プロが解説!子供の英語教育を成功させる3つの術【おうち英語】

アジアの中で特に英語を苦手とするのは、私たち日本人。読み書きはさほど不得意ではないのですが、実践的なリスニングや会話になるとしり込みしてしまいます。

多くの人が英語を苦手とするのは、初めてやった中学の英語教育が原因なのだと思います。

 

今でこそ、グローバル化に向け小学校から英語の授業が必須化となりましたが、多くの親世代が英語は中学の時初めて見て聴いたのだと思います。

今回は、なぜ私たちが英語を苦手とするのかを紐解きながら、「わが子たちにはぜひ英語を楽しんで、好きになってもらいたい」という想いで私が実践している方法を紹介したいと思います。

 

この記事の著者BOB先生

留学経験と児童英会話教室での講師経験を活かして、子供が英語を楽しく学べる環境作りや、接し方など紹介させて頂きます。

現在3人の子供の子育て中です。

なぜ、私たち大人は英語に苦手意識があるのか

私自身、英語は中学まで嫌いな教科の一つでしたし成績も中の下。それは間違いなく「英語」が何の予告もなく始まった、全く得体の知れないものだったからだと思います。

馴染みのなかったアルファベットに、聴き取りにくいアクセント、発音できない”R”などの音たち。

 

極めつけは、なぜ日本にいる私たちに英語が必要なのかという疑問がついて回り、英語に対して初めから苦手意識がありました。

疑問に思う前から始まった理科や社会、生活に根付いている国語や算数と違い「英語」はやはり特殊だったのではないかと思います。そして、あの頃は英語を学ぶ目的や魅力を誰も教えてくれなかったのです。

 

しかし、私が中学3年の時に出会った塾の大学生講師が留学についてとても楽しそうに話してくれました。

加えて英語ができることへの楽しさを語りながら教えてくれました。それをきっかけに私自身英語を勉強することが楽しくなりました。

 

そんな経験から、そのまま英語にのめり込み留学や英語科への進学を経て、子供たちに英語を教える仕事に就きました。

そんな私が3人の子供たちを育てながら思うことは、英語をもっと身近に感じて楽しんで欲しいということです。

 

子供の英語教育成功の秘訣は?

子供たちが、周りの大人の話す言葉から言語を習得したり、絵本を読んでもらうことから文字に興味を持ったり、遊びを通していろんな表現を覚えるように、英語教育も生活の中に溢れさせることが出来ます。

決まった声掛けを英語でしてみたり、一週間に7冊読む本のうち2冊を英語の絵本にしてみたり、思い切ってママが英語に触れる姿を見せてみたり。

たくさんの教え方がある中で、自分にできそうなことから始めてみるのがおすすめです。これから本や歌、子育て中の英語表現などを紹介しながら、わが子たちの様子も書いていきますね。

 

術1:日常生活での子供へ英語の声掛け:3つのポイント

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英語で24時間子育てしようと思ったら、やはり必然的にママがペラペラでなければならなくなります。そんなことを言い出したら、ほとんどのママにチャンスがなくなってしまうように聞こえますね。

でも、「英語で声掛け」なら誰でも挑戦できると私は思います。

英語なんて話せないのに、英語で子供に声掛けなんて出来ない!と思ってしまいますよね。ですが、思い返してみて下さい。日本語でも子供たちに言う言葉って、結構決まっていたりしませんか?

 

「ご飯だよ~」「靴履くよ~」「貸してあげようね」「お片付けしようね」など。

ですから、自分でこのフレーズだけは英語でしようと決め、書き出して実際使ってみましょう。参考になるサイトや本も紹介します。

詳しい声掛けの方法は、これからまとめていくので参考にしてみてくださいね。

 

ポイント1:わかりやすい場面を選ぼう

まずは子供の生活に定着している場面から、声掛けは選んでみるといいですね。

0~3歳児なら、あいさつや、手洗い、トイレに行くときの声掛け。

保育園や幼稚園に通うようになったら、指示語や園に関することも入れていくといいですね。例えば、「帽子をかぶってね。」とか「バスが来るよ。」など。

 

