Personal Statementの書き方|イギリス大学・大学院出願で評価される構成と例文

Personal Statementの書き方
ねこ君
イギリスの大学や大学院に出願するときに必要なPersonal Statementって、何を書けばいいのかな…。志望理由書みたいなもの?
にゃんこ先生
Personal Statementでは、「なぜその分野を学びたいのか」「これまで何をしてきたのか」「将来どう活かしたいのか」を、自分の経験とつなげて伝える必要があるんだ。
ねこ君
でも、学部出願と大学院出願では、同じPersonal Statementでも書き方が違うんだよね?
にゃんこ先生
その通り。イギリスの学部出願ではUCASの形式に沿って書く必要があり、大学院出願では大学やコースごとの要件を確認しながら調整する必要があるよ。この記事で順番に整理していこう。

 

イギリスの大学・大学院に出願するとき、多くの人が悩むのがPersonal Statementです。

何を書けばよいのか分かりにくい書類ですが、中心になるのはシンプルです。

なぜその分野を学びたいのか、これまでどのような経験をしてきたのか、将来その学びをどう活かしたいのかを、自分の言葉で大学側に伝えます。

 

ただし、同じPersonal Statementでも、イギリスの学部出願と大学院出願では書き方が異なります

学部出願では、UCASを通して複数の大学に共通して提出するため、特定の大学名よりも「なぜその科目を学びたいのか」が重要になります。

一方、大学院出願では、大学やコースごとに求められる内容や文字数が異なるため、志望コースの特徴、これまでの学業・研究・職務経験、将来の目標を出願先に合わせて調整する必要があります。

 

この記事では、イギリス学部出願のUCAS Personal Statementと、イギリス大学院出願のPersonal Statementを分けて、書き方・構成・注意点を解説します。

 

⚡️ 30秒でわかる!Personal Statementの書き方
  • 結論:Personal Statementは、志望分野への関心・これまでの経験・将来の展望をつなげて、出願先に自分の適性を伝える書類。
  • 学部:UCASでは、2026 entry以降、3つの質問に答える形式でPersonal Statementを作成する。
  • 大学院:大学・コースごとにRequirementや文字数が異なるため、出願先ごとの確認と調整が必須。
  • ポイント:「なぜこの分野か」「なぜこのコースか」「過去の経験をどう活かすか」を具体的に書く。

詳しくは記事本編で解説!👇

Personal Statementとは?

Personal Statementの役割

Personal Statementでは、成績表やCVだけでは伝わりにくい「なぜこの分野を学びたいのか」を説明します。

成績証明書やCVを見れば、これまでの成績や活動実績は分かります。しかし、それだけでは、その経験が志望分野とどうつながっているのかまでは伝わりません。

Personal Statementでは、過去の経験と志望分野をつなげながら、自分がそのコースで学ぶ理由と適性を具体的に示しましょう。

 

アメリカ大学エッセイ・SoPとの違い

Personal Statementは、アメリカ大学出願のエッセイや、大学院出願で使われるStatement of Purposeと似ている部分もありますが、書き方の軸は少し異なります。

特にイギリスのPersonal Statementでは、自分の人生の物語よりも、志望する科目・コースとの適性を示すことが重要です。

種類主な出願先目的書き方の特徴
UCAS Personal Statementイギリス学部科目・コースへの適性を示す複数大学に共通提出。大学名より、科目への関心を重視する
Graduate Personal Statementイギリス大学院コースとの適合性を示す大学・コースごとに調整。経験、研究関心、将来目標を具体化する
Common App Essayアメリカ学部人柄・価値観を伝える個人的な経験や成長が中心
Statement of Purposeアメリカ大学院研究・専門分野との一致を示す研究関心、教授、キャリア計画が中心

 

つまり、イギリス出願のPersonal Statementでは、「自分はどんな人か」だけでなく、なぜその科目・コースを学ぶ準備ができているのかを具体的に示す必要があります。

 

学部出願と大学院出願の違い

同じPersonal Statementでも、イギリスの学部出願と大学院出願では書き方が異なります。

学部出願ではUCASを通して複数大学に共通して提出するため、特定の大学名に寄せすぎず、志望する科目への関心や準備を中心に書きます。

 

一方、大学院出願では大学・コースごとに提出するため、なぜその大学・そのコースで学びたいのかまで具体化する必要があります。

区分イギリス学部イギリス大学院
主な提出方法UCAS各大学の出願システム
書類の性質複数大学に共通提出大学・コースごとに個別提出
主な内容Why this course / 学業準備 / 課外活動Why this course / Why this university / 研究・職務経験 / 将来目標
大学名への言及基本的に避ける具体的に書く
注意点科目への適性を示すRequirementと文字数を必ず確認する

