




「TOEICを受験したとき、いつも時間が足りずにPart7が解ききれない!」
「Part7の英語長文を読もうとしても、内容が理解できずに頭が真っ白……」
という方は多いのではないでしょうか
TOEIC Part7は英語長文を素早く正確に読んで内容を把握する必要があり、高得点獲得における肝となる部分です。
同時に、問題の難易度がPart5, Part6に比べて格段に上がるため、苦手な方が多いのも確かですよね。
この記事を読むと、
- TOEIC Part7の効率的な勉強法
- TOEIC Part7を速く正確に解くコツ
がわかります!
この記事の著者:かおり
大学生になってから英語学習に目覚め、TOEIC L&R 420点→910点を達成した理系大学院生です。英語に対する苦手意識がなくなったことで、英語論文が読めるようになり、研究の進捗もスムーズになりました。現在は国際学会での英語発表に向けて猛特訓中です!
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目次
4ヶ月で900点獲得!TOEICパート7対策の概要

TOEIC Part7の概要
TOEICのリーディングセクションは、Part5, 6, 7の3つのパートで構成されています。
中でもPart7は長文読解問題が出題される部分であり、多くの人にとって最も労力を割かなければならないパートでもあります。
- リーディングセクション全100問のうち、Part7は54問分
- シングルパッセージの問題(1つの文章を読んで、2~4個の小問に答える問題)が29問
- ダブルorトリプルパッセージの問題(2,3つの文章を読んで、5個の小問に答える問題)が25問
昔の私も含め、Part7を苦手としている方は多いですが、実は使われている文法や単語が他のパートと比べて難しいわけではありません。
一問一問じっくり取り組めば、解ける問題はむしろ他のパートよりも多いはずです。
しかし制限時間があるため、そもそも問題が解ききれなかったり、焦ってしまって正解率が下がってしまったりするわけですね。
ここからは、4カ月でTOEIC910点を達成できた私が、「はやく、正確に」Part7の問題を解けるようになった勉強法を紹介いたします!
紙媒体の問題集 or タブレットがおすすめ
まずPart7の対策に使う教材ですが、紙媒体の問題集を使うか、大きめのタブレットやパソコンで電子書籍の英語問題集を表示することをおすすめします。
なぜなら、スマホでPart7の勉強をしようとすると、「文字が小さい」「改行が不自然」「スクロールする必要がある」など、勉強を進めるうえでストレスになる要素が多いからです。
TOEICテストの本番はもちろん紙ですので、本番に近い状況で問題を解くためにも、紙媒体の問題集か、表示面積が大きい電子媒体を使ってPart7の対策を行いましょう。
私が利用したおすすめの問題集は記事の最後で紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
精読で英語基礎力を向上
私がPart7対策において、9割以上の時間を精読による英語読解力の向上に費やしていました。
精読とは、英語の文章の読み方の一つです。読み飛ばしなどをせず、自分の理解できない文法事項や単語を調べながら、一文一文丁寧に読んでいくやり方です。
「Part7は短時間で素早く問題を解く必要があるのだから、速読の練習をする必要があるのでは?」と思う方がいるかもしれません。
しかし、ゆっくり読んでも英文を理解できない人が、速く英文を読もうとして理解できるわけがありません。
Part7に取り組んだ時に味わう、「英文を読んでいても内容が全く頭に入ってこない」というパニックに近い感覚は、英語の読解力が足りていない状況で発生するものなのです。
つまり、丁寧に精読を行って英語読解力を高め、自然と読解速度を上げていくのがPart7攻略の近道です!
私が取り組んでいた、精読中心のPart7対策の流れは以下の通りです。
- 一通り制限時間を守って問題を解く
- 時間を気にせず問題を解く
- 解答を見ながら文法や単語をチェック
- 頻出の単語をメモ
- もう一度問題を解く
順番に説明していきますね!
5ステップで攻略!TOEICパート7の勉強法

【Step1】一通り制限時間を守って問題を解く
まずは、休日などのまとまった時間が取れる日に、リーディング問題全体(Part5~7)を75分間の制限時間で解いてみましょう。
どうしても時間が取れない場合は、Part7だけを55分間の制限時間で解くのもOKです。
細切れの時間しか確保できない場合は、小問一問につき1分の制限時間を設定してください(例:一つのパッセージを読んで、3つの設問に答える問題=制限時間3分)。
ただ、普段はスキマ時間を使って細切れに勉強している方も、本番前はできるだけまとまった時間をとって、TOEICのリーディングパート全体を通して解く訓練をしておくのがおすすめです。
理由は、75分間集中して英語を読み続けることに慣れておきたいから。
私は基本的にスキマ時間で英語学習をしていましたが、いざ長時間連続して英語の問題を解こうとすると集中力が続かず、普段は正解できる問題が解けなくなることが多々ありました。