小学生になったら手をかけてやることも少なくなってくるので、私の場合は「~したの?」とか「~やってくれる?」とお手伝いを頼んだりを英語でしています。

もちろん、”Did you do your homework?(宿題は終わったの?)”の後は「今日の宿題なに?」や「もう終わったの?えらいじゃん!Good!」と日本語で話しています。

もちろん、忙しい子育ての中日本語がどうしても先に出てきてしまうのは仕方がありません。そこで私は、余裕があって自分自身準備ができる声掛けがいいのかなと思います。

 

出かける準備に忙しい中、”Put your shoes on!”と言ったり、兄弟げんかをしている最中に”Let’s take turn!”「順番こしよう!」なんてなかなか出来ないですよね。

そこで、例えば、”Dinner is ready!”や”Time to clean up!”のような落ち着いて言えるシチュエーションの声掛けから始めてみてはどうでしょう?

こんな風に子供たちが抵抗なく、すっと意味が理解できるような声掛けができる場面を選ぶのがお勧めです。

 

ポイント2:子供から帰ってくる言葉は日本語が当たり前

もちろんですが、子供からは日本語が返ってくるでしょう。しかし、私は耳を育てるだけで十分だと思っています。

一生懸命、英会話教室に何年も子供を通わせているお母さんには少しがっかりかもしれませんが、週一の英会話教室だけではなかなか英語が話せるようにはなりません。

留学へ行ってもなお、話せないこともあるのが現実です。

 

でも、小さいころから「毎日」「少しずつ」でも英語に触れることで耳が育ちます。

それは、将来聞き取りに有利になったり、留学した際耳慣れするのに時間がかからなかったりという結果につながります。

英語を抵抗なく聞けるというのは、実は日本人にとってかなり大きなリードポイントだと思います。

 

ポイント3:お勧めは誉め言葉

長い文は思いつかない、とっさに出てこない!というママのお勧めは子供への誉め言葉です。

トイレに行けたら、”You did it!”「やったね!」。お皿が空っぽに出来たら、”Good boy/girl!”「お利口さんね!」。上手に絵が描けたら”Very good!”「とっても上手!」など、短い言葉でもバリエーションはたくさんあります。

 

褒め言葉はこちらの記事も参考になりますよ。

» 【英語の声掛け】子どものやる気を促そう!英語を使った褒めワード

 

日常で使える声掛け英語

朝起きてお出かけまで

まず起きた時のご挨拶。3歳までの子にならやっぱり”Good morning!”「おはよう!」これに、sweetheartやmy sunshineのような「愛しい子」という意味合いを込めて子供を呼ぶ単語を入れると、ぐっとネイティブっぽくなりますよ。

もう少し大きくなったら幼稚園や学校のために起きなければいけないので、「起きる時間よ」”Time to get up!”と起こしてあげるのもいいですね。

 

それから、ご飯を食べたり歯を磨く際に”Eat your breakfast.”「ご飯食べなさい。」”Brush your teeth.”「歯を磨きなさい。」などの指示の声掛けをしてみます。

その中で、きれいに食べられたり歯をきれいに磨けたら、先ほどの”You did it!”や”Good boy/girl!”で褒めてあげられるといいですね。

 

いよいよお出かけの準備です。ママが一番焦って余裕がなくなる時ですが(私だけかな?)ここは、何度もそれだけ繰り返して英語で言っていると口癖になりますよ。

子育てと同じように、これも習慣です。”Put your jacket on.”「上着羽織ってね。」”Turn off the TV.”「テレビは消してね。」”Are you ready?”「準備できた?」

 

公園へ行ったり買い物へ行ったとき&幼稚園・保育園から帰ってきたとき

公園は子供の興味の引くものばかり!お友達もいたりすると、なかなか堂々英語で声掛けは恥ずかしかったりしますよね。そんな時お勧めなのは単語を教えてあげること。

シーソー”a seesaw”滑り台”a slider”ブランコ”a swing”。鳥やお花、ワンちゃんなどなら英語苦手だったママでも教えてあげられそうですよね。

知りたがりの年齢の我が子に聞かれて分からなかった言葉は、「ママもわからないからお家で調べてみようね!。」と素直に提案してみるのもありですよ。そこからますます興味を持ってくれたら一石二鳥!

