




留学と聞くと「お金がかかる」というイメージがあります。例えば、1年間アメリカの大学へ留学すると全て含めて300万円以上かかります。
そんなかかるなら諦めるしかないのか、、、
そんなことはありません!実は、多くの留学生は奨学金をもらっています。
近年は、学校以外にも一般企業や、法人などから様々な奨学金プログラムが提供されています。
筆者自身も、トビタテ奨学金という官民協働の奨学金を受け取っています。
しかし、奨学金は簡単に獲得できるわけではありません。
多くの場合、奨学金の募集は留学開始の1年前から開始されるので、先を見据えた計画を立て行動していくことが求められます。また、応募すれば必ずもらえるというわけではないので、しっかり選考対策をすることも必要です。
今回は筆者の経験から、留学における奨学金選びのコツと、選考に通るためのポイントについて紹介していきたいと思います!
この記事の著者:ra
国立大理系の大学生。大学1年生の時に初めて海外へ行き、長期留学を志す。現在は1年間のアメリカ留学中。
監修者:ウメンシャン
日中英のトリリンガル・言語オタク。英語圏留学経験なしからIELTS8.0、TOEFL104、GRE322。コロンビア大学・ペンシルバニア大学・ニューヨーク大学・メルボルン大学教育大学院に合格実績を持つ。慶應義塾大学大学院卒。1児の母。
目次
交換留学で使える奨学金の種類
留学の奨学金は種類がとても多いです。
学校経由で募集されるものに限らず、一般企業や法人が主催している奨学金プログラムもあります。
まずは、一般的な奨学金の種類について紹介していきます。
給付型・貸与型

奨学金は、大きく分けて給付型と貸与型に区別されます。
給付型は返済不要の奨学金です。一方で貸与型は、帰国後に返済することが求められます。
例えば、JASSO(日本学生支援機構)が提供している奨学金は、以下のように給付型と貸与型の2種類があります。
【給付型】
- 海学留学支援制度(学部学位取得型):海外大学での学部学位を取得する人向け
- 海外留学支援制度(大学院学位取得型):海外大学院で学位取得をする人向け
- 海外留学支援制度(協定派遣):大学を通して募集される、大学協定校プログラム参加者のための奨学金
【貸与型】
HP:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/kaigai/index.html
- 学位取得のための長期留学向け(第二種奨学金、第一種奨学金)
- 短期留学向け(第二種奨学金、第一種奨学金)
一般的に、給付型の方が応募資格や選考が厳しくなっています。
理由は、返済がないため、資金提供側も意味のある留学計画や、優秀な人材を支援したいと思っているからです。
一方で貸与型は、親の収入条件など一定の条件を満たしていれば誰でも受給できることが多いです。
【その他の給付型奨学金の例】

特徴
英国または米国へ留学する学生向けの奨学金
4年間の支給なので学部で長期留学をする人向け

特徴
4年間の支給なので学部で長期留学をする人向け
国による支給額の差はなく一律月8万円

特徴
学位取得を目指した大学院留学を行う人が対象
1年以上から応募可能
【貸与型の奨学金の例】
特徴
国の教育ローンなので信頼度が高い
目的別
奨学金は、対象とする留学先の国や機関といった目的別によっても分けることができます。
このような奨学金は、応募条件でその奨学金プログラムの目的に沿っていることが求められます。
例えば、学部学位取得型と大学院学位取得型や科学系の研究留学者対象のもの、フィンランドEDUFI奨学金やスリランカ政府奨学金など様々な国を対象としたものがあります。
研究留学対象や地域が絞られている奨学金には以下の様なものがあります。
国や留学先で学ぶことに制限のない学部・大学院学位取得型は、条件を満たす人が多いので自然と倍率も高くなります。
自分の留学先の国が珍しかったり、留学目的が語学だけでない場合は、条件を満たしている目的別の奨学金に応募した方が受かりやすいケースもあります。
また、選考では自分の留学計画や留学に対する思いを聞かれるので、他の人と違う留学目的を持っている人はそれを強みにできる奨学金プログラムの方がスムーズに選考に望めます。
海外大学・機関からの奨学金

