英語の発音の重要性:明確に話して間違いを避けるには

“I am so worried”

ある英語の授業中に生徒が話し始めた。

そしてこう続けた。

“My doctor is traveling abroad and I haven’t heard from her in two days!”

(私の医者は海外旅行に出かけて2日間も連絡がないの。)

 

それを聞いて、多くの人は「彼女はその医者を愛しているに違いない」と思った。しかし、これはほとんどの人が心配するようなことではない。

あなたは間違いに気付くことができただろうか?

発音の重要性

その教師は授業の後半まで理解できなかった。彼女のノートを読んで、旅をしたのは娘だったということに気づいたのだ。彼女の話や恐怖心について納得がいった瞬間だった。その教師は、”doctor”と”daughter”を聞き間違えていたのだ。

慌てて授業内で“doctor”と“daughter”の発音の違いについて取り組んだ。

 

この日、このクラスでは多くの英語学習者が英語を学習する上での大きな教訓を学んだ。もし、自分の言うことを理解されたり、ミスコミュニケーションを避けたいのであれば、英語の発音は非常に重要となってくる。

今回の記事では、英語の発音の最も重要な側面、確実に避けるべき発音の間違いや、全体的な発音スキルを上達させるためのリソースを紹介する。

そしてその生徒の娘だが、のちに電話がかかってきて無事を確認できた。

 

英語のミスコミュニケーションを避けるための究極ガイド

上記の話からも分かるように、英語を話し始めた人は、単語の発音が間違っているといとも簡単に誤解されてしまう。

それに加えて、上記の生徒のケースのように、たった一つの単語を間違えて発音した場合は、多くの人があなたのストーリーを理解したと考えるので、追加で質問されることもないだろう。これが勘違いを生み、聞き違いにつながってしまうのだ!

 

そのため、新しい英語スピーカーの友達や取引先、ウェイターや美容師など、その他多くのサービス業に関わる人々とスムーズな関係を作るためには、一般的な発音の間違いについて知り、発音を矯正することが重要となる。

まずは、多くの人が忘れがちな英語の発音の重要な要素を知っておこう。

 

発音するにあたって忘れてはいけない重要な要素

語強勢(Word Stress

言語学の文脈で使用される場合、ストレスは本質的に最も強調したい単語の音節を指す。スペイン語のような多くの言語では、アクセントを用いて強勢を置くが、英語はそこまで簡単ではない。英語を話すとき、ストレスの置く場所によって、単語は完全に意味を変えることが出来るので、これはとても重要だ要素である。

この例では、音節を/で区切り、ストレスを太字で表す。

2つの音節を持つ“contest”という単語を例にあげてみよう。

con-testという風に2音節に分けることができるので、以下のように最初の音節と次の音節にストレスを置くことができる。

  1. /con-test/:(名詞) 競争
  2. /con-test/:(動詞) 反対する

このように、ストレスは単語の意味を変えるだけでなく、動詞や名詞など品詞を変える要素になる。英語のオンライン発音辞典Forvoで音声の比較を確認することができる。

 

他にも“present”という単語を例にあげてみる。

この単語も2つの音節を持つが、何を言いたいのかによって強勢の位置が異なる。

  1. /pres-ent/:(名詞) 贈り物、プレゼント
  2. /pre-sent/:(動詞) 紹介する

お察しの通り、Word Stressは発音の練習(特にストレス)にもってこいの無料教材だ。単語の音節を区切り、ストレスがかかる部分をクリックして正解不正解がわかる。

正しい単語の数を数えてくれるので、練習の過程をみることができる。それに加えて、クリックするだけで単語の品詞、意味、強勢、IPA(音声記号)を知ることができる。

 

イントネーション

文章の特定の箇所で声の上昇や下降がなければ、ロボットのように聞こえるだろう!

イントネーションは完全な文章を話す時に声の上下を伴う。間違ったイントネーションだと、文章の意味が違ったり、ネイティブスピーカーにとってとても奇妙に聞こえたりする。気持ちを伝える、文章にニュアンスを足す場合には特に重要だ。

“Why are you home so late?”:なぜそんなに帰宅が遅くなったの?という文章を例に挙げる。

 

この簡単な質問を配偶者にすると想定してみよう。

物珍しい声のトーンで話す場合は、きっと文章の最後に軽いイントネーションを使うだろう。

配偶者が何か良くないことをしたとして怒りながら非難する声のトーンで話す場合は、あなたの話すピッチは急激に上がったり下がったりするだろう。

このように自然な発音で聞き手にあなたの文章の内容に焦点を当てさせたいならば、英語のイントネーションをマスターすることが重要だ。

 

