英文解釈のやり方|参考書なしで英語長文を速く正確に読む勉強法【図解】

TOEICリーディング 長文読解・解釈のコツ
ねこ君
英語の長文、読んでる途中で迷子になって、また文の頭に戻っちゃうんだよね。。いわゆる返り読みってやつ!
ねこ君
単語は覚えたのに、文になると急に読めなくなる。おれの読み方、何かが根本的に間違ってる気がする!
にゃんこ先生
その直感は正しいよ。読解力は気合や慣れではなくて、「一文を構造から正確に読む力」と「文脈を掴む力」に分解できる技術なんだ。
にゃんこ先生
この記事では、その技術=英文解釈のやり方を図解で解説して、さらに「精読はできるのに速く読めない」を解決する速読トレーニングまで案内するね。

 

英語の長文が読めない・遅いのは、才能や単語量だけの問題ではない。「読む」という動作を分解して、正しい型で練習していないだけだ。

この記事では、読解力をミクロ読解(一文を正確に読む)とマクロ読解(文脈を読む)に分解し、SVOC分析から返り読みをやめる速読トレーニングまで、参考書がなくても実践できる形で解説する。

受験長文はもちろん、TOEFL・IELTS・TOEICの「時間が足りない」、そして留学後の大量リーディングまで、一生使える読み方の型だ。

 

この記事の著者:Yoshii

Yoshiiです!主に大学受験やTOEIC受験に関する記事を執筆しています。大学受験では現役で一橋大学、慶応大学、明治大学等に合格したので、国立志望者、私立志望者両方に向けて効率的な学習法を公開しようと思います!TOEIC L&Rは895スコアを保持しています。多くの人が苦労する速読法やリスニング対策をお話ししたいです。高校生から社会人まで広い層に向けて有益な記事を書いていきます!読者の皆様それぞれの成功を祈ります!Push the envelope!!!!

 

⚡️ 30秒でわかる!英文解釈と速読
  • 読解力=ミクロ×マクロ:一文を構造から読む力と、議論の流れを掴む力。順番はミクロから。
  • 英語はマトリョーシカ:SV構造が入れ子で積み上がる。接続詞が作る「箱」が見えれば、どんな長文も分解できる。
  • 返り読みの正体:脳内音読。意味の紐づけ先を音からイメージに変えると、読む速度の上限が外れる。
  • 参考書は必須ではない:SVOC分析とマーキングの型があれば、手持ちの英文で練習できる。

英文解釈とは?「読める」の正体を分解する

長文読解の勉強法

読解力=ミクロ読解×マクロ読解

結論から言うと、長文の読み方は主に2つのタイプに分かれる。ミクロ読解マクロ読解だ。これを理解するには「文章」の性質を知る必要がある。

以下の図を参照してほしい。

英語の読解力とは?

その言語特有の表記、文法を反映した「文」を理解する力ミクロ読解力と呼び、その「文」の積み重ねで構成された「文章」から対比、類比、因果などのリズム(文脈)を理解する力マクロ読解力と呼ぶことにする。

 

日本語ならばただの「文」を理解するのは難しくないので、現代文の授業で言われる「読解力」は厳密にはマクロ読解力のことを指していると思われる。

しかしながら英語(外国語)ではまず単体の「文」を理解するところから難しい。

なぜなら、当然だが外国語は日本語と比べて表記も文法も何もかも違うからだ。

これを中高6年間で攻略するのは容易ではないが、受験やTOEIC高得点には必要なので仕方がない。

 

ミクロ読解|一文を正確に読む技術

ミクロ読解力

 

ミクロ読解力とは?

ではミクロ読解力から詳しく見ていく。先ほど説明したように、文は言語特質を強く反映するから、ここで英語の重要な言語特質を話しておかねばならない。

そこで読者に問う。英語の文が読めない原因にはどんなものが挙げられるだろうか。

 

人それぞれいろいろなものが挙がると思う。しかし一応一通りの文法を学んだ読者を前提にすれば、原因は次の2つに集約されるはずだ。

  1. 語彙が足りない
  2. 構文が把握できない。
1.に関しては、覚えるしか解決策はない。大事なのは2.だ。構文が把握できない文には共通するいくつかの特徴がある。そのうちの1つは、SV構造が何度も現れるということだ。SV構造が何度もあると、ほとんどの受験生は混乱して理解を放棄する。

そこで、読者がそのような文をスマートに理解できるようにまずは英語の言語特質で重要な1つを伝える。

それはズバリ、「英語は強い階層性を持つ」という特質だ。

 

以下の文をみてほしい。パッと訳せるだろうか。2015年度センター試験英語第5問本文からの抜粋だ。

She said that she usually reads by herself during breaks between classes while other girls are hanging out and chatting.

