USCPAの単位取得はどこが最安?不足単位を「最短」で補う方法と予備校比較

USCPA単位取得 サムネイル
ねこ君
USCPAにちょっと興味はあるんだけどさ……商学部じゃないし、そもそも受験資格がない気がしてて。
にゃんこ先生
その不安、かなり多いよ。実は日本人受験生の多くが、最初は「単位が足りない状態」からスタートしているんだ。
ねこ君
え、そうなの? でも予備校代も高いって聞くし、単位取得でさらにお金がかかると思うと、正直ひるむなあ。
にゃんこ先生
たしかに安くはないね。ただ、問題は金額そのものより「知らずに遠回りしてしまうこと」なんだ。最初の動き方で、時間もお金も大きく変わる。
ねこ君
なるほど……じゃあ、まずは仕組みをちゃんと知るところから、ってことか。

 

「USCPA(米国公認会計士)に挑戦してみたい。でも、自分は商学部出身じゃないから受験資格がないかもしれない」

「予備校の受講料だけでも高いのに、単位取得でさらに数十万円かかると聞いて不安になる」

そんな気持ちから、なかなか一歩を踏み出せずにいませんか。

実は、これはとてもよくある悩みです。日本人のUSCPA受験生の多くは、最初から受験資格を満たしているわけではありません。

法学部や文学部、理工学部出身でもUSCPAに合格している人が多いのは、単位不足を前提にした現実的なルートがすでに確立されているからです。

 

実際、日本人合格者の大半は、あなたと同じように「単位が足りない状態」からスタートしています。

そして今は、わざわざ海外に留学する必要もありません。国内にいながら、働きながら、数ヶ月〜半年ほどで受験資格を整える方法が整備されています。

この記事では、USCPA受験において多くの人が最初につまずく「単位取得」という壁の正体と、お金や時間を無駄にしないために知っておきたい考え方を、順を追って解説します。

なぜUSCPA受験に「追加の単位取得」が必要なのか?

USCPA試験はアメリカの国家資格であるため、受験するには各州が定めた厳しい「学歴要件」を満たす必要があります。

日本の大学を卒業していても、そのまま受験できるケースは極めて稀です。

ここでは、あなたが直面する「2つの壁」と、絶対にやってはいけない「初手のミス」について解説します。

 

総単位数と特定科目の「2階建てルール」

多くの州(ワシントン州、グアム、アラスカ州など)では、受験要件として以下の2段階のハードルを設けています。

 

総取得単位数の壁(150単位・120単位ルール)

まず、大学で取得した総単位数が「150単位以上」または「120単位以上」である必要があります。

日本の大学の卒業要件は一般的に124単位前後なので、150単位を要求する州(ワシントン州など)を目指す場合は、そもそも単位数が足りません。

 

特定科目の壁(会計・ビジネス単位)

総単位数が足りていても、その内訳として「会計単位(Accounting)」と「ビジネス単位(Business)」をそれぞれ一定数(例:24単位ずつなど)持っていなければなりません。

 

法学部・文学部出身者は「会計単位」がほぼゼロ

ここが日本人受験生の最大のボトルネックです。

 

  • 法学部・文学部・理工学部出身の方:

経済学や法律などの「ビジネス単位」は多少持っていても、「会計単位」はほぼゼロという状態が一般的です。まずはここをゼロから積み上げる必要があります。

 

  • 商学部・経営学部出身の方:

「自分は商学部だから大丈夫」と思いがちですが、実は多くの州で求められる「会計24単位・ビジネス24単位」という基準には、わずかに届かないケースがほとんどです。

例えば、会計科目は充実していても「ビジネス単位(経済や金融)」が不足していたり、逆にビジネス系は多くても「会計単位」の総数が足りなかったりと、人によって不足パターンが異なります。

 

結局、出身学部に関わらず、ほとんどの方が何らかの科目補充(単位取得)を必要とします。

つまり、どれほど偏差値の高い大学を出ていても、学部のカリキュラムに「簿記」や「財務会計」が含まれていなければ、米国側からは「会計のバックグラウンドがない」とみなされ、受験資格が得られません。

これが、追加で単位を取得しなければならない理由です。

 

