英語の発音が人生を変えた!海外勤務の私が使ったおすすめ教材

皆さんが英語を勉強している時に特に力を入れていることは何ですか?正しい文法、語彙、リスニング……それも大切ですが、留学経験なしでアメリカでいきなり働くことになった私が重要だと感じたのは、「発音」でした。

学校で習う英語でもなかなか重要視されることが少ない「発音」――そもそも先生が日本人、なんてこともありますよね。そんな中でどうやって発音を自分で良くするかについてまとめました。

 

この記事の著者: 三位

高校までは取り立てて特別な英語教育は受けたことがありませんでしたが、大学在学中に留学生のバイト支援を始めて英語を使う機会が増えました。留学経験なしで「まずは海外で働きたい!」との思いからアメリカの最大手クルーズ会社に就職。カリブ海から地中海、を毎日周遊する日々の中で様々な国籍のゲストに英語で対応。今では翻訳やフリーのライターを送りながら気ままな日々を送っています。

発音練習の大切さ

なぜ発音がそんなに大事だと思われるのか。一言で言うと、発音が良くなければ相手に英語を理解してもらえません。下手すれば、語彙を豊富にしても、どれだけ文法が正しくても「英語ができない」と見なされてしまってもおかしくありません。

英語話者の8割は非ネイティブの英語話者ですが、よく聞くと日本人の気にする「文法」や英語の用法が大きく間違っていることも多々あります。それでも恐れずに聞き取れる発音で話せば、それは「通じる英語」なのです。

 

また、日本語はそのルーツから言語として英語とは大きくかけ離れています。英語にはカタカナで表せない発音が多く存在するのです。

無理やり日本語の発音にした英語を話していると、聞く方は発音が悪いとは言いづらいので相手に困った思いをさせてしまうこともあります。ですから、発音練習は自分のためでもあり、相手のためでもあると言えます。

 

事例①失敗例

私は国内では日本人の発音に慣れた英語教師や、日本人、アジア系の留学生と英語で話して意味が通じるので英語がある程度話せるものだと思っていました。しかし海外に行くと、会話中に何度も英単語を聞き返されたりため息をつかれたり。同僚とは発音以外では語彙・文法・リスニング共に同レベル。

ライティングは在学中にしっかりと学んだため同僚以上に評価されていました。それでも発音が全てを台無しにしていたのです。

 

語源的に、ネイティブの英語話者はアジア系言語話者よりヨーロッパ言語話者の英語の方が聞き取りやすいのです。そんな中でも、非常に強いイタリア訛りの男の子が働いていました。彼ははっきりとした性格で堂々と話すのですが、お客さんの一人は彼の英語が理解できずに、「イタリア語じゃなくて英語をしゃべってくれ」と言われる始末でした。

それを見て、きっと私と話した人もそう言いたかったんだろうと気づきました。「日本語じゃなくて英語をしゃべってくれ!」と。それから私は日本から発音の本を取り寄せ、現地で発音の勉強を始めたのです。

 

事例②成功例

発音矯正を始めてから、初めて英語で会話する人の反応が大きく変わりました。まず、職場でも自信を持って話が出来るようになりました。何度も聞き返されるのは正直気分が落ち込むので、それが少なくなったのには楽になりました。

発音が良ければ、よっぽど文法に間違いがない限り意味が通じます。意味が通じる前提を持てば、ジョークも積極的に飛ばせるようになりました。

 

仕事が終わり休暇でメキシコに行ったのですが、友人のメキシコ人には、「英語、どうしたんだ?」と驚かれました。LAから二時間のアメリカ人も多い地域で働く彼は、英語教師でもあり、英語ももちろん流ちょうです。以前日本に留学した時に出会った時の事に思った事をカミングアウトしてくれました。

「正直、大学生の頃初めて会った時はアクセントが中国人みたいで何言ってるか意味が分からなかった」、と。ひどい言われようですが、発音が良くなければずっとこう思われていたと思うと、発音を改善して良かったと心から思いました。

 

発音練習の大切さまとめ

さて、ここまで発音練習の大切さについて話してきましたが、少しは発音の重要性についてわかってもらえたでしょうか?

