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そもそもTOEFLを受ける必要があるのか?

このサイトに来たからには、TOEFLを受ける必要はありそうだ。でも、それって本当?
一部の学校は、IELTSや英検、あるいはTOEICを認める場合がある。
いきなりTOEFLの準備に入るのではなく、まず志望校がTOEFLを求めているのか、他の試験(IELTS等)を認めるのか、をよく調べよう。独自の英語試験や入学試験を実施している学校もあれば、条件付き入学できる学校もある。
また、MBAを含め大学院入学の希望者にとって、英語圏(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランド等)の大学を卒業する場合、TOEFLを免除されることもよくある。

TOEFL受験の締め切りはいつ?

まず志望校の出願締め切りを確認しよう。違う学校に、違うラウンドで出願するには違う締め切りがある。それによって、いつ受験するか、準備期間はどれぐらいあるかを逆さんできる。
ETS(TOEFLの運営会社)は、受験日の13日後にスコアレポートを発送するので、その後1~6週間程度であなたの志望校に届く。志望校がアメリカ以外の国であれば、スコアの送付にもっと時間かかるはずなので、郵送の必要時間も考慮に入れて受験日を決めよう。

TOEFLではどんなことがテストされる?

TOEFLは四つのセクションがある。リーディング、リスニング、スピーキングとライティング。ほとんどの話題はアカデミック関連。
TOEFLのリーディングでは、大学1年生か2年生の教科書に似ている文章を読む。
リスニングでは、キャンパスで行った学生生活関連の会話と、教室で行ったレクチャを聞く。
スピーキングとライティングでは、アカデミックや学生生活関連のトピックもあれば、あなた自身の経験や意見を求めるトピックもある。
まだ一度もTOEFLを受験したことがない人は、TOEFL対策完全マップで全体像を把握してみよう。

受験準備をいつから始めるのが良いのか?

TOEFLは、中級から上級の英語力を持っている人のために設計された試験のため、もし、あなたの読む、聞く、話す、書くという英語の四技能のうち、一つ以上の技能において相当低いレベルにあるなら、今すぐTOEFL受験勉強を始めるより、まず基礎的な英語力を向上させたほうが良い。
どうやって?下記の記事を参考してみよう。
リーディング
リスニング
スピーキング
ライティング

どうやってTOEFLを申し込むのか?

TOEFLを申込むには、ETS TOEFLのオフィシャルサイトでアカウントを作成する必要がある。MACの場合、Safariではなく、IEやChromeを使ったほうが良い。
アカウントを作成したら、ログインして試験日と会場を確認し予約できる。
他には、電話やメールでの申し込みもできる。詳しくは ETS TOEFL registration web pageで確認しよう。


どこで受験できるのか?

TOEFL Internet-Based Test (iBT)というインターネットで行われるのが最も普遍的な形式で、98%のTOEFL受験生はTOEFL iBTを受けている。このサイトで使っている「TOEFL」「トーフル」という言葉もすべて、「TOEFL iBT」を指す。
日本なら北海道から沖縄まで試験会場がある。それぞれの会場は若干違うため、東京近辺の会場について詳しく知りたい方はTOEFLおすすめ会場ベスト5を参考にしてみよう。
紙ベースのテスト(paper-based test、或いはPBT)もまだあるが、限られている場所でしか実施されていない。

TOEFLの問題形式は?

上記も言ったように、四つのセクションがある。
リーディングでは3つの長い文章を読み、それぞれ12~14問を解く。リスニングでは基本6つの会話を聞き、それぞれ5,6問を解く。リーディングにもリスニングにも、複数選択の質問がある。
ETSはリーディングやリスニングのサンプル問題を無料で公開しているため、一度自分で解いてみると良いだろう。
スピーキングでは、6つのタスクがある。詳しくはこちらのスピーキング完全対策を参考してみよう。
ライティングはに2つの文章を書く。一つは文章を読んで、レクチャーを聞いた上で内容をまとめるIntegrated task、もう一つは単純なライティングで、問われたことに対して自分の経験を含めて意見を書く。
ライティングの対策として、TOEFLのライティング過去問100題を参考にしてみよう。

TOEFLはどうやって採点されるのか?

リーディングとリスニングは、基本、正答率で「Raw Score」が決まり、試験問題の難易度に合わせて微調整してから最終スコアが決まる。
微調整のプロセスはETSが公開していないが、基本はRaw Scoreと大差がない。自己採点のためのスコア換算表で正解数とスコアの関係の概要を知ることができる。
スピーキングとライティングは採点者によって採点される。詳しくはTOEFLの採点基準を参考にしよう。

どれぐらいの点数が必要なのか?

この質問について、下記の記事を参考にしてみよう。
もし移民が目的であれば、オーストラリアでは、異なるビザによって違うスコアが求められているらしい。

どうやってTOEFLスコアを提出するのか?

試験を申し込む際に、TOEFLスコアを提出する学校や関連機関を指定できる。4校までは無料で、5つ目からは有料となる。
基本すべての学校には学校コードがあるが、万が一コードの無い学校、或いはその他機構にスコアを提出するなら、学校名・機構名と住所を指定すれば届けてくれる。学校のコードは基本、それぞれのホームページで、TOEFL要件と一緒に明記されている。
また、志望校がTOEFLのelectronic score-sharing servicesに加入してある場合、スコアが出た時、即時に学校に共有できる。





