子供英会話教室を選びの7つのポイントとおすすめ大手8選

幼児期からの英語教育が一般的になりつつある昨今、街中では子ども向けの英会話学校が多く見られるようになった。全国展開している大手の学校から、個人経営の教室まで、その規模は様々だ。

そして、一口に英会話学校といっても、教育方針や内容はその学校によって大きく異なる。

選択肢が豊富になった反面、いざ自分の子どもを通わせようと思ったらどこがいいのか迷ってしまうという保護者の方は多いのではないだろうか。

 

今回は、実際に子ども向けの英会話教室で講師をしていた私が、講師という目線で教室選びのポイントをお伝え、大手英会話スクールの特徴等をまとめた。

子ども英会話教室を選ぶ際の一助になればと思う。

子どもを英会話教室に通わせる目的を明確に

まずは教室選びを始める前に、そもそも子どもにどうあってほしいのかを考えてみよう。この時、ただ「英語が話せるようになってほしい」ではなく、具体的に考えるのがポイントだ。

  • 「日本語も英語も流暢に使いこなせるバイリンガルになってほしい」
  • 「幼児のうちから英検などの検定に合格してほしい」
  • 「外国人と物怖じすることなく話せるようになってほしい」
  • 「海外の文化や習慣を学び、広い視野を身につけてほしい」など。

こうした思いがはっきりしていないと、教室選びに迷うだけでなく、入会したけれど何かが違うということになりかねないからだ。では、教室選びの際に考えてほしい7つのポイントを見てみよう。

 

子ども向けの英会話教室選び7つのポイント

  1. レッスン内容
  2. 外国人講師 or 日本人講師
  3. 大手英会話教室 or 個人経営
  4. グループレッスン or プライベートレッスン
  5. 保護者と講師のコミュニケーション
  6. 講師が頻繁に変わらないかどうか
  7. プラスαの要素

レッスン内容

ひとえに子ども向けの「英会話クラス」といってもその内容は様々だ。

歌やアクティビティーを中心に楽しく学ぶことに重点を置いている教室もあれば、4技能(聞く、話す、読む、書く)をまんべんなく強化することに重きを置いているところもある。

最近ではタブレットやパソコンを取り入れるクラスもある。

 

パンフレットやホームページを見たり、説明を聞きに行ったりして、まずはカリキュラムをしっかり把握しよう。そして「子どもにこうあってほしい」という思いに合うクラスはどんなものなのかを考えてみよう。

検定を受けることを考えているのなら、専門のクラスを受講するのもおすすめだ。

 

外国人講師 or 日本人講師

外国人講師が担当するレッスンの利点は、やはりネイティブの発音のもとで学習できることだ。ただ同じ英語とはいえ、講師の出身国によってアクセントが違うことは頭に入れておこう。

日本では外国人と接する機会がいまだに少ないので、外国人に対して身構えてしまう日本人はまだまだ多い。

幼いうちから外国人講師と時間を過ごすことで、そうした苦手意識を植え付けないようにすることができる。

 

その反面、外国人講師の中には教え方が甘くなってしまう人もいるようだ。英語が母国語でない子どもなのだから完璧に話せなくても仕方ない、と感じてしまうらしい。

しっかり指導してほしいと考えているのなら、その思いをきちんと伝えるか、日本人が苦手とするポイントを肌で理解している日本人講師に頼むという選択肢もある。

 

例えば、週2日通わせて、1日は外国人講師、もう1日は日本人講師と分けてもいいかもしれない。

また、検定対策であれば、やはり専門知識のある日本人講師に指導してもらった方が良いだろう。

 

大手英会話教室 or 個人経営

大手英会話教室のいいところは全国各地に教室があり、同じカリキュラムを採用しているところだ。

引っ越し先に同じ英会話スクールがあれば、どのクラスにいたかを伝えるだけですぐに移行できるし、教室間でやり取りしてその子のレベルを把握してくれるところもあるので、転勤族の家庭にはおすすめだ。

ただ、大手の教室では、入会後も折々で様々なキャンペーンなどの勧誘を受ける場合もある。

 

個人経営の教室はその規模にもよるが、スケジュールの調整やレッスン内容など、融通が利く場合が多い。

一方、カリキュラムや教え方のうまさは完全に先生次第なので、レッスンの質はしっかりと見極める必要がある。

 

グループレッスン or プライベートレッスン

特に幼児の英会話レッスンは様々なアクティビティーをしながら進むので、グループレッスンの方が盛り上がりやすく楽しいという面がある。

プライベートレッスンの利点はなんといっても1対1で集中して見てもらえることだ。

 