 

声掛けが出来そうなら、”Look! A puppy!”「見て!ワンちゃんがいるね。」や遊具に挑戦してみる際”Let’s try!”「やってみよう!」”Good try!”「頑張ったね!」と声をかけてみて下さい。

スーパーへ行った時も同じ感じです。野菜や果物の名前を英語で言ってみたり、”Do you like banabas? Yes, you do!”「バナナ好き? だよね!」のように聞いてみたり、”Can you get that for mummy?”「それ、ママに取ってくれる?」と棚のものをとってもらうのも毎回使えそうですね。

 

そして、帰ってきたら”Wash your hands.”「手を洗おうね。」”Let’s take a little nap with mummy.”「ママと少しお昼寝しよう。」と声を掛けてみましょう。

保育園・幼稚園から帰ってきた子には”How was your day?”「楽しかった?」と聞いてみて下さい。英語にはあまり「おかえり」といった直接的な言葉はなく、この”How was your day?”に「おかえり」的な意味も含まれています。

 

夕食&お風呂から寝る前まで

さて、落ち着く間もなくママは夕食の準備やお風呂の準備でまだまだ忙しいですが、ここでも英語で声掛けができる場面がいっぱいです。

夕食が出来たら、”Dinner is ready!”「ご飯できたよ!」”Take a plate.”「お皿出して。」や「おいしい?」と催促するときは”Good?”の一言だけでいいんですよ。

 

お風呂へ入ったときは、”Can you wash your hair?”「髪の毛洗えるかな?」”Wash, wash, wash!”「ごしごしごし」。

上手に出来たら、その都度誉め言葉もかけてあげるといいですよ。”Good going!” 「上手ね!」”Well done!”「よくできたね。」

 

寝る前は歯を磨く時の声掛けをまた言ってあげられますね。”Put on your PJ.”「パジャマを着ようね。」”It’s time to go to bed.「寝る時間よ。」”Let me read you a story.”「絵本を読んであげましょうね。」絵本はぜひ、英語の絵本を読んでみて下さい

そして、寝る前には”Good night, my princess.”「おやすみ、可愛いお姫様。」”Sleep tight, honey.”「ぐっすり寝てね。」とネイティブ風に言ってみましょう。

 

子育て英語がたくさん紹介してある本もありますよ。

 

我が家の事例

英語が得意なママなら、すぐにでも始められる声掛けばかりだったのではないでしょうか?英語は苦手なママも、ぜひこの機会に自分で出来そうな声掛けを選んで毎日繰り返してみて下さいね。

子供と2人きりだとついつい独り言が増えませんか?それを英語にしてみると、ちょっと頭を使うのでマンネリから抜け出せるかもしれません。

そして、同時にわが子の英語耳を育てましょう。子供が小さければ小さいうちほど、このたまにの声掛けでも子供は当たり前のように受け入れます。

 

実際わが子たち3人は、バイリンガルとは程遠いJapanese Kidsですが、このくらいのペースの声掛けをするだけでも確実に耳が育っています。

“Good morning, kids!おはよ~Look, it’s rainy today!”と起こすと「うそ~雨やだ~。」と言って起きる小学生の娘。「急いで!バスくるよ!Did you get a hanky?」と息子に言えば、「あ!忘れてた!」とハンカチを取りに行きます。

一番下の息子と買い物に行くと、私が独り言で「今日なに作ろうかな~?」と言っていても「ママ!キャベツってえいごでいって!」「ママ!バナ~ナは?」と英語を楽しんでくれているようです。

 

英語に慣れるのに大切なのは、量でなく毎日聞くことだとも思います。留学へ行ってせっかくある程度話せるようになっても、帰ってきて聞く機会も使う機会も失ったら、話せなくなったのも私の経験です。

