〃感じる文法〃 ハイフンの使い方

にゃんこ先生
〃感じる文法〃第14弾!今回はハイフンについて学ぼう。
にゃんこ先生
ハイフンの使い方は、実は奥深い。ただの横棒だと侮ってはならないのだ。ハイフンを使う一つのポイントは、読者を混乱させないわかりやすい文章を書くことにある。

 

にゃんこ先生
文法は暗記するものじゃない、一回理解したら感じるもの。つまり、意識しないで使える・わかるようにするもの。
にゃんこ先生
〃感じる文法〃では、できる限り文法的な説明は少なくする。具体例や例文で、英語の仕組みを感じる・使えるようにすることを目的とする。
にゃんこ先生
文法がわかったら、あとはたくさん読んで、聞いて、書いて、喋って、使える英語を身につけよう

そもそもハイフンとは?

ハイフン( −)は句読点のひとつで、単語や単語の一部分を接続する役割を果たす。形容される単語の前に使われる複合修飾語には、ハイフンを入れよう。使いたい複合語にハイフンが含まれるかどうかわからない時は、辞書で調べよう。

 

にゃんこ先生
ハイフンを使って単語を繋げるのは簡単だ。ただし、どの単語を繋げたらいいか見極めるのはそう単純ではない。
にゃんこ先生
まず、複合修飾語から見てみよう。

 

複合修飾語とハイフン

名詞の前に2単語から成る形容詞(複合修飾語)がつく場合

2つの単語が1つの形容詞として機能すると、複合修飾語と呼ばれる。ハイフンで単語を繋げれば、2つの単語が一緒になって1つの役割をしているということが読者に明白になる。

✖: It’s recommended you don’t take down any load bearing walls when renovating.

この書き方では、文章の区切りが曖昧なため、「壁を持ち上げている(bearing walls)重み(load)」を取り除くべきではないと書かれているかのように見えてしまう。こういった間違いを防ぐため、loadとbearingの間にハイフンを入れれば、「重みを支えている(load-bearing)壁(walls)」のことを話しているということが明らかになる。

 

〇: It’s recommended you don’t take down any load-bearing walls when renovating.

〇:This rock-hard cake is absolutely impossible to eat.

〇:We’re looking for a dog-friendly hotel.

一般的に、説明される名詞の前の「2語」が形容詞として使われる場合のみ、ハイフンが必要になる。

 

また、名詞が先に来るようであれば、ハイフンを含む必要はない。

〇:This wall is load bearing.

〇:It’s impossible to eat this cake because it is rock hard.

〇:Is this hotel dog friendly?

 

修飾語が副詞と形容詞で構成されている場合は、ハイフンは必要ない。

✖:Do you expect me to believe this clearly-impossible story?

〇:Do you expect me to believe this clearly impossible story?

にゃんこ先生
なぜなら、この副詞(clearly)は形容詞(impossible)を修飾していることが明らかだから、勘違いを生まない。

 

分詞とハイフン

現在分詞や過去分詞を含む複合修飾語も、上記のルールに従う。

ハイフンと名詞、形容詞もしくは副詞+現在分詞

名詞もしくは形容詞と現在分詞(‑ing)を繋げて他の単語の意味を描写する場合、そのまとまりを明確にするため、ハイフンを使おう。

✖:There are some beautiful looking flowers in the garden.

beautifulとlookingの間にハイフンがないと、読者を混乱させてしまいかねない。「もしかしたらlooking flowerという名前の新種のゆりでもできたのかも…」と思ってしまう読者もいるかもしれない。

〇:There are some beautiful-looking flowers in the garden.

〇:Fast-acting medication can be useful when one has a headache.

 

説明されている名詞の後に複合修飾語が来る場合、ハイフンは使わないようにしよう。

〇:This medication is fast acting.

 

副詞と分詞を繋げる際にはハイフンを使わないようにしよう。

✖:The room was like a heavily-decorated chocolate box.

〇:The room was like a heavily decorated chocolate box.

 

名詞と過去分詞を使った複合表現でのハイフン

過去分詞を含んだ複合修飾語も、同じルールに従う。複合語が名詞の前に来る際に、ハイフンを使おう。

〇:The municipal government is funding a community-based education system.

〇:Wind-powered generators can be excellent sources of electricity.

〇:Many veterinarians find meat-fed cats to be quite healthy.

〇:A well-known local singer will perform tonight.

 

説明される名詞の後に複合形容詞が来る場合はハイフンを使わないようにしよう。

〇:The singer performing tonight is well known.

