




海外大学を検討し始めたとき、多くの人が最初にたどり着くのが「世界大学ランキングTOP100」という一覧表です。
ハーバード、MIT、オックスフォード。聞き慣れた名前が並ぶ一方で、
「QSとTHEで結果が全然違う」
「日本の大学、順位低いなあ、そんなにダメなの?」
そんな戸惑いを感じていないでしょうか。
「世界大学ランキング」と一言で言っても、評価の軸がまったく異なる複数のランキングが存在するからです。特に世界的に参照されているのが、イギリス発の QS と THE(Times Higher Education)。
同じ「TOP100」でも、どちらを見るかによって、見える景色は大きく変わります。
順位が高い=自分に合っている大学、とは限りません。
逆に、順位が少し低く見えても、進学・就職・将来設計の観点では最適解になる大学も数多くあります。
この記事では、2026年最新版のQS・THEランキングを並べて比較しながら、
- なぜ順位が違うのか
- TOP100に入る大学にはどんな傾向があるのか
- 日本人が現実的に狙いやすい大学はどの層なのか
を、数字に振り回されすぎない視点で整理していきます。
目次
【2026最新】世界大学ランキングTOP100(QS / THE 比較)
「世界大学ランキング」と一口に言っても、実はいくつかの種類があり、評価基準が全く異なります。
その中で世界的に最も信頼され、参照されているのがイギリス発の2大ランキング「QS」と「THE(Times Higher Education)」です。
どちらを見るかで、あなたの志望校リストは大きく変わります。
まずは2026年版の最新結果(TOP10)と、TOP100にランクインした大学の傾向を見ていきましょう。
【TOP10 詳細比較】ハーバード、MIT、オックスフォード…今年の覇者は?
2026年のランキングは、一部で大きな順位変動が起きました。
研究重視の「THE」ではオックスフォードが王座を守りましたが、就職・評判重視の「QS」ではインペリアル・カレッジ・ロンドンがハーバードやオックスフォードを抜き去り、世界2位へ浮上する波乱が起きています。
▼ 世界大学ランキングTOP10(2026年版)
| 順位 | QSランキング 2026(評判・就職重視) | THEランキング 2026(研究・論文重視) |
| 1 | MIT(マサチューセッツ工科大学) 🇺🇸 | オックスフォード大学 🇬🇧 |
| 2 | インペリアル・カレッジ・ロンドン 🇬🇧 | MIT(マサチューセッツ工科大学) 🇺🇸 |
| 3 | スタンフォード大学 🇺🇸 | ケンブリッジ大学 🇬🇧 |
| 4 | オックスフォード大学 🇬🇧 | プリンストン大学 🇺🇸 |
| 5 | ハーバード大学 🇺🇸 | ハーバード大学 🇺🇸 |
| 6 | ケンブリッジ大学 🇬🇧 | スタンフォード大学 🇺🇸 |
| 7 | ETHチューリッヒ 🇨🇭 | カリフォルニア工科大学 🇺🇸 |
| 8 | シンガポール国立大学(NUS) 🇸🇬 | インペリアル・カレッジ・ロンドン 🇬🇧 |
| 9 | UCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン) 🇬🇧 | カリフォルニア大学バークレー校 🇺🇸 |
| 10 | カリフォルニア工科大学(Caltech) 🇺🇸 | イェール大学 🇺🇸 |
なぜ、この大学たちが「世界最強」なのか?
これらTOP10の顔ぶれが固定化している最大の理由は、「圧倒的な資金力」と「人材の循環」です。
例えばハーバード大学の基金(寄付金運用額)は5兆円を超えます。
この潤沢な資金で世界中からノーベル賞級の研究者を高額で引き抜き、最高の設備を整えるため、世界一優秀な学生が集まる…という好循環が完成しています。
日本の大学が個人の努力だけでこの壁を突破するのは、構造的に非常に難しいのが現実です。
QSとTHE、どっちを信じればいい?
