治安の良さ、多文化共生、質の高い教育・医療制度などにより、カナダは「住みやすい国」として世界中で高く評価されており、留学先としても非常に人気があります。 また、カナダでは広大な国土を背景に、州ごとに独自の教育制度が整備されている点も大きな特徴です。 各州の教育省が、義務教育の年数やカリキュラム、成績評価の仕組みなどを自主的に設計・運営しており、地域の特性やニーズに合った高品質な教育が実現されています。 本記事では、カナダ西部・アルバータ州に位置するアルバータ大学(University of Alberta)を紹介。 アルバータ州は、日本ではまだあまり知られていないかもしれませんが、カナディアン・ロッキーを擁する美しい自然に恵まれた地域です。 その州都エドモントンの中心部にメインキャンパスを構えるアルバータ大学は、国内外の大学ランキングで常に上位にランクインするカナダ屈指の名門大学として知られています。 著者紹介:Antieやや タイ在住。語学力を活かし現地でボランティア活動を中心に毎日を過ごす。バンコクでインターナショナルスクールを卒業し、イギリスの大学で心理学、大学院で戦略マーケティングを学んだ息子あり。 ※1 継続教育(Continuing Studies)とは、社会人に職業資格の取得など継続的な学習を提供するプログラムのこと。カナダやアメリカではその多くのプログラムが大学を通して提供されています。 カナダは、フランスとイギリスの植民地支配を経て、1867年に連邦国家として建国されました。 当初はノバスコシア州、ニューブランズウィック州、ケベック州、オンタリオ州の4州のみで構成されていましたが、現在アルバータ大学の本拠地であるアルバータ州は、1905年に新たに自治領へと加わりました。 そのわずか3年後、初代アルバータ州首相の強いリーダーシップのもと、1908年にアルバータ大学(University of Alberta)が創設されます。開学当初の学生数はわずか45名(うち女性は7名)でしたが、5年後には、学生数434名、教員数27名へと拡大。学部・学科の数も15にまで増えました。 その後、第一次世界大戦、世界恐慌、第二次世界大戦といった困難を経験しながらも、アルバータ大学は着実に発展を続けます。 石炭や石油の豊富な資源により経済成長を遂げたアルバータ州と歩調を合わせながら、大学も時代のニーズに応じて組織体制を柔軟に変革。現在では、世界的にも評価される総合研究大学へと進化しています。 アルバータ大学は、研究や創造的活動、地域社会との連携やパートナーシップを通じて、知識の創造・普及に貢献し、地域と世界におけるイノベーションや経済発展に重要な役割を果たすことをミッションとしています。 社会の多様なニーズに応える教育を提供し、包括的かつグローバルに通用する価値観と責任を備えた大学であることを目指しています。 アルバータ大学は、3つの主要なカレッジと複数の独立した学部・キャンパスによって構成されています。 各カレッジのもとには専門分野ごとの学部が設置されており、多様な学問分野の中から自分に合った専攻を選ぶことができます。 特に、人工知能(AI)や機械学習の研究は世界的に評価されており、大学内に拠点を置く「Amii(Alberta Machine Intelligence Institute)」はカナダを代表するAI研究機関として国際的にも注目を集めています。 加えて、工学、環境科学、医学、看護といった理系分野でも高い研究実績を誇り、先端技術や実践的スキルを身につけるには理想的な学習環境が整っています。分野横断的な学びの機会も豊富で、文系・理系問わず柔軟なキャリア形成が可能です。 ①医療・健康科学カレッジ(College of Health Sciences) ②自然科学・応用科学カレッジ(College of Natural and Applied Sciences) ③社会科学・人文学カレッジ(College of Social Sciences and Humanities) アルバータ大学の大学院・博士後期課程学部(Faculty of Graduate & Postdoctoral Studies)は、170以上の大学院プログラムを提供しており、研究および専門職の分野での高度な教育を行っています。 世界トップクラスの教育機関として知られるアルバータ大学は、持続可能な社会の実現に向けて、地球規模の課題解決に取り組むグローバル人材の育成を行っています。 