Oxford Bookworms300冊総まとめ〜初心者からの英語多読〜

ねこ君
洋書多読をしようと思って、適当に1冊買って見たんだけど、単語が難しすぎて全く読み進まない。。
ねこ君
文法もなんだかよくわからないのも多いし、結局読まないで放置になっちゃうよ。。
にゃんこ先生
いきなりがっつりした洋書にチャレンジしても、レベルが高すぎて挫折しやすいよね。
にゃんこ先生
そういう時は、英語学習者のために編集された、限られた単語数や文法で書かれているシリーズを読んでみるのはどうかな?こういうのをGraded Readersって呼ぶんだよ。
にゃんこ先生
Oxford Bookwormsって知ってる?

Oxford Bookwormsとは?

Oxford Bookwormsは、オクスフォード大学出版局のGrade Reader。Starter(初心者レベル)からステージ6まで、語彙・文法をレベルごとに制限して書かれた学習者向けの英語小説。それぞれのレベルに合った作品を読むことで、総合的な英語力を高めることを目的としている。

現代フィクションや古典、戯曲、ノンフィクションの他、世界各国の短編など、幅広いジャンルの作品を揃えている。

 

レベル別難易度

にゃんこ先生
Bookwormsは単語量と文法の複雑さでレベル分けをしている。
にゃんこ先生
感覚としては、ステージ5までは中学校卒業程度の英語力でも問題ないレベル。
にゃんこ先生
あの有名な高校入試の単語帳、ターゲット1800は1800単語レベルということだからね。
にゃんこ先生
中学生からでも無理なく読めるのがGraded Readersの良いところ。

 

にゃんこ先生
文法制限についても、添付の画像を見て欲しいけど、あんまりイメージが沸かないかもしれないね。
にゃんこ先生
Oxfordの学習者用サイトで、自分がどのレベルにあっているのかテストするツールがあるから、これを試してみるのも良いと思う。

必要な単語量

Level読むのに必要な単語量
Starter250語
ステージ1400語
ステージ2700語
ステージ31000語
ステージ41400語
ステージ51800語
ステージ62500語

文法制限

 

本の選び方

にゃんこ先生
多読の目的の一つは、英語を日本語に訳さないで意味を理解できるようにすること。だから、自分のレベルの一個下ぐらいの難易度の本を選んで、たくさん読む必要がある。

にゃんこ先生
一つチャレンジして見て、少し難しい、ストレスを感じたら、レベルを一つ下げてみよう。

にゃんこ先生
あと、ありがたいことに、Bookwormsは紙の本だけじゃなくて、電子書籍版があるものもある。Kindleを使うと、知らない単語も一瞬で調べられるし、本も少し安くなる。

にゃんこ先生
無料のアプリもダウンロードできるから、導入を検討してみよう。

 

Starter (250語)

A Connecticut Yankee at King Arthur’s Court

Hank Morgan はアメリカConnecticut州で幸せに暮らしていた若者だ。

1879年のある日、ある人が彼のオフィスに入ってきて「早く来て、ボス!誰かが喧嘩してる!」と叫んだ。その後、さまざまな奇妙な事件が起こりはじめ、彼の人生は永遠に変わってしまった・・。

 

Dead Man’s Money

Cal DexterがBlue Lake Cabinsの一棟を借りた時、床の下に3000ドルが見つかった。

これは銀行から強盗されたお金、ある死んだ人のお金とは知らなかった。「警察のところに持っていくか?」と考えたが、他にこのお金が欲しい人は3人いる。うちの二人は危険人物だ。Calはこの人たちを止めることができるのか?

 

Drive into Danger

「オレはトラックを運転できる!」Kimは出勤の初日に言った。

Kimの乗客Andyはこのトラックの下に何か変なものが隠れているのを気づいた時、状況はだんだん危なくなってきたーーとても危ない。

 

Escape

「私はすりじゃない。私は無実だ。」Brownが叫んでいた。

投獄され、監獄の看守にも嫌われ、イライラしていた。ある日、Brownは一つのアイディアを思いついた。危ない、とっても危ないアイディアだ。

 

Girl On A Motorcycle

「お金を渡せ!」強盗がロサンゼルスの警備員に言った。警備員は強盗の銃を見てお金を渡した。

強盗は金髪でバイクを乗っている。ある金髪の女性がバイクに乗ってKennyの簡易旅館に着いた。彼女はあの強盗なのか?

 

Give Us the Money

「毎日が同じことの繰り返し。まったく面白いことがない」、ある退屈な月曜日の朝、Adamがそう思った。

でも今日は違う。彼が美人の若者を助けてから、彼の生活がコロッと面白くなってきた。危険も近づいてきた。

 

King Arthur

紀元650年、イギリス。息子のいない国王が死に、あちこちに戦争が起きている。

新しい国王が現れるまで、戦争は止まらないだろう。奇跡なオーサーキングの物語はここから始まる。

 

Last Chance

「これでもうFrankに怒られないでしょう」Mikeが嬉しそうに思った。

彼がこの火山の映像を撮った唯一のカメラマン。これでやっと家に帰れる。でも、Jennyを見つけたら、彼女は既に死んデでいた。岩も動き始めた。Mikeは怖くなってきた。

彼らは火山から生きて帰れるのか?Mikeのカメラやせっかく撮った映像はどうなるのか?