グループかプライベートかの選択はその子どもの性格にもよるだろう。

グループでお友達と一緒の方が声を出せるという子もいるし、逆に人がたくさんいると恥ずかしがるのでプライベートの方がいいという子もいる。

低年齢の子どもなら、保護者も一緒に受講するタイプもある。この場合、保護者が子どもに英語で接する方法を学べるので、家庭で応用ができて便利だ。

 

保護者と講師のコミュニケーション

幼児の習い事全般に言えることかもしれないが、保護者と講師がしっかりコミュニケーションを取れる教室を選ぼう。

外国人講師のレッスンを受講させるなら、必要に応じてスタッフがきちんと保護者と講師間の通訳してくれたり、メッセージを伝えてくれたりしているかを確認しよう。

 

また、子どもが受けているレッスンを保護者が見る機会があるかどうかも確認しておいた方がいい。

授業参観だと子どもが緊張してしまって本来の様子があまり分からないことが多いので、時にはビデオを撮って見せてくれたり、教室の外からそっと覗かせてくれたりするなど、配慮してくれる教室なら安心だろう。

 

講師が頻繁に変わらないかどうか

これは入会しないとなかなか分かりにくいのだが、やはり講師が頻繁に変わらない教室を選びたい。担当講師が変わる度に引き継ぎが行われると、子どもの英語力向上に影響が出る可能性がある。

また、そもそも最低でも1年間くらいは担当した生徒の英語力を伸ばそうという責任感のある講師を選びたいものだ。そういう点では個人経営の教室は途中で講師が交代することがないので、安心感がある。

講師については口コミなどで情報を集めるしかないが、入会までに出来る限りリサーチしておきたい。

 

プラスαの要素

これは普段のレッスン以外に何を求めるか、あるいは求めないかで変わってくる。

例えば、小学生高学年くらいから長期休暇に希望者は海外研修に参加できる制度を設けている教室もあるし、季節ごとにクリスマスやハロウィーンパーティー、英語でのバーベキューやキャンプなどを開催しているところもある。

 

語学だけでなく海外の文化なども経験させたいという方は、こうした活動を行っている教室を検討するのもいいだろう。

逆に行事ごとはちょっと、という方はもともとそういう企画がないところを選んでおいた方が、後々気を遣わずに済むので良いようだ。

 

子供に合った教室を選ぼう!大手英会話学校8選

現在では、たいていの英会話学校が体験レッスンを行っているが、実際に体験に行く前に、まずはその学校がどんなレッスンをしているのか、情報収集しよう。検討すべき主なポイントは、上記で述べたような、クラス編成レッスン内容講師などだ。

英会話学校に求める条件は、保護者の教育方針や家庭の事情によって異なってくるはずなので、集めた情報をもとに、どの学校がその条件に一番当てはまりそうなのかを考えてみよう。

保護者の方々がその英会話学校の内容に満足できて、さらに子どもが体験レッスンに行って「楽しかった、また行きたい」となれば順調なスタートがきれるはずだ。

 

というわけで、この後は実際の子ども向け英会話学校の特徴を紹介しつつ、それぞれの学校がどのような希望条件に当てはまりそうかを見ていくことにする。

このブログの読者の方が全国どこに住まれていてもいいように、全国規模で展開している学校を8校取り上げてみた。

今回は、できるかぎり早く英語教育を始めたいという方のために、小学校入学前の幼児クラスの内容をまとめているので参考にしてみていただきたい。

 

ECCジュニア

 

ウェブサイト

https://www.eccjr.co.jp/

 

教室の場所

47都道府県全てにある

 

レッスンと特徴

レッスンは2・3歳児と4・5歳児で別れ、それぞれに「英語・英会話」クラスと「デジタル・スタディ」がある。

2・3歳児のクラスは基本的に保護者同伴で、4・5歳児クラスは子どものみで行われる。「英語・英会話」のクラスでは歌やダンス、絵カードを使った学習や、絵本の読み聞かせやアルファベットの学習のほかに、2・3歳児では知育活動、4・5歳児ではより英語を使ったアクティビティが行われる。

保護者同伴クラスでは、保護者が子どもにどのように英語で声かけを行うかも学ぶことができる。「デジタル・スタディ」はタブレットやTVを使用して外国人の音声を学びながら、講師がサポートを行うというものである。

 

どのような子供に向いているのか?

