英単語学習から抜け出そう!コロケーションでボキャブラリー増強!

collocation
にゃんこ先生
ねこくん、コロケーションって知ってる?
ねこ君
ん・・?ロコモーション?どこかで聞いたことがあるような。。
にゃんこ先生
違う違う、コロケーション。
にゃんこ先生
コロケーションは、英語力をワンランクアップするために、知っておいたほうが良い概念。
にゃんこ先生
単語の勉強は、単語帳で一問一答の暗記になりがちだけで、スタートポイントとしては良いのだけど、適切な単語の使い方をマスターするのは難しい。
にゃんこ先生
今回は、ボキャブラリー増強のコツを考えてみよう。

 

この記事の著者: うりぼー

日本の大学を卒業した後に、2015年イギリスのリーズ大学の修士課程に進学し、翌年に卒業。在英中に就職活動を実施し、現在は日本の外資系IT企業で働いております。純ジャパニーズ(海外の長期滞在経験0)でありながら大学時代に一念発起し、イギリス大学院進学の準備をはじめ、大学卒業後にストレートで進学したうりぼーが自身の経験をもとに、皆さんへ勉強法・出願プロセス・現地での生活等をシェアしていきたいと思います

英語を勉強する目的を明確に

皆さんが英語を勉強される目的は多種多様化と思います。

例えば、海外旅行のためであったり、映画を英語のまま、字幕なしで見てみたいといった日常的な目的もあるでしょうし、昇進・転職のための資格を取得するために英語学習をされる方もいらっしゃるかと思います。

短期的なイベントに向け勉強される方もいらっしゃる一方で、受験や留学など自分の人生の転機になるイベントに向け、長期的、かつ入念に英語の勉強をされる方もいらっしゃいますよね。

 

筆者が英語力アップに一番必要だと思っていることは、明確に自分のゴールを決めることだと考えています。

前述した例を引き合いに出すと、海外旅行では、観光先でのレストランでの会話、道の聞き方など“会話”に焦点を絞った勉強が短期的には適しているというわけです。

こちらでは、筆者の経験をもとに、留学を実現・成功させるため、英語力をどのようにもう1ステップレベルアップできるかを解説していきます。

 

英語力アップに必要なインプットのコツ

では、皆さんの英語力をもう1ステップレベルアップするには具体的にどうすればよいのか。

語弊を恐れずに言うと、英語力レベルアップの近道はありません。TOEICなど試験への対策等であれば、テストにおけるテクニックを駆使することで、多少なりスコアを上げることは可能でしょう。

ただ、これは留学の実現・成功を目的とした“英語力”のレベルアップには厳密にはなっていないと考えます。

もちろん、TOEIC等のスコアが上がることはよいことですが、今回の目的である留学の実現・成功に向けた、英語力アップとは少々性質が異なると理解してください。

 

単語力の重要性

ここでいう英語力をアップさせるために必要なことは、1にインプット、2にインプットです。具体的には、ボキャブラリーの増強が必要ということです。

英語力を問う諸資格試験においては、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの技能が問われますが、どの要素を以てしても、強固なベースを築いていなければ、英語力を伸ばしていくことはできません。その一番のベースがボキャブラリーなのです。

 

ボキャブラリーといえば、皆さんの多くは、学生時代に一度は手にしたことのある英単語帳を思い浮かべる方が多いかと思います。

確かに、英単語帳は、1単語に対して、1つのメジャーな和訳が掲載されており、基礎的な英語のボキャブラリーを増やすには、うってつけと言えます。ただし、留学を志す方ですと、英単語帳に記載されている基本的な単語はある程度はご存知でしょうし、ベースとなる英語力はお持ちだと思います。

私としては、皆さんのインプットの質をもう一段階上げるために、あえて英単語帳を使わずに、ボキャブラリーを増やすことをおすすめいたします。

 

英単語学習の弊害

英単語帳を使わずに、ボキャブラリーを増やすメリットは後述しますので、まずは英単語帳学習による弊害について、少し説明します。

 

1単語につき、1和訳

極端な一例ですが、英単語帳的には、make=~を作ると記載されているとしましょう。そうすると私たちはmake=~を作るという意味だけを覚えがちで、シチュエーションに応じた単語の使い方ができなくなってしまう可能性があるわけです。

 

