





海外大学を調べ始めると、多くの方が最初に目にするのが「世界大学ランキング」です。
QS、Times Higher Education(THE)、ARWU (上海ランキング)――便利な一方で、見ているうちに迷いが増えていませんか。
「同じ大学なのに順位が違うのはなぜ?」
「トップ100に入っていないと不利なの?」
「この数字を、どこまで信じていいのか分からない」
こうした戸惑いは、とても自然なものです。
というのも、世界大学ランキングは大学の優劣を断定する答えではなく、各社が決めた「評価基準」で大学を並べた結果にすぎないからです。
にもかかわらず、順位だけを見てしまうと、本当は教育環境が合っている大学を外してしまったり、ブランド重視で選んだ結果、ミスマッチが起きたりすることも少なくありません。
この記事では、なぜランキングごとに順位が違うのか、QS・THE・上海ランキングがそれぞれ何を重視しているのか、そして、どんな進路や価値観の人がどのランキングを見るべきなのかを整理していきます。
ランキングに振り回されるためではなく、意味のある大学選びにつなげるために。
その考え方を、ここから一緒に確認していきましょう。
目次
なぜ順位が違う?世界3大大学ランキングの「評価基準」を徹底解剖

「Aのサイトでは東大より上だったのに、Bのサイトでは下回っている。どちらが正しいの?」
大学選びを始めると、多くの保護者がこの疑問に直面します。
結論から申し上げますと、「絶対的な正解」はありません。あるのは、各社が独自に設定した「評価基準」の違いだけです。
あるランキングは「就職の強さ」を重視し、あるランキングは「研究室の設備」を重視しています。つまり、お子さんが「将来何を重視するか」によって、見るべきランキングは全く異なるのです。
まずは、世界で最も影響力のある「3大ランキング」の違いを整理しました。
| 特徴 | QS (イギリス) | THE (イギリス) | ARWU (上海) |
| 正式名称 | Quacquarelli Symonds | Times Higher Education | Academic Ranking of World Universities |
| 最大の評価軸 | 評判・ブランド | 教育と研究 | 客観的な研究成果 |
| こんな人に | 外資・海外就職を目指す人 大学のブランド力を重視する人 | 大学院進学も視野にある人 質の高い授業・教育を受けたい人 | 研究者(博士)を目指す人 理系トップ層で実績を出したい人 |
| 主な指標 | 学術的評判 (30%) 雇用者の評判 (15%) 論文引用数 (20%) 教員/学生比率 (10%) 等 | 教育 (29.5%) 研究環境 (29%) 研究品質 (30%) 産業界・国際性 (11.5%) | ノーベル賞・フィールズ賞数 (30%) Nature/Science掲載数 (20%) 高被引用論文数 (20%) 等 |
※比重は最新のメソドロジー改定により微調整される場合があります。
QS世界大学ランキング(イギリス):世間(学術や企業)の評判を重視
評価指標と配点
| 評価領域(Lens) | 配点 | 指標(Indicator) | 指標配点 |
|---|---|---|---|
| 研究・発見 (Research and Discovery) | 50% | 学術的評判(Academic Reputation) | 30% |
| 教員あたり被引用数(Citations per Faculty) | 20% | ||
| 就職力・成果 (Employability and Outcomes) | 20% | 雇用者からの評判(Employer Reputation) | 15% |
| 卒業後の就職成果(Employment Outcomes) | 5% | ||
| 学習環境 (Learning Experience) | 10% | 教員・学生比率(Faculty Student Ratio) | 10% |
| 国際性 (Global Engagement) | 15% | 国際教員比率(International Faculty Ratio) | 5% |
| 国際研究ネットワーク(International Research Network) | 5% | ||
| 国際学生比率(International Student Ratio) | 5% | ||
| 国際学生の多様性(International Student Diversity) | 0% | ||
