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2026年にオーストラリアの大学へ進学する場合、3年制の直接入学でも、卒業までの総費用は約2,350万~3,550万円が代表的な目安です。
Foundation(大学進学準備コース)を経由する試算では、約3,700万~3,940万円になりました。
同じ3年制でも、大学、専攻、都市、住居で1,000万円以上の差が生まれます。しかも、大学が掲載する初年度の授業料と、卒業までの請求額は別の数字です。
この記事では、2026年の実在コースを使い、授業料、生活費、留学生健康保険、学生ビザ、渡航・住居初期費用まで含めて比較します。
年間学費の安さにとどまらず、卒業までいくら準備するかを判断できるように整理しました。
監修者:ウメンシャン
日中英のトリリンガル。英語圏への留学経験がない状態からIELTS 8.0、TOEFL 104、GRE 322を取得。コロンビア大学、ペンシルベニア大学、ニューヨーク大学、メルボルン大学教育大学院などへの合格実績を持つ。慶應義塾大学大学院卒。株式会社MAGEEEK代表として、海外大学・大学院の出願支援や進路設計に携わる。
記事の調査方法
本記事は、Study Australia、オーストラリア内務省、Fair Work Ombudsman、各大学の2026年留学生向け公式情報をもとに編集しています(2026年8月20日調査)。
日本円は、財務省税関の週間為替レート(2026年8月23日~29日適用、1豪ドル=112.32円)を参考に、1豪ドル=113円で概算しました。為替により日本円の支払額は変わります。
- 卒業総額:3年制の直接入学は、代表試算で約2,350万~3,550万円。UQのFoundation経由例では約3,700万~3,940万円
- 年間学費:Go8のビジネス系は約573万~685万円。学費を抑えやすい大学では約294万~407万円の例がある
- 期間:学士課程は通常3年。入学条件によってFoundationや英語コースが加わり、Honours・専門職・ダブルディグリーは4年以上になる
- 見落としやすい差:初年度学費×3年より、大学公式のコース総額が約70万~145万円高い実例がある
- 資金計画:奨学金とアルバイトを入れない基本予算を作り、為替変動に備えて5~10%の余裕を持たせる
目次
オーストラリア大学留学の費用は卒業までにいくらかかる?
まず、大学・都市・進学ルートが異なる4ケースを、卒業までの総額で比べます。
直接入学の3例は約2,350万~3,550万円、Foundationを含むUQの例は約3,680万~3,940万円です。
| 大学・コース | 卒業までの総額 | ルート・期間 | 授業料等 | 生活費 |
| ニューサウスウェールズ大学(UNSW) Bachelor of Commerce | A$273,080~313,960 約3,086万~3,548万円 | 直接入学 3年 | A$180,500 約2,040万円 | A$86,580~122,460 約978万~1,384万円 |
| RMIT大学 Bachelor of Business | A$236,847~286,847 約2,676万~3,241万円 | 直接入学 3年 | A$140,847 約1,592万円 | A$90,000~135,000 約1,017万~1,526万円 |
| マードック大学 Bachelor of Business | A$207,820~210,820 約2,348万~2,382万円 | 直接入学 3年 | A$108,000 約1,220万円 | A$92,820 約1,049万円 |
| UQカレッジ+クイーンズランド大学 Standard Foundation+Bachelor of Business Management | A$325,600~348,500 約3,679万~3,938万円 | Foundation経由 約3年10か月 | A$208,038 約2,351万円 | A$109,600~129,500 約1,238万~1,463万円 |
※There is no Magic!!編集部による資金計画用の試算です。総額は、授業料、生活費、OSHC、学生ビザ、渡航・住居初期費用等を含み、奨学金とアルバイト収入は差し引いていません。
※UNSWとMurdochは大学公表の2026年コース総額、RMIT・UQの学士課程は2026年学費が毎年4%上がる前提で計算。生活費は各都市の大学・留学機関による公式例を使いました。履修科目、住居、為替、毎年の料金改定により実額は変わります。
都心のGo8、メルボルンの実務系大学、パースの比較的学費を抑えやすい大学を並べると、直接入学でも1,000万円を超える差がつきました。
UQのFoundation経由は、学士課程の前に約10か月分の授業料と生活費が加わります。大学名を比べる前に、自分が使える進学ルートを見極めることが大切です。
