海外留学を目指す際に必要な試験であるTOEFL、IELTS。
今日は、TOEFL iBTとIELTSを比較、その違いやレベルについて紹介し、どちらを受けるかの判断材料を提供する。
TOEFL iBTとIELTSの主な違い
IELTS、TOEFLの比較表
TOEFL iBT | IELTS | |
試験時間 | 2時間 | 2時間45分 |
受験料 | 245ドル | 25,380円 |
セクション | 4技能(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング) | |
スコア | 120点満点、1点刻み | 9.0満点、0.5点刻み |
目的・用途 | 留学 | 留学又は移民 |
有効期限 | 2年間 | |
受験形式 | PCのみ | PC又は紙 |
リーディング | 選択式のみ | 選択式+記入式 |
リスニング | 選択式のみ | 選択式+記入式 |
スピーキング | 録音 | 対面 |
ライティング | タイピング | 手書き又はタイピング |
TOEFL、IELTS共に海外の大学や大学院出願の際の英語力の証明として使われる。
IELTSにはアカデミックとジェネラルがあり、ジェネラルのスコアは、英国やカナダへの移住の際に必要となる。
今回は、留学に絞り、TOEFLと、IELTSアカデミックを比較する。
両者の一番の違いは、TOEFLはコンピューターで受ける試験に対し、IELTSは紙でも受けられることだろう。
それぞれの試験の詳細は後ほど紹介していく。
スコア換算表
ETSの公開しているIELTSとTOEFLの比較表を見てみよう。
(参考: TOEFL iBT® and IELTS® Academic Module Scores)
留学のベンチマークとなるTOEFL100とIELTS7.0を比較すると、IELTS7.0の難易度が若干低いことがわかる。TOEFL90点台前半の実力でもIELTS7.0を取ることは可能だ。
TOEICへの換算に関しては公式の換算表は存在しないのだが、TOEIC700点でIELTS5.5(TOEFL50点)程度、TOEIC900点でIELTS6.5(TOEFL80点)程度のイメージを持つと良いだろう。
それぞれの試験の難易度や違いを知るため、サンプル問題・過去問を解いてみよう。
サンプル過去問の公式リンク集
TOEFL、IELTSの試験概要
TOEFLとは?
ETS公式サイト日本事務局では、TOEFLについて以下のように述べられている。
TOEFL(読み方:トーフル、トフル)は、1964年に英語を母語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発されました。大学のキャンパスや教室といった実生活でのコミュニケーションに必要な、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定します。
TOEFLには、PBTとiBT、IPTの3種類がある。ペーパーテストのPBTは世界的に廃止されており、IPTは高校や大学などの団体受験のみ可能で、個人で受験することはできない。
ここでいうTOEFLとは基本的にコンピューターで受験するTOEFL iBTとなる。
試験の流れ
TOEFL iBTは約2時間のテストで、4つのセクションに分かれている。
セクション | 制限時間 | 問題 | 課題 |
---|---|---|---|
Reading | 35 分 | 20 問 | アカデミックな長文読解問題(1パッセージ約700語)。自然/環境科学、 社会科学、芸術、人文学、教育など幅広い分野の教養科目を題材に出題。 |
Listening | 36 分 | 28 問 | 大学の講義とキャンパス内での対話の2種類で構成された問題。幅広い分野の教養科目を題材とした講義(1題あたり3-5分の音声)と、教授と学生、大学職員と学生、学生同士などの対話(1題あたり約3分の音声)あり |
Speaking | 16 分 | 4 課題 | 授業やキャンパス内で起こり得る場面を想定した問題。身近なトピックについて意見を述べたり、読んだり聞いたりした内容を要約して話す。 |
Writing | 29 分 | 2 課題 | アカデミックな場面において自分の考えを明確に構成立てて、制限時間内にまとめる英語力を測定。キーボードにタイピングして回答。 |
TOEFL iBTの問題形式
- リーディング
問題数は2パッセージで学術的な内容の教科書から引用される。
解答方法は、選択式で、四択を中心に並べ替えやグループ分けなども出題される。
- リスニング
問題数は5題。講義や生徒同士のディスカッション、学校生活の会話から出題される。解答方法は四択の選択式。
- スピーキング
2種類の形式(Independent taskとIntegrated task)から出題され、問題数は全4問。マイクに向かって口頭で解答する。
- Independent task:問題数は1問で、自身の意見や考え、経験などを用いて解答する。
- Integrated task:問題数は3問で、最初の2問では短い文章を読み、音声を聞いて二つの情報から口頭で解答する。次の1問では、音声を聞いてから内容を要約し口頭で解答する。
- ライティング
2種類の形式(Integrated taskとAcademicc Discussion)から出題され、問題数は全2問で構成されている。