【重要】いきなり「学歴審査(Evaluation)」に出してはいけない

ここで多くの初心者が犯すミスがあります。

それは、自分の単位が足りているか白黒はっきりさせるために、いきなりNIESなどの米国の評価機関に「学歴審査(Evaluation)」を依頼してしまうことです。

これは、お金と時間の無駄です。

  • 理由1: 審査には約2〜3万円($200〜$300程度)の費用と、1〜2ヶ月の期間がかかります。
  • 理由2: 単位不足の状態で審査に出しても、返ってくるのは「不適格(受験資格なし)」という結果だけです。その後、単位を取って再審査する場合、また費用がかかることもあります。

まずは、Abitus等のUSCPA予備校が無料で実施している「単位診断(成績証明書の見積もり)」を利用してください。

彼らは過去の膨大なデータから、「あなたの大学のこの科目は、会計単位として認められる可能性が高い」といった判定を即座に、しかも無料で行ってくれます。

正式な審査に出すのは、予備校の診断を受け、必要な単位を取得し終えてからが鉄則です。

 

ねこ君
なるほど……単位が足りないかどうかって、「感覚」じゃなくて州ごとのルールと科目の中身で決まるんだね。
にゃんこ先生
その通り。まずは地図をもらうつもりで無料の単位診断を使うのが一番安全なんだ。

 

USCPAの単位取得方法:独学は可能?

USCPA予備校の受講料は決して安くありません。

「放送大学やオンライン講座を使って、独学で安く単位だけ揃えられないか?」と考えるのは自然なことです。

しかし、独学(自力)での単位取得は、ほぼ不可能であり、強く非推奨です。

その理由は、単なる「難易度」の問題ではなく、米国の受験制度の仕組みそのものにあります。

 

「米国の認定大学」という高い壁

USCPAの受験資格として認められる単位は、原則として「米国の地域認定を受けた大学」で取得したものでなければなりません。

 

放送大学や日本の通信制大学

日本の大学の単位は、学位(学士)としては認められますが、特定の「米国会計単位」や「ビジネス単位」として認められるかどうかは、州ごとに判断が分かれます。

特に、受験要件として求められる「Upper Division(上級レベル)」の単位として認定されるハードルは極めて高いのが現実です。

 

CourseraやUdemyなどのMOOCs

これらは単なる「修了証」であり、大学の正規単位(Credits)ではないため、受験資格としては一切認められません。

 

「取ってみないと分からない」というギャンブル

仮に、あなたが自力で米国のコミュニティカレッジ(短大)のオンラインコースを探し出し、英語で手続きをして単位を取ったとします。

しかし、その単位が「あなたが受験したい州(例:ワシントン州)」で確実に認められる保証はありません。

数ヶ月かけて勉強し、安くない受講料を払い、学歴審査機関(NIES等)に数万円を払って審査に出した結果、「認定不可(0単位)」という通知が来るリスクが常にあります。

 

正解ルート:9割以上の受験生が選ぶ「確実性」

合格している日本人の9割以上は、USCPA予備校(Abitus、CPA会計学院、TAC)が提携している米国大学の単位取得プログラムを利用しています。

なぜか?
予備校の提携プログラム(アビタスならカリフォルニア州立大学イーストベイ校、CPAならグアム大学など)で取得する単位は、あらかじめ各州の受験要件を満たすことが「保証」されているからです。

ここでの費用は、単なる授業料ではありません。「複雑な手続きをショートカットし、確実に受験資格を手に入れるため」と考えてください。

独学ルートの不確実性に賭けるよりも、予備校プログラムを利用して、1日でも早く本試験の勉強を始めるのがおすすめです。

 

ねこ君
独学って聞くと安く済みそうだけど、よく考えると「アメリカの大学の単位」を個人で取れる選択肢自体が、そもそも少ないんだね。
にゃんこ先生
その通り。選択肢が限られている上に、1科目ごとの受講料や手数料が積み重なって、結果的に予備校ルートより高くなることも珍しくないんだ。

 