特に、「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する取り組みが高く評価されており、2024年版のTimes Higher Education Impact Rankings(THEインパクトランキング)では世界6位・カナダ国内1位にランクインしています。 このほか、持続可能性、雇用主からの評判、研究の国際性など、さまざまな分野における取り組みが認められ、世界各国の主要な大学ランキングでも高く評価されています。2024年-2025年発表の代表的なランキングは以下の通りです。 また、アルバータ大学は理工学系に強みを持ち、特に石油工学、化学工学、地球科学、農学、人工知能などの分野でカナダ国内トップクラスの評価を受けています。 カナダの大学では日本のような大学入試は存在せず、主に高校の成績などの書類審査によって合否が決定されます。そのため、「偏差値」という概念は存在しません。 アルバータ大学では、入学審査の主な基準として、高校在学中に履修した特定5科目の成績平均(High School Average)が用いられます。 この「5科目平均点」は、希望する学部・学科によって必要な科目が異なり、選考において最も重要視される要素です。 学部ごとに難易度は異なりますが、出願に必要な最低基準は、指定された5科目の平均点が70%以上であることとされています。 これは日本の高校における5段階評定に換算すると、概ね平均評定3.5〜3.6程度に相当すると考えられます(※この換算はあくまで目安であり、実際の評価は大学が個別に行います)。 一定水準以上の学業成績が求められるという意味では、決して入学が容易な大学ではありません。 しかし、成績や英語力などの要件を満たしていない場合でも、段階的に学部進学を目指せる準備プログラムが整備されており、柔軟な受け入れ体制が整っているのも特徴です。 こうした仕組みにより、さまざまな学力やバックグラウンドを持つ学生にも進学のチャンスが開かれています。 カナダの4年制大学はほとんどが公立大学ですが、大学の運営は各州の管轄となっており、州ごとに授業料が異なります。 特に、トロント大学(オンタリオ州)やブリティッシュ・コロンビア大学(バンクーバー)など大都市にある大学は、授業料が比較的高くなる傾向があります。 一方で、アルバータ大学(アルバータ州)はカナダ国内トップクラスの大学でありながら、学費水準は比較的リーズナブルで、費用対効果の高さも魅力の一つです。 また、カナダの大学では、一般的にカナダ国籍・永住権を持つ学生と、留学生では授業料体系が異なります。 以下に示すのは、アルバータ大学の学部課程における2024〜2025年度の授業料・滞在費・生活費の目安です。 なお、アルバータ大学ではすべての留学生に対して、入学時に提示された授業料が在学中4年間固定される「Tuition Guarantee(授業料保証制度)」を導入しています。 これにより、「途中で授業料が上がるかもしれない」といった経済的な不安を軽減でき、安心して留学費用の長期的な計画を立てることが可能です。 アルバータ大学留学中の費用についての詳細はこちら→International Tuition + Fees アルバータ大学では、現地の学生だけでなく、優秀な留学生を対象とした奨学金制度も充実しています。奨学金には大きく分けて、次の2種類があります。 大学への出願時に提出した成績などに基づいて自動的に審査が行われる奨学金です。申請手続きは不要で、対象となる学生には入学許可とあわせて通知されます。 別途の奨学金申請書の提出が必要な奨学金です。成績だけでなく、リーダーシップ、課外活動、出身地域、経済状況なども評価対象となります。 毎年1月上旬が主な締切となっているため、早めの準備が重要です。 アルバータ大学は、エドモントン市内に点在する5つのキャンパスに加えて、アルバータ州内の別都市であるカルガリーにもサテライトキャンパスを展開しています。 各キャンパスには異なる学部が設置されており、それぞれが独自の特色を持つ学びの環境を形成しています。 約35,000人の学生が学ぶアルバータ大学のメインキャンパスであり、学術・研究の中心地です。 エドモントン中心部から電車で約15分、市街地に隣接する50ブロックにもわたる広大なエリアに位置し、まるで1つの「学園都市」のような雰囲気です。 150棟以上の建物が立ち並ぶ緑豊かな敷地には、学生寮、図書館、スポーツジム、フードコート、売店、学生サービスセンターなどが完備。近隣には地下鉄駅やバスターミナルもあり、市内アクセスにも便利です。 