近頃は、スマートフォンがママたちにとって、とても子育ての助けになっていると感じます。
これだけ身近にスマートフォンという便利なものがあって、ママもよく触っているしなにより大好きなアニメやおもちゃの動画が簡単に観られる環境です。
ですから、電車やレストランで子供が騒ぎだしそうなとき、Youtubeを見せてしまうのは仕方ないと思います。
でも、なぜかすごく後ろめたい気持ちになってしまいますよね。携帯に子供の守をさせるなんてと、後ろ指をさされそうです。
では、ここで子供にとって為になる、あるいはママと一緒に楽しめるものに変えてみたらどうでしょう?
今回は子供が英語に興味を持つきっかけになりそうなアプリから、英語を少しやっているお子さんに外でも英語に触れられるアプリを紹介します。
3~8歳3人の子供のママでもある私が、実際使ってみてよかったものを最後にランキングもつけてますので、お見逃しなく!
留学経験と児童英会話教室での講師経験を活かして、子供が英語を楽しく学べる環境作りや、接し方など紹介させて頂きます。
現在3人の子供の子育て中です。
目次
アプリを英語教育に使うメリットとポイント

紙の教材 VS アニメ VS アプリ
私は実際、色々なもので子供に英語を触れさせています。
本屋さんで買ってくる学研や公文の英語の問題集(はじめてのアルファベットのような簡単なものですよ!)を与えてみたり、英語でアニメを見せてみたり、歌を歌ったり。
どれも、それぞれにメリットがありますし、姉弟個々のマッチングもあります。
紙の教材
紙のテキスト系は、3歳の息子には鉛筆を持つ練習にもなるし、出来たよのシールを貼って本人は達成感を感じています。
しかし、問題文が読めるわけもないのでずっと横について見ていてあげなければなりません。
今使っているテキストは付属のCDを聴いてやる問題が多く、”red”と聴こえたら、風船を赤で塗るような感じですがCDをセットして色鉛筆を出してやり方を説明して・・・となかなか面倒です。
アニメ
英語でアニメはとにかく生の英語を好きなキャラクターを通して聴けるのがメリットです。テレビは家での学習には手軽に楽しめますし、ママのリスニングの練習にもなります。
ただ、その子のタイプによってはすぐに飽きてしまうのが弱点です。
我が家も、二番目の息子はじっとテレビを観るのが好きな子ですが、三番目はあまり何もしないでじっとしてるのは苦手で短時間で空きてしまいます。
アプリ
その点、英語アプリはどこでも手軽に携帯一つで始めることが出来ます。あれこれ出す必要もありませんし、お金もかかりません。
じっとしていられない息子も、ゲーム感覚で遊びながら出来る英語アプリは積極的に触っています。
英語アプリの使い方
ここで、英語アプリを紹介する前に使い方のポイントです。
ぜひ、使い始めはママも積極的にお子さんと使ってみて下さい。子供がどんなものを使うのか、どんな風に触るのか知っておくのは今後お子さんが「ママこれが出来たよ!」と言ってくれた時に、ママも「すごい!」と思える度合いが違ってきますよ!
そして同時に、子供がどんなものが得意でどんなものが苦手かもよくわかります。
英語アプリは、英語かるたや神経衰弱のようなゲームも多いです。カードを覚える際には、ママもぜひ一緒に覚えてみて下さい。子供向けの英語は、意外と中学校ではやらなかったものが結構あるんですよ。
子供におすすめの英語無料アプリ:アクティビティー編
早速、子供向けの英語アプリを見ていきましょう。対象年齢は様々ですが、カテゴリーに分けアプリごとにお勧め年齢を書いていきます。
無料と言っても、途中から有料でしか使えないものが多いですが、無料の範囲でも十分楽しめるよう紹介していきます。
まずは子供がはまりやすい、ゲームをたくさん使って遊びながら英語に触れられるアプリを、私の口コミと評判と共に紹介します。
トド英語(TODO ENGLISH)

