




海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第1段。バブソン大学から始めたい。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなけれならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、有用だと思う情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。
目次
バブソン大学MBAを知る
基本情報

バブソン大学(英語:Babson College)は、米国マサチューセッツ州ウェルズリー市にあるアメリカ合衆国の私立大学。起業家教育に特化した大学であり、アントレプレナーシップの分野で世界的に高い評価を得ている。
バブソン大学のMBAコースは、2020年現在、USニューズのランキングで27年連続でアントレプレナーシップNo1に輝いている。
他校でもアントレプレナーシップと呼ばれる授業はあるが、バブソンではその量、質ともに群を抜いている点が評価されている。
会計や経済学の授業であっても、アントレプレナー(起業家)の立場であればどうすべきか議論され、すべての科目において“アントレプレナーシップ”がキーワードとなっている
(wikiより抜粋)


» アイビーリーグは合格率30%!?アメリカMBA合格率とランキング
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ホームページ、公式ブログ、ランキング
ホームページ
https://www.babson.edu/Pages/default.aspx
クラスプロフィール
https://www.babson.edu/academics/graduate-school/mba/full-time-mba/
Class of | 2021 |
学生数(Full-time MBA) | 約150名 |
プログラム期間 | 21ヶ月 |
女性比率 | 32% |
留学生比率 | 81% |
平均GPA(又はレンジ) | 3.29 |
平均勤続年数 | 5年 |
学費 | 1年目:$71,564、2年目:$43,008 |
GMAT平均スコア(又はレンジ) | 601 |
GRE平均スコア | N/A |
TOEFL iBT/IELTS最低要件 | N/A |
直近卒業生年収の平均値(又は中間値) | $94,103 |



公式ブログ


世界ランキング(2022年)
#1 in Entreneurship (U.S. News)
#99 in Masters in Management (QS WUR)
#48 in Masters in Finance (QS WUR)

バブソン大学特集記事(日本語)



日本人向けサイト
https://babson-mba-japan.wixsite.com/babsonmbajapan


日本人ブログ一覧
- Every day is a new day (class of 2019)
- 留学日誌 (class of 2019)
- 日本の農業で世界へ~起業の記録~ (Class of 2017)
- Life with MBA and more (Class of 2014)
- Put up or shut up (Class of 2013)
- ほぼ週刊MBA留学ノート (Class of 2012)
- 上昇思考(Class of 2012)
- アメリカから世界をみる バブソンMBAのブログ(Class of 2011)
- アントレプレナーへの階段 (Class of 2011)
- バブソンMBAのベンチャー日記 (Class of 2011)
- “Ba” ConductorのBABSON (ボストン)留学日記 (Class of 2008)
- Babson CollegeのTwo-Year MBA Programに通う学生達の日記(Class of 2007)



なぜバブソン大学MBAで学ぶのか?
起業教育No.1

Babsonは起業を学ぶ場所としては世界一。すべての授業がアントレプレナーシップの観点からデザインされている。
1年目の一学期からEntrepreneurの授業が必修であり、自分のアイディアのピッチやグループで新規ビジネスのアイディアを考えプロトタイプを発表する。
必修以外にもNew Venture CreationやFinance for New Ventureなどの人気の選択科目では、フィールドワーク中心にビジネスプラン、資金調達チーム編成、プロモーション戦略など様々な面で幅広く、アントレを学ぶことができる。
コースシラバスもネットで公開されているため、アントレに興味がある人は参考にしてみよう。
コワーキングスペースだけでなく、ハッチリーと呼ばれる無料のオフィススペース、ローンチパッド(授業以外での起業クラス)、Summer Venture Programなど、起業を目指す生徒の支援制度も豊富だ。
少人数・ダイバーシティ
アメリカのMBAでは珍しく、留学生が80%以上とインターナショナルな環境だ。クラスサイズは150名程度と教授と学生同士の距離は近く、グループワークも多いため親密な関係を作りやすい。
ファミリービジネス出身や起業経験者、起業志望のクラスメートも多いため、アントレ思考であれば同じパッションを持った同士や仲間と会えることだろう。
ボストンという立地
バブソンを選ぶもう一つの理由は、ボストンという立地ではないだろうか。
ハーバードやMIT、タフツといったトップスクールを有するボストンには世界中から人材・金・テクノロジーが集まり、スタートアップも多い。
学内だけでなく、ボストン市内でもスタートアップ、ソーシャルイノベーション関連のイベントも多く、ネットワーキングにも便利なロケーション。
若干家賃は高いが、学術都市のボストンは治安も良く住みやすい都市として評判がある。
卒業式スピーチ(豊田章男)

【おまけ】Babson大学MBA面接質問集

在校生(MBA)が面接官でした。インタビューの直前に私のレジュメを軽く読んだと思います。面接はオンラインで受けました。
インタビューは全部で50分ぐらいです。聞かれた質問は以下の通り。雰囲気はかなりフレンドリーで、英語を話すスピードはかなり早かったです。
- Introduce your background.
- Why MBA.
- What is your short term goal and long term goal
- Why Babson.
- Leadership experience.
- Conflict experience.
- About your characteristic(what you want to change, and what you do not need to change)
- Any questions.
学校説明会・イベント情報
大学院、MBAイベント情報
https://www.babson.edu/admission/graduate/Pages/admissions-events.aspx

学校選びおすすめ記事

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質問です。アントレが強いとどこの大学も言いますが、どうして皆さんバブソンを選ぶのでしょう?
私はバブソン、ESADE、IEをアントレ軸で受けたいと思っていますが、ランキング的にベストはIEだと感じています。
ニャンコ先生、皆さまから助言を頂けますと幸いです。
こんにちは、良い質問だね。
その選択肢の中からバブソンを選ぶという観点から答えると、下記の2つかな。
・アントレNo.1
・アメリカのMBA
どこもアントレが強いとは言うけど、バブソンはアントレランキングが圧倒的No.1ということは事実。単にアントレが強いと言っているだけでなく、世間から認められていて客観性があるよね。
https://www.babson.edu/about/news-events/babson-announcements/us-news-best-undergraduate-schools-entrepreneurship-ranking/
また、今後のキャリアを考えた時、やっぱり使いやすいのはアメリカのMBAだと思う。日本の強い外資系はほとんどアメリカ資本だし、そういう会社や、アメリカ人上司はアメリカのMBAの方が親近感がある。また、アメリカの大学は卒業生の基盤も大きく、世界中に散らばっているので、ひょんなことから縁がつながるなんてことも考えられる。ランキング高めのアメリカ以外の学校に行くより、ランキング100位以内のアメリカの学校に行ったほうが、今後のキャリアは作りやすい(特に外資でのキャリアアップ)と感じる。
一方で、スペインはバブソンのあるボストンよりも、天気も良く過ごしやすいというメリットはあるかもね。食べ物もアメリカよりスペインの方が断然に美味しいはず。さらに、期間的にもアメリカより短いので、学費や家賃も2/3ぐらいで済むのではないかな。そう言った面も学校選びひは絡んでくる要素だと思うよ!