メインキャンパス(North Campus)からシャトルバスでアクセスできる場所に位置する、フランス語を主要言語とするキャンパスです。 ここでは芸術、商学、教育、工学、科学、看護、保全・環境科学など、さまざまな学位プログラムがフランス語で提供されています。 また、このキャンパスは学際的な研究の拠点としても知られており、分野横断的な連携を重視。 現在、14の専門領域にわたって80を超える研究プロジェクトが推進されています。学問分野を超えた協働により、新たな知の創出が進められています。 エドモントンから車で約1時間、カムローズ市にある小規模キャンパスで、リベラルアーツと科学教育に特化しています。 約1,000人の学生が学び、少人数制の授業が特徴。学生一人ひとりが教員からきめ細かな指導を受けることができる環境が整っています。 エドモントンのダウンタウン中心部に位置し、地下鉄「エンタープライズ・スクエア駅」のすぐ目の前にあるEnterprise Square(エンタープライズ・スクエア)は、知識・技能・研究を持続的な相互交流を通じて深めることを目指す、学びのコミュニティです。 社会人や専門職を対象とした継続教育や、ビジネススクールによるエグゼクティブ教育などを提供し、自律的な学びをサポートする拠点として機能しています。 メインキャンパス(North Campus)から南へ約1.5マイル、車で10分ほどの場所に位置する広大なキャンパスです。 その規模はNorth Campusにも匹敵し、主に農学分野の研究と教育が行われています。 キャンパス内には、動物の代謝、作物、酪農、家畜、豚などを対象とした北米屈指の農業研究・教育施設が集結しており、実践的かつ先進的な学びの場を提供しています。 さらに、South Campusには世界クラスのスポーツ施設であるFoote FieldとSaville Community Sports Centreも併設。 大学のスポーツチームが日々トレーニングや試合を行うなど、学術とアスリート活動の両面から学生を支えています。 アルバータ州のもう一つの大都市カルガリーのダウンタウンに位置するサテライトキャンパスです。 最先端の講義室、会議室、専門オフィスを備えた施設では、Campus Saint-Jeanやリハビリテーション学部のプログラムが遠隔で提供されています。 また、カルガリーにはアルバータ大学同窓会の支部もあり、家族向けのイベントやスポーツ大会など、地域社会との交流も盛んに行われています。 課外活動は、さまざまな人と交流しながら自分の才能を伸ばし、リーダーシップを育む貴重な機会であり、豊かな大学生活を送るうえで欠かせない要素です。 就職活動などでも、その活動歴が評価されることが多くなっています。 こうした背景から、アルバータ大学では学生一人ひとりが自分の関心や能力に応じて課外活動に参加することを推奨しています。 スポーツ系、文化系、ボランティア系など、学生組合(UASU)に正式認定された450を超える学生団体が、日々、活発に活動を行っています。 さらに、学生組合(UASU)は、年間を通じて多くのイベントを企画・運営しており、学生同士の交流を深める機会を数多く提供。新しい人との出会いやスキルアップの場として、多くの学生がこうした活動に参加しています。 カナダの多くの大学で導入されているCo-op(Co-operative Education)制度は、学業と職業経験を組み合わせた教育プログラムです。 学生は学期ごとに学業と有給のインターンシップを交互に経験することで、実社会でのスキルや専門知識を身につけることができます。 単なる短期インターンと異なり、一定期間(通常は4〜16ヶ月)のフルタイム勤務が組み込まれており、キャリア形成に直結する点が大きな魅力です。 アルバータ大学では、工学部(Engineering)、経営学部(Business)、理学部(Science)などの学部でCo-opプログラムを提供しています。特に工学部のCo-opはカナダ国内でも評価が高いです。 年収換算で約$40,000〜$60,000 CADの収入を得る学生も多く、留学生にとっては学費や生活費の一部を補える大きなメリットとなっています。 Co-op先としてはSuncor、Amazon、Google、カナダ政府系研究機関など、名だたる企業・団体が名を連ねており、質の高い実務経験が得られ、その結果、Co-op経験者は卒業後の就職率も非常に高いです。 前述のCo-op制度以外、アルバータ大学では、学生が自分のキャリアパスを明確に描けるよう、多様なキャリア支援プログラムや実務経験の機会を提供しています。 