



アビタスのUSCPA講座は、選ぶパックと取得済みの単位によって受講料が変わります。
さらに、入会時の割引と、合格・転職後に受け取れる支援金は別のものです。
この記事では、自分に合うパックと実際に用意すべき予算を順に見ていきます。
私は日本の公認会計士試験に合格し、米国でMBAを修了しました。米国の会計事務所で働くことが決まり、USCPAの受験を検討。
当初は独学も考えましたが、単位取得と受験手続きまで見てアビタスを選び、2019年に約半年で全4科目に合格しました。
現在の料金・制度は公式資料で確認し、受講当時の経験と分けてお伝えします。

大学在学中に日本の公認会計士試験に合格。大手監査法人、スタートアップでのIPO・投資業務を経て米国でMBAを取得し、米国の会計事務所に入社。アビタスを使い、2019年に約半年でUSCPA全科目に合格し、USCPAライセンスを取得。
監修者:ウメンシャン
日中英のトリリンガル。英語圏への留学経験がない状態からIELTS 8.0、TOEFL 104、GRE 322を取得。コロンビア大学、ペンシルベニア大学、ニューヨーク大学、メルボルン大学教育大学院などへの合格実績を持つ。慶應義塾大学大学院卒。株式会社MAGEEEK代表として、海外大学・大学院の出願支援や進路設計に携わる。
記事の調査方法
料金と制度は、アビタスの2026年10月版ウェブパンフレット・公式案内、NASBA、ワシントン州会計士委員会の公表資料を2026年10月9日に確認しました。受講体験と教材写真は筆者の受講当時のもので、現在の講座画面や制度とは異なる場合があります。
- 一般向けは713,900~859,100円(税込)の3パック。2026年10月は条件付きで5万~7万円の入会時割引があります。
- 学生専用パックは624,800円(税込)。10月割引後は584,800円で、一般向けとはサポート期間や施設利用条件が異なります。
- 受講料に米国側の費用を加えたモデルは約126万円(1米ドル=158円、ワシントン州出願・国内で4科目を各1回受験)。一般向けライトの「実質10万円台(163,900円)」は、給付金・支援金の条件をすべて満たした後の受講料だけです。まず無料単位診断で自分の見積もりを取りましょう。
目次
アビタスのUSCPA講座はいくら?料金とパックの違い
一般向けのライト・ミドル・フルは、USCPA試験4科目の教材と学習サポートが共通です。
料金差を作る中心は、含まれる単位認定試験の科目数。大学で取得済みの会計・ビジネス単位と出願州の要件によって、選ぶパックが変わります。
| パック | 定価(税込) | 10月割引後 | 単位試験/取得できる単位 |
|---|---|---|---|
| 一般・ライト | 713,900円 | 663,900円 | 6科目/15~18単位 |
| 一般・ミドル | 750,200円 | 690,200円 | 9科目/24~27単位 |
| 一般・フル | 859,100円 | 789,100円 | 18科目/会計27+ビジネス24単位 |
| 学生専用 | 624,800円 | 584,800円 | 19科目/最大53単位 |
※2026年10月版の一般向け公式パンフレットと学生向け公式パンフレットを基に作成。入学金11,000円は別です。一般向けの学習サポートは5年、学生専用は3年です。申込時の公式見積もりを優先してください。
どのパックを選ぶ?まず必要な単位を調べよう
どのパックが安いかは、出願州で求められる単位と、大学で取得済みの単位によって変わります。
まず成績証明書を使った無料単位診断で、足りない会計・ビジネス単位と、受ける単位認定試験の科目を調べましょう。
診断前は、上の料金表を予算の目安として見ておけば十分です。結果が出たら、パックに含まれる科目と、追加試験料(1科目12,100円)を合わせて比較できます。
診断後に見る|追加科目とパックの価格比較(2026年10月)
10月の割引額はライト5万円、ミドル6万円、フル7万円。追加できる科目の種類が合う場合、必要な単位認定試験の数ごとの目安は次のとおりです。
- 6~8科目:ライト+不足分の追加が割安。8科目なら688,100円で、ミドルより2,100円安くなります。
- 9~17科目:ミドル+不足分の追加が割安。9科目なら690,200円で、ライト+3科目より10,000円安くなります。
- 18科目:フルが789,100円。ミドル+9科目より10,000円安くなります。
これは受講料と追加試験料だけの比較です。会計・ビジネスのどの科目が必要か、追加できる科目がパックに含まれるかを診断結果と見積もりで照合してください。
学生専用パックは単位試験の含有数が多く、一般向けライトより受講料を抑えられます。
アビタスの学生向け案内では、大学・大学院・短大・専門学校に在学し、就労経験のない人が対象です。単科生・聴講生は対象外で、申込時には成績証明書など在学を示す書類が必要です。
サポート期間は3年で、教室講義・自習室は利用できません。卒業後も使う期間を想定し、一般向けと比べてください。