トド英語は、3歳〜8歳ぐらいの子供向けの英語学習アプリです。アメリカ発ですが、日本の子どもや親に合わせてローカライズしたものとなります。
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トド英語の特徴①:カリキュラムの目標が明確
学習のレベルには26ステージあり、それぞれ24日〜56日分のカリキュラムからなっており、合計約700日分の学習が可能な3,000個以上の学習コンテンツを提供します。
カリキュラムに沿って全ての学習を完了したら、アメリカの小学2年生のレベルに達成できるらしいです。具体的に言えば、アルファベット・数字の読み書き、フォニックスの習得、現在形・過去形・未来形の習得が期待されます。
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トド英語の特徴②:15日の無料体験でしっかり相性を確認できる
子どもの特性でもありますが、三日坊主が多いですね。すごくハマっているものがあっても、数日後完全に飽きてしまったことは、しばしばあるはずです。
そこで嬉しいのは、トド英語の無料体験期間は15日もあることです。2週間以上もあるので、期間中毎日触らせて、相性をしっかり確認できるだけでなく、毎日20分30分の英語ゲームをやるという習慣も作りやすいです。
コンテンツはわかりやすく四セクションに分かれています。「Daily Course(デイリーコース)」「Free Choice(自由選択)」「Videos(動画)」「Books(絵本)」。

基本はDaily Courseに沿ってやっていけば大丈夫です。Daily Courseをどんどんクリアしていけば次のステージ(レベル)に上がります。ステージ(レベル)が変わったら、他の3セクションで遊べるゲームも増えていきます。
やはり子どもたちは、ゲームとして遊んでいるので、Daily Courseが終わったら、「もっとやりたい」とリクエストして来るでしょう。
そこでFree Choiceのゲームや動画などを使わせます。基本Daily Courseの内容はこの3セクションから抽出して組み合わせたものなので、Daily Courseの予習・復習としても使えます。
1日分の学習内容のイメージはこちらです。最初のレベルでは、アルファベット、数字、イラストのマッチングを中心にした学習です。

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トド英語の特徴③:英語力が高くない親でも安心
アプリの言語が英語ですが、あくまで子ども向けなので、指示なども簡単で、親の英語力が問われません。
ちょっと難しい内容(例えばSt. Patrick’s Dayの説明)があるとしても、英語・日本語を交えて分かりやすく説明してくれますので、親にとっても勉強になることがあるはずです。
また、子どもは間違えて課金したりホームページに飛んだりすることができないように、下記のようにクイズが出たり、パスワードが求められたりして、防止機能がありますので、親としては安心してスマホを渡して大丈夫です。

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トド英語の特徴④:絵本も400冊以上収録
うちには紙の英語絵本もたくさんありますが、子どものレベル感に合うかどうか分からないのと、たまに私も知らない単語や、発音に自信のないものもあり、読み聞かせに苦労しています。
トド英語の絵本の内容は、ぞれぞれのレベルに合わせて制作されており、英語音声に合わせて、絵本の文字が黄色く点滅します。
一冊一冊はシンプルで短めなので、子供も飽きなく、続けやすいのではないでしょうか。

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有料会員の特典
一言で言えば、学習進捗管理ができるようになります。
うちはまだ適当に遊ばせているだけですが、本気でやり始めたら、毎日どれぐらいでどの辺の内容をやったのかを把握しなければなりませんよね。有料会員になると、親のLINEアカウントまで勉強時間と勉強内容を知らせてくれます。
また、アプリ上でも、何月何日に何をしたという記録や、それぞれのセクションの勉強はどこまで進んだのかを確認できます。

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トド英語の課金体系

課金体系はとてもシンプルで、6ヶ月と12ヶ月プランの二種類です。しかも2人まで利用可能。
- 6ヶ月では実質、税込6,888円(月換算して1,148円)
- 12ヶ月では実質、税込9,912円(月換算して826円)
例えば、子ども2人で1年間をかけてカリキュラムを学習完了としたら、平均月413円のコストとなり、習得できる内容を考えると、コスパはかなり良いのではないかと思います。
Lingokids(リンゴキッズ)

リンゴキッズはあのオックスフォード大学出版の内容を基にした、英語教育用の子供向けアプリです。対象年齢は3~8歳くらいです。
学習向けにかなり信用できる、内容の濃いものになります。カラフルでかわいいイラストは見ていて飽きません。
こちらのアプリは、まず3パターンの契約が可能です。
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完全無料の「限定バージョン」

1日アクティビティー(ゲーム)は3個しか出来ませんが、課金の心配は一切なく、お金をかけずに遊べるため、使い過ぎを防ぎたいママにはとても向いています。
こちらの登録方法は、先ずアプリをダウンロード→アカウント作成にメールアドレスを登録した後の画面で、「無料月間を開始する」の緑のボタンではなく、その下の「もしくは限定バージョン」をクリックします。これで設定完了です。
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1週間無料トライアル