これはまだ簡単な方だが、訳すのに時間がかかったり訳せない人もいるだろう。

 

既に学んだことがあるかもしれないが、英語には「節」という重要な文法概念がある。

これはSV構造を収める箱のことで、接続詞と呼ばれるものがその箱を作る。箱全体で名詞の役割や副詞の役割をする。

文中で接続詞にあたるのはthatとwhileだ。さてこれらの意識があると上の文はこう捉えられる。

ミクロ読みの例

接続詞を起点に箱が作られていることが分かるだろう。そしてその箱の中にSV構造があることも分かるはず。

この例文でさらに重要なのは、箱の中に箱が入っていることだ。

英語はマトリョーシカのように入れ子式でSV構造を積み上げていく。これが英語の階層性だ。

この例文ではSV構造が3つもある。受験生がつまづく文には上のような構文が多い。しかし階層性を意識して箱が見えればなんてことはない。

 

答えが気になる人のために解答例を示しておく。

訳例:「授業の合間の休憩時間には他の女の子が遊んだりおしゃべりしている一方、自分はたいていひとりで読書をしていると彼女は言った。」

 

ミクロ読解力の勉強法:SVOC分析

さてミクロ読解力を付けるための読み方と勉強法を書いていく。これはひたすら構造分析トレーニングをすることが上達のコツだ。具体的には

  1. 英語の長文を読む。
  2. 読むのと並行でもいいので全文をSVOC分析する(SVOCを問題文に書き込んでいく)。
  3. 解説の訳等と見比べて分析を間違えた文はノートに書き写し翌日にまた分析し直す。
  4. 定期的にそのノートを見返す。
これの繰り返しだ。おすすめ参考書で紹介するが、東進ハイスクール英語科講師の安河内哲也先生が書いた「ハイパートレーニングシリーズ」はこの勉強法のためにある問題集だといっても過言ではない。

その解説には問題文の全文にSVOC分析の結果が書かれている。全文にSVOC分析を施してある問題集はなかなか無い。

ハイパートレーニングシリーズ

 

マクロ読解|文脈と議論の流れを読む技術

マクロ読解力

前述の通りマクロ読解力とは文章のリズム(文脈)を理解する力だ。言い換えれば、筆者がどのような思惑でどう議論を進めているかを把握する力だ。

ではさっそく長文の読み方とコツを記す。

  1. 英語長文を読む。
  2. 読むのと並行でいいので問題用紙の余白に議論の流れ(詳しくは後述)を書き込む。
  3. 解説の訳等と見比べて自信が無いところは自分の解釈があっているか先生に聞く。
これの繰り返しだ。もはや英語というより現代文の学習法に近い。

 

おすすめ参考書で紹介するが、駿台予備校英語科講師の桜井博之先生が書いた「英文読解の着眼点」もまたこの勉強法のためにある問題集だといっても過言ではないだろう。

その解説には問題文の全文に対比とパラフレーズに絞って議論の流れが示されている。

英文読解の着眼点

 

さて「議論の流れを書き込む」とあるが、要は長文を読みながら定義、対比、類比、因果、パラフレーズ(言い換え)、問題提起、例示がされているところにマークをしようということだ。

なぜならこれらはいわゆる「議論の案内標識」であるから、そこを抑えることで文脈を明瞭につかめるからだ。

この中でも特に重要なのは定義、対比、パラフレーズだろう。時間が無い人はこの3つだけ意識すればいい。試験本番でも使うのはこの3つくらいだ。

 

では、2013年度センター試験英語第6問本文からの抜粋で具体例を確認していく。

マクロ読みの例

問題文の左に書いたのが議論マークで、D.はdefineのDでP.はparaphraseのPだ。

緑線部分ではトリニダード・トバゴが定義されている。

青線部分ではexclude(除外する)とparticipate(参加する)が対比されている。

赤線部分ではcolony(植民地)がpast injustices(過去の悪事)とパラフレーズされている。

このように余白で議論の流れを整理しながら読んでいく。

 

