




「本番中に沈黙してしまい、頭が真っ白になった」という経験がある人も多いのではないでしょうか。
IELTSスピーキングは、質問の難しさより「詰まったときにどう立て直すか」「同じ単語の繰り返しをどう避けるか」で差がつく試験です。
つまり、フレーズはやみくもに100個覚えるものではなく、場面別に数十個を「使い分ける」ものです。
この記事を読めば、8.0取得者が本番で実際に使ったフレーズと、逆に使うと減点リスクがあるNG表現が分かります。
今日から「暗記」ではなく「使い分け」の対策に切り替えましょう。
この記事の著者:Yuta
4年生大学にて英語学(統語論・音韻論)専攻。大学卒業後はフィリピンに留学し大学で1年間自己の英語力を伸ばす。TOEIC公開テストL&Rでは945点、IELTS(Academic)では8.0点 C1 Levelを獲得済み。現在は私立教員とWebライターとして活動している。
監修者:ウメンシャン
日中英のトリリンガル・言語オタク。英語圏留学経験なしからIELTS8.0、TOEFL104、GRE322。コロンビア大学・ペンシルバニア大学・ニューヨーク大学・メルボルン大学教育大学院に合格実績を持つ。慶應義塾大学大学院卒。IELTS初受験でスピーキング7.5を取得した際の教材体験も本記事に収録。
- 覚えるべきは3種類:①詰まったときの時間稼ぎ・聞き返し、②意見を組み立てる談話フレーズ、③語彙の幅を広げる言い換え表現。
- 採点基準と直結:言い換え(パラフレーズ)とコロケーションは、IELTS公式の採点基準でBand 7以上で評価されるポイント。
- NG表現に注意:likeの乱用・andの連発・暗記した長文の丸出しは減点リスク。フレーズは「短く・自然に」が原則。
- 覚え方:例文ごと覚えて短時間で何周も回し、自分の話題で作文して初めて本番で口から出る。
目次
IELTSスピーキングで使えるフレーズ早見表
まずは、この記事で紹介するフレーズの全体像です。
「今の自分に足りないもの」から読み始められるよう、機能別に整理しました。
なお、各フレーズ表の★は「迷ったらまずこれだけ」という筆者の優先フレーズです。
全部を一度に覚えず、★から使い始めてください。
| 困りごと・目的 | フレーズの種類 | 主に効くパート | 読む場所 |
|---|---|---|---|
| 本番で沈黙してしまう | 時間稼ぎ・聞き返し・言い直し(20選) | Part 1〜3 | 考えをつなぐフレーズ |
| 意見が単調・短くなる | 意見→展開→対比→結論の談話フレーズ(22選) | Part 3中心 | 意見を組み立てるフレーズ |
| 同じ単語ばかり使ってしまう | 語彙の幅を広げる言い換え表現(20組) | Part 1〜3 | 言い換え語彙の対比表 |
| パートごとの使い方を知りたい | パート別の使い分け+添削例 | Part 1/2/3 | パート別の使い分け |
| 減点されるのが怖い | NG表現・使いすぎ注意リスト | Part 1〜3 | NG表現 |
IELTSスピーキング全体の試験対策や勉強法は、IELTSスピーキング対策の全体像で解説しています。