 

ハイフンの入った複合名詞

複合名詞には、単語の間にハイフンが入っていることが多い。以下は、頻繁に使われるハイフン付きの複合名詞の例。

Mother-in-law

Master-at-arms

Editor-in-chief

Ten-year-old

Factory-made

Twelve-pack

 

ハイフンなしの、くっついた複合名詞

もともと2語を繋げるためにハイフンが使われていた単語が、だんだんハイフンが省略されて最終的に1語だけになってしまうというのはよくある話だ。以下の単語が例として挙げられる。

Teenager

Email

Notebook

Superman

Waistcoat

Bookstore

Fireman

 

スペースと複合名詞

もちろん、ハイフンなしでも、2つの名詞が1つの概念を表すために一緒に使われる場合がある。ハイフンがなく、2語の間にスペースが取られる。

Living room

Real estate

Dinner table

Coffee mug

 

にゃんこ先生
複合名詞にハイフンが使われるか、スペースが取られるか、それとも完全にくっついてしまうかは、辞書に頼るのが一番。

 

ハイフンと数字

21(twenty-one)から99(ninety-nine)までの数字を綴るとき(アルファベットで書くとき)にはハイフンを間に付けよう。

Fifty-six bottles of pop on the wall, fifty-six bottles of pop…

No, I won’t party “like it’s nineteen ninety-nine.

I’ve got a hundred and twenty-two of these gizmos to sell.

 

数字を含む複合形容詞でのハイフン

複合形容詞の最初の部分で数字が使われるとき、次に続く名詞に繋げるためにハイフンを使おう。こうすれば、2つの単語が1つになり、他の名詞を描写しているんだということが読者によくわかる。数字がアラビア数字で表されていても、綴られていても、このルールが適用される。

The president of the company gave a 10-minute speech to the Board of Directors.

He is knowledgeable in thirteenth-century politics.

The boy threw a rock at the second-story window.

 

しかし、複合形容詞の2語めに数字が使われる場合にはハイフンは必要ない。

He is a victim of Type 2 diabetes.

This elevator doesn’t go down to Basement 3.

 

分数が含まれる複合形容詞でのハイフン

分数(1/2を示すhalfや、1/4を示すquarterなど)を複合形容詞の一部として使う場合は、どの分数がどの名詞についての説明しているのか明確にするため、ハイフンをつけるべきだ。

I half-wanted to commit a felony.

A quarter-million dollars is still a large amount of money.

You’ll need one-third of a pound of flour and one egg.

That’s a half-baked idea if I ever heard one!

 

Ex-, Self-, All-などの接頭語でのハイフン

Ex-(「以前の」という意味)という接頭語にはハイフンを使おう。

Don’t sit Adam next to Martha! She’s his ex-wife!

Though he no longer held an official position, the ex-mayor still attended all the town’s functions.

 

再帰接頭語であるself-にもハイフンを使おう。

Lying on the floor beside the plant he had knocked over and chewed on, the cat looked extremely self-satisfied.

Do you want a self-serve or a full-serve gas station?

The self serves no other.

 

にゃんこ先生
接頭語のself-と名詞のselfをごちゃ混ぜにしないようにしよう。

 

Allを接頭語として使うときにも、ハイフンを使おう。

It’s a bad leader who thinks of himself as all-powerful.

 

にゃんこ先生
接頭語っていうのはよく語源学習で出てくる単語の最初に出てくる文字ね。internationalならinterが接頭語。biologyならbioが接頭語。
にゃんこ先生
今回の話は、ex-wifeとかall-powerfulは一つの単語として考えられているけど、接頭語の後にハイフンを使うのが普通ということ。

 

HighとLowのハイフン

HighやLowを複合形容詞の一部として使う場合、名詞の前に来る際にはハイフンを使おう。HighとLowを使う複合形容詞の例としては、high-level/low-levelやhigh-impact/low-impactなどが挙げられる。

Low-flying airplanes contribute to the noise pollution in the area.

This car runs best on high-octane gasoline.

Low-income families often face more stress than their higher-income counterparts.

A high-interest savings account is one of the best ways to save money.

 

にゃんこ先生
さて、〃感じる文法〃ハイフンの使い方は如何だっただろうか?知らなかったことも多くて、頭が痛くなったんじゃないかな?けど、それは新しいことを学んでいるという証拠!!
にゃんこ先生
文法は覚えるものではない。一度理解したら、意識しないでも使えるようにするもの。それが〃感じる文法〃のゴール!

 

にゃんこ先生
この記事は、ライティング添削ツールGrammarlyのブログをアレンジして作成したもの。こういう文法の間違いはすべて自動で指摘してくれる。ライティングのクオリティを改善したい人は、こちらの記事も参考にしてみよう。

 

にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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