【保存版】USCPAでアメリカ就職する5つの方法【経験者が解説】

USCPAアメリカ就職の方法
ねこ君
今USCPA勉強中なんだけど、将来USCPAになれた暁にはアメリカで働いてみたい!
ねこ君
けど、どうやったらアメリカ就職を叶えられるのかな。特にアメリカはビザの取得とかが難しいって聞くし。。。
にゃんこ先生
いい志だね、ねこ君!その夢ぜひ叶えよう!
にゃんこ先生
確かにアメリカでの就職は簡単というわけではないけど、いくつか方法はある。自分に合った方法で実現しよう!

 

USCPA(米国公認会計士)を取得していつかアメリカで働いてみたいという方は多いのではないだろうか。

グローバルで評価をされる米国公認会計士の資格ではあるが、アメリカで就職するには超えるべきハードルがある。

私は、アメリカMBA留学を経て、現地の監査法人に就職をしたが、USCPAとしてアメリカ就職をするためには、いくつかのルートがある。

今回は、日本からアメリカ就職を達成した会計士たちのパターンを紹介していく。ご自身の状況に合わせて、どのやり方が実現可能性が高いか検討してほしい。

 

この記事の著者:Ryo

初めまして!Ryoです。大学大学中に日本の公認会計士試験に合格し、大手監査法人に勤めた後スタートアップでIPOや投資を経験。その後アメリカにMBA留学し、卒業後に現地の会計事務所に就職したことがキッカケでUSCPAの勉強を開始、アビタスを利用して約半年で全科目に合格しました。

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USCPAでアメリカ就職する難易度は?

Visa

日本人会計士/USCPAがアメリカ就職をする上で一番ハードルが高くなるのは、試験に合格することでも、英語力でもない。

現地で働くステータスを得ることだ。アメリカ国籍を持っているなら良いが、多くの人はOPT、H1B又はL1ビザ、グリーンカードが必要になる。

用語解説
  • OPT:Optional Practical Training。アメリカで学生(F1ビザ)として1年以上学校に通い続けた後にフルタイムで就労できる制度通常は1年間で、STEM専攻から卒業する場合は3年間の滞在が可能。
  • H1Bビザ:”専門技術者”として、アメリカ現地の会社に雇われる外国人に発給する就労ビザ。枠があるため抽選で決める。延長も含めると合計6年間の滞在が可能。
  • L1(企業内転勤者)ビザ:アメリカ以外にある企業に就職しているが、アメリカにある関連会社に転勤させる場合発給されるビザ。延長を含め最長5年間の滞在が可能。
  • グリーンカード(永住権):アメリカおける外国人永住権、およびその証明書の通称。米国に居住し就労することが可能。

日本語と英語ができる会計士の需要は高まっているので、働くステータスを確保できれば、USCPA/公認会計士保有者のアメリカ勤務の可能性を飛躍的に高めることができる。

ここからは、この働くステータスを得るためにはどのようなパターンがあるのか、詳細を解説する。

 

USCPAとしてアメリカで働く5パターン

USCPAアメリカ就職1

海外留学(大学・大学院)から現地就職しH1Bビザを取得

難易度:★★★☆☆

メリット:大学、大学院を卒業することで、OPT期間(1~3年間)は働ける。就労ビザ・永住権のチャンスがある。

デメリット:就労ビザは抽選のため、必ず当たるとは限らない

この方法は、努力次第で誰でも海外就職が達成できるパターン。アメリカの大学や大学院を卒業すると、1年間(STEM専攻は3年間)現地で働けるステータスであるOPTというオプションをもらえる。

アメリカの監査法人や会計事務所は、日本語と英語が堪能で、アメリカで働けるステータスを持っている候補者を取り合っており、その候補となるのが、OPTを持っている学生なのだ。

 

そのため、アメリカの大学・大学院を卒業見込みの日本人で、現地で監査・会計・税務関連でキャリア構築をしたい人は、ボスキャリなどのキャリアフォーラムに行くとBig4などからも声がかかりやすい。