外国人講師が直接行うレッスンを売りにする英会話学校が多いなか、ECCジュニアの大きな特徴がホームティーチャーと呼ばれる日本人講師の存在である。

英語を外国語として身に付けた日本人講師によってきめ細かく指導してくれたり、必要に応じて日本語で指導してくれたりする。

自分の子どもには日本人講師の方が向いていると感じられる場合や、講師と保護者が綿密にコミュニケーションをとりたい場合に向いていると言えるだろう。

 

NOVAバイリンガルキッズ

ウェブサイト

https://www.nova.co.jp/junior/

 

教室の場所

45都道府県にある

 

レッスンと特徴

幼児コースは3歳から6歳までが対象である。講師は全員外国人。フォニックス学習に力を入れている。

通常はグループレッスンだがマンツーマンレッスンを受講することも可能だ。通常の幼児コースの他に英検対策レッスンやオンラインコースもある。

 

どのような子供に向いているのか?

講師が全員外国人ということで、幼児期は外国人が話す英語を直接聞かせたいという方や、外国人に対する苦手意識を持たせたくないという方におすすめだ。

また、保護者の方の中には、子どもを英会話学校に通わせたいが送迎が難しいという方もいるのではないだろうか。

 

「お茶の間留学」で長年お馴染みのNOVAのオンラインコースは、ジュニアの場合は全てマンツーマンレッスンとなっている。

自宅で外国人講師による英会話レッスンを受けさせたいと考えている場合は、ぜひ検討してみよう。

 

CoCo塾ジュニア

ウェブサイト

http://jr.cocojuku.jp/

 

教室の場所

47都道府県全てにある

 

レッスンと特徴

総合英語プログラム「レギュラーコースPre」は5・6歳児が対象である。アルファベットや歌・ダンスを含むレッスン内容で、簡単な単語が話せるようになることを目指す。

日本人インストラクターが担当するが、レッスンはオールイングリッシュで行われる。

 

どのような子供に向いているのか?

英語を外国語として身に付けた日本人インストラクターがその経験をもとにきめ細かい指導を行うと共に、レッスン中は英語のみという環境のため、日本人講師の方が安心だが英語環境は整えたいとお考えの方におすすめのレッスンだろう。

小学生から選択することのできる「インターナショナルプログラム」には、主に外国人講師が担当するレッスンも含まれている。

 

イーオンキッズ

ウェブサイト

https://www.aeonet.co.jp/kids/

 

教室の場所

45都道府県にある

 

レッスンと特徴

1・2歳を対象としたベビーコースと3歳、4・5歳、6歳に分けられた幼児コースがある。ベビーコースは保護者同伴となっており、幼児コースからは子どものみとなる。

オリジナル教材を使用し、子どもの好奇心に合わせた体験型のレッスンを行って、自然に英語を身に付けることを目指している。

 

どのような子供に向いているのか?

子どもの年齢的特徴を踏まえて、それぞれの年齢のクラスにおける「できるようになること」がかなり細かく設定されている。

英語に触れてもらいたいというだけではなく、幼児期であっても年齢に応じた成果を出すことを目指して英会話学校に通わせたいという場合に向いているようだ。

 

PEPPY KIDS CLUB

ウェブサイト

http://www.peppy-kids.com/

 

教室の場所

沖縄以外全てにある

 

レッスンと特徴

1・2歳の親子コースでは、英語環境の中、絵本などを通じて親子で英語によってふれあうレッスンとなっている。

2・3歳のグループレッスン内容に含まれるのは、アルファベット、カードを使った学習、歌やチャントなど。

4~6歳のグループレッスンでは到達目標もしっかり設定されている。各クラスとも、1タームに1回外国人講師によるレッスンがあり、日本人講師から習ったことを実践するという形式をとっている。

 

どのような子供に向いているのか?

日本人講師からきめ細かい指導は受けたいが、外国人講師と英語で接する時間もしっかり確保したい、という方にはぴったりの英会話学校だろう。

レッスン参観が日本人講師・外国人講師のレッスン共に設定されている点も、保護者としては成果がきちんと確認できて安心なはずだ。

 

セイハ英語学院

ウェブサイト

https://www.seiha.com/

 

教室の場所

47都道府県にある

 

レッスンと特徴

0歳から3歳までのハロークラブコースは保護者同伴で行われる。音楽、リズム、ゲームを通して楽しくからだを動かして覚えるプログラムである。

3歳から6歳までの幼児コースは子どものみのレッスンとなっており、歌やゲームを通じて楽しみながら英語を学ぶ。

日本人講師と外国人講師が担当し、日本人講師は毎回のレッスンを、外国人講師は2回に1回の割合でレッスンを担当しフォニックスなどをしっかり学べるようになっている。

 

どのような子供に向いているのか?

