




目次
- 1 映画が英語学習に適切な理由
- 2 スクリーンプレイシリーズとは?
- 3 リスニング勉強方法
- 4 スピーキング勉強方法
- 5 おすすめ映画12選
- 5.1 プラダを着た悪魔 / The Devil Wears Prada
- 5.2 食べて、祈って、恋をして / Eat Pray Love
- 5.3 赤毛のアン / Anne of Green Gables
- 5.4 幸せになるための27のドレス / 27 Dresses
- 5.5 スタンド・バイ・ミー / Stand by Me
- 5.6 ノッティングヒルの恋人 / Notting Hill
- 5.7 スチュアート・リトル / Stuart Little
- 5.8 パパが遺した物語 / Fathers and Daughters
- 5.9 ウォール街 / WALL STREET
- 5.10 アバウトタイム / About Time
- 5.11 バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back To The Future
- 5.12 スクール・オブ・ロック
- 6 映画で英語勉強シリーズ
映画が英語学習に適切な理由
- 楽しい
- 早い
- 本場の英語
楽しい
映画はつまらない教科書で英語を勉強するより楽しい。楽しければ続く。BGMがあるのも魅力的。
英語は続けることが一番重要だ。好きな映画を選んで台詞を暗記するぐらい聴き込もう。
早い
映画は会話のスピードが早い。本当の英語の早さについていくための、英語処理能力をつけることができる。
本場の英語
喋る英語は文法なんて関係ない。主語がなかったり、良い返しがあったりして、文法に頼ろうとすると全く意味が理解ができない。
自分の勉強していた英語の幼稚さを知り、本当の喋る英語を実感するためのきっかけにしよう。
スクリーンプレイシリーズとは?

しかし、実際のところ、映画をそのまま勉強に使うのはなかなか難易度が高い。
英語字幕と日本語が全く違う意味になっていたり、字幕や音声が早すぎて聞けない、読めない、諦めるという悪循環におちいるからだ。
名作映画完全セリフ集スクリーンプレイは、ありそうでなかった、映画の全文スクリプトの書き起こしと、日本語訳がセットになった本である。一冊の値段も高くなく、品揃えも豊富である。
聞けなければ読めば良いじゃない?英語の台本と日本語訳があれば勝ったようなもの。



リスニング勉強方法
さて、ここからは映画を活用した英語勉強法を説明していく。
- 映画を見る
- スクリプトを読む
- ①、②を繰り返す
① 映画を見る
1度映画を見て内容がわからなくてもがっかりする必要はない。それがあたりまえ。
軽く1〜2回見て②に進もう。

② スクリプトを読む
①で挫折してはいけない。見てわからなければ、スクリプトを読めばいいじゃない。
台本を読んで、シナリオや文章を100%理解しよう。そして、①に戻ろう。

③ ①/②を繰り返す
①、②を繰り返して行うことで、自分の聞き取れない部分/聞いて理解できない部分を洗い出そう。
そして、その苦手部分だけにフォーカスして音源を聞き倒そう。一回ですべて理解できる様になる必要なんてない。次の日、来週、来月、時間を置いてまた聞いて、理解度を少しづつ深めよう。
わからなければスクリプトを確認して意味を理解しよう。そして、また映画を見よう。
スピーキング勉強方法
せっかく英語学習をするのであれば、リスニングだけでなく英会話力も上達させたいもの。
ここでは、リスニング学習のプラスαとして行って欲しい、スピーキングも上達させる勉強法を紹介したい。
上記で紹介したリスニングの勉強法に合わせて以下のステップも追加してみよう。
- 知らない表現をメモ
- キャラクターになり切って音読・シャドウイング
- 覚えた表現を英会話で使ってみる
① 知らない表現をメモ
映画を見ていてわからなかった表現や、スクリプトを読んでいて知らないフレーズがあれば、積極的にハイライト、又は単語カードなどに書き込んでおく。
紙に書くのが面倒であれば、ラインで一人単語グループを作り、そこに単語のメモ書きを作るのもあり。
2時間の映画を見終われば、単語カード3束分ぐらいの新しいフレーズ・単語集が手元にあるはずだ。繰り返し見直して暗記をしよう。

