歌とダンス英語教育!子供におすすめの英語ソング10選+α

歌って踊れる英語ソング集
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はじめての英語学習に、ゲーム感覚でものの名前が覚えられます。

外で遊べる時間が短くなるとストレスがたまる、という子供も多いのではないだろうか。とはいえ、室内で走り回られると困ってしまうもの。

子供が短時間でも室内で楽しく体を動かせるように、今回は振付けのある英語の歌・絵本をみてみよう。

歌を知らない保護者の方でも歌詞やダンスの動きが分かるように、それぞれの歌を観ることができるyoutube動画も一緒に紹介している。

歌とダンスで覚えられるオススメ英語絵本2冊

歌ってダンスする子供たち

英語には日本語とは違う独特なリズムがある。そのリズムを盛り込みながら絵本を読むと、子どもは自然と興味を引かれていく。

英語のリズムを出すには「歌」と「ダンス」が最適。

日本語の絵本とは違い、英語絵本には同じ言い回しや音の繰り返しなどの韻(ライム)が含まれていることが多くある。そのため、有名な絵本には歌が付いていることも。

英語を歌に乗せると幼児に記憶に残りやすく、いつの間にか英語が口から出てくるなんてことも珍しくない!

 

また、オススメなのは「ダンス」を取り入れること。

内容に合った振り付けをすると、単語と動きが組み合わさって英語の意味を理解しやすくなる。もちろん、ダンスと言っても簡単な振り付けで大丈夫!

では、歌って踊れる英語絵本を紹介し、読み聞かせの仕方を説明していく。

 

The Wheels On The Bus

The Wheels On The Bus

一つ目に紹介するのは「The Wheels On The Bus」。

この本は様々な種類があるが、Paul O. Zelinsky作はオススメ。鮮やかで細やかな絵が目を引くし、何よりも「仕掛け」絵本なので触って楽しむことができる。

 

ストーリーは町を走るバスを追っていく形で進んでいき、周囲や車内の様子が毎ページごとに映し出される。

文章での説明はないが、ギタリストがバスに乗り、最終的にバスの乗客たちと共に町のコンサート会場に入っていく様子も見ることができる。

 

おさえておきたい単語・英語表現

英語絵本を読むにあたって大切なのは単語を確認しておくこと。以下の単語の意味はしっかりと覚えよう。

wheelsタイヤ(車輪)
go roundくるくる回る
all over town町中を
shut閉まる
step in/out乗車する/下車する
move on back後ろに進む
swishシュッシュ
bumpty-bumpドスン、バタン

どのページにも同じ構造の文があり、モノの名前と、それがどう動くか説明する動詞が続く。次の項目ではそれぞれのページをどのように動きで表現できるか説明する。

 

すぐに使える各場面の表現

仕掛け絵本になので実際に触りながら読むことができるが、もっと理解を深めるためにジェスチャーを入れたり、追加の英語表現で絵本全体を楽しむことができる。

一つ一つの場面ごとに、ジェスチャーと親子でできる英会話表現を紹介する。

場面1The wheels on the bus go round and round.
ジェスチャー両手をぐるぐる回してバスの車輪が回っていることを表現する。
親子会話表現What’s this?「これは何?)」-It’s a bus!「バスだ!」

(箱を抱えている子どもを指して)What’s he holding?「何を持っているんだろう?」 -It’s a box!「箱だ!」

場面2The doors on the bus go open and shut.
ジェスチャー手の平を閉じたり開いたりしてドアの開閉を表現する。
親子会話表現(ギターのケースを抱えている男の人を指して)What’s he holding「何を持っているんだろう?」What’s inside?「中は何かな?」
場面3The people on the bus step out and in.
ジェスチャー実際に立って歩くか、人差し指と中指で歩いている人を作って前や後ろに行ったり来たりさせる。
親子会話表現(買い物袋を持っている女性を指して)Wow, she’s got many groceries! What do you see?「食料品がたくさん!何があるかな?」
場面4The driver on the bus says “Move on back!”
ジェスチャー絵本にあるように親指を立てて腕を後ろに振る。
親子会話表現(箱を抱えて座っている子どもを指して)Look, the boy is sitting here. 「あの男の子がここに座っているよ」
場面5The windows on the bus go up and down.
ジェスチャー両手を上げ下げする。
親子会話表現How’s the weather?「お天気は?」-It’s rainy!「雨だね!」What color is the umbrella?「この傘は何色?」
場面6The wipers on the bus go swish swish swish.
ジェスチャー両手をワイパーのように横に動かす。
親子会話表現What are they doing?「何してるのかな?」They are wiping the windscreen!「フロントガラスを拭いているね!」
場面7The people on the bus go bumpty-bump.
ジェスチャー全身を上下に揺らす。
親子会話表現Look, it’s stopped raining!「ほら、雨が止んだよ!」How’s the road?「道路はどうなってる?」-It’s so bumpy!「でこぼこだね!」
場面8The babies on the bus cry WAAH! WAAH! WAAH!
ジェスチャー両手を目に当てて泣いていることを表す。
親子会話表現Oh, no! They’re crying!「大変、みんな泣いてる!」(箱を持っている男の子を指して)Look! What’s inside the box?「見て、箱の中に何がいる?」
場面9The mothers on the bus go Shh! Shh! Shh!
ジェスチャー人差し指を口元に当ててシーっと言う。
親子会話表現They stopped crying!「泣き止んだね!」Oh, what’s walking on the floor?「床を何が歩いてる?」-It’s a white cat!「白猫だ!」

