【300点台からの下克上】TOEIC700点突破の必勝勉強法

300点から700点 TOEIC勉強法
ねこ君
トイックの勉強、やろうやろうと思って始めるんだけど、なかなか続かない。やり直そうと思って、ネットでおすすめの文法の本と単語帳買ってきたんだけど・・。
ねこ君
2週間ぐらいやっていつも飽きちゃうんだよねぇ・・。
にゃんこ先生
英語の学習には時間がかかるんだ、ねこ君。
にゃんこ先生
ネットにある不確かな情報や広告に惑わされて、非現実的な学習法を選択してしまい、結局挫折してしまうこともある。
にゃんこ先生
今日は、30代からの英語再スタートから、初めてのTOEIC300点から760までスコアアップし、今では英語で仕事をするレベルになった著者が、英語学習の変遷とおすすめの学習法を共有するよ。
にゃんこ先生
対象は、英語は全然できないけど、これから本格的に学習を始めたい初心者。是非この記事を読んで、実践してみて欲しい。

最近は昇格や海外出張の要件としてTOEICの点数を求める会社も増えてきています。

また、テストの点数だけでなく、メールの読み書きや英語会議への参加など実務として英語力が必要となる方も増えています。

しかし、現代の社会人は常に忙しく、英語スキルの習得はできるだけ短時間でやりたいものです。

2年でTOEIC300点から700点台へ!

ステップアップ

結論から最初に言います。私は2年間でTOEICスコアが365点から760点まで伸びました。

少なくとも私の周りにはこれだけのスピードでスコアアップを果たした人はほとんどいません。しかし、私が他の人と違って何か特別なのかと言うと、全くそんな事はありません。

むしろ私は「これから英語を学習しよう」という多くの人より、色々な意味でレベルが低く条件も不利でした。

 

私は学生時代から根性無しで、スポーツができる訳でも無ければ勉強もダメ。特に英語は覚える事がとても多く、学校でキライ科目の筆頭、ゼロからのスタートでした。

そして社会人になってからもずっと英語とは無縁の仕事を続けており、英語学習を始めたのは海外の会社との付き合いが始まった35歳の時でした。ちょっと遅いですよね。

しかも真剣に英語学習を始めた直後にこの海外の会社との関係は消滅し、具体的な学習目的も失ってしまいました。また、自由になるお金もほとんど無く、金銭的な制限もある状況でした。

 

こんな私でも2年間の独学でである程度の英語力を付ける事ができたのです。このページをお読みになっているほとんどの方は私以上の可能性に満ちていると思います。

 

にゃんこ先生
ネットでは良く「2ヶ月でトイック500点から800点」みたいな非現実な話を聞くけど、2年で300点台から400点アップはかなり現実的。これぐらいのスコアアップなら、この記事を参考にすることで誰でも達成できる!

 

そもそもTOEICとは?

TOEIC

TOEICとは?

TOEIC(読み方:トイック、トーイック)は、アメリカの非営利テスト開発機関ETS(Educational Testing Service)が開発した英語試験の一つです。

同じくETSが作って世界中で実施されているテストはTOEFL、SAT(アメリカの大学入学共通試験)、GRE(アメリカの大学院入学共通試験)等があります。

日常生活やグローバルビジネスにおける活きた英語の力を測定する、世界共通のテスト。
聞く・読む力を測る TOEIC® Listening & Reading Test と、話す・書く力を測る TOEIC® Speaking & Writing Tests により、4技能(聞く・読む・話す・書く)全ての英語コミュニケーション能力がわかります。

出典:TOEIC公式サイト

TOEICにはスピーキングとライティングのテストもありますが、世間で良く言っているTOEICは基本、TOEIC® Listening & Reading Test(リスニングとリーディングのテスト)となります。

リーディングとリスニングそれぞれ495点満点となり、合計990点です。

 

TOEICの平均点

さて、満点990のうち、日本人のTOEIC平均点はどれぐらいでしょう?どれぐらいの点数は良いスコアと言えますか?