例えば、私の留学中の経験で、友人に今日一緒に飲みに行こうかと誘ったとき、友人は「I can make it」と言いました。ここでは、「飲み会に参加できるよ」という意味でmakeが使われています。make=~を作るの単純な方程式は、必ずしも成り立たないわけです。

Makeには~を作る以外に十数種類の用法があるのですが、単語帳だとそこまで詳細には記載されていませんよね。こういった齟齬を生みやすいため、英単語帳のみの学習が危険だと、筆者は留学の実生活から学びました。

 

直訳を暗記

また、英単語帳のもう一つの弊害は、単語のみの直訳であるため、単語同士を組み合わせ、正しい英語表現を学ぶ機会を奪ってしまうことです。

こちらも極端な例ですが、reduce=~を減らすという和訳で覚えていたとします。では“リスクを減らす”という表現をしたい場合、半数くらいの方は、reduce risksと表現される方がいます。

 

なぜなら、日本語の減らす=reduceと英単語帳で学んでおり、頭にはまず直訳が浮かび上がってくるからです。ただし、英語ではRisk mitigation(リスクの緩和)と表現するほうがより伝わりやすいです。英語表現としては、リスクは減らすものではなく、緩和するものという考え方だからです。

英単語帳から、学習したreduceを使うだけでは、必ずしも間違い表現にはなりませんが、英語力レベルアップの観点から述べると、今一つといったところです。

 

要約すると、英単語帳学習では、1単語につき、1和訳といったインプットをしやすいこと、直訳された英単語を覚えるため、表現としては、いまひとつになりがちという危険を伴っているということです。

 

コロケーション学習で、劇的なボキャブラリー増強を!!

では、具体的にどのようにボキャブラリーを増やすことで、英語力をもう1ステップ高いレベルへ引き上げるかことが可能なのでしょうか。

 

それは、英単語帳ではなく、自分自身で学習した読み物等からボキャブラリーを抜き出し、コロケーションと共に覚えることです。コロケーションとは、いわゆる1つの単語とセットで使われる様々な語句のことを指し、すべての品詞が当てはまります。

例えば、Conferenceというセットで使われる動詞としては、attend/go to/hold/organize/call/conveneなどが挙げられます。これがいわゆるコロケーションの動詞というわけです。

(参考: http://collocation-dictionary-dev.appspot.com/collocation-dictionary/conference

 

このように、名詞と合わせて、コロケーションを学習することで、より正確な単語の用法を身に着けることができます。

コロケーションと共に自分自身で用法を書き足したオリジナルの英単語帳を作成することができれば、前述した英単語帳の危険性を少しは緩和できるかと思います。

ただし、コロケーション辞書を使うのみでは、単語帳のみを使う学習法とさして変わりがありません。私は、以下のようなCollocation listをExcel表にて作成することで、自分なりに体系的に整理しました。

 

Collocation 学習の例

No.CollocationVocabularyCollocation意味例文
前1後1後2
1InConferenceWithSomebody(人と)会議で会うXXXX
2adoptsomething会議で~を採択するXXXX

Reading等で分からなかった単語を、自らExcelに記載することで、記憶の定着率をあげることもできます。

また、同じ単語を何度も調べている場合には、Excel上に記載することで、自分の学習履歴を残すこともできます。多少時間はかかりますが、自分なりのアセットを作る意味で、Excelを使ったコロケーション学習は非常に有効です。

 

また、コロケーション学習は、日本人の最も苦手とするアウトプットスキルであるスピーキングとライティング分野の底上げに大きく貢献するはずです。コロケーション学習によるボキャブラリー増強は、1単語に関連する単語が芋づる式で思い浮かぶようになります。

つまり、文章をより親和性の高い単語同士で組み合わせることができ、表現を豊かにすることができます。

 

英単語帳のみでの学習だと、1単語に対する1つの使い方(和訳)に焦点を置いた学習になるため、アウトプットが重要なスピーキングとライティングでは、表現性に乏しい文章になりがちです。

コロケーション学習でボキャブラリーを増強することは、その次ステージでのアウトプットの質を向上させることにもつながります

 

終わりに

現状の英語力をもう1ステップ高みへと引き上げるためには、ボキャブラリーを増強するインプットの質を上げることが非常に重要です。

コロケーション学習はインプットの質を高めるために非常に有効な手段であり、次のアウトプットステージでも大きな英語力の向上に貢献してくれるはずです。

地道できついインプットこそ、より質と効率性を高め、英語力全体の底上げを図っていきましょう。

 

 

ねこ君
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