大学生必見!TOEICリーディング400点~への勉強法(速読のコツ)

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今この記事を読まれている読者はきっと、TOEICの試験問題を一度は解いたことがあると思う。ほとんどの方はリーディングパートを解いてこう感じたはずだ。

「まったく時間が足りない!!!」

 

私も初めて模擬試験問題を解いたときは同じことを感じた。恥ずかしいことに初めて解いたリーディング模擬試験の正答率は68%(単純スコア換算=342点)だった。

しかし、その後2ヶ月弱の訓練の末、本番ではリーディングスコア450点を達成できた。本記事ではこの「時間足りない問題」に対して、私が講じた速読力を高めるためのコツと勉強法をお話ししようと思う。

 

この記事の著者:Yoshii

Yoshiiです!主に大学受験やTOEIC受験に関する記事を執筆しています。大学受験では現役で一橋大学、慶応大学、明治大学等に合格したので、国立志望者、私立志望者両方に向けて効率的な学習法を公開しようと思います!TOEIC L&Rは895スコアを保持しています。多くの人が苦労する速読法やリスニング対策をお話ししたいです。高校生から社会人まで広い層に向けて有益な記事を書いていきます!読者の皆様それぞれの成功を祈ります!Push the envelope!!!!

TOEIC850点~ (リーディング400点~)の読解力

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さて本題に入るが、TOEIC850点~(リーディングスコア400点~)に求められる読解スピードとはどの程度か。これはだいたい100wpmだ。(Word Per Minute)1分あたり100語読むということだ。

急にこんな数字を出されても困ると思うので参考数値を示しておく。

【150wpm=ネイティブが無理なく聞ける速さ。】

 

この数字のソースはなにかというと、ネイティブが使うオーディオブックのデフォルトの速さが150wpmだ。

つまりTOEIC対策用速読においては、ネイティブのリスニングスピードより少し遅いくらいの速さで文章が読めればいいのだ。いったいどんな方法でこのスピードを実現できるだろうか。

 

英語における読解法

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速読法とは?

「速読法」というと、こんな言葉を聞いたことがある人もいると思う。スキャニング読み、スキミング読み、等々。

スキャニング読みというのは、文章の中から特定の情報を探し出す技術であり、スキミング読みは文章の要点を抽出して要旨だけを理解する技術だ。

・・・できるわけがない!しかも英語で!日本語でも難しいのに!

 

これらの速読法は日本語(母語)用のものであり、英語(外国語)用ではない。

これらの技術は母語で読解スピードをさらに向上させるためのものだ。そこまで超高速で外国語を読む必要はない。

ではTOEIC対策としてどのようなレベルに達すればよいのか。

 

それは、「普段の母語を読むスピードと同じスピードで読めるレベル」だ。

すなわち、

 

Ⅰ.文をパッと見て構造を判断し、

Ⅱ.脳内で音読をするまでもなく、

Ⅲ.一瞬で文全体の意味が分かる

 

ということだ。

以下でこのレベルがどのようなレベルか具体的に見ていく。

 

前提となる構造把握能力

「Ⅰ.文をパッと見て構造を判断し」とはどういうことか。

日本語の文を読むとき、皆さんは一瞬で主語述語やその他の構造が読み取れるはずだ。それを英語でもできるようにする。

TOEICの文に関して、文それ自体が難しい構造を持つケースは稀だ。したがって文を見たときパッと簡単な並列構造や節構造を含め全体構造が判断できればよい。例として挙げると、

 

They believe in existence of the god and the devil. (「彼らは神と悪魔の存在を信じている。」)

という文を見たら、

が分かればよいし、

 

She said that she usually reads by herself during breaks between classes while other girls are hanging out and chatting.( 「授業の合間の休憩時間には他の女の子が遊んだりおしゃべりしている一方、自分はたいていひとりで読書をしていると彼女は言った。」)

という文を見たら

が分かればよい。

 

要は、速読力の前提としてこの程度の構造把握能力があれば十分だ。構造分析のやり方は下記の記事が参考になるはずだ。

»  英語長文2つの読み方とコツ|おすすめ参考書・問題集4選【大学合格】

 

ピクチャと紐づける(音と紐づけない!)

「Ⅱ.脳内で音読をするまでもなく」とはどういうことか。

日本語の文を読むとき、皆さんはいちいち音読するまでもなく一瞬意味が飛んでくるはずだ。それを英語でもできるようにする。

 

読者に問うが、英語を読むときに無意識に脳内で音読をしていないだろうか。ほとんどの人は脳内で音読をしているはずだ。

例えばThey believe in existence of the god and the devil.だったら頭の中で「ゼイビリービンイグジスタン・・・」という具合で音読し、それから日本語の意味:「彼らは神と悪魔の存在を信じている。」が飛んでくるという人が多いはずだ。

しかし!これでは遅い!100wpmなんて夢のまた夢だ。こういう読み方をしている人は、発音と意味が紐付けされてしまっている。

 

では、日本語ではどうか。前述の通り日本語はいちいち音読するまでもなく一瞬意味が飛んでくる。なぜなら、文字ピクチャ(画像)と意味が紐づけされているからだ。

例えば、「鳥が飛んでいる。」という文を見るとこの文が視界に入った瞬間に意味が飛んでくる。(日本語の場合だと意味はもちろん情景も飛んでくる。)