 

同じPersonal Statementでも、学部と大学院では、大学名を出すべきか、どこまでコース固有に寄せるべきかが違います。

まずは、自分が出願するのが学部なのか大学院なのかを確認し、それぞれに合った書き方を理解しましょう。

 

ねこ君
Personal Statementって、文章が上手ければ評価されるのかな?
にゃんこ先生
文章力も大切だけど、それ以上に「この学生はこのコースで学ぶ理由が明確か」「入学後についていける準備があるか」を見られるよ。きれいな英語だけでなく、経験とコースのつながりを見せることが大切だね。

 

イギリス学部出願:UCAS Personal Statementの書き方

2026 entry以降のUCAS Personal Statementは3つの質問形式

イギリスの学部出願では、UCASを通してPersonal Statementを提出します。

2026 entry以降、UCAS Personal Statementは、従来のように自由に1本の文章を書く形式ではなく、次の3つの質問に答える形式になっています。

  • Question 1:Why do you want to study this course or subject?
  • Question 2:How have your qualifications and studies helped you to prepare for this course or subject?
  • Question 3:What else have you done to prepare outside of education, and why are these experiences useful?

3つの質問に分かれていますが、Personal Statement全体の文字数は4,000 charactersです。

3つの回答は別々の書類として読まれるのではなく、全体として読まれます。

そのため、同じ内容を何度も繰り返すのではなく、それぞれの質問で違う角度から自分の適性を示すことが大切です。

 

Question 1:Why do you want to study this course or subject?

1つ目の質問では、なぜその科目・コースを学びたいのかを説明します。

ここで大切なのは、「昔から興味がありました」と書くだけで終わらせないことです。

なぜ興味を持ったのか、どのような経験や学びを通じて関心が深まったのかを具体的に書きましょう。

 

たとえば、次のような素材が使えます。

  • 学校の授業で関心を持ったテーマ
  • 探究活動や課題研究
  • 読書、ニュース、ドキュメンタリー、論文
  • ボランティアや課外活動で感じた問題意識
  • 将来学びたい分野やキャリアとのつながり

 

弱い書き方と強い書き方を比べると、以下のようになります。

弱い例強い例
心理学に興味があるので学びたいです。学校の探究活動で睡眠と学習効率の関係を調べたことをきっかけに、人の行動や認知が環境によってどう変化するのかに関心を持ちました。

UCAS Personal Statementでは、複数大学に同じ内容を提出するため、特定の大学名ではなく、subject / courseへの関心を中心に書きましょう。

 

Question 2:How have your qualifications and studies helped you prepare?

2つ目の質問では、これまでの学業が、志望するコースの準備にどうつながっているかを説明します。

ここでは、その学びを通じて、志望分野に必要な力をどう身につけたかまで説明しましょう。

 

日本の高校生の場合、次のような経験を素材にできます。

  • 探究活動
  • 課題研究
  • 英語ディベート
  • 理科研究
  • 数学オリンピックや科学コンテスト
  • 学校の選択科目
  • 英語論文やレポート
  • IB / AP / A-Level / Foundation準備

たとえば、経済学を志望する場合は、数学の成績を並べるだけでなく、「統計の授業でデータを扱う面白さを知った」「探究活動で地域経済を調べた」など、志望分野とつながる学びを具体的に書くと伝わりやすくなります。

 

Question 3:What else have you done to prepare outside of education?

3つ目の質問では、学校の授業以外で、志望コースに向けてどのような準備をしてきたかを説明します。

ここでは、その経験がなぜ志望コースへの準備になったのかまで振り返りましょう。

 

素材として使いやすいのは、次のような経験です。

  • 課外活動
  • ボランティア
  • 職場体験・インターン
  • 読書やオンライン講座
  • 個人プロジェクト
  • コンテストや発表経験
  • 医療・教育・福祉などの現場経験

たとえば、教育学を志望する場合、そこで何を観察し、どのような問題意識を持ち、大学で何を学びたいと思ったのかまでつなげることが大切です。

医学・看護・教育などの分野では、職場体験やボランティア経験が志望理由と結びつきやすいため、経験から得た気づきを具体的に整理しておきましょう。

 

UCAS Personal Statementで避けたいこと

UCAS Personal Statementでは、次のような書き方は避けた方がよいです。

  • 特定の大学名を書いてしまう
  • 3つの質問で同じエピソードを繰り返す
  • 「幼い頃から興味がありました」だけで終わる
  • 課外活動を羅列する
  • 成績や資格をCVのように並べる
  • AIに作らせたような一般的な表現になる

