テスト対策にも!目標を定めて洋書を読もう!TOEIC600点〜

ねこ君
あーこれからの時代英語が重要だよね。みんな英語英語英語って言ってるし、マジで英語やらないと。
ねこ君
けど、おれ勉強って嫌いなのよね。文法書を開くと眠くなって目が閉じるし、TOEICの問題集買ったこともあるけど、開いたことねーよ。あーあ、おれには一生英語なんてできるようにならないのかなぁ。
にゃんこ先生
それって、よくあるパターンじゃん。普通だよ。勉強が苦手なら、別のアプローチを取ればいいんだよ。
にゃんこ先生
例えば、洋書にチャレンジするのはどうかな?本を読むのが好きなら、参考書よりもずっと楽しく継続的に続けられるはず。
にゃんこ先生
1冊、3冊、10冊と読み進めるうちに、問題集や参考書なんていらなくなるぐらい、英語力がついた自分に気づくはずだ。

あなたの英語学習の目標は?

英語の勉強をしている皆さんの中には、英検やTOEICを受けようとしていらっしゃる方も多いことだろう。目標がしっかりと定まっていれば、それだけ勉強にも身が入るものだ。まずは現在の自分の英語力をしっかりと把握して、目標スコアを決めよう。

 

例えばTOEICなら、目標とすべきスコアの1つとして600点がある。大手企業の中には、採用や昇進の基準にTOEIC600点を定めているところも多いようだ。

TOEICテストはリスニング・リーディングそれぞれが495点満点の、トータル990点満点である。TOEICテストでは概してリーディングセクションの方が、点が取りにくいと言われる。というわけで単純計算にはなるが、リーディングで300点取れれば、トータル600点は十分に達成可能ということになる。

 

TOEICのサイトによると、リーディング300点なら簡単な単語から中級レベルの単語、そして基本的な文法構造が理解でき、限られた長さの文章の内容を推測することができるそうだ。たとえTOEICテストを受けるつもりがなくても、このくらいの英語力はぜひ身につけたいものである。

 

試験対策は洋書で楽しく

というわけで、今回は、TOEICリーディングスコアが300点前後の洋書を集めてみた。

英語レベルは同じくらいでも、古典文学から現代小説、児童書、スピリチュアル、ビジネス書など、ジャンルは様々である。例えば、アマゾンにはTOEICスコアに応じた洋書を集めたページもあるので、好きなジャンルの書籍を探してもいいし、あえて普段読まないジャンルに挑戦してみるのもいいだろう。

もちろん、洋書を読むだけで直ぐにテストの点が上がるわけではないが、読みきると自信と確かな英語力はつく。英語の資格試験を控えている人もそうでない人も、洋書を読んで英語力を高めよう。

 

おすすめ洋書8選 TOEIC 600点レベル

Dracula / ドラキュラ

著者紹介

Mike Stocks

ストックスは自ら小説や詩を書くと同時に翻訳書も出版している。辞書編集者でもあり、イギリスの複数の出版社で編集者も務める。イギリス・ランカシャー出身。デビュー小説『White Man Falling』は賞を受賞した。

 

作品概要

ジョナサン・ハーカーは何も知らされないまま、トランシルヴァニアにあるドラキュラ城へやってきた。しかしその城の主が夜な夜な行う行動に、すぐに身の危険を感じることになるのであった。世界一邪悪な吸血鬼に、ヴァン・ヘルシング教授とその仲間たちが戦いを挑む。

 

May先生おすすめの理由

この本のLexile指数は790L、TOEICリーディングスコアは300以下

初級から中級程度の単語が分かり、基本的な文法構造が理解できる人向けの本。この本は、1897年に発表されたブラム・ストーカー作の古典作品『Dracula』を、原典に忠実でありながらもシンプルに短くした本なので、洋書初心者にもおすすめだ。

古典作品の洋書というと、なんとなく難しそうなイメージで敬遠しがちかもしれないが、この本を含む『Usborne Classics Retold』シリーズは、長年愛されてきた名作を現代でも読みやすく書き直したものである。『Dracula』以外にも『Tales of King Arthur』『Jane Eyre』など様々な作品があるので、気になった方はチェックしてみてほしい。

 

A Christmas Carol / クリスマス・キャロル

著者紹介

Charles Dickens

ディケンズ(1812‐1870)はイギリス人作家。工場で働くために学校を続けることができなかったにも関わらず、数々の作品を残した。作家業のみならず、子どもの権利や教育、社会改革のためにも熱心に活動した。

 

