歌う絵本で英語を育もう! 子供におすすめ絵本 vol.3

子ども達が英語を身につけるためには、英語に触れる機会を増やすことが大切だ。自宅でも英語環境をつくろうと、子どもにまず英語の歌を聞かせるという保護者も多いのではないだろうか。

子どもに英語で話しかける自信があまりないという人でも、CDをかけたりするだけであれば手軽に始めることができる。また子ども達も、歌であれば勉強しているという感じがなく、楽しみながら英語を聞き、発音することができるので、歌というツールを英語学習に積極的に取り入れたいところだ。

ただ、CDを聞いているだけでは歌の内容まで理解するのはなかなか難しい。もちろん説明してあげてもいいのだが、今日紹介するような絵本を使えば、日本語を介さずとも、絵から得るイメージによって歌を理解することができるのでおすすめだ。

幼児におすすめ「歌う」絵本 8選

Baa Baa Black Sheep

動画紹介

著者紹介

改作者 Megan Borgert-spaniol、イラスト Annie Wilkinson

ボガード・スパニオルは作家。ウィルキンソンはイラストレーターであり、特にiPadを使った絵の制作を好む。

 

絵本概要

黒い羊からとれた羊毛は3袋。1つはご主人様へ、1つはおかみさんへ、1つは小道の先に住む小さな男の子へ。

 

May先生おすすめの理由

1700年代にイギリスで誕生して以降、子ども達からずっと愛されている歌である。

日本語では羊の鳴き声を「メー」と表現するが、この歌のタイトルにあるBaaというのが羊の鳴き声を英語で言ったものである。歌うときはそうでもないのだが、鳴き声の真似をするときは、のどを振動させるような感じで発音すると、羊の鳴き声らしくなる。

歌詞の内容に関して言うと、羊の毛を刈るということがそもそもピンとこない子もいるかもしれないので、機会があれば映像なりで羊の毛刈りの様子を見せてあげると、歌詞の内容が分かりやすくなるかもしれない。

ちなみに英語圏の子ども達はよくこの歌の羊の色を変えて、替え歌を歌って遊んでいた。

 

 

This Little Piggy

動画紹介

著者紹介

著者 Charles Reasoner、イラスト Marina Le Ray

著者のリーズナーは何冊もの児童書を生み出している作家であり、ワシントン在住。イラストのル・レイはフランス人イラストレーターである。

 

絵本概要

登場人物は5匹の小ブタだ。この小ブタは市場へ行った。この小ブタは家にいた。この小ブタはローストビーフを食べた。でもこの小ブタは何も持っていない。では最後の小ブタは?

 

May先生おすすめの理由

この歌はもちろん普通に歌ってもいいのだが、youtube動画を見ていただければお分かりのように、大人が子ども足の指を使いながら歌うことが多い歌である。足の指それぞれを、子豚に見立てているのだ。子ども達は歌の最後にくすぐられるのを喜んで、何回でも繰り返し歌ってもらいたがる。

英語という面で言えば、歌って聞かせるだけでなく、子どもにも歌ってもらいたいので、例えば時々役割を交代して大人がされる側に回ったり、可能なら子ども同士でこの歌を歌って遊ばせたりするといいだろう。

 

 

Hickory, Dickory, Dock

動画紹介

著者紹介

著者 Charles Reasoner、イラスト Marina Le Ray

著者のリーズナーは、ワシントン在住の作家であり、何冊もの児童書を生み出している。イラストのル・レイはフランス人イラストレーター。

 

絵本概要

ネズミが柱時計を駆け上っていった。と、時計が1時を打つ。時計に登っていたネズミは……?

 

May先生おすすめの理由

1700年代から子ども達に親しまれている歌である。歌の題名の意味にはさまざまな説があるようだが、特に日本語に訳して何か意味をなすというものではなく、韻を踏んだ音の楽しさを味わった方がよさそうである。

歌詞の内容は、CDによっては1時だけで終わるものや、さまざまな動物がでてくるものなどがある。1時、2時、3時と順番に歌っていけば、数を数える良い練習となるだろう。

手遊びとしては、肘から手を柱時計に見立てて立て、反対の手をネズミにして時計を登ったり下りたりすることもある。

 

 

Old Macdonald had a Farm

動画紹介

著者紹介

発行者 Pat-a Cake、イラスト Richard Merritt

イラストレーターのメリットは12年以上にわたって、児童書のみならず雑誌や広告の仕事などを行っている。

 

絵本概要

マクドナルドおじいさんの牧場には牛がいた。ここでもmoo moo、あそこでもmoo moo。牧場にはその他にも動物がたくさん。さて、それぞれの動物はなんと鳴く?