【徹底比較】主要予備校の単位取得システム

「どの予備校で単位を取るのが一番いいの?」

ここが最初の分かれ道です。2026年現在、USCPAの単位取得プログラムを提供している主要な予備校は、事実上3校に絞られます。

それぞれの特徴を理解せずに「なんとなく」で選ぶと、後から「単位認定試験が難しすぎて勉強が進まない」「追加費用で予算オーバー」といった事態に陥りかねません。

ここでは、主要3校のシステムを「費用」「提携大学」「試験の負担(重要)」の観点から徹底比較します。

主要3校のスペック比較表

予備校提携大学こんな人におすすめ
CPA会計学院グアム大学
(Univ. of Guam)
【コスパ最優先】
金銭的コストは最安
。資金を抑えたい学生や、時間に余裕がある人に最適。
Abitus
(アビタス)
カリフォルニア州立大学
イーストベイ校 (CSUEB)
【タイパ最優先】
USCPA合格者シェアNo.1
。単位取得の手続きと試験が日本人向けに最適化されており、最もスムーズ。
TACブラッドリー大学
(Bradley Univ.)
【老舗・単科】
歴史ある提携校。「あと数単位だけ欲しい」という単科生利用の受け皿として機能。

 

注意: かつて有名だった「資格の大原」や「プロアクティブ」は、2026年現在、講座の募集停止やサービス縮小の傾向にあります。

最新情報を確認し、リスクを避けるためにも上記3校から選ぶのが無難です。

 

主要予備校の単位取得システム比較

2026年現在、主要2校(CPA、アビタス)は、どちらも「単位取得料が含まれたパッケージ」を提供しています。

「1単位ごとに都度課金」でお金が減っていく不安は、どちらを選んでも解消されています。

では、何が決定的な違いなのでしょうか?

 

CPA会計学院:「価格優位性」

CPA会計学院の凄みは、単位料込みのパッケージ価格そのものが最安水準であることです。

アビタスなどの他校と比較しても、トータルの受講料が数万円〜十数万円単位で安く設定されているケースが多く、「とにかく初期投資を抑えたい」という方には最適な選択肢です。

  • メリット: 単位料込みの総額が安い。追加費用の心配がなく、資金計画が立てやすい。
  • デメリット: アビタスに比べるとUSCPA講座としての歴史が若いため、単位認定試験に関する情報の蓄積(先輩受験生の口コミなど)が相対的に少ない点は考慮する必要があります。

 

Abitus(アビタス):社会人が選ぶべき「時間の購入」

アビタスもパッケージに単位取得料が含まれていますが、受講料の総額はCPAより高くなる傾向にあります。

「じゃあ高いだけ?」と思われるかもしれませんが、それでも多くの忙しい社会人がアビタスを選び続けています。

その理由は、「単位取得にかかる手間と時間を、お金でショートカットできるから」です。 私自身もアビタスを利用しましたが、そのシステムは感動するほどスムーズでした。

  • 試験の負担が最小限: 提携するCSUEB(カリフォルニア州立大学イーストベイ校)の試験は、日本人受験生向けに最適化されています。自宅PCで受験でき、テキストを参照しながら解答できる科目も多いため、「単位のための勉強」に時間を割く必要がありません。
  • 手続きの安心感: 出願から成績証明書の発行まで、すべての事務手続きに詳細な日本語マニュアルが完備されています。「どう申請すればいいの?」と迷う時間がゼロになること、このストレスフリーな環境こそが、受講料の差額以上の価値を生み出します。

 

安さのCPAか、時間のAbitusか

どちらも「単位料込み」ですが、あなたが何を重視するかで正解は変わります。

「予算重視」のCPA:

時間に余裕があり、少しでも安く済ませたいならCPA会計学院が選択肢です。

「タイパ重視」のアビタス:

仕事が忙しい社会人の方には、アビタスを強くおすすめします。 手続きや単位試験の対策で週末を潰すことなく、浮いた時間をすべて本試験の対策に充てられる。結果として「最短で合格して、昇給・転職で元を取る」というビジネス視点で見れば、アビタスが賢い投資になります。

 

不足単位を効率よく取得するためのステップ

予備校が決まったら、あとは淡々と実行するだけです。

しかし、ここの進め方を間違えると、無駄なお金と時間を費やすことになります。 最短ルートで進むための3つのステップを解説します。

Step 1:まずは「無料単位診断」を受ける(自己判断は厳禁)

最初にして最大のポイントです。絶対に、自分の感覚だけで「この科目は会計単位になるはず」と判断しないでください。

日本の大学のシラバスと米国の認定基準は異なります。例えば、「経営分析」という授業が、ある州では「会計単位」になり、別の州では「ビジネス単位」になり、最悪の場合「認定不可」になることもあります。