「QSとTHEで順位が全然違うけど、結局どっちを見ればいいの?」
この質問への答えは、「あなたが大学卒業後に何をしたいか」で決まります。
それぞれの世界大学ランキングの基準(指標)には明確な性格の違いがあります。
1. 就職・キャリア重視なら「QS」
「海外大学を卒業して、外資系企業やグローバル企業に就職したい」と考えているなら、QSランキングを基準にしてください。
QSは「雇用主(企業)からの評判」や「留学生比率」を重視してスコアを出しています。
つまり、「世界中の企業人事からどう見られているか」「国際的な環境か」が反映されやすいため、就職活動時のブランド力に直結します。
QSが「研究者のためのランキング」ではなく、進学後のキャリアや現実的な成果に近い視点を持っているから、日本人高校生の多くにとって、進路選びの実用性が高いのは「QSランキング」です。
2. 研究者・大学院進学なら「THE」
「将来は博士号を取りたい」「アカデミックな世界で生きていきたい」なら、THE(Times Higher Education)が重要です。
THEは「論文の引用数」や「研究の影響力」に重きを置いています。
大学の「研究機関」としての実力を測るには最適ですが、学部卒で就職する学生にとっては、少し実感が湧きにくい指標が含まれています。


なぜQSランキングは「一般家庭」にとって参考になるのか
就職力の評価=卒業後のリターン
まず、QSが「雇用者からの評判(Employer Reputation)」を評価に含めている点です。
これは、世界中の企業・人事担当者が「どの大学の卒業生を高く評価しているか」を調査したもので、単なる研究力ではなく、社会に出たときの評価=就職力が反映されます。
学費や生活費を負担する一般家庭にとって、「卒業後にどの程度リターンが見込めるか」は極めて重要な視点であり、この点でQSは実用性が高いと言えます。
留学体験により近い評価軸
次に、QSは学部進学の現実に比較的近いランキングです。
THEは、博士課程の厚みや論文の被引用数など、研究大学としての指標が大きな比重を占めています。
一方でQSは、教員と学生の距離感、国際性、学習環境なども評価に含めており、18〜22歳で海外進学する学生の体験により近い評価軸を持っています。
そのため、「研究者として世界一か」よりも、「学生として学びやすく、卒業後につながるか」を知りたい家庭には向いています。
「行ける名門」を見つけやすい
さらにQSのもう一つの強みは、「行ける名門」を見つけやすいことです。
QS上位には、オックスフォードやMITのような超トップ校だけでなく、UCLやインペリアル・カレッジ・ロンドン、NUSなど、戦略次第で現実的に狙える世界トップレベル大学が多く含まれています。
これは、「偏差値的に無理かどうか」ではなく、「ルート設計と準備次第で届くかどうか」を考えるうえで、非常に重要な視点です。
まずはQSの順位を地図代わりに使い、気になる大学を見つけるところから始めましょう。

【QS TOP100 一覧リスト】世界の精鋭大学はここだ

「TOP10は雲の上すぎる…」と感じた方も安心してください。現実的に日本人が目指しやすく、かつ世界的な評価を得られるのは、ここから紹介する11位〜100位の層です。
特に注目すべきは、アメリカ・イギリス以外の「カナダ」「オーストラリア」「シンガポール」「香港」の大学です。
これらは英語圏でありながら比較的治安が良く、留学生の受け入れ態勢が整っています。
以下に、主要な世界大学ランキング100一覧(QS 2026年版ベース)を地域別にまとめました。
🌏 アジア(シンガポール・中国・香港など)を見る
アジアの大学は学費が欧米より安く、世界ランキングが急上昇しています。「近い・安い・評価が高い」狙い目エリアです。
- 8位: シンガポール国立大学 (NUS) 🇸🇬
- 11位: 香港大学 (HKU) 🇭🇰
- 12位: 南洋理工大学 (NTU) 🇸🇬
- 14位: 北京大学 🇨🇳
- 17位: 清華大学 🇨🇳
- 30位: 復旦大学 🇨🇳
- 32位: 香港中文大学 (CUHK) 🇭🇰
- 36位: 東京大学 🇯🇵
- 38位: ソウル大学 🇰🇷
- 44位: 香港科技大学 (HKUST) 🇭🇰
- 47位: 上海交通大学 🇨🇳
- 49位: 浙江大学 🇨🇳
- 50位: 延世大学 🇰🇷
- 54位: 香港理工大学 (PolyU) 🇭🇰
- 57位: 京都大学 🇯🇵