考えをつなぐ・時間を稼ぐフレーズ20選【沈黙対策】
IELTSスピーキングで最も避けたいのは「無言の時間」です。
採点基準の1つ「Fluency and Coherence(流暢さと一貫性)」では、不自然な沈黙や言葉に詰まる頻度が直接評価に影響します。
ここで紹介するフレーズは、沈黙を「考えている時間」に変えるための道具です。
①考える時間を稼ぐフレーズ(8選)
質問に即答できないときは、沈黙する代わりに次のフレーズで間をつなぎます。
| フレーズ | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| ★Well, let me see… | ええと、そうですね… | 最も汎用的。どのパートでも使える定番 |
| ★That’s an interesting question. | 面白い質問ですね | Part 3の抽象的な質問への第一声に |
| ★I’ve never thought about that before, but… | 考えたことがなかったですが… | 予想外の質問への正直な返しとして自然 |
| How can I put it… | 何と言えばいいか… | 言葉を探している最中に |
| That’s a tough one. | 難しい質問ですね | カジュアルだがPart 3でも許容 |
| Let me think for a second. | 少し考えさせてください | 数秒の間を正当化できる |
| It’s hard to say, but if I had to choose… | 何とも言えませんが、選ぶとしたら… | 二択で迷ったときの立て直しに |
| Off the top of my head… | ぱっと思いつく限りでは… | less commonな表現でLexical Resourceにも貢献 |
ポイントは、これらを言っている間に「答えの1文目」を頭の中で組み立てることです。
フレーズを言い終わってもまだ沈黙してしまうなら、後述の意見の組み立てフレーズとセットで練習しましょう。
②聞き返し・言い換え依頼のフレーズ(7選)
質問が聞き取れなかったとき、聞き返しても減点はされません。
むしろ、聞き取れないまま的外れな回答をする方が「Coherence(一貫性)」を損ないます。
| フレーズ | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| ★Could you repeat the question, please? | 質問を繰り返していただけますか | 最も基本の聞き返し |
| ★I’m sorry, I didn’t catch that. | すみません、聞き取れませんでした | 短く自然。カジュアルすぎない |
| What do you mean by ○○? | ○○とはどういう意味ですか | 単語単位で確認したいときに |
| ★Could you explain what ○○ means? | ○○の意味を説明していただけますか | 知らない単語が出たときに |
| Do you mean ○○? | ○○ということですか | 自分の理解を確認する形の聞き返し |
| If I understand the question correctly, you’re asking… | 正しく理解していれば、〜という質問ですね | Part 3で有効。考える時間も稼げる |
| Could you rephrase the question, please? | 別の言い方をしていただけますか | 言い換えを頼む。Part 3の最終手段 |
注意点として、聞き返しが使えるのは1回の質問につき1度までが目安です。
同じ質問に2回以上聞き返すと、リスニング側の問題とみなされて印象が悪くなります。
③言い直し・自己修正のフレーズ(5選)
意味が変わる間違いに気づいたら、短く言い直して先に進みましょう。
何度も言い直すと流暢さに影響するため、細かなミスをすべて修正する必要はありません。
| フレーズ | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| ★What I mean is… | つまり、私が言いたいのは… | 説明がこんがらがったときのリセットに |
| ★Or rather,… | というより、… | 直前の単語をより正確な単語に置き換える |
| Let me rephrase that. | 言い直させてください | 文ごと立て直したいときに |
| …, or should I say, ○○ | …、いや、○○と言うべきですね | 自然な軌道修正。上級者らしく聞こえる |
| Sorry, I meant ○○. | すみません、○○のつもりでした | 単語の言い間違いを素早く訂正 |


意見を組み立てるフレーズ22選【意見→展開→対比→結論】
Part 3で伸び悩む人の多くは、単語ではなく「意見の組み立て」で詰まっています。
ここでは、スピーチの流れに沿って「①意見を述べる→②理由・例で展開する→③反対側にも触れる→④締める」の4段階でフレーズを整理します。
この順番は、Part 3で答えがまとまらないときの基本型として使えます。
毎回答ですべての要素を入れる必要はありません。
①意見を述べるフレーズ(6選)
| フレーズ | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| In my opinion,… | 私の意見では | 定番。毎回だと単調になるので下と混ぜる |
| From my point of view,… | 私の見方では | In my opinionの言い換えとして |
| ★I’d say… | 〜だと思いますね | 会話らしく自然。断定を和らげる効果も |
| As far as I’m concerned,… | 私に関して言えば | 個人の立場を明確にする表現 |
| ★To be honest,… | 正直に言うと | 本音を述べる合図として自然 |
| Personally speaking,… | 個人的には | 一般論と自分の意見を区別できる |
②理由・具体例で展開するフレーズ(6選)
意見を言った直後に、理由と例をつなげるためのフレーズです。
| フレーズ | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| ★The main reason is that… | 主な理由は〜です | 理由が複数あれば The first reason is… と並べる |
| For instance,… | 例えば | for exampleの言い換え。両方使えると語彙の幅を示せる |
| Take ○○, for example. | ○○を例に取ると | 具体的な固有名詞を挙げるときに便利 |
| What’s more,… | さらに | 情報の追加。in additionの口語的な言い換え |
| On top of that,… | それに加えて | what’s moreと併用して追加情報を重ねられる |
| ★Speaking from my own experience,… | 自分の経験から言うと | 抽象論から実体験へ切り替える合図。Part 3で説得力が出る |
③対比・譲歩のフレーズ(6選)
賛否・比較を問われる質問では、自分の主張だけでなく反対側の視点にも触れられると、回答を深く展開できます。
賛否を問われる質問では、このグループが最も差を生みます。
| フレーズ | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| On the other hand,… | 一方で | 反対側の視点に切り替える定番 |
| ★Having said that,… | そうは言っても | 直前の主張に留保をつける。上級者らしい表現 |
| ★It depends on ○○. | ○○によります | Part 3の万能スターター。二面性を示せる |
| While it’s true that…, | 〜は事実ですが | 譲歩してから反論する型 |
| Even so,… | それでもなお | 譲歩の後に自分の立場へ戻る |
| That being said,… | とは言え | having said thatの言い換え |
④結論・まとめのフレーズ(4選)
| フレーズ | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| ★All in all,… | 全体として | 賛否両方に触れた後の締めに最適 |
| At the end of the day,… | 結局のところ | 口語的でless commonな表現。使えると強い |
| So, to sum up,… | まとめると | Part 2のスピーチの締めにも使える |
| ★That’s why I believe… | だから私は〜だと思うのです | 理由→結論の流れを明示して締める |