- Integrated taskでは問題数は1問で、短時間のリーディングとリスニングから情報を整理し、続く20分間で150~220語で要約を解答する。ここではリーディングとリスニング、ライティングの総合的な能力が求められる。
- Academicc Discussionでは問題数は1問で、Instruction、教授の質問、他の生徒の回答を読んだ後、他の生徒の意見も参考にしながら自分の意見を10分で回答する。
TOEFLのスコアと結果
Reading セクション | (スコア:0 – 30) |
Listening セクション | (スコア:0 – 30) |
Speaking セクション | (スコア:0 – 30) |
Writing セクション | (スコア:0 – 30) |
総合スコア | (スコア:0 – 120) |
TOEFL iBTの合計点は120点満点。配点はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキング各セクション30点ずつだ。
交換留学や大学留学では80点以上、大学院で90点以上、MBA留学やトップスクールでは100点~105点程度を目標スコアとすることが多い。
リスニング、リーディングはテスト受験直後、総合点は受験後約6日後にオンラインで確認が可能になる。
»参考: TOEFL iBT 何点取れば良いスコア?|目標点数決定の究極ガイド
試験日程・申し込み
TOEFLスケジュールは以下の通り。従来は2週間に1度の受験制限が存在したが、2019年より毎週受けられるように規定が変更された。
(参照:https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/centers_dates.html)
申し込み方法
ETSのTOEFL公式サイトにloginして行う。
アカウント作成がまだの人は、下記のブログ記事で詳細を解説しているため参考にしよう。
IELTSとは?
IETLS(アイエルツ)は、ブリティッシュカウンシル、IDPとケンブリッジ大学英語検定機構が共同で作成している英語力試験であり、公式サイトでは以下のように述べられている。
IELTS(アイエルツ)は、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、およびイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に最適なテストです。
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が3,000を超え、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして世界中で受験者が増え続けています。
試験の流れ
ここでは留学のためのAcademic Moduleについて説明する。
IELTSは約2時間45分のテストで、試験項目はTOEFLと同じ4つのセクションに分かれている。
IELTSの各セクション
- リスニング
問題数は40問。日常生活での対話などが出題される。解答方法は選択式や穴埋め問題など。
- リーディング
問題数は3つパッセージで、それぞれ10~15の設問がある。
内容は本や雑誌、新聞、物語文学や記述、論争など幅広く出題される。解答方法は、穴埋め問題やYes/Noの短答問題など。
- ライティング
問題数は2問(Task1とTask2)である。
- Task1:グラフや表などから自身の言葉を用いて状況を説明する。最低150語。
- Task2:議論や討論などのトピックでの見解を発表する。最低250語。
- スピーキング
試験官と対面形式で3部門から構成される。
- Part1:仕事や家族、勉強や趣味など自己紹介のような質問がされる。
- Part2:トピックカードを渡さ、1分間の準備の後、2分程スピーチをする。追加で1~2つの質問がある。
- Part3:パート2で用いた内容をより深く追求されたり、派生された事柄について4-5分のディスカッションを行う。
» IELTSとは?試験概要、アカデミックとジェネラルの違いを理解する
IELTSのスコアと結果
IELTSのスコアは0〜9点満点の「バンドスコア」で英語のレベルが判定される。
各セクションのスコアが0.5刻みで示され、4技能の平均値が個人のIELTSスコア(オーバーオール)とされる。
例えば、各セクションの平均点が6.875など、0.5刻みのスコアにならなかった場合は、その数字に一番近いスコア(7.0)になる。
平均6.675 →切り下げ 全体スコア6.5
平均6.75 →切り上げ 全体スコア7.0
平均6.875 →切り上げ 全体スコア7.0
交換留学や大学留学の場合、5.5~6.5、大学院では6.5以上、MBAやトップスクール留学では7.0~7.5以上を目標スコアとすることが多い。
IELTSの結果は、筆記テスト13日後の13:00にマイページで確認ができるようになる。コンピューター形式の場合、試験日の5-7日後に結果を受け取ることができる。(試験結果―IELTSのスコアについて)
»参考:IELTSバンドスコア徹底解説 〜英語力レベルと留学への道〜
試験日程・申し込み
試験日程
現在IELTSは、英検、IDP、JSAF、British Councilの4つの団体により運営されており、それぞれ受験できる日程が異なる。
英検のスケジュールが満席でもIDPでは申し込みができることがあるため、それぞれの日程を確認すると良いだろう。
申し込み方法
申し込み方法はそれぞれの団体の説明ページを参考にしよう。
TOEFLとIELTSどっちを選ぶべき?
