ハンガリー大学に留学！エトヴェシュ・ロラーンド大学 、セゲド大学を知る

う〜ん。海外大学に留学してみたいけど、アメリカやイギリスは学費が高いし・・・。

ふむふむ。ハンガリーの大学は日本の大学に通うより安く卒業できることもあるのか…？

そうなんだよ、ねこ君！ハンガリーは意外な日本との共通点があったり、学費が安かったり、ヨーロッパに気軽に旅行できたり、穴場の国の一つなんだ！

今回はそんなハンガリーでも英語で学位が取れる、エトヴェシュ・ロラーンド大学とセゲド大学の概要から出願方法までを徹底解説するよ！

海外の大学で学びたい、世界で通用する英語を身につけたい、となった場合に検討するのが、アメリカ、カナダ、イギリスなど英語圏の国への留学ですが、円安の影響で海外留学の学費や滞在費が値上がりしている今、留学計画の変更を余儀なくされた方も多いかと思います。

しかし、留学といったら英語圏という固定観念にとらわれる必要はありません。

今回は、みなさんの進学先の選択肢を広げるためにヨーロッパの国「ハンガリー」の大学2校をご紹介。

大学への進学にあたっては就職を念頭に、将来なりたいもの、やりたいことをイメージしながらどのような知識やスキルが必要かを調べ、それらを身につけることができる大学へ進学することが大切です。

英語圏でない国への留学も年々増加傾向にある近年、まずはどのような大学があるのかを知ることから始めて、目的と予算に合う自分に適した留学先を探しましょう。

ハンガリーはどんな国？

ハンガリーは、ヨーロッパのほぼ中央に位置する中欧の共和制国家。

オーストリア、スロベニア、スロバキア、ウクライナ、ルーマニア、セルビア、クロアチアに囲まれています。

国土としては日本のおよそ4分の1ほどの小さな国ですが、旅行者に人気の観光スポットである歴史的建物や、ドナウ川、湖や山、平原や鍾乳洞など美しい景観など見どころが点在。

それらの中には、世界遺産ユネスコに登録される8つの文化的および自然の宝物が含まれます。

出典：Pexels / Budapest

もともとはドナウ川両岸の「ブタ」と「ペスト」という別々の街だったハンガリーの首都ブタペストは、1894年に王宮のある西岸のブタ地区と対岸の商業の街ペスト地区を結ぶ鎖橋が掛けられたことで1つに結ばれ、1872年に両者は合併、ブタペストとなりました。

「東欧のパリ」や「ドナウの真珠」とも称えられる美しい街並みは、1987年に世界文化遺産に登録。

ドナウ川沿いには、要塞に囲まれた王宮の丘、中央にドームを持つ国立美術館、壮大な国会議事堂、美しい大聖堂など歴史的な建物が並び、街の美しさを際立たせています。

知っておきたいハンガリー基本情報

参照元：The World Factbook/ Hungary

ハンガリーの大学へ留学する理由とは

世界には、アメリカ、イギリスといった英語圏でなくても英語での留学が可能な非英語圏の国がたくさんあります。

英語圏への留学はメジャーでありきたり、人とは違う留学がしたい、費用を抑えた留学を実現したい、といったあなたにおすすめの留学先がヨーロッパ。

ヨーロッパの国には英語での留学が可能な国がいくつもあり、ハンガリーもその中の一つとなっています。

①質の高い教育を提供

ハンガリーはこれまでに、自然科学分野を中心にノーベル賞受賞者を多数輩出するなど、その数々の卓越した研究成果は世界でも高く評価されています。

また、ハンガリーの高等教育機関は、Hungarian Accreditation Committee (HAC)と呼ばれる認可機関による国家の認定を定期的に受けているため、いずれも国際水準以上の質の高い教育を提供。