- 61位: 高麗大学 🇰🇷
- 63位: 香港城市大学 🇭🇰
- 85位: 東京工業大学 🇯🇵
- 91位: 大阪大学 🇯🇵
🦘 オセアニア(オーストラリア・NZ)を見る
オーストラリアのトップ校(Group of Eight)は、ほぼ全てが世界TOP100入りしており、教育の質が非常に均一で高いのが特徴です。
- 19位: メルボルン大学 🇦🇺
- 20位: ニューサウスウェールズ大学 (UNSW) 🇦🇺
- 25位: シドニー大学 🇦🇺
- 32位: オーストラリア国立大学 (ANU) 🇦🇺
- 36位: モナッシュ大学 🇦🇺
- 42位: クイーンズランド大学 🇦🇺
- 65位: オークランド大学 🇳🇿
- 77位: 西オーストラリア大学 🇦🇺 ※提携校
- 82位: アデレード大学 🇦🇺 ※提携校
- 96位: シドニー工科大学 🇦🇺
🍁 北米(アメリカ・カナダ)を見る
アメリカはアイビーリーグ以外にも、州立の名門校(パブリック・アイビー)が多数ランクイン。カナダの3大名門もすべてTOP50以内です。
- 13位: シカゴ大学 🇺🇸
- 15位: ペンシルベニア大学 🇺🇸
- 16位: コーネル大学 🇺🇸
- 17位: カリフォルニア大学バークレー校 (UCB) 🇺🇸
- 21位: イェール大学 🇺🇸
- 24位: ジョンズ・ホプキンス大学 🇺🇸
- 25位: プリンストン大学 🇺🇸
- 27位: マギル大学 🇨🇦
- 29位: トロント大学 🇨🇦
- 38位: コロンビア大学 🇺🇸
- 40位: ブリティッシュコロンビア大学 (UBC) 🇨🇦
- 42位: ノースウェスタン大学 🇺🇸
- 45位: ミシガン大学 🇺🇸
- 46位: カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) 🇺🇸
- 52位: カーネギーメロン大学 🇺🇸
- 55位: ニューヨーク大学 (NYU) 🇺🇸
- 94位: アルバータ大学🇨🇦 ※提携校
🏰 イギリス・ヨーロッパを見る
イギリスのロンドン勢や、スイス、フランス、ドイツの理系エリート校が上位を占めます。
- 22位: EPFL (スイス連邦工科大学ローザンヌ校) 🇨🇭
- 22位: ミュンヘン工科大学 🇩🇪
- 28位: PSL研究大学 🇫🇷
- 31位: キングス・カレッジ・ロンドン (KCL) 🇬🇧
- 34位: エディンバラ大学 🇬🇧
- 35位: マンチェスター大学 🇬🇧 ※提携校
- 41位: パリ工科大学 (Institut Polytechnique de Paris) 🇫🇷
- 47位: デルフト工科大学 🇳🇱
- 51位: ブリストル大学 🇬🇧 ※提携校
- 53位: アムステルダム大学 🇳🇱
- 56位: LSE (ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス) 🇬🇧
- 58位: ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン 🇩🇪
- 60位: ルーヴェン・カトリック大学 🇧🇪
- 76位: バーミンガム大学 🇬🇧 ※提携校
- 79位: グラスゴー大学 🇬🇧 ※提携校
- 97位: ノッティンガム大学 🇬🇧 ※提携校


日本の大学は世界で何位?東大・京大・早稲田の「現在地」

「東大なら世界でもトップクラスのはず」「早慶なら間違いない」
日本の偏差値教育で育ってきた私たちは、無意識にそう思い込んでいます。
しかし、世界大学ランキングの蓋を開けてみると、その認識は大きく覆されます。
日本のトップ校は今、世界でどのあたりに位置しているのか?そしてなぜ、国内で圧倒的なブランドを誇る私立大学が、世界では苦戦するのか。
その「現在地」と「順位の裏側」を解説します。
日本の大学は世界で何位?東大・京大・早慶の「現在地」
「東大なら世界でもトップクラスのはず」「早慶なら間違いない」
日本の偏差値教育で育ってきた私たちは、無意識にそう思い込んでいます。しかし、世界大学ランキングの蓋を開けてみると、その認識は大きく覆されます。
日本のトップ校は今、世界でどのあたりに位置しているのか?そしてなぜ、国内で圧倒的なブランドを誇る私立大学が、世界では苦戦するのか。その「現在地」と「順位の裏側」を解説します。
国内トップ層(東大・京大・旧帝大)の世界順位
まず、日本を代表する国立大学の順位を見てみましょう。以下は、主要な2つのランキング(QS・THE)における2026年版の最新順位です。