ここでは、TOEFLとIELTSの違いについて総合的に比較する。
どちらを受験するか悩んでいる方は以下のポイントを参考に、どちらの試験が自分に向いているのか考えてみよう。
アメリカ英語 vs イギリス英語
IELTSはイギリス英語を中心に色々な国のアクセントが使われるが、TOEFLはアメリカ英語。一方、IELTSはそこまで訛りが強い英語ではないため、アクセントがあるので聞き取りづらいということはないだろう。
また、IELTSの問題文はイギリス英語が使われ、アメリカ英語とスペルが若干ことなることはあるが、書き取り問題やライティングではアメリカ英語でもイギリス英語でもOKだ。
そのため、イギリス英語かアメリカ英語は、どちらを受けるべきかという判断には影響しないと考えよう。
紙かPC受験か
これが一番大きな違いだが、TOEFL iBTはパソコンのみでの受験に対し、IELTSは紙、またはPCで受験することができる。
英語の長文をパソコンの画面で読んだり、タイピングをするのは場数を踏むまで難しい。
一方IELTSはよくある大学の教室で、試験用紙が配られ一斉に試験を開始するいつものスタイルで、紙に書き込みもできるので安心感があるだろう。
リーディングの違い
リーディングはTOEFLはアカデミックより、IELTSはアカデミックだけでなく+新聞や雑誌からも出題されるため、TOEFLより読みやすい傾向にある。
文章量に関しては、TOEFLは1パッセージ600-700語に対し、IELTSは900語程度のため、IELTSはより速読が求められる。
問題形式はTOEFLは単純な4択問題に対し、IELTSは穴埋め、並び替えやYes/No等、出題のされ方が色々あり厄介だ。
また、TOEFLは文章の上から順に問題が出題されることが多いため、パラグラフごとに解き進めることができるが、IELTSは大問によって文章を上に行ったりしたに行ったりして情報を探さないといけないこともあるため、解き方に工夫が必要になる。
リスニングの違い
TOEFLはリスニングを聞いてから問題を解くスタイルだが、IELTSは聞きながら答えていく必要があるため、聞きながら読むというスキルも必要になる。
リスニングの音源自体は、TOEFLよりもIELTSのほうが簡単だ。TOEFLは学校生活やアカデミックな内容が中心だが、IELTSは日常生活的な内容もあり、特にパート1、2はTOEFLより圧倒的に難易度が低い。
一方、IELTSはリスニングの内容は聞けても、単語の書き取り問題や重箱の隅を突くような問題が多く、スペリングミスで点数を落とすこともある。
TOEFLは単純な4択問題のため、理解度重視でメイントピックがわかれば解ける問題が多い。
スピーキングの違い
両者の試験の大きな違いの一つはスピーキングだ。TOEFLのスピーキングはPCに向かって録音するのに対し、IELTSは試験管と対面のインタビュー形式になる。
TOEFLの場合、15秒で聞いて45秒で話すような内容のため、タイムマネジメントがかなり難しい。一方でIELTSの相手は人なので若干安心感があるだろう。
また、TOEFLはIntegrated Speakingがあり、スピーキングだけでなく、リーディング、リスニング力が試される問題も出るため、IELTSよりも難易度が高くなる。
ちなみに、IETLSのスピーキングは問題プールが決まっており、年に3回その問題の入れ替えが行われるため、事前に試験で出題される予想問題を入手することも可能。
TOEFLは出題される問題は予想できないため、正攻法で対策をする必要がある。
ライティングの違い
IELTSは紙に手書き、TOEFLはPCにタイピングをすのは大きな違いとなる。PCだと間違いもすぐ修正できるので便利だが、紙だとあとで文章を追加したり消したりするのは手間になる。