ここまでで述べてきたのは、日本の機関を通して応募できる奨学金でしたが、海外の大学が募集している奨学金もあります。
海外の奨学金に応募するメリットは、
①現地の通貨でお金がもらえる
日本の奨学金は日本円で入金されるので、現地で使うには海外送金をしなければいけません。
また為替レートに左右されるので、場合によっては当初予定していたよりも自己負担が増える場合があります。
現地の通貨で奨学金が獲得できれば、それらの心配がないので安定した資金源が確保できます。
②留学中でも申請できる
日本の奨学金は、留学前に応募しなければいけません。また、先述したように募集期間がかなり早く、気づいたときには募集が終わっていたなんてこともあります。
例えば私の応募した奨学金は、対象留学期間の半年以上前に募集が締め切られていました。一方で、海外機関が募集する奨学金は、留学中や留学直前でも応募できます。
海外奨学金のデメリットとしては、選考が大変なことです。応募条件や選考を通して、高い英語能力が求められます。
選考は全て英語で進むので、英語で書類を書く能力や、面接がある場合は会話力も求められます。自分の負担も考慮した上で応募してみてください。
海外奨学金を見つけるのに便利なのがInternational Studentの奨学金検索サイトです。
このサイトで、「何を学ぶか」と「留学先」、「出身国」を入力すると自分にあった奨学金を紹介してくれます。
また、CollageBoradというサイトも、同じように条件を入力すると留学生向け奨学金を紹介してくれます。
【海外奨学金の例】
特徴
2001年にスウェーデンで誕生した”Education Media Group”の奨学金プログラム
上限$50,000までの支給
アプリケーションフォームと400~500 Wordsのエッセイの提出がある
特徴
デンマークに留学する学生を対象とした奨学金プログラム
5,000DKK(=90,000 JPY)が年に1回支給される
自分にあった奨学金の見つけ方

奨学金について基本的なことを知ったら、次は実際に応募する奨学金を見つけましょう。
先述したように、留学に関する奨学金は多種多様です。その中から、自分が取得できる可能性が高い奨学金を選ぶことが重要です。
ここからは、自分に合った奨学金を見つける方法について紹介していきます。
目的との一致
まずは、留学の目的が一致する奨学金を探しましょう。目的というのは、「英語を学びたい」や「この教授の下で学びたい」などが挙げられれます。
つまり、留学をしなければいけない理由とも言えます。なぜこれが奨学金選びに重要なのでしょうか。それは選考に影響するからです。選考官が重要視するのは、「奨学金プログラムの目的に適切な人材、留学計画であるかどうか」です。
奨学金支給側は、自分たちのお金がしっかり将来に繋がるような人材に使われることを望んでいます。各奨学金の募集要項にはその支援目的が掲載されており、それに自分の留学の目的が当てはまるかどうかが重要となります。
例えば、スイス政府奨学金は、博士以上の研究者もしくは芸術専攻の学生を支援することが目的の奨学金です。
留学先がスイスで、その大学でしか研究できないことをすることが目的だった場合この奨学金は最適です。
一方で、スイスに留学する予定だけどスイスでなくてもできる研究だという場合は、スイス限定ではなく海外での研究留学に重きを置いている奨学金の方が、留学目的と支援側が求める人物像に一致します。
このようにして、自分の留学目的と奨学金の支給目的が一致するようなプログラムに応募しましょう。
では、どうやって目的にあった奨学金を見つければいいのか。既に大学に通っている人は、学校が紹介している奨学金から確認してみてください。
また、留学生課の先生に相談してみると、自分に合った奨学金を紹介してくれると思います。
ただ、学校が紹介しているものは限られているので自分で探すことが必要です。
JASSOのホームページでは、「給付型・貸与型」「国別」「民間の奨学金」のようにカテゴリごとにプログラムを探すことができます。
また、JASSOが提供している奨学金検索サイトも便利です。ただ、情報が古い場合があるので、必ず公式サイトで最新の情報を確認しましょう。
そして、気になるものを見つけたらまずは募集要項に目を通しましょう。
そこで確認するのは、以下の3点です。
- プログラムの目的が自分に当てはまるか
- 募集期間
- 募集対象(年齢、期間、国など)
この3点を考慮した上で応募する奨学金を選びましょう。
留学スケジュールとの一致
もう1つ大切なポイントは、選考スケジュールが自分の留学スケジュールと合うかどうかです。
確認する点は以下の2点です。
- 対象となる留学期間と一致しているか(出国・帰国ともに)
- 外部の奨学金の場合は、留学自体の選考とのタイミングは適切か
1つ目は、応募条件との一致です。そもそも自分の留学期間と、奨学金支給対象の期間が違っていたら応募できません。
出国日の期限のみを定めているプログラムや、帰国日の期限まで定めているものもあります。しっかり確認しましょう。
2つ目は、学校の交換留学と外部の奨学金を組み合わせる場合です。
奨学金応募の際に、留学先の受け入れ許可書が求められます。そのため、留学先と期間が確実に決定した後に奨学金に応募するというのが望ましい順番です。
しかし、学校と外部の奨学金は全く別ものなので、スケジュールがうまくいかないことが多いです。
奨学金の応募が、留学開始1年前から始まるのに対し、学校の留学の応募が留学開始半年前からスタートすることもあります。
私の場合は、奨学金の募集が留学の募集よりも先だったため、あとから奨学金応募時に申請していた期間や学校を変更しなければならないことがありました。
奨学金によっては変更が簡単にできないこともあるので、奨学金応募時に自分の留学計画が確定しているスケジュールになるように、奨学金を選ぶのが望ましいです。
交換留学を実現!奨学金選考の流れと対策
応募する奨学金を決めたら、次はいよいよ選考です。奨学金選考の流れは各プログラムによりますが、一般的には書類選考と面接になります。
また、前提とする応募資格として、大学の成績や英語スコアの基準が設けられています。ここからは、選考対策のポイントを紹介していきます。
英語テストのスコア