 

Mystery In London

Whitechapelキラーのせいで6人の女性が死んだ。

今、もう一人の被害者がロンドンの道で横になって、周りは血だらけだ。彼女はとても弱っている。

あなたは有名な探偵Mycroft Pound。あなたはキラーを捕まえられるのか?

 

The Mystery of Manor Hall

Manor Hallは暗くて神秘的な屋敷。あそこのミュージックルームに入れる人はいない。

ある夜、TomとMillyは異様な音を聞こえた。その音はミュージックルームから出てきた。TomとMillyはドアを開けたら、誰かがミュージックルームで歌っている。

怖くて逃げようとするTomとMillyは、体が全く動かない。TomとMillyは、Manor Hallの秘密を発見できるのか?

 

New York Cafe

年は2030。ニューヨークカフェに一通のEメールが届いた:私は人を助けて幸せにさせたい。

でも、このEメールについてみんなが喜んでいるわけではない。警察から大統領まで、このニューヨークカフェに深い興味を持つようになってきた。

 

Oranges in the Snow

「もう準備万端。実験を始めていい」あなたのアシスタントJoeはこう言った。

あなたは有名な科学者Mary Durie、アラスカのある実験室で働いている。あなたは何か非常に価値のあることを発見した。でも、他の人はあなたのアイディアを盗もうとしている。

そいつらを阻止することができるのか?

 

Orca

Tonyaと彼女の友達は船で世界一周したい。いろいろワクワクするところを訪ね、ワクワクすることを経験したい。

でもある日、彼かはオルカ(シャチ)に遭遇した。オルカは海の中最も危険な動物の一つである。人生がちょっとワクワクしすぎるようになってきた。

 

Pirate Treasure

Tom Creekの宝蔵は海の底にある。多くの人がそれを手に入れようとして、結局死んでしまった。

「俺らの船は準備できた。俺らは全員優秀なダイバーだし、宝蔵を見つけに行こう」John Westは妻と友人たちにこう言った。「はい!あーーー!おーーー」みんな歓声をあげた。

みんな行く気満々だが、Tom Creekの呪いから逃げることができるのか?

 

Police TV

「毎日、お店の近くにいる人たちからお金を盗んでいるスリがいる。これを止めなきゃ」警察官Danが言った。

監視カメラをつけて見張っているが、犯人を特定することは簡単ではない。容疑者が多すぎるから。

一体誰がそのスリだ?

 

Red Roses

「あのバラを持っている男は誰だろう」、「会いたいな」Annaが思う。

「あのギターを持っている女子は誰だろう」、「気に入る。会ってみたい」Willが思う。

でもこの二人は会っていない。

「男はどこにもいるから」Annaの友達Vickiが言い聞かせた。でもAnnaはWillのことを忘れられない。

ある雨の日に…

 

Robin Hood

「あなたは勇者だ。でも私はあなたが怖い」MarianがRobinに言った。

なぜなら、Robinは王子Johnの新しい納税政策について気に入らない。Nottinghamの貧しい住民たちのために何かをしたいと思っている。

このことを王子Johnに知られ、Robinが危険な立場になった。

 

Sally’s Phone

Sallyはいつもバタバタしている。しかもいつも携帯を持っている:家でも、電車でも、仕事でも、お昼でも、買い物でも。

でもある午後、彼女は違う携帯を持って、人生のすべてが変わってしまった。

 

Star Reporter

「この町に引っ越してきたばかりの女の子がいる」Joeが言った。

その後、Steveは彼女を探し始めた。この小さい町では、Mariettaはすぐ見つけられる。

でも。毎回Steveが彼女に会った時、何か変なことが起きる。Steveの生活がどんどん狂ってしまう。

 

Starman 

オーストラリアのど真ん中、なんもないところ。日差しが強くて、人が少ない。

ある男はなんもない道に立っている。Billがあの人に会った時、驚きながら不安も感じた。

不安に思うのは間違いない。この男はどこか変わっている。とても変わっている。

 

Survive!

あなたは小さい飛行機でロッキー山脈に向かっている。

急に、エンジンが異様な音をし始めた。まもなく、あなたは一人ぼっちで山の頂上に、雪の中にいる。

とってもとっても寒い中、あなたはこの山から下りる方法が見つかるのか?

 

Taxi Of Terror

「これ、どうやって使うの?」Jackはプレゼントを開けながら聞いた。携帯だ。

その日の夜、Jackはタクシーの中に拉致された。

彼は、今日貰った携帯を始めて使ってみようとした。この携帯は、彼の命を救うのができるのか?