TOEFLにはリスニングを聞いてからそのサマリーを作るIntegrated Writingが出題されるが、IELTSはその代りにグラフや図を描写する問題が出るため、リスニング力は必要ない。
IELTSもPC受験ができるようになったが、PC受験だとリーディングで書き込みができなかったり、リスニングも先読みが紙のようにはできないため、紙であることのメリットがなくなるだろう。
まとめ
TOEFLとIELTSの違い知るに当たって、文章を読むよりまずは自分で一回体験してみることだ。下記の記事にて無料で過去問を解くことができる。
» 無料でTOEFL勉強!? 中国TPO(TOEFL Practice Online)活用法
解いた後の点数をスコア換算表と比較して、どちらの試験が点が取りやすいか検討してみよう。
- 留学資料集
- おすすめの勉強法
» 100点突破続出!TOEFLおすすめ参考書と勉強法完全MAP
» 7.0を超える!IELTS対策おすすめ参考書と勉強法完全MAP
サイト管理人のRyoです!この記事が動画になりました!ご視聴よろしくお願いします!
ヤフー掲示板から来たのですが
Reading
TOEFL
1パッセージ500-600文字。問題は上から順番に出る。
これは真剣にそう信じておられて掲載されたのでしょうか?
明らかに間違いのある情報ですので、訂正された方が良いかと存じます。
ご指摘ありがとう! 修正したよ。間違いがあったらいつでもコメントしてね。
ここをみているみんなも、迂闊に情報を信じないで、自分で問題を解いてみる、体で読む時間と問題の流れを覚えることをおすすめするよ。
EFSET(https://www.efset.org/ja/english-score/cefr/c1/)によればTOEFLで120点取ってもc1レベルでIELTSだと7.5くらい、c2レベルに至ってはTOEFLでは評価不能でなっています。
ETSの当事者が出している換算表よりも第三者が出しているもののほうが客観的に評価できるのではないかと思います
IELTS7.5のレベルとTOEFL120のレベルは明らかに違うよ。周りにIELTSで8や8.5を取っている友人は何人いるけど、彼らはTOEFL満点(或いは115以上)は持っていないし、正直無理だからね。一方、TOEFL93~ぐらいでIELTS7.0を取れた人は実際多くいる。
第三者の換算表を参考にするのはいいけど、営利団体が自身のテストを広げるために作った換算表を完全に信用するのはおすすめしない。
IELTSは評価基準が厳しめで、TOFLEは緩めだと聞きます。
IELTSはoverallがあるのでポイントが高めで出たり低めで出たりすることがあるのですが、もしoverallがなかった場合で比較してもIELTSが易しめですか?
スピーキングに関してはIELTSは対人でやるので、それが実際の環境に近いのでより正確に評価できるのではないかと思います
一概にどちらが難しい、簡単ということは言うことはできないけど、目標点からどちらの方が点数が取りやすいか?ということは考えられる。
例えば、よくTOEFL100点とIELTS7.0が比較されるけど、これは基本的にはIELTSの方が取りやすい。ETSのスコア換算にもあるけど、TOEFL90点台でなかなか100点を取れない人も、IELTSに乗り換えれば7.0がすんなり取れることは良くある話。
ただ、どちらが簡単かで試験を選ぶのはおすすめしないよ。人によって適性も異なるので、模試を何度か自分で解いてみて、或いは本試験を試してみたりして、自分にどちらの試験が合っているのか考えてみよう!
いつもサイトを拝見させていただいています。ありがとうございます!
