TOEFLリーディング完全対策|正答率を上げる9つのコツと勉強法

ねこ君
TOEFLリーディングって、日本人の得点源じゃなかったのか?簡単じゃなかったのか!?
ねこ君
単語も覚えたし、問題もたくさん解いてるのに、なかなか点数が上がらない・・。
にゃんこ先生
・・・
にゃんこ先生
単語を覚えるのも重要。問題を解くのも重要。
にゃんこ先生
けど、本当の英語力をつけない限り、20点代後半を狙うのは難しいよ。
にゃんこ先生
今日はリーディング力アップの方法と、正答率をあげるためのちょっとしたコツを解説していくね。

TOEFLリーディング対策の本質

TOEFL Reading 本質

純粋なリーディング力をあげれば、スコアは上がる。これは、ホント。

選択肢を切るテクニックを学べば、スコアは上がる。これは、ウソ。

リーディング力向上 + 選択肢を見るポイントを学べば、スコアは飛躍的に上がる。これは、割と本当だ。

 

にゃんこ先生
テクニックだけでも、TOEFLリーディングのスコアを15点を20点前後にすることはできるけど、その先に到達したいなら本質的な英語力が大事になってくる。

 

TOEFLリーディング勉強法:本当の英語力をつける3ステップ

今回は、最もシンプルで、英語力+リーディング力アップに直結する勉強法を紹介する。

  1. 単語を覚える
  2. 洋書を読む
  3. 問題演習をする

以上である。

 

ねこ君
・・・へ??

ねこ君
1ヶ月で10点アップする攻略法とか、そういうやつ、ないの??

にゃんこ先生
心を入れ替えよう、ねこ君。そんな魔法みたいなものあるわけない。そういう話って、全部ウソだからね。

 

多読の重要性

多くの人が、①単語を覚えること、③問題演習をすることを重視し、②洋書を読むことを怠りがちである。

では、なぜ洋書を読むことが必要なのだろうか?

 

我々は、帰国子女や交換留学生の英語力と戦えるレベルの読解力をつけなくてはならない。彼らは英語で授業を受け、英語のテキストを読み、新聞や本に触れてきた。

彼らの実力を、小手先のテクニックや単語力だけで超えられるだろうか?答えは否だ。

 

本試験の100倍以上の分量の洋書を読むことで、英語に対する抵抗感が減り、自信がつき、スムーズに読む力がついて来る。

 

にゃんこ先生
洋書を読みたくない気持ちは、すごーくわかる。私も、かつて、読むのが嫌だった。逃げていた。

にゃんこ先生
しかも、本を英語で読むのってストレスじゃん。単語わかんないからフラストレーションたまるし。

にゃんこ先生
私の師匠は、「とにかくやってみろ、やったらわかる。」としか言わなかった。それが私の再スタートだったよ。

 

3ステップ詳細

TOEFL リーディング学習ステップ
    • 単語を覚える
TOEFL英単語3800

これ以外はやる必要がない。やる気を出してTOEFL TEST 必須英単語5600を買っても良いが、周りの人たちは皆3800を利用しているため、不安になることも多いだろう。

暗記には単語カードがクラシックではあるが最も効果的だろう。

覚えられなかった単語カードを入れ替えて、シャッフルして、1日1束終わらせよう。忘れたっていんだよ、人は忘れるものだから。10回でも、100回でも、瞬時に意味を思い出せるまで繰り返そう。

 

にゃんこ先生
ここでアンケート!!あなたは単語をどう覚える?
あなたは単語をどう覚える?もっとも効率的な方法はどーれ?
  • Add your answer

 

にゃんこ先生
どんな点数を目指すにしろ、できればRANK3、100点以上を目指したい場合は、RANK4まで覚えることが望ましい。単語問題で落とすのは勿体無いからね。
にゃんこ先生
TOEFLの単語学習にはTANZAMも使ってほしい。TOEFLで問われる難しめの単語もイラスト共に効率的に覚えられる!

 

  • 洋書を読む

単語を覚えたら、アウトプットの機会を作ろう。

問題を解くだけでは足りない。生きた英語を読もう。そのためのツールがKindleだ。

 

  • 問題演習をする

①、②に合わせて公式問題集又はTPOを回そう。一日1~2パッセージ、間違えた箇所は納得するまで文章から答えを探そう。

答えが探せなければ、英語力が足りないことになる。

無理しなくていい、焦らなくていい。①と②を続けよう。3ヶ月後に同じ問題を解けば、英語力の変化に気づくはずである。

 

にゃんこ先生
問題演習には復習はほとんど必要ない。復習をしすぎると、答えを覚えてしまって次に解いた時に実力を把握できなくなる。
にゃんこ先生
一度間違えた徹底的に問題を分析したらそれでOK。次の問題に進もう。

 

リーディングのおすすめ教材

TOEFL リーディング おすすめ教材
にゃんこ先生
リーディングで必要な教材はすごく少ない。基本は単語帳一冊とETS公式の参考書を使う。それ以外は多読だね。多読にはニュースも良いけど、洋書がおすすめだよ!

公式問題集・TPO

基本は公式問題集TPOの過去問演習を通じて、リーディングの問題形式に慣れよう。特にPCで英文を読むことに慣れていない人は、TPOを活用してパソコン上での問題演習を繰り返し行おう。

ETS以外が作成した参考書や教材はTOEFL本試験の傾向を反映できていないことが多いためおすすめしない。

問題を解くだけでなく、間違えた問題を分析して、なぜ間違えたのか、どうすれば次に正解できるのかを考えることも重要だ。

 

洋書

洋書を読むと言っても、どこから始めたら良いかわからない人のためにおすすめ洋書シリーズを紹介しておきたい。

1冊読めば 英語に慣れる、3冊読めば自信がつく、10冊読んだ頃には目標点も達成できる。そういうものだ。

» 【レベル別】英語多読のためのおすすめ洋書40選【初心者から上級者まで】

» 英語学習の強い味方!Kindle多読。おすすめ洋書10選【難易度別】

 

にゃんこ先生
TOEFL100点越を目指すのであればリーディングは28-30点を目指したい。80点目標でもでも23-25点は取りたいところ。
にゃんこ先生
単語と問題演習ばかりやって点数が伸び悩んでいる人、読解力がなく時間が足りなくなる人をたくさん見てきた。高得点を安定させるためにも多読は重要。
にゃんこ先生
机の前に座っての勉強ではなく、休み時間や隙間時間に毎日30分-1時間読むぐらいで大丈夫!