ぜひ、毎日少しづつでも英語に触れる機会を作ってあげてください。

 

術2:絵本や歌を使って、子供と一緒に英語表現を身に付ける

次に挑戦したいのは、絵本や歌で英語を楽しみ方法です。絵本に関して別途いくつかの記事をまとめたので、ここでは歌の紹介をしていきますね。

歌と言っても何でも良いわけではありません。例えば、日本人もよく知っている「きらきら星」や「愉快な牧場」(”Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O”という歌です)を歌えても、実際英会話で使えるかと言ったら難しいですよね。

ですが、実用的な話し言葉の入った歌を選んで、繰り返し定着させることで、楽しく英語表現を身に付けることができるのです。

 

また、歌で覚えた英語表現は、リズムの中で発話しているので、無理なく日本人が苦手としている英語独特のアクセントも言えてしまえる、という利点があります。更に歌うことで親子で、楽しく英語を覚えることができます。

そこで、いくつかおすすめの歌を例に出し、一緒に子供たちが夢中になって口ずさめる方法を紹介したいと思います。

 

実は、日本語の手遊びや歌で馴染みの曲が英語でもあるんですよ。例えば、「グーチョキパーで何作ろう」や「おいでおいで」でお馴染みの「パンダ うさぎ コアラ」などです。

これらの曲に関しては、わが子たちは日本語より先に英語で聴かせて一緒にやっていました。すると、初めて日本語で聴いたときには驚いた顔をしていたほどです。そして、今でもこの辺の曲は英語で歌っています。

 

子供は小さければ小さいほどどんな言葉も受け入れて自分のものにするのが得意です。

英語ばかりやっていたら幼稚園などで日本語で歌えないのでは?というような心配もすることなく、子供たちは難なく両方簡単に習得していきます。

 

歌の選び方

まずはママである自分が好きになれそうな曲探しです。

Youtubeで英語 歌 子供」などと検索してみて下さい。英語の歌をかわいい動画でアップしている”PINKFONK“や”SuperSimple“がおすすめです。

リズムもママが聴いていて心地がいいものや、わが子が好きそうな曲調を選びましょう

そのためには、とりあえずBGM代わりに流し続けるのがいいですよ!「時間がない!」ってママのために、記事中にいつかおすすめの歌を紹介していくのでご安心を。

 

あと選ぶポイントとしては、短い指示語が入っているような歌や、絵本選びの時と同様、同じ表現が繰り返されている歌を選ぶといいと思います。

これらは、ママの問いかけの練習になり、習慣づけの良いきっかけになります。幼児にはリスニングの練習にもなります。

 

The Bath Song

例えば、”The Bath Song”というお風呂の曲。”Can you wash your hair?”「自分の髪の毛を洗えるかな?」というママの問いかけに対し、”I can wash my hair.”「洗えるよ。」と子供が返すやり取り調の歌となっています。

そのままhairの部分がfeet足、face顔などに替わって進められます。

 

Do you like Broccoli Ice Cream

あと、”Do you like Broccoli Ice Cream?”という曲です。こちらも、”Do you like Brioccolies?”に対して、”Yes, I do.”で答えていくやり取りです。好きでないものには、”No, I don’t.”と答えるようにもなっています。

これは、簡単な文章ですのですぐ日常に取り入れられるいのではないでしょうか?

そして、子供たちも単純な意味なので理解も早いです。食べ物などのバリエーションを増やして、スーパーなどでも問いかけてあげる練習にもなりますね。

 

歌の進め方と表現の練習

次に歌の進め方です。

やはり、ただ歌っているだけでは会話につなげていくのは難しいです。ママもどうやったら子供が言ってほしい部分を真似してくれるようになるか悩みますね。

なんとなく歌うのではなく、先ずは惹きつけどのように内容を理解させ、声に出してもらい実践につなげるのかポイントを押さえながら紹介していけたらと思います。

 

導入

これは、歌を始める前にどのような内容かを紹介、または想像してもらうのに必要だと思います。

特に、親子ともに聞き慣れない曲は親しみを持つために、ここをおろそかにするとまず興味を示してくれなくなります。

どんな歌かな?と興味を注ぐ導入をしましょう。

 