ETSが公開した2018年度のスコア報告では、日本人のTOEICスコアの中間値は520点となります。集計された約50か国のうち、下から数えて6番目という劣等生成績ですね。

ちなみに、平均点は580点(2018年度)でした。社会人のTOEICスコアは学生より若干高めで603点でした。

TOEFL 平均スコア グラフ

出典:TOEIC 2018年度受験者数と平均スコア報告

 

では、TOEICは何点取れば良い点数と言えるでしょうか?2018年度のデータを見ると、

  • 900点以上であれば、上位約3%に入るので「素晴らしい」、
  • 750点以上であれば、大体上位20%に入るので「優秀」、
  • 600~745点は全体の約三分の一を占めるので「普通」、
  • 580点以下は「平均以下」、
  • とおおざっぱに言えるでしょう。

    TOEFL スコア分布 グラフ

    出典:TOEIC 2018年度受験者数と平均スコア報告

    また、高校生や大学生のTOEICスコア分布を見て、全国平均点を超えているグループは大学院生と小学生のみです。小学生が平均以上というのは面白いですね。

    他には、社会人の職業別・業界別の平均スコアもありますので、興味のある人はこちらをご覧ください。

     

    にゃんこ先生
    TOEICは英語によるコミュニケーション力を測るテストとは言え、900点以上取ってもまともに英語を話せない、又は英語での会議についていけないような人は世の中にいっぱいいる。なので、TOEIC900点取れたことだけで満足はしないでほしい!

     

    学習開始時の失敗からの学び

    成功への道

    さて、様々なテータを見てきましたが、これからは本題に入ります。

    ここでは、多くの方が英語学習の初期に落ちそうな落とし穴と、なぜ落ちてしまうのか、そしてどうすればスムーズに英語学習をスタートし軌道に乗せることができるのか考えていきます。

     

    私が最初に落ちてしまった落とし穴〜TOEIC300点台の失敗〜

    失敗

    単語の暗記は3日坊主

    私が最初に取り組んだのは英単語を覚える事でした。

    英語を読み書きしようとすると、いつも単語力の無さに足を引っ張られて不自由この上なかったからです。「毎日帰宅後1時間頑張る!」と決めて、買ってきた単語帳に載っている単語を最初から順に、綴りと意味を覚えていきました。

    でも、覚えてもすぐ忘れてしまうので、毎日「昨日もおとといも覚えたはずなのに・・・」と、最初から苦戦続きでした。

     

    そして1週間もすると、毎日の単語学習の時間がとてもイヤになって来ましたが、「自分で決めたんだから、ちゃんとやらなきゃ」といった思いや、簡単に諦めてしまっては周りで見ている家族にもカッコ悪いという体面から、何とか3週間続けました。

    いえ、実は4週目はもう続けられなかったという事です。

     

    トイック対策本で空振り

    次に取り組んだのはトイック対策本でした。

    1か月後にTOEICを受けると決めて、毎日取り組みました。TOEICに出そうな問題の解説を読み、出てきた単語や文法ルールを覚えようと頑張りました。

    そしてこの本の解説部を一通り読み終わって、巻末のTOEIC模擬試験に挑んだところ、自己採点結果は600点! 少し努力が報われた気がしました。

     

    しかし、本番のTOEICを受けてみると、なぜかあまりできた気がせず、結果も300点台。結果的にはこの参考書はほとんど意味がありませんでした。

    当時は騙された気分もありましたし、全くできない自分への限界も感じていました。

     

    ねこ君
    げ、これってめちゃくちゃあるあるじゃん。おれも単語帳は10冊ぐらい家の本棚で眠ってるし、TOEIC対策本も何度買い直したことか・・。最近は「金のフレーズ」買っちゃった・・。
    にゃんこ先生
    効果的な単語の暗記方法に興味があれば、下記の記事も参考に!