ねこ君
ミクロ読解、マクロ読解…むにゃむにゃ……
ねこ君
はっ!夢に出てくるほど大事なのか。絶対マスターしよう。

 

精読から速読へ|返り読みをやめる技術

一文を正確に読めるようになったら、次は「速く」だ。ここからが、多くの英文解釈の解説が触れない領域になる。

先に目安を言うと、洋書や試験の長文をストレスなく読むには1分あたり100語(100wpm)前後をまず目安にしたい(慣れれば150wpm以上も狙える)。

脳内で音読しながら読んでいる限り、この速度には届かない。長文の速読法の注意点

「速読法」というと、こんな言葉を聞いたことがある人もいると思う。スキャニング読み、スキミング読み、等々。

スキャニング読みというのは、文章の中から特定の情報を探し出す技術であり、

スキミング読みは文章の要点を抽出して要旨だけを理解する技術だ。

 

・・・できるわけがない!しかも英語で!日本語でも難しいのに!

 

これらの速読法は日本語(母語)用のものであり、英語(外国語)用ではない。

これらの技術は母語で読解スピードをさらに向上させるためのものだ。そこまで超高速で外国語を読む必要はない。

 

にゃんこ先生
スキャニングについてわからない人は、この記事の中で、「スキャニング」という文字を探してみてほしい。するとその周りにスキャニングに関する大切な情報があるはずだ。これが「スキャニング」の技術。
にゃんこ先生
スキミングに関しては、この記事の中で太字に注目してその周りを読んでみてほしい。この記事の重要な部分の情報が素早く入ってくるはずだ。これが「スキミング」の技術。
にゃんこ先生
実際の英文では、重要な部分が太字になっていない。その状態で同じことを、しかも英語で、するのは難しいだろう。

 

では、どのようなレベルに達すればよいのか。

それは、「普段の母語を読むスピードと同じスピードで読めるレベル」だ。すなわち、

Ⅰ.文をパッと見て構造を判断し、

Ⅱ.脳内で音読をするまでもなく、

Ⅲ.一瞬で文全体の意味が分かる

ということだ。以下でこのレベルがどのようなレベルか具体的に見ていく。

 

前提となる構造把握能力=長文の読み方

構造

Ⅰ.文をパッと見て構造を判断し」とはどういうことか。

日本語の文を読むとき、皆さんは一瞬で主語述語やその他の構造が読み取れるはずだ。それを英語でもできるようにする。

TOEICの文に関して、文それ自体が難しい構造を持つケースは稀だ。したがって文を見たときパッと簡単な並列構造や節構造を含め全体構造が判断できればよい。例として挙げると、

 

They believe in existence of the god and the devil. (「彼らは神と悪魔の存在を信じている。」)

という文を見たら、

英語の並列構造

が分かればよいし、

 

She said that she usually reads by herself during breaks between classes while other girls are hanging out and chatting.( 「授業の合間の休憩時間には他の女の子が遊んだりおしゃべりしている一方、自分はたいていひとりで読書をしていると彼女は言った。」)

という文を見たら

英語の節構造

が分かればよい。

 

要は、速読力の前提としてこの程度の構造把握能力があれば十分だ。構造分析のやり方、つまり長文の読み方に関しては次の節で詳しく説明する。

 

ピクチャと紐づける(音と紐づけない!)

想像 イメージ

Ⅱ.脳内で音読をするまでもなく」とはどういうことか。

日本語の文を読むとき、皆さんはいちいち音読するまでもなく一瞬で意味が飛んでくるはずだ。それを英語でもできるようにする。

 

読者に問うが、英語を読むときに無意識に脳内で音読をしていないだろうか。ほとんどの人は脳内で音読をしているはずだ。

例えばThey believe in existence of the god and the devil.だったら頭の中で「ゼイビリービンイグジスタン・・・」という具合で音読し、それから日本語の意味:「彼らは神と悪魔の存在を信じている。

」が飛んでくるという人が多いはずだ。

しかし!これでは遅い!100wpmなんて夢のまた夢だ。こういう読み方をしている人は、発音と意味が紐付けされてしまっている

 