How’s the Weather Song

例えば、”How’s the weather?”というお天気を聞くやり取りの歌があります。当然子供は、突然ママが”How’s the weather?~It’s sunny~”と楽しく歌ったところで意味はわかりません。

ですからここでは、まず窓の外を指さします。思い切って「今日のお天気はどうかな?」「晴れてるね。」などと日本語で聞きながら、腕を上げて大きな丸をつくり晴れのジェスチャーをしてみましょう。

 

リズムの取り方

ここでいうリズムとは、英語最大の特徴とも言える「アクセント」のことです。

例えば、「私の名前は花子です。」と日本語で言う時は、特に強く読む部分もなくフラットな音となります。

しかし、これを英語で言うと”My name is Hanako.”と、太字の部分を強く読むことになります。これがアクセントです。

 

ですから歌の中では、この太字部分で手を叩いたり、子供の肩などをポンポンっと触ってアクセントを意識させます

上記で紹介した”How’s the weather?”では、天気を聞くのはまずママのパートとなりますので、”It’s sunny.”と答える部分だけリズムをとってあげます。

It’s sunny.”のアクセントで”I”の部分で両手ガッツポーズのような動作でワンアクセント取ります。続けて”su”のところでまるっと腕を上げ、まるを作ります。この二動作で2か所のアクセントを意識します。

 

うまく繰り返してもらう方法

これもテンポよく、リズムよくやるのがコツです。決して同時に言わせてはいけません。よく聴かないでなんとなく真似していると、うまく発話できず子供もストレスを感じます。

まずは必ず「ママの後に真似してね。」と伝えます。それから、言って欲しいタイミングを合図します。ママ”It’s sunny,one two” 子供”It’s sunny. ”といった具合です。

”one two…”とリズムをとってあげるだけで、言いやすくなります。

 

バリエーションを増やし、楽しんでもらう方法

子供は、同じような話や歌にも変化があった方がやる気が上がります。何より楽しめます。おなじみの曲の歌詞を変えて替え歌にしてしまう感じです。

まずは、言う順番を変えてみたり、兄弟で分けてみたりです。「sunnyはお兄ちゃんに言ってもらおうかな?cloudyは○○ちゃんに言ってもらおうかな?」とか、「ママと順番に言ってみようか?」といった感じです。

または、お天気のバリエーションを増やしてみても楽しいと思います。stormy(あらし)やbreezy(そよ風)など。

 

日常での定着のさせ方

何度か歌えば、子供は勝手に口ずさむようになっていることでしょう。そこを見逃さず、やり取りにしてあげることが大切です。

わが子が一人で難なく、一曲歌ってしまっているのも可愛いですが、それは結局歌を歌っているだけとなり、実際会話へ繋がっていきません。

 

ですから思い切って、リズムや音楽抜き話し言葉で”How’s the weather?”と聞いてみましょう。

お風呂に入っているとき”Can you wash your hair?”と聞いてみて下さい。子供が小さければ歌のまま聞いてみてもいいと思います。

聞き慣れた歌にのってくれること間違いなしですよ。

 

英語を日本で学ぶ上で大切にしたいのは、「英語を楽しむ」ということです。

親世代の私たちが英語に対して苦手意識を持っているのは、習い始めた頃からすでに「勉強」だったからだと思います。

幼い時から、少しでもネイティブの子と同じように絵本や歌から英語を大好きなママと始められたら、「英語は楽しい!」と感じてくれるのではないかなと思います。

 

»  参考:幼児を夢中にさせる英語絵本の選び方・読み聞かせ方

»  参考:アメリカ在住ママ推薦!子供のための英語 歌・動画特集

 

術3:ミュージカルを観せてみる

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次のお勧めは、ミュージカルを見せることです。

ミュージカルというと、どんなイメージがありますか?有名どころで言うと、「サウンドオブミュージック」やディズニーなら「メリーポピンズ」などでしょうか。これらは名作ですし、子供が見ても面白い作品だと思います。