まずは、英文成績証明書(手元になければ日本語の成績表のコピーでも可)を用意し、予備校の「無料単位診断」に申し込んでください。

  • Abitus(アビタス): カウンセリング予約時に成績表をアップロードすれば、事前に査定してくれます。
  • CPA会計学院: こちらも無料相談で詳細な見積もりが可能です。

プロに「あなたの場合、あと何単位必要で、総額いくらかかるか」という数字を出してもらうこと。これがすべてのスタートです。

 

Step 2:現在学習中の科目と「セット」で取る(最短ルート)

必要な単位数が分かったら、次は履修登録ですが、ここで戦略が必要です。 最短で受験資格を得るための鉄則は、「今、メインで勉強しているUSCPAの科目とリンクさせること」です。

USCPAの勉強は、多くの人がFAR(財務会計)からスタートします。であれば、単位認定試験もFARの範囲で解ける科目を最優先で取ってください。

  • FARを勉強中なら: 「Introductory Accounting(会計学入門)」や「Intermediate Accounting(中級会計学)」を選びます。これなら、わざわざ単位のために新しい勉強をする必要がありません。今の知識そのままで合格点を取れるため、タイムラグゼロで単位が手に入ります。
  • BAR/BECを勉強中なら: 「Economics(経済学)」や「Finance(財務)」を選びます。

「楽そうだから」といって、まだ勉強していない分野の単位を選んでしまうと、その対策のために余計な時間を使い、本試験の勉強がストップしてしまいます。 「FARの勉強をする→その週末に会計単位を取る」

このサイクルが、最も早く受験資格(NTS)を手に入れるための最短ルートです。

 

Step 3:週末にまとめて「Web受験」する

科目が決まったら、Web上で履修登録を行い、すぐに学習を開始します。 社会人におすすめのサイクルは以下の通りです。

  1. 平日: 通勤電車の中で、単位認定用の講義動画を1.5倍速で視聴する。
  2. 土曜: テキストをざっと読み込み、該当箇所の知識を整理する。
  3. 日曜: 自宅のPCでWeb試験を受験し、その場で単位確定。

このリズムを作れば、1ヶ月で3〜4科目を消化することも難しくありません。 単位取得は「勉強」というより「作業」と割り切り、淡々とチケットを処理するように進めていきましょう。

 

ねこ君
こうして見ると、単位取得ってゴールじゃなくて、「本試験を早く受けるための準備」なんだね。
にゃんこ先生
NTSを早く取れれば、本試験のスケジュールを主導できる。だから単位は最短で処理して、本試験に時間を使うのが一番効率的。

 

アビタスを検討中の方へ

最後に、もしアビタスでの受講を前向きに検討されているようでしたら、私からアビタスへご紹介をすることが可能です。

私からの紹介経由でお申し込みいただくことで、以下の特典が適用されます。

これから学習を始める方にとって実用的なメリットかと思いますので、よろしければご活用ください。

【紹介特典】

通常の手続きで入会するよりも、以下の2点が追加されます。

  1. 模擬試験セットが「2倍」に(約2.4万円相当) 通常1セット(FAR/AUD/REG)の模擬試験が、2セットに増えます。本番前の演習量をしっかり確保したい方には、非常に心強い特典です。
  2. USCPA用語集(非売品) 会計・ビジネス英語を「日⇔英」で引ける用語集です。学習初期、英語の専門用語に慣れるまでの辞書代わりとして役立ちます。

「まずは無料の単位診断を受けてみたい」という段階でも、紹介枠の登録は可能です。

ご希望の方は、以下のフォームよりご連絡ください。

私からアビタスへ正規の紹介手続きを行わせていただきます。 (※ご連絡いただいた個人情報は、本紹介手続き以外には一切使用しません)

 

おわりに

USCPA受験で不安になりやすいのは、「自分の場合どうなるのか」が見えないことです。

単位不足も、制度が分かりにくいだけで、特別な問題ではありません。

だからこそ、いきなり決断する必要はありません。まずは無料の単位診断などを使って、今の状況を整理してみるだけで十分です。

「あと何が足りないのか」

「どこまで準備すれば受験できるのか」

それが分かるだけでも、次の一歩はずっと軽くなります。USCPAを目指すかどうかを決めるのは、その後で構いません。

調べ続けるより、一度だけ確認してみる。それだけで、迷いはかなり減るはずです。

 

ねこ君
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にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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