    » 1ヶ月で3000語!?最短最速で英単語を暗記する5つの方法

    » 56歳の挑戦。1万語を覚えて英検一級に合格した英単語勉強法

     

    うまく行かなかった原因解析

    原因分析

    上の取り組みがうまく機能しなかった理由は大きく2つ考えられます。

    英語学習に正しい情報がないこと

    1つ目は、何をどれだけやればどれだけ上達するのか、という正しい情報が無かった事です。

    よくある英会話スクールやトイック講座、英語塾など、世に溢れかえる英語教材の宣伝を見ると、信じられないような謳い文句ばかりで本当の事はよくわかりませんでした。

     

    もし、最初から「1ヶ月間この方法で取り組めば最低でも◯◯点上がる」といった正しい情報があったら、自分の頑張りではまだ足りない、と思えたかもしれません。

    ですが当時の私は、結果が出るはずも無い学習時間で「こんなに頑張ったのに、全く報われなかった」という気持ちでした。

     

    毎日続けられない方法で勉強したこと

    そして2つ目は、自分は覚えるのが苦手である、とわかっていたのに、また覚える事を中心に取り組んでしまった事です。

    覚えよう、覚えようと頑張らなくても良い方法があるのに、それ以外の方法は思いつきもしませんでした。

    つまり、どちらにしても正しい情報が無かったために、学習を進めるにつれて勉強するのがイヤになってしまう方法を選んでいた事が敗因だったと思います。

     

    にゃんこ先生
    あんまり批判はしたくないんだけど、良くある「3ヶ月でトイック900点」みたいなのは、マーケティングの宣伝文句で、お客さんが買った後のことなんて何も気にしてないんだよね。2年で760点と言っても、誰も魅力を感じないでしょ?
    にゃんこ先生
    現実の世界ではかなり頑張って2年で760点ぐらいが本当の話。
    ねこ君
    広告に騙されて買いまくったトイックの参考書・・いらなかったのかな・・。

     

    学習初期に重視すべき点〜TOEIC500点台へ〜

    TOEIC 英語学習初期 理解すべきこと

    言語習得には多大な勉強時間がかかることを理解する

    では、どうすれば良かったのでしょうか。

    色々な改善点はありますが、最も大事なのは、英語力を上達させるには多大な勉強時間がかかる、という事を最初に理解しておく必要があるということです。

     

    妥当な学習必要期間を算出するのはとても難しいのですが、ここではネイティブの子供が言語を理解する過程を考えてみる事にします。

    例えば、小学校に入る前の子供は、少し言葉を理解し、たどたどしくはあっても喋る事ができます。そして小学校を卒業する頃には難しい言葉は知らなくても、大人の会話にはついていけるようになっているでしょう。

    この間6年間、1日平均で12時間くらい英語に触れているでしょうか。計算してみるとネイティブは小学生の間に英語に2万6千時間くらい触れている事になります。

     

    1年間だけでも4千時間以上です。仮に日本で英語を中高6年間勉強した人の英語力がネイティブの小学1年生レベルだとすると、社会人になってから少なくとも数千時間は英語を勉強しないといけないという事がわかります。

    大人は子供より経験や思考能力の点で有利であるため効率良く学習できるのですが、流石に10時間や20時間といった学習量ではその上達量を計測するのは不可能です。

    私の経験上では、とてもセンスのいい方が超高効率な方法で学習したとしても学習効果を感じるには50時間くらいでかかるのではないか、と思います。

     

    私を含め、多くの学習初心者は10時間も学習すると、かなり頑張ったという気になり、結果を求めてしまいます。私はこれが多くの方が学習初期に挫折してしまう一番の原因だと思っています。

    もし最初から「英語学習に時間がかかるのは仕方ないんだ、自分はセンスも無いし100時間くらい学習しないと何も変わるはずが無い」くらいに構えておく事ができれば、挫折する可能性も小さくなるでしょう。

     

    楽しみながら続けられる学習法を探す

    また、学習法の選び方も変わるはずです。数時間やっただけで、飽きてしまったり苦痛に感じる方法では、とても長期は続けられない と気付くでしょう。

    そうすると「これなら楽しみながらできるし、続けられそう」と思える学習法を探すはずです。そして長期戦になる事がわかっているからこそ、本当に効率の良い学習法が知りたくなると思います。

     

    にゃんこ先生
    英語学習は終わりのない旅だということを理解すると、かなり世界が広がるよ!そして、時間がかかるからこそ、高校生や大学生のうちからしっかり勉強時間を確保したい!