 

子供と一緒に歌って踊ろう!

この絵本は有名な子ども向けの歌を元に作られている。

歌と映像が一緒になった動画がこちら。バスの動きと歌詞がリンクしていて、内容がとても分かりやすい。

 

振り付けを入れてダンスにするともっと楽しい!ぜひpinkfongの動画を参考にしよう。

 

The Wheels on the Bus

The Wheels on the Bus

Zelinsky, Paul O.
3,097円(10/01 11:58時点)
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The Itsy Bitsy Spider

The Itsy Bitsy Spider

2つ目に紹介するのはIza Trapani作の「The Itsy Bitsy Spider」。

こちらも古くからの歌を元に作られた物語で、様々な種類の絵本が出版されているが、Iza Trapaniの本はひときわ色鮮やかで個人的にオススメ!

 

本の主人公は小さな小さなクモだ。クモが色々な場所を冒険し、上へ上へと目指す。最後は高い高い木の上でクモの巣を作ることができる。

注目すべきは様々な困難に負けず、諦めずに進んでいくクモの姿!子ども大人も「頑張れ!」と言いたくなるようなハラハラドキドキのストーリー!

 

おさえておきたい単語・英語表現

小さなクモが冒険する家の中のモノや自然の様子は、子ども達が普段目にするものである。ここで単語を覚えておくと、日常のおうち英語にも役立つ。

Itsy bitsy小さな小さな
climb up登る
waterspout雨どい
wash ~ out〜を流して出す
dry out乾く
swooshひゅううう!(風が吹く音)
fan扇風機
pailバケツ
flickピンっと弾く
knock ~ in the air〜を宙に弾き飛ばす
plop down腰を下ろす
creepそっと歩く
maple treeカエデ
slip on~〜に足を滑らす
dewしずく
land着地する
give it one more tryもう一度挑戦する
spun糸を出す
silky web絹のような糸
weave編む

 

すぐに使える各ページの表現

小さなクモさんはページごとに小さな災難に会う。そのときは”Oh, no!”とリアクションして、クモさんが大変な状況にいることを伝えよう。クモさんは女の子なので、sheで表す。

場面1The itsy bitsy spider climbed up the waterspout…

(雨どいを登り、流される)

親子会話表現What are these?「これらはなんだろう?」-These are flowers!「花だね!」What are looking at the spider?「クモさんを見ているのは?」-A turtle and a lizard are looking at her.「カメさんとトカゲさんが見ているね」
場面2Out came the sun and dried up all the rain…

(雨が止んでクモが登り始める)

親子会話表現How’s the weather?「お天気は?」It’s sunny!「晴れてる!」
場面3The itsy bitsy spider climbed up the kitchen wall…

(キッチンの壁を登り始めるが、扇風機で飛ばされる)

親子会話表現Where’s the spider?「クモさんはどこ?」What is this place?「ここはどこ?」-It’s a kitchen.「キッチンだね」
場面4Off went the fan. No longer did it blow…

(扇風機が止まる)

親子会話表現Is she OK now?「クモさん大丈夫かな」-Yes, she is OK!「大丈夫だね!」
場面5The itsy bitsy spider climbed up the yellow pail…

(玄関でバケツを登っているとネズミのしっぽに弾かれる)

親子会話表現What is this place?「ここはどこ?」-It’s an entrance.「玄関だね」Look, there is a hole. What do you think is inside the hole?「穴があるよ。何が中にいると思う?」
場面6Down fell the spider. The mouse ran out the door…

(ネズミが飛び出して行き、クモはまた登り始める)