② キャラクターになり切って音読・シャドウイング
さて、単語のメモを取っている際に行いたいのが、音読とシャドウイング。
映画を見ていてわからなかったセリフを中心に何度も聞き返し、音読やシャドウイングも挟んで練習する。
この時、キャラクターになり切って感情を込めることがポイントだ。感情を込めることで、単調な作業よりも頭に音が残りやすくなる。
ネイティブは口だけでなく、表情や手振り身振りのジェスチャーを使って会話をする。音以外の部分も参考に、半ば大げさにキャラクターに成り切ろう。


③ 覚えた表現を英会話で使ってみる
スピーキングの学習では、実はこのパートが一番重要だ。
いくら単語カードで暗記をして、映画を見て主人公を真似してみても、実際の会話で英語喋るとなると、なかなか言葉が出てこない現実がある。
日本にいると英語を喋る機会は限られてしまうが、オンライン英会話やランゲージエクスチェンジを使い、実際に覚えた表現を使ってみることが大切。
欲張りすぎずに、覚えたフレーズを1日1個は使うといった目標を立て、オンライン英会話をやってみるのも良いだろう。


おすすめ映画12選
比較的会話が多く、日常的(+α)な会話表現が学べるものを選定した。
スクリーンプレイと合わせてDVDを入手し、音声データを携帯に入れて持ち運ぶことで、どこでもリスニングの訓練が行うことができる。
PC上での音声データ取り込みはこちらの記事を参考に、アナログで録音をするのであればこちらのレコーダーがおすすめである。
プラダを着た悪魔 / The Devil Wears Prada
語彙、文法、発音のいずれに関してもほぼスタンダードな英語といってよい。ビジネスの現場で使われる言い回しや、ファッション業界の最先端で働く人々の会話を聞き、勉強することができる。また、ミランダの「対話」というスタイルからかけ離れた英語、エミリーのイギリス英語、カメオ出演している大物デザイナーのイタリア訛りの英語、フランス語混じりの英語などには、登場人物の特徴が表れている。
食べて、祈って、恋をして / Eat Pray Love
ニューヨークに住む作家のリズは、忙しい日々を送っていたが、取材中に出会ったバリ島に住む呪術者の予言を受け、人生の意味を考え始めた。帰国後、優柔不断で決断力に欠ける夫と離婚。新たな交際も失恋で幕を閉じ、自分探しの旅に出ることに。カロリーを気にせず好きなものを好きなだけ食べたイタリア、ヨガと瞑想に打ち込んだインド、最後に、予期せぬ出会が待つインドネシアのバリ島、と1年をかけて3カ国で生活することで少しずつ自分が解放されていく。
赤毛のアン / Anne of Green Gables
幸せになるための27のドレス / 27 Dresses
幸せになるための27のドレス (名作映画完全セリフ音声集―スクリーンプレイ・シリーズ)
舞台はニューヨークだが、主な登場人物が会社経営者の秘書や新聞記者およびその関係者といった知的な職業に就いている背景から、ニューヨーク訛りはほとんどなく、語彙・文法に関してもほぼスタンダードな英語といってよい。ブライズメイドが主人公であるため「結婚式」にまつわる表現が満載で、ニューヨーカーの今どきの結婚観も垣間見える。発音は明瞭で、会話レベルの英語の勉強に最適である。
スタンド・バイ・ミー / Stand by Me
アメリカの小さな町キャッスルロックに住む12歳の少年、ゴーディ、クリス、テディ、バーンは、いつも一緒に遊んでいた。ある日、バーンが上級生の不良グループの話を盗み聞きし、列車にはねられた少年の死体が野ざらしになっているということを知る。そして少年4人組は、自分達が最初に死体を見つけてヒーローになろうと、死体探しの旅に出るのであったが…。ひと夏の少年達の成長と友情を描いた名作。
ノッティングヒルの恋人 / Notting Hill
全編を通して主に標準的なイギリス訛りが使われているが、聞き取りにくい人物もいる。一方、主人公のイギリス人ウィリアムとアメリカ人アナの発音は標準的であり、聞き取りやすいため、対照的な英語に耳をなれさせるのに最適。単語のレベルはそれほど難しくないが、ほとんどの人物はイギリス人なので、イギリス特有の表現やスラングを含んだ会話が学習できる。特に、主人公のウィリアムの性格上、悲観的な表現も数多くみられ、そういったセリフに注目して勉強していただきたい。
スチュアート・リトル / Stuart Little
ニューヨーク、セントラルパーク沿いの一角に、高層ビルに挟まれるようにして建つかわいらしい家。そこに住むリトル夫妻は、養子をもらおうと施設を訪れたが、彼らが家に連れてきたのはなんと一匹のネズミだった!