これを英語に適用する。意味の紐づけ先を音からピクチャへ換えるのだ。

 

They believe in existence of the god and the devil.という文が視界に入ったら瞬間に、「彼らは神と悪魔の存在を信じている。」という意味が飛んでくるようにしないといけない。

 

周辺視野

「Ⅲ.一瞬で文全体の意味が分かる」とはどういうことか。これは2-3と強く関連する。

前文で「視界に入った瞬間に」という言葉を多用したが,

これはこれからの話への伏線だ。母語で文章を読むときの視野の広さと、外国語で文章を読むときの視野の広さでは、後者が圧倒的に狭い。

 

日本語では文が多少長くても一発で全文が視野に収まる。例えば、「鳥が飛んでいる。」という文があるとこの全文を視野に収め意味を捉えることができる。

しかし英語だとこうはいかない。読者が英文を読むとき、1文字ずつ視野に入ってくるはずだ。T Th The They They b They be They bel…

 

こんな具合で読んでいるから脳内音読してしまうし、日本語に比べて圧倒的にスピードが遅い。

だから、広い視野(周辺視野)を持って一発で全文を視野に収め、かつそのピクチャを意味と紐づけていれば日本語と同じ速さで読めるのだ。

 

ここまでの話をまとめると、「ⅠとⅡを前提としてⅢが可能になる」ということだ。

つまり、「標準レベルの構造把握力があり、かつピクチャと意味が紐づけされた状態を前提とするならば、広い視野で文を見たときに一瞬で文全体の意味が分かる」。

これがTOEIC用速読システムだ。

 

具体的な速読法の勉強法とコツ

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さて、やっと勉強法の紹介ができる。以下に示す勉強法は全て私がTOEIC対策用に実践したもので、1か月くらいかかった。

  • スッテプ1:単語帳を開き、脳内音読せずに一瞬で英単語の意味を思い浮かべる
  • ステップ2:一文を脳内音読せずに一瞬で意味を思い浮かべる
  • ステップ3:時間制限をかけて長文を読む

 

ステップ1

単語帳を開き、脳内音読せずに一瞬で英単語の意味を思い浮かべる

ステップ1に関して。最初から一文まるごと視野に収めてピクチャから意味を掴むのは無理だ。

まずは単語単位でピクチャと意味を紐づけていく。どの単語帳でもいいが、ほとんどは見開き左ページに英単語、右ページにその意味が書いてあるはずだ。

 

赤シートで日本語の方を隠し単語のピクチャを見てパッと意味を浮かべ確認する。従来の単語帳の取り組みと違うところは、

  • 脳内音読をしない
  • 俊敏に意味を浮かべる

この2点を意識しながらやるかどうかだ。

 

ステップ2

一文を脳内音読せずに一瞬で意味を思い浮かべる

ステップ2.に関して。1.で単語単位では意味とピクチャが紐づけされたら、次は文単位で紐づける。

簡単な文で練習したいので、適当な文法問題集を用意し文法問題を解きながらその文をまるごと視野に入れて、そのピクチャから意味を浮かべられるようにする。

 

ステップ3

時間制限をかけて長文を読む

ステップ3.に関して。1.2.が終わったらあとは実践あるのみだ。

目安読解時間が明示されている長文問題集を用意し、その時間よりだいたい1分くらい短い時間で読むようにする。

 

おすすめ参考書・問題集

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上記の速読法専用の参考書はないので、以下では全TOEIC受験者におすすめできる参考書、問題集を紹介する。

よって一般的な講評を載せるが、これらを使って上記の勉強をするとよいだろう。

ちなみに3つ目の参考書「TOEIC L&R テスト 究極のゼミPART7」には目安読解時間が明示されているので勉強法の上記ステップ3で使う問題集として特におすすめだ。

 

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

単語帳として用いる。TOEICに頻出の単語,熟語が網羅されていて素晴らしい。ほぼ全ての単語熟語が例文、フレーズ付き。音声がダウンロードできるのもすごくいい。

また、稀に出題されるような難単語も収録されており、他の受験生と差をつけるための語彙が充実している。

相当にTOEICを分析して作られた単語帳であることが分かる。

 

TOEIC L&R テスト 文法問題出る1000問

文法問題集として使う。質の高い文法問題を大量に演習できる上に、解説もしっかりしている。

どの問題にも、不正解の選択肢に対してもなぜダメなのかを丁寧に説明してくれているから、1問あたりに得られる知識が深くて多い。

要は学習効率が高い問題集だということ。

 

TOEIC L&R テスト 究極のゼミPART7

長文問題集として使う。この本は、参考書の役割と問題集の役割を同時に果たしている。

TOEICの長文は大学受験の長文とは少し特徴が異なっており、英語が苦手な人だとTOEICの長文専用の対策が多少必要だ。

 

そこでこの本はまずTOEIC長文問題(part7)の特徴や形式を概説し、問題をタイプ別に分類してそれぞれに対応する解き方を伝授してくれる。そのうえ大量の演習問題と解説が付いている。

解説は伝授してくれた解き方に則ったものだから、それぞれの解き方の練習も十分にできる。

 

まとめ

本記事では母語と外国語を対比しながらTOEICに向けた速読法を解説した。なにはともあれ速読力は演習量に比例して身につく。

これまでと違う読み方するのはかなり頭が疲れると思うが、読者が諦めずに努力することを願う。

 

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