| サステナビリティ (Sustainability) | 5% | サステナビリティ評価(Sustainability) | 5% |
出典:QS公式サイト
QSランキング最大の特徴は、「研究+就職力」で全体の70%を占めていて「世間(学者や企業)がその大学をどう思っているか」というアンケート調査(評判)の比重が非常に高いことです。
特に注目すべきは、「雇用者からの評判(Employer Reputation)」が評価の15%を占めている点です。
具体的な基準:
世界中の人事担当者や経営者に「優秀な卒業生を輩出している大学はどこか?」とアンケートを取り、その集計結果を順位に反映させています。
このランキングが高い大学は、グローバル企業への就職に直結しやすいといえます。外資系企業や現地のトップ企業の人事担当者も、採用ターゲット校を決める際にQSを参考にすることが多いためです。
「就職力」や「世界的な知名度」を優先したい場合は、QSの順位を信頼してください。
THE(イギリス):大学の教育環境・研究力を重視

THE(タイムズ・ハイヤー・エデュケーション)は、教育機関としての「足腰の強さ」をバランスよく測るランキングです。
日本の大学が「スーパーグローバル大学創成支援事業」などで目標指標にするのも、多くはこのTHEです。
具体的な基準:
- 教育(約30%): 教員の評判、学生一人当たりの教員数、博士号取得者数など、「学生が十分なケアを受けられる環境か」を数値化しています。
- 研究(約60%): 研究の量・評判に加え、「論文がどれだけ世界で引用されたか(研究の影響力)」を重視します。
「学部卒で就職」だけでなく、「大学院に進みたい」「専門性を極めたい」と考えている場合、THEの順位は非常に参考になります。
教育の質(Teaching)が評価項目として独立しているため、マンモス校で放置されるリスクを減らし、質の高いアカデミックな環境を選びやすくなります。
ARWU(上海):ノーベル賞・研究/論文掲載実績を重視
| 評価カテゴリ | 指標内容 | 指標コード | 配点 |
|---|---|---|---|
| 教育の質(Quality of Education) | 卒業生のうち、ノーベル賞・フィールズ賞受賞者の数 | Alumni | 10% |
| 教員の質(Quality of Faculty) | 教員のうち、ノーベル賞・フィールズ賞受賞者の数 | Award | 20% |
| 高被引用研究者数(Highly Cited Researchers) | HiCi | 20% | |
| 研究成果(Research Output) | Nature・Science 掲載論文数 | N&S | 20% |
| Web of Science(SCIE・SSCI)掲載論文数 | PUB | 20% | |
| 教員一人あたりの成果(Per Capita Performance) | 教員数で調整した総合学術成果 | PCP | 10% |
| 合計 | 100% |
出典先:ARWUランク付け方法論2025
ARWU(上海ランキング)は、評価基準から「主観(評判やアンケート)」を完全に排除し、動かぬ「数字」だけで順位を決めるのが特徴です。
そのため、歴史の浅い大学や文系大学には非常に厳しい結果が出ます。
具体的な基準:
評価の約30%が「卒業生や教員からのノーベル賞・フィールズ賞受賞者数」で決まります。さらに「Nature」や「Science」といった超一流科学誌への論文掲載数も重視されます。
正直に申し上げますと、一般的な日本人高校生(学部留学)の志望校選びには、あまり参考になりません。
これは「既に研究者として完成された大学院レベル」や「国家予算レベルの研究施設」を評価する指標だからです。

【戦略的視点】世界のライバルはどう見る?ランキングとキャリアの関係
日本国内での大学選びは、「偏差値」や「校風」、あるいは「入試難易度」が主な基準になりがちです。
しかし、視点を世界に向けると、ランキングはもっと冷徹で、実利的な目的のために使われています。
特に、日本人留学生の最大のライバルとなる中国・韓国の学生たちは、ランキングを「教育の質」の指標としてではなく、「生存戦略の武器」として見ています。
もしお子様が将来、日本を出てグローバルに活躍したいと願うなら、この「世界のスタンダードな見方」を知っておくことは役に立つでしょう。
隣国・中韓の学生が「QSトップ100」にこだわる理由