 

リーディング問題形式の理解

TOEFLリーディングで高得点を獲得する上で、問題形式の理解と、それぞれの回答のポイントを把握することは大切である。

どうしても正解がわからない時に、正答率を高めるコツを問題形式別に記載したので、是非参考にしてほしい。

 

リーディングの試験の流れ

600-700単語の文章を2つ読み、それぞれ10問の問題を解く。時間は35分。

内容はアカデミック、教育、生物、化学、原子、そして石器時代の話までジャンルの幅は読みきれない。

問題形式は、大きく以下の9つに分類される。形式ごとのポイントは次項で確認しよう。

  1. 語彙(Vocabulary)
  2. 代名詞置き換え(Reference)
  3. 文挿入(Text Insert)
  4. 一文要約(Sentence Simplification)
  5. 事実正誤(Negative Factual)
  6. 事実正誤(Factual)
  7. 推測(Inference)
  8. 著者の意図についての問い(Rhetorical)
  9. 文章要約(Summary)

 

にゃんこ先生
ちなみに、トピック慣れトピック慣れってよく聞くけど、根本的な解決にはなってないからね。

にゃんこ先生
だって、何のトピックが本試験で出るかわかんないし、GETした専門知識がちょうど本試験で出るなんて限らないから。

にゃんこ先生
トピック慣れのためのトピック慣れは無駄。英語力の向上を伴うトピック慣れは、無駄にはならない。

にゃんこ先生
トピック慣れ用の題材を探すにはここから。私は、つまらない文章はTOEFL以外は読みたいくないけど。

 

問題文は本文より先に読む?

これは個人の好みにもよるのだが、問題の解き方として以下の2通りのやり方がある。

  1. 本文を全て読んでから問題を解く
  2. 問題文を読んでから本文で答えを探す

これに関しては、どちらかという2がおすすめだ。

最初に本文を全て読んでから問題文に行くと、すでに本文の最初の方は内容を忘れていて再度本文を読まなければならなくなってしまい、時間が足りなくなることが多い。

よっぽどの読解力や記憶力がない限り、問題文からスタートすることをおすすめする。

 

問題形式別:回答のコツと攻略のポイント

語彙(Vocabulary)

説明は不要。とにかく単語を覚えること。

 

にゃんこ先生
基本1秒で解く。わからなかったら文脈を見ても良いけど、最後は”えいやっ”で覚悟を決める。

 

代名詞置き換え(Reference)

最近あまり出てこない、itやtheyがどの単語を出しているのかを問う問題。

 

にゃんこ先生
tは単数、theyは複数であることに注意しよう。

にゃんこ先生
っていうのクソアドバイスで、代わりにTOEFL/IELTS高得点で必須の文法講座を読もう。びっくりるするぞ。

 

文挿入(Text Insert)

文章から抜き出されたセンテンスを、どこの場所に入れるのか問われる。慣れるまでは嫌いな人が多いはずだ。

thisやtheseなどの代名詞、afterやbefore、howeverなどの副詞はヒントにはなるが、そればかり注目しても意味はない。これは、読解力の問題なのだ。

 

にゃんこ先生
基本リーディング力。もう一つ言えるのは、英語は「結論→具体例又は理由」の順に話が進む。

にゃんこ先生
日本語的感覚だと、「起承転結」で、具体例をいくつかあげた後に、まとめのセンテンスを入れことが良いと思うかもしれないけど、英語は逆。

 

一文要約(Sentence Simplification)

マーカーが引いてある長文から、別の表現で言い換えしている選択肢を選ぶ。

これも結構難しい。読解力がものを言う。

 

にゃんこ先生
この言い換え問題は、文法をややこしくしてることが多くて結構てごわいの。まず、文法シリーズを読む価値はある。

にゃんこ先生
特に長い文章では、何が何を引き起こしたのか(原因と結果)を理解することが重要。

にゃんこ先生
下の例題を見てみて。

http://toefl.kmf.comより

にゃんこ先生
マーカー文、長すぎてやっかいにみえるでしょ。
にゃんこ先生
これを「コマース→産業化のためのコンディション→色んな領域の成長」って何が何を起こしたのかをメモしてみる。
にゃんこ先生
そうすると、A、B、Dは原因と結果が違うじゃん?で、Cだけ、commerceをtradeに、”色んな領域の成長”をdevelopmentに言い換えてるけど、原因と結果が一致してる。
にゃんこ先生
Cだけをみると、うーん、あってるかなって思うけど、他は全部違うから、消去法でも◎。因果関係をメモすることで思考が整理できる。

 

事実正誤(Negative Factual)

選択肢の中から、本文にない、または間違っている選択肢を探す。

探すの大変。3つの〇を探しあてる方法と、1つの×を狙い撃ちする方法がある。

 

にゃんこ先生
間違っている選択肢は、本文に書かれていないというより、あきらかに本文で逆のことを言っていることが多い
にゃんこ先生
〇を3つ探しだす前に×が見つかればうれしい。

 

事実正誤(Factual)

本文中に書かれている情報を探す問題。

キーワードは、メイントピック。

メイントピックは、各段落の最初と最後のセンテンスを読む。最初のセンテンスで一番大事な結論、中のセンテンスは具体例、そして最後はもう一度まとめを言うことがある(言わない時もある)。

 

にゃんこ先生
下の例題を見てみて。
にゃんこ先生
いい?これは2つの文章にまたがってるけど、最初の段落の最初と最後のセンテンスみてみてね。他は読まないでいい。
にゃんこ先生
人口増加は、普通貿易の増加を伴う。けど中国では産業化しなかったけど人口増加したってあるでしょ。
にゃんこ先生
すると、同じことをいってるのはDだけ。それだけでDを選べる。
にゃんこ先生
本文を全部読む必要はない。ほとんどはメイントピックに関係するものが答えになる。

 

推測(Inference)