 

The Fifteenth Character

「仕事は面白いよ」SallyがHappy Hillsでの仕事についてこう言った。

今日は特にワクワクする一日だ。有名な歌手Zappは来店するからだ。みんな楽しんでいるが、何かの事件が起きた。

 

The Girl with Green Eyes

Gregはニューヨークにあるシェプトンホテルでドアマンをやっている。ある可愛い女の子が助けを求める時、断れなかった。Cassieというアーティストの女の子。

彼女は養父から彼女のスケッチブックを取り戻したい。そして、彼女の養父はGregのホテルで泊まっている。

Gregは彼女を手伝えるのか?

 

The Girl with Red Hair

毎日、色んな人がMasonのお店に来ている。

年寄、若者、男性、女性。彼のオフィスから、お店の中、Markはみんなを見ている。お店を離れたら、Markはみんなの顔を忘れる。

ある日、赤い髪の毛の女の子がお店に来た。これでMarkのすべてを変えた。あの可愛い顔、緑色の瞳、赤い髪の毛…

 

The Ransom of Red Chief

BillとSamは200ドルを持ってアメリカの小さい町サミットに訪れた。でももっとお金が必要なので、Samは稼ぐアイディアが浮かんできた。

いろいろあってから、この二人はここに来たことについて後悔した。もちろんそのアイディアについても。

 

The White Stones

「この島の住民は考古学者のことを気に入らないよ」フェリーにいた女性がこう言った。

あなたは単なる、この4500年の巨石を研究したいだけ。でもまもなく、あなたはいろいろ変なことにあう。時間が無くなる前にこのミステリを解決できるのか?

 

Vampire Killer

「私はヴァンパイアキラーだ。君の助けが必要。」Fletcher教授がColinに語った。

Colinは仕事とお金が欲しいが、バンパイアなんて本当に存在しているのか?この教授の頭が狂ったのか?

 

ステージ1 (400語)

A Little Princess

Sara Creweはとても裕福な、小さな女の子だ。

彼女は7歳のときに初めてイギリスにやってくるが、父親はロンドンにあるMinchin夫人の学校に彼女を連れて行くと、インドでの仕事に戻る。

Saraは始め寂しかったものの、すぐに学校で友達ができる。だが、彼女の11歳の誕生日、とても辛いことが起こり、今やSaraには、家族も、家も、1ペニーのお金さえもない。

 

A Ghost in Love and Other Plays

あなたは亡霊を信じますか?ジェリーはそんなものは信じない19歳のアメリカ人だ。友人ブラッドとの休暇を楽しみにしていた。

しかし、二人がイギリス北部を自転車で旅行中、滞在先の小さなホテルで奇妙な出来事が起こり始める。以前にこの場所へ来たことがあるような感覚にとらわれるブラッド。そしてエレンという少女が現れ・・・。

3つの原作のうち1作は17世紀、残り2作は現代が舞台となっている。亡霊が登場し、この世の人々の人生を変えていくという3つの物語。

 

Aladdin and the Enchanted Lamp

アラビアのある町にAladdinという少年がいる。貧しく、お腹をすかせていることがよくあったが、ある日、彼は古いランプを見つける。ランプをこすると煙が立ち昇り、その煙の中から魔法使いが現れる。

魔法使いの助けで、アラジンはすぐに金持ちになり、金や宝石や高価なものをたくさん手に入れる。

だが、彼は皇帝の娘、美しいBadr-al-Budur王女の愛を手に入れられるのだろうか。

 

Animals in Danger

人間は動物を愛し必要とする。家や農場で動物を飼い、動物園へ行き、動物の映画やテレビ番組を楽しむ人も多く、幼い子供はおもちゃの動物で遊ぶものだ。

しかし、人間は同時に動物にとって脅威の存在でもある。動物の住む土地を奪い、木を伐採し、川や海を汚染し、皮製品や薬を作るために大動物を殺す。現在、7000種もの動物が絶滅の危機にさらされているのである。世界中の動物を保護するために、私たちができることは何だろうか。

 

Christmas in Prague

オックスフォードのある家で3人の人間――Carolと夫のJan、Janの父親のJosef――が朝食を食べている。3人はプラハのことを話している。Carolは3人でクリスマスにプラハに行きたいからだ。Josefはプラハ生まれだが、若い頃に故郷を離れた。年老いた今、死ぬ前にもう一度プラハを見たいと思っているのだ。

だが、彼は怖い。彼の人生を永遠に変えることになった、ずっと昔のプラハでのクリスマスのことが忘れられないからだ。

 

Deserts

Look at a desert, and what do you see? Nothing much – just a hot, flat, dry place, with lots of sand, and no animals or people. But look again. There are deserts with mountains, and deserts with snow. There are millions of people – some live in towns, and some move across the desert all the time. There are plants that live for hundreds of years, and animals that can sleep for months under the ground. When you look closely, the desert is a wonderful place, full of exciting things…

 

England

毎年2,500万人もの観光客がイギリスを訪れる。しかしロンドン以外の街へ足をのばさない人々も多い。

魅力的な名所や観光地であふれるイギリスでは、ショップや劇場がひしめく大都会の喧騒と、それとは対照的に小さな田舎町の静寂を同時に味わうことが出来る。古城や美しい教会を訪ね、音楽の響きわたるフェスティバルに参加・・・ここは24時間楽しめる国なのだ。

 

Five Short Plays

食事の時間さえ惜しむような客が相手のファストフード店での仕事にうんざりしたときは、作り笑いを浮かべればいいのか?いや、時間を気にせず働ける別の職場を探すべきだろう。

海外旅行の夢を友人に一笑されたら?夢をあきらめて国内にとどまるか、自分の冒険心に忠実に生きるか?