 

ねこ君
海外の高校生みたいにすごい課外活動がないと、UCAS Personal Statementは弱くなるのかな?
にゃんこ先生
そんなことはないよ。日本の高校生なら、探究活動、課題研究、授業レポート、読書、英語ディベートなども十分に素材になる。活動の派手さではなく、その経験から何に気づき、なぜその科目を学びたいと思ったのかを説明することだよ。
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イギリスを含む海外大学出願の全体像を知りたい方は、海外大学進学の準備ロードマップも参考にしてください。

 

イギリス大学院出願:Personal Statementの書き方

大学院ではRequirement確認が最優先

イギリス大学院のPersonal Statementでは、まず出願先のRequirementを確認することが最優先です。

大学院出願では、大学やコースごとに求められる内容が異なります。

 

確認すべき項目は、主に次の通りです。

  • word limit / character limit
  • 質問形式か自由記述か
  • Personal StatementとStatement of Purposeのどちらが求められているか
  • Research Proposalが別途必要か
  • 職務経験・研究経験・キャリア目標について指定があるか
  • 学部やDepartmentごとの追加ガイダンスがあるか

 

たとえば、大学によってはPersonal Statementの目安を約1,000 wordsとしている場合もあれば、コースごとに追加の指定がある場合もあります。

複数校に出願する場合は、まずRequirementが細かい大学に合わせてベースとなるPersonal Statementを作り、その後、各大学・各コースに合わせて調整すると進めやすくなります。

 

今までの経験:学業・研究・職務経験を整理する

大学院のPersonal Statementでは、これまでの経験が志望コースにどうつながっているかを説明する必要があります。

 

書く前に、次のような経験を整理しておきましょう。

  • 大学で学んだこと
  • 卒論・研究テーマ
  • 志望分野に関係する授業やレポート
  • 専攻変更をする場合、その理由
  • 職務経験やインターン経験
  • 志望分野に関係する課外活動やプロジェクト

その経験から何を学び、なぜ次にそのコースで学ぶ必要があるのかを説明することが大切です。

 

Why this courseを書く

大学院のPersonal Statementでは、なぜそのコースを選ぶのかを具体的に書く必要があります。

以下のような点を調べ、自分の経験や関心と結びつけて書きましょう。

  • コースのカリキュラム
  • 必修・選択モジュール
  • DissertationやProjectの内容
  • 実習・インターン・Placementの有無
  • 得られる知識やスキル
  • 自分の過去の経験との接続

たとえば、社会学の大学院を志望する場合は、学部時代の卒論、ボランティア、職務経験などを通じて生まれた問題意識と、志望コースで学べる内容をつなげると、志望理由が具体的になります。

 

Why this universityを書く

大学院出願では、UCAS学部出願とは異なり、大学ごとにPersonal Statementを調整できます。

そのため、なぜ他の大学ではなく、その大学で学びたいのかまで具体的に書くことが大切です。

 

調べるべき情報は、次のようなものです。

  • 教授名・研究分野
  • 研究センター
  • モジュール名
  • シラバス
  • Dissertationの選択肢
  • 実習・インターン機会
  • 卒業後の進路やキャリアサポート

 

たとえば、次のような書き方ができます。

貴学の〇〇モジュールでは、移民政策と都市社会学を横断的に学べる点に惹かれています。学部時代の卒論で地域コミュニティにおける多文化共生を扱った経験をもとに、大学院では都市政策の視点から研究を深めたいと考えています。

このように、大学名を入れ替えても成立する文章ではなく、大学・コース固有の内容と自分の経験がつながる文章を目指しましょう。

 

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志望校やコースを比較したい方は、海外大学・大学院・MBA紹介ページから学校情報を確認できます。

 

将来の展望とコースの接続を示す

Personal Statementでは、将来の展望も重要です。

ここでは、過去の経験、現在の関心、大学院で学びたいこと、将来の方向性が一つの流れで見えるように書きましょう。
将来の目標がまだ完全に決まっていなくても、方向性は示しましょう。

  • 将来どの分野で働きたいのか
  • 研究を続けたいのか、実務に進みたいのか
  • 大学院で得た知識をどのように活かしたいのか
  • 社会や専門分野にどのように貢献したいのか

 

ねこ君
大学院のPersonal Statementって、まず何から始めればいいの?
にゃんこ先生
最初にやるべきなのは、出願校ごとのRequirementを表にまとめることだね。文字数、質問内容、締切、Research Proposalの有無を並べるだけでも、どの大学に合わせてベースを作るべきか見えやすくなる。

 