私が2019年に支払った受講料
私の2019年5月の申込記録では、eラーニング限定ライトパック492,500円、入学金10,000円、送料21,100円から特別割引50,000円が引かれ、支払合計は473,600円でした。
海外在住で会計士資格による割引を利用した当時の条件です。現在の国内向けパック料金や米国への出願・受験費用とは分けて見てください。

※筆者の申込記録。入学金・受講料・送料・特別割引の内訳が確認できる。
講座からライセンス申請まで、いくら用意する?
一般向けライトの「実質10万円台」は講座の受講料だけの計算です。受験からライセンス申請まで見通すため、日本の大学卒業者がワシントン州へ出願し、日本で4科目を各1回受験する例を作りました。
アビタスは2026年10月割引後のライトパックを使い、追加単位試験は不要と仮定します。
| 費用 | この例の金額 | 何を含むか |
|---|---|---|
| アビタス受講料・入学金 | 674,900円 | ライトの10月割引後663,900円+入学金11,000円 |
| 日本の学歴の評価 | 250米ドル | NASBA NIESの公開料金。申請時はポータルの表示額を確認 |
| ワシントン州の受験資格審査 | 96米ドル | Education Evaluation Application |
| 4科目の出願・試験料 | 1,486.36米ドル | 1科目:試験料268.59米ドル+申込料103米ドル=371.59米ドル。4回分 |
| 日本での国際試験料 | 1,560米ドル | 1科目390米ドル×4回 |
| ワシントン州の初回ライセンス申請 | 330米ドル | 全科目合格後、要件を満たして申請する場合 |
| この例の基本費用 | 674,900円+3,722.36米ドル | 1米ドル=158円なら約126.3万円 |
※米ドル建て料金はNASBAのワシントン州出願案内・国際試験料案内、NIESとワシントン州の公表料金を2026年10月9日に確認。1米ドル=158円で概算(同日の七十七銀行の仲値158.17円を参考)。決済時の為替・手数料で変動します。
再受験は上の総額に含めていません。この例と同じワシントン州出願・日本受験で1科目を再受験すると、出願・試験料371.59米ドルと国際試験料390米ドルが加わり、1米ドル=158円なら約12.1万円です。
学歴や出願州によっても費用は変わります。
ワシントン州のライセンスには試験合格以外の要件もあるため、州の最新要件を確認してください。USCPA取得費用の内訳では、受験回数や出願先を変えた予算の考え方も扱っています。
分割払いはできる?
アビタスの学費ローンはライト・フルパックが対象で、返済は最長60回(5年)です。ミドルパックと海外在住者は利用できません。
公式の学費ローン案内は本文に実質年率6.7%と載せています。毎月の支払額を考えるときは、適用される利率と返済総額を申込前の見積もりで確認してください。
クレジットカード払いでは、一括払いのほか、所定回数の分割払い(最大24回)とリボ払いを選べます。
「実質10万円台」は誰に当てはまる?
申込時の割引と、後から受け取る給付金・支援金を分けて見ましょう。
アビタスの2026年10月キャンペーンでは、一般向けの受講料からライト5万円・ミドル6万円・フル7万円が引かれます。
一部の勤務先向け(法人)割引を利用する方は、この一般向けキャンペーンの対象外です。
学生専用パックには別の10月キャンペーンがあり、合格お祝い金は10万円です。
以下の「実質負担」は、その後の条件をすべて満たした場合の受講料だけのモデルです。
| 2026年10月の受講料モデル | 一般向けライト | 学生専用パック |
|---|---|---|
| 10月割引後の受講料 | 663,900円 | 584,800円 |
| 一般教育訓練給付金 | ▲100,000円 | 対象外 |
| 合格お祝い金 | ▲200,000円 | ▲100,000円 |
| ABcareer経由の転職支援金 | ▲200,000円 | ▲200,000円 |
| 全条件達成後の受講料負担 | 163,900円 | 284,800円 |
入会時に必要なのは割引後の受講料と入学金で、給付金や支援金は条件達成後に受け取ります。
特に学生の284,800円は、新卒入社では対象にならないABcareer経由の転職支援金20万円まで含む数字です。
学生が最初の就職だけを予定しているなら、まずこの20万円を差し引かずに考えてください。
給付金・支援金を受け取れる条件
「実質10万円台」の計算には、入会後に達成する三つの条件が入っています。
- 一般教育訓練給付金(最大10万円):一般向けの対象講座を修了し、雇用保険の加入要件を満たす人が申請できます。初めて利用する場合は、受講開始日時点で雇用保険の加入期間が1年以上必要です。支給は修了後で、割引後の受講料と入学金の20%(上限10万円)。単位試験料は計算に含まれません。学生専用パックは対象外です。
- 合格お祝い金:2026年10月の一般向け入会は20万円、学生専用パックは別キャンペーンで10万円です。入会月から2年後の月末までに全科目に合格し、スコアレポートを提出することが条件です。一般向けの通常額は5万円。学生には月10名・年120名の先着枠と、顔写真付きの合格体験記の寄稿条件もあります。
- ABcareer経由の転職支援金(20万円):入会から5年以内に修了テストを終え、ABcareerを通じて転職した人が対象です。支給は転職先への入社6か月後。新卒での初就職には使えません。
※アビタスの2026年10月版ウェブパンフレットと一般教育訓練給付制度の案内を10月9日に確認。合格お祝い金の金額は10月10日の公式キャンペーンで確認しました。キャンペーンは10月31日までの表示です。
給付金の受給資格はアビタスの制度案内とハローワークで、紹介特典を含む割引の組み合わせはアビタスの割引・紹介特典まとめで確認できます。