現在トイフルを勉強しています。期間は10ヶ月ほどで(1日4時間程度)スコアがRとLがそれぞれ24点、20点です。
WとSはこれから取り組むところになっています。目標スコアが100ですが、GMATでかなり対策への時間がかかると聞き驚きました。
留学先を留学期間、資金を考え、先日ヨーロッパに絞りました。少しでも早く留学の準備を完成させ、留学したいと考えています。大学はトイフルもアイエルツもどちらも基本的には受け付けているとのことですが、準備期間を考えると、私のようなケースの場合、アイエルツに切り替えた方が準備時間として大幅に短くなる可能性は高いでしょうか?目標スコアは7です。
アドバイスをいただけますと幸いです。宜しく御願いします。
TOEFLよりもIELTSの方が簡単ということを聞くと思うけど、それを鵜呑みにするとあとで苦労することになる。IELTSが「簡単」だというのは、元々ある程度の英語力がある、或いはTOEFLを勉強し、ある程度の英語力を身につけた人で、ワンランク上の点数を目指す時、例えば、TOEFL90=>100、TOEFL100=>110より、TOEFL90=>IELTS7.0やTOEFL100=>8.0のほうが取りやすい、という意味での「簡単」だよ。
しかし、英語力が低い状態でIELTSの学習を始めると、TOEFLもIELTSどちらも同じぐらい難しい。IETLSとTOEFLのテスト形式も違うので、自分にどちらが合っているのかを考えるのは良いだろう。
そのため、TOEFL80点台以下の人には、「簡単そう」という理由でIELTSに切り替えるのはおすすめしない。
MKさんは、すでに1年程度TOEFLの学習をしており、それなりにRとLはできるようになってきた。スピーキングとライティングは合わせても合計で80~85点ぐらいの実力はあると思う。もう少しTOEFLの学習(特にリスニングを頑張る)をして、90点を超えてきたところで、どうしても100点が無理だとなった際にIELTSに切り替えるのは、TOEFL100点よりも早く7.0が取れると思う。
もちろん、すでに進学先がヨーロッパと決めてあるので、今からIELTSの対策をしても良いのではないかと思う。ただ、冒頭で話したように、準備時間の大幅の短縮はないだろう。
大学院受験のため、スコア換算を検索していてこちらのページにたどり着きました。
ぜひアドバイスを頂ければと思います。
TOEICは今年6月頃受験しスコア835で、以前に海外在住、中期で何度か海外旅行し英語環境で生活、またディスカッションはできます。TOEFLとIELTSは受験したことがなく、スピーキングは慣れてるのですが、ライディングはほぼ練習しておらずボキャブラリーの乏しさが目立ちます。
半年後を目標に仕事しながら猛勉強しスコア獲得したいのですが、IELTSだと6.5、TOEFLだと80が最低必要になります。
上記から私の場合だと、どちらの勉強をする方が最低スコアは取りやすいでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、アドバイス頂けませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
こんにちは!質問ありがとう。
換算表では、概ねTOEFL79–93=IELTS6.5なので、TOEFL90点代前半でもIELTS6.5になることがあるということだね(私の感覚としても変ではない)。ということは、人によってはIELTS6.5はTOEFL90点レベルの勉強量を必要とするけど、TOEFL80点は80点が取れればOK。個人的には、TOEFL80点とIELTS6.5を比べると、TOEFL80点の方がやりやすいとは思う。
ただ、これは相性にもよるので、一度模試か本試験を受けてみて、どちらが自分に合いそうか、実際どれぐらいスコアが出るかを確認してみるのもおすすめだよ!
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf
文科省の換算表ではielts7.0~8.0がtoefl95~満点レベルとなっています
共有ありがとう!文部科学省の数値よりも、ETSが出している換算表の方がリアリティがあるよ。TOEFL満点の人は今まで1,2人ぐらいしか聞いたことがないけど、IELTS8.0〜8.5は身近にもたくさんいる。IELTS8.0~8.5はTOEFL110点程度が現実的だね。
たまたまIELTSの形式が日本人に合ってるからという可能性はないでしょうか?
試験そのものに対しての評価や英語圏以外の国の人だと逆にTOEFLは取れてもIELTSは取れないということもないですか?
文部科学省よりもETSの方が英語のプロで統計的にデータを集計しているはずなので、正確だと思うよ。あくまで個人的な経験も含んでの意見なので、何が正しいかは自分で判断してね!
IELTSのスピーキングで6.0を取るのとTOEFLのスピーキングで21点とるのどちらの方が実現可能性が高いと思いますか?