【Step2】時間を気にせず問題を解く
制限時間内に問題がすべて解けた方は、そのまま解答のチェックに進んでください。ただ、制限時間内に問題を解ききれなかった方も多いと思います。
その場合はすぐに解答のチェックに進むのではなく、残りの手を付けていない問題をすべて解ききってください。
余裕があれば、答えが導けずに後回しにした問題や、自信が無い問題に戻って見直すのも吉です。
【Step3】解答を見ながら文法や単語をチェック
すべて問題を解ききったら、解答の見直しにうつります。ここからは、一日で一気に進める必要はありません。
精読は一つのパッセージを読むのに時間がかかるので、時間は気にせず、一つのパッセージからより多くの知識を吸収することに力を注ぎましょう。
あくまで目安ですが、私は
- シングルパッセージの問題→10分~20分
- ダブル・トリプルパッセージの問題→15分~30分
くらいの時間をかけて見直しをしていました。
見直しでやることは主に二つで、「①単語の見直し」と「②文法の見直し」です。
多くのTOEIC問題集の解答解説ページは、英語の問題文(パッセージ)&和訳→英語の設問と選択肢&和訳→解説という構成になっています。
まずは「①単語の見直し」のために、パッセージをざっと読み返し、意味がわからない単語や熟語に印をつけておきましょう。
私の場合はアンダーラインや丸印をつけていました。印をつけたら、和訳や辞書でそれらの単語の意味を確認し、英単語とその単語の意味を小さな声で何度か呟きます。

分からない単語を赤でチェック
次に、「②文法の見直し」をしていきます。” I have a pen.” のように主語、述語、目的語が明確な文の場合は全く問題ないでしょう。
一方、主節が長い文や、単語が長い節で修飾されている場合、文の構造がつかめずに混乱してしまい、意味がつかめないことがあります。
一読して文の構造がわからなかった場合は、和訳を見ながら英語の文に印をつけ、構造を分析しましょう。

印をつけて文章構造を分析
構造分析のやり方は、自分がわかれば何でも構いません。私の例を紹介しますと、
主節(主語の役割をするカタマリ)の下にはアンダーラインと”S”という印をつける

主語の部分にアンダーラインとS
ある単語に修飾節がついている場合は、修飾される側の単語を □ で囲み、その単語を修飾する節を〈〉で囲む

修飾するする部分は <> 、修飾される部分は □ で囲む
Thatからはじまる節は [] で囲む

that節は [ ] で囲む
文の構造を丁寧に追っていくうちに、印をつけなくても素早く頭の中で文の構造がつかめるようになっていきます!
【Step4】頻出の単語をメモ
複数のパッセージで、わからない単語に印をつけていくと、同じ単語に印がついていくことに気づくかと思います。
何度も印がつく単語は、”TOEICにおいて頻出で、かつ自分が覚えられていない単語(または表現)”です。
見直しを進めていくうちに、「あれ、この単語さっきも調べたぞ」と思った場合は、問題集の端でもノートでもどこでも良いので、英単語と意味をメモしておきましょう。

頻出単語のメモ
そして、日常のちょっとした時間や本番前に見直すと、効率的にTOEICに必要な単語を身に着けることができます。
【Step5】もう一度問題を解く
見直しが終わったら、もう一度同じ問題を解いて、自分に知識が定着しているか確認します。
見直しをした直後は記憶が新しすぎて答えもすべて記憶に残ってしまっていると思いますので、できれば1~3日ほどあけて同じ問題を解くのがベストです。
エビングハウスの忘却曲線という言葉を聞いたことがありますでしょうか? 人が何かを学んだとき、時間とともにその記憶がどのように薄れていくかを示したグラフです。
これによると、人間は何かを学んだとき、1~3日で約70%の内容を忘れてしまいます。こうして何かを忘れかけているときにもう一度同じ事柄を思い出したり学びなおしたりすると、人間の記憶は定着していきます。
つまり、少し時間をあけて同じ問題を解くことで、学んだ知識を確認しつつ、知識をきっちり定着させることができるのです。
パート7向きの問題文の読み方・解き方を練習

精読によって英語読解力が上がれば、英文を読む速度も自然と上がっていきます。
そのうえで、Part7の効率的な解き方を知り、練習すれば、回答速度も正答率もぐぐっと伸びるはずです。
次に、私が実践してきた”Part7の時短につながる効率的な問題の解き方”をご紹介します!
設問と選択肢に目を通す
まずは問題文ではなく、一つ目の設問と選択肢に目を向けます。設問はしっかり読んで、何が問われているのかを把握します。
選択肢はさらっと眺め、探すべき情報のあたりを付けます。
例えば、選択肢の先頭がすべて”John”から始まっていれば、文中の”John”についての情報に注目すればいいことがわかりますね。

設問の例
問題文を読む
設問を読んだら、パッセージを読み進めていきます。
そして、先読みした設問の答えとなる部分を見つけて解答したら、パッセージを読むのを一旦中断して、次の設問と選択肢の先読みにうつります。
あくまで目安ではありますが、パッセージに記述されている情報の順番と、設問の順番はおおよそ一致しています。
例えば、ある一つのパッセージを読んで3つの設問に答える問題の場合、1問目の解答のヒントはパッセージの前半に、2問目のヒントは後半に記述されがちです。

