子供のための英語教育 読み聞かせ絵本のすすめ vol.2

Shan
今回も、2歳から6歳くらいまでの子ども達に読み聞かせるのにぴったりな英語絵本を紹介します

Shan
英検一級を取得して、3年間小さい子どもたちに英語を教えていたMay先生が選んでくれたものです。

Shan
CD付きかどうか気にしなくて良いように、朗読の音声も合わせて紹介します!

Shan
絵本を使って、子供にどう読み聞かせるのかということに関しては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

今日紹介する8冊はどれもテーマや、英語の語数・難易度が異なるので、読んであげる子どもに合わせて絵本を選ぼう。

あまりに難しい、もしくは集中できる時間よりも長い絵本を選ぶと、子どもは理解できなくなって途中で聞いてくれなくなってしまう。英語の学習ということから言えば、分からない単語が含まれていつつも、絵を見ながらなんとかストーリーについていける、くらいのレベルの絵本を選んであげてほしい。

また、幼児向けの絵本であれば、その本のテーマが決まっているものも多い。動物がたくさん出てくる本、数をかぞえる本、主人公の動きに合わせて様々な前置詞が出てきたり、動作が変化したりする本、など。様々なテーマの絵本をそろえておくと、偏りが少なく、多くの言葉を導入してあげることができるだろう。

幼児におすすめ絵本8選

Does a Kangaroo Have a Mother, Too?

朗読動画

著者紹介

Eric Carle。絵本作家。1929年ニューヨーク生まれ。コラージュ手法が特徴で、鮮やかな色彩感覚によって「絵本の魔術師」といわれる。

 

絵本概要

ライオンにも、クマにも、サルにも、お母さんっているのかな? お母さんのお腹の袋の中にいる赤ちゃんカンガルー。お母さんライオンのまわりを跳ねる赤ちゃんライオン。青く深い海の中を泳ぐ赤ちゃんイルカ。明るいコラージュでできたイラストとシンプルな文章が、みんなにお母さんがいて、全てのお母さんが子どもを愛していると教えている。

 

May先生おすすめの理由

基本的に2つの文が繰り返されるかたちで文章が構成されているので、それほど英語に慣れていない子どもでも楽しむことができる。

さまざまな動物が出てくるので、動物の名前を教えたいとき、そしてもちろん動物好きな子どもにはおすすめの絵本だ。文章中の動物名が色付きで書かれているので、例えばアルファベットを紹介するときなどにも、子ども達にとって見やすい作りになっている。

 

 

I Went Walking

朗読動画

著者紹介

著者Sue Williams、イラスト Julie Vivas。著者のウィリアムズは、オーストラリアのアデレード在住の絵本作家。イラストレーターのヴィヴァスもオーストラリア人で、児童書のイラストレーターである。

 

絵本概要

散歩に出かけよう。何が見えるかな? 黒いネコがあなたを見ているよ。さあ、次は何に出会うかな?

 

May先生おすすめの理由

水彩画で描かれたイラストが柔らかい印象を与え、とても優しい雰囲気を醸し出しており、幼い子ども達にもぴったりの絵本である。

お話には次々に動物が出てくるのだが、最初は登場する動物の一部分しか見えないので、ちょっとしたクイズのような感じで楽しむことができる。繰り返しが多く、リズミカルな文章なので、聞いていても、声に出して読んでも、楽しさを感じる文章である。

black cat、brown horse、red cowといったように動物名と色が組み合わさって出てくるので、両方を自然に覚えられるところが素晴らしい。

 

 

Where is the Green Sheep?

朗読動画

著者紹介

Mem Fox、Judy Horacek。著者は双方ともオーストラリア在住。フォックスは児童書作家であり、文学を専門とした教育学者でもある。ホレイセックは漫画家、芸術家、児童書作家であり、オーストラリアの大手新聞の漫画欄も担当している。

 

絵本概要

赤い羊や青い羊、風の羊に波の羊、怖がり屋の羊に勇敢な羊もいる。でも緑の羊はどこにいる?

 

May先生おすすめの理由

明るくて見やすいイラストが、どんな年齢の子どもにも受け入れられやすい絵本である。

ほとんどの文がHere isから始まるシンプルな文章となっており、形容詞が変化するだけなので、子ども達も絵を見ながら英語を推測しやすいだろう。出てくる色、形容詞、単語は、どれも日常的に使われるものばかりなので、ぜひ何度も読み聞かせて、子ども達に覚えてもらいたい。

ただ、例えば「bed sheep」「bath sheep」のように、通常は形容詞として使われない単語が形容詞的に使われているということには意識を留めておきたい。

 

 

Rosie’s Walk

朗読動画

著者紹介

Pat Hutchins。ハッチンスは数々の人気絵本を生み出している著者兼イラストレーターである。現在はイギリスのロンドンで暮らしている。

 

絵本概要

ニワトリのロージーは散歩へ出かける。その背後には、ロージーを捕まえようと後をつけるキツネの姿が。何も気づかずに散歩を続けるロージーは、はたして無事にニワトリ小屋へ帰ってこられるだろうか?

