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Grammarly(グラマリー)とは?
Grammarlyは、アメリカのGrammarly Incによって立ち上げられたクラウドベースの英語ライティングの校正プラットフォームだ。2009年に初めてリリースされた。
自動で文法、スペル、句読点、ワードチョイスやスタイルの間違いを検知するアプリケーションであり、間違いの可能性がある部分に下線が引かれ、文脈を考慮した校正をする。Grammarlyは、400以上の文法をチェックすることができる。
また、Chrome、Safari、FirefoxとEdgeに拡張することができ、有料サービスは月額の支払いにも対応している。
動画の通り、英文を瞬間的にチェックし、間違いの候補へ下線が引かれ、代替の候補と間違っている理由の説明をしてくれる。
直したい部分は、打ち直す必要もなく、ワンクリックでスペルミスや文法ミスが修正できるのも魅力的だ。
今日は、使ってみないとわからないグラマリーの評判を、利用者の声と共に紹介していきたい。
Grammarlyの評判、口コミ

私自身、グラマリーを3年以上使っており、これなしでは不安で英文がかけなくなるぐらい依存をしてしまっている。
MBA留学前のTOEFLやIELTSのライティング、留学中のエッセイやレポート、そして留学後でのアメリカ就職まで、Grammarlyなしの生活はもう考えられない・・。
少し大げさになってしまったが、以下では、他のユーザーがGrammalyをどう使っているのか、その評価や評判、レビューをまとめてみた。
導入を検討する上で参考になれば幸いだ。
英文校正サービスの大変優れたサイトだと思います。コピー・ペーストで簡単にできる自動チェッカー機能で精度は100%完全に文法を直してくれる訳ではありませんが、日本人が間違えやすい冠詞、時制から、言い回しが悪くなりがちな長い文の指摘まで幅広い点を直してくれます。
一ヶ月の料金を払えば何回でもチェッカー機能を使えるので、文章を書いては納得いくまで直す事ができます。また、語彙が少なくて同じ単語を何回も使用してしまうと感じる場合もその単語の類義語を簡単に提案してくれるので、語彙も増えます。
初心者から海外大学留学レベルの方すべてにオススメします!
みんなの英語広場より
Grammarlyの校正は機械的ですが何回でも使えるし、校正してもらうのを待つ必要もありません。何度使っても定額なGrammarlyと高価だけど質のいい手動の文章校正をうまく組み合わせるとコスパが良く、いい文章が書けるようになります
とりあえず、英文チェックの工程がすごい早くなっていました。コピペったら即チェック。以前はアップロード&チェックに多少なりとも時間食っていたので、これは便利。単数形複数形、前置詞の候補提案、適切な格(所有格や目的格)の提案、適切な冠詞から、コンマの位置おかしいよとか、スペルチェックなんて文脈から見たチェックをしてくれるらしく、素晴らしい精度。これなら英語記事を書くときビクつかなくて済むようになるかも。
Grammarlyは、従来の英文チェックツールの中では、かなり具体的な診断をしてくれるサービスだと思います。無料版だけ利用しながら上手にGrammarlyを活用するためには、問題となっているエラー内容を学校ESLの先生や身近にいるネイティブスピーカーに相談して、改めて自分の英文をチェックしてもらい、エラー箇所を照合してみたりすると良いかもしれません。
Grammarlyを完璧に修正してくれるツールとして頼るのではなく、あくまで自分の書いた文章の問題になりそうなところを指摘してくれるツールとして捉えて、文法力を上達させるために上手く利用していければ良いのかなと思います。
アメリカ&カナダの海外留学体験をまとめたブログより
- ワードのスペルチェックでは未発見のミスも指摘して、ワードよりも正確
- 人にお願いするのと違い、何回でも使える
- 直すたびにミスが減り、文章の質の向上を実感しやすい
- ディープラーニングで文章校正アルゴリズムは日々進化している
Grammarly を使用しだしてから、簡単なミスがなくなりました。とくに難しい文での動詞でのsの有無など、おもしろいように見つけてくれます。
オーストラリアで成功へより
僕は有料会員でした。主にエッセイのチェックに利用。留学先でもお世話になりそう。 https://t.co/TKA2DFJqZJ
— tk_mba2019 (@TMba2019) 2019年6月10日
先日オススメしていたgrammarly、毎日仕事で使ってみてるんだけど、こんなレポートまで届いた!😳✨💕毎日の英語のライティングで弱みまでわかるし、これは思ってたよりさらに良いかも😳💕✨ https://t.co/alerlBGgYR pic.twitter.com/wWCSiGsJtl
— B子 (@b_belgie) 2019年6月6日
It costs a lot, but the real-time spelling and grammar checker, Grammarly, provides an excellent set of writing and editing tools across a wide range of platforms.
Grammarly can quickly learn the way language changes – new words, new ways of using words and new ways of interacting with language all get applied to the platform and help to improve the quality of the product.
料金