誰かが買った塩が最後の一袋だったと聞いたら、その袋を高値で買い受けるか、それとも何とかしてその袋を手に入れるか?我々の周りには、そんな問題があふれている。

 

Goodbye, Mr Hollywood

Nick Lortzがカナダの山中の村ウィスラーにあるカフェテラスの外の席に座っていると、見知らぬ女性がやってきて、隣に座る。彼女は若く、美しく、笑顔が素敵だった。Nickはそこで彼女と話すことができていい気分だ。

だが、なぜ、彼女はNickを「Mr. Hollywood」と呼ぶのだろうか。なぜ、彼女は別れ際に愛情を込めてNickにキスをするのだろうか。隣のテーブルの、短い白髪の男は誰なのだろうか。Nickはその答えを見つけるのは、とても長く感じる3日間が経ってからだ――。

 

Japan

What is Japan? It is everything new and modern: the Tokyo Sky Tree, 634 metres high; amazing cameras and phones; karaoke and manga; trains going past at 300 kilometres an hour. And it is everything ancient too: beautiful palaces; high mountains and hot springs; cherry blossom in the spring; quiet gardens with water and trees. Here the past meets the future all the time. From sumo wrestlers to robots, Japan has something amazing for everybody.

 

Les Miserables

France, 1815. Jean Valjean leaves prison after nineteen years. These are dangerous and troubled times, and life is hard. Valjean must begin a new life, but how can he escape his past, and his enemy, Inspector Javert? This story for Bookworms is loosely based on the famous novel Les Misérables by Victor Hugo, one of France’s greatest writers. The novel was written in 1862, and the story has been retold many times – in a musical, in plays for radio and theatre, and in more than fifty films for television and cinema.

 

Little Lord Fauntleroy

ニューヨークの小さな家に母と暮らす7歳の少年セドリック。英国人の父を亡くし貧しい生活ながら、母ひとり子ひとりの温かい生活を送っていた。

優しく人なつこい性格で周囲にも愛されるセドリックのもとに、ある日英国から弁護士が訪れセドリックの祖父についての驚くべき事実を告げる・・・。

 

London

ローマ時代の古い街並みと21世紀の新しさを併せ持つロンドン。

オックスフォード・ストリートからウェストミンスター寺院へ、シェイクスピアゆかりのグローブ座からウィンブルドン・テニスクラブへと行き先はさまざまだ。ロンドン・アイに乗り、フリーマーケットへ出かけ、劇場へ行き、ロンドンマラソンに出場しよう。

巨大で美しく、喧騒と興奮あふれる街ロンドンを詳しく紹介する。

 

Love or Money

今日はMolly Clarksonの50歳の誕生日である。彼女はパーティーを開いている。彼女は金持ちなのに、小さなパーティーだ――出席者はたった4人である。

だが、その4人は、みな、同じものを必要としている。彼女の金だ。

彼女は自分の金をその4人には渡そうとしない。だから、4人は彼女が死ぬのを待っている。4人の外にも彼女の死を待つ人間たちがいる。しかし、その中の一人の人物は待っていられない。その結果、Molly Clarksonは50歳の誕生日に死ぬことになるのだ。

 

Mary, Queen of Scots

1500年代のイングランドとスコットランドには、二人の有名な女王――スコットランドの旧教徒の女王、Maryと、イングランドの新教徒の女王、Elizabeth1世がいた。

その時代に生きることは、刺激的ではあるが、しかし危険なことでもあった。Maryは生後一週間でスコットランド女王となった。16歳でフランス女王を兼ねることになった。彼女は赤みがかった金髪で、背が高く、美しかった。

多くの男たちが彼女を愛し、彼女のために死んだ。しかし、敵もまた多かった。

 

Mutiny on the Bounty

ある晩、タヒチ近くの南海上で英国海軍の軍艦Bounty号は母国イギリスへの長い航海を始める。しかし、船員たちには不満があって、剣や銃を手にする。彼らは船長をベッドから引きずり出し、甲板に連れて行く。船長は逃げようとするが、一人の船員が彼の首にナイフを突きつける。「また逃げようとしたら殺すよ、Bligh船長。」と船員は言う。

Bounty号の反乱は1789年4月に起こった。これはBligh船長とFletcher Christian、それから、母国イギリスに戻ることのなかった一隻の船の物語である。