こちらは、子供が気に入るかわからないし続くか不安と感じるママにおすすめです。
登録して1週間は、アプリの完全バージョン(すべてのアクティビティー)を使用することが出来ます。しかし、その後は解約しない限り月額料金が発生してしまいます。
課金は絶対されたくない方は、忘れないうちに退会手続きもやりましょう。
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有料バージョン

月額2500円(2019年7月現在)でアプリ内のアクティビティーをすべて使用することが出来ます。
月2500円はなんだかお高い気もしますが、習い事に比べたら断然安いです!何より時間を選ばないので、保育園や幼稚園で疲れてぐずぐずしているときを避けられます。
うちの真ん中の息子は、寝ぐずりがひどくて年少さんの時はとても習い事なんて出来なかったので、アプリで英語に触れることがお互いストレスなくできる方法でした。
Lingokidsの特徴
このアプリは、約3000語以上の単語を定期的に更新される、100種類近くのアクティビティーから学べます。登録時に子供の年齢を入れるので、その年に合ったゲームなどが使えます。
有料バージョン(1ヶ月無料トライやるも含む)なら兄弟で使用する場合でも大丈夫。最大4人までプロフィール作成が可能です。
3歳の息子は、アルファベットをなぞるアクティビティーが好きでした。
歌を動画で観るアクティビティーもありますが、こちらは一方通行なせいかあまりはまらず、聴いた単語の色のバルーンをタップして消すなどのゲームに夢中になっていました。
5歳の息子はとにかくゲームが好きです。英単語や指示語を聴きながらやっていくので、リスニングのトレーニングになっています。
ただ、ゲームに夢中になって動作にのみ気を取られてしまうのはもったいないので、ママがたまに覗いて一緒にアクティビティーをやってみて下さい。
7歳の娘には「My teacher」というアクティビティーを勧めました。ネイティブの先生が画面の向こうから話しかけてきてくれる感覚を味わえます。
生で自然な英語が聴けるので、いざという時に物怖じしない度胸が付きそうです。
楽しい英語”Fun English”

こちらのアプリは”Fun English”「楽しい英語」と分かりやすいタイトルのアプリです。中身もとてもシンプルです。無料で遊べるカテゴリーは少ないですが、たくさんのゲームがそろっています。
無料場合長く続ければ、同じもの何回もやることになるので、徹底して単語が覚えられるのでこれもありだと思います。
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2つの無料レッスン

完全に無料で使用する場合は、学習できるカテゴリーは「動物」と「色」になります。
ただ、この2つでもゲームの種類は16種類。我が家は、かなり長い間無料で遊ばせてもらっています。たかが、色と動物と思っていませんか?
実は色ほどカタカナ英語になってしまうものはありません。レッドやピンクは言い慣れてしまっているからこそ、英語の正しい発音を何度も聴き、短く単純でも正確に習得していく事をお勧めします。
あちこちやらずに、先ずは確実に進めたい親子にお勧めです。
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有料バージョン

課金は月額900円か年間払い4600円(57%オフ)が選べます。課金すればすべてのカテゴリーが使用できるようになります。
内容は無料の時も同じですが、小学校低学年向きだと思います。フォニックスを習得していれば、スペリングの練習もできるゲームが入っています。リスニング、単語スペルバランスよく学習できます。
楽しい英語”Fun English”の特徴

とても単純なゲームが多いので、小さい子にも説明したらすぐできるようになると思います。
7歳の娘に積極的にやって欲しいと思ったのは、アウトプットのアクティビティーです。お手本の音を聞いて、自分がマイクに向かってリピートします。
すると、その自分の音声を使ってゲームが始まります。(例:聴こえてきた単語のイラストをタップしよう。というゲームでは自分の声で単語が聴こえてきます。)
強制的なアウトプットにもなりますし、自分の英語・発音を客観的に聞けるとても刺激的なアクティビティーだと思います。
きいて!さわってABC

とてもシンプルな英語教育アプリです。小学生になると、少し物足りないかもしれません。内容も少ないく単純ですので、飽きるのも早いと思います。
しかし、2歳頃から5歳頃までは、毎日決まった時間にやるように声を掛けたりして日々の学習の癖をつけるには、親子ともにストレスにならないくらいの内容なので丁度いいです。
なにより、有料版などの複雑な仕組みもないので、「無料でシンプルなもの」として気軽に使えるのがメリットです。
最初からこれだけなら、物足りないという!先が見たい!という衝動に諮られないでしょう。
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アルファベットの学習