日本のような大学間のレベルや社会評価のばらつきがほとんどありません。

②　学位取得のための英語プログラムが豊富

1989年の社会主義体制崩壊後以降、国民が英語を中心とした外国語への学習意欲を急速に持ち始めたことからバイリンガル教育を行う初等/ 中等教育学校が増加。ハンガリーのバイリンガル教育は100年以上の歴史を持ちます。

国の周りをほかの言語を使用する国に囲まれているハンガリーは、外国語を学ばなければ近隣の国々とコミュニケーションができない環境であるため国内で使用される言語が多様化。

ハンガリーの公用語はマジャル語ですが、小学校4年生から外国語教育が必修化されおり、第二外国語として扱われている言語は、英語の他、ドイツ語、ロシア語、フランス語、イタリア語、スペイン語などとなっています。

他の中東欧の国々とともに2004年に欧州連合（EU）に加盟したハンガリーは、EUの多言語教育の理念をもとに外国語教育に力を入れたさらなる改革を実行。国際的な経営基盤を持つ高等教育機関が多くあり、英語で学位が取得できる授業を多数開講しています。

③　留学費用がリーズナブル

 手頃な価格で高い水準の教育を提供していることで知られるハンガリーの大学。

ハンガリーの大学の学士課程は、その他ヨーロッパの国の大学同様、一般的に3年制で、最短3年間での卒業が可能です。

ハンガリー政府は毎年、国費奨学金制度の対象受け入れ人数を決定しており、EU圏内の学生またはハンガリーと相互協定を結んでいる国からの留学生は制度への申請が可能。国費奨学金 (State-Founded)を得た学生は、授業料を支払う必要がありません。

EU圏外からの留学生、または国費受給対象外の学生の授業料は無料ではありませんが、ハンガリーの大学の年間の学費は2022年12月現在のレートで年間およそ100万円前後であるなど、アメリカやイギリスはもちろん、他のヨーロッパの国と比べてもリーズナブル。

また、一般的に西ヨーロッパ諸国と比べて物価も安いため、生活費を含めて費用を抑えた留学を実現させること可能です。

④　日本との共通点が多い

アジア人の子供の多くにみられるお尻などにある青いあざ「蒙古斑」は、アジア系、アフリカ系民族の特徴とされますが、ハンガリーでも隔世遺伝で蒙古斑のある子どもが生まれてくることがあるなど、ハンガリー人の祖先はアジアのルーツを持つといわれています。

また、世界でも有数の温泉国、ハンガリー語と日本語の文法は似ていて言葉の順番がほとんど同じ、苗字と名前の順番が同じ、ハンガリー料理は日本と同じくダシ文化があるなど、日本とは意外な共通点がいくつもあります。

⑤　ヨーロッパ旅行へ気軽に出かけられる

 ヨーロッパの中心に位置するハンガリーは、さまざまなヨーロッパ文化の融合する場所。

ヨーロッパの国々にはそれぞれに特徴があり、多種多様な文化があります。

ヨーロッパでは、シェンゲン協定により出入国審査なしで国境を越えることが可能。鉄道、高速バス、格安飛行機などを利用して、周辺諸国へ気軽に旅行することができます。

ハンガリー、案外いいかも…？！？！？

ハンガリー国内大学ランキング

ハンガリーの高等教育では、学術研究の推進や高度な人材の育成を通じて歴史的普遍性や国際性を高めることを目標に、外国語による授業を多数開講。

手頃な授業料で先進的かつ高水準の教育を提供していることで知られています。

以下は、U.S.Newsによる「ハンガリー国内大学ランキング」となります。

参照元：Best Global Universities in Hungary-US News Education

ここからは、国内ランキング上位常連校であり難関校で知られる「エトヴェシュ・ロラーンド大学」と「セゲド大学」を深掘り。

ハンガリー留学に興味のある方のために、大学の特徴や学費、入学条件などをご紹介します。

エトヴェシュ・ロラーンド大学とは

 基本情報

歴史

エトヴェシュ・ロラーンド大学は、大司教で神学者のパーズマーニ・ペーテルにより、1635年に神学と人文科学を教えるカトリック大学として、Nagagyszombat（現在のスロバキア共和国のトルナヴァ）に設立されました。