ただ、英語の教材としては使っている英語が古かったり、少し非現実的な内容なため参考にできる英語がなかったりするのです。

 

ですからここで私が特に子供向けにもお勧めするのが、「ハイスクールミュージカル」「ディセンダント」「ヘアースプレイ」です。

これらのミュージカル映画を使って、楽しく英語を始められると私はわが子たちと感じています。

ここでは、ミュージカル映画を観て聴いて英語を日常に取り入れる方法を、映画の内容と共に紹介していきたいと思います。

 

英語教育におすすめのミュージカル作品3選

まずは私がお勧めする3つの映画の内容を簡単に紹介していきます。

High School Musical / ハイスクールミュージカル


2006年にディズニーチャンネルのオリジナル・ムービーとして放送され大ヒットした作品。

公立高校に通う人気者、トロイは根っからのバスケ少年です。ニューイヤーパーティーで、ある少女とひょんなことからデュエットを組み歌うことになりました。

その時、何とも言えないすばらしい感覚を覚えます。後からその少女は転入生だと知るのですが、クールなバスケ少年が歌を歌うなんて周りには言えません。

 

密かに彼女と仲良くしたいものの、その優等生少女ガブリエラも目立つことは苦手。

人気者のトロイとの差を感じて悩みますが、お互い惹かれ合っていきます。学校の演劇部の舞台オーディションに参加することになり、周りからの反対を受け悩む二人を中心に物語は進んでいきます。

 

Descendants / ディセンダント


こちらも、ディズニーチャンネルオリジナル・ムービー、2015年に全米公開だったので比較的新しい作品です。

ディズニープリンセスストーリー(白雪姫や眠れる森の美女)で登場した悪役「ヴィランズ」の子供たちが両親とともに、「ロスト島」というバリアーが張られた島に閉じ込められています。

 

しかし、美女と野獣に登場したベルとビーストの息子ベンが王になり、ヴィランズの子供たちを王族たちが住む国「オラドン王国」へ招待するという提案から物語がスタートします。

自分たちがヴィランズであることに誇りを持ちたい、マリフィセントの娘マルも、オラドン王国の華やかさやベンの優しさに触れ、自分は本当はどうなりたいかと親からの期待のはざまで葛藤していきます。

 

Hairspray / ヘアースプレイ


1962年、黒人差別がまだまだ社会問題となっている、アメリカ合衆国ボルチモアが作品の舞台。

おしゃれとダンスが大好きなぽっちゃり白人高校生トレイシーは、人と違うことを懸念する母親の反対を押し切り地元番組のオーディションに参加します。

太った体系が受け入れてもらえず一度は不合格となりますが、学校で親しくなった歌もダンスもうまい黒人生徒たちと学校でダンスを楽しみます。それを見ていた番組チームリーダーのリンクに番組へ誘ってもらいました。

 

しかし、番組内でも黒人への風当たりは強くそんな番組にも疑問を覚えます。トレイシー自身は白人なのですが、同じように歌とダンスを愛する黒人の友達が差別されることに納得できず一緒にデモ活動までしようと言います。

周りの目を一切気にせず、自分の信じた道をまっすぐ突き進む姿に勇気をもらえる作品です。

 

ポイント1:子供と一緒に楽しむ

ここからは、なかなか映画を観る機会がないママたちに気軽に見てもらえる方法や、子供たちの誘い方など紹介していきます。

まず、ママパパが映画を観て楽しむ

まずはこの3作品観たことがなければ、ぜひ観てみて下さい。難しい内容のものは一つもないので、それこそながら見でも〇。上の二つは子供もとっつきやすい内容です。

わが子たちもしっかり中身を理解しながら観たのは6歳ごろでしたが、とにかく歌とダンスが魅力的なのでそこだけ何度も食い入るように観て、歌も一緒に歌って(聴こえてきた通りに)いました。

うちの場合は一緒に観ましたがそれもありだと思いますし、ママだけ観て(流して)興味をそそるのもありです。

 