語彙の幅を広げる言い換え表現20組【Lexical Resource対策】
採点基準「Lexical Resource(語彙力)」では、同じ表現を繰り返さず、場面に応じて語彙を使い分ける力が見られます。
4つの評価基準とBand別の違いは、IELTSスピーキングの採点基準とスコア別レベルで詳しく解説しています。
そこで、日本人受験者が多用しがちな単語と、筆者が本番で実際に使った言い換え候補を20組の対比表にしました。
| 使いがちな単語 | 言い換え候補 | 使用例 |
|---|---|---|
| good | fantastic / decent / impressive | The food was fantastic. |
| very ○○ | incredibly / remarkably ○○ | It was incredibly hot. |
| bad | awful / disappointing | The weather was awful. |
| big | enormous / massive | an enormous shopping mall |
| small | tiny / compact | a tiny apartment |
| many / a lot of | plenty of / countless / a wide range of | plenty of opportunities |
| I think | I reckon / I suppose / I’d say | I reckon it’ll change. |
| like(好き) | be keen on / be into / be fond of | I’m really into cooking. |
| important | essential / crucial / vital | Sleep is crucial for health. |
| happy | delighted / over the moon | I was over the moon. |
| sad | gutted / down | I was gutted when we lost. |
| interesting | fascinating / intriguing | a fascinating documentary |
| tired | exhausted / worn out | I was completely exhausted. |
| difficult | challenging / demanding | a demanding job |
| easy | straightforward / effortless | The test was straightforward. |
| famous | well-known / renowned | a renowned author |
| expensive | pricey / costly | Tokyo is quite pricey. |
| cheap | affordable / reasonable | affordable restaurants |
| get(得る) | obtain / gain / pick up | I picked up some Spanish. |
| thing | aspect / factor / issue | The most important factor is… |
言い換え候補は、すべての文でそのまま入れ替えられるわけではありません。
伝えたい意味と組み合わせる単語に合わせて選びましょう。たとえばgetは、gain experience、obtain permission、pick up a languageのように使い分けます。
使い方のコツは、20組すべてを一気に入れ替えないことです。
まず「自分が録音した回答を聞いて、3回以上使っていた単語」だけを言い換え候補に置き換えると、無理なく語彙の幅が広がります。
なお、単語量そのものを底上げしたい場合のレベル目安は英検準1級(CEFR B2)程度で、詳しくは後述のFAQで解説します。