| 大学名 | QSランキング (2026) | THEランキング (2026) | 国内での立ち位置 |
| 東京大学 | 36位 | 26位 | 不動の国内トップ |
| 京都大学 | 57位 | 55位 | 東大に次ぐ名門 |
| 東京工業大学 | 85位 | 190位台 | 理系特化の最高峰 |
| 大阪大学 | 91位 | 170位台 | 旧帝大の一角 |
| 東北大学 | 109位 | 120位台 | 研究力で高評価 |
数字だけ見れば「東大36位」は立派に見えます。しかし、視点をアジアに向けると危機的状況が見えてきます。
かつてアジアNo.1だった東大は、現在ではシンガポール国立大学(QS 8位)、北京大学(QS 14位)清華大学(QS 17位)といったアジアのトップ校に大きく水をあけられています。
これは日本の大学の質が落ちたというよりは、「中国やシンガポールの大学が、国策としてランキング対策(英語論文の量産や海外教員の招聘)を猛烈なスピードで進めた結果」と言えます。
理由1:「英語論文」のハンデ
ランキングの主要指標は「研究力(論文の引用数)」です。世界ランキングは基本的に「英語の論文」をカウントします。
日本の私大は、優れた研究であっても「日本語」で発表する文化が根強いため、どれだけ良い論文を書いてもランキング機関にカウントされないケースが多発します。
理由2:「教育」重視のカリキュラム
日本の私大は、研究機関である以上に「教育機関(学生を育てる場所)」としての側面が強いです。
しかし、THEやQSは「研究のインパクト」を重視するため、「学生への教育がどれだけ手厚いか」や「就職支援が充実しているか」といった日本の私大の強みは、スコアに反映されにくいのです。
【結論】順位が低い = ダメな大学ではない
もし「早慶に行きたいけれど、世界ランクが低いから不安」と思っているなら、心配は無用です。
国内での就職力やOB・OGネットワークの強さは、ランキングの数字とは関係なく健在です。
重要なのは、「研究者やグローバルキャリアを目指して世界で戦う(国立・海外大)」のか、「日本社会での強力なキャリア基盤を作る(早慶)」のか。目的に合わせて数字を読み解くことが大切です。
「世界ランクはおかしい?」偏差値とランキングの決定的な違い
「日本のトップ私大である早稲田や慶應が、なぜ世界では数百位なのか?」 「名前も聞いたことがない海外の大学が、なぜ東大より上位にいるのか?」
ランキング表を見て、このような違和感(「このランキング、なんかおかしい」)を抱いたなら、あなたの感覚は正常です。
なぜなら、日本人が長年信じてきた「偏差値」というモノサシと、世界が大学を評価する「基準」は、測定しているものが根本的に違うからです。
日本の「偏差値」 vs 世界の「ランキング指標」
両者の決定的な違いは、「入口(Input)」を見ているか、「出口(Output)」を見ているかです。
日本の「偏差値」= 入る難しさ(Input)
- 基準: ペーパーテストで「どれだけ賢い高校生が入学したか」を測定。
- 性質: 「人気投票」に近い側面があります。志願者が増えれば倍率が上がり、偏差値も上がります。
- 盲点: 「入学後の教育の質」や「研究成果」は、偏差値には一切反映されません。
世界の「ランキング」= 研究成果・評判(Output)
- 基準: その大学が「どれだけ質の高い論文を出したか」「世界からどう評価されているか」を測定。
- 性質: 「研究機関・教育機関としての実力」です。教授陣の実績や、論文の引用数、留学生の多さなどがスコアになります。
- 盲点: 「入試の難易度」はランキングに一定相関関係があるが、必ず一致するわけではない。
土俵が違うため、日本の難関私大がランク外になるのは構造上当たり前のことなのです。「ランクが低い=必ず大学の質が悪い」わけではないので、安心してください。
ランク外でも名門!「リベラルアーツカレッジ」の存在
もう一つ、ランキングには大きな落とし穴があります。それは「規模が大きい大学ほど有利」という点です。
論文の数や引用数を競うため、教員数や学生数が多い「大規模総合大学(マンモス校)」はどうしても順位が高くなります。
一方で、世界にはランキングに出てこない「隠れた超名門」が存在します。
それが、リベラルアーツカレッジです。
- どんな大学?: 学生数1,000〜2,000人規模の少人数制大学。