     

    私のおすすめの英語音読法 〜TOEIC700点台へ〜

    TOEIC300点台におすすめ 音読学習法

    私が多くの方にオススメする学習法は音読法です。ここではなぜ音読法がいいのか、そして音読法の実際のやり方を書いています。

    音読法は何がいいのか

    ① 高効率

    音読法はとても高効率な学習法です。他の多くの方法より短時間で成果が現れます。この音読法では:

    • 目を使って英文を見る
    • 耳を使ってネイティブの音声を聞く
    • 口を使ってネイティブをマネて発声する
    • その自分の声をまた耳で聞く

    という事を行います。つまり同時に脳の多くの部分を使う事になりますので、脳がとても活性化し、学習効率が上がるのです。

     

    ② 自分の上達がすぐに感じられる・楽しくなる・挫折しにくい

    音読法は30分もやれば、その日の上達を自分で確認する事ができます。

    「昨日はこれができた。今日はこれができた。」と毎日自分の進歩を確認する事ができますので、学習した後に満足感が得られ、楽しくなってきます。

    すると「明日もやろう!」という気になり、挫折しにくくなります。

     

    ③ 教材が簡単

    音読法では知らない単語や長文に悩まされる事はほとんどありません。これはネイティブの発音をマネる事に最重点を置くため、その他のストレスはとことん排除するからです。

    多くの場合、中学1年生や2年生の教科書レベルからスタートするのが最適です。他の学習法のように単語や文法を覚える事もありませんので、つまらなくてイヤになるといった事がありません。

     

    ④ 教材選択の自由度が高い

    教材に求められる物は、「本文テキスト」と「それをネイティブが読んだ音声」の2つだけです。

    本屋さんに行けばいくらでもあるでしょう。また、英文の難易度として最初はとても簡単な物がいいのですが、少し慣れてきたら自分が興味を持てる題材を選ぶと、音読の楽しさが増します。

     

    ⑤ コストパフォーマンスに優れる

    音読法に必要な費用は、やろうと思えば1年で3,000円未満に抑える事も可能です。これでもしっかりと上達します。

    音読法は同じ文を繰り返し練習する事で英語の基礎を体に沁み込ませる方法ですので、テキストを次々と変えてしまうと逆に効果が薄くなってしまいます。

     

    具体的な音読法のやり方

    TOEICおすすめ音読教材

    ① 教材選び

    先ほどの「教材選択の自由度」で書いていますが、「本文テキスト」と「それをネイティブが読んだ音声」の2つがあれば、教材として成立します。

    ただ、これだけだと逆に何を選べばいいかわからないと思いますので、私のおススメの教材を紹介します。

    英会話・ぜったい・音読【入門編】

    実際に私が最初に使った教材です。とても良い教材ですが、英文の内容はかなり古めです。値段は1,400円程度とお手頃です。

     

    NHK CD BOOK Enjoy Simple English Readers シリーズ

    NHK CD BOOK Enjoy Simple English Readers シリーズ

    NHKラジオ講座のCD付き教材です。上のぜったい音読よりは少し難しいですが、内容が楽しめる物が多い点で優れています。

    シリーズのうちお好みの1冊を選べばいいでしょう。価格は本によってまちまちですが1,000円〜1,400円程度です。

     

    ② 準備するもの

    • 教材 :テキストと音声データ( CD や mp3ファイルなど)
    • 音声再生機器 :再生スピードを変えられたり、任意の場所を繰り返し再生できる機能があると便利です
    • 音読専用ノート :普通のノートでいいのですが、他の用途と一緒にしない方がいいです
    • 鉛筆かペン :黒と赤の2色使います
    • ストップウォッチ :秒数を測れるもの

     

