TOEFLライティング無料添削企画 質問に答える重要性

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Chaoyi
11月ににゃんこ先生のTwitterで「TOEFL iBTライティング無料添削キャンペーン」を行い、30名程の応募者のうち、3名の方が当選されました。

Chaoyi
エッセイの提出基準は、Independent Taskで500文字以内のエッセイを書くこと。テーマは自由。TPOで練習した問題でも、最新のトピックから選んでも良いです。
Chaoyi
提出されたエッセイから、学習者が対策をする上で参考になるものを公開いたします。
Chaoyi
それでは行ってみましょう!

ライティングのトピック

今日の方は、次の例題を選びました。

Do you agree or disagree with the following statement?

People should read only those books that are about real events, real people, and established facts.

Use specific reasons and details to support your opinion.

 

提出されたエッセイ

エッセイは次の通りです。

I disagree with the idea that people should read only those books that are about real events, real people, and established facts. I think it is important for people to enhance their ability in order to live happier than the past, and there are many meaningful things that we had better to learn even if the things are not real. Therefore, I would like to explain my opinion using specific reasons and examples to support my answer.

  First, we are able to learn a lots of things from events that had not occurred yet. Speaking from my personal experiences, it is useful to learn from those things. For example, when I was a university student, I majored administrative law. When we studied about the law, we often supposed that something had occurred at a region and a person who had lived in the region raised a lawsuit. Through instances like that, we were able to learn many theories and idea. Therefore, I think it is meaningful for us to learn from insubstantial things.

  Second, we are able to learn a lots of things fromreligious literatures. According to some research papers, some religions contain myth which did not actually occurred. For example, at Greek mythology, some Greek gods had got married with human and made children. However, those things did not happened. For another example, some history researchers have been doubting about the presence of Christ because there are no credibleevidences that he was arrive. However, there are many idea that we are able to learn from religious texts. For example, Christianity have stated the importance of love, Buddhism have taught us that it is important for us to abandon our desire in order to live without tortures, and Animism have given us the idea that there are many thingsaround us that we have to pay respects. Those thoughts have been giving many fabulous enlightenments for human. Therefore, we are able to learn meaningful thoughts from imaginary, factious things.

  Finally, there are no established facts in our world, so we have to learn from many possibilities. According to history researchers, many nations have tried to depict their history as if they are right in order to give some advantages for the rulers. For example, many Chinese Dynasties have wrote that the past dynasty had corrupted so the new leader made a new clean country. Some administrators have deleted books and relics which showed the past rulers had made good policies. Humans are able to lie, false, and change the truth, so there are notruth lasting forever. Therefore, it is important for us learning from things standing in different viewpoints in order to learn many things, idea, perspective and knowledge.

  From these reasons, I think it is important for us to learn from many things even though those are not real. Therefore, I disagree with the idea that people should read only those books that are about real events, real people, and established facts. (文字数 497ワード)

皆さん、このエッセイの良かった点と足りない点を気づいたでしょうか?

 

全体の構成と、各段落のロジックも、サポーティングアイディアもとても良かったですが、

残念なところは、お題の中では「人々はxxxタイプの本だけ読むべき」と書いているのに、このエッセイは「人々はxxxタイプの本だけから学ぶべき」と解釈して、反対側の立場に立って一所懸命説明しようとしています。

 

「本を読む」=「何かを学ぶ」ではないの?と反論しようとしている人がいれば、これからの話を読んでいきましょうね。

 

Chaoyi
質問文を解釈し間違えると、ライティング力がいくらあっても高スコアは期待できません。
Chaoyi
質問をきちんと理解してから、本文に入るようにしましょう!
Chaoyi
今回、オフトピックなので、「質問に答える重要性」に重きを置いて解説していますが、Writing 26+講座の添削には文法や表現の添削も入ります。一方、質問に答えるように書き直さないと、いくら英語を添削をしても満点にはならないのですが・・。

 

添削エッセイ公開!段落別解説

では、一つひとつの段落を見ていきましょう。

イントロパラグラフ

最初の一文は問題文をパラフレーズして、自分の立場をしましました。「人々は、本当の事件・本当の人間・普遍に認められた事実に基づいて書いた本(下記、簡単に「ノンフィクション」とまとめる)だけ読むべき、ということに反対する」。問題ありません。

ただ、次のセンテンスは、「より幸せになるには、本当じゃないもの(抽象的なもの)からも、いろいろ有意義なことを学べると思う。」と言っています。

ここで、作者は無意識に、「本を読む」=「何かを学ぶ」という仮説を作り、概念(読む→学ぶ)を変えました。この仮説は、お題の中にもどこにも存在していません。一見正しい仮説ですが、他の観点から考えてみたら、リラックスするため本を読むことはないのか?暇つぶしのため本を読むことがないのか?本を読んだら必ずしも何か学びがないとダメでしょうか?