 

Ned Kelly

まだ小さかった頃、彼は貧乏で空腹だった。

青年になっても貧乏で空腹のままだった。彼は馬を盗み、闘うことを覚え、法の外で生きることを覚えた。1870年代のオーストラリアは秩序のない荒れた国だった。金持ちが土地を所有しその富を増やす一方、土地を持たない貧乏人には貧乏から抜け出す手段は何もなかった。

ネッド・ケリーが無法者だというものもいれば、彼は悪党ではなく法が悪いというものもいる。これはオーストラリアの最も有名な無法者の真実の物語である。

 

New York

世界的に有名な店でのショッピングや野球観戦、摩天楼の頂上やセントラル・パークでコンサート鑑賞、ニューヨークスタイルのデリでサンドウィッチに舌鼓を打ち、ブロードウェイの劇場でショーを鑑賞。まさにニューヨークで体験出来ないことはない、といっても過言ではないだろう。

喧騒と興奮あふれる巨大な街、ニューヨークを詳しく紹介する。

 

One-Way Ticket

Tom Walshは人生について知りたいことがたくさんあった。彼は旅が好きだったが、旅を急ぐつもりはなかった。

彼は人と出会うのが好きだった。どんな人とでも、とにかくいろいろな人と出会うのが。彼は列車で会った二人のアメリカ人少女が気に入った。二人はとても素敵で人懐こく、いろいろな場所のことを知っていた。Tomは二人といて楽しかった。間違いなく、Tomには人生についてまだまだ知るべきことがたくさんある。

これは列車での旅を題材にした短編集である。

 

Pocahantas

美しいアメリカ先住民の女性と勇敢なイギリス人。黒い瞳と青い瞳。互いに交わされる親しげな微笑、笑い、愛情にあふれた視線。……しかし、時は1607年の北アメリカで、愛を成就させることは容易ではない。その少女は王Powhatanの娘、イギリス人は白人である。バージニア州のアメリカ先住民は、白人が自分たちの美しい国に入り込むのを望んでいない。

これは、Pocahontasと、イギリス人John Smithへの彼女の愛を綴った、有名な物語である。

 

Remember Miranda

Cathy WilsonはHarvey家での新しい仕事のために、ノーフォークに車で向かっている。彼女はTimとSusanという二人の子供の世話をするのだ。Cathyは子供たちのお父さん、おばあさん、おばさんに会う。畑をへだてたところに住む農夫のNickにも会う。

だが、子供たちの母親Mirandaには会えない。Mirandaはもう生きていないからだ。Mirandaは2年前に亡くなっていて、CathyにはMirandaのことを知る手立てがない――。

 

San Francisco

1840年代、人々は「すばらしい金鉱地だ」と言って世界中からこの街にやってきた。1920年代、米国政府は刑務所にふさわしい場所としてアルカトラズ島を選び、アル・カポネを収監した。1960年代、髪に花を飾ったヒッピーたちは、愛を謳ってヘイト‐アシュベリーに集まった。

そして今もなお、人々の心を惹きつける街、サンフランシスコ―写真を撮っても、チャイナタウンのパレードを見物しても、あるいはカフェに座るだけでも、この街独特の面白さを味わうことができるのだ。

 

Scotland

More than 20 million visitors come to Scotland each year. Some love it for its long white beaches and quiet green hills. Some like the busy cities, with their shops and museums, castles, and parks. Others come to see the home of their parents and grandparents, to hear Scottish music, to find their family tartan. And some come to visit the whisky distilleries, eat wonderful food, and go to one of the world’s biggest street parties. Scotland has something for everybody. Come and find what Scotland has for you.

 

Sherlock Holmes and Duke’s Son

Huxtable博士はイギリス北部に少年のための学校を開校している。Holdernesse公爵が息子をその学校に入れることにしたのは、その学校にとってはいい知らせだ。公爵はとても重要な人物で、その人の息子を学校に迎えることで、Huxtable博士は機嫌がいい。

しかし、2週間後、Huxtable博士はイギリスで最も不幸な人間となってしまう。

それはなぜか。また、なぜ、彼はロンドン行きの列車に乗り、Baker通りに行くのか。なぜ彼は有名な探偵Sherlock Holmesの助けを必要とするのか――。

 

Sherlock Holmes and the Sport of Kings

競馬というのはお金がかかるゆえに、スポーツの王様である。

しかし競争に勝てば莫大なお金が手に入ることもある― 馬主や調教師や賭けに参加した人達すべてに。

シルバーブレイザーはまだ若い馬だが、たくさんのレースで一着になっている馬であった。ある夜この馬が厩舎から突然消え、調教師が殺害された。警察は犯人を追い、馬主は馬を探したものの行方はつかめない。そこで彼らはシャーロック・ホームズの助けを借りるべく、221B ベイカー通りへ手紙を出した。

 

Sherlock Holmes: Two Plays

Sherlock Holmes is the greatest detective the world has ever seen, and he knows it. As the famous bank-robber, John Clay, says to him, ‘You think of everything, Mr Holmes. You’re very clever.’ People come to him with problems that no one, not even the police, can solve. Holmes sits, and thinks, and smokes his pipe, and in the end he finds the answer. In these plays, based on two of his stories, Holmes, helped by his old friend, Dr Watson, uses his great intelligence to solve two unusual and interesting cases.