    ③ 学習方法

    音読勉強法
    • 最初はテキストの本文を見ずに、音声を聞きます。

    区切りのある所まで聞いてもいいですし、今日学習するところだけを聞いてもいいです。

    1日に学習する量は最初は10~20文程度とするのが良いでしょう。

    音声を聞きながら、今日学習するところを決めます。

     

    • まだテキストは開かず、1文づつ音声を再生し、ノートに聞こえた通りに黒ペンで書きとります。

    間違っていてもいいので聞こえたように書きます。単語の綴りがわからない所は適当に書いたり、カタカナで記載しても構いません。

    1文全部書きとれるまで、その1文だけを何度も再生します。英語が聞き取れない部分は「あと何回聞いてももうムリ!」と思うまで繰り返し聞きます。

    1文書き終わったら、同じように次の文も書き取り、今日の最後の文まで書き取っていきます。

     

    • 全文書き取ったら、ここで初めてテキストを開き、自分が書き取ったものを添削します。

    添削には赤ペンを使い、消しゴムは使わないで下さい。こうやって音読練習前の自分のリスニング能力をしっかりと残します。

     

    • 全文の意味を確認します。

    知らない単語があれば調べます。もし、全ての単語の意味がわかっても理解できない文がいくつもあるようなら、もう少し簡単な教材に変える事をおススメします。

     

    • 1日分の英文を音読し、かかった時間を計測します。

    音読練習前に自分が音読できるスピードを計測しておきます。本文の通りに、単語を飛ばしたりせず、しっかりと音読するのですが、できるだけ早く今できる最速スピードを計測しましょう。

    途中で詰まってしまったり、間違えたために言い直ししたり、と意外とスラスラ読めない事に気付くかもしれません。

     

    • 1文づつ再生してシャドウイング練習します。

    シャドウイングは音読のやり方の1つです。

     

    音声を再生したらネイティブが喋った事を1~2秒程度遅れて音読するのがシャドウイングです。ちょうど音楽の輪唱のような感じです。

    自分が音読を始めると、再生している音声と自分の声が被りますが気にせず音声について音読していきます。

     

    最初はネイティブのスピードについていくのが難しい場合が多いので、機器のスピード調整機能を使ってゆっくり再生します。ネイティブの喋りをしっかりマネできるスピードまで落として、テキストを見ながら、何度か練習しましょう。

    そして少しうまくなったと思ったら、今度はテキストから目を離して練習します。

    テキストを見なくてもシャドウイングができるようになったら、少しスピードを上げて同じように練習しましょう。そして少しづつスピードを上げていきます。

     

    最初から完璧にマネする事はできませんし、難しいようでしたらスピードは無理してオリジナルスピードまで上げなくてもいいです。少し頑張って、少しうまくなればそれで合格とします。

    ここまでで10回か、多くても20回も読めば充分です。これで合格となれば、次の文も同じ要領で練習し、1日分の全文を1文づつシャドウイングしていきます。

     

    • 1日分(10~20文程度)を通しでシャドウイングします。

    やはり最初はゆっくりめのスピードに設定します、1日分の分量を通しで再生し、これにシャドウイングでついていきます。

    1文づつの練習と同じように最初はテキストを見ながら行い、できるようになったらテキストを見ないでチャレンジしてみます。

    これができたら少しスピードを上げて同じように練習を繰り返します。ここでも無理はせず、少しうまくなったと思ったら合格です。

     

    • 1日分(10文程度)を通しでオーバーラッピングします。

    オーバーラッピングもシャドウイングと同じく、音読のやり方の1つです。

    これは、音声を再生したらテキストを見ながら、ネイティブの喋りに自分の音読を同じタイミングで被せていく方法です。

    シャドウイング練習でネイティブのマネがうまくなっていますが、タイミングを被せて音読する事で、抑揚や間の取り方など微妙な違いにも気付きやすくなり、さらに読み方が洗練されていきます。

     

    ここでは3~5回程度、通しでオーバーラッピングを行い、ネイティブらしい読み方に近づけていきます。これで1日の音読練習は終わりとなります。

    おそらくどの文も30回くらいは音読したのではないでしょうか。

     

