Spelling Bee(スペリングビー)に挑戦!ゲーム感覚で英単語のスペルを学ぶ!

spelling bee

皆さんは、「Spelling Bee」(スペリングビー)と言う言葉を聞いたことがありますか?

これは耳で聞いた英単語のスペリングをどれだけ正解できるかというゲームで、記憶力だけでなく、聞き取りの正確さ、英語のルールや単語への造詣などがレベルアップとともに必要とされる、奥の深さが魅力です。

子どもから大人まで、英語を勉強したい方にはぜひおすすめしたい「Spelling Bee」(スペリングビー)の活用法を、今回はご紹介していきたいと思います。

 

この記事の著者:MIZUKI

アメリカで中学生と小学生、2人の娘を育てているMIZUKIです。我が家は日本人家族で、夫も私も英語はあまり得意ではないですが、子どもたちはバイリンガルへと成長中!アメリカでの子育てや学校を通じて知った、さまざまな英語教育についての情報をお伝えできればと思っています。

Spelling Bee (スペリングビー)とは?

「Spelling Bee」(スペリングビー)の「Bee」は、蜂ではなく「仕事や競技のために集まった人たち」のことを意味します。「Spelling」は皆さんご存知のように、スペルのこと、英単語のアルファベットの並び方です。

アメリカに住んでいれば、誰もが知っているといっても過言ではない「Spelling Bee」について、最初に簡単に説明していきましょう。

 

スペリング・ビー(英: spelling bee)は、単語の綴り(スペル)の正確さを競う競技会である。

英語の綴りは不規則であるため、英語のスペリング・ビーは、規則的な綴りを持つ言語で行うよりも有意義なものとなっている。アメリカ合衆国においては国民的な人気を有しており、各地の大会を勝ち抜いた少年少女が競う全米大会はテレビで生中継される。

1人ずつステージに出た回答者に対して、出題者である公式発音者(プロナウンサー)が単語を発音し、回答者はその綴りを口頭で答える。持ち時間以内に答えられなかった場合や、スペルを間違えた場合には脱落となる。

回答者は、言葉の意味や品詞、文例、語源を出題者に尋ねることができる。出題された未知の単語に対し、これらの情報を駆使して正しい綴りを導き出すのが、競技の見どころとされる。

出典:Wikipedia

 

小学生から中学生まで

「Spelling Bee」への参加資格は15歳(8年生)までという決まりがあり、それより年齢が低ければ何歳からでも参加できますが、実際には単語力や知識がついてくる10歳くらいから参加することが多いようです。

Kindergarten(幼稚園)から8年生までの生徒が通う娘の学校では、低学年からクラス内でスペリングビーの練習が始まります。

そして、4年生以上になるとクラス内で勝ち上がった2人の生徒が校内での大会に参加して、その中の上位2人が市の大会へと進むという形をとっています。

 

全米規模での大会も

「Spelling Bee」は、全米規模での大会も行われています。各学校の代表が市や州で競い、その中でさらに勝ち上がってきた子どもたちが、5月末に全米でライブ放送される中で戦います。

 

スペリングビーを行うメリット

それでは、ここまで「Spelling Bee」がメジャーな理由はどこにあるのでしょうか。ここでは、「Spelling Bee」を行うメリットについて見ていきたいと思います。

単語力アップ

「Spelling Bee」では、簡単な単語から一般的にあまり使われることのないような単語までが網羅されているため、幅広い分野での単語力のアップにつながります。

 

英語耳を育てる

耳で聞いてスペリングするという経験は、英語耳を育ててくれます。細かい音の違いなどを聞き分けられるようになると、英語の聞き取りはぐっと楽になるはずです。

 

スペリングの法則が身に着く

英単語の発音とスペリングには、「Phonics」(フォニックス)と呼ばれる法則があります。

「Spelling Bee」をとおして、耳で聞いた単語をスペリングするという経験を繰り返すうちに、そのルールが自然と身に付き、初見の単語でも読めるようになったり、聞いた単語の意味が分からなくても、予測されるスペリングからその意味を調べることができるようになったりします。

 

スペリングビーのやり方

「Spelling Bee」はご自宅でも行うことが簡単にできます。そのため、ここからは簡単なルールとやり方をご紹介していきます。

聞いた単語のSpellingを答える

スペリングを口頭で答えるというのが基本的なルールです。家族や友だちなどグループで行うと、どのような単語が当たるかと言う運試しの要素も加わるため、より楽しめますよ。

スペリングは一文字でも間違ったらその時点でアウトとなり、また、25秒と言う時間制限に間に合わない場合もアウトとなります。

そうして、最終的に残った一人が勝ちとなります。1人で行うときには、何問正解できるかということをモチベーションにして楽しみたいですね。

 

こちらのURLで、学年に応じた練習用の単語リストを見ることができるので、問題を出すときにぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

また、お父さんお母さんが問題を出すにあたって発音にあまり自信がないときには、ネット上で単語を検索でき、さらに発音も聞ける「Weblio」や、さまざまなネイティブの発音を聞ける「FORVO」などを活用することをおすすめします。

 

参加者がもらえるヒント

「Spelling Bee」では、聞いた単語が分からなかったときにヒントをもらうことができます。ご自宅でも、同じようなルールを取り入れることで、より本格的に楽しむことができるのでおすすめですよ。

また、このヒントとなる内容の中には、単語への理解を深めてくれるものも含まれているので、まずは「Spelling Bee」にトライする前に単語リストをもとに、勉強をするというのも一つの手です。

 

Repetition(反復)