- 特徴: 教授が研究室にこもらず、学部生の教育に100%力を注ぐ。
- 実力: 卒業生がハーバードやイェールの大学院に進学する率は、大規模大学よりも高いことが多い。
例えば、アメリカのウィリアムズ大学 (Williams College) や アマースト大学 (Amherst College) は、世界大学ランキングには登場しません(または下位です)。
しかし、現地での評価や入試難易度は東大やハーバードと同等レベルです。
「ランキングに載っていないから、大したことない大学だろう」と判断して選択肢から外すのは、非常にもったいないことです。
もしあなたが「大教室での講義よりも、教授と近い距離で議論したい」と望むなら、ランキングTOP100の巨大大学よりも、ランク外のリベラルアーツカレッジの方が、最高の4年間を過ごせる可能性が高いのです。
日本人高校生のための「ランキングを活用した志望校選び」
ここまでの解説で、ランキングには「癖」があることがお分かりいただけたと思います。
では、このデータをどのように自分(またはお子さん)の志望校選びに活かせばいいのでしょうか?
数字を鵜呑みにせず、あなたの将来のキャリアに直結させる「賢い選び方」を2つ伝授します。
総合順位より「分野別ランキング」を見よう
もしあなたが「大学で学びたいこと(専攻)」が決まっているなら、ここまで見てきた「総合ランキング」はいったん忘れてください。
見るべきは「分野別ランキング(Subject Rankings)」です。
総合ランキングは、文学から医学まで全ての学部を平均した成績表です。
しかし、あなたがコンピュータサイエンス(CS)を学ぶなら、その大学の文学部の評価が高くても意味がありません。
「総合順位は低くても、特定分野では世界トップクラス」という大学は山ほどあります。
- 観光・ホテル学を学びたいなら: 総合ランクでは目立たないネバダ大学ラスベガス校(UNLV)や、スイスのエコール・オテリエール・ローザンヌが、この分野では「世界1位・2位」を争う超名門です。就職実績もハーバード級です。
- 開発学(国際協力)を学びたいなら: イギリスのサセックス大学は、総合順位こそ200位台ですが、開発学の分野ではオックスフォードを抑えて「世界1位」を何年も取り続けています。国連やNGOを目指すなら、ここが最高峰です。
- 起業やファミリービジネスの運営を学びたいなら:アメリカのバブソン大学(Babson College)は世界ランキングに参加していないが、起業学(Entrepreneurship)分野では全米・世界トップクラスで、US Newsなどの分野別・目的別ランキングでは常に上位。
QSやUS NewsのRankings by Subjectで、自分の興味ある分野(Engineering, Art & Design, Businessなど)でフィルターをかけてみてください。全く知らない大学が、あなたにとってのベスト校として浮上するはずです。
日本の「GMARCH・関関同立」レベルから狙える「世界TOP100」
ここが最も強調したいポイントです。 日本の偏差値競争で「早慶は厳しい、GMARCHもギリギリ…」と悩んでいる人ほど、海外大学に目を向けるべき「逆転のチャンス」があります。
実は、「日本の一般入試でGMARCHに受かる学力」があれば、世界ランキングTOP100(東北大や阪大レベル以上)の海外大学に合格できる可能性が高いのです。
なぜそんな「ねじれ」が起きるのか?
入試の仕組みが違うからです。
- 日本の難関大: 「一発勝負のペーパーテスト」で、全科目の偏差値を70近くまで上げる必要がある。ミスが許されない減点方式。
- 海外の大学: 「高校の評定平均(GPA)」+「英語力(IELTS/TOEFL)」で決まる書類選考が基本。
例えば、オーストラリアやイギリスの名門大学(世界ランク50〜100位圏内)の多くは、留学生向けの「ファウンデーションコース(進学準備課程)」を持っています。
ここに入るための条件は、日本の高校の成績で「評定平均 3.5〜4.0」程度が目安です。これは進学校の生徒なら、決して不可能な数字ではありません。
「国内で偏差値を5上げるために消耗するより、英語を鍛えて世界TOP100の学歴を手に入れる」
これは「逃げ」ではなく、非常に合理的なキャリア戦略です。
日本の大学受験のモノサシだけで自分の限界を決めつける前に、一度「世界基準」で自分の可能性を診断してみませんか?