1770年から1780年にかけ大学はブタへ移転。ペストへ移転後の1784年には、オーストリア皇后でハンガリーの女王であるマリア・テレジアの支援によりハンガリーの王立大学となりました。

当初の教育言語はラテン語でしたが、ペストへ移転した際にドイツ語となり、1860年にはハンガリー語が大学の公用語として使用され始めました。

1873年まではその名称をペスト王立大学とし、その後、設立者パースマーニ・ペーテルの名にちなみパースマーニ・ペーテル大学へと変更。1950年に大学が再編成され、当時の教授の1人で世界的に有名な物理学者エトヴェシュ・ロラーンドにちなんだ現在の名称となりました。

設立当初は2学部のみだった大学は、長い期間にわたり学問社会の期待に応えるべき学部を増設。

19世紀後半以降、地域国際社会の発展に創造的に貢献できる有為な人材を育成する理念のもとさらに学部を増設し、現在ではほぼすべての学問分野を網羅する、ハンガリー屈指の名門大学の1つとなりました。

特徴

出典：Wikimedia Commons/ ELTE Lagymanyosi Campus. jpg

エトヴェシュ・ロラーンド大学（略称 ELTE）は、ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川の美しい景色を望む近代的な建物 Lagymanyosキャンパスと、歴史的建物に囲まれた市内中心部にある Trefortキャンパス、2つのメインキャンパスを有し、国内の大学ではデブレツェン大学に次いで2番目に規模の大きい大学となっています。

エトヴェシュ・ロラーンド大学は、過去100年以上にわたり世界的に有名な多くの科学者や4人のノーベル賞受賞者を輩出するなど、ハンガリーを代表する大学として世界的にも高い評価を獲得。

エトヴェシュ・ロラーンド大学で提供されるプログラムは国際的に認められており、それらプログラムはハンガリー高等教育認定委員会によって認定され、履修単位はEU内の全ての大学へ移行することができます。

英語による学位プログラム

出典：About ELTE

エトヴェシュ・ロラーンド大学は8つの学部を有し、学士から修士課程まで130以上の学科を提供。

いずれもその分野において国内で最もレベルの高い教育を受けることができます。

ハンガリーの学生のみならずヨーロッパを中心に世界中から集まる留学生にも人気の高い大学の1つであるエトヴェシュ・ロラーンド大学には、80ヶ国からおよそ2000人の留学生が在籍。

英語以外にも、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語などの外国語での講義も開講しています。

以下は学部課程で提供されている学位取得英語プログラムとなります。なお修学期間はプログラムにより異なります。

Faculty of Economics

Faculty of Education and Psychology

Faculty of Humanities

Faculty of Informatics

Faculty of Primary and Pre-school Education

Faculty of Social Science

留学費用

エトヴェシュ・ロラーンド大学では、EU圏内の学生と圏外からの学生（つまりは留学生）とで異なる学費を設定。

また学部や学科よっても金額が異なります。

学費（EU圏外からの留学生）

※プログラムより 上記の費用とは別にRegistration feeまたは Examination feeがかかる場合があります。詳細は各プログラムのページにてご確認ください。

学費、安いな！日本円換算で、学部にもよるけど35万円から留学できるのか！

そうなんだよ。ひょっとすると、日本の大学に通うよりも安い・・？なんてことがあり得るんだ。

生活費

1ヶ月2万円で寮に住めるのか…これならおれにも手が届きそうだぞ！

奨学金

エトヴェシュ・ロラーンド大学では、ハンガリー政府が提供する奨学金制度「Stipendium Hunagaricum Scholarship」を提供。

政府が2013年に提供を開始した留学生向けの奨学金プログラムで、ハンガリーとその他の国々との間の文化的多様性の理解、経済的および文化的関係の促進を目的としています。