「なかなかそんな時間ない。。」と思うかもしれませんが、私は割と夕方ご飯作っている最中に、幼児向け番組の代わりにこれらを流していました。

あと、「映画ごっこ」という遊びに入れ込んだりもしました。チケットを用意したり、ポップコーン売り場を作ったり。照明を少し暗くして映画風にすると最後まで楽しく観ていました。

 

サウンドトラックを車で流す

ママと一緒のものを楽しめるのは子供も嬉しいと思います。

親はどうしても、子供には子供向けの番組を見せたほうがいいだろうとか、車でも子供の好きな曲をかけていなければいけないのではと思いがちですよね。

テレビも子供が起きている間は自分の好きな番組は見られないとよく聞きます。

 

しかし、私はそんなことないのではと思っています。現に私は「ママの好きなもの」と明確にして子供と共有しています。

ハイスクールミュージカルを観た時も、「ママ、昔からこの映画観てみたかったんだよね!ダンスがとってもかっこいいんだって!ママ、これから観るけど一緒に観る?」と誘いました。

 

そして、車でサウンドトラックをかけると「ママ!この曲知ってるよ!この前一緒に観たね。」とか、「〇〇しながら歌ってたとこだね!」などと嬉しそうに教えてくれます。

ママと共有することをとても嬉しそうにしてくれているようでした。子供は「気づき」と「共有」が大好きです。ぜひ、家と車などでコネクトさせて下さい!

 

ポイント2:使えそうな言葉をピックアップしてあげる

ここに辿り着くにはそれこそ何度も繰り返し、歌とダンスの部分だけでもお子さんと一緒に観て聴いてくださいね。

6歳くらいの子だと、なんとなく口ずさんでる言葉に「どんな意味があるんだろう?」と疑問を持つこともあるかもしれません。

そこで、わが子たちが口づさ見やすかったもので使えそうな歌詞、またはためになる表現を紹介していきたいと思います。

 

What time is it?


ハイスクールミュージカル2に序盤に登場する曲”What time is it?”この曲は聞いたことあるママたちも多いかもしれません。トロイたち生徒が「夏休みが来たー!」とはしゃいでいるときの歌です。

さびで何度も繰り返し使われる”What time is it?”ご存知の通り、「今何時?」という意味です。すぐにでも子供と使える表現ですね。意味を教えたら、初めは歌いながら”What time is it?”と聞いてあげるといいです。

そのうちリズムをなくしていきましょう。あっという間にミュージカルを使ったひと表現の定着のきっかけとなります。

 

ちなみに、What time is it?にもいろいろなニュアンスがります。

この歌の中では「今何時だって?」というように、授業の鐘が鳴りもう夏休みだと分かっているのに、テンションを上げるために「今何時だって?言ってみよー!夏休みだぜー!」くらいのニュアンスが入っています。

 

What’s my name?


この曲は、ディセンダント2に出てくる「リトルマーメイド」の悪役アースラの娘ウーマが歌った曲です。私は、子供たちに作品を素直に楽しんで欲しいのであえて吹き替えで観せています。

それでも歌の部分は英語なので問題ありません。歌を楽しんでもらいたい希望は叶っていますし、なにより内容がしっかりわかるので楽しんで観てもらえます。

 

この曲はウーマが「私の名前は?名前を言ってみなさいよ!」と嗾けながら曲が始まります。

わが子たちは小さいころから英語をやっていたのでありがたいことに”What’s your name?”「あなたの名前は?」くらいは理解していてくれました。

 

ですから、「What’s your name?で○○ちゃんはお名前を聞かれるでしょ?でも、ウーマはWhat’s my name?って自分で、私の名前は?って聞いてるんだよ。一番強くて賢い私の名前はなんだ?って聞いてるんだね。」とニュアンスを捕捉しながら説明しました。

するとyour=あなたの my =私の、なんて教科書的に教えなくても済みます。私も、I,my,me,mineではなくこんな風に覚えてみたかったですね。

 