応募条件となる英語のスコアは、応募の前に取っておかなければいけません。奨学金の募集締め切りは早いので、それよりも前に必要なスコアを取るために勉強し試験を受けなければいけません。
よって、少しでも留学を考えている時は、留学したい時期の遅くとも1年半前には奨学金の募集要項を確認しましょう。
多くの奨学金プログラムで用いられている英語の試験は、IELTSかTOEFL iBTです。
例えば、先述した柳井正財団奨学金はTOEFL iBT 90点以上、経団連奨学金はIELTS6.5以上、TOEFL iBT92点以上という高い基準を設けています。
比較的獲得しやすいJASSOの奨学金でも、TOEFL iBT80点以上、IELTS6.0以上となっています。
また、応募資格に英語能力の基準を設けていなくても、書類選考で英語のスコアの提出を求めるものもあります。
ここで見られているのは、留学計画を達成できるような英語力を持っているかどうかです。
基準はないにしてもスコアが高いことにこしたことはありません。また、後々留学自体の応募にスコアが必要になるので、英語のスコアは早めに取りましょう。
奨学金プログラム自体の募集は、実際の留学期間の約1年前に締め切られることが多いので、英語のスコアはその前に獲得しておく必要があります。
私の場合は奨学金の応募自体に英語のスコアは必要ありませんでした。
しかし、留学の応募のためにスコアを取得する必要があったので、奨学金の選考と並行してスコア獲得のために勉強を進めました。正直、この2つを並行してやるのは大変でした。
そのため、理想的なスケジュールは以下のようなイメージです。