この奨学金はおよそ80ヶ国からの留学生の利用が可能で、奨学金の内容は、

などが含まれます。

なお、奨学金を利用するためには申請が必要となり、さらなる諸条件が適用されます。

利用を希望する際には募集要項をよくお読みの上、ご応募ください。

その他、国内財団から支給される奨学金もこちらからチェックしてみてね！

エトヴェシュ・ロラーンド大学へ進学する方法

 高校卒業後に直接入学する

入学要件

エトヴェシュ・ロラーンド大学（学部課程）への出願のために必要な書類は、

などがあげられますが、プログラムにより追加書類の提出や入学試験、面接などを課している場合があります。詳しくは各学部の入学要項をご確認ください。

GPAと志望動機書と推薦状についても解説している記事があるから、チェックしてみてね！

★　英語能力証明書

エトヴェシュ・ロラーンド大学では、英語が母国語ではない学生に対して出願時に英語スコアの提出を求めています。

アカデミックな英語に加え、授業の内容としても専門性のある高度なものを学ぶため、CEFR B2レベル※以上に相当する英語力を証明する必要があります。※　CEFR B2/ EF SET test

出典：EFSET 中上級レベル (B2)

必要となる最低スコアは各プログラムより多少異なりますが、それらはあくまで最低ラインや目安の点数であって、英語力が高いほどスムーズに授業が受けられます。

可能な限り高スコアを目指して試験対策を行うようにしていきましょう。

各学部が設定する最低スコアは各プログラムページをご参照ください。

英語試験対策は留学準備のファーストステップ！独学思考の方は下記も参考にしてね！

講師から教えてもらったり、相談もしながら進められた方が安心だなぁ。。添削とかも必要だよね？

プロの講師からより効率的に学びたい！という方には、TOEFL・IELTSの学習コースも提供しているよ！

出願方法

エトヴェシュ・ロラーンド大学への出願は、各プログラムの専用オンラインフォームより行います。まずはオンライン出願システムに登録。

申請するプログラム※を選択し、オンラインフォームに必要事項を入力の上、提出書類をアップロードします。

プログラムリストはこちら から確認してね！

申請を始める前にこちらのビデオも併せてご覧ください。

〈注〉　出願必要書類や申請期限はプログラムにより異なります。各プログラムページでご確認の上、出願準備を進めてください。

大学入学準備コースを受講する

エトヴェシュ・ロラーンド大学では、学士号プログラムを開始するために必要なレベルの英語力と学習スキルを持たない学生のために設計された入学準備コース「English Foundation Course (General English) 」を提供しています。

準備コースで学ぶこと

• 語学力の向上

話す、書く、聞く、読むという基本的なスキルを中心に、実用的な英語力向上のための授業をはじめ、英文法や英単語の正確な使い方、大学で求められる学術的文章の読み方・書き方、プレゼンテーション技法などを身につけます。

• スタディスキル

タスクスケジュール管理方法（履修計画、レポート/ 課題の締切管理、研究の進捗管理）や、学習方法/ 方略（専門用語の覚え方、ノートの取り方）など、学業や研究を効果的に進めていくために必要なスタディスキルを身につけるためのコースに参加。担当講師によるアドバイスを受けながら、自分に合ったスタディスキルを身につけます。

• 英語学習と異文化理解

外国語を学習していく過程で、その国の文化や背景も含めて習得することは異文化理解のためにも不可欠です。準備コースでは英語圏の文化に関する2つのプログラムで構成され、イギリスおよびアメリカ/ カナダ、ヨーロッパ全般およびハンガリーの文化について学びます。

入学要件

エトヴェシュ・ロラーンド大学の準備コース入学資格は、以下に該当する方に認められます。

出典：EFSET初級レベル (A2)