そこで内定を得て、卒業後はOPTを利用して現地で働くことになる。OPTの期間中、勤務している会社がH1Bビザというものをスポンサーし、それに当選すると3年間の就労VISAを得ることができる。

その後、H1Bビザを1回リニューアルすることができ、その6年間の間にグリーンカードを申請することができる。グリーンカードを申請しないと、6年間のH1Bの有効期限が切れたら、帰国しなければならない。

 

ちなみに、OPTは通常は1年間だが、STEM専攻の学位や修士を取ると3年間に延長され、H1Bビザをスポンサーしてほらうチャンスが2回増える※ので、ビザ当選の確率はグンと上がる。

※H1Bをスポンサーしてもらう機会は年に1回

私の知り合いには、大学を卒業して初回のH1Bにハズレ、STEM専攻の1年制大学院に進学、3年間のOPT期間のうちにH1Bビザに当選したものもいる。

にゃんこ先生
会計学修士の場合、大学によってはSTEMプログラムに該当するものもあるから、これから留学をしたいと思っている人は詳しく調べてみよう!

 

現在USCPA勉強中のアメリカの大学生/大学院生で、OPTを利用して現地に残りたいと思っている方は、私がアメリカで働いていた会計事務所/監査法人をご紹介することもできるので、連絡してほしい。

 

直接現地の会社に応募しH1Bビザのスポンサーをもらう

難易度:★★★★★

メリット:日本から応募ができる(留学をする必要がない)

デメリット:直接H1Bビザをスポンサーする企業はほとんど存在しない

この方法は、10-20年前までは現実的に存在していた。

私が勤務していた監査法人でも、10年ほど前にボスキャリに参加し、内定をもらった後にH1Bビザをスポンサーしてもらい、当選後に直接現地に渡航したという例があった。

今はH1Bビザの当選確率は3-4割程度だが、当時は、ほぼ100%出せば通るという時代もあったのだ。

 

最近ではH1Bビザの当選率が落ちてきているせいが、いきなり応募してきた、初見の候補者にH1Bをスポンサーする会社はほとんどない。

H1Bビザをスポンサーするのには会社としても弁護士費用などがかかり、さらにスポンサーをしてもビザが降りるかどうか不明確なのだ。ビザ降りるまでの間はずっと待機で働いてもらえない。

候補者の能力、働き方や性格がわからない中で、リスクをとってスポンサーをするメリットが会社は見出しにくい。

そのため、少なくとも1年〜3年働けるOPTのステータスがあるものを採用し、OPTの期間中にH1Bをスポンサーするのが一般的になっている。

 

アメリカ人と結婚しグリーンカードを取得

難易度:★★★★☆

メリット:永住権があれば、VISAや職種の制限がなくなる

デメリット:結婚相手はそう簡単に見つからない

前述のOPTやH1B、L1などは、職種等の制限がある。例えば、OPTやH1Bは専攻領域と関連するものに限られ、L1はいうまでもなく派遣先の会社によって仕事が決められる。

しかし、グリーンカード(永住権)を持っている人は、就労の制限は一切ない。物理学の学者であってレストランでお皿洗いしてもOK。

 

私の知人には日本の大学在学中に、アメリカ人の留学生と恋愛をして結婚、アメリカで職を得るためにUSCPAを取得したというものがいた。

他にも、アメリカに留学中にアメリカ人と結婚し、グリーンカードを得てアメリカにそのまま残った人にも会ったことがある。

その他、日本で言語交換アプリを利用してアメリカ人と知り合い、遠距離恋愛の後に結婚をしてアメリカに移住したという例もある。

 

アメリカ人と結婚をすれば、アメリカで働けるステータスを得られるため、USCPAで手に職をつけることで、移住後に仕事を見つけることはできるはず。

この場合のハードルは、USCPAに合格すること以上に、アメリカ人のパートナーを見つけることだろう。

結婚が絡んでくると、個人の努力のほか、運や運命の要素も大きくなってくるため難易度はかなり高くなることが想定される。

 