 

May先生おすすめの理由

今回紹介している他の本と比べると、レトロな雰囲気のイラストが目を引く一冊である。キツネがなかなかロージーを捕まえられないところがちょっとコミカルで、小さな子ども達も喜んで見てくれそうな絵本だ。

キツネに災難が降りかかる場面には文章がついていないので、子どもと会話しながら絵本を楽しみたい。

文章の量は少なく、1文も短くシンプルなので、英語にまだあまり慣れていない子どもでも理解しやすいだろう。ロージーが散歩するルートに合わせて、前置詞のイメージを掴むのに適した絵本である。

 

 

Trucks

朗読動画

著者紹介

Byron Barton。バートンはアメリカ出身の児童書作家であり、多数の児童書を生み出している。シンプルなイラストと大胆な色使いに定評がある。

 

絵本概要

レッカー車やコンクリート車、配送トラックなど、様々なトラックを楽しく紹介する絵本。

 

May先生おすすめの理由

これはトラックや車好きの子どもにぴったりの絵本である。

それぞれの車の説明に少し難しい単語が出てくるので、ちゃんと理解できるのだろうかと大人は不安に感じるかもしれない。しかし、特定のテーマに興味を持った子どもは特に、大人が考えるよりもはるかに多くの言葉を自然と習得する。だからそのテーマに絡めて言葉を導入してあげると、語彙の幅はどんどん広がっていくのだ。

この絵本の文章になれてきたら、街で本物のトラックを見かけたときにも英語で話してみよう。そうすると、言葉と実体験が結びついて、さらに言葉が定着するようになる。「Trains」「Planes」「Boats」といった絵本も同じ著者から出版されているので、乗り物好きの子どもたちにおすすめだ。

 

 

Maisy’s Wonderful Weather Book

朗読動画

著者紹介

Lucy Cousins。カズンズは児童書作家でありイラストレーターである。イギリス生まれ。Maisy Mouseを主人公にした絵本で非常に有名である。

 

絵本概要

「メイシ―、今日のお天気は?」雪が降ろうと、雨が降ろうと、晴れていようと、ネズミのメイシーはその日を楽しむ方法を知っている。メイシーと一緒に自然を探検しよう。お天気って、なんて素晴らしい!

 

May先生おすすめの理由

天気とそれぞれの天気にまつわる単語を楽しく学ぶことのできる絵本。

この絵本は、引っ張ったり、回したりする部分がついた仕掛け絵本なので、読み聞かせるのはもちろんだが子どもと一緒に遊んで楽しみながら、英語を身につけることができる。文

章そのものは少し長く感じるかもしれないが、韻を踏んでいたり、リズミカルであったりと、聞いていてとても楽しい。天気に関しては、学んだ言葉を絵本の中だけに留めるのではなく、ぜひ日常生活でも使用して、自然に言えるようにしてあげたい。

 

 

We’re Going on a Bear Hunt

朗読動画

著者紹介

著者Michael Rosen、イラスト Helen Oxenbury。著者のローゼンは児童文学者であり、これまでに140冊もの本を生み出している。1946年にイギリスで生まれ、現在もロンドンで暮らしている。イラストのオクセンバリ―もイギリス人であり、イラストレーター兼絵本作家。

 

絵本概要

5人と1頭の犬はクマ狩りへ出かけた。草原、川、沼地、森、そして雪嵐をこえて、ついに洞窟でクマと遭遇する。びっくりして家へ逃げ帰った5人だが、クマは5人を追ってきた。家に鍵をかけて、クマを閉め出した5人が言ったことは……?

 

May先生おすすめの理由

この絵本は1989年に出版されて以降、数々の賞を受賞し、多くの人びとに愛されている本である。

絵本をちょっと見ただけでは文章の量が多いように感じられるかもしれないが、繰り返しが多いので、楽しく聞くことができる。絵本ではあるが、リズムやメロディーをつけて、歌うような感じで読まれることも多い。

英語の擬音語がたくさん出てくるのも、聞いていて楽しいところだ。読み聞かせるだけでも、もちろん素晴らしいのだが、例えばover、under、throughなどの前置詞をお話に合わせて、ちょっとした劇のようにして子どもと遊んでみると、英語の意味を理解しやすくなるだろう。

 

 

I Don’t Want to Be a Frog

朗読動画

著者紹介

著者 Dev Petty、イラスト Mike Boldt。著者のペティはかつて視覚効果として映画『マトリックス』三部作に関わった。アメリカのカリフォルニアで生まれ育ち、現在はニューヨーク州に暮らす。イラストのボルトはイラストレーター兼作家でもある。カナダ在住。

 

絵本概要

主人公のカエルが嫌いこと。それはカエルでいることだ。カエルでなければ何でもいい。猫でも、ウサギでも、フクロウでも。ところがそこに、お腹をすかせたオオカミが現れて……。

 

May先生おすすめの理由

イラストも、カエルたちのやり取りも、とても可愛らしい1冊。お話が進むにつれて、徐々に文章量が増えるので、少し英語に慣れた子ども向けの絵本である。

内容としては、なりたい動物とその理由、そしてどうしてカエルでいるのが嫌なのか、ということが繰り返されるので、ストーリーが全く分からなくなってしまうことはなさそうだ。全て会話でお話が進んでいくので、英語の自然な言い回しを感じることができるのも良い所である。

楽しい文章でありながら、他の誰かになりたいと憧れるよりも、やっぱり自分自身でいるのが一番いいよね、ということを子どもに伝えることができる素敵な絵本である。

 

 

 

この記事の著者:May先生

みなさん、こんにちは。Mayです。 これまでに、留学したり、独学で勉強して英検1級を取得したり、幼児英語教育に3年間携わったりしてきました。 英語はなかなか短期間で身につくものではありません。 でも自分に合った学習方法を見つけてどんどん上達していく人を、たくさん見てきました。 みなさんが英語をより楽しく身につけられるように、私の経験や知識をお伝えできればと思っています。

 

May先生おすすめ絵本シリーズ

読み聞かせ絵本のすすめ(2~6歳) vol.1

読み聞かせ絵本のすすめ vol.2

歌う絵本で英語を育もう! 子供におすすめ絵本 vol.3

 

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