「私には無理かも…」と諦める前に。世界トップ校を目指す「現実的なルート」を知りませんか?
記事の中でご紹介した通り、海外大学進学には「一般入試の一発勝負」だけでなく、ファウンデーションコース(進学準備課程)やインターナショナル・イヤー・ワン(IYO)といった、日本人留学生にとって有利な「入り口」が用意されています。
「ランキング上位校は、成績オール5の天才しか行けない」 そう思い込んで、選択肢を狭めていませんか?
実は、今の成績(評定平均)がオール5でなくても、英語力が完璧でなくても、戦略次第で世界ランキングTOP100の大学への合格は十分に可能です。
「並走型」だからできる、あなただけの合格戦略
私たちは、単なる手続き代行や提携校への斡旋だけでなく、あなたの目標に「並走」する出願サポートを行っています。
専属の「複数メンター体制」でチームを組み、以下の幅広いニーズに対応します。
確実性を高める「提携校ルート」
世界TOP100に入るブリストル大学やグラスゴー大学、アルバータ大学などの提携校へ、ファウンデーションコース等を利用した現実的な合格ルートを提案します。【サポートは実質無料】
最難関・直接出願への「挑戦ルート」
提携校以外のアメリカ・トップスクールや、トロント大学、メルボルン大学といった超名門校への直接出願も、ハイレベルなエッセイ添削と戦略指導でサポートします。【サポートは有料】
費用を抑える「奨学金獲得」
海外大学独自の奨学金や、JASSO(日本学生支援機構)などの外部奨学金の獲得に向けた申請サポートも万全です。
国内の受験勉強と両立しながら、あるいはギャップイヤーを利用しながら。あなたの状況に合わせて、合格までを徹底的にバックアップします。
▼ 私たちのサポート実績(一部)
ランキング上位校への合格実績も多数あります。最初は「自分には高嶺の花」だと思っていた大学に、多くの先輩が挑戦し、合格を勝ち取っています。
- トロント大学(カナダ / 世界TOP30圏内)
- メルボルン大学(オーストラリア / 世界TOP20圏内)
- エディンバラ大学(イギリス / 世界TOP40圏内)
- マンチェスター大学(イギリス / 世界TOP40圏内)
- ブリストル大学(イギリス / 提携校・世界TOP50圏内)
- グラスゴー大学(イギリス / 提携校・世界TOP80圏内)
- その他、アメリカのリベラルアーツカレッジ、柳井財団奨学金、大学奨学金など多数獲得
今の自分の成績で、どこの大学が狙えるの?」
「ファウンデーションコース経由なら、憧れの大学に入れる?」
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そんな疑問をお持ちの方は、まずは無料の進学カウンセリングにお越しください。
ランキング表だけでは見えてこない、「あなたにとってのベストな大学」と「合格への最短ルート」を一緒に見つけましょう。

終わりに:ランキングは「正解」ではなく、考えるための手がかり
世界大学ランキングTOP100は、大学選びの出発点としてとても便利な情報です。
ただし、順位そのものが「行くべき大学」を決めてくれるわけではありません。
QSとTHEで結果が違うのは、大学の良し悪しが変わったからではなく、重視している基準が違うからです。
就職や国際的な知名度を重視するのか、教育や研究環境を重視するのか――まずはその違いを理解することが大切です。
そしてもう一つ忘れてほしくないのは、順位が少し低く見えても、学びやすさや将来へのつながりという点で、自分に合った大学は確実に存在するということです。
大切なのは、
「卒業後に何をしたいのか」
「どんな環境なら力を伸ばせそうか」
といった視点と、ランキングを冷静に組み合わせて考えることです。
数字に振り回されすぎず、自分(あるいはお子さん)にとって納得感のある進路を見つけるために、この記事を役立てていただければ幸いです。