オーストラリア以外の国も同じ条件で見たい方は、海外大学の学費・卒業までの費用比較も参考にしてください。


年間学費を3倍すると、卒業時に100万円以上ずれることがある
大学のコースページに載っている「First year fee」は、初年度の授業料です。
大学は在学中の授業料を毎年見直すため、3年間の総額は初年度学費×3年より高くなります。
大学がコース総額まで公表している2例を比べると、差は約70万~145万円でした。
| 大学・コース | 初年度×3年 | 大学公表の総額 | 差額 |
| UNSW Bachelor of Commerce | A$169,500 | A$180,500 | A$11,000 約124万円 |
| メルボルン大学 Bachelor of Commerce | A$157,080~177,156 | A$163,388~189,947 | A$6,308~12,791 約71万~145万円 |
※各大学が公表する2026年留学生向け学費を使用。メルボルン大学は選択科目により学費が変わるため幅があります。コース総額は、大学が置く前提に基づく将来費用の目安です。
コース総額が掲載されている場合は、その数字を優先します。
初年度しか分からないときは、毎年3~5%の値上がりを入れた試算も作っておくと、途中で資金が足りなくなるリスクを減らせます。
授業料も生活費も豪ドルで支払います。円換算は見やすい一方、3~4年後のレートまで固定できません。
A$300,000の総額を例にすると、1豪ドル=100円なら3,000万円、110円なら3,300万円、120円なら3,600万円です。10円の円安で、日本円の負担は300万円増えます。
まず豪ドルで卒業総額を作り、100円・110円・120円など複数のレートで日本円へ換算してください。さらに5~10%の予備費があると、為替と学費改定の両方へ備えやすくなります。
オーストラリアの大学は3年制?進学ルートで卒業までの期間が変わる
オーストラリアの学士課程は通常3年です。Honours(優等学位)は4年、専門職学位やダブルディグリーは4年以上になるケースがあります。
期間は、学位の設計と入学時点の条件によって決まります。
日本の高校から進学する場合は、直接入学、Foundation、Diploma、英語準備コースのどれを使うかも総額へ影響します。
| 進学ルート | 期間の目安 | 費用への影響 | 向いているケース |
| 直接入学 | 学士課程3年が中心 | 準備課程の授業料・生活費を抑えやすい | 高校資格、成績、英語条件を満たす |
| Foundation | 6か月~1年+学士課程 | UQのStandard Foundationは授業料・諸費用でA$39,172。期間中の生活費も加わる | 大学進学に必要な基礎科目と英語を準備する |
| Diploma | 6か月~3年 | 修了後に単位認定を受けられる場合がある。認定単位数で総期間が変わる | 専攻を早く学び始めたい、少人数環境から慣れたい |
| 英語準備コース ELICOS | 5週間~1年 | UQの10週間はA$6,860、30週間はA$20,060。別途生活費が必要 | 英語スコアが条件に届かず、大学指定コースから進む |
※期間はStudy Australiaの大学進学ルート案内による一般的な目安です。Diplomaから何年次へ編入できるか、何単位認定されるかは大学とコースの審査で決まります。
たとえば、UQの10週間英語コースは、授業料等A$6,860に、生活費の下限寄りの試算約A$5,713を足すと、約A$12,573(約142万円)です。30週間なら、授業料等と生活費だけで約A$37,200(約420万円)まで増えます。
Foundationの期間も入学条件で変わります。UQカレッジの2026年コースは、Standardが10か月でA$39,172、Acceleratedが4か月でA$27,490です。
Acceleratedを利用できれば、コース費用に加えて約6か月分の生活費も抑えられますが、Standardより高い成績と英語力が求められます。
Diplomaから学士課程へ進む場合は、進学先で何単位認定されるかまで調べてください。
「Diploma修了後は必ず2年次へ進める」とは限らず、単位移行の取り決め(Articulation)によって卒業までの期間が変わります。
FoundationやDiplomaの仕組みを先に整理したい方は、海外大学のFoundation Course完全ガイドをご覧ください。

オーストラリア大学の年間学費を大学別に比較
年間学費は、大学の知名度に加え、専攻によって大きく変わります。
まず、オーストラリアを代表する研究大学8校「Group of Eight(Go8)」のビジネス・Commerce系から見ていきましょう。