セイハ英語学院の大きな特徴として、その教室のほとんどがショッピングセンター内に開設されていることが挙げられる。

だいたいどの英会話学校でも、幼児のレッスン時間は1コマ1時間以内が普通だ。その短時間の間に送り届けて、迎えに行って、というのが保護者の負担になり、通わせ続けるのが困難になるというケースも珍しくない。

その点、教室がショッピングセンター内にあれば、レッスン中に買い物を済ませてレッスン終了後に一緒に帰宅するということができるので、忙しい保護者にとっては非常に便利な学校である。

 

ヤマハ英語教室

 

ウェブサイト

https://school.jp.yamaha.com/english_school/

 

教室の場所

47都道府県にある

 

レッスンと特徴

0歳クラス「えいご☆デビュー」から1歳クラス「えいごでいっしょ」、2歳クラス「リズムポケット」、3歳クラス「ポップコーントーク」までは保護者同伴となっており、歌やチャンツ、絵本やクラフトなどをしながら英語を学べるようになっている。

4・5歳クラス「TALKids」からは子どものみとなり、4技能をまんべんなく学ぶ他、クラス内での発表があったり、2年目の生徒に関してはスピーチが行われたりする。レッスンは全て日本人講師が担当する。

 

どのような子供に向いているのか?

0歳時の秋からレッスンを受講することができるので、日本語を身に付けるのと同時に英語も学ばせたいという方にはぴったりだ。また、保護者同伴が3歳クラスまで比較的長く設定してあるのも特徴的だ。

これらのクラスでは子どもが英語を学ぶことはもちろん、保護者が英語でどのように子どもに話しかければよいかも学ぶことができる。

英会話学校でのレッスンだけでなく、家庭でも英語環境を作りたいと考えている保護者にとっては良いヒントを得られるに違いない。

 

アミティー

ウェブサイト

https://www.amity.co.jp/

 

教室の場所

28都道府県にある

 

レッスンと特徴

満6か月からレッスンを受講することができ、2歳までは保護者同伴のクラスとなる。

日本人講師が担当するレギュラーコース、外国人講師が担当するプラクティカルコース、それらを組み合わせたデュアルコース、週3レッスン以上のイマージョンコース、コンピュータを使用するインタラクティブコースがある。

それぞれグループ、プライベート、ファミリーなどのレッスン形態を選ぶこともでき、4技能を同時に高めていく教育方針をとっている。

 

どのような子供に向いているのか?

この英会話学校の特徴はそのコースの豊富さだ。英語教育は一時的なものではなく、長期にわたって続くもの。

その間、子どもたちは成長に合わせて変化していくし、保護者も教育に対する考え方が変わる可能性だってある。

満6か月から高校卒業まで通わせることができ、日本人か外国人かという講師の選択、そして多彩なコースを備えたこの学校は、子どものその時々に応じた最適な英語教育を選びたいという場合には非常に合っていると言えるだろう。

 

まとめ

あらかじめ「子どもにどうあってほしいのか」を明確にしておくと、7つのポイントも考えやすかったのではないだろうか。

これらのポイントを考えたら、通える範囲内にある教室の資料を集めて比較検討してみよう。

そして気になる教室が見つかったら、子どもと一緒にぜひ体験教室へ行ってみてほしい。色々な条件はあれども、一番大切なのは子どもが楽しいかどうかだからだ。

 

そして初めから、あなたが求めることを教室に伝えておこう。誠実な教室であれば保護者の思いに応えようと努力するはずだし、それが教室の運営に全く合わないことであれば入会前に伝えてくれるはずだ。

幼児期に通った英会話教室で楽しく英語を学習できれば、その後の英語学習にとっても必ずプラスになる。

保護者の皆さまには、今回のヒントを活用して、ぜひ思いに合った英会話スクールを子どものために見つけてあげてほしい。

 

この記事の著者:May先生

みなさん、こんにちは。Mayです。 これまでに、留学したり、独学で勉強して英検1級を取得したり、幼児英語教育に3年間携わったりしてきました。 英語はなかなか短期間で身につくものではありません。 でも自分に合った学習方法を見つけてどんどん上達していく人を、たくさん見てきました。 みなさんが英語をより楽しく身につけられるように、私の経験や知識をお伝えできればと思っています。

 

子ども英会話シリーズ

子供に合ったレッスンを!オンライン英会話スクール8選

 

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