受講料に含まれる教材・単位取得・サポート
アビタスの受講料には、講義、テキスト、問題演習、直前対策、模試、出願やライセンス申請に関する案内が含まれます。
現在の試験は必須のFAR・AUD・REGと、BAR・ISC・TCPから選ぶ1科目の計4科目。試験制度の詳しい説明はUSCPA試験の仕組みにまとめ、ここでは費用に見合う内容かを見ます。
日本語教材と問題演習
公式の教材案内によると、テキストは日本語の説明に英語の専門用語を併記し、英文問題には日本語訳と解説があります。
私は、会計の論点を日本語で理解してから英文に慣れる進め方が合っていました。
講義動画を最初からすべて見るより、まず問題集で手を動かし、理解が曖昧な部分をテキストに戻って調べました。
紙で何度か解いた後はWeb演習へ移り、「リトライ問題のみ抽出」で誤答を反復。職場の空き時間にも数問ずつ進められました。
日本の公認会計士試験では解き直す問題を紙で管理していたので、弱点を探す手間が減ったのは大きかったです。
会計の基礎があった私の使い方なので、初学者は入門講義も含めて教材を試してみてください。

※筆者が受講当時に使用したテキスト。現在の版とは内容・構成が異なる場合がある。

模試と直前対策
問題集は基礎固めに使いやすく、模試では本番形式の時間配分を試しました。
私の2019年のAUD模試は80点で、同年の本試験は89点。両者の点数は直接換算できませんが、当時公開されていた合格者の模試平均と見比べ、弱い論点を探す材料にしました。
模試の後はAICPAのリリース問題を解き直し、MC問題は数年分、TBSは時間に余裕があるときに取り組みました。

※筆者の2019年のAUD模試結果。現在の試験制度や模試の得点目安を示すものではない。
現在の講座でも4科目の模試や直前対策が案内されています。
模試の回数・受験可能期間・採点形式は、申込プランの資料で確かめてください。紹介特典で追加される模試については記事後半で説明します。
会計・ビジネス単位の取得と受験手続き
USCPAの受験資格は州によって異なり、学位と会計・ビジネス単位の条件があります。アビタスでは提携先の単位認定試験を自宅から受けられます。
海外在住だった私は、試験センターへ通わずに単位を取れる点を重視しました。学歴審査で本試験まで数か月待つことも想定し、単位取得と出願の順序まで相談できたのは便利でした。
単位を取り終えても、成績の評価と州の審査が残ります。私は当時、早期受験を優先してアラスカ州で受験し、ライセンス申請先にはワシントン州を選びました。
今の要件は当時と異なるため、アビタスの単位診断に加えて、出願先の州の条件も調べてください。州選びの論点はUSCPAの出願州の選び方にまとめています。
一般向けの学習サポートは5年、学生向けは3年です。一般向けの単位試験は、入会から2年以内に受ける条件が案内されています。学習サポートと単位試験の期限を分けて予定を組みましょう。
期限後の延長・再受講の料金は公式資料で確認できなかったため、5年を超える可能性がある人は申込前に書面で聞くのが確実です。現在の相談範囲は公式の学習サポート案内を参照してください。
学歴審査と出願の際は、アビタスのマニュアルで書類と作業の順序を調べました。全科目合格後のライセンス申請でも準備する書類は多く、私はEthics Examに苦労しました。
手続きは自分で進めますが、当時は道筋が分かる資料に助けられました。現在のライセンス要件は申請先の州で確かめてください。
私はこの受講料を払う価値があると判断したか
最初は独学も考えました。日本の公認会計士試験で会計を学んでいたものの、受験予定州で求められる会計単位は不足。
現地のコミュニティカレッジも調べましたが、授業の時間と費用を含めると、試験対策と単位取得を一緒に進める方が自分に合うと考えました。
単位取得後の学歴審査まで見通せることも、予備校選びの条件でした。
他校も調べたうえで、合格事例の蓄積、日本語での問題解説、単位取得の進めやすさ、サポート期間を重視しました。
アビタスの2026年10月版パンフレットには「日本のUSCPA合格者数の95%はアビタス卒業生」とあります。
NASBAの合格者数とアビタスの受講生アンケートを組み合わせた同社公表値であり、各社の受講生の合格率ではありません。私にとっては、事例の多さが安心材料でした。
料金は不足単位の取得費用とサポート期間までそろえて比較しました。数万円の差があっても、途中で教材を替えたり再受験を重ねたりする方が負担は大きくなります。
私は一度の受験で合格できるよう、内容に納得できる講座を優先し、アビタスを選びました。
2019年に約半年で全科目に合格しましたが、会計の基礎があった私自身の結果です。各校の詳しい比較はUSCPA予備校3社の比較にまとめています。
支払った価値を感じたところ
MBAを米国で修了し、英語で仕事をしていても、新しい会計論点は日本語で学ぶ方が理解は速かったです。私が見た英語の教材には、図や論点の整理が少なく感じるものもありました。
アビタスでは日本語の解説で仕組みをつかみ、英文問題で試験の表現に慣れる進め方ができました。誤答の原因が会計知識か英文の読み違いかも分けやすかったです。
Web問題集では誤答を繰り返し、模試と公開問題で本番の形式に移りました。私は教材を買い足さず、講座のテキスト・問題集・模試・リリース問題で全科目に合格しました。