日本の事業会社からの駐在(L1ビザ)

USCPA アメリカ就職2

難易度:★★★★☆

メリット:駐在手当がもらえることが多い

デメリット:一定期間以上勤務しないとチャンスがなく、必ずしも駐在機会が貰えるとは限らない。永住権は得られない。

日本の事業会社や監査法人で一定の経験をした後、海外駐在の機会を与えられ、海外で勤務をすることはよくあることだ。

例えば、Big4ではマネージャーに対してアメリカを含む海外で働く機会を与えており、USCPAに限らないが英語力が一定以上あるものは海外駐在を勝ち取りやすい。

私もアメリカで働いていた際に、駐在の日本人には何人もあってきた。

 

また、グローバルに事業展開している事業会社でも現地のマネジメントとして海外赴任のチャンスがある会社もあるだろう。

選考の際にTOEICの点数などの英語力基準があることもあるが、英語力に加えてUSCPAで専門性を見せることができれば選考を勝ち抜く可能性も高くなる。

 

一方、デメリットとしては、海外在住は1-2年の期間が決められており、海外で自由を満喫した後には日本に帰らなければならないことだろう。

また、時差の12-14時間程度あるアメリカの勤務だと、日本時間に合わせてミーティングなどをしなければならず、深夜や早朝に仕事をするパターンも多いと聞いたことがある。

また、会社勤務で海外在住を実現させるのは、誰を行かせるのか、選考という運の要素があったり、会社都合で中止になるなど、自分でコントロールできない部分もあるため、不確定要素が多くなることもデメリットの1つであるだろう。

 

日本の会計事務所からアメリカへの駐在(L1ビザ)

難易度:★★☆☆☆

メリット:ビザが通りやすく、駐在までの期間が短い

デメリット:永住権は得られない

この選択肢は、アメリカ勤務達成を最短で実現できる可能性が高い。

仕組みとしては、アメリカと日本の両方に拠点がある会社に勤めれば、アメリカの拠点から、日本の拠点の勤務者に駐在ビザ(L1ビザ)を出しやすいのだ。

L1ビザはH1Bビザと異なり、当選ではないので、会社側が決定すれば基本ビザが通る。

 

事業会社や監査法人の場合は、海外赴任までの道のりが遠く、一定期間以上(通常は5年以上)の勤務が必要だったり、社内選考が必要だが、会計事務所の場合はアメリカ勤務が前提での採用となることもある。

そのため、アメリカ/海外で事務所があり、海外赴任を前提で採用をしている会計事務所/監査法人へ就職することは、USCPAとして海外で働くチャンスを得る近道であるだろう。

 

終わりに〜海外就職を達成しよう!〜

海外就職

如何だっただろうか?ご自身に適切な、アメリカ就職の方法が見つかっただろうか?

「海外で就職なんて難しい」と感じるかもしれないが、やり方がわかれば、実現するのは思ったより簡単だ。

私は、英語とは無縁の生活をしていたが、アメリカで勉強し、働く機会を得て、自分自身の視野を大きく広げることができた。

 

周りにどう思われるかより、自分が何をしたいのかを大切にできるようになった。精神的な自由が手に入ったのはアメリカでの生活のおかげだ。

皆さんも、「海外で生活する、仕事をする」の夢を叶え、日本で生きているだけでは見つからない、新たな自分に出会ってほしい!

 

最後になるが、USCPAを勉強中/取得済で、アメリカの大学や大学院を卒業し、現地就職を考えている方や、アメリカの就業資格がある方で、現地の監査法人・会計事務所に勤めたいと考えている方は、私が働いていた事務所を紹介することもできるので、興味のある方は下記よりご連絡いただければと思う。

 

ねこ君
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にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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