Personal Statementの基本構成と例文

学部UCAS向けの構成例

UCAS Personal Statementは3つの質問に分かれていますが、全体としては「なぜその科目を学びたいのか」「どのような準備をしてきたのか」「授業外でどのような経験を積んだのか」を伝える書類です。

 

基本的には、次のように整理すると書きやすくなります。

  • Q1:志望分野に関心を持ったきっかけ・学びたい内容
  • Q2:学校での学び・探究活動・関連科目
  • Q3:課外活動・読書・経験・将来への接続

 

たとえば経済学を志望する場合、次のように書き方を変えるだけで、具体性が増します。

弱い例改善例
経済学に興味があるので、大学で学びたいです。学校の探究活動で地域商店街の売上低下について調べたことをきっかけに、消費者行動や地域経済の仕組みに関心を持ちました。

何をきっかけに関心を持ち、どのように学びを深めてきたのかまで書くと、志望理由が具体的になります。

大学院向けの構成例

イギリス大学院向けのPersonal Statementでは、学部よりもさらにコースとの適合性が重要になります。

基本構成は、次の4段落で考えると整理しやすいです。

1段落目:志望分野への関心・問題意識

2段落目:これまでの学業・研究・職務経験

3段落目:Why this course / Why this university

4段落目:将来の展望

大学院のPersonal Statementでは、過去の経験 → 現在の関心 → 志望コース → 将来の目標が一つの流れでつながっていることが大切です。

 

Before / After:弱いPersonal Statementと強いPersonal Statement

Personal Statementでは、抽象的な表現を避け、できるだけ具体的に書くことが重要です。

 

次のように、大学やコースの説明だけでなく、自分の経験・関心・将来目標と結びつけて書きましょう。

弱い書き方強い書き方
貴学は有名なので志望しました。〇〇モジュールで△△を学べる点が、自分の□□という関心と一致しています。
社会学に興味があります。卒論で移民コミュニティを調べる中で、都市政策と文化的包摂の関係に関心を持ちました。
将来は国際的に活躍したいです。将来は教育政策の分野で、移民背景を持つ子どもの進学支援に関わりたいと考えています。

 

弱いPersonal Statementは、どの大学・どのコースにも当てはまる内容になりがちです。

強いPersonal Statementでは、自分の経験、志望コースの特徴、将来の方向性が具体的につながっています。

 

ねこ君
例文を見ると、きれいに書かなきゃと思って逆に手が止まりそう…。
にゃんこ先生
まずは「経験」「気づき」「学びたいこと」を箇条書きにして、あとから文章に整えればいいよ。上手い表現よりも材料の整理が先なんだ。

 

Personal Statementを書く前に準備すること

コースページ・シラバス・教授情報を読む

Personal Statementを書く前に、まず志望コースの情報をしっかり確認しましょう。

特に大学院出願では、コースの中身を理解していないと、説得力のある「Why this course」「Why this university」が書けません。

 

確認したい情報は、次の通りです。

  • コース概要
  • 必修・選択モジュール
  • 教授・研究者
  • Research centre
  • Dissertation / Project
  • Placement / Internship
  • Careers page
  • Admissions statement / Requirement

大学名だけでなく、そのコースで何を学べるのかまで理解しておくことが大切です。

 

自分の経験を箇条書きにする

次に、自分の経験を整理します。

まずは、志望分野につながりそうな経験を箇条書きで出してみましょう。

  • 学業
  • 研究
  • 卒論
  • 課外活動
  • ボランティア
  • 職務経験
  • 読書・オンライン講座
  • 将来目標

 

書き出した経験は、次の流れで整理するとPersonal Statementに使いやすくなります。

経験 → 学んだこと → 志望分野との接続 → コースで深めたいこと

「その経験から何に関心を持ち、なぜ大学・大学院で学びたいと思ったのか」まで整理することが大切です。

 

Requirement・文字数・提出形式を確認する

最後に、出願先の指定を必ず確認しましょう。

UCAS Personal Statementは、3つの質問全体で4,000 charactersです。

 

一方、大学院出願では、500 words、1,000 words、質問回答式など、大学・コースによって指定が異なります。

  • 文字数・語数の指定
  • 質問形式か自由記述か
  • Research Proposalの有無
  • 学部・Departmentごとの追加Requirement

 

ねこ君
英語で書く前に、日本語で構成を作ってもいいのかな?
にゃんこ先生
むしろおすすめだよ。まず日本語で「何を伝えるか」を整理してから英語にすると、論理の流れが作りやすくなるよ。

 

