TOEFLライティング対策 ロジック的に論点を支える書き方【Independent Task】

Chaoyi
学習専用ページで公開しているビデオでは、インディペンデントタスク(Task 2)の採点基準を話しました。良かったらリンク先から視聴してみてくださいね。
Chaoyi
実際のクラスの中でも、高得点のためライティングのロジックがとても重要だと強調しています。もし3点(Fair)から4点(Good)にスコアを上げていきたければ、論理的な議論(argument)が必要です。
ねこ君
でも、議論ってどういうこと?ロジカルシンキングなんて習ったことないし・・どう書けば採点官納得してくれるの・・?書き方のコツは?
Chaoyi
今日は、ボディパラグラフでどうやって論理的なsupporting ideaを書けば良いのか、一緒に考えていきましょう。

TOEFLライティング採点基準

ETSの採点基準(下図のまとめ)を「how well you develop and support your ideas」(あなたのアイディア・論点をどれほど上手に展開しサポートしているのか)と「how well you organize the essay and connect your ideas」(どれほど上手に、アイディア・論点をエッセイの総論と繋げているのか) はすべてロジックに関連しています。

具体的なロジックとは何かというと下記の2つが挙げられます。

  1. 自分の意見(Opinion/イントロパラグラフで表明する総論)とそれをサポートする論点(Main ideas)
  2. 各論点(Main ideas/各ボディパラグラフで展開)とそれをサポートする理由(supporting ideas)

また、introduction, body paragraphs, conclusion三つのパートをどうやって自然につなげることも大切です。

 

Supporting Ideasの書き方

今日は、ボディパラグラフの中で、どうやってsupporting ideasをうまく書くかについて考えましょう。良いボディパラグラフには、下記の要素が必要です:

  1. トピックセンテンス(Topic/Main idea sentence):この段落で説明するメインアイディア
  2. Supporting ideas :通常3-4文で良い
  3. 結びセンテンス(Tie-back sentence):トピックセンテンスに結び付けるミニ結論の一言

Supporting ideasと呼ばれるこの3-4文は、トピックセンテンスを支えるような役割を果たしています。つまり、根拠を出してなんで自分の論点(main idea)は正しいなのかを説明します。

 

Supporting ideasとして良く使われるのは、下記のいくつかがあります。

  • 個人の経験
  • どこかで聞いたか読んだもの
  • ロジカルな議論(logical argument)
  • 数字・データの証拠(Statistical evidence)
  • 事実(Factual information)
  • 専門家の意見(Expert opinion)
  • おそらく最も書きやすく、よく使われているのは「個人の経験」と「どこかで聞いたか読んだもの」ではないでしょうか?

    どのやり方でもいいですが、重要なのは、その内容はトピックセンテンス(あなたの論点・main idea)を支えていることです。

     

    悪い例

    簡単に見えますが、たくさんのライティングエッセイを添削してきて、論理的な説明に苦手な人、或いは低得点のエッセイに下記いくつかありがちな間違いがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

    1. supporting ideaがトピックセンテンスとつながっていない
    2. supporting ideaで述べた理由が不十分
    3. supporting ideaとトピックセンテンスが矛盾してしまう

     

    supporting ideaがトピックセンテンスとつながっていない

    例えば、このような題があります。

    Do you agree or disagree with the following statement: For future success, relating well to others is more important than studying hard at school.

     

    ある学生は「Studying hard is more important for future success」という観点(総論)から下記のように書きました。

    First of all, studying hard at school can lay a good foundation. Medicine and law both need long time to study. People should learn at least three years to have a basic recognition.

    ここで、トピックセンテンスは総論とつながっていますが、その次の展開(supporting idea)はトピックセンテンスとつながっていません。総論もトピックセンテンスも、study hardを強調しているのに、supporting ideaの説明ではstudy long timeになってしまいました。必要な勉強期間と、努力は関係ないですよね。

     

    書き直してみると、「The success of many elites in different fields is the result of unrelenting efforts(study hardをunrelenting effortに書き換えて、トピックセンテンスとリンクさせる)in their school days. Doctors serve as an excellent example. In order to become successful doctors, medical students must read thousands of professional books and papers at school, take numerous tests and spend long hours in the laboratory.」はどうでしょうか?

     

    ねこ君
    あちゃー、頑張って勉強する=長く勉強すると思って書いたんだけど、伝わらなかったかな・・?
    Chaoyi
    ねこ君の疑問もありがちですね。TOEFLを3年間勉強して50点から100点に上げるのと、半年で50点から100点に上げるのと、どちらがもっと努力が必要ですか?