では、日本語ではどうか。前述の通り日本語はいちいち音読するまでもなく一瞬意味が飛んでくる。

なぜなら、文字ピクチャ(画像)と意味が紐づけされているからだ。

例えば、「鳥が飛んでいる。」という文を見るとこの文が視界に入った瞬間に意味が飛んでくる。(日本語の場合だと意味はもちろん情景も飛んでくる。)

これを英語に適用する。意味の紐づけ先を音からピクチャへ換えるのだ。

 

They believe in existence of the god and the devil.という文が視界に入ったら瞬間に、「彼らは神と悪魔の存在を信じている。」という意味が飛んでくるようにしないといけない。

 

周辺視野

TOEIC 周辺視野

Ⅲ.一瞬で文全体の意味が分かる」とはどういうことか。これはⅠ-Ⅱと強く関連する。

前文で「視界に入った瞬間に」という言葉を多用したが、これはこれからの話への伏線だ。

母語で文章を読むときの視野の広さと、外国語で文章を読むときの視野の広さでは、後者が圧倒的に狭い。

 

日本語では文が多少長くても一発で全文が視野に収まる。例えば、「鳥が飛んでいる。

」という文があるとこの全文を視野に収め意味を捉えることができる。

しかし英語だとこうはいかない。読者が英文を読むとき、1文字ずつ視野に入ってくるはずだ。

T Th The They They b They be They bel…

 

こんな具合で読んでいるから脳内音読してしまうし、日本語に比べて圧倒的にスピードが遅い。

だから、私の実感では、広い視野(周辺視野)で語のまとまりを視野に収め、そのピクチャを意味と紐づけていくと、日本語に近い速さで読めるようになる。

 

ここまでの話をまとめると、「ⅠとⅡを前提としてⅢが可能になる」ということだ。

つまり、「標準レベルの構造把握力があり、かつピクチャと意味が紐づけされた状態を前提とするならば、広い視野で文を見たときに一瞬で文全体の意味が分かる」。

これが英語を速く読むための仕組みだ。

 

にゃんこ先生
単語において、1行の文章においても、長文においても、イメージと結びつけるのはとても大事なことだよ。

 

速読トレーニングの実践|3ステップ

速読の勉強法・コツ

さて、やっと速読の勉強法の紹介ができる。以下に示す勉強法は全て私がTOEIC対策用に実践したもので、1か月くらいかかった。

  • ステップ1:単語帳を開き、脳内音読せずに一瞬で英単語の意味を思い浮かべる
  • ステップ2:一文を脳内音読せずに一瞬で意味を思い浮かべる
  • ステップ3:時間制限をかけて長文を読む

ステップ1

単語帳を開き、脳内音読せずに一瞬で英単語の意味を思い浮かべる

ステップ1に関して。最初から一文まるごと視野に収めてピクチャから意味を掴むのは無理だ。

まずは単語単位でピクチャと意味を紐づけていく。どの単語帳でもいいが、ほとんどは見開き左ページに英単語、右ページにその意味が書いてあるはずだ。

 

赤シートで日本語の方を隠し単語のピクチャを見てパッと意味を浮かべ確認する。従来の単語帳の取り組みと違うところは、

  • 脳内音読をしない
  • 俊敏に意味を浮かべる

この2点を意識しながらやるかどうかだ。

 

ステップ2

一文を脳内音読せずに一瞬で意味を思い浮かべる

ステップ2に関して。ステップ1で単語単位で意味とピクチャが紐づけされたら、次は文単位で紐づける

簡単な文で練習したいので、適当な文法問題集を用意し文法問題を解きながらその文をまるごと視野に入れて、そのピクチャから意味を浮かべられるようにする。

 

ステップ3

時間制限をかけて長文を読む

ステップ3に関して。ステップ1・2が終わったらあとは実践あるのみだ。

目安読解時間が明示されている長文問題集を用意し、その時間よりだいたい1分くらい短い時間で読むようにする。

 

にゃんこ先生
試験のリーディングは、時間内に無理なく読み切れるようになるだけで、スコアが大きく変わるよ。

 

どれくらいで変わるのか

筆者はこのトレーニングを約1ヶ月続けた結果、模試の読解正答率68%の状態から、2ヶ月弱で時間内に全文を読み切れるレベルまで到達した。

大事なのは期間より毎日やることだ。1日15分、単語→一文→長文の順で「音読しない読み方」を積み上げてほしい。

 