 

このお題の議論の中心は、「人々はどんな本を読むべき」というところにあります。お題の反対側の立場に立っているなら、「ノンフィクションの本しか読まないデメリットは何?」あるいは、「ノンフィクション以外にどんなジャンルの本を読んだらいい?」ということを中心に議論を展開しなければなりません。

 

もう一度強調しますが、ETSの一番の採点基準は、あなたの議論はお題に沿っているかどうか(How well you address the topic)です。そうでない(つまりoff-topic)ものは、どんなに素晴らしいエッセイとしても低いスコアしか取れません。皆さん、本試験の時、ぜひ最初の数分程度を使って良くトピックを理解し、エッセイのアウトラインを作った上で書き始めましょう。

イントロパラグラフの構成としては、トピックに関する一言の背景紹介・問題提起(Background info+topic importance/why controversial)+お題をパラフレーズして様々な観点を紹介(Other people’s view)+あなたの観点を述べる(your opinion)というのが最も高得点しやすいパターンとなり、いつもおすすめしております。

 

Chaoyi
前回の記事でも紹介しましたが、3択1のライティングエッセイの書き方のサンプルエッセイはイントロパラグラフの書き方がよく理解できると思うので、参考にしてみてくださいね。

 

ボディパラグラフ①

このボディパラグラフの構成は完璧です。トピックセンテンス+Supporting Ideas(説明・事例)+Tie-backセンテンス。Supporting Ideaはきちんと自分のmain idea(トピックセンテンス)をサポートしています。Supporting Ideaの書き方について、こちらの記事を参考してください。

一方で、そもそもお題から外れている議論なので、どんなに良く書いても意味がなくなります。繰り返しになりますが、お題のトピックは「人々がどんな本を読むべき」なので、「人々が何から学べるべき」という議論ではありません。

この後の段落ではもうoff-topicの話は繰り返しません。

 

ボディパラグラフ②

この段落のいいところは構成で、良くないのは、文法ミスが目立っていることです。これによってだいぶ減点されてしまいます。

  1. 単数・複数に気をつけましょう。例えば、a lots of。又は、単数の主語+have、there are+単数名詞など。
  2. 時制に気をつけましょう。did occurred/happenedとはとても初歩的なミスです。
  3. ミススペリング・タイポに気をつけましょう。「he was arrive」というのは、おそらく「he was alive」と書こうとしているのではないかと思います。

他には、表現の多様性を増やす必要があり、この一つの段落に、for exampleが3回も出てきました。for instance, XXX serves a good example…など言い換えてみましょう。

 

ねこ君
けど、なかなか一人でやってるとこういうミスに気付かないんだよ・・。
にゃんこ先生
文法ミスやスペルミスのチェックはgrammarlyが便利!この表現が多すぎるから他のにしなさいみたいなアドバイスもしくれるんだよ。

 

Chaoyi
また、もう一つ比較的に多くの人が勘違いしているのは、長文を作れば作るほどスコアが高い、というわけではありません。
Chaoyi
無理矢理に長文を作らず(緑の括弧を参照してください)、自分の言いたいことをシンプルに正しい文法で伝えるのが無難です。

 

パラグラフ③

この段落にも同じく文法の問題が散見されます。単複数(there are no truth→there is no truth)・時制(have wrote→have written)、形容詞を動詞として使っている(false→falsify)、動詞の使い方が不適切(deleted books and relics。本や遺跡はdelete(削除)されるものではなく、destroy(破壊)されるものですね)。

また、長文を作ろうとしていますが逆に読み手に混乱させてしまうこともあります。緑色の括弧にあるあの二つのセンテンスのように、一つの文の中、主語(主語っぽいもの)は曖昧になったり、複数存在したりするのは問題です。これの根本的な原因は、文法が固められていないことにあります。

 

Chaoyi
ここでのアドバイスとしては、このセンテンスが100%正しいという自信がない限り、安易に長文を作るのを避けましょう。
Chaoyi
また、文字数を増やすとその分、見直しの時間も少なくなってしまうので、正しい文法とスペルで書ける分量で書くというのも良いと思います。350〜400文字でも、内容が良ければ十分高得点が狙えます。

 

結論

まとめてみると、このエッセイの全体の構成と、各ボディパラグラフの構成と内容は良かったですが、大きいな問題は二つにあります。

  1. お題への理解が間違ったのでoff-topicなエッセイを作ってしまいました。これは慎重にお題を読んで、個人の解釈を入れすぎないようにすれば、すぐ改善できるところです。
  2.  文法と表現の強化。これを改善するには時間がかかりますが、まずGrammarlyを使って最低限のミスを無くしましょう。

 

にゃんこ先生
質問、要望、ツッコミ、おすすめ勉強法、なんでも遠慮せずにコメントしてね。閲覧者同士でのコミュニケーションも大歓迎だよ。
にゃんこ先生
読んでくれてありがと。FacebookTwitterから、最新情報を受け取る事が可能だよ。シェアもよろしくね。
 

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