本文中にはっきり書かれてはいないが、本文中の情報から答えが推測できる問題。と皆説明するが、これはミスリーディング。

どんな時にも、答えは本文にしかない。つまり、あなたの思い込みや、推測はすべて排除する必要がある。

キーワードは、メイントピック。

メイントピックは、各段落の最初と最後のセンテンスを読む。最初のセンテンスで一番大事な結論、中のセンテンスは具体例。そして、最後はもう一度まとめを言うことがある(言わない時もある)。

 

にゃんこ先生
下の例題を見てみて。
にゃんこ先生
いい?最初の段落の、最初と最後のセンテンスみてみてね。他は読まないでいい。
にゃんこ先生
テクノロジーはいろいろな形をとるよ。スイートポテトは同じ土地でも多くの果実が収穫できるし、中国の貧しい地域で主な食糧になったよ。
にゃんこ先生
答えはCしかないでしょ?
にゃんこ先生
fact問題と、infer問題の解き方を区別するのはナンセンス。だって、本試験中にこれはfactだから、inferだから・・って考えてられないから。
にゃんこ先生
メイントピックがすべて。

 

著者の意図についての問い(Rhetorical)

これは最近あんまりでない。著者はこの段落で何をいいたいの?とか、なんでこの単語をここで出したの?みたいな問題。

にゃんこ先生
出たときは完全にメイントピックに集中すればいい。
にゃんこ先生
各段落の、最初と最後に、著者の言いたいことが載っている。

 

文章要約(Summary)

みんなの大敵、要約問題。6つのセンテンスから3つのセンテンスを選んで文章を要約する。

 

にゃんこ先生
アドバイスは何個かある。
にゃんこ先生
  1. メイントピックに集中する(本文に書かれてても、細かすぎるものは正解にならない)
  2. 抽象的な議論をしているもののほうが、具体的なものより答えになりやすい
にゃんこ先生
②は、①の裏返しだよね。メイントピックは細かい具体例というより、ざっくりしていることが多い。
にゃんこ先生
結構2個は正解できるんだけど、最後の1個が難しいことが多いよね。その時は、メイントピック+ざっくりしている選択肢を選んで次に進んじゃおう。
にゃんこ先生
本文には戻らなくていい。そんな簡単に答え見つからないし、時間が過ぎてくしさ。

 

にゃんこ先生
最後に言い忘れた。メイントピック戦略は有効だけど、本文が3段落しかなくて、1段落がすごく長いやつは、諦めてうえから読んでいくしかないよ。
にゃんこ先生
全般的な学習法として、ETSのImproving Your Reading Skillsは参考になるよ。日本語版はこの記事で。

 

リーディングスコアの自己採点

リーディングの目標点に対して、1パッセージあたり、何問間違えられるのかを把握しておくことが重要。

例えば、28点を目指したければ、5-6問は間違えても取ることができる。つまり、3パッセージ中平均2問程度間違えても28点を取ることができるのだ。

一度の問題演習で3パッセージ全て解くことはあまりないことが想定されるため、一題ごとの演習で合計点をイメージできると実力の把握にも役に立つ。

 

合わせて読みたい!TOEFLスコア自己採点

 

TOEFLリーディングの問題傾向と厳選過去問

2017年上半期すべてのTOEFL試験の問題を分析した団体からの情報によると、2017年3月4日以降、TOEFLのReadingは新しい傾向を示している。

3月以降、TOEFLのリーディングは一回のテストで、多いときは20個ぐらいの文章が用意され、同じ日に受験してもそれぞれの受験者のリーディング問題文は若干違うようになった。

 

TOEFLのリーディングは、直近2年の主要なトピックを繰り返し出題されている。最もよく出題される分野は生物学であり、全体の1/3を占めている。

地質学、考古学、社会的、歴史的、経済的およびその他の科目も重点トピック。普段からこれらのトピックと関連する記事や本を幅広く触れ合うのがおすすめだ。

 

直近のTOEFL iBTのリーディングの過去問から、以下の分野別に40〜の問題を用意した。より最近の出題傾向を反映した過去問となる。

  1. 地理学・地質学
  2. 環境
  3. 経済
  4. 考古学
  5. 科学
  6. 農業
  7. 社会
  8. 生物
  9. 天文学
  10. 文化芸術

特に苦手だと思う分野を練習することで、どんな問題が出題されても安定的に点数を取れるようにしよう。

 

にゃんこ先生
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今後のリーディング対策

上記ポイントを意識しながら、数多くの問題をこなし、正解となる選択肢の感覚や、メイントピックから選んだ選択肢の正答率を体で覚える。

しかし、テクニックだけでは、スコアにバラつきがでるのと、英語力がついてこないと、実力勝負の25点以上は無理。

純粋なリーディング力をアップすることを意識しながらTOEFL対策を進めよう。

 

にゃんこ先生
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この記事はインターンのKazuによって編集されました。

 

ねこ君
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66 件のコメント

  • この過去問ファイルはすごいですね!オフラインでも使いやすいので、是非利用させていただきます。ありがとうございます

  • Kurtさん、コメントありがとう!!

    最近更新できていなくて申し訳ないけど、

    また近日中整理してアップロードしていくね!

  • この厳選過去問というのは中国TPOの中から,例えば生物学に関するパッセージを全部集めたという事ですか?

    • これはTPOと違う問題。直近数年に出た本番試験の中から集めてきた学科別の問題集だよ。練習に活用してね。

  • 厳選過去問の生物の一番最初「extinction at the end of the Cretaceous」の問5と問12を間違えたのですが,何度読み返しても本文のどこがアンサーキーになっているのか分からないのですが,教えてくれませんか?
    あと最後の問14のBとCも正解ですが,本文のどこに書いてあるのか教えてくれませんか?