応募書類の書き方
応募書類を書くときのポイントは、留学計画と目的の言語化です。書類審査では、留学計画やその動機が聞かれます。
その内容は、奨学金支給側が「この人をぜひ支援したい」と思えるようにしなければいけません。そのためにはまず、自分の留学計画が十分に実現可能であることを示す必要があります。
実現可能であるとは、受け入れ先が決まっていることや、留学の目的を達成するための具体的な行動が考えられているかどうかということです。
例えば、留学の目的を「英語力の向上」とする場合、今の自分の英語力をどこまで上げるかの数値化やそのために自分は現地でどんなことをするのかを、留学計画として述べられるようにしなければいけません。
かつ、それらが現実的であることが重要です。ただ英語を話せるようになるために海外へ行くという曖昧な計画では、留学の具体像が伝わりません。
そのため、応募書類を書く前に自分の留学について深く考えましょう。
と言っても、どのように自分の留学計画を立てていいかわからない、という人のために私が実際に行った方法を紹介します。
私は、自分の留学についてロジックツリーを用いて考えました。ロジックツリーとは、木が枝分かれしているように、物事を要素分解していく問題解決手法です。
以下のような質問を考え、真ん中に「留学」と書いた紙からどんどんその答えを広げていきました。
- なぜ留学したいのか
- それは日本ではできないことなのか
- なぜその国・学校なのか
- 現地でなにをするのか
- その行動で何が得られるのか
- 留学を志したきっかけ
- 帰国後にどう留学経験を活かすか
実際のロジックツリー↓

ロジックツリーを使うと、自分の頭の中が整理されます。留学に対する思いや目標や、1つだけであるとは限らないので、思いついたことをどんどん書き出しましょう。
そうすることで、自分の留学に対する思いが可視化され、留学計画がより深まります。
書き出すことは人それぞれですが、特に大事なのは「海外でないといけない理由」です。
選考官は、わざわざ高いお金を払って海外に行かなくてもできることを目的にした留学を支援したいとは思いません。そのため、自分は海外に行く必要があることをしっかり説明できるようにしましょう。
例えば、英語を学ぶことが目的の人も多いですが、正直それだけでは日本でも学べます。そこで、以下の様に「英語を学びたい」ということをもっと深掘りします。
どうして学びたいのか→日本で留学生とのサークルで会話ができなかった
→悔しかった→ネイティブの中で生活しなければ会話力は得られないと感じた
というようにすると、自分が留学をしなければいけない理由が伝わります。
このようにしてロジックツリーを用いて留学目的を掘り下げた後は、それを応募書類に合わせてまとめていきましょう。
面接対策

書類選考の次に待っているのが面接です。面接は、選考書類の内容を元に練習を重ねましょう。特に、面接官となって一緒に練習してくれる相手を見つけるのが一番いい方法です。
選考中の奨学金プログラムの経験者や、学校の先生、もしくは同じく選考中の人でもいいです。とにかく、人に自分の留学についてしっかり話すことができるように練習しましょう。
また、一般企業や法人が募集している奨学金では、その奨学金プログラムへの応募理由が聞かれることもあります。自分が受けている奨学金の支援元や、プログラムの特徴も理解しておきましょう。
支援元とは、奨学金プログラムを運営している企業や法人です。
具体的にどの点をチェックすべきかというと、基本的な事業内容と支援元が留学生をサポートする目的の繋がりです。
また、プログラムの特徴は応募要項をしっかり読み、他の奨学金にはない点や自分の留学に当てはまる点を探しましょう。
例えば、TOMODACHI-UNIQLO フェローシップはデザイナーや経営者志望の人を支援していたり、経団連の奨学金は帰国後の就活サポートが手厚かったりという特徴があります。
そういったそれぞれのプログラムならではの特徴を、自分の応募目的に繋げましょう。
面接で話す内容だけでなく、話し方や表情も重要です。
留学は決して簡単なものではないので、それを乗り越えられるような自信や明るさ、そして留学への情熱があるかどうかも面接官は見ています。
面接は緊張しますが、はきはきと自信を持って受け答えできるように練習しましょう。
筆者の体験談