体験談:合格者はどうPersonal Statementを作ったか

体験談:シラバスを読み込んでPSに活かした例
イギリス大学院のPersonal Statementを作成した経験者は、志望コースのシラバスを印刷し、モジュール名や扱うテーマを何度も確認していました。「この大学で学びたい」という気持ちに加えて、どの授業で何を深めたいのかまで具体化すると、コースとの相性を伝えやすくなります。
体験談:複数校出願ではベースを作って調整
複数の大学院に出願した経験者は、まずRequirementが細かい大学に合わせてPersonal Statementのベースを作り、他の大学には大学名・コース名・モジュール名などを調整して提出していました。複数校に出す場合でも、完全に同じ文章を使い回すのではなく、各コースに合わせた調整が必要です。
体験談:経験を書き出すことでテーマが見えてくる
文化研究の大学院に出願した経験者は、最初に自分の経験を箇条書きにし、志望分野につながるエピソードを整理しました。その中で、バックパッキングを通じて異文化に触れた経験が、文化研究への関心につながっていることに気づいたそうです。Personal Statementを書く前には、まず自分の経験を広く書き出してみましょう。

 

ねこ君
合格者の体験談を見ると、みんな最初から明確なテーマを持っていたように見えるね。
にゃんこ先生
実際は、最初から完璧なテーマがある人ばかりではないよ。経験を書き出したり、シラバスを読んだり、何度も添削を受けたりする中で、自分の軸が見えてくることも多いんだ。

 

よくある質問(FAQ)

Personal Statementはいつから準備すべきですか?

できれば、出願の2〜3ヶ月前から準備を始めると安心です。

特に大学院出願では、Personal Statementだけでなく、CV、推薦状、英語スコア、Research Proposalなどを同時に準備する場合があります。

遅くとも1ヶ月前には下書きを始めておきましょう。

 

Personal Statementは学部と大学院で同じ書き方でよいですか?

同じ書き方ではありません。

イギリス学部出願では、UCASを通して複数大学に共通提出するため、特定の大学名ではなく、志望する科目・コースへの関心や準備を中心に書きます。

一方、大学院出願では、大学・コースごとに提出するため、Why this course / Why this universityを具体的に書く必要があります。

 

UCAS Personal Statementでは大学名を書いてもよいですか?

基本的には避けた方が良いです。

UCAS Personal Statementは複数大学に共通して提出されるため、特定の大学名を書くと、他の出願先に合わない内容になってしまいます。

学部出願では、大学名よりも「なぜその科目を学びたいのか」「どのような準備をしてきたのか」を中心に書きましょう。

 

イギリス大学院のPersonal Statementは何文字くらいですか?

大学・コースによって異なります。

500 words程度の場合もあれば、1,000 words前後を求められる場合もあります。質問回答式や、Research Proposalを別に求める形式もあります。

必ず出願先のコースページで、word limit、character limit、提出形式を確認しましょう。

 

Personal StatementとStatement of Purposeは違いますか?

大学やコースによって呼び方や求める内容が異なります。

一般的には、Personal Statementは自分の経験や関心も含めて伝える書類、Statement of Purposeは研究関心や学問的な目的をより明確に示す書類として使われることが多いです。

 

職務経験や課外活動はどこまで書くべきですか?

志望コースと関係するものを中心に書きましょう。

職務経験や課外活動は、Personal Statementの強い材料になります。ただし、関係の薄い経験を入れすぎると、文章の軸がぼやけます。

活動の量ではなく、その経験から何を学び、志望分野にどうつながったかが大切です。

 

AIを使ってPersonal Statementを書いてもよいですか?

AIは、自己分析の質問出し、構成整理、英語表現の確認には使えます。

ただし、経験や志望理由をAIに作らせたり、文章を丸ごと任せたりするのは避けましょう。

最終的には、本人の経験・考え・将来目標が自分の言葉で伝わる文章にする必要があります。

 

添削は誰に依頼すべきですか?

内容面と英語表現の両方を見られる人に依頼できると安心です。

学校の先生、留学経験者、出願サポートのメンター、英語に詳しい人などに見てもらうと、自分では気づきにくい改善点が見つかります。

 

まとめ

Personal Statementでは、自分の経験そのコースで学ぶ理由をつなげて伝える必要があります。

イギリス学部出願では、UCASの3つの質問に沿って、志望科目への関心、学業での準備、授業外の経験を整理します。

一方、イギリス大学院出願では、大学・コースごとのRequirementを確認し、Why this course / Why this universityを具体的に書く必要があります。

これまでの経験が志望コースとどうつながり、入学後に何を深めたいのかまで整理しましょう。

コース研究、自己分析、添削を重ねながら、自分の言葉で伝わるPersonal Statementに仕上げていくことが大切です。

 

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にゃんこ先生
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