 

May先生おすすめの理由

非常に有名な歌だが、歌に出てくる動物は絵本やCDによってさまざまである。また、動物が単数の場合と複数の場合があるので、歌うときには確認するようにしたい。

動物の鳴き声は、日本語と英語ではかなり違うものだ。大人になってから英語を学習すると、鳴き声というのは意外と学ぶ機会がないものなので、子どものうちにぜひ教えてあげたい。

違うバージョンのCDをかけて、できるだけ多くの動物を網羅するようにしてもいいし、動物の英語の鳴き声をウェブサイトで調べて替え歌をつくるのもいいだろう。

 

 

Row, Row, Row Your Boat

動画紹介

著者紹介

発行者 Pat-a Cake、イラスト Richard Merritt

イラストレーターのメリットは12年以上にわたって、児童書のみならず雑誌や広告の仕事などを行っている。

 

絵本概要

ボートを漕いで、小川を穏やかに下っていく。楽しく、陽気に。人生はただの夢……

 

May先生おすすめの理由

ボートを漕いでいるシーンを描いた、楽しい歌である。もちろん普通に歌うこともあるのだが、体を動かしながら歌われることも多い。

例えば2人が向かい合って、お互いの足の裏をつけて床に座る。そして相手と両手を繋ぎ、ボートを漕ぐようなかんじで歌に合わせてお互いを押したり引いたりするのである。短い歌詞の中に『r』の音がとても多いので、発音するのに少し苦労するかもしれない。

しかし、子ども達は日本語にない音を聞く力がとても高いので、楽しく歌いながら身につけていくだろう。

 

 

You Are My Sunshine

動画紹介

著者紹介

著者 Caroline Jayne Church

イラストレーター。児童書のみならず、広告やキャラクターデザインなどにも携わっている。

 

絵本概要

『あなたは私の太陽の光。私の唯一の太陽の光。曇り空の日でも私を幸せにしてくれる。どれだけ私があなたを愛しているのか、知らないでしょう? どうか私の太陽の光を取らないで』

 

May先生おすすめの理由

この歌は1939年に初めてレコーディングされたカントリーソングである。子ども向けに作られた曲というわけではないが、愛情に溢れた歌詞が子どもと歌うのにぴったりである。

抽象的な歌詞なので、子どもにとっては意味を把握するのが難しいかもしれないが、この絵本を見れば、優しいイラストから雰囲気は掴めるのではないだろうか。

それほど難解な単語もなく、テンポもゆったりとしているので、歌いやすい歌である。

 

 

Itsy Bitsy Spider

動画紹介

著者紹介

改作者 Steven Anderson、イラスト Tim Palin

改作者のアンダーソンは、これまでにさまざまな音楽的取り組みを通じて2百万枚以上のCDを売り上げている作曲家兼ピアニストである。イラストのパリンはデザイン業界で働いた後、出版の世界に入る。児童書から大人の本まで手掛ける。

 

絵本概要

タイトルは『ちっちゃなクモ』といった意味である。ちっちゃなクモが雨どいを登っていくが、雨が降ってきてクモを洗い流してしまう。再び太陽が出て、あたりが乾くと、クモはまた雨どいを登っていく。

 

May先生おすすめの理由

この歌は手遊びをしながら歌われることが多いので、その手遊びの一部を紹介しよう。

両手の親指と人差し指を伸ばし、残りの指はグーの要領で曲げる。そして右手の親指と左手の人差し指、右手の人差し指と左手の親指をつけて、縦長のダイヤモンド形をつくる。下になった指2本を離し、手をくるっとひねって上で再びくっつける。これが、クモが雨どいを登っていく時の動きである。

小さな子どもにはちょっと難しい動きだが、指を動かすと脳が活性化するとも言われているので、ぜひ一緒に歌いながら遊んでみたい。

 

 

I’ve Been Working on the Railroad

動画紹介

著者紹介

著者 Steven Anderson、イラスト Maxine Lee

改作者のアンダーソンは作曲家兼ピアニストであり、これまでにさまざまな音楽的取り組みを通じて2百万枚以上のCDを売り上げている。イラストのリーはイギリス在住の児童書イラストレーター。

 

絵本概要

主人公は1日中、鉄道で働いている。働いて、ただ時間を過ごす。朝早くから起きて、聞こえるのは汽笛の音。さあ、汽笛を鳴らせ!

 

May先生おすすめの理由

この歌は、日本では『線路はつづくよどこまでも』として知られている歌なので、メロディーはお馴染みなのではないだろうか。

ただ、英語の歌詞の意味は日本語のものとは異なるので注意が必要だ。絵本の絵を見てもらえば、英語の歌詞のイメージが掴めると思う。歌詞は少し長めで語数も多いが、繰り返しの部分もあるので、ぜひ子ども達と一緒に練習して歌えるようになりたい。

英語初心者の子ども達にとっては、多くの英語を聞いたり、自分が普段言う以上の英語を話そうとしたりするのは難しいものだが、長めの歌を聞いたり歌ったりするのは楽しみながらできるのでおすすめだ。

 

 

 

この記事の著者:May先生

みなさん、こんにちは。Mayです。 これまでに、留学したり、独学で勉強して英検1級を取得したり、幼児英語教育に3年間携わったりしてきました。 英語はなかなか短期間で身につくものではありません。 でも自分に合った学習方法を見つけてどんどん上達していく人を、たくさん見てきました。 みなさんが英語をより楽しく身につけられるように、私の経験や知識をお伝えできればと思っています。

 

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読み聞かせ絵本のすすめ(2~6歳) vol.1

読み聞かせ絵本のすすめ vol.2

歌う絵本で英語を育もう! 子供におすすめ絵本

 

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