    • ゆうゆうさん

      質問ありがとう。ここで解説と訂正をするね。

      問5の正解はA. To help explain why insects were less likely to go extinct than other species

      アンサーキーはどこに書いてあるかというより、まず第二段落の内容をまとめてみよう。

      メイントピックは、陸上の生物の絶滅。
      1.大きい動物だけでなく、35%の哺乳類(Mammal)も絶滅。
      2.植物の絶滅。しかもその絶滅により、一つ重要なfood chainが崩壊した(植物/葉っぱが減少⇒草食の哺乳類や恐竜が減少⇒草食動物を食べる肉食恐竜が減少)
      3.四つの生物( Crocodiles, tortoises, birds, insects)が生き残った。それぞれの理由は:
      – Crocodiles, tortoises:腐肉を食う動物だから。
      – insects:一部は死んだものを食べる。ほとんどの昆虫は、外部のダメージに抵抗できる休眠状態に入る⇒望ましくない環境の中では長い期間をかけて成長・発達していく。例えばあるbeetleの幼虫……【Many insects feed on dead material; furthermore, most have at least one resting stage in which they are very resistant to damage. In unfavorable conditions some may take a long time to develop: there is a record of a beetle larva living in dead wood for over 40 years before becoming an adult.】
      – birds:一部は腐肉を食う。他の鳥の生き残った理由はまだ謎。

      問題文の例は、昆虫類が絶滅していない理由を検証するため挙げられたから、正解はA。
      この段落は何を中心に議論を展開しているかを理解しないと、CかDを選んでしまう可能性が高い。

      問12:B(もとの解答ファイルにCと書いている)
      このセンテンスより答えが分かる。
      Iridium occurs in meteorites and volcanic material, but in the latter case it is accompanied by elevated levels of nickel and chromium. These other metals are not especially abundant at the K/T boundary.

      問14:CEF(もとの解答ファイルにBCFと書いている)
      選択肢Cを反映するセンテンスは下記にある。
      一段落目: The foundation of the major marine food chain that led from the minute plankton to shelled animals to large marine reptiles had collapsed.
      二段落目:As in the sea, it seems that on the land one key food chain collapsed: the one with leaves as its basic raw material. These leaves were the food of some of the mammals and of the herbivorous dinosaurs, which in turn were fed on by the carnivorous dinosaurs.

  • こんばんは。現在TOEFL92点で短期留学の基準点である100点を目指して来月再チャレンジする予定のものです。リーディング問題、ありがとうございます。活用させていただいています。

    さて、農業の1の問題を解いていたのですが、
    11番の「burdensome」の意味を問う問題の答えがなぜA「frequently」になるのでしょうか…。

    もしお時間があれば教えていただけると有難く思います。
    よろしくお願い申し上げます。

    • Nickyさん

      質問ありがとう!最後の段落を一緒に見てみよう。

      Wherever they took up farming, northern cultivators engaged in agricultural work routines that were far less intense than in the south.⇨北の人たちのワーキングルーチンは南よりずっと「less intense」。

      The growing season was much shorter, and the cultivation of cereal crops required incessant labor only during spring planting and autumn harvesting.⇨具体的には、成長期が短いし、繁忙期が春と秋のみ。

      This less burdensome work rhythm let many northern cultivators to fill out their calendars with intermittent work as clockmakers, shoemakers, carpenters, and weavers.⇨このような「less burdensome」(負担が少ない)ワーキングリズムだからこそ、北の人たちは閑散期に別の職業に従事できる。

      ここの「負担が少ない」(This less burdensome work rhythm)とは、前の一文にあったように、(穀物の)成長期が短く、春(種蒔き)と秋(収穫)だけ忙しいということだね。逆に考えると、南の人たちは、長い成長期において頻繁に作物の面倒を見たり、年に二、三回種を蒔いて収穫することもあるはず`。

      つまり、ここの「less burdensome」とは、冒頭にあった「less intense」のことでもあり、「less frequent」と解釈しても良い。

      これで答えが「frequent」になるがけど、決めつける前に、他の選択肢を見てみよう。難しい問題は消去法が大切。

      B) productive 生産的。北の人たちのワーキングリズムは、生産性が低いという話はどこにも出てきていないから、×。
      C) difficult 難しい。多くの人はこの選択肢に引っかかりそうだね。北の人たちのワーキングリズムは「less difficult」(より簡単)?種蒔きや収穫等は同じ作業だけど、北の人たちは年一回やる、南の人たちは年2ー3回やる。同じ作業を3回やるのは、1回だけやるのより難しいと言える?違いは頻度だけで、作業自体の難しさではないだろう。
      D) well-paid 報酬が高い。Bと同じく、原文に言及されていないことで×。

      なので、正解はAだ。理解できたかな?どこの辞書を調べても、「burdensome」が「frequent」と同じ意味というのは出てこないから、この文脈の中では、この意味合いになる。単語の問題は簡単そうに見えるけど、単語自体の意味だけで判断するのではなく、文脈からその意味を判断してね!

      100点頑張ってね!応援しているよ!

  • にゃんこ先生様

    こんばんは。お忙しい中、丁寧に教えていただきありがとうございます。

    「less intense」の言い換え、「 incessant」との対比の言葉として「less burdensome」 が用いられていたのですね。

    おかげさまで理解できました。

    あと1か月ほど、頑張ります!ありがとうございました。

  • 生物のリーディング問題の

    How Plants and Animals Arrived in the Hawaiian Islands

    の7番の答えがどうしても理解できません。

    教えていただけると嬉しいです。

    宜しくお願いします。

    • regionさん

      答えが理解できないということなので、本文は理解できている前提で説明するね。

      A 本文で議論しているのはこれらの植物/種がどうやって「reach the islands」のこと、「 grow in the islands」について何の記述もないため、×

      こうやって一見正しそうで、こっそり概念や主要動詞を変えた選択肢は気をつけよう。

      B many plants that succeeded in reaching the islands are those that… bear fleshy fruits instead of dry seeds, such as… つまり、これらの植物の中、それぞれ「fleshy fruits」を持つ品種と、「dry seeds」を持つ品種があり、ハワイにたどり着いたたくさんの植物は「fleshy fruits」を持つ品種だ(なぜならその前文にあったように、鳥が果実を食べる⇨鳥の消化器に種が残る⇨鳥が島まで種を持ってきた)。逆に言うと、もしこれらの植物が「fleshy fruits」(言い換えれば「edible fruits」)を持っていないと、鳥に食べてもらえず、種が島まで持ってこられる可能性がある、ということ。○

      C この選択肢は、この段落の前後の文の関係(構成)に対する分析で、この分析自体(意味も)は正しい。「これらの植物は、前文にあった話のさらなる証拠を提供した」。ただ、問題文は「what point is the author making」だから、作者の主張/意見を聞いている。作者の主張ではないため、×。