これらの機会を通じて、自身の興味や適性を見つけ、卒業後の進路に向けた準備を段階的に進めることができます。 こうした取り組みが評価され、アルバータ大学は「THE 就職力ランキング(Graduate Employability Ranking)」でカナダ国内第6位(2025年版)にランクインしています。 在学中に実務経験を積める環境や、業界との連携による実践的な学びが、高い就職実績へとつながっています。 アルバータ大学では、国際的な経験を積むための多彩なプログラムを提供しています。 インターンシップ、協定校等主催のショートプログラムや大学間協定に基づく交換留学、サマープログラムなど、250を超える国際プログラムが展開されており、学生は目的に応じた海外経験を得ることが可能です。 また、世界中から159ヶ国以上・約8,547人の留学生(※公式データ「Facts」より)を受け入れており、キャンパス内でも豊かな国際交流が生まれています。 留学生と現地学生が交流できる国際イベントや文化交流プログラムも活発に開催されており、グローバルな視野を育む絶好の環境が整っています。 アルバータ大学で学士号の取得を目指す場合、留学生が選択できる進学ルートは主に以下の4通りです。 本章では、それぞれの進学方法について詳しく解説していきます。 高校の成績と英語力の要件をすべて満たしている場合は、高校卒業後に直接出願することが可能です。 アルバータ大学への出願に際しては、学部ごとに定められた5科目の高校成績平均が70%以上であることが最低条件となっています。ただし、これはあくまで出願資格を得るための基準であり、実際の合否は競争的な選考によって決定されます。 各学部・プログラムでは、過去3年間の入学者の平均成績(Admission-Average Ranges)が公表されており、これを参考に自身の成績との比較が可能です。 以下に、主な学部の成績要件の目安を示します。 ※換算は、おおよそ「カナダの成績×5 ÷ 20」で行うと、日本の5段階評定に近い数値になります(例:85% → 4.25)。実際の評価は大学が個別に判断します。 また、出願に必要な科目は学部・プログラムごとに異なり、たとえば理学部や工学部では数学や理科2科目が必須である一方、アートや教育学部では英語や社会系の科目が重視されるなど、それぞれに応じた履修が必要です。 日本の高校カリキュラムでは対応しにくい科目(たとえば職業訓練科目:CTSなど)が含まれることもあるため、志望学部の要件をあらかじめ確認しておくことが重要です。 英語が母語ではない出願者は、英語能力試験のスコア提出が求められます。主な学部課程で必要とされる英語スコアの最低基準は、以下の通りです。 プログラムによっては、これ以上のスコアが求められる場合もあるため、必ず希望学部の要件を確認してください。 英語要件についての詳細はこちら→Language Requirements for Undergraduate Applicants 出願手続きは、大学公式サイトのオンライン出願システム(Apply for Undergraduate Admission)から行います。 はじめて出願する場合はアカウントを作成し、ログイン後に個人情報、成績、志望プログラムなど必要事項を入力し、出願料(125カナダドル)を支払います。 出願に必要な主な書類は以下の通りです。 アルバータ大学は「There is no Magic!!」の提携校のため、「出願サポート無料+出願料免除」でご利用いただけます。 詳しくは、下記よりお問い合わせください。 予備課程「International Year One Foundation Program」は、学士課程の第1学年に相当する全日制・オンキャンパスのプログラム(1年間)です。修了後はそのまま第2学年に進級することが可能です。 このプログラムは、成績や英語力に関して希望する学部への直接入学の要件を満たしていない留学生を対象としています。 アルバータ大学の教員による正規の単位取得科目を受講しながら、英語力の向上と大学で求められるアカデミックスキル(リーディング、ライティング、ノートテイキング、プレゼンテーションなど)を段階的に習得できます。 このプログラムに出願するには、以下の条件を満たしている必要があります。 将来的に以下の5つの学部課程への編入を目指す学生のためのプログラムが用意されています。 