親子会話表現The mouse ran out the door. Now, she is OK.「ネズミは出て行ったよ。クモさんはもう大丈夫だね」
場面7The itsy bitsy spider climbed up the rocking chair…

(クモが外に出てロッキングチェアに登るが、猫が飛び乗ってくる)

親子会話表現Look! Whose plate is that? It says KITTY.「ほら、あのお皿は誰のかな? 『ネコちゃん』って書いてあるよ」
場面8Down plopped the cat and when he was asleep…

(猫が寝ている前をクモがゆっくり進んでいく)

親子会話表現(指を口に当てて)Shhh, he is sleeping. Let’s go slowly.「ネコちゃん寝ているよ、ゆっくり行こう」
場面9The itsy bitsy spider climbed up the maple tree…

(クモが木を登っていくが、水滴に足を滑らせて地面に落ちてしまう)

親子会話表現What’s this?「これは何かな?」 -It’s a tree!「そう、木だ」Is this small?「小さい木?」 No, it’s big!「いや、大きいね!」
場面10Out came the sun and when the tree was dry…

(太陽が出て木が乾き、クモはもう一度登ることを決意する)

親子会話表現What’s looking at the spider?「クモさんを見てるのは誰?」-Yes, a rabbit.「そうだね、ウサギさんだね」What’s the frog doing?「カエルさん何してる?」-He is sunbathing.「日光浴してるよ」
場面11The itsy bitsy spider climbed up without a stop…

(クモがどんどん木を登っていき、天辺でクモの巣を作り始める)

親子会話表現How many birds do you see? Let’s count!「鳥さんは何匹いるかな?数えてみよう」
場面12The itsy bitsy spider rested in the sun.

(太陽の下、クモはゆっくりと休む)

親子会話表現Is she sad? -No, she is happy!「クモさんは悲しんでる? ううん、ハッピーだね!)

 

子供と一緒に歌ってダンス!

Itsy Bitsy Spiderの歌詞には様々な種類があるが、大抵の場合“Itsy bitsy spider climbed up the waterspout” ではなく”Itsy bitsy spider went up the waterspout”という歌詞になっている。

これはclimbed upよりもwent upの方が歌いやすいからだが、子どもの年齢に合わせて絵本通りにclimbed upと読んでも大丈夫。

 

こちらが歌の動画になる。覚えやすいメロディーなので幼児でもすぐ歌えてしまうだろう!

 

振り付けを入れる場合、こちらの動画が参考になる。親指と人差し指を交互に入れ替えて、どんどんとクモが上がっていく様子を表す。指遊びは子どもも大好きだよね。

 

The Itsy Bitsy Spider (Iza Trapani's Extended Nursery Rhymes)

The Itsy Bitsy Spider (Iza Trapani's Extended Nursery Rhymes)

Trapani, Iza
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歌って踊れるおすすめソング8選

歌で英語を教えよう!

子供におすすめ英語の歌8選

どのようにYouTubeの歌を英語教材として活用すれば良いのだるか?

まずは子どもにそのまま動画を見せてあげよう。歌やダンスが好きな子なら、動画を見ながらおどり始めてくれるはず。

何度も歌を聴きながら体を動かすなかで、英語とその動きを自然と理解していくだろう。

 

英語に慣れてきたら、おどりながらでも一緒に歌えるように、歌詞を練習してみよう。歌詞すべてを覚えて歌えるようになるのは、なかなか難しいかもしれない。

そういった場合は、それぞれの歌で特に意識してほしい箇所を紹介しているので、そのポイントだけでもきちんと歌えるように教えてあげるといいだろう。

 

今回紹介しているように歌いながら踊るときは、まわりの環境にも気を配ろう。

子供は楽しくなると、大人が予想する以上に大きな動きをすることがある。場所を広く空けて、危ないものは片付けておくと、怪我を防ぐことができる。

子供達が楽しく英語を学習できるように、今回紹介しているような歌を遊びの中に取り入れてみてはいかがだろうか。

 

Walking, Walking

walk歩く、hop片足跳び、run走る、stop止まる、といった動作を英語で覚えることのできる歌。歌詞に出てくる単語数はとても限られているので、英語を習い始めたばかりの子供にもおすすめだ。

歌詞はyoutubeの動画下の説明欄にあるので、不安なら確認しておくといいだろう。英語の幼稚園では、子供達がどこかへ移動するときによくこの歌を歌っていた。

歩いたり、跳んだりしながら、楽しく先生について来てくれるので、ご家庭でも試してみてはいかがだろうか?