ねこ君
たった1ヶ月で変わるんだ!?返り読みって一生モノの癖だと思ってた。。
にゃんこ先生
癖は上書きできる。ただし「読み方を変える」意識的な練習が要る。漫然と多読するだけでは、返り読みのまま速くならないんだ。

 

英文解釈の先へ|試験・講義・論文で効く

英文解釈と速読は、受験だけの技術ではない。というより、本領を発揮するのは受験の後だ。

 

TOEFL・IELTS・TOEICの「時間が足りない」を解決する

TOEFLやIELTSのリーディングで時間が足りない原因は、ほとんどの場合、解き方ではなく読む速度にある。ミクロ読解で構造を掴み、返り読みをやめるだけで、長文セクションの景色が変わる。

TOEICのPart7も同じで、速読ができれば「塗り絵」(時間切れの適当マーク)から卒業できる。試験対策そのものはTOEFL対策ガイドIELTS対策ガイドを参照してほしい。

 

留学後は「読む速度」が生活の質を決める

海外大学では週100ページ級のリーディングが日常だ。英文解釈の型と速読は、留学準備の中でも一生モノの投資になる。

論文を読む予定がある人は英語論文の読み方へ、読む体力をつけたい人はレベル別おすすめ洋書で多読へ進んでほしい。

 

にゃんこ先生
「英文解釈は受験テクニック」と思われがちだけど、実は留学生が毎日使うサバイバル技術。ここで型を作っておくと、あとの全部が楽になるよ。

 

英文解釈・速読のおすすめ参考書

TOEIC リーディング おすすめ問題集・参考書

長文の勉強法に最適なおすすめ参考書を2冊改めて紹介する。

ミクロ読解力:「大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル1、2」

問題文の全文にSVOC分析がされている優れモノ。解説も論理的で丁寧。

レベル1は中学レベルから怪しい人向け。レベル2は全ての学習者におすすめできる。

構造分析を会得し、感覚に頼らない本物の読解力を身に付けられるだろう。

 

マクロ読解力:「英文読解の着眼点 言い換えと対比で解く(駿台受験シリーズ)」

問題文の全文に、視覚的でわかりやすい議論分析が書かれている。対比とパラフレーズの発見はこの1冊で十分できるようになるはずだ。

加えて、本の序章で対比とパラフレーズを導きやすい単語のリストもあるので、インプットとアウトプットが両方できる。

 

英文解釈のよくある質問

英文解釈と長文読解は何が違うのですか?

英文解釈は「一文を構造から正確に読む技術(ミクロ読解)」、長文読解はそれに「文脈・議論の流れを掴む力(マクロ読解)」を加えたものだ。

一文が読めないまま長文を数こなしても伸びないため、順番はミクロ→マクロだ。

 

英文解釈に参考書は必要ですか?

必須ではない。核となるのはSVOC分析と「議論の案内標識」のマーキングという型で、手持ちの長文問題集や英文でも練習できる。

型を体系的に学びたい人向けのおすすめは記事内で2冊だけ紹介している。

 

返り読みの癖はどうすれば直りますか?

意味の紐づけ先を「音」から「イメージ」に変える練習が有効だ。

単語→一文→長文の順で、脳内音読せずに意味を思い浮かべるトレーニングを毎日15分、まず1ヶ月続けてみてほしい。

 

速読すると内容が頭に残りません。

速度が構造把握を追い越しているサインだ。

速読は「雑に読む」技術ではなく、正確に読める文を速く処理する技術なので、一度ミクロ読解のSVOC分析に戻り、正確さを固めてから速度を上げ直そう。

 

まとめ|読み方は才能ではなく「型」

英文解釈は、一部の人だけができる特殊技能ではない。

ミクロ読解で一文を分解し、マクロ読解で流れを掴み、ピクチャ読みで速度を上げる——すべて練習で身につく型だ。

まずは今日読む英文1つに、SVOCを書き込むところから始めよう。1ヶ月後の読み方は、確実に変わっているはずだ。

 

✈️ 英文解釈・速読だけでなく、単語・文法・4技能まで——留学前の英語準備の「全体像」を知りたい方へ

 

にゃんこ先生
最後に、当サイトでは海外大学・大学院進学のサポートやTOEFL・IELTS対策専門のオンラインコースも提供しているよ!!留学準備や出願でお悩みの方は、遠慮なく連絡してね!

 

ねこ君
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にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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