作品概要

お金に対する欲が強いスクルージは、クリスマスイブの日に過去・現在・未来を旅する超常的な体験をする。はたして、そこからスクルージが得たこととは……。時代を越えて愛されるクリスマスの名作。

 

May先生おすすめの理由

この本のLexile指数は900L、TOEICリーディングスコアは200から345程度

初級から中級レベルの語彙力があり、基本的な文法構造が理解できる人向けの本。難しい単語も出てはくるが、1文は短いのでそれほど混乱せずに読めるはずだ。映画化もされている有名な物語なので、ストーリーはなんとなく覚えているという方もいらっしゃるかもしれない。その場合は記憶と照らし合わせながら、できるだけ辞書を引かずに読んでみるというのもおすすめだ。

こうした古典的名作では様々なバージョンが出版されている場合が多い。ほぼ原典そのままのものから、子ども向けに易しく書き直したものや、大人向けだが現代的な言葉遣いに変えているものなどがあり、読みやすさもそれぞれ変わってくる。洋書をネットで購入する場合でも、最初の数ページは読めたりするので、自分の英語レベルに合っているかどうかを確認するといいだろう。

 

The Alchemist / アルケミスト 夢を旅した少年

著者紹介

Paulo Coelho、英訳 Alan R. Clarke

著者のコエーリョはブラジルのリオデジャネイロ出身で、現在もそこで暮らしている。学校で法律を学んだが、その道に進むことはなかった。38歳で最初の本を出版する以前は作詞家であった。

 

作品概要

アンダルシア地方に住む若い羊飼いは、エジプトのピラミッドで宝物を見つけるという夢を何度も見ていた。そして青年は実際にエジプトのピラミッドを目指し旅に出た。ストーリーの中に教訓やメッセージを託した寓意小説。

 

May先生おすすめの理由

この本のLexile指数は910L、TOEICリーディングスコアは200から345程度

初級から中級ぐらいの単語と、よく出てくる文法構造が理解できる人向けの本。原作はポルトガル語だが、現在では英語や日本語を含む70か国語に翻訳されたベストセラー本である。ページ数はそれほど長くないので読みやすい。

単なる小説ではないので、英文を表面的に理解するだけではなく、その中に隠された深い意味まで感じられるようにしっかりと読み込みたい。スピリチュアル系の本はあまり読まないという方でも、比較的挑戦しやすい1冊である。

 

The Reason I Jump / 自閉症の僕が跳びはねる理由

著者紹介

Naoki Higashida、英訳 KA YoshidaDavid Mitchell

東田直樹は日本人の作家。5歳のときに重度の自閉症と診断された。会話でコミュニケーションをとることは困難であるが、文字盤などを使って意思表示をしている。この「自閉症の僕が跳びはねる理由」は13歳の時に出版したもの。

 

作品概要

自閉症の人がどのように考え、感じ、物事を認識し、反応するのかを、自閉症を持つ13歳の著者が解説した本。「大きな声はなぜ出るのですか?」「ミニカーやブロックを一列に並べるのは、なぜですか?」「跳びはねるのはなぜですか?」といったセンシティブな質問にも著者なりに答えている。

 

May先生おすすめの理由

この本のLexile指数は1000L、TOEICリーディングスコアは300から395程度

簡単な語彙から中級程度の語彙が理解でき、規則に基づいた文法はもちろん複雑な文法構造も分かる人向けの本。1文がそれほど長くはなく、それぞれの質問に答える形式で本が進んでいくので、長編作品を英語で読む自信がまだないという人にとっても読みやすいはずだ。

本書はもともと日本語で出版されたものだが、現在では20か国以上で翻訳されて、世界中の人びとに衝撃を与えた。日本語版と読み比べて、どのように英訳されているのかを勉強してみるのもおもしろいかもしれない。

 

Origin / オリジン

著者紹介

Dan Brown

ブラウンはアメリカ・ニューハンプシャー出身の小説家。大学卒業後、英語教師を務めながら作家業を開始した。2003年に発表した『The Da Vinci Code』が大ベストセラーとなった。

 

作品概要

宗教象徴学を専門とする、ハーバード大学のロバート・ラングドン教授は、かつての教え子が主催するイベントに参加した。その教え子が歴史的大発見を発表する予定になっていたからだ。しかし、そのイベントで事件が起こり……

 

May先生おすすめの理由

この本のLexile指数は1020L、TOEICリーディングスコアは300から395程度

この本は2017年に発表されたばかりの、人気作家ダン・ブラウンによる最新作である。中級レベルの語彙力があり、普段あまり使用しないような文法構文も分かる人向けの本。ブラウンの他の著書を読んだり、ダヴィンチ・コードなどの映画を見たりした人なら想像がつくかもしれないが、かなり難解な単語も出てくるので辞書が必要な場面が出てくるかもしれない。