パパが遺した物語 / Fathers and Daughters
ニューヨークに住むピューリッツァー賞の受賞作家ジェイク・デイヴィスは、自らの交通事故で妻を亡くす。その事故の後遺症と戦いながら、8歳の娘ケイティの育児と次作執筆活動の両立に苦労を重ねる。大学院生となったケイティは、小さい頃に両親を亡くしたトラウマで、人を愛することに臆病になっていた。
ウォール街 / WALL STREET
出世欲に燃える若き証券マンのバド(チャーリー・シーン)は、カリスマ的魅力をもつ富豪のゲッコー(マイケル・ダグラス)に取り入ることで、みるみるうちに実績をあげていく。しかし、ゲッコーの悪どく汚い稼ぎ方にやがて疑問を抱き始め、やがて反旗をひるがえす。
オリヴァー・ストーン監督が、世界経済の中心であるウォール街におけるマネー戦争の実態を赤裸々に描いた社会派エンタテインメント。非常に大衆的な作りになっているので、株に疎い人でも容易に楽しめる。

アバウトタイム / About Time
アバウト・タイム―愛おしい時間について (名作映画完全セリフ集スクリーンプレイ・シリーズ)
21歳を迎えたティム・レイク(ドーナル・グリーソン)は、自分にタイムトラベル能力があることを知る…。
新年のパーティーを満足できないまま終えた夜、ティムは父親(ビル・ナイ)から、レイク家の男たちは代々タイムトラベルの能力があることを告げられる。
歴史を変えることはできないが、自分の人生に起きる事や起きてしまった事を変えることができるのだ。
ティムは彼女を作り、より良い人生を送ることを心に決める。
バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back To The Future
変わり者のドク・ブラウン(クリストファー・ロイド)が造り上げたデロリアンのタイムマシンで1955年にタイムトラベルしてしまったティーンエイジャーのマーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)。
そこでマーティが直面するハプニングにより彼自身の未来が消えてしまう危険にさらされる。
スクール・オブ・ロック
いつまでたっても大人になりきれないデューイはロックを愛する熱い男。生活費を稼ぐ必要に迫られた彼は、バイト気分で名門小学校の代用教員になる。
ところがある日、ひょんなことから生徒たちの音楽的才能を発見。“授業”と偽って子供たちとロック・バンドを結成したデューイは、念願だったバンド・バトルへの出場を目指す!


映画で英語勉強シリーズ






ちょうど今日ダークナイトのスクリーンプレイが届き、どう勉強するのが効率的か考えていたところでした。参考になります!
コメントありがとう!映画とスクリーンプレイをうまく活用すれば英語力爆上げだよ!是非色々工夫して勉強頑張ってみてね!!
自分も何冊か持ってます。
スクールオブロックは初心者におすすめです。
yasさん
コメントありがとう!スクールオブロック面白そうだね!おすすめに追加しておいた!