 

Shirley Homes and the Cyber Thief

Shirley Homes, private investigator. Like Sherlock Holmes a hundred years ago, she lives in London, enjoys working on difficult cases, and has some helpful friends. She understands people, is a good listener, and of course, she is clever with computers. In today’s world that is important, because a lot of crime is cyber crime. In this second Shirley Homes detective story, Shirley must catch a cyber thief. But how? You can’t see a cyber thief, you can’t hear a cyber thief. Only the computer knows, and the computer isn’t talking…

 

Sister Love and Other Crime Stories

友だちのような姉妹もいれば、そうでない姉妹もいる。時には愛よりも憎しみのほうが強い家族もある。カリンは美しく、たくさんの男友だちがいたが、姉のマルシアに意地悪になることもあった。姉妹が小さかった頃はお互い愛しあっていたかもしれないが、もうずいぶん昔のことだ。

誰でもひとつは罪を犯すものだという。たとえば他人の傘を失敬したことがあるとか、万引きだとか、怒って誰かを殴ってしまうとか。ひょっとしたら誰かを殺してしまうことも…。

 

The Adventures of Tom Sawyer

Tom Sawyerは学校が好きじゃない。勉強も好きじゃないし、朝ベッドから出たいと思ったこともない。でも、泳ぐことと魚を釣ること、それから友達と冒険をするのは大好きだ。彼はしょっちゅう冒険をしている。

ある晩、彼は友達のHuck Finnと幽霊を探しに墓地に行く。その夜幽霊は見つからない。でも、幽霊よりもたちの悪いもの、はるかにずっとたちの悪いものを見てしまう。

 

The Bridge and Other Love Stories

Luke is a good-looking young man, but he’s not very clever with words. Gemma is clever with words, but what does she want? Lucy and Becky are good friends, but what about Sam? He makes wonderful cakes, but does he make mistakes too? Nina and Dragan are in love, so deeply in love, but they live in the wrong place, at the wrong time… All love stories have moments of happiness, pain, misunderstanding, laughter, and sometimes great sadness. But love will nearly always find a way…

 

The Butler Did It and Other Plays

サルを飼うとき、許可を得るには?妻に恋人が出来たら?自分の未来を知りたいなら?どこか遠く暖かい場所で、お金をかけずに楽しい休暇を過ごすには?そして恋人に結婚を決断させるには?

6つのオリジナル短編作品中の登場人物たちは困難な問題の解決策を探している。問題を解決しようと模索しているうちにおかしな状況にはまり込む。

それぞれの作品では現代生活のおかしな風景が描かれ、しばしば予期せぬ結末を迎えるのだ。

 

The Coldest Place on Earth

1910年の夏、あるレースが始まった。南極大陸の極点に立つ初めての人間になるためのレースだった。

イギリス人のRobert Falcon Scottは自分の船Terra Nova号でロンドンを出発し、南方への長い旅を開始した。5日後、もう一隻の船がやはり南方への航海を開始した。その船にはノルウェー人のRoald Amundsenが乗船していた。

しかし、南極は地球上で最も寒い場所であり、氷の上で南極点を目指すのは長く、辛い旅である。参加者の中には再び祖国に戻ることのない者もいた――。

 

The Elephant Man

彼は美しくない。母親も彼を疎み、子供たちは彼から逃げる。人々は彼を笑い、「エレファントマン」と呼ぶ。

が、ある人間が彼に話しかけ、彼の言葉に耳を傾ける! Joseph Merrickは27歳で、生まれて初めて友だちを持つのだ。これは事実に基づいた痛ましい物語だ。映画化もされている。

 

Lottery Winner

誰でも宝くじを当てたい。100万ポンド、あるいは200万ポンド、いや、1000万ポンド。なんてすごいことだろうか。

Emma Carterは毎週宝くじを1枚買って、かばんの中に大切にしまう。彼女は73才で、あまりお金は持っていない。オーストラリアにいる息子を訪ねたいのだが、飛行機の切符は値段がとても高いのだ。Jason Williamsも毎週宝くじを買う。だが、かれは善良な青年ではない。彼はものを盗む。彼は通りで歳を取った女性にわざとぶつかり、かばんをひったくり、走って逃げるのだ。

 

Meaning of Gifts

「貯蔵室を見るのが恐いわ。冬のために蓄えておいた食糧はあの客たちが全部食べてしまった。ひたすら食べ続けているんだもの。ありがとうの一言もなしによ。まったくあの子供たちときたら!親より食べるんだもの」

Izzet Efendiとその家族は彼らの客が永遠に居座るんじゃないかと恐れていた。いったいどうやったら出て行ってくれるだろう?