    • 練習した英文を音読し、かかった時間を計測します。

    音読練習前に実施したのと同じように音読にかかった時間を計測します。そして、練習前後の数値を比較しましょう。

    10文程度の分量なので、数値的にはあまり大きく変わる事はないかもしれませんが、実際に音読した感覚は練習前後で大きく変わっている事がわかると思います。

    これが自分で実感できる今日の練習成果です。

     

    • 以上の練習を1ヵ月半程度続け、これを1セグメントとする

    以上の内容を1日で実施し、(できれば)翌日は前日の続き部分について同様に練習します。

    そしてこれを1ヶ月半くらい継続し、初日からここまでに練習した所までを1セグメントと呼びます。毎日練習できるといいのですが、多少できない日があっても気にしなくて大丈夫です。

    この1ヵ月半という期間は厳密でなくて良いのですが、1ヵ月よりは長い方が良く、2ヵ月だと少し長い気がします。実はこの期間はやった事を忘れるための期間です。

     

    • サイクルを回す

    上の1セグメントが終わったら、その次の日はテキストの一番最初に戻ります。つまり、練習の初日と全く同じ事をやるのです。

    書き取り・音読時間計測・音読練習と進めていくと、思ったより忘れている事が多いと感じるかもしれませんが、初回よりスムーズに短時間で同じことができるはずです。

     

    音読回数も減る事でしょう。1サイクル目が30回だったとすると、2サイクル目は20回程度になっているかもしれません。

    このように、1セグメントの音読練習2サイクル目をやっていきます。

    そして、2サイクル目が終わると3サイクル目に入ります。サイクルを終わる目安は、音読回数が合計で100回とします。

     

    実際に音読練習をしている感覚としては、80回も100回もあまり変わりません。

    ですが、私がこれまでに多くの方と一緒にやってきた経験として、英文をしっかり定着させるには100回の音読が必要だとわかってきました。

     

    • 次のセグメントに進む

    100回音読が終わったら新しい部分に進みましょう。またフレッシュな気分で取り組みますが、やる事は同じです。

     

    にゃんこ先生
    英語学習に音読はかなりおすすめ!特に初心者は音読でTOEIC700点レベルに持っていける。
    にゃんこ先生
    音読の効果を疑う人は、下記のTOEIC攻略法も読んでみよう!

    » 1年でTOEICを300点UPするために、これ以外の教材は必要ない

    »【スコア別】純ジャパ社会人の僕がTOEIC900点を取った英語勉強法

     

    信じて継続すれば必ず結果は出る

    時間と努力=成功

    音読法はとても簡単な英文を教材としますので、人によっては「こんな簡単な英文だと繰り返しやっても得る物が無いのではないか?」と不安になる事もあると思います。

    しかし、私を含め、多くの方が音読で英語力を上げています

     

    もしあなたもこのような不安を感じたら、周りにいる英語のできる人に聞いてみて下さい。

    英語ができるようになった人のほとんどの人が「音読は効果が高い」と言うと思います。「音読無しで上達するなんて不可能だ」という人もとても多いはずです。

    ぜひ「このやり方で正しいんだ」と信じて継続して下さい。

     

    まとめ

    英語学習は効果が現れるまで時間がかかります。だから挫折してしまう人もとても多いのでしょう。しかし、英語学習に関する正しい情報を知って取り組めば挫折する確率は大きく減らす事ができます。

    私は学習開始が35歳だった事もあり、不利な条件でしたが、音読法という学習法に巡りあった幸運のおかげで2年間で大きな成果を得る事ができました。

     

    もしもあなたが今後は英語が必要になると感じているのでしたら、今すぐに学習を始める事をおススメします。

    今は目の前の事が忙しくて、などと言っていると、2年なんてあっと言う間に経ってしまいます。そして、忙しくなくなる日が来るなんてほとんど期待できないのです。

    思い立った今始めないでいつ始めるのですか?