代表3校は、2026年の年間学費がA$52,360~59,052(約592万~667万円)です。
| 大学・コース | 2026年年間学費 | 日本円の目安 |
| メルボルン大学 Bachelor of Commerce | A$52,360~59,052 | 約592万~667万円 |
| ニューサウスウェールズ大学(UNSW) Bachelor of Commerce | A$56,500 | 約638万円 |
| クイーンズランド大学(UQ) Bachelor of Business Management | A$54,096 | 約611万円 |
Go8全8校のビジネス・Commerce系学費を見る
| 大学・コース | 2026年年間学費 | 日本円の目安 |
| メルボルン大学 Bachelor of Commerce | A$52,360~59,052 | 約592万~667万円 |
| ニューサウスウェールズ大学(UNSW) Bachelor of Commerce | A$56,500 | 約638万円 |
| シドニー大学 Business系学士 | A$56,300~60,600 | 約636万~685万円 |
| オーストラリア国立大学(ANU) Bachelor of Commerce | A$56,120 | 約634万円 |
| モナシュ大学 Bachelor of Business | A$55,900 | 約632万円 |
| クイーンズランド大学(UQ) Bachelor of Business Management | A$54,096 | 約611万円 |
| 西オーストラリア大学(UWA) Bachelor of Commerce | 約A$50,700 | 約573万円 |
| アデレード大学 Bachelor of Commerce(Banking and Finance) | A$54,300 | 約614万円 |
※2026年の留学生向け年間学費。履修科目、専攻、単位数で変わる場合があります。1豪ドル=113円で概算。
Go8のビジネス系は、多くが年間600万円前後です。
3年間なら授業料だけで1,800万円前後になるため、生活費を加える前に家計の上限と突き合わせておきたい水準です。
学費を抑えやすい大学は年間300万円前後から
Go8以外まで広げると、ビジネス系の年間学費がA$20,000台の大学も見つかります。
| 大学・コース | 2026年年間学費 | 日本円の目安 |
| サザンクロス大学(SCU) Bachelor of Business | A$26,000 | 約294万円 |
| サンシャインコースト大学(UniSC) Bachelor of Business | A$28,500 | 約322万円 |
| サザンクイーンズランド大学(UniSQ) Business・Commerce系 | 約A$28,800 | 約325万円 |
| ジェームズクック大学(JCU) Bachelor of Business | A$35,646 | 約403万円 |
| マードック大学 Bachelor of Business | A$36,000 | 約407万円 |
※2026年の留学生向け年間学費。UniSQは標準8単位として計算。JCUは学生サービス費を含む大学公表の概算です。サザンクロス大学のA$26,000はAccess26の対象コース・2026年入学者向けで、2027年以降は通常の手続きで改定されます。
同じビジネス系でも、Go8との差は年間200万~300万円以上です。3年間では600万~900万円へ広がります。
もっとも、授業内容、専門分野、キャンパス、卒業後の進路、住居費も大学ごとに違います。
学費を入口に候補を広げ、その後で学びたい内容と卒業総額を照らし合わせる順番が現実的です。

同じ大学でも専攻によって年間100万円以上変わる
大学名を固定しても、専攻ごとの設備、実習、授業構成によって学費は変わります。
RMIT大学の2026年学士課程では、年間学費に約120万円の幅があります。
| RMITの学士課程例 | 2026年年間学費 | 日本円の目安 |
| Education | A$36,480 | 約412万円 |
| Creative Writing | A$41,280 | 約466万円 |
| Laws | A$45,120 | 約510万円 |
| Electrical Engineering | A$47,040 | 約532万円 |
※RMIT大学の2026年留学費用案内による学費例。実際はコースページで確認してください。
シドニー大学でも、Arts・Social SciencesはA$49,200~56,300、EngineeringはA$60,600、Health系はA$60,600~65,900です。
学費帯が見えたら、専攻、都市、入学条件も同じ表に並べて候補を絞りましょう。各大学の特徴を比較したい方は、オーストラリアの大学一覧・選び方をご覧ください。