発音矯正のために避けるべき最も重要な間違い

1.ヘテロニムを同じ方法で発音してしまう

ヘテロニムとはスペルは同じだが、異なる意味を持つ単語だ。

例えば、“read”という単語は現在形と過去形ともに同じように見える。

  1. read a chapter from “Harry Potter” every night.:毎晩ハリーポッターの1つの章を読む。
  2. read the textbook assignment before this morning’s class.:今朝の授業前に教科書の課題を読んだ。

しかしながら、発音は非常に異なっていて、現在形では”reed”というように“e”を長く発音する。過去形では”red”のように”e”を短く発音する。

この間違いを避けるために、学習者は頻繁に使用されるヘテロニムを学ぶことに時間を割くべきだ。ミシガン大学は便利な一般的なヘテロニムと発音の方法リストを作成している。

 

2.母音を一つの方法だけで発音する

英語の母音は1つの文字が多くの異なる音を持つので、日本語の「お」と比べると複雑だ。

例えば、小さな母音の“o”は3つの音があり、母音の組み合わせを考慮しないのである!下記の単語のリンクでは、発音を聞くことができる:

それぞれの“o”が異なった発音であることに気付いただろうか。学習者は英語の母音が作りだす全ての音を学ぶことは本当に大切だ。

 

3.”Th”を一つの方法だけで発音する

ここでは2と同じようなその他の間違いを紹介する。英語の”th”という音節には、多くの英語学習者が忘れがちな2つの異なる発音がある。それは無声音と有声音だ。

  1. Voiced “th” in the word “than”
  2. Voiceless “th” in the word “path”

この違いを理解する最も簡単なコツは、喉に指を当てて振動を感じるかどうか確認すること。カルフォルニアベーカリー大学のこのページでは、ゆう音声の ”th”が含まれる単語のリストの発音を聞くことができる。また無声音の”th”もある。

 

4.サイレントレターを発音する

単語内に文字があっても必ずしも発音することはないことを覚えておくことも重要だ。これはサイレントレターと呼ばれ、英単語では頻繁に含まれている。以下の”used”を含む2つの文章を比較してみよう。

  1. used the last of the shampoo.
  2. used to hate broccoli.

1では”used”の最後の”d”を発音するが、2では”used to” の“d”は落とされる。

ここでは、最も一般的なサイレントレターに役立つ動画を紹介する。

 

英語の発音を練習するためのおすすめサイト

英語の発音を練習するために無料で使えるオンラインリソースを4つ紹介する。

BBC Learning English

このサイトの動画は、イギリス英語の発音の仕方を学ぶには素晴らしいツールであり、視覚的あるいは聴覚的に独学で学びたい学習者にはもってこいだ。

様々な発音のトピックに取り組む“Tim’s Pronunciation Workshop”というシリーズから始まる。動画にはトランスクリプトも含まれている。

過去には、”h”の発音方法や”the”という単語の異なる2つの発音方法といったテーマが含まれていた。

サイトの最下部には、個々の英語の音を発音する動画のインストラクションもある。

 

Cambridge Dictionary

イギリス英語とアメリカ英語の2つを学ぶならば、異なるアクセントを並べて比較できるCambridge Dictionaryのような発音辞書を使うのが良い。

このサイトでは、苦手な発音や単語を保存してボキャブラリーリストやクイズを作成することもできる。

 

ManyThings.org

発音を学ぶその他の方法として、ミニマルペア(1つの異なる音を持つ単語)を知ることがあげられる。

ミニマルペアに焦点を当てることで、微調整する手助けになり、悪い発音の癖を知ることができる。

大量のミニマルペアの練習問題から、発音を聞き、クイズで理解度を確認しよう。異なる24種類のミニマルペアのレッスンがあるので、すぐに練習問題を使い果たすこともないだろう。

 

Phonetic Alphabet Course on Memrise

国際発音記号は、発音記号を書くのに世界的に幅広く使用されている。IPAの読み方を知っていれば、辞書で調べてIPAのスペルを読めば単語の正しい発音の仕方を理解できる。

この暗記を中心とした言語学習のサイトは、オーディオを用いてIPAを練習できる。

14種類のIPAレッスンがあり、録音やタイピングエクササイズ、単語から音声形式を選択するといった方法でIPAの知識をテストし、深めることができる。

 

まとめ

英語の発音の重要性について理解していただけただろうか?

それに気づけたならば、この重要な(/im-por-tant/)英語スキルを習得するため、時間とエネルギーを捧げる準備ができているだろう。

 

※この記事は、こちらのブログを参考にしてアレンジしたものになります。

 

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