 

Shake Your Sillies Out

こちらもshake振る、clapたたく、jump跳ぶ、といった動作を英語で覚えることのできる歌。歌詞はyoutubeの動画下の説明欄にあるので、歌うときに確認してほしい。

ただ、歌詞に深い意味があるわけではないので、主な動詞の部分が理解できればokと考えていいだろう。長い動画のように感じるかもしれないが、繰り返しの部分が含まれているので、覚えなくてはいけない英語はそれほど多くない。

子供によってはこの歌に合わせてかなり激しく動く子もいるので、おどるときはスペースを十分に確保しておきたい。

 

Hokey Pokey

日本でもお馴染みの曲だが、子供達の英語学習にぴったりの歌なので、ぜひレパートリーに取り入れたい。

歌詞は色々なバージョンがあるが、今回のyoutubeの動画下の説明欄にも歌詞が記載されているので確認してほしい。

 

この歌を通じてまず学ぶことができるのが、身体の部位の名前である。それからright右、left左の学習にもなる。

幼児なら、まずは身体の部位の名前を理解できるようにして、左右はあまり気にしなくてもいいだろう。理解できるようなら、左右の区別も教えてあげると、さらに良い学習になりそうだ。

 

Five Little Ducks Went Out One Day

英語圏の子ども達がよく歌う歌で、主に1から5までの数を覚えて数えるのにぴったりの歌である。歌詞はyoutubeの動画下の説明欄にあるので確認してほしい。

大まかな歌の内容は、お母さんアヒルと5羽の子どものアヒルのストーリーになっている。

出かけて行った子アヒルを呼び戻そうとお母さんアヒルが呼ぶのだが、戻ってきた子アヒルが1羽足りないのである。

 

今回紹介している動画にはこのストーリーがアニメで紹介されているので、まだあまり英語を学習していない子どもでも内容を理解できるのではないだろうか。

この歌の前に、数のかぞえ方をあらかじめ練習しておくと、歌いやすくなるはずだ。

 

Open, Close!

この歌には色々なバージョンがあるが、今回紹介している歌では特に身体の部位の名前を英語で学ぶことができる。

動画に文字が出てくるので、保護者の方は動画を見れば歌詞が分かるはず。

歌詞に合わせてその身体の部位を動かすと、英語が記憶に残りやすいという利点もあるし、この動画自体も英語学習に向いた作りになっているので、ぜひ遊びの中に取り入れたい1曲だ。

 

Baby Shark

baby赤ちゃん、grandmaおばあちゃんといった人称や、sharkサメ、octopusタコなどの海の生き物の名前を楽しく覚えることができる歌である。

歌詞はyoutubeの動画下の説明欄にあるが、歌詞は基本的に単語のみなので、あまり英語学習歴がない子どもでも歌いやすいはずだ。

 

少し長い動画だが、繰り返しの部分も多いので、たくさん英語を覚えないといけない訳ではない。単純そうに見えるダンスだが、おどってみると意外と良い運動になるもの。

英語で歌うことを促すためにも、子どもと一緒に楽しくおどってみてはいかがだろうか。

 

Tooty Ta

題名や歌詞にも登場するtooty taという言葉は、特に意味があるものではない。様々な動作や身体の部位を英語で理解するのにぴったりの歌である。

動画を見てもらえば動作は分かると思うのだが、歌詞はyoutubeの動画下の説明欄にあるので確認してみよう。

 

ちょっと可笑しな動作満載の振付けで、子ども達は大喜びのはずだ。おどるだけでなく、ちゃんと英語学習になるように、指示の部分は動画に合わせて言うように促してあげよう。

楽しくて、英語の学習にもなる、おすすめの歌だ。

 

Simon Says

最後に紹介するのは歌ではなく、英語圏で有名なゲームの一種である。

動画内でもルールを説明しているが、指示を出す人が「Simon says(サイモンさんが言うには)」と言ったら、その直後に行った動作を他の人は真似しなければならない。

もし指示を出す人が「Simon says」と言わなかったら、その後に言うことを真似してはいけないのである。

 

この動画では映像内に英語が書かれているので、保護者の方は何と言っているか分かると思う。

子どもがある程度の年齢で英語も多少理解できるのなら、ゲームとして遊ぶことができるだろう。ルールを覚えたら動画なしでも遊べるようになるはずだ。

ルールを理解できなくても、英語の指示を理解する練習になるので、単純に言われたことを真似して遊んでもいいだろう。それでも十分に楽しむことができるはずだ。

 

ねこ君
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にゃんこ先生
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