オーストラリア大学留学の生活費と学費以外の費用
都市別の年間生活費
生活費の中心は家賃です。同じ都市でも、シェアハウス、学生寮、食事付きカレッジ、一人暮らしで年間100万円以上変わります。
各都市の大学・公的留学機関が示す例を年額に直すと、次のとおりです。
| 都市 | 年間生活費の目安 | 日本円の目安 |
| シドニー | A$28,860~40,820 | 約326万~461万円 |
| メルボルン | A$30,000~45,000 | 約339万~509万円 |
| ブリスベン | A$25,000~36,000 | 約283万~407万円 |
| パース | A$26,780~30,940 | 約303万~350万円 |
| アデレード | A$18,200~36,400 | 約206万~411万円 |
※各機関で想定する住居と支出項目が異なります。この表は都市の平均値や厳密な安い順ではなく、予算を作り始めるための公式例です。シドニーはUNSW、メルボルンはRMIT、ブリスベンはUQの公式例を編集部が年額へ整理。パースはStudyPerthの週間モデル、アデレードはStudyAdelaideの週A$350~700を年額換算しています。
シドニーでも、UNSWが示す控えめな学内住居中心のモデルは年A$28,860、一人暮らしや外食を含むモデルはA$40,820以上です。
同じ大学へ通っても、3年間の差はA$35,880、約405万円になります。
都市を絞ったあとは、住居条件をそろえて比べます。地方都市へ移るより、同じ都市で住居タイプを変える方が効くケースもあります。
北海道の公立中高一貫IB校から、2022年にメルボルン大学Bachelor of Scienceへ進学したAoiさんは、神経科学を学んでいます。
インタビュー時点の費用感は、学費が年間約400万円、食費込みの寮費が年間約200万円でした。教材はオンラインで閲覧でき、教科書代を抑えられたそうです。
資金はJASSOの貸与型奨学金と学生ローンを組み合わせました。周囲には、シェアハウスで暮らし、自炊によって生活費を調整する学生も多かったと話しています。
ここで大切なのは、学費だけで資金調達を考えなかったことです。住居と食事を含む年間支出を出し、複数の資金源を組み合わせています。
費用は進学した2022年当時の経験で、2026年の学費・家賃とは異なります。詳しい経緯は、メルボルン大学の日本人学生Aoiさんインタビューで紹介しています。
住居は家賃・食費・交通費の合計で選ぶ
週A$50の差は、1年間でA$2,600、3年間でA$7,800(約88万円)です。
シェアハウスは家賃を抑えやすいものの、光熱費や家具が別になることがあります。
食事付きカレッジは高く見えても、食費と通学費を含めると差が縮むケースがあります。
住居を比べるときは、週額の家賃に、光熱費、食費、交通費、契約時の保証金・家具を足して年額へ直しましょう。
ビザ・保険と渡航前に必要な費用
授業料と毎月の生活費に加え、渡航前にはビザ、保険、航空券、住居初期費用がまとまって出ていきます。在学中の教材・実習費も専攻によっては大きな支出です。
| 分類 | 主な費用 | 2026年の金額例 |
| ビザ・保険 | 学生ビザ、留学生健康保険(OSHC)、健康診断 | ビザA$2,500 OSHC年A$700~1,400程度 |
| 出願・渡航 | 英語試験、出願料、航空券 | 英語試験A$310~490 出願料A$150の例 |
| 住居初期費用 | 保証金、前払い家賃、仮住まい、家具・寝具 | 住居タイプと契約条件で変動 |
| 大学・学習 | 学生サービス費、教材、PC、実験・実習、フィールドトリップ | SSAFは年A$373まで UQの教材例は年A$1,212 |
※OSHCは保険会社、加入期間、補償内容、家族構成で変わります。学生サービス・アメニティ費(SSAF)の上限は2026年のRMIT案内を使用。航空券、健康診断、教材は個人差があります。
渡航前に必要な現金は、A$19,000~38,000が一つの目安です。
授業料の支払いは通常、学期ごとに分かれます。それでも、合格後から渡航までは支払いが集中します。
シドニー大学のように、Offer受諾時に最初の学期の授業料とOSHCを求める大学があります。
ここへ学生ビザ、航空券、住居初期費用を足すと、Go8のビジネス系ではA$34,000~38,000(約384万~429万円)、学費を抑えやすい大学でもA$19,000~24,000(約215万~271万円)が一つの試算です。
また、学生ビザで財務能力の証明を求められる場合、最初の12か月の未払い授業料、本人の生活費基準A$29,710、渡航費などが関係します。
口座に保有して示すお金と、その場で大学・政府へ支払うお金を分けて管理すると、資金繰りが見やすくなります。


奨学金とアルバイト収入を資金計画にどう入れる?