世界中から集めた短編を紹介するブックワームス・ワールドストーリーズ。この巻ではトルコの作家4人の作品を紹介しています。

 

The Monkey’s Paw

外は夜で、雨が降っていて寒い。家の中ではWhite家の人々が座って待っている。来ることになっている客はどこにいるのだろうか。

ドアでノックの音がする。暗闇の中、一人の男が外で立っている。客はすでに到着しているのだ。その来訪者は待つ。何年もインドにいた。彼が持っているのは何だ。小さな死んだ動物の手――サルの手だ。家の外で、暗闇の中、その来訪者は、微笑みながら、ドアが開くのを待っている。

 

The Murder Of Mary Jones

冒頭の裁判の場面。傍聴者であふれる法廷で、二人の若者サイモン・クラークとダン・スミスが立ち上がった。

「メアリー・ジョーンズ殺人罪を認めますか。」書記官が尋ねた。「俺たちは無罪だ。」主張する二人。しかし警察は、彼らが盗んだ車から凶器を発見していたし、サイモンの顔には血痕が残っていた。もし有罪の判決が下ったら、長い刑期を宣告されるに違いない。

弁護人は、正しい尋問を行うことで真実を暴き出すことができるのか?

 

The Omega Files

EDI(ブリュッセルのヨーロッパ情報局)には「オメガファイル」と呼ばれる極秘ファイルがある。そのファイルには、奇妙な事件、驚くべき事件、時には恐ろしい事件が記録されているが、オメガファイルについて知る人は多くない。

オメガファイルのことが新聞に載ることもない。HawkerとJuneはオメガファイルのことをよく知っている。EDIに勤務しているからだ。彼らは素早く考え、素早く行動し、ある奇妙なことを知ってしまう。彼らは世界中に飛び、危険な状況下で、答えを見つけようとするのだが、その難問の答えは見つからない。

 

The Phantom of the Opera

1880年パリのオペラ座である。

オペラ座の怪人――オペラ座の中のどこかに棲む幽霊――のことを誰もが話題にしていた。その幽霊は黒い服をまとっている。あるときは首がなく体だけで、またあるときは体がなく首だけだ。顔は黄色く、鼻はなく、目玉のあったところに黒い穴がある。

歌手、踊り子、演出家、舞台関係者――誰もがその幽霊を恐れた。だが、実際にその幽霊を見たものがいるのだろうか。

 

The Piano Man

A woman finds a man on a beach. He is very cold, his clothes are wet, and he cannot speak. The woman phones for help, and an ambulance comes and takes the man to hospital. In hospital they ask the man questions, but he does not answer. He still cannot speak – or does not want to speak. Who is he, this strange man from the sea? What is his name? Where did he come from? And why do they call him the Piano Man?

 

The President’s Murderer

大統領が死んだ!

ある晩、男が一人、走っている。彼は怯えている。休息が必要だが、追っ手がいる――ライトを持ち、犬を従え、銃を持った追っ手が。一人の男が机の前に立っている。上司は機嫌が悪く、その男は疲れている。眠りたいが、まず、例の男を見つけ出し、連れ戻さなければならない――その男の生死にかかわらず。二人の男――追う側と追われる側と。どちらが勝つのか。

大統領よ永遠なれ!

 

The Witches of Pendle

魔女は恐ろしい。魔女は一目で、あるいは一言であなたを殺すことができる。魔女はサタンに犬や猫の姿をさせて、あなたの元に送り込むこともある。魔女はあなたの姿をした泥人形を作り、それからそれを壊す――すると数週間後にあなたは命を失うことになる。

もちろん、今日では、ほとんどの人は魔女の存在を信じていないが、1612年には誰もが魔女を恐れていた。ランカシャーに住む若いJennet Deviceは魔女のことをよく知っていた。ペンドルの魔女たちと一緒に暮らしていたから。ペンドルの魔女たちは彼女の家族だったのだ。

 

The Withered Arm

ある男と女・・・ 愛の言葉がささやかれたある夏の夜。その後一人の子どもが産まれたが、結婚式は行われず,間もなく男は最初の女のもとを去り、若い女と結婚した・・・と言うのは今に始まった話ではない。そう、遠い昔からある話。100年前も今もこれからも人は同じ過ちを繰り返す。

しかしイギリス南部の丘陵地帯で起こったこの物語は少し趣が違うようである。これはただの夢かそれとも魔法なのか― 夢と幻想の世界に始まる奇怪な魔法のお話。

 

The Wizard of Oz

Dorothyはアメリカのカンサス州に暮らしているが、ある日、大竜巻が彼女を家ごと、Ozと呼ばれる不思議な国に吹き飛ばしてしまった。そこで、Dorothyは、かかし、ブリキの木こり、臆病なライオンと友達になる

