り空の日でも私を幸せにしてくれる。どれだけ私があなたを愛しているのか、知らないでしょう? どうか私の太陽の光を取らないで』

 

May先生おすすめの理由

この歌は1939年に初めてレコーディングされたカントリーソングである。子ども向けに作られた曲というわけではないが、愛情に溢れた歌詞が子どもと歌うのにぴったりである。

抽象的な歌詞なので、子どもにとっては意味を把握するのが難しいかもしれないが、この絵本を見れば、優しいイラストから雰囲気は掴めるのではないだろうか。

それほど難解な単語もなく、テンポもゆったりとしているので、歌いやすい歌である。

 

 

Itsy Bitsy Spider

動画紹介

著者紹介

改作者 Steven Anderson、イラスト Tim Palin

改作者のアンダーソンは、これまでにさまざまな音楽的取り組みを通じて2百万枚以上のCDを売り上げている作曲家兼ピアニストである。イラストのパリンはデザイン業界で働いた後、出版の世界に入る。児童書から大人の本まで手掛ける。

 

絵本概要

タイトルは『ちっちゃなクモ』といった意味である。ちっちゃなクモが雨どいを登っていくが、雨が降ってきてクモを洗い流してしまう。再び太陽が出て、あたりが乾くと、クモはまた雨どいを登っていく。

 

May先生おすすめの理由

この歌は手遊びをしながら歌われることが多いので、その手遊びの一部を紹介しよう。

両手の親指と人差し指を伸ばし、残りの指はグーの要領で曲げる。そして右手の親指と左手の人差し指、右手の人差し指と左手の親指をつけて、縦長のダイヤモンド形をつくる。下になった指2本を離し、手をくるっとひねって上で再びくっつける。これが、クモが雨どいを登っていく時の動きである。

小さな子どもにはちょっと難しい動きだが、指を動かすと脳が活性化するとも言われているので、ぜひ一緒に歌いながら遊んでみたい。

 

 

I’ve Been Working on the Railroad

動画紹介

著者紹介

著者 Steven Anderson、イラスト Maxine Lee

改作者のアンダーソンは作曲家兼ピアニストであり、これまでにさまざまな音楽的取り組みを通じて2百万枚以上のCDを売り上げている。イラストのリーはイギリス在住の児童書イラストレーター。

 

絵本概要

主人公は1日中、鉄道で働いている。働いて、ただ時間を過ごす。朝早くから起きて、聞こえるのは汽笛の音。さあ、汽笛を鳴らせ!

 

May先生おすすめの理由

この歌は、日本では『線路はつづくよどこまでも』として知られている歌なので、メロディーはお馴染みなのではないだろうか。

ただ、英語の歌詞の意味は日本語のものとは異なるので注意が必要だ。絵本の絵を見てもらえば、英語の歌詞のイメージが掴めると思う。歌詞は少し長めで語数も多いが、繰り返しの部分もあるので、ぜひ子ども達と一緒に練習して歌えるようになりたい。

英語初心者の子ども達にとっては、多くの英語を聞いたり、自分が普段言う以上の英語を話そうとしたりするのは難しいものだが、長めの歌を聞いたり歌ったりするのは楽しみながらできるのでおすすめだ。

 

 

この記事の著者:May先生

みなさん、こんにちは。Mayです。 これまでに、留学したり、独学で勉強して英検1級を取得したり、幼児英語教育に3年間携わったりしてきました。 英語はなかなか短期間で身につくものではありません。 でも自分に合った学習方法を見つけてどんどん上達していく人を、たくさん見てきました。 みなさんが英語をより楽しく身につけられるように、私の経験や知識をお伝えできればと思っています。

May先生の子ども英語シリーズ

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