このアプリには3つの学習機能があります。まず1つ目は基本中の基本、アルファベットの学習です。
順番に並んだアルファベットをひとつづつタッチしながら、ネイティブの正しい発音でアルファベットを音と形で習得できます。
応用としては、お子さんがアルファベットを順番に言えるようになったら、ママと一緒に”What is the letter?”と聞いてランダムにアルファベットを文字で認識できるようになっているかどうかをゲーム感覚で確かめるのも良いと思います。
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仲間わけ”Find the pair”

2つ目のアクティビティーは、単語カードの仲間同士ペアを作っていきます。
絵で認識して、そのカードをタップするとネイティブスピーカーが単語を発音してくれるようになっています。たくさんの単語を聴くチャンスです。
そして、マッチングしながら聴いていることで、ランダムに単語を覚えていくより頭でコネクトしながら覚えているので習得率も上がります。
親子で順番にやって、競争しながらやるのがお勧めです。レベルを3段階で選べますが、意外と頭の固い大人の方がペアを探すのに苦労しますよ。
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リスニング”Guess the answer”

仲間わけである程度単語が覚えられたら、次は単語を聴いて、そのカードをタッチして選ぶリスニングのアクティビティーです。
一気に26種類の単語カードの中から聴こえてきた単語カードを見つけなければならないので、集中力が必要です。ママと競争するのも子供は喜びますよ。
きいて!さわって!ABCの特徴

とにかくシンプルなのが良くも悪くもこのアプリの特徴と言えます。英語・アルファベットに初めて触れるお子さんにお勧めです。
経験からいうと、英語はアルファベットに食いついて好きになる子が多いです。私の生徒の中にも、2歳でアルファベットブロックをA~Zまで順に並べられる子がいます。
ですから、アルファベットは小さい頃から始めて、正しい読み方を学んでいくのがいいと思います。
更に、これと並行してフォニックスのアプリを活用すると、「アルファベットの名前A=エー」と「アルファベットの音A=ェア」が覚えられてよりいいです。
ワオっちイングリッシュスクール

ワオっちは、知育の専門アプリで幼児から小学校高学年まで、英会話だけでなく日本語の知育ゲームから英検対策まで、幅広いアプリを展開しています。
その中で今回紹介するのは「ワオっちイングリッシュスクール」です。毎月更新されるゲームや絵本から4つが無料で遊べます。毎月内容が変わるので、子供も飽きず親もどんどん学んでいけます。
ただ、このアプリは少し難易度が高いように感じます。
対象は3歳から10歳くらいとなっていますが、英語を読んでレコーディングするなどのアクティビティーがあるため、小さい子が1人では出来ないものもあります。
ママも中学英語まではしかっりマスターして、英語が読めるのが前提です。
しかし、身に付けたい英語の力がはっきりしていて、それに合ったアクティビティーが展開されているのでレベルの高い英語学習ができるアプリでもあります。
アプリを通して「挨拶・会話」「文法・常識」「ゲーム」「絵本」から英語に必要な5つの力「姿勢Attitude・語彙Vocabulary・文法Grammar・話す力Speaking・聞く力Listening」を楽しく学べるようになっています。
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あいさつ”Greeting”

パパワオっちとワオっちのやり取りです。
例えば、”I have that book.”とパパワオっちが言った後に、画面にワオっちのセリフで”I have that book too.”と表示されます。それを読んで、マイクに向かってレコーディングし採点されるというものです。
短くてシンプルなセリフですが、英語が全く初心者であれば、小学生以上じゃないとママが読んだフレーズをリピートするのは難しいと思います。
こちらは、英語歴7年の小学生の娘には良いトレーニングになっています。採点されることで100点になるまで何度も挑戦したくなるようで、いつの間にか決まったフレーズを何度も練習していることになります。
ママが発音に自信がなくても大丈夫!
一度録音してしまえば、きちんとネイティブがそのフレーズを読み上げてくれるので、何度も聞いて練習できるようになっています。しかし、これに限ってはやはり小学生向けと言えます。
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絵本”Picture Book”