      D そもそも選択肢の内容自体は文の内容と食い違っているため、×。

      結構難易度が高いのでこれは間違えてもそんなに気にしないでよいと思うよ!何が問われているかにはいつも注意しよう。

  • toefl itpの為の勉強としてibtの問題や情報を使って勉強するのは効果があるかどうかお聞きしたいです。出回っている情報や過去問等についても圧倒的にibtに関連するものが多いので、それを使っても効果があるなら便利で少しでも勉強しやすくなるのではないかと思い、質問させてもらいました。

    • itpはTOEFL PBT(iBTより前のペーパー版)の問題プールを使っているらしい。内容や難易度はTOEICとiBTの間ぐらい。

      目標がitpのスコアを上げたいだけであれば、古いTPO(1ー15あたり)やTOEFLiBT公式問題集のリスニングとリーディングは参考になると思う。一方、基本はITP専用の問題集を使ったほうがおすすめ。

      もし将来海外の大学に入ることも視野に入れているなら、iBTの対策法や過去問は今からやる価値がある。

      基本、どんなテストを受けるとしても、英語の学習方法には共通の部分があるので、ぜひ他の方の経験談から、自身にとって参考できるものを吸収しつつ受験対策していこう。頑張ってね!

  • にゃんこ先生様

    素晴らしいファイルのご提供、ありがとうございます!

    生物の1題目 Extinctions at the End of the Cretaceousの問題3についてご質問です。

    私はDを選択したのですが、回答ではCが正解となっており、なぜCが正解なのか、お手数ですがご教示いただけませんでしょうか?

    私の読み方が間違っている可能性も十分あり、お手隙の際にご返信いただけると幸いです。

    <理解に苦しんでいる理由>

    問題3は、extinctions at the end of the Cretaceousについて文中でサポートされていない選択肢を選ぶ問題で、回答はC.「Most birds, tortoises, and crocodiles escaped extinction」となっております。

    確かにCの選択肢は、鳥たちなど生き残った生物もいる、という主張なので、extinctionをサポートする内容ではありません。しかし、一応問題文中には「Crocodiles, tortoises, birds, and insects seem to have been little affected.」(2パラ9行目)とあるので、事実としては正しい内容です。

    一方で、選択肢D.「Deciduous trees were especially likely to go extinct.」については、文章中に「it has been noted that the survivors were often deciduous they could…」(2パラ3行目)とあり、要するにdeciduous treeは生存できた、つまり、選択肢Dとは逆の内容が書かれています。

    よって、本問の正解は、Dではないでしょうか?

    • CHOMOさん

      質問ありがとう!

      問題3はChomoさんが理解している通り、正解はDとなる。

      このファイルは完璧ではないので、また疑問があればいつでも聞いてね。

  • にゃんこ先生様

    早速のご返信ありがとうございました!

    引き続きこちらの過去問を使って精進していきたいと思います。

  • にゃんこ先生

    地理学・地質学の最初の問題の5番の答えがなぜDになるのかわかりません。

    • これは単語問題だね。意味もややこしくないので、辞書で調べればわかるはずだよ。

      もしそれでもわからないのであれば、Maoさんがどうやって解いたのか、どこがわからないのか、解く際の思考回路も一緒に共有してくれないかな?

  • 選択肢に紛らわしいものが多い問題などで間違えていた時、toeflのリーディングの解答を見てもいまいち納得しきれない時があります。(このようにも受け取れるのではないのかなど)
    自分はリーディングの勉強を始めたばかりなのですが慣れで見えてくるものなのでしょうか。
    KMFのコメント欄を翻訳してみているのですがでもオプションCは詳細情報ですなどがあったりはするのですが、、、
    間違えた問題の分析方法などがまだ自分の中でしっくりきていないです。

    長文失礼します

    • toefl頑張郎さん

      質問ありがとう!

      リーディングの独学の方は解答の解説がほしいんだよね。KMFの解説も完全ではないし、ネット上の答えもたまに間違えがある。個人的には、どうしてもわからない問題がそこまで多くはない場合には、あまり気にしないというのもありだと思う。

      一方で、わからない問題が多ければ、根本的なリーディング力が足りないのかもしれない。慣れもあるけど、読解力や単語力が上がると、文章が正しく読めるようになり、答えを見つけたり分析力が上がったりするはずだよ!

  • すみません、リーディングの答えが見つからないのですがどこにあるでしょうか、、

    • 無料リソースにあるリーディング問題の話かな?TOEFLリーディングのフォルダにあるよ。
      ただ、ネットから集めてきた答えなので、100%正確なわけでもないと思う。
      練習する際に疑問を思う問題があればまだコメント欄で質問してね!

    • あさん、質問ありがとう。
      上にあるCHOMOさんのコメントのように、何が分からない、自分がどう理解しているのを詳しく書いてみよう。ある程度あさんの状況がわからないと、適切なアドバイスができないからね。

  • Readingの過去問の地理・地質学の「Thermal Stratification」の問題4の答えの選択肢がなぜそうなるのか分かりません.
    Passage3では,流れ的にKelpもprimary producerかのように捉えたのですが...

    よければ教えてください.

    • HMDさん

      質問ありがとう!

      この問題の答えはBではなく、Dだね。拾ってきたファイルなので、たまに間違いがあることがあるんだよね・・。
      BはHMDさんの理解の通り、kelpもprimary producerとなるので正しい。Aは原文のrooted to the bottomから、Cはconsiderable sizeから、正しいと理解できる。

      Dの間違いは、原文にある「BASE of the marine food web」、「SUPPORT diverse communities of organism」を「a source of FOOD FOR A VARIETY OF ORGANISM」に替えたこと。
      Base of the food webは必ずしも「直接」たくさんの生物の食べ物になるわけではなく、小さいA魚がkelpを食べ、大きいB魚がA魚を食べ、また別のC魚がB魚を食べるという状況でも、kelpはbase of the food webと言えるし、
      Support diverse communities of organismは、kelpの存在によって周りには様々な生物が生きているので、必ずしも「直接」たくさんの生物の食べ物になっているわけではない。

      この問題はすぐ正解が見つからない場合、消去法(ABC消去)の方が正解を探しやすいね!

  • 考古学「The collapse of the Mayas」の問4の
    「abandoned」の意味に近いのは「destroy」ではないですか?
    また問9の「entirely」も「generally」ではないですか?