私も、日本を出るまでは発音矯正の大切さに気が付くことができませんでした。日本は島国ということもあって、色々な面で他国とは変わっています。教育や文化も独特なので、「ガラパゴス化(独自の発展を遂げていること)」しているなんて言われますよね。これは英語教育も例外ではなく、海外で通じる英語を話すためにはもっと実用的な英語の練習が必要なのです。

「発音練習」が教育で注目されるには時間がかかるかもしれません。でも、その分自宅で簡単に勉強を始められて、人によっては1か月で効果が出てきます。そんな即効性のある発音練習をここで紹介していきたいと思います。

 

どのようにして発音を良くするか

教材の紹介

超低速メソッド英語発音トレーニング (CDブック)

実は私は英語教材にはほとんどお金を使ったことがありません。その中で唯一自分で購入し、今も使っている教材がこの「超低速メソッド英語発音トレーニング」です。英会話学校や教室に通わなくても、発音矯正は独学でできるのです。

この本では一冊で英語の発音をするための口の運動から始まり、日本人の苦手な発音を一つずつ取り上げ、ネイティブが読む超低速英語をシャドーウィングすることによって英語の発音をマスターすることができます。

 

おすすめの理由

まずこの教材を選んだ理由が以下になります。

  • 自分の発音を根本から矯正し、理解してもらえる英語を身に着ける
  • ネイティブが話す英語の「癖」や「省略形」をスロースピードで聞き、リスニング力を強化する

特にこの教材の優れた部分は、対面では教えてもらえないスロースピードの英語を付属のCDで何度も繰り返して聞けるところでした。また、発音記号の説明もとてもわかりやすく実用的です。

最初は口の運動を10分ほどした後、アルファベットの発音から、数字の発音、そしてネイティブ独特の癖や省略された英語(例 ING/GHなど)から日本人の苦手な英語の発音(例 R/L, THなど)を自分のペースで満足するまで練習することができるので自学に向いています。

 

口の運動を含めて理論を説明(簡単に出来る練習法も記述)

発音練習をするときは口の運動をします。英語話者をよく見ると口の動きが私たち日本人よりも大きいことがありますよね。それは日本語とは違う英語の発音をするのに、口の運動や動かす筋肉も違うからなのです。

 

ここではトレーニングブックの一部分だけを抜き出していきます。

  1. 口をおおげさに動かして、イー・アー・ウーと20回繰り返します。
  2. 口をすぼめて突き出した状態から、思いっきり横にイーをしてWee、weeと20回繰り返します。
  3. 口を大きく拡げたまま、舌を思いっきり伸ばして舌先で唇の上・下・左・右にまわしつけていきます。下で十字架をきるイメージで20回繰り返します。

舌がほぐれてきた気がしませんか?まだ少し運動は続くのですが、ここでは発音の練習を一つしていきます。

 

【ar】

日本人が苦手とされるRの音です。アー、でも通じることはありますが、やはり単語に忠実に発音できるのは一番です。コツは、口を縦に開けてA(アー)を発音した後、Rを発音するために大きく開けた口を緩めて小さくします。小さくすると同時に舌先を少し上げます。

最初はRを少しラッパ口にするとわかりやすいかもしれませんね。ゆっくりとARと発音します。教材ではこの後、ARの発音に沿った例文をしっかり練習することができます。さらに詳しい説明と分かりやすい図解もついているので一人でも効率的に学習することができます。

 

実際に使ってみて

実際に発音の練習をすると、実はリスニングにも効果的だということが分かりました。自分が英語のスペル通りの正しい発音をすることによって、ほかの人の話す英語も瞬時に頭の中で分解し理解することができるとができるようになったのです。

 

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。実は英語学習にとって発音がどれだけ大事かということが少しでもわかっていただけたかと思います。

私は今では、街中で友人と英語で話していると、日本人の方に英語の発音がネイティブすぎて日本人だと思わなかった!と驚かれることが良くあります。でも実はそれだけ、日本人が発音学習の重要性を見落としているということなんです。

この記事を読んだ方には、ぜひとも発音を練習しさらなる英語の上達に役立ててほしいと思います。

 

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