使う前に知っておきたい弱点
受講当時のテキストや問題解説は情報量が多く、暗記すべき要点が一目で分かりにくい部分もありました。
私は付箋に論点を短く書き直し、苦手な箇所を整理しました。説明会では実際のテキストと演習画面を見て、自分に合うか試すと判断しやすいです。

私はキャリア支援を利用していないため、その使い勝手は体験として評価できません。
転職サポートを重視するなら、紹介可能な求人の地域・職種や、自分の経歴での利用条件を聞いてください。ほかの受講者の評価と向き不向きはアビタスの評判・口コミで詳しく扱っています。
申し込む前に確認したい3つのこと
- 必要単位と出願州:成績証明書を用意して無料単位診断を受け、追加科目の数と種類、州の要件を照合します。
- 費用の総額:パック、入学金、追加単位、米国への出願・受験費用を分けて見積もります。将来の還元金は受け取れる条件と期限を別に控えます。
- 教材と続け方:日本語解説、Web問題演習、講義、質問対応、模試、利用期間をデモで試します。学生は教室・自習室の利用条件も見ます。
アビタス・TAC・CPA会計学院などから同じ条件で見積もりを取り、教材の実物とサポート期間も比べましょう。
私なら数万円の差だけで決めず、単位取得から本試験まで続けられるか、教材に納得できるかを重視します。そう考えて選んだのがアビタスでした。
当サイトからのアビタス紹介特典
私は問題集の反復に加え、模試で本番の難易度と時間配分を試しました。これからアビタスへ入会する方には、当サイト経由で模試をもう1セット追加できる紹介特典があります。
- 入会手続きの前にお申し込みください(入会後は適用できません)
- 無料の単位診断や説明会に参加する前の段階でも登録できます
- 説明会の1万円割引チケットなど、ほかの割引と併用できます
ご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。24時間以内に、私(USCPAライセンス保有)からアビタスへ紹介の手続きをします。いただいた情報は紹介の手続き以外には使いません。
終わりに:まず単位診断で自分の総額を出そう
私は合格実績と日本語解説、単位取得のしやすさを重視し、他校の料金も調べたうえでアビタスを選びました。
2019年に約半年で全科目に合格できたのは、会計の基礎があった私の経験です。まずは単位診断と見積もりを取り、受講料と米国側の費用を合わせて判断してください。
受講体験を動画で見たい方は、アビタスの講座・費用を解説した動画も参考にしてください。
動画撮影時から料金や制度は変わっているため、金額はこの記事と最新の公式資料をご覧ください。
- USCPA予備校3社の比較
教材・単位取得・費用を同じ軸で比べます。 - USCPA取得費用の内訳
出願先や受験回数を踏まえて予算を組みます。 - アビタスの評判・口コミ
ほかの受講者の評価と向き不向きを確かめます。 - アビタスの割引・紹介特典
申込前に使える制度を確認します。











早速ありがとうございます。アビタスから連絡をいただきました。
コメントありがとうございます!勉強頑張ってください!
この度、アビタスのuscpaプログラムの受講を決めたので、紹介者割引の適用をよろしくお願いいたします。
タクヤさん
先ほど別途メールいたしましたので、ご確認ください!
よろしくお願いいたします。