    • ゆうさん

      質問ありがとう!
      これは単純な単語問題だね。
      「Abandon」:諦める、放棄、捨てる、置き去る →「abandoned city」:捨てられた町 → 誰も住んでいない町 → D) no longer occupiedが正解だよ。破壊された訳ではなく、荒廃して誰も住んでいないという意味なので、destroyは適していないね。

  • The Collapse of the MaysのQ14でFが正解となる理由を教えてもらえますでしょうか?
    干ばつが「rapid」な崩壊をもたらしたという記述はないように思います。

    また、同問題でAが不正解となる理由は、
    農業自体は成功しているので「unsuccessful」の部分が×ということでしょうか?

    • 最後の段落の最後の一文から、Fが正解と分かるよ。
      It was against this specific background that a period of drought led quickly to crisis and collapse.(このような背景の下、この時期の干魃は崩壊をすぐ起こした)
      選択肢Fにある「brought about a rapid collapse」は単なる「led quickly to collapse」の言い換え。

      ここでagainst this backgroundの理解が間違えやすいかなと思う。 against the backgroundは「この背景と真逆」ではなく、まさに「この背景・文脈の下」という意味だよ。

      Aはご理解の通り、農業自体は成功(=より多くの人口を支える)できたので「unsuccessful」は×になるね。

  • Extinctions at the End of CretaceousのQ14について質問させてください。
    本文第二段落の中盤で、Scavengersはほとんど影響を受けなかったと記載があることから
    選択肢Bは不正解のように思うのですが、Bが正解となる根拠を教えてもらえますでしょうか?

    • 同じ質問を過去に受けているので、ゆうゆうさんのコメント(上のほう)への返信を参考してね!

  • にゃんこ先生!すしねこです。TOEFLspecialHome edition の結果が帰ってきました。
    R:12(15) L:22(13)S:19(15)W:22(20)の合計75(62)でした。( )は一ヶ月前の結果です。当日は割とできていたと感じていましたが、総合的に思ったよりもできなくて残念でした。
    リーディングに関しては、本を読み、問題の量をこなすだけでなく、正確に読むことにも専念しましたが、今までの結果で一番最悪な点数(一年前のほうがまだ良かった)でした。 どうすればリーディング力を25点以上に伸ばすことができるでしょうか? 特にメインアイディアなどは殆どの場合理解できるのですが、問題の選択肢で正解が2つ以上あるように見えてしまいます。タイムリミットは来年の3月ですが、帰国する前になんとしても90点以上は取得したいです。 アドバイスをよろしくおねがいします。

    • すしねこさん
      コメントありがとう!
      リスニングは結構あがってきて良かった(今までの勉強法を続けていればもう少し伸びるはず)!SとWも現状維持で良い!ので、これからはRが勝負だね!
      「メインアイディアが理解できて、選択肢の正解が2つ以上にあるように見える」とは、おそらく十分に多読はしてきた(それはそれで素晴らしい)と思う。一方で、精読が足りない可能性がある。
      TOEFLリーディングの選択肢は基本本文の中にあるセンテンスをパラフレーズしたり、少し言い換えたりして作られている。
      あれもこれも正しいように見えるなら、文法・文の構造・単語のニュアンスの学習にもう少し力を入れていく必要がある、
      そのため、今後練習の後は、必ずもう一回文章を振り返って、全てのセンテンスを正しく理解できたかを確認(DeepLという翻訳ツールはおすすめ)、また、選択肢の文言と原文を照り合わせて、文の構造や単語・表現はどう変わったのか、それによって文の意味はどう変わったのかを分析しよう。
      このような作業を1ヶ月2ヶ月(毎日1パッセージでもOK)続ければ、効果がでるはず。
      まだ時間があるのでパニックせずに、やるべきことを着実にやっていこう!応援しているよ!

  • 初めまして。TOEFLのリーディング対策で、高校文法どれくらいやればいいですか? 日本国内の大学受験の為の文法書をガッツリやった方がいいのか、それとも一通り目を通してサラッと通す感じのどちらがいいでしょうか?

    • 中学校・高校の文法は全て基礎的なもので、TOEFLの文章を理解するため必須(それだけで足りないこともある)と言っても過言ではない。
      既に長期的に多読を行っている人は、わざわざ高校文法をもう一回ガッツリやる必要がなく、苦手な文法構造だけ調べれば良い。
      今まであまり英語と触れ合っていない(または高校の英語試験であまり成績よくない)人がいきなりTOEFLを受けるとしたら、もう一回基礎からガッツリやったほうが良いであろう。ただ、高校文法やってからリーディング対策に入るのではなく、多読・精読・定期的にTPOを同時にやりながら勉強することがおすすめだよ!
      ちなみに、文法をガッツリやるというのは、大学受験のようにすべてを暗記するのではなく、TOEFLでは、文法の問題は出題されないので、文章の意味を理解することを目的に文法の学習をするということだよ。文章の意味が理解できれば、この文法は~構文で・・と説明できる必要はないからね。

  • 生物学2の「The Cambrian Explosion」の問3について質問です。

    答えはDとなっているのですが、本文のどこからそれを判断すればよいのかわかりません。

    本文では
    Insects, crabs, and spiders belong to the phylum Arthropoda, which contains animals with body features such as jointed legs, an external skeleton, and segmented bodies.
    と書いてありますが、ここから答えの
    To demonstrate that some phyla include a wider range of body plans than others do
    をどうやって判断しているのでしょうか。

    たしかにwider range of body plansだとは思うのですが、、、than others doはどのように判断すればよいのでしょうか。
    最初は答えはBかと思っていたのですが。。。

    • HMDさん

      この段落は全て最初の一文「Biologists classify animals according to their basic body plans」から広げてきた説明で、問3の正解はBだね。

  • 生物学3の「The Extinction of the Dinosaurs」の問1について質問です。

    本文は読めているような気がするのですが、いまいちどこから答えを判断すればよいか分かりません。

    Cretaceous period:
    Before the limit of 65 million(6500万年前を境とした以前):Algaeのおかげでrich in calcium carbonate

    Paleocene period:
    Above the 65-million- year limit(6500万年前を境とした以後):less calcium carbonateとfossils of several families of mollusks are no longer found