トビタテ奨学金について
私は留学の奨学金として、トビタテ奨学金に応募しました。留学を目指している人だと聞いたことがある方もいると思いますが、まずはトビタテ奨学金について紹介します。
トビタテ奨学金は文部科学省が主催している官民協働の奨学金プログラムです。私は大学生コースの14期に応募しました。
トビタテの特徴は、学業よりも研究・インターン・ボランティアなどの実践活動を重視するという点です。
私の留学目的の1つに、「アメリカのフードバンクでボランティアをし日本との違いを学ぶこと」があり、それがトビタテのコンセプトに一致すると思ったので応募しました。
選考の過程は、書類選考→面接(グループディスカッション、一対一面接)でした。グループディスカッションでは、パワーポイントを用いて自分の留学計画をプレゼンしました。
その後、面接官からの質問に答えていくという形でした。続けて行われた面接は、トビタテに協力している企業の社員さんとの面接でした。
留学計画の実現性やその意義を問うような質問や、帰国後それをどう活かしていくのかという質問などを聞かれました。
書類選考から最終合格通知まで、通算して約半年ほど選考が続きました。
合格までにしたこと
私が奨学金合格のために、どの順番で何をしたかを紹介していきます。
私はまず始めに、トビタテ奨学金合格者の人を見つけました。奨学金の選考は特殊なことがあるので、経験者に頼ることが一番です。
もしそのような人を見つけられなかった場合でも、インターネットで調べると体験談が出てくるので見てみましょう。
私は経験者の人に話を聞いたり、ネット上の情報を集めて応募書類の準備をしました。応募書類では、留学計画について1000字以内でまとめることが求められました。
私が計画について書く上で大切にしたのは、以下の3点です。
- 計画の実現性
- 留学を決断するまでの流れ
- 留学の目的がトビタテが求める人材に一致することを示すこと
これらは、奨学金の応募書類を書くときの基本的なポイントになります。
そして、応募書類は必ず誰かしらに添削してもらいましょう。
また私の場合、書類審査にはA41枚で自己PRを提出することも含まれました。
ここでは、留学計画についての文章だけでは伝えきれなかった自己成長の部分や、留学に繋がる原体験を中心に書きました。
これらの書類を作成するにあたり、ロジックツリーを用いた自己分析が役に立ちました。
書類審査通過後は、面接です。一次審査で提出した書類を参考に、面接で使うプレゼンを作成しました。
トビタテではグループディスカッションがあったので、私は同じく選考を受けている人たちをSNSを利用して見つけ、一緒に何度も練習をしました。
また、学校の留学サポート団体の方々にも面接練習をしていただきました。私は、下のように想定質問を書き出し練習しました。
面接練習では、結論ファーストで話すというアドバイスをいただきました。まずは質問の答えを簡潔に述べ、その後に詳細を話すという流れです。


面接でも、書類選考と同じ3つのポイントを伝えることを意識しました。さらにそれに加えて、面接は書面では伝わりにくい自分の熱意や人柄を伝えることができる場です。
そのため、話し方や表情にも気をつけました。小さな声で自信なく話していては、「この子本当に海外でやっていけるのだろうか」という風に思われてしまいます。
答えに自信がなくても、はっきり伝えるということを意識して練習をしました。

伝える能力も奨学金の面接において重視されます。なぜなら、留学を成し遂げるためには「伝える力」が必要だからです。
言葉が通じないときや自分の回答に自信が無いときでも、自分の意思をなんとか伝えられる人、そんな人が留学を成功させることができます。
支援側は、留学を諦めずに達成できる人を選びたいと思っています。そのため、「伝える力」があるかどうかは面接で重要視されます。
伝える力を向上させる工夫はたくさんあります。私は特に、先述した結論ファーストの練習を繰り返しました。
また、よく志望理由などを暗記する人がいますがその必要はありません。
文章を暗記して面接に臨むと、どうしても感情が欠けたり、少しでも思い出せないところがあると全部わからなくなってしまったりします。
そこで私は、このポイントは必ず言うという部分を箇条書きにして、それを記憶していました。
そうすることで、自分が本当に伝えたいことを、その場の状況に合わせて接続詞などを変えながら回答することができます。
まとめ
留学において利用することのできる奨学金はたくさんあります。
確実に選考を突破するためには、自分の留学目的を明確にしそれにあった奨学金に応募することが重要です。また、経験者や体験談を参考に応募書類や面接の練習を重ねましょう。
そして最後は、自分の留学に対する思いを素直に伝えることが大切です。
みなさんの留学に対する熱は必ず伝わります!



