




子供向けの絵本は通常、ページあたりの語数が非常に少なく、素敵なイラストを使って子供たちを本の世界に導いてる。
絵だけを見て7、8割のストーリを推測することができる。字が読めない小さい子供にとっては、絵本を読むのは難しくないこと、むしろとても楽しいことだ。
目次
英語絵本の選び方
① 絵本を選ぶとき、その本に対する子供の理解度を過小評価しないように。子供の可能性は私たちの想像以上にある。
② 一冊の絵本を繰り返し読んでから、次の絵本に進もう。 重要なのは、子供のために購入した絵本の数ではなく、子供に何冊の本をじっくり読み聞かせたかということ。
③ シリーズになった絵本がいい。絵本シリーズの主人公に馴染んだら、友達と知り合ったような気持ちで、この主人公の他の物語についてもっと知りたくなる。
英語絵本の読み聞かせ方の4つのヒント
前回の記事で伝えた、定時・定量(毎日20分~30分の読み聞かせ)は、どうすればもっと効果的になるのだろうか?
就学前の子供向けの絵本読み聞かせについて、いくつかのTipsがある。
オーディオブックやYouTubeと合わせて読み聞かせ。
多くの親は、自分の英語に自信がなく、発音もうまくないため、本当に子供に英語の絵本を読み聞かせるのができるの?という疑問を持っているだろう。
実際には、子供たちは英語を学ぶ時、親からだけでなく、学校、インターネット、テレビなどいろいろなリソースがある。親の文法がちょっと間違っていても、発音がきれいでなくても、流ちょうに読めなくても大丈夫!
絵本以外の他の刺激を受けることで、子供たちは自然に親の足りない部分を補う。
オーディオブックはその一つ。
プロが、適切なバックグラウンドサウンドと相まって、豊かな表現と感情で読まれているので子供にとって非常に魅力的。また、さまざまなオーディオブック、さまざまな英語圏の国のアクセントもあり、英語のリスニングの練習に非常に役に立つ。
もう一つのツールは、YouTube。YouTubeで絵本のタイトルを入れると、たくさんの関連動画を見つけることができる。子供と一緒に見てみよう。ママ自身にとっても勉強になる。
本を読んだ後、子供と一緒に簡単なゲームをやってみる
例えば、 日本で人気な一冊、”The Very Hungry Caterpillar”を読んだら、大きなバスタオルで子供を包み込み、キャタピラの動きを真似して床で一緒にごろごろしたら?
“Go Away、Big Green Monster!”を読んだら、異なる色の不織布を買ってきて目、髪、歯とかにカットして、小さな怪物を作ってみたら?
世の中の英語教室でも、先生が子どもと一緒に絵本を読んでから、絵本の内容に基づいていくつかのゲームする、という形のクラスがある。同じことは、パパママも自宅で子供たちと一緒にできる!
単語や文法を覚えさせなくていい、いちいち日本語に訳さなくていい
語学学習の自然法則は、「聞く→話す→読む→書く」。まずは聞くこと、そして話すこと。その後は読むこと、最後は書くことである。
すべての子供たちは、最初は耳で覚えて声を真似して学んでいる。その後は、イラストを見てストーリを理解して、だんだん字の形を認識し、単語を覚え、最後は自分で本を読めるようになる。
子どもたちに単語を覚えさせることを急いではならない。読む量が増えるにつれて、イラストのイメージを覚えることによって単語は覚えやすくなる。
日本語に訳さないと、子供は絵本の内容を十分に理解できないでしょう?と心配している親がいるかもしれない。
心配しないで良い、絵とイラストだけでもある程度内容が伝わるものが絵本。
また、幼児期の英語絵本の読み聞かせは “英語を学ぶ”ではなく、本に良い印象を持たせ、本が好きになるということ。そもそも、子どもの英語絵本を聞きたい気持ちを引き出すのは、“英語”ではなく “ストーリー”。
子供が物語を聞きたいとき、日本語か英語か関係なく、親が読んでくれれば、いつでも子供たちに喜ばれる。本を読み終わったら、「分かった?」「何を学んだ?」のような質問をしなくていい。子供が興味津々に物語を最後まで聞いたら、十分だ。
確実に毎日行うこと、成長を待つこと
親に求めるられるのは、毎日定時・定量に読み聞かせるということに加えて、子供の成長を待つということ。語学だけでなく、多くの学習はすぐに効果が表れるものではないので、その成長を見守ってあげよう。



I can read bookシリーズ



My Very First シリーズ1
My Very First シリーズ2
My Very First シリーズ3
My First – 子供たちに大声で読みきかせる。
Level 1 – 音と文を大声で読み始めた子供向け。
Level 2 – 自力である程度読めるが、まだサポートが必要な子供向け。
Level 3 – サポート要らずに自力で本を楽しめる子どもたち向け。
Level 4 – 本との親和性を高めるための難易度の高い本。