英語準備コース期間

2セメスター（1年間）

どちらにしろ、大学の正規課程は3年制だから、ファウンデーション合わせても4年。つまり、日本の大学に行くのとかかる時間は変わらないんだ。

学費

• 授業料：2,400ユーロ/セメスター（約35万円）
• 登録料：200ユーロ（約2.9万円）

出願方法

英語準備コースへの出願は、高校卒業後に直接出願するのと同様、オンライン出願システムに登録後に必要事項を入力、提出書類をアップロードします。

提出書類には、

などが含まれます。

すべての書類を確認後、選考プロセスの一環として英語によるコミュニケーション能力を測定する口頭テストを実施します。口頭テストについての詳細はこちら。

申請期限

2023/ 2024年度9月入学：15 April 2023 (Central European time)

コース修了後の進路

コース終了時に大学が実施するCEFR B2レベルの語学試験に合格することで、エトヴェシュ・ロラーンド大学の学士課程への入学が許可されるほか、ハンガリーおよびヨーロッパ内の別の大学への入学が許可される場合もあります。

CEFR B2レベルと同等以上の英語力は、次のいずれかのテストのスコアを提出することで証明することができます。

ハンガリーの大学は学費がお得！！具体的な進学準備をしていきたいけど、1人だと不安だな。。

安心して、ねこ君。並走型の出願サポートでは、長丁場となる出願のプロセスにメンターがつき、いつ何をすべきか経験者がサポートするよ！

海外大学に興味を持ったら、一度話を聞きに来てね〜！

セゲド大学とは

 基本情報

歴史

セゲド大学は、ハンガリのセゲド市にあるハンガリーで最も古い研究大学の1つ。その起源は、1581年クルージュ市に設立された芸術学と神学の2つの学部からなるカトリックアカデミーといわれています。

現在の大学の前身であるコロズヴァール大学は、オーストラリア皇帝フランツジョセフ1世によって1872年に設立。1881年に王立ハンガリーフランツジョセフ大学となると学生数が急増し、大学は重要な教育の中心地となりました。

が、第一次世界大戦中の1918年、クルージュによる侵攻後、大学は占領されルーマニアの大学として再編成。1921年にセゲドへ移転しました。

1922年から1931年にかけて、さまざまな大学施設建物が建設されるなど大学は大きく発展。ビタミンCに関する発見でノーベル生理学・医学賞を受賞した理学部創立者の1人であるアルバート・セントジェルジなど、優れた講師が多数在籍していました。

第二次世界大戦中の1940年、大学は法的に独立した２つの組織に分割。

一部はクルージュへ戻りましたが、大部分はセゲドに残りミクロスホルティ大学という名前の新しい機関として独立。1945年に大学は都市名にちなみセゲド大学と改名されました。

1996年までセゲドには高等教育を提供する機関が複数ありましたが、2000年にこれらの機関はセゲド大学として統合。セゲド大学は大きな発展を遂げその規模を拡大、現在に至ります。

特徴

セゲド大学（略称 SZTE) は、ハンガリーの首都ブタベストから南に電車で約2時間半の場所にある街「セゲド」にキャンパスを構える国立研究大学。

セゲドは学生の街として知られ、街のシンボルである大聖堂とその広場を囲むようにして校舎が建ち並びます。

伝統あるセゲド大学は、ハンガリー国内最大級の高等教育機関の1つで、幅広い分野の学問をカバーするプログラムを提供。

国内大学ランキングでは常に上位にランクインするなど高い評価を獲得しています。

出典：International Relations of the University of Szeged

大学の国際化を目指すセゲド大学は積極的に留学生を受け入れており、その数は年々増加傾向に。大学間協定、国際学位プログラムの提供など、大学は独自に国際化への多彩な取り組みを行っています。

英語による学位プログラム

 セゲド大学は12つの学部で構成され、それぞれが学士、修士、医歯学系、博士課程において国際的な学位課程を提供。ハンガリー語以外にも英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語での講義を開講しています。