予備課程の要件を満たしていない場合は、まず英語プログラム(EAP:English for Academic Purposes)を受講し、英語力とアカデミックスキルを段階的に強化するルートがあります。 EAPを修了すると、予備課程(IYO Foundation Program)への入学資格を得ることができ、最終的には学士課程の2年次へと進学可能です。 EAPでは、入学時の英語レベルに応じて2つの異なるコースを提供。それぞれのコースの開始時期は年に3回設定されています。 アルバータ大学は「There is no Magic!!」の提携校のため、出願サポートを無料でご利用いただけます。 英語力やGPAに関するご相談はもちろん、寮や現地での生活、奨学金についてのご質問も随時受け付けています。 少しでも気になることがあれば、どうぞお気軽にご連絡ください。 カナダの大学に留学する魅力には、世界トップクラスの教育水準、治安の良さ、多国籍文化に触れられること、そして英語力や国際競争力を磨けることなどが挙げられます。 規模の大きな研究大学も多く、多様な分野を学べるため、高水準の教育環境で興味のある分野を専門的に学びたい方には、おすすめの留学先といえるかもしれません。 今回ご紹介したアルバータ大学はカナダの州立大学で国内第4位にランクインする名門大学の1つ。 留学生を多く受け入れている大学としても知られる同校は、留学生活に適応するためのサポート体制も充実しており、留学生が安心して学べる環境を整えています。 アルバータ大学進学を検討している方は、こちらの記事を参考に、また質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせください。 カナダの名門大学アルバータ大学とは
アルバータ大学の基本情報と歴史
基本情報
歴史
アルバータ大学の特徴
アルバータ大学の学部紹介
3つのカレッジ
大学院(Graduate Studies)
世界ランキングとその評価
アルバータ大学の偏差値と難易度
アルバータ大学の学費・留学費用と奨学金
学費・生活費の目安
項目 費用 授業料 CAD$32,000~CAD$47,000 住居費と食事プラン CAD$13,600 大学および学生費用(諸会費) CAD$3,075~CAD$3,089 健康保険 CAD$600 教科書および学用品 CAD$3,600+ 交通費(U-Pass:公共交通定期券) CAD$360 個人的な支出 CAD$2,400 推定合計費用 CAD$55,635~CAD$70,649(約578万円~734万円) 留学生向けの奨学金制度
出願時に自動的に審査が行われる奨学金(申請不要)
奨学金名 対象者の概要 支給額上限 International Admission Scholarship 成績優秀な留学生 最大5,000カナダドル Regional Excellence Scholarship 特定地域からの優秀な留学生 最大5,000カナダドル Gold Standard Scholarship 各学部の上位5%に入る成績優秀な学生 最大6,000カナダドル 別途申請が必要な奨学金
奨学金名 対象者の概要 支給額上限 President’s International Distinction Scholarship 学生ビザで学部1年次に入学する、優れた成績とリーダーシップを持つ学生(25名) 最大120,000カナダドル(4年間) A Chan Pang Kuen Memorial International Distinction Scholarship 学生ビザで学部1年次に入学する、優れた成績とリーダーシップを持つ学生(25名) 最大120,000カナダドル(4年間) International Leader Scholarship 学業成績が優秀で、学校や地域社会、課外活動等で実績を持つ多才な留学生 最大15,000カナダドル University of Alberta Global Citizen Scholarship for IB Diploma International Students Aga Khan Academies出身で、優れた成績とリーダーシップ、経済的支援が必要なIBディプロマ取得者 年間最大53,000カナダドル(最長4年間) アルバータ大学でのキャンパスライフ
アルバータ大学のキャンパス全貌
North Campus(ノースキャンパス)
Campus Saint-Jean(サン・ジャンキャンパス)
Augustana Campus(オーガスタナキャンパス)