なぜ、中国や韓国の学生はこれほどまでに「QSランキングの順位」に固執するのでしょうか。
それは、順位が「就職の足切り」や「居住権」に直結しているからです。
具体的な事例を見てみましょう。
- 中国の戸籍取得問題: 上海や北京などの大都市で戸籍を取得するのは極めて困難ですが、一部の自治体では「世界ランキングトップ50〜100以内の大学卒業生」に対して、戸籍取得の優先権やポイントを与えています。ランキングが低い大学を選んだ時点で、将来住みたい場所に住めなくなるリスクがある。これが彼らが順位にこだわる切実な理由です。
- 大手企業の「学歴フィルター」: 韓国の大手財閥や中国のテック企業では、膨大な応募者を絞り込むために、公然と「QSトップ100大学」を一次選考のフィルター(足切りライン)として使用するケースがあります。
日本では「どこの大学か」だけでなく「何を学んだか」「どんな人物か」を面接で見てくれる文化があります。
しかし、グローバル市場の初期選考、特に書類選考の段階では、人事担当者は「ランキングの数字」という共通言語を使って機械的に判断します。
「中身を見てくれるはず」という日本の常識は、海外の採用現場では通用しない場面があることを、覚悟しておく必要があります。
グローバルキャリアを目指すなら「基準」を逆算する
もしお子様の目標が「大学卒業後は、現地の企業や外資系トップ企業で働きたい」というものであれば、教育の中身以上に「ランキング(特にQS)による知名度」を戦略的に優先すべき場合があります。
現地の採用担当者(HR)を想像してみてください。彼らは世界中のすべての大学を知っているわけではありません。
- 知名度の低い「良質な大学」のリスク: たとえ教育の質が素晴らしく、教授陣が熱心な大学であっても、ランキング圏外の大学であれば、採用担当者の手元にあるリストと照合した際に「Unranked(ランク外=無名校)」として処理されてしまうリスクがあります。
- 「基準」からの逆算: だからこそ、「QSランキング」の基準にある「雇用者からの評判(Employer Reputation)」が重要になります。このスコアが高い大学は、世界中の企業人事が「採用したい」と認知している大学です。
もちろん正解は一つではありませんが、「現地就職を有利にするために、あえて教育内容よりもランキング上位校を狙う」というのも戦略の一つです。
正解大学ランキングの「基準」が捉えきれない2つの落とし穴

ランキング表を見ていると、上位がアメリカとイギリスの大学ばかりで埋め尽くされていることに気づくはずです。
これは単に米英の教育レベルが高いからだけではありません。ランキングの「評価基準」自体が、特定の大学に有利になるように設計されている側面があるからです。
ここでは、数字のトリックに隠された2つの大きなバイアス(偏り)について解説します。
言語の壁(英語圏バイアス)
世界大学ランキングの評価基準で大きなウェイトを占めるのが「論文の被引用数(Citations per Faculty)」です。
これは「その大学が出した論文が、どれだけ他の研究者に引用されたか」を測る指標ですが、ここには構造的な「英語圏優位」が存在します。
仕組みの不公平さ:
学術界では、英語で書かれた論文が圧倒的に読まれやすく、引用されやすいのが現実です。 例えば、ドイツ、フランス、そして日本の大学で、極めて優秀な研究成果が出たとします。しかし、それが母国語で発表されたり、英語圏の研究者ネットワークに届きにくい環境であったりする場合、引用数は伸び悩みます。
ランキング順位が低いからといって、非英語圏(欧州やアジア)の名門大学の研究レベルが低いとは限りません。
「ドイツの工科大学」や「日本の旧帝大」が、教育の実態に比べてランキングで苦戦するのは、この「英語バイアス」が大きく影響しています。
順位だけを見て、これらの国々のトップ校を過小評価しないよう注意してください。
「リベラルアーツ・カレッジ」の不在
これが、日本人留学生や保護者が最も陥りやすい最大の落とし穴です。
アメリカには「リベラルアーツ・カレッジ」と呼ばれる、学部生への教育にすべてを捧げる名門大学群が存在します(ウィリアムズ大学、アマースト大学など)。
これらの大学は、ハーバードやイェールといったアイビーリーグと同等、あるいはそれ以上の「教育の質」と「卒業生の成功実績」を誇ります。
しかし、THEやQSといった主要な世界大学ランキングには、名前すら出てこない(ランク外)ことがほとんどです。
なぜランク外なのか?