パート別の使い分けとBefore/After添削例
同じフレーズでも、パートによって「効く場所」が違います。
ここでは各パートでの使いどころと、Band 6レベルの回答がフレーズと言い換えでどう変わるかをBefore/After形式で見ていきます。
Part 1:短答を2〜3文に広げる
Part 1は日常的な質問(仕事・住まい・趣味など)に答えるパートです。
一問一答で終わらせず、「答え+理由 or 具体例」の2〜3文で返すのが基本形です。
Q: Do you like cooking?
Before(基本的な回答): Yes, I like cooking. I cook every day. It is fun.
After(語彙と内容を広げた回答): Yes, I’m really into cooking. I cook almost every day, and I find it a great way to relieve stress after work.
Beforeも文法的には正しいのですが、like・funなど易しい語彙だけで、文と文のつながりもありません。
Afterは「be into(言い換え)」「a great way to(コロケーション)」「and(接続)」が入り、同じ内容でもLexical Resourceの評価が変わります。
Part 2:型で2分間を乗り切る
Part 2は、トピックカードについて1分の準備の後、1〜2分間スピーチするパートです。
おすすめは「導入→本題→感想・締め」の3部構成で、それぞれの入り口にフレーズを決めておくことです。
- 導入:I’d like to talk about ○○.(○○について話します)
- 時系列で展開:It all started when…(きっかけは〜でした)
- 描写を足す:What I remember most is…(一番覚えているのは〜です)
- 締め:So, to sum up, that’s why ○○ is special to me.(まとめると、だから○○は特別なんです)
2分間は長く感じますが、「過去のきっかけ→具体的な場面→今の自分への影響」と時系列で話せば自然に埋まります。
Part 3:両面に触れて議論する
Part 3は、Part 2のトピックに関連した抽象的なディスカッションです。
意見の組み立てフレーズで紹介した「意見→展開→対比→結論」をそのまま使います。
Q: Do you think people cook less than in the past?
After(型を使った例): I’d say yes, definitely. The main reason is that ready-made meals have become much more affordable. Having said that, cooking shows are incredibly popular these days, so some people are actually more interested in cooking than before. All in all, I think it depends on the generation.
1つの回答の中に、意見(I’d say)→理由(The main reason is)→譲歩(Having said that)→結論(All in all)が入っているのが分かるはずです。
実際の質問でフレーズを使う練習をしたい人は、Part 1・2・3の例題と解答例も活用してください。


使うと逆効果なNG表現・減点リスク5つ
フレーズを増やす前に、「使うとマイナスに働く話し方」を知っておくことも同じくらい重要です。
ここでは、本番で避けたい5つの話し方を紹介します。
①likeの乱用
つなぎとして「It’s like… like… you know, like…」と連発するパターンです。
1〜2回なら自然ですが、頻発するとFluencyの評価を下げる要因になります。
沈黙が怖いときは、likeの代わりに時間稼ぎフレーズを使いましょう。

②andだけで文をつなぎ続ける
「I went there and it was fun and I ate lunch and…」のように、andだけで文を延々とつなぐ話し方です。
文法的には誤りではないものの、接続表現の幅がない(=Grammatical RangeとFluencyの評価材料がない)とみなされます。
What’s more/After that/Even soなど、機能の違う接続表現を混ぜるのが対策です。
③暗記した模範解答の丸出し
最も危険なNGです。
試験官は暗記口調(急に流暢になる・目線が泳ぐ・質問とズレた回答)をすぐに見抜き、その部分は評価対象から外れることもあります。
覚えるのは「模範解答の全文」ではなく、この記事のような「機能別のフレーズ」と「自分の実体験の話材」に留めるのが安全です。

④背伸びしたイディオムの誤用
「イディオムを使うとスコアが上がる」と聞いて、使い慣れないことわざ級の表現を無理に入れるパターンです。
公式の採点基準でBand 7に求められるのは「イディオム的な言葉をある程度・適切に使うこと」であり、不自然な使用はむしろ「言葉の選択の誤り」として扱われます。
まずはbe into/over the moon/pick upのような、会話で頻繁に使われる軽いイディオムから使うのが現実的です。
⑤沈黙とスピードの乱高下
考え込んで沈黙し、思いついた瞬間に早口でまくし立てる話し方です。
試験官が聞いているのは「速さ」ではなく「一定のリズムで話し続けられるか」なので、ゆっくりでも止まらないことを優先しましょう。