パッセージの例
最後の問題は、パッセージの後半にヒントがある場合や、パッセージ全体を読んだうえで判断する問題だったりします。
一気にパッセージをすべて読んでから設問に取り組んでも、結局内容を忘れてしまっており、もう一度読み返すことになります。
この返り読みを無くして、「設問を先に読む→パッセージを読んで答えとなる箇所を探す→次の設問を読む」というサイクルで問題を解けるよう練習してみてください!
TOEICパート7攻略のコツ

ここからは、TOEIC Part7を時間内に全問解ききり、ぐっとTOEICの得点を引き上げるコツを紹介します!
最低55分はPart7用に確保する
リーディングパートはPart5,6,7の3つから構成されていますが、読むべき問題文の分量が多く、解くのに最も時間がかかるのがPart7です。
Part7は全54問から構成されており、1問あたり1分くらいで解いていくのが、正確性とスピードが両立できる現実的なペースかと考えられます。
つまり、リーディングパートの試験時間である75分間のうち、最低でも55分間はPart7を解く時間として確保することが必須なのです。
それにもかかわらず、Part5とPart6に時間をかけすぎ、そもそもPart7を解ききる時間を残せていない方が多いのが現実。
Part7が時間内に解ききれない場合、Part7自体だけでなく、それ以前のPart5、Part6もしっかり対策し、時間を十分残しておく必要があります!

複数パッセージ問題こそチャンスと捉える
Part7の前半はシングルパッセージの問題で構成されていますが、後半になるとダブルパッセージ、またはトリプルパッセージの問題に移行します。
複数のメール文面や、ウェブサイトの画面を並行して読み、設問に答えなければならないダブル・トリプルパッセージの問題は、文章量が多く苦手意識を持ちがちです。

しかし、ダブル・トリプルパッセージの問題は、実は難易度が高いわけではありません。むしろ、使用されている一文の長さはシングルパッセージよりも短く、単語も比較的平易であったりします。
複数パッセージの問題で少々難易度が高いのは、いくつかのパッセージの情報を組み合わせて答えを導く問題です。
しかし、ある程度パターン化していますので、複数パッセージの問題を3~5テスト分解けば、どこに注目すれば良いか自然と見当がつくようになります。
複数パッセージの問題に取り組むうえで一番大切なのは、苦手意識を持ちすぎないこと。上で紹介した勉強法で英語読解力を高めれば、複数パッセージ問題はコスパ良く得点できるチャンス問題です!
パート7対策におすすめの問題集・参考書
ではここから、私が実際に使用した問題集の中で、Part7対策におすすめの問題集と参考書を紹介していきます!
TOEIC L&Rテスト精選模試 リーディング

TOEICのリーディングパートのみを5回分収録した問題集です。
私はリスニングパートの対策はほぼスマホアプリを利用していたので、リーディングのみをカバーできる問題集を探した結果、こちらの問題集にたどり着きました。
この問題集の魅力は主に二つです。
一つ目は、圧倒的コスパ。リスニング問題が無いとはいえ、2000円そこそこでTOEICテスト5回分の問題が解ける問題集は少ないです。
解答解説も丁寧で、問題文中のほとんどの英単語の意味が丁寧に書いてあります。そのためほとんど辞書をひく必要が無く、ストレスフリーで勉強できます。
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単語の解説が豊富
二つ目は、丁度良い難易度。実はこの問題集、受験者が間違えやすい問題を重点的に出題しており、本来のTOEICテストより少し難易度が高いのです。
普段から少し負荷をかけた演習をしておくことで、本番で自分が思うよりも高い得点をとることができます!
TOEIC L&R公式問題集

TOEICテストを実施しているETSが出版した問題集です。
この問題集の魅力は、形式や難易度が、完全にTOEIC本番に準拠していること。公式が出版しているので当たり前ではあるのですが、やはり安心感がありますよね。
私はこの問題集を、模試として利用しました。合計二冊(テスト4回分)購入し、一カ月に1テストずつ、本番通りの制限時間で解いていきました。
リスニング音声はネットからダウンロードできるようになっていますので、気軽に取り組むことができます。

まとめ
TOEICのリーディングパートの鬼門である、Part7の勉強法について紹介してきました。
Part7は、精読で地道に英語読解力を高めたうえで、効率的に解くコツを掴むと、劇的に得点をあげることができます。
自分に合った勉強のペースや問題集を見つけ、英語を読む力をぐんぐん伸ばしていきましょう!





こんにちは
参考になるごじょうほうありがとうございます
リスニングのアプリで、よかったご使用されてたもの教えていただけたら嬉しいです
よろしくお願いします
コメントありがとう!リスニングアプリはこちらの記事にまとめているよ!参考にしてみてね!
https://www.path-to-success.net/free-english-listening-apps