Good Morning, Boltimore


ヘアスプレーのオープニングとも言えるこの曲。トレイシーがボルチモアの朝をすがすがしく歌う曲は、本当に気持ちがいいです。子供もママたちも”Good morning, Boltimore~!”がとても歌いやすいと思います。

歌のにのって「英語を声に出す楽しさ」を感じられる曲になると思います。トレイシーの英語はとてもよく聞く聞きやすいアメリカ英語なので、”Good morning”もネイティブっぽい発音で言えるようになりますよ。

 

ポイント3:異文化や歴史について話してあげる

ミュージカルや映画を観ることは、英語以外に「異文化」「他国の習慣」や「歴史」にもフォーカスを向けることが出来る素晴らしい勉強方法だと思っています。

ドラマの中で小学生の娘にはアメリカ特有の文化の話もしてあげたりします。学校では見ることのできない世界を知ることが出来ます。

例えば、ハイスクールミュージカル3で描かれる卒業パーティー「プロム」。日本にはなじみのない習慣ですね。海外では、人生で一番の青春と言っても過言ではない行事です。日本の成人式のようなものでしょうか。

 

一番の特徴は、男子生徒はパートナーとして女の子を誘わなくてはいけないことですね。

パーティーでは、自分の胸ポケットに飾る花とおそろいのコサージュを贈るだとか、そんなことをママも調べながら小学生の子供と話すのはとても楽しいかもしれません。

 

また、うちは5歳の息子がヘアスプレーを観ながら、「どうしてがお顔が黒い人にいじわるするの?」と尋ねてきたので、簡単に黒人差別があった時代のことを話しました。

そこから、トレイシーみたいに誰にでも平等に接しられる子になってね、とついでに諭してみたり。個人的には、まだ難しいだろうとはぐらかすのではなく、何でも丁寧に説明しようと努めています。

ミュージカルを楽しみながら、他の国のことに興味を持つきっかけとなればなと思います。私はそれだけでも価値があると思っているので、楽しめるなら日本語でも見せたりします。

 

ミュージカルで英語を学ぶことの一番のメリットは、楽しみながら自然な英語が身につくことです。

歌で聴いて、発話すると本来難しいとされる英語独特のイントネーションやアクセントが楽に身に付きます。子供ならなおさら、素直に耳から入ってきたままを口にするのが得意です。

テレビ好きなお子さんを持ったママパパ、または自分が映画など好きなママパパ、ぜひ一味違った英語の勉強方法でわが子たちに英語への興味を膨らませてもらいましょう!

 

最後に:ママ自身が英語に触れ、楽しむところを見せよう

話せるようになってほしい!将来世界で活躍してほしい!とわが子に期待を寄せるママから、小学校で英語が必須化になるけど自分は教えられないからやらせないと不安、とにかく楽しんでくれればと思っているママまで様々です。

しかし、どの望みにも有効なのが「世界を知り、英語を学ぶことへの魅力と必要性を大好きなママから教わる、または感じることだと私は思います。

根本的なところになりますが、まずはママが「英語を楽しむ」ところを見せるのが、子供の英語教育を進めていくうえで不可欠なことだと思います。子供はやはりママが大好きなわけですから。

 

親子で参加できる親子英会話のサークルに参加してみるのも良いです。

手遊びや歌を英語でやってみると家でもやりやすくなります。自分ももう一度英語に挑戦してみたい!というママは、思い切ってスカイプ英会話レッスンを始めてみるのは如何でしょうか。

 

私自身は、アメリカ人講師を招いてやる地域の英語サークルに息子を連れて参加しています。思い切って外の世界へ出て、英語を楽しんでいる人から言語学習の魅力を教えてもらうのもいいかもしれません。

ママがどうやって自身の英語力を向上させていけるという話は、また別の記事で詳しく話しましょう。

 

BOB先生の子供英語特集

» ママが英語に触れて、子供の世界を広げる6つの方法【おうち英語】

»  幼児を夢中にさせる英語絵本の選び方・読み聞かせ方

» バイリンガル教育は0歳から!子供の英語脳を育む子育ての方法

 

 

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