    ということが読み寄れると思うのですが、ここから答えの
    They contain fossils of some animals that did not exist during the Cretaceous. D.
    をどこから判断しているのでしょうか。

    • HMDさん

      質問ありがとう。問1の正解はC They contain fossils of some animals that did not exist during the Cretaceous.で、解答シートは間違っていない。

      HMDさんは本文を理解できでいると思うのでそのまま問題を見よう。

      この問題は消去法で解く。
      A. They lack fossils from some families of mammals found in Cretaceous sediments. 本文はmollusksなので❌
      B. They contain fossils of dinosaurs. 本文はdinosaur fossils, though frequent before 65 million years ago, are totally absent.なので❌
      D. They contain fossils of more kinds of mollusks than are found in Cretaceous sediments.本文はfossils of several families of mollusks are no longer found.なので❌(ちなみに、ここのNo longer foundのニュアンスは、Cretaceous時代にあったのに、Paleocene時代にはなかったということ。)

      Cは本文の中で直接に言及していないけど、PaleoceneはCretaceousより若干新しい時代なので、Cretaceous時代に存在していない生物の化石があるというのはロジック的に通じる(つまりABDのように即❌できない)ので正解になる。

  • 生物学3の「The Extinction of the Dinosaurs」の問6について質問です。

    こらは本文中の
    Other theories involved a worldwide cold wave following the spread of a layer of cold but not very salty water in the world’s oceans, which floated on the surface because, with its low salinity, the water was less dense.
    から、海表面の塩分濃度が下がったから、結果として
    深い海の塩分濃度が下がったということでしょうか。(選択肢D:a decrease in deep ocean salinity)

    たしかに正しい選択肢Cの
    a decrease in global temperatures
    はパラグラフ3からは読み取れないとは思おうのですが。

    • 問6の正解はDだね。解答シートが間違っている。
      本文は「海表面の塩分濃度が下がった」しか言及していないので選択肢DのDeep oceanは❌

      これも消去法でダブルチェックしてみよう。
      A. a change in the diet of dinosaurs 本文でfern plant that was important for dinosaur digestionがなくなったから(=「dietの変化」)という話があったので、◯
      B. a change in the climate of the tropics 本文一行目で「strong climate changes in the tropics」と言及、◯
      C. a decrease in global temperatures 最後のセンテンスで「worldwide cold wave」(=世界範囲で気温が下がった)と言及、◯

  • 生物学3の「The Extinction of the Dinosaurs」の問9について質問です。

    これに関してはパラグラフ4は確実に全文訳せているのですが、いまいち正解がピンときません。
    たしかに消去法で答えのCが残ったのですが、、、

    少し正解のロジック、にゃんこ先生の読み方のロジックを教えてほしいです。
    これは単純に私の国語力の問題かもしれません。。

    • 問9の選択肢の作りはあまり良くないかもしれないが、私も消去法で解いた。Cが正解だと思う。

      A. The size of the volcanic craters on the Deccan plateau 最後の一文「with lava emerging from elongated fractures in the crust rather than from craters.」で❌
      B. An increase in sea-floor spreading 最後の一文の「This sort of outflow could correspond to volcanic activity similar to the activity that drives sea-floor spreading」で❌「似ている」だけでsea-floor spreadingの事実がない。
      D. The occurrence of a thousand or more volcanic explosions the size of Krakatoa 本文の「It’s not a question of just one or even of a thousand eruptions comparable to the explosion of Krakatoa…but rather of a prolonged period of activity」で❌

  • 生物学3の「The Extinction of the Dinosaurs」の問12について質問です。

    こちら正しい回答の選択肢はBではないですか?
    答えにはCと書いてあります。

    私の読解力不足でしたら申し訳ありません。

    • HMDさんの読解力全然問題ないよ笑。問題あるのはこの解答シートだね。

      はい、正解はBだ。(解答シートもBと書いているけど)
      B. a reduction in the number of sulfate aerosol veils in the stratosphere 「reduction」ではなく増加のはずだから。

  • 生物学7の「Habitat Selection」の問6について質問です。

    パラグラフ3の本文は理解できるのですが、どうしても答えのロジックが分かりません。解説していただけますでしょうか。

    • 問6の正解はA。

      Sale氏の仮説モデルで説明できないことについて、パラグラフ3の冒頭(下記の二センテンス)に書いてあったけど、ポイントは(正解も)後半の太字にある。
      「Sale’s model still does not explain how the animal “knows” what is suitable and what is not, or how stimuli from multiple cues are integrated. Nor does it explain the role of photoperiod in the response of dark-eyed juncos to photographs of their natural habitat.

      このあとの内容は全てこの太字の説明となる:photoperiodが変わることによって、dark-eyed juncosという鳥の住環境の好みも変わる(日差し時間が短いとsouthern winter habitatを好む、日差し時間が長いとnorthern summer habitatを好む)。特別なロジックはないけど、回答は選択肢Aのままだね。

      ダブルチェックで消去法をやっても良いよ。
      B) Why the environment suitable for dark-eyed juncos in the winter differs from the environment suitable for them in the summer 
      パラグラフ3で挙げた例は、suitableかどうかの話ではなく、この鳥は異なる条件の下どちらかの住環境を好む(prefer)の話なので、❌
      C) Why only some species of animals respond to photographs of their natural habitats 
      この鳥以外の動物は言及されていないし、違う動物の反応を比較していないので❌
      D) Why birds studied in the lab behave differently than birds in the wild do 
      Labの鳥と野生の鳥の比較はしていない(野生の鳥を捕まえてLabで実験した)ので❌

  • 生物学7の「Habitat Selection」の問13について質問です。

    選択肢のうち
    B→×(具体的な話過ぎる)
    C→×(本文で言及していない)
    E→〇(正しい)
    と判断し
    残りのA,D,Fから2つを選ぶときに迷ってしまって
    答え合わせ後も結局すっきりしなかったので、良ければ解説していいただけませんでしょうか。

    Aはパッセージ2において、F.Saleが実験から異議を唱えているのは何となくわかったので一応選んでいたのですが、そもそもパッセージ2に関してあまり文章のロジックが理解できていなく、その段落からどのようにsuitableやunsitableに言及しているのか分かりません。
    残りのD,Fは本文のどこから判断すればよいでしょうか。