     

    supporting ideaで述べた理由が不十分

    例えばこのような例題を見てみましょう。

    Do you agree or disagree with the following statement? Parents today are more involved in their children’s education than parents were in the past.

     

    ある学生はこう書きました。

    子どもの将来は彼らのパフォーマンスによって決められ、彼らのパフォーマンスを上げるには教育が必要である。そのため、親は昔より子どもたちの教育を重要視しており、子供の教育にかかわるようになった。

    問題には、明らかに過去と現在を比べているのに、エッセイの中で比較を行わず、「 良い教育を受けたらよりいい将来を手に入れることができる」から「今の親は昔の親よりもっと子供の教育を重視している」という結論にたどり着けないでしょう。

     

    ねこ君
    なるほど。。確かに、過去と比べれてるのに過去の話を全くしないで、議論を進めちゃったこと、あるかもしれないわ。。

     

    supporting ideaとトピックセンテンスが矛盾してしまう

    例えばこのような問題例があります。
    Do you agree or disagree with the following statement? People today spend too much time on personal enjoyment—doing things they like to do—rather than doing things they should do.

    ある学生は、Agreeという立場から書き始め、「若者がゲームやりすぎだ」等のsupporting ideaも書きましたが、話の流れでなぜか「仕事のストレスが大きいし、子育てもするし、娯楽の時間がなくなっている」という方向になってしまいました。

    なので、皆さんぜひ自分の立場にスティックして書きましょう。

     

    ねこ君
    うーん、時間がなくてなかなか最初の議論が膨らまなくて、だらだら文字数稼ぐみたいなこと、よくあるかも・・。
    ねこ君
    けど、じゃあどうやって良いボディパラグラフを書けば良いの!?
    Chaoyi
    落ち着いて、ねこ君、これから一番シンプルで使いやすいボディの書き方を説明するからね。

     

    良い例

    いろいろ話しましたが、実は、ボディパラグラフは簡単に書けます。複雑な言葉を使わなくても、自分のトピックセンテンス(main idea)を支えることができます。

     

    例えば、このようなトピックセンテンスがあります: First of all, guns cause more harm than good to our society.

    では、今までどこかで読んだことや聞いたことをsupporting ideasの素材として、解答例を書いてみましょう。多分下記のようなボディパラグラフができると思います。 

    First of all, guns cause more harm than good to our society. There are often stories in the newspaper about people who are accidentally shot. Moreover, many of these stories involve police officers. If guns had not been involved, these accidents would not have happened. On the other hand, there are very few stories about how a gun has saved somebody’s life.

    サンプルの中、supporting ideas として、新聞記事に出てきそうな話を使って、なんで銃はいいことより悪いことをもっと引き起こしているのか、を説明しています。

     

    では二つ目のトピックセンテンスを見てみましょう: Furthermore, in most situations police officers don’t need guns.

    今回は個人の経験をsupporting ideasの素材として使って模範解答を作ってみます。次のボディパラグラフはこんな感じになります。

    Furthermore, in most situations police officers don’t need guns. My uncle, for example, has been a police officer for over 20 years, and he has never had to use his gun. In fact, he says that most people who break the law are unarmed. Thus, it is often unnecessary for police officers to carry guns all the time.

    これで説明できたでしょう!supporting ideasは、読み手に、「なぜトピックセンテンスは正しいのか」をつたえます。ここでよく、「for example」, 「in fact」, 「thus」等の転換語(transitional phrases)を使っています。

     

    ねこ君
    ふむ、新聞なんてほとんど読まないけど、これぐらいの内容なら作り話できると思う。経験談が一番書きやすいとは聞くけど、それだけだと日記みたいな感じであまり説得力もないよねぇ。
    ねこ君
    じゃあ、今度からトピックセンテンス=>新聞とかどこかで聞いたことがあるようなこと=>経験談みたいな感じで内容を膨らませようかなぁ。
    Chaoyi
    全てのボディで事実+経験談を入れる必要はありませんが、個人の経験以外の要素を入れながら説明すると、採点官から見ても納得感のある内容になりますね。

     

    Chaoyi
    もちろん、アイディアのブレインストーミングは一晩の対策でできるようになるものではないので、新しいトピックで何を書いたら良いのか、構成案を練る練習も一問3分程度で行うことを継続することをおすすめします。

     

    にゃんこ先生
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    にゃんこ先生
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