(留学先でどちらかの点数が必要で、他のセクションの点数は取れそうなのですが、スピーキングが厳しそうなので質問させていただきました)
IELTSとTOEFLのスピーキングの大きな違いは二つある。
一つは、対面式(IELTS)かPC録音(TOEFL)。お好みは人それぞれで、TOEFLのS21とIELTS6.0はそこまで難易度が大きくかわらない感覚がある。
もう一つは、IELTSのスピーキング問題は定期的に問題プールを更新しており、その問題プール(Part 1とPart 2)は入手可能。つまり、事前にある程度の答えは用意できる。詳しくはこちら:https://www.path-to-success.net/ielts-speaking-online-school
両試験の他セクションはなんとかなりそうで、スピーキングだけでIELTSかTOEFLか悩んでいれば、IELTSのスピーキングのほうが対策はしやすいかも。
ある大学院進学の条件として,TOEFL55点以上,またはIELTS4.5以上というものがありました。英語で勝負できるほどの実力はないので,最低限の勉強に留めたいのですが,どちらが達成しやすい目標だと思われるでしょうか?考えをお聞かせください。
TOEFL55とIELTS4.5を比較するとすると、IELTS4.5の方が圧倒的に簡単だね。
ETSによると、IELTS4.5はTOEFLの32-34点ぐらいみたい。
こんにちは。今TOEFL 84点で、8月中旬までにTOEFL90点以上かもしくはIELTS6.5以上が必要です。まだIELTSを受けたことがないのですが、路線変更して対策を1から始めるとしたらどちらが簡単でしょうか。
今のTOEFLのセクション別のスコアやこれからの勉強時間にもよるかな。
TOEFL90点よりもIELTS6.5の方が簡単だとは思うけど、現在84点は取れているし、
TOEFL90点は100点を超えるよりはかなり簡単なはずなので、IELTSに乗り換えなくてもあと2ヶ月で取れない点数ではないと思うよ!
先ほどコメントさせていただいたものです。84点の内訳はR・L 23 S・W19で、Lは25、Wは20が最高です。Writingに関しては1回目に受けた時から大幅に書き方を変えたらむしろ下がってしました。塾などに行ける環境もなく、自力でライティングで伸ばすのはしんどいかなと思いIELTSへの変更を考えました。Readingも大学受験の時から選択問題が結構苦手なのでTOEFLは向いてないのかなと思った次第です。ですが、大学の課題などもあり時間があまり取れず、1からIELTS対策もしんどいかなと悩んでいます、、
ここから90点越えを狙うのであれば、RとLで それぞれ+3~4点で、SとWは現状維持程度(できればそれぞれ+1,2点)で良いかと思うよ。
RとL(根本的なリーディングとリスニング力)が伸びれば、自然とSとWへの相乗効果も狙えるよね。
ちなみに、IELTSのライティングはTOEFLよりもスコアがあがりづらいよ。
逆に、TOEFLのライティングはあまり対策しなくても20点前後まではわりと費用対効果が良い。
今TOEFLで90点を超えており、TOEFL100かIELTS7.0で迷っていれば、IELTS7.0をおすすめすするけど、
匿名さんのTOEFLのスコアであれば、あと2ヶ月で90点越えはそこまでハードルは高くないようにも思う。
(RとLをやればよいだけだし、ここは選択式だからこそ伸びやすい)
IELTSに移行するにせよ、今の英語力のレベルのままでは6.5は難しい可能性もあるので、2ヶ月間みっちりRとLの根本的な実力を伸ばすことに時間を使って欲しい。
RとLについては、単語力(TANZAMがおすすめ)をしっかりあげて多読(レベルにあった洋書)と精聴(TOEFLの音源中心でOK)を二ヶ月間行うことがおすすめだね!
浪人生です。初受験になるんですが、
IELST6.0かibt65だとどちらがとりやすいですか?
10月15日の受験までにとりたいです。
タイピングが全くできないのでその対策も教えてほしいです!お願いします
筆記試験のIELTSなら手書きでよいので、タイピングはいらなくなるね。
この目標スコアであれば、どちらが取りやすいというのはないかな。
どちらの試験のほうが自分にあっているか?ということだと思う。
それぞれの試験の特徴から受ける試験を検討してみよう!
タイピングは練習するしかないね。
エッセイを実際に書いてみるとか、英文を写してみるといった練習を地道にしながら慣れていくが必要かな。