無料で使えるフリープランから、1ヶ月$30で使える月額プラン、1ヶ月$20の4ヶ月プラン、1ヶ月$12の年間プランがある。
まずは無料のプランで使い勝手を試してみることをおすすめする。
また、お得に有料版を利用する方法として、まずは無料プランに登録し、しばらくすると割引メールが送られてくる。
最大で50%程度割引になるので、一度登録してディスカウントメールが来るのを待ってみよう。
有料版にアップデートするかどうか迷っている場合、こちらの記事で有料版でしかできないことを解説している。参考にしてみよう。
Get Grammarly!ダウンロード方法
会員登録後、プラグインをダウンロードすることで、ウェブブラウザやMac、Windowsのワード上でGrammarlyを使えるようになる。
Chrome/Safari/Firefox/Edge

Grammarlyの基本はウェブブラウザでの利用。Chormeだけでなく、Safari、Firefox、Edgeに対応している。
上記の「Get Grammarly」又は下記のリンクから、プラグインをお使いのウェブブラウザーにインストールしよう。グラマリーが便利なのは、PCのブラウザでメールを編集中に、リアルタイムで校正をかけてくれることだ。
Grammarlyがないと、スペルミスがあった際に下線が引かれるのみのため、スペル修正に苦戦したり、Googleで正しいスペルを検索していたかもしれないが、Grammarlyをブラウザにインストールするとその手間と時間がゼロにすることができる。
Windows・Mac
GrammarlyにはWindows・Mac専用のソフトもある。専用ソフトの画面に文章を貼り付けて、校正をしよう。
専用ソフトで添削した文章は、ウェブ版のグラマリーと同期され、いつでも参照できるようになる。
Microsoft Word
ワード及びGoogle Docs上でGrammarlyを利用することができる。Wordで作業をしながらリアルタイムでスペルと文法を校正してくれるため、英文を書く作業が効率化するはずだ。
一点注意なのは、Grammarlyを使って修正した部分は、ワードの「元に戻す」ボタンで修正をなかったことにすることができない。
そのため、元の文章を残しておきたい場合は、事前にコピーを保存した上でGrammarlyの校正をかけよう。
リアルタイム機能はオンとオフをすることができる。
スマートフォン(iOS/Android)

さて、このように大変便利なGrammarlyであるが、PC版だけでなくスマートフォン版も登場した。
スマートフォン版は、アプリをインストールし、日本語、英語などのキーボード設定に、Grammarly Keyboradが追加される。
キーボードをGrammarlyに切り替えてタイピングをすると、タイピングをした途端にGrammarlyが作動し、スペルミスや文法をチェックしてくれるのだ。
小さいスマホの画面ではタイプミスも多くなり、正しいスペルを調べるのも億劫になる中で、この自動スペルチェックは大幅な時間とストレスの削減になる。
スマートフォンでもメール作成、FacebookやInstgramの投稿、さらにLineなどSNS上で打ち込む英文も、Grammarly Keyboardを使うことができる。
スペリングのチェックは完全無料のため、そのためにダウンロードしても損をすることはないだろう。
Grammarlyの使い方

簡単ではあるが、下記の記事に使い方がまとまっている。
Grammalyは直感的に使えるアプリケーションではあるが、もし使い方がわからなかった場合はチェックして欲しい。
» Grammarlyの使い方徹底解説!英文・文法添削ツール
Grammarlyの添削イメージ
GrammarlyをChromeのアドオンで起動して英文を書いてみよう。下記の例文の間違いを見つけられただろうか?
添削前
添削画面

このように、Grammarlyは書いた英文を一瞬にして校正し、間違いに下線を引き、ワンクリックでミスを訂正できるのだ。
私がGrammarlyなしでは生きていけなくなった理由をご理解いただけただろうか?
上記の機能は無料のため、是非一度Grammarlyをダウンロードしてそのすばらしさを体感して欲しい。
その他のGrammar Checkツール
最後に、いくつかグラマリー以外に人気のある文法チェックのツールを紹介したい。
文法チェックだけでなく、パラフレーズ機能も優秀で、自分の書いた文章のレベルアップ・表現力向上に利用できる。無料でも一定の機能が使え、有料版は19.95ドル、半年契約で79.97ドル、年間契約で99.95ドルとGrammarlyよりも安くなっている。
Ginger
Grammarlyのような英文添削ツール。単語スペル、文法チェック以外、翻訳、辞書、朗読の機能もあり。価格は月14.98ドル、年間74.88ドル、二年間119.76ドルとGrammarlyよりも若干安め。
一方Onlineで使う場合は、手動で一文一文をコピペして添削するので、文法チェックのスピードはGrammarlyよりずっと遅い
1checker
1 checkerは、ケンブリッジ大学出身の中国人チームによって開発された英文添削ツール。文法、スペル、文章のスタイルの問題を指摘してくれるだけでなく、より適切な単語の提案、辞書や翻訳の機能も付いている。完全無料。
一方でブラウンザーにインストールできない。文法チェックの正確性は若干低い。受動態や文章のスタイル等についての指摘はあまり期待できないデメリットもある。
終わりに
如何だっただろうか?私はまだ30歳、これからあと30年以上グラマリーにお金を払い続けると思うと心が痛い。
今回紹介したGrammarlyやGinger、1checker以外にも、ライティングのクオリティをアップするツールはいくつか存在する。
その他のおすすめGrammar Checkツールは下記の記事でも紹介しているため参考にして欲しい。
» 英作文添削・英文校正は無料で!おすすめアプリ・サービス12選