    • 正解は解答シート通りでAEF。

      Dは先ほど議論したパラグラフ3の最初のセンテンス「Sale’s model still does not explain how the animal “knows” what is suitable and what is not, or how stimuli from multiple cues are integrated」で❌にできる。本文は、「彼の仮説モデルはこれらを説明できない」と言っているのに、Dは「説明できる」と真逆だね。

      Aは、パラグラフ2の最後の一文「Sale concluded,(省略), the animal simply moves around more in an unsuitable habitat and less in a suitable one」で◯。どのようにsuitableやunsuitableを判断するかはどこにも言及されていない(そのためパラグラフ3の冒頭で突っ込まれたよね)。ただ、Aのまとめは正しいから◯。

      Fは最後のパラグラフの最初のセンテンスで◯。

  • 生物学8の「Temperature Regulation in Marine Organisms
    There」の問8について質問です。

    こちらの問題、結局消去法でその他の3つを削除できて、一番もっともらしいものがAだとは思うのですが、
    消去法ではなく本文からの推測のみで、どのように選択肢Aこそが正解だと判断できますでしょうか。

    • 問8:この一文から何を推測できる?「Such mechanisms are only partly successful, however, and to generate more body heat to maintain a constant temperature, marine mammals usually must have a higher metabolic rate than similarly sized terrestrial (land) animals.

      太字の部分「一定の体温を維持するために、通常、海洋哺乳類は同程度のサイズの陸上動物より高い代謝率が必要。」という結論の(明言されていない)前提条件は「同じサイズの動物の代謝率は同じ、違うサイズの動物の代謝率は違うはず」(=体のサイズによって代謝率が変わる)だね。

      しかし、「大体同じサイズでも、海の動物は陸上の動物より高い代謝率が必要」ということから、「体のサイズだけでなく、海か陸上かによって代謝率も変わる」ということは推測できる。つまり、(A) An animal’s size is not the only factor affecting its metabolic rate.

  • 多読が重要だと十分理解できたのですが、多読をする際にわからない言葉が出てきた場合は蛍光ペンで引いて調べるべきですか。それともどんどん読んでって新しい洋書に進んでもよいのでしょうか?

    • 単語をたくさん調べなくても、なんとなく読み進められるレベルの本を選ぶことが重要ではないかな!
      そして、わからない単語は個人的にはそこまで拘らなくて良いと思うよ。ざっくりストーリーが理解できて、楽しめればOK。続けられることが一番重要。
      単語勉強は洋書からではなく、単語帳で暗記した方が効率は良いはず。

  • 受ける際の質問ですが、パッセージを読みながら、声は出しませんが音読するように多少口をぱくぱくしながら読み進めるのは許されているのでしょうか。またメモ用のペンを手に持ってPC画面の文章を若干ペンで追うのは大丈夫でしょうか。以上のクセがあって、気をつけようとは思いますがhome editionなのでどんなこと言われるかと心配があります。

    • 口パクしても音を出さなければ問題ないとは思うけど、この癖は読解力を下げる原因にもなるので、頭の中で読めるようにすることがおすすめだね。
      また、ペンや指で画面を追ってもペナルティはないと思うよ。

  • にゃんこ先生へ。
    はじめまして、JOUと申します。
    地理学/地質学「How Soil is Formed」の問2の答えがCではなくBの理由について教えていただけないでしょうか?

    • JOUさん

      質問ありがとう。この問題は長文を正しく読めれば、わりと簡単に正解できるよ。

      ハイライトの原文を見てみよう。
      Whatever the parent material, whether derived in place from bedrock or from transported material, it ultimately comes from geological materials, such as igneous, sedimentary, and metamorphic rocks, and the composition of the rocks largely determines the chemical composition of the soil.

      この文章はかなり長いけど、コア的な部分を抽出すると、シンプルになる。
      it(冒頭のthe parent materialを指す) ultimately comes from geological materials such as rocks, and the composition of the rocks largely determines the chemical composition of the soil.(parent materialはいろんな岩とかから出てくる、その岩の成分は土の成分を決める)
      この文章ではParent material、岩とかのgeological material、土、三者の関係を示している。

      選択肢C:The parent material from which a soil is formed ultimately comes from igneous, sedimentary, and metamorphic rocks.
      (土を形成するParent materialはいろんな岩から出てくる)。
      これは原文の前半の内容しか表していないね。
      また、正確的には、いろんな岩ではなくgeological materialのはず、岩は単なるgeological materialの例。

      選択肢B:The chemical composition of a soil is ultimately determined by the geological materials from which it forms, (これは原文の後半it ultimately〜を言い換えただけ)regardless of where or how the parent material originates.(これは原文の前半部分の言い換え)

      二つの答えを比較してみれば、Bはより正確で完全に原文をまとめたので正解だね。

  • にゃんこ先生

    非常にわかりやすい解説ありがとうございます。

    続けて質問なのですが、地理学/地質学の「Earth’s Energy Cycle」の問8で、答えがA:It causes high tides that reshape the coastlines of continents and islands.になる理由を教えていただけないでしょうか?

    • JOUさん
      質問ありがとう。
      「Earth’s Energy Cycle」の問8の正解はAではなく、Cだね。
      解答シートが間違っているね。

  • にゃんこ先生こんにちは。いつもタメになる記事をありがとうございます。とても励みになっています。
    私は交換留学を目指している大学生なのですが、先日初めてTOEFL IBTを受けると、総合点数が50点しかありませんでした。しかし半年後までに最低60点、目標は80点取りたいと思っています。参考書を見ると、100点目標者向きのものや80点目標の問題集があり、自分はどの参考書をするべきなのかがわかりません。目標はもちろん80点ですが、そういった参考書を解いてみるととても難しく感じます。勿論、最初は難しいものだと思いますし、継続して勉強することが大切だとはわかっているのですが、問題によっては全くわからないこともあって自信を無くしています。現在は80点目標の人向けの参考書を解いているのですが、このまま続けても良いのでしょうか?

    • 参考書自体は80点目標のもので問題ないけど、参考書を解くだけでは80点にならないよ
      現時点では、問題演習をこなすことよりも、単語や基礎力を固めること(多読精読・多聴精聴)にフォーカスして、参考書はサブで考えたほうがおすすめだね!

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