こうした作品は確実に内容を理解していかないとストーリーについていけなくなるので、英語学習には最適である。日本語翻訳版もすでに販売されているが、まずはぜひ原書に挑戦してみてほしい。

 

When We Were Orphans / わたしたちが孤児だったころ

著者紹介

Kazuo Ishiguro

イシグロは長崎出身の日系イギリス人で小説家。1989年に発表した『The Remains of the Day』で、35歳という若さながら賞を得た。2017年にはノーベル文学賞を受賞。現在もイギリスで暮らしている。

 

作品概要

バンクスは20世紀初めに上海で生まれた。ところが両親が別々に失踪したため、9歳にして孤児になってしまう。それから20年以上たった今、バンクスはロンドンの社交界で有名な人物となっていた。それでも両親の謎を解決するために、バンクスは戦火の上海へと戻るのだった。

 

May先生おすすめの理由

この本のLexile指数は1030L、TOEICリーディングスコアは300から395程度

中級レベルの語彙が分かり、やや複雑な文法構造も理解することができる人向けの本。それ程難解な文章というわけではないので、接続詞や句の繋がりをしっかり押さえていけば、理解することができるはずだ。

ノーベル文学賞受賞で大きな話題になった著者だが、実際に作品を読んだことがあるという人は意外と少ないのではないだろうか。今回の作品のようにミステリー要素のあるものから、ファンタジー的な作品や、長崎を連想させるものまで様々な作品が出版されているので、ぜひ一度は読んでみたい。

 

The Presentation Secrets of Steve Jobs /スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

著者紹介

Carmine Gallo

ギャロはビジネスにおけるコミュニケーションの専門家で、コミュニケーションコーチとして基調講演を行ったり、本を執筆したりしている。現在はアメリカのカリフォルニアを拠点に活動中。

 

作品概要

アップルのCEOであったスティーブ・ジョブズはプレゼンテーションが上手いことで非常に有名であった。本書はそのジョブズのプレゼンテーション・スキルを研究・分析し、18の興味深いポイントにまとめたものである。

 

May先生おすすめの理由

この本のLexile指数は1050L、TOEICリーディングスコアは300から400程度

中級程度の語彙力があり、普段あまり使用しないような文法構造も理解することができる人向けの本。読んでしっかり内容を理解するにはある程度の英語力が必要となってくるが、それぞれのテーマごとにセクションが区切られているので、読み進めやすいかもしれない。

テーマは『Stage your presentation with props』『Make it look effortless』といったすぐに実践できそうなものから、『Reveal the Conquering hero』『Channel your inner Zen』といった一見スピーチとは関係なさそうなものまである。リーディングの練習としてはもちろんだが、読むことでプレゼンテーションの役にも立つ、お得な1冊だ。

 

Dinosaur! (Knowledge Encyclopedias) / 恐竜図鑑

出版社

DK Children

Dorling Kindersley (DK)は多国籍出版会社である。主に成人及び子ども向けの参考図書を手掛けており、その範囲は旅行、美術、ビジネス、料理など多岐にわたる。1974年創業。

 

作品概要

この恐竜図鑑はスミソニアン協会と共同で製作された。化石、両生類、海洋生物、マンモス、ネアンデルタール人などを含む、数多くの興味深い情報を掲載している。

 

May先生おすすめの理由

この本のLexile指数はIG1150L、TOEICリーディングスコアは350から445程度

Lexile指数のIGはIllustrated Guideの略で、主に参考図書などのノンフィクションものに付けられる表記である。幅広い語彙力を持ち、難しい文法構造までが理解できる人向けの本である。子ども向けの恐竜図鑑だからといって、その英語レベルをあなどってはいけない。専門用語が多く、情報量も豊富なので非常に勉強になる。

小説などとは違って長い文章がずっと続くわけではないので、限られた時間内で読むにもちょうど良い。TOEICやTOEFLなどの英語試験を受けることを考えている人なら、小説だけではなく、日頃から生物、歴史、文化など様々な本を読むようにしておくと良いだろう。

 

この記事の著者:May先生

みなさん、こんにちは。Mayです。 これまでに、留学したり、独学で勉強して英検1級を取得したり、幼児英語教育に3年間携わったりしてきました。 英語はなかなか短期間で身につくものではありません。 でも自分に合った学習方法を見つけてどんどん上達していく人を、たくさん見てきました。 みなさんが英語をより楽しく身につけられるように、私の経験や知識をお伝えできればと思っています。

 

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にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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