理由は単純です。ランキングの基準が「研究成果(論文数や大学院の規模)」を重視しているからです。
リベラルアーツ・カレッジは「教育」が主目的であり、大規模な大学院や巨大な研究施設を持たないため、計算式上、どうしても点数がつかないのです。
最大の機会損失
「ランキングに出てこない=レベルが低い大学」と勘違いして、これらの大学を選択肢から外すのは致命的なミスです。
特に、英語力に不安があり、大人数講義よりも少人数での手厚いケアを必要とする日本人学生にとって、リベラルアーツ・カレッジこそが「最高の環境」であるケースは非常に多いです。
「ランキングという定規では測れない名門」があることを、必ず頭に入れておいてください。
保護者が実践すべき「基準」を活用した志望校選びの3ステップ

ランキングの仕組みや裏側を理解したところで、実際にどうやって志望校を絞り込んでいけばいいのでしょうか。
ただ漠然と「トップ100のリスト」を上から眺めていても、自分に合った大学は見つかりません。
公表されているデータを「自分のための情報」に変換するための、具体的な3つの手順をご紹介します。
STEP1:「総合順位」ではなく「分野別(Subject)」を見る
まず最初にやるべきことは、ランキングサイトの「総合順位(Overall)」を見るのをやめることです。
代わりに、必ず「分野別(By Subject)」のタブをクリックしてください。
総合順位は、あくまで大学全体の「平均値」に過ぎません。医学部や大規模な理系学部を持つ大学がどうしても有利になります。
しかし、現実には「総合ランクは世界300位だが、国際関係学の分野では世界トップ10」といった大学はざらにあります。
- 具体的なアクション:
QSやTHEの公式サイトで、自分が学びたい分野(Computer Science, Art & Design, Businessなど)を選択して再検索してください。
そこに出てくる大学こそが、その分野に予算と熱意を注いでいる「真の実力校」です。総合順位というノイズを取り払うことで、隠れた名門校が見えてきます。
STEP2:必要な「個別スコア」をチェックする
志望校候補が出てきたら、次はその大学の「詳細スコア(内訳)」を確認します。
総合得点ではなく、以下の2つの指標をピンポイントで見てください。特に日本人の高校生にとっては死活問題となる数値です。
Faculty Student Ratio(教員一人当たりの学生数)
見るべき理由: 英語力に不安がある場合、最も重視すべき数値です。
このスコアが高い大学は、少人数クラスが多く、教授との距離が近いことを意味します。
逆にスコアが低いと、数百人規模の巨大な講義室で、教授に質問するチャンスもないまま授業が進んでいく可能性があります。手厚いケアを求めるなら、ここの数値は妥協してはいけません。
International Student Ratio(留学生比率)
見るべき理由: キャンパスの「アウェイ感」を測る指標です。
この比率が高い大学は、留学生の受け入れ体制(語学サポートや寮、ビザ相談など)が整備されています。
また、周囲も「英語が母国語ではない学生」に慣れているため、心理的なハードルが下がります。初めての海外生活なら、この数値が高い大学の方が安心です。
STEP3:最後は「フィット感」とのバランス
データによる分析はSTEP2までで十分です。最後の決定打は、ランキングには決して表れない「生活の現実」とのフィット感です。
ランキングが上位の大学でも、治安が悪く夜も出歩けない場所にあったり、物価が高すぎて生活が苦しかったりすれば、4年間の留学生活は破綻します。また、「都会のビルキャンパス」が合う子もいれば、「自然豊かな郊外」で伸びる子もいます。
ランキングはあくまで「他人が決めた評価」です。
「順位は少し低いけれど、ここなら安心して暮らせそう」「カリキュラムが楽しそう」という自身の直感や、学費・治安といった現実的な条件を、どうかランキングの数字よりも優先してください。