Enterprise Square(エンタープライズスクエア)
South Campus(サウスキャンパス)
The U of A in Calgary(カルガリーキャンパス)
アルバータ大学の学生団体・課外活動
アルバータ大学を選ぶ理由
最長12ヶ月の有給インターン(Co-op)制度
高い就職力とキャリア支援
グローバルな学びと国際交流
アルバータ大学に進学する方法
進学方法 該当者 プログラム名 説明 直接入学 高校卒業後、必要な科目・成績・英語力のすべてを満たしている ー 最も一般的なルート。学士課程1年次に直接入学。 IYO予備過程から編入 成績や英語力がやや不足しているが、一定の水準にある Foundation Program / International Year One 学部1年相当の内容+英語支援を受け、一定条件で2年次へ進学可能。 英語力強化→ IYOルート 英語スコア・学力要件ともに未達成 EAP(English for Academic Purposes) → IYO Foundation まず付属英語学校(EAP)で語学力を強化し、その後IYO Foundation Programを経由して進学。 留学方法① 高校卒業後に直接入学する
成績要件
学部名 必要な平均点(目安) 日本の評定平均換算(目安) 農学・生命・環境科学部 70~75% 約3.5〜3.8 理学部 88~92% 約4.4〜4.8 工学部 82~86% 約4.1〜4.4 英語要件
出願方法
留学方法② 予備課程 (IYO Foundation Program) から2年次へ編入
入学要件
編入可能な学部
学費(2025年度入学)
プログラム 学費 農学・生命・環境科学部 CAD$33,968 理学部 CAD$36,176 文学部 CAD$33,968 ビジネススクール CAD$40,300 オーガスタナ学部 CAD$31,089 留学方法③ 英語(EAP)プログラムと予備課程を経て2年次へ
コース概要
コース名 期間 IELTS基準 特徴 EAP 135 約2ヶ月 5.0以上(各セクション4.5以上) 初級:EAP 136へ進級可能 EAP 136 約4ヶ月 5.5以上(各セクション5.5以上) 中級:修了後は予備課程へ進学可 学費(2024/ 2025年度)
コース 学費 EAP 135(2ヶ月) $3,397CAD EAP 136(4ヶ月) $6,749CAD 出願にあたって不安がある方へ:There is no Magic!!が出願サポート(無料)
最後に
【アルバータ大学】偏差値・学費から入学条件まで

カナダって治安もいいし、自然もきれいで、留学するには理想的な国だよね。どこかおすすめの大学ある?
アルバータ大学はどう?様々な大学ランキングで世界100位前後、カナダTOP5の常連。
AI、工学、農学、看護などの分野で国内トップクラスの評価を受けていて、特に理系の学生に人気だよ。
授業料が在学中4年間固定される「Tuition Guarantee(授業料保証制度)」や、フルタイムの有給インターン制度(Co-op)で費用が抑えられる!
すごく興味がわいてきた!もっと詳しく教えてよ!
AIや工学だけじゃなくて、農学や環境も強いんだ。分野の幅が広くておもしろそう。
世界6位とか、ランキング高くてびっくりした。こんなに評価されてるんだね。
表面的な順位より、何を評価されてるのかに注目するといいよ。この大学は社会への貢献や環境意識の高さが、しっかり反映されてる。
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授業料が固定されるって、留学費用を見通しやすくて助かるね。
合わせて読みたい!海外大進学奨学金
エドモントン以外にもいろんなキャンパスがあるんだね。自分に合った場所を見つけたいな。
雰囲気や規模もそれぞれ違うから、自分が落ち着けそうな環境を想像して選んでみて。学びは暮らしの延長でもあるからね。
学びながらお給料ももらえて、しかも有名企業で働けるって、最高の仕組みだよね!
直接入学だけじゃなくて、準備プログラムからステップアップできるのはありがたいな。
最後に、当サイトでは海外大学・大学院進学のサポートやTOEFL・IELTS対策専門のオンラインコースも提供しているよ!!留学準備や出願でお悩みの方は、遠慮なく連絡してね!
質問、要望、ツッコミ、おすすめ勉強法、なんでも遠慮せずにコメントしてね。
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