2つ目のアクティビティーは絵本です。ワオっちオリジナルのストーリーが、役立つ英語表現を使って読まれていきます。ページ数は数枚と決して長い話ではありません。小さなお子様でも楽しめます。
画面左上の「おうちのかたへ」をクリックすると、この絵本の内容や習得目標の表現、利用のコツなどが表示されとても便利です。
なんとなく見せるだけよりママが学習の目的を知っているだけで、子供の英語学習に有効な結果がもたらせます。
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英語で表現しよう”Writing”
3つ目は簡単なアルファベットのライティングです。鉛筆を持つのが楽しくなる3歳頃から、文字を練習中の5、6歳頃までの子が夢中になるアクティビティーです。
見本をよく見て、アルファベットをなぞります。快感のトレーシングですよ。
書き終わった後はネイティブが正しい発音でアルファベットを読んでくれます。また、関連する英単語も出てくるのでとてもいいです。
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えいごdeかるた

4つ目はゲームです。単純なかるたゲームですが、単語は少し難しいものもあります。
ただ、子供が興味を惹くカテゴリーが多いですし、始める前に「おぼえる」という機能があるので、先ず覚えてからゲームに挑戦してください。

お子さんに、「どちらがたくさん覚えられるかな?」と声を掛けるだけで俄然やる気を出してくれます。
ワオッチイングリッシュスクールの特徴

こちらは、ゲームが有料で増やせるようにはなっていますが、毎月更新されますし十分楽しめると思います。
親向けに、英語学習の目的やそのカテゴリーごとの目標、文法や表現のニュアンスなどもマイページ説明があるので、ママが英語が苦手でも、自信をもってアプリをやらせてあげられるモチベーションにもなります。
このアプリは、常にワオっちとパパママのやり取りが展開されます。
ですから、英語も日本語を覚えた時と同じように、言語に興味を持ち、楽しくママとパパを通して習得して欲しいという想いが込められたアプリになります。
こちらを使う時は、ぜひママパパも積極的にお子さんと英語に触れて下さい。
子供におすすめの無料アプリ:英会話編
次に紹介するのは、ゲームをして英語に触れるのではなく、実際会話をして自然な英語を身に付けるアプリをご紹介します。
こちらはやはり英会話ですので、対象年齢は5歳以上くらいになるではないかな?と思います。
1つ目のものは、5歳以下の子でも、Youtubeでアニメを見せる感覚で、電車の中やレストランで少しぐずった時の切り替えに使用できると思います。
Voice Tube
完全無料のショートビデオコンテンツです。
もともと、私が自分用に使用していたアプリですが、小学生の子供も覗くようになったので、宿題が終わってご飯が出来るまでの、ほんの少しの合間などに使わせています。

このアプリは無料会員登録が必要です。Facebookのアカウントでログインも可能です。40,000本の動画をエンタメ、雑学、TOEIC、社会などのカテゴリーからいくつでも好きな動画が数十秒お試しで観られます。
そこから気に入れば(続きが気になれば)一日3本までなら、チケットを使って無料で最後まで観ることが出来ます。そして一度チケットを使ってみた動画は、その後も好きな時にフルで観られます。
リスニングの勉強に最適です。子供には、先ずアニメから選ばせています。ディズニーを中心にたくさんのアニメをショート版で観られます。

ショート版というのは、例えばディズニーアニメーションの「プリンセスのおもしろい集」では、ディズニープリンセスのおもしろいシーンを集めたものが英語で収録されています。

子供が自分で選ぶということに、やる気をアップさせる秘訣がある気がします。
親子de英会話
子供向け英語アプリの中でも、常に人気で、口コミでも評判の高いアプリです。
この内容から考えると、親子で英会話を学びたいと感じる利用者が多いのだと感じます。親子で英会話を楽しみたい、または子供と一緒に英語に触れたいと思う人にお勧めのアプリです。
親子が実際使う英会話を、20種類のシーンに分けて英会話を進めていけます。無料では3カテゴリ37フレーズ。
有料では、17カテゴリ434フレーズ。(¥480)親子で、自分たちに合ったペースで無料有料が決めやすいと思います。
使い方は、先ずカテゴリーを決めます。

ここでは「朝起きた時」を紹介します。そこから更に10種類(カテゴリーにより数も変わります)のフレーズから一つ選びます。
「おはよう”Good morning”」のフレーズを選ぶと、そのフレーズを使ったママと子供の簡単なやり取りがスクリプトと共に聴こえてきます。日本語訳もついているので、英語が苦手なママも安心。
それを子供と交互にシャドーイングをしていきます。一番下には、文法や表現ニュアンスについての一口メモもあります。
便利なアラーム機能付き!