無理をして身の丈に合わない上位校に行くよりも、自分が主役になれる環境(Fit)を選ぶことこそが、卒業後の成功率を高める一番の秘訣です。
ランキングの分析や志望校選びで迷ったら…「並走型」でプロと戦略を立てよう
ここまで世界大学ランキングの複雑な基準や、各国の事情について解説してきましたが、「正直、情報が多すぎて自分一人では選びきれない…」と感じた方も多いのではないでしょうか。
特に、地方にお住まいで周りに海外進学の先輩がいなかったり、英語での情報収集に不安があったりする場合、ランキングの数字だけで進路を決めてしまうのは危険です。
そんな時こそ、「あなたの人生」という視点から、一緒に志望校を選び抜いてくれるパートナーが必要です。
「There is no Magic!!」の並走型出願サポート
「There is no Magic!!」が提供する並走型・海外大学出願進学サポートは、単なるエッセイ添削や手続き代行ではありません。
ランキングデータだけでは見えてこない「リアルな大学の姿」を知る現役留学生メンターたちが、あなたの志望校選びから合格までをトータルで支えます。
このサポートが「志望校選び」に強い理由は、以下の3つの特徴にあります。
- 偏差値ではなく「あなたの価値観」から大学を選ぶ
ランキング上位校を勧めるのではなく、ここでは「自己分析」を徹底的に行います。
「将来どう生きたいか」「何を成し遂げたいか」という問いを深掘りし、そのビジョンに最もフィットする大学を、メンターと一緒に見つけ出します。
実際に受講生からは、「自分一人では気づけなかった『自分の軸』が見つかり、納得して志望校を決められた」という声が多く寄せられています。
- 複数メンターの集合知
「アメリカとヨーロッパを併願したい」「奨学金が取れる大学を探したい」。
そんな複雑なニーズにも、各地域や奨学金に精通した複数のメンターがチームを組んで対応します。
例えば、ランキングでは測れない「リベラルアーツ・カレッジ」の魅力や、各大学の「奨学金の取りやすさ」など、経験者だけが知るリアルな情報を提供し、あなただけの出願戦略(ポートフォリオ)を作成します。
- 経済的な不安も「奨学金戦略」で解決
「ランキング上位校に行きたいけれど、学費が…」という悩みもご相談ください。
メンター全員が、柳井正財団や笹川平和財団など財団奨学金や、大学独自の奨学金を獲得した「奨学金のプロ」です。
ランキングを活用しつつ、経済的にも現実的な進学プランを一緒に練り上げます。
「自分にはまだ早いかも」「何から聞けばいいかわからない」という方も安心してください。
受講生の多くが、最初は漠然とした不安を抱えて無料相談に参加し、そこから自分だけの道を見つけて世界へ飛び立っています。
ランキングを賢く利用して、『あなたに一番合う大学』へのルートを一緒に歩み始めましょう。

終わりに:ランキングは「答え」ではなく、進路を考えるためのヒント
ここまで、世界大学ランキングの仕組みや評価基準の違いを見てきました。
QS・THE・上海ランキングは、それぞれに意味があり、同時に限界もあります。
だからこそ大切なのは、「順位が高いか低いか」で結論を出してしまわないことです。
ランキングは、あくまで他者が設定した評価基準に基づく一つの視点にすぎません。
その大学でどんな環境に身を置き、どんな学び方をし、どんな成長を遂げるかまでは、数字だけでは分からないからです。
- 就職や国際的な知名度を重視するならQS
- 教育環境や大学院進学も視野に入れるならTHE
- 研究者志向ならARWU
こうした「使い分け」を理解した上で、最後に立ち返ってほしいのは、自分自身にとって、その大学が合っているかどうかという視点です。
順位が少し低くても、
「ここなら安心して学べそう」
「ここなら自分の力を発揮できそう」
そう感じられる大学の方が、結果的に充実した留学生活につながることは少なくありません。
数字に振り回されすぎず、でも無視もしない。そのバランスの中で、納得のいく選択ができるよう、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。