    Now or never.

     

    TOEIC対策おすすめ記事

    にゃんこ先生
    英語学習者のレベルやステージによって、やるべきことは異なってくる。音読は700点台までは効果的だけど、800、900点以上の壁を突破するのであれば、勉強法をレベルアップする必要がある。
    にゃんこ先生
    下記の記事では、目標スコア別におすすめの勉強法や体験談をまとめているので、合わせて読んでみよう!

    初心者向け(TOEIC700点〜800点目標)

    1年でTOEICを300点UPするために、これ以外の教材は必要ない

    » TOEIC300点代から米国TOP MBA留学を果たした勉強法

     

    中上級者向け(TOEIC800点〜900点以上目標)

    【スコア別】純ジャパ社会人の僕がTOEIC900点を取った英語勉強法

    TOEIC940点の私が教える、誰もが超えられる900点突破勉強法

    2ヶ月で800点=>900点突破!TOEICスコアアップ勉強法

     

    ねこ君
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    にゃんこ先生
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    にゃんこ先生
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    4 件のコメント

  • こんばんは
    いつも英語の勉強法や教材選びで助かっています。
    今回このサイトで「絶対 音読 続入門編」を購入したのですが、ここに書かれている音読方法(主にディクテーションの部分)と大きく異なる方法論でした。
    こちらで実践された方法論はにゃんこ先生が独自に作った方法なのでしょうか?

    また「絶対音読 続入門編」に書かれた方法論と比べてどちらが効率的に勉強できるでしょうか?

    • Rinさん

      質問ありがとう!

      ディクテーションは時間がかかるし、効果も限定的なので、時間に余裕があればやっても良いけどやらなくても良いというのが私の意見かな。

      ここで紹介している勉強法は実際にゼロからTOEICを勉強して、300点から760点まで上達させた人のやり方だよ。私としても違和感はなく、やれば効果はでる勉強法だと思う。
      「どちらが効率的に」というほど、英語の勉強方法は一つの正解がある訳ではないので、ここで紹介されているやり方、または「絶対音読」に書かれている方法を自分でアレンジしても良い。

      このステージで一番大切なのは、一度決めた方法で2-3ヶ月毎日やりきること。それができればTOEIC700点ぐらいのリスニング力はつく。

      ただ、音読は初心者用で、TOEIC600-700点を超えてくるとほとんど効果がなくなることが多い。800、900点を目指すステージになったらまた別のやり方で勉強法を進化させていく必要があるので、その時は他の記事も参考にしてみてね!

  • 突然のコメント失礼いたします.

    TOEICの勉強を始めようと思い,金のフレーズを先日購入して現在も進めております。
    しかしなかなか覚えられません。
    素の覚えられない理由というのが、大学受験時にシステム英単語を使用していたこともあり,シス単に乗っていたフレーズを暗記していたことから,金のフレーズに載っているフレーズを覚えようとするとどうしても前のフレーズからの切り替えがうまくいことが原因です.シス単ならほぼほぼ覚えられているという状態です.

    TOEICの受験を考えたら,やはり金のフレーズにきりかえてしまったほうがよいのでしょうか?
    それとも,シスタンをメインで使い,足りない部分のみを金のフレーズにおきかえたほうがよいのでしょうか?

    最後に受験したTOEICの点数は555点です.
    どうかよろしくお願いいたします

    • こんにちは、コメントありがとう。

      TOEICはビジネス英語メインなので、大学受験英語と比べると高得点獲得のための必要単語が異なる部分はあるね。
      一方で、大学受験で培ってきた、基礎的な単語はTOEICにももちろん役に立つ。英語学習はこれが唯一の正解というものはないので、まずは自分にコンフォタブルで、毎日続けられそうな勉強法でやってみることをおすすめしたい。

      シスタンをメインで使い、シスタンに乗っていない単語を金フレを使うというやり方でも、全く問題ないはずだよ。

      このやり方で数ヶ月やってみて、TOEICを受験してみよう。思ったような結果が出なければ、違う方法を考えれば良い。

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