大学独自奨学金とJASSOを確認する
大学独自の奨学金には、年間定額を給付するものと、授業料を15~25%減免するものがあります。
3年間続けば、減額効果は1,000万円近くになるケースもあります。
| 大学・奨学金 | 支援内容 | 3年間の削減例 | 主な選考 |
| シドニー大学 Sydney International Student Award | 授業料20%減免 | 約A$34,000~36,000 約384万~411万円 | 日本は対象国。志望理由等の回答を提出 |
| モナシュ大学 International Merit Scholarship | 年A$15,000 最大A$75,000 | A$45,000 約509万円 | 自動審査・年20名。継続には平均70%が必要 |
| マードック大学 International Futures Scholarship | 授業料25%減免 | 約A$27,000 約305万円 | 2026年開始・対象コース等の条件あり |
| サンシャインコースト大学(UniSC) International Student Scholarship | 授業料15%減免 | 約A$12,825 約145万円 | 2026年開始者。入学審査時に判定 |
| アデレード大学 Adelaide Merit Scholarship | 授業料15%減免 | 約A$24,435 約276万円 | 成績等をもとに入学審査時に判定 |
※3年間の削減例は、表で紹介した各大学の2026年ビジネス系年間学費が3年間同額と仮定した単純計算です。実際の減免額、対象コース、継続条件、定員、併用可否はOfferと奨学金規約で確認してください。
Sydney International Student Awardの20%減免なら、対象のBusiness系学費では3年間で約380万~410万円を抑えられます。
学費の安い大学へ移る方法と同じくらい大きな効果が出るため、出願先を決める段階で奨学金も並行して調べましょう。
日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度(学部学位取得型)も候補です。
2027年度募集要項では、オーストラリアの月額は29万7,000円。2026年度はオーストラリアへの応募60人に対して20人が採用されました。
民間財団の学部向け奨学金もありますが、対象国や指定大学をアメリカ・イギリス等に限定する制度が多く、オーストラリアへ使えるかどうかから調べる必要があります。
現在利用できる制度の探し方は、海外大学の奨学金一覧・獲得戦略で整理しています。
奨学金は採用が決まるまで確定収入に入れません。
奨学金なしの基本予算と、採用された場合の自己負担額を分けて作ると、進学可否を冷静に判断できます。

アルバイト収入は生活費の補助として扱う
学生ビザでは、授業期間中に原則2週間で48時間まで働けます。2026年7月時点の全国最低賃金は時給A$26.44、カジュアル雇用はA$33.05です。
RMITが紹介する留学生モデルでは、授業期間中に2週間で20時間働き、年間収入は税引前で約A$8,000でした。メルボルンの年間生活費A$30,000~45,000の一部を補える金額です。
仕事が見つかる時期、シフト、試験期間で収入は変わります。渡航前に払う学費、ビザ、OSHC、住居初期費用は日本で用意し、実際に得た収入を食費や交通費へ回す考え方が安全です。


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オーストラリア大学の費用に関するよくある質問
オーストラリアの大学は3年間でいくらかかりますか?
3年制へ直接入学する代表試算では、授業料、生活費、OSHC、学生ビザ、渡航・住居初期費用を含めて約2,350万~3,550万円です。
年間学費A$20,000台の大学とシェアハウスを組み合わせれば総額を抑えやすく、Go8やシドニー・メルボルンの一人暮らしでは、この上限を超える可能性があります。
オーストラリアの大学は何年制ですか?
一般的な学士課程は3年制です。Honours(優等学位)、専門職学位、ダブルディグリーは4年以上になることがあります。
Foundationや英語準備コースを経由する場合は、その期間が学士課程の前に加わります。
日本の高校からFoundationは必ず必要ですか?
日本の高校卒業資格で直接入学できるかは、大学、コース、高校で履修した科目、成績によって変わります。国際バカロレア(IB)などの資格で直接入学する学生もいます。
志望コースのAcademic entry requirementsを見て、直接入学、Foundation、Diplomaのどれで審査されるかを大学へ確認してください。
授業料は3年間分を一括で払いますか?
多くの大学は学期・Teaching periodごとに請求します。Offer受諾時には、最初の学期の授業料やデポジット、OSHCを先に支払うケースがあります。
支払時期、金額、返金条件はOffer Letterに記載されます。3年分の総額に加え、渡航前に動かせる現金も別に用意しておきましょう。
アルバイトで学費や生活費を払えますか?
食費や交通費など、生活費の一部を補える可能性があります。就労収入を入れずに卒業総額を出し、仕事が決まってから実収入を予算へ反映しましょう。
終わりに:費用が見えたら、オーストラリア進学を具体化しよう
卒業までに必要な金額を見て、オーストラリア留学が遠く感じた方もいるでしょう。
それでも、漠然と「高そう」と悩んでいた段階からは一歩進んでいます。家族で出せる予算の上限が分かれば、その中で実現できる選択肢を探せます。
学びたいことを諦める前に、第一志望、現実的な候補、費用を抑えた候補の3校を書き出してみてください。
卒業総額を並べると、奨学金がどこまで必要か、進学ルートや都市を変えると手が届くか、家族と何を話すべきかが具体的になります。
海外で何を学びたいかを軸に、安心して進められる資金計画まで作る。そこまで準備できれば、憧れだった留学は「選べる進路」に変わっていきます。



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海外の大学に行くには?進学ルート・費用・準備ガイド