以下は学部課程で提供されている学位取得英語プログラムとなります。

Bela Bartok Faculty of Arts

 Faculty of Humanities and Social Science

Faculty of Economics and Business Administration

Faculty of Agriculture

Albert Szent-Gyorgri Medical School

留学費用

セゲド大学で提供される学部課程プログラム（英語）の学費は以下の通りです。

学費（EU圏外からの留学生）

学費についての詳細はこちらをご覧ください。

やっぱり学費が安いな、学部やレートにもよるけど1ユーロ140円だとすると、21万円から留学できちゃうのか。

生活費

出典：Szeged University/ Cost of Living

月7000円から大学の寮が借りられちゃうのか…

奨学金

家庭の財政的な事情は、進路選択および進路形成に大きく影響を与えます。

セゲド大学では、留学生が授業料や生活費を賄うのに役立つさまざまな奨学金制度を提供。

奨学金を利用するためには申請が必要となり、さらなる諸条件が適用されます。利用を希望する際には募集要項をよくお読みの上、ご応募ください。

以下に奨学金制度の一例をいくつかご紹介します。

セゲド大学へ進学する方法

 高校卒業後に直接入学する

入学要件

セゲド大学（学部課程）への出願に必要な書類は基本的に、

となりますが、各学部ごとに異なる入学要件を設定しており、履歴書、推薦状、健康診断書といった追加書類の提出や入学試験/ 面接を課す場合があります。

詳しくは各学部の入学要項をご確認ください。

★　入学試験

 セゲド大学では、選考プロセスの一環として入学試験を実施。出願後は書類に基づき選考されますが、必要に応じて入学試験を行う場合があります。

★　英語能力証明書

英語が母国語ではない学生は、大学出願時に英語スコアの提出を求めています 。

セゲド大学では各学部でそれぞれ入学に必要なスコアを設定。

学部によって差異はありますが、高いレベルの授業についていけるだけの英語力を証明するためのスコア基準は、 CEFR B2レベル※以上となり、これに相当する英語力を証明する必要があります。

※CEFR B2/ EF SET test

出願方法

セゲド大学への出願は、DreamApplyと呼ばれるオンライン申請プラットフォームを介して行います。

まずはこちらのページよりプログラムを選択しアカウントを作成。入力フォームに従い、質問項目への入力を行い、各学部が求める必要書類と共に申請書を提出します。提出後は必要に応じて試験を行うことがあります。

大学入学準備コースを受講する

セゲド大学では、英語、フランス語、ドイツ語による留学生向けの大学進学準備コースを提供しています。

以下は英語で開講されている準備コースとなります。

Short-term Preparatory Course of the Bela Bartok Faculty of Arts

Hungarian Language and Culture Preparatory Programme

Intensive Hungarian Preparatory Programme

最後に

高校卒業後の進学先を考える時、国内だけでなく、海外の大学を視野に入れてみる。そんな選択肢が可能になれば、未来の可能性は大きく広がります。

そこで留学先の国選びの候補にぜひ加えたいヨーロッパの国の1つがハンガリー。

ハンガリーは英語圏ではありませんが、ヨーロッパ諸国はもちろん英語圏からの留学生も多く、各大学では英語で行われる授業を数多く開講。

その学費は人気の留学先であるアメリカやイギリスと比べて非常にリーズナブルなため、費用を抑えることができます。

ハンガリーが留学先の候補になった方は是非こちらの記事を参考に、あなたにピッタリの留学先を見つけてください。

最後に、当サイトでは海外大学・大学院進学のサポートやTOEFL・IELTS対策専門のオンラインコースも提供しているよ！！留学準備や出願でお悩みの方は、遠慮なく連絡してね！

YouTubeでハンガリーの大学の動画がいろいろあるので、興味があれば探してみてね。学校生活をイメージしてモチベーションを高めよう！

Meet ELTE – English version

Welcome to the University of Szeged – The First Impressions

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