フレーズを「話せる状態」で覚える方法3つ
ここまでのフレーズは、読んで理解しただけでは本番で口から出てきません。
「見て分かる(受動語彙)」を「話せる(能動語彙)」に変えるために、筆者が実際にやっていた方法を3つ紹介します。
①単語・フレーズは必ず例文の中で覚える
単語を単体で暗記しても、スピーキングでは使えません。
たとえばadjustという単語なら、「I adjust the volume on the computer.」のように、文の形で口に馴染ませます。
例文で覚えると、その単語がどんな文脈・どんな語との組み合わせ(コロケーション)で使われるかが一緒に身につくため、Lexical Resource対策としても効率的です。
この記事のフレーズも、リストのまま眺めるのではなく、使用例の文ごと音読してください。
②短い時間で何周も回す
「昨日覚えた単語を2、3日後には忘れていた」という経験は誰にでもあるはずです。
筆者も暗記が苦手でしたが、「1周に時間をかけず、周回数を増やす」方式に変えてから定着率が大きく変わりました。
具体的には、1番の単語の例文を3回読んだら2番へ、2番を3回読んだら3番へ…と100番まで進み、終わったらまた1番に戻る、というやり方です。
1つの単語に長く留まらないため1周が速く、忘れる前に次の周回で再会できるのがポイントです。
「忘れることを前提に、出会う回数を増やす」と考えると、暗記のストレスも減ります。
③その日覚えたフレーズで「自分の話」を作る
筆者が留学時に先生に教わった方法で、最も効果があったのがこれです。
その日に覚えた新出単語・フレーズを10個ほど使って、自分の実体験について短い文章を作ってみます。
たとえば「be into/What’s more/exhausted」を覚えた日なら、「I’m really into tennis. What’s more, I practice every weekend, so I’m always exhausted on Mondays.」のように、自分の生活に引きつけて作文します。
自分の話として一度使ったフレーズは、本番で同じトピックが出たときにそのまま口から出てきます。
これはIELTSスピーキングの頻出トピック(趣味・住まい・仕事・思い出)と相性が良く、実質的に本番の準備にもなります。
通勤・通学時間に音声を聴きながら単語帳を見る「ながら周回」と、机に向かえる日の「作文」を組み合わせるのが、忙しい人にも続けやすい形です。
単語帳などの教材選びは、IELTSのおすすめ教材・無料リソースで詳しく紹介しています。

よくある質問(FAQ)
Q1. フレーズは全部でいくつ覚えればいいですか?
IELTSに「何個覚えればBand 7」という基準はありません。
まずは★の付いた表現から10個程度を選び、自分の回答で自然に使える状態を目指しましょう。
本記事の62個は、必要な場面から選ぶためのストックとして活用してください。
Q2. 単語力はどのレベルまで必要ですか?
目安は英検準1級(CEFR B2)レベルです。
筆者の経験でも、ネイティブとの日常会話や試験で困らなくなったのは準1級レベルの語彙が身についてからでした。
これはIELTS Overall 5.5〜6.5帯に相当し、そこから上は「新しい単語を足す」より「知っている単語の言い換え・使い分け」の方が効きます。
Q3. 「これだけ覚えれば7.0が取れる」魔法のフレーズ集はありますか?
残念ながら存在しません。
IELTSのトピックは毎回変わるため、決め打ちの暗記は通用しない設計になっています。
ただし本記事のような「機能別」のフレーズはトピックが変わっても使い回せるため、暗記の投資効率が最も高い部分と言えます。
Q4. イディオムは使った方がいいですか?
公式の採点基準上、Band 7以上では「イディオム的表現をある程度使えること」が評価されます。
ただし不自然な使用は逆効果なので、be keen on/over the moonのような会話頻出の軽いものから始め、使い方に自信のないものは無理に入れないのが安全です。
まとめ:フレーズは「数」より「使い分け」
最後に、この記事の要点を整理します。
- 覚えるべきフレーズは3種類:時間稼ぎ・聞き返し/意見の組み立て(意見→展開→対比→結論)/言い換え語彙
- Band 7の鍵は採点基準「Lexical Resource」:言い換え・コロケーション・軽いイディオムが評価される
- 模範解答の全文暗記はNG。覚えるのは機能別フレーズと自分の話材まで
- 定着は「例文ごと・短時間で何周も・自分の話で作文」の3ステップ
フレーズの準備ができたら、次は本番形式の練習です。
試験全体の戦略と練習法は、IELTSスピーキング対策の全体像で解説しています。
自分の回答にフィードバックを受けたい人は、IELTSスピーキングのオンライン対策も参考にしてください。

【IELTSスピーキング例題】パート1&パート2,3の問題・解答例
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