例えば、朝起きる時間にカテゴリー「おはよう」をセットしておくと、アラームでお知らせして、その場面で忘れず学ぶことが出来ます。
オウム返しが得意な子供は、毎日聞くことであっという間にいくつものフレーズを習得していきます。
子供におすすめの無料アプリ:ネイティブ編
Khan Academy Kids

世界中に無料で高品質な教育コンテンツを提供している非営利団体Khan Academyが開発したキッズ(2歳〜8歳)向けの学習アプリです。
前述のいくつかのアプリとの主な違いは:
- 全てのコンテンツは完全に無料
- ESL(第二言語として英語学習)の子ども向けではなく、ネイティブを含め世界中の子どもが利用対象
というところです。
そのため、2〜8歳が対象とはいえ、英語が母国語ではない日本の子どもたちは、英語のレベルによってもっと上の年齢でも使えます。
コンテンツはライブラリーに収録されています。絵本・動画・お絵描き・知育ゲームなどの形式を通じて、
- 「Letters(アルファベットとフォニックス)」
- 「Reading(リーディング・読解)」
- 「Math(算数)」
- 「Logic+(ロジック、記憶、情緒管理、健康的な習慣等)」
という4つのカテゴリの学習を行います。
「Reading」「Math」「Logic+」のレベルは、それぞれプリスクール(2歳、3歳、4歳)、幼稚園(5歳)、1年生(6歳)、2年生(7歳)と分かれていますので、子どものそれぞれの技能の習得度に合わせて設定できます。
例えば、算数は1年生コース、リーディングが3歳児コース、というふうに、より子どものニーズに合った使い方もあります。

ざっくり見たところ、コンテンツの数(2022年4月時点)は数千あります。
- オリジナル絵本:300冊以上
- 動画(3レベル分け):計320本以上
- お絵描き・塗り絵:100以上
- オフラインで使えるコンテンツ:60以上
- Letters:約400個
- Reading(6レベル分け):それぞれのレベルに約300個のアクティビティ
- Math(6レベル分け):それぞれのレベルに約200個のアクティビティ
- Logic+(6レベル分け):それぞれのレベルに約100個のアクティビティ
Super Simple SongsやNational Geographic等と連携しているので、コンテンツの数だけでなく、高いクオリティも確保されています。
それぞれのコンテンツの右上にチェックマークがあり、該当コンテンツの習得度を示しています。
- 緑:習得済
- オレンジ:習得中
- 赤:まだまだ練習が必要

このアプリはオールイングリッシュなので、全ての指示や解説を聞き取れない子どもたちにとっては、所々親のサポートが必要です。
一方、ゲーム感覚が強いので、言葉が完全に理解できていなくても、なんとなくやり方が分かったりして、時間制限しないと子どもがついつい1時間やってしまいます。
英語苦手な親にとって、数千のコンテンツもあるライブラリーで戸惑うことがあるかもしれませんが、基本メイン画面の再生ボタンをクリックすれば、子どものレベルに合わせてランダムにアクティビティが出てて、そのまま学習を進めば良いです。
いままで出会った様々な教育アプリの中、最強と言っても過言ではありません。ぜひ試してみてください。
BOB先生のおすすめアプリランキング!
1位:Khan Academy Kids

- 英語で英語・算数等を学ぶ、コンテンツの質と量、完全無料・広告なし、というところがポイントです。
2位:楽しい英語

- 子供がシンプルに、少ないカテゴリーに絞って集中的に習得できるところがポイントです。
3位:Voice Tube

- 量を聞くことで耳が育つと思っている私は、自然な速さの英語に慣れて欲しいのでこちらを子供たちに見せています。
まとめ

日に日にどんどんスマートフォンが手放せなくなってきている時代に、子供たちの世界が広がるような使い方をしたいと思っています。
英語は楽しくが大切だと思っているので、お子さんが楽しめるものを、まずは無料でたくさん試せる英語アプリは、とても便利だと感じます。
ただ、アプリがお子さんに対して一方通行にならないように、アプリをやらすことでママとの時間が減らないように、ママパパも一緒にやるのがなにより早く英語が身につく方法。親子学習ではないかと思います。