単語が聞き取れなかったときには、もう一度繰り返してもらうことができます。

我が家の上の娘は、クラス代表となって校内の大会に出たことがありますが、「Squashed」の最後の「ed」を聞き逃したため脱落し、念のためもう一度言ってもらえばよかったと反省していたのを覚えています。

 

Sentence(文)

その単語が含まれている例文を話してもらうことができます。これは、同じ音でもスペリングが違う単語がある場合に特に有効です。(例:two, tooなど)

お父さんお母さんが問題を出すときには、先に例文も用意しておきましょう。発音に自信がない場合は、単語の部分だけを抜いた例文をノートなどに書いて見せる形をとっても良いでしょう。

 

Definition(語義)

単語の意味を聞くことができます。英英辞書に載っている意味を伝えるのが本来のルールですが、ご自宅で行う場合、日本語で英単語の意味を伝えるとよりスムーズに取り組めますし、勉強にもなりますよ。

 

Part of speech(品詞)

名詞(noun)、動詞(verb)、形容詞(adjective)、副詞(adverb)といった品詞を確認することができます。品詞は、ぜひ英語で覚えて言えるようにしていってくださいね。

 

Language of Origin(語源)

どこの言語から来た単語なのかを聞くことができます。英語の語源としては、ラテン語が多いですが、それ以外にも、ドイツ、ギリシア等さまざまな国の言葉がありますね。

娘がスペリングビーに挑戦したときには、「Bonsai」のような日本語を語源とする単語もあって驚いたのを覚えています。

 

Alternate pronunciation(異なる発音)

単語に他の発音の仕方がある場合、それを聞くことができます。

例えば「caramel」の場合、ネイティブでも「キャラメル」のように発音する人と「カラメル」のように発音する人がいるため、自分の知っている発音と違う場合は、もう一つの発音で言い直してもらうことができるのです。

 

スペリングビーの例題

キャタピラーやセロリ等普段使われるような単語もありますが、基本は意味も難しくて、スペルも不規則なものばっかりです。例えば:

  • aardwolf
  • Armageddon
  • blasphemously
  • chrysanthemum
  • deuteranopia

興味のある人は、こちらの2004年スペリングビー全国大会単語帳(Consolidated Word List)を見てみてください。

 

または、2019年の決勝戦のビデオで、その難易度を体験してみましょう。

 

Spelling Beeの練習&挑戦できるサイト・アプリ

最後に、もっといろいろな単語を身につけたり、自分の単語力を試したいと思ったりしたときに使いたいスペリングビーのアプリとサイトをご紹介していきます。お子さんだけでなく、勉強したいお父さんお母さんにもおすすめです。

Word Club Spelling + Vocabulary

4000語収録を収録するスペリングビーのオフィシャルのアプリです。全国大会でのプロナウンサーが一つ一つの単語を録音しています。

大会と同じように、発音だけでなく、それぞれの単語の語源、品詞、意味等を提供しおり、単語量を増やすのとスペルの正確さを向上することに良いツールです。

 

Spelling Bee Lists 1000+ Spelling Tests Grade 1-12

10,000語以上の単語を収録し、レベル別に分けています。小さい子供でもゲーム感覚で使えるアプリです。オフィシャルのアプリよりも好評です。

 

Annenberg Learner

こちらのサイトでは、ページの一番下まで行くと「Choose your grade level to begin.」と書いてあり、その下からチャレンジしたい学年を選んで取り組むことができます。個人にあったレベルを選べるのがうれしいですね。

学年を選ぶと、名前を入力する欄が出てきます。ここはニックネームでもOKです。名前を入力後、英語の長文が出てきて「Begin」をクリックすると英文の朗読が開始されます。

 

長文の中の単語が何か所か空欄になっていて、そこに単語を入力するというスタイルですが、文章で聞くことも、単語だけで聞くことも可能です。また空欄の横の「?」マークをクリックすると、その単語の品詞や意味などのヒントがもらえます。

長文をしっかり聞くことで、リスニング力の強化にもなりますよ。

 

ESLdesk

こちらのサイトでは、「Beginner」「Intermediate」「Advanced」の3段階から単語の難しさを選ぶことができます。

それぞれのレベルでAからZまでの単語がアルファベット順にグループとなっています。グループに含まれる単語数は5~25まで、自分で選ぶことができますよ。

目で単語を見て、発音を聞いたあと、それを暗記して単語のスペリングを打ち込むという流れになっていて、スペリングを間違うと正解するまで同じ単語が繰り返し出てくるのがポイント。

より単語力を鍛えたいと思っている方におすすめのサイトです。

 

National Spelling Bee

全米で行われる「Spelling Bee」の公式サイトの中でも、テストにチャレンジすることができます。

小学校高学年くらいから挑戦できる内容ですが、単語のレベルとしては日本の中高生では習わないようなものも次々に出てきます。

ぜひ、先に紹介したようなサイトで単語力をアップし、耳を鍛えてから取り組んでみたいですね。

 

まとめ

「Spelling Bee」を通じて正しいスペリングや発音を意識して学んでいくことは、英語力の力強い基礎となってくれるため、お子さんはもちろんのこと、ぜひ中高生や大人の方にも取り入れていただきたい勉強法です。

また、アメリカで生活している中で、文法が分からなくても単語力があれば多くのことが理解できるし、言いたいことを伝えることができるというのは、私自身も実感しています。

「Spelling Bee」で知らない単語に出会ったらぜひ意味などを調べて自分のものとし、単語力もアップさせていってくださいね。

 

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