しかし、彼女はカンサスの自分の家に帰りたい。唯一人、彼女を救うことができる人間がいて、それはその国の有名は魔法使いだ。それで、Dorothyは仲間たちとEmerald Cityを目指して黄色いレンガ道を進む。Ozの魔法使いを探すために。

 

Titanic

世界最大の豪華客船が北大西洋の静かな星空の下航海を続けている。船の背後では氷山が夜の闇の中にゆっくりと吸い込まれては消えていく。フ

ァーストクラスの乗客は食事と音楽鑑賞を楽しみ、3等客室では家族連れがアメリカでの新生活を夢見て眠っている。この海上の小さな町の夜が、彼らの多くにとって人生最後の夜となるとは知る由も無く・・・

 

Under the Moon

2522年、地球は死にかけている。完成してからまだ300年しか経過していない人工オゾン層の破壊が急速に進行しているのだ。太陽は地球に灼熱の炎を浴びせている。水もなくなっている。水がなければ何も生き延びることはできない。木々が死に絶え、草花が死に絶え、動物が死に絶え、人類も死に絶える……。

月の地下にあるコロニーでは人々がニュースを待っている――地球からのニュースを。地球を回る軌道上の宇宙船ではある若者がコンピュータのモニタ上の数字を見つめている。その数字から状況を読み取った若者は怯える。

 

Weddings

The bride wore a long white dress, with flowers in her hair. After the wedding, there was a party, and people gave presents to the bride and groom.’ This wedding was nearly two thousand years ago, in Rome. Some things don’t change. But some things do. Today you can have a wedding on a mountain, or under the sea, or ‘Elvis’ can sing for you. And different things happen in different places. Little birds made of paper, small trees, money in the bride’s shoe, and lots of noise – they are all important for weddings somewhere. Welcome to the wonderful world of weddings!

 

White Death

Sarah Harlandは19歳で、獄中にいる。空港で彼女のかばんの中にヘロインが発見されたからだ。彼女は今、裁判を待っている。法廷がヘロインを彼女のものと認定すれば、彼女は死刑となる。彼女は自分はそんなことはしていないと言うが、ならば、誰のしわざなのか。

二人の人物だけが彼女を救うことができる――母親と、今は彼女を愛してはいない、以前のボーイフレンドだ。二人は協力できるのだろうか。手遅れになる前に真犯人を発見できるのだろうか。

 

William and Kate

Everybody took photos of Prince William when he first arrived at the University of St Andrews. Crowds of photographers came to the little Scottish town next to the sea and took pictures of this new student – the nineteen year- old grandson of the Queen of England. But nobody photographed Kate Middleton on her first day at the university. She moved in quietly, ready to begin her studies in art history. She was just an ordinary student with an ordinary future in front of her. Or was she?

 

ステージ2(700語)

A Stranger at Green Knowe

PingがHunnaoに動物園で出会ったとき、彼はワクワクしたが、同時にがっかりもした。Hannoは見事なアフリカゴリラで、大きくて黒くて、人間よりもずっと強かった。鍵をかけられた檻の中でこのすばらしい野生動物がどうして生きられよう。

Hannoは動物園を脱走する。数日後、Green Knoweの近くでHannoの足跡が発見される。Green Knoweは、Pingが休暇を過ごしているイギリスのいなかの奥まったところにある古い家である。

 

Agatha Christie, Woman Of Mystery

アガサ・クリスティーという名前は何を意味するのか。多くの人々にとって、その名前は殺人事件の起こるミステリー小説―誰が犯人か―のことだ。人々は「私はアガサ・クリスティーを読んでいるところだ」のように言う。「殺人犯ははっきりとはわからないけれど、私が思うには…」云々。

しかしたいていその推理は間違っている。本の最後にたどりつくまで殺人犯の名前を当てるのは簡単ではないのだ。では、アガサ・クリスティーとは誰だったのか。どんな人だったのか。彼女の人生は穏やかで波乱などなかったのか。

 

Alice’s Adventures in Wonderland

マッシュルームの上で、大きな芋虫が一匹、パイプたばこをふかしていた。間もなく、芋虫はくわえていたパイプを取ると、ゆっくりと、眠そうな声でアリスに言った。「おまえは誰?」アリスが兎の穴から不思議の国に落ちると、なんと奇妙なことばかりが起こったことだろう。

アリスは芋虫と、それからチェシャー猫と会話を交わし、狂った帽子屋のお茶の会に行き、ハートのキングとクイーンとクローケーをし、それから――。

 

Anne of Green Gables

Marilla CuthbertとMatthewは一人の孤児をひきとって、Green Gablesにある農場の手伝いをさせようと考えた。男の子がいいと思っていたらAnneという女の子で、その子は髪の毛が赤く、そばかすがいっぱいあって、それはまあおしゃべりなこと。

女の子を望んではいなかったとは言え、小包でもあるまいし、まさか送り返すこともできなかろう。それでAnneは、活気がなく静まりかえった、カナダのAvonlea村に留まり、新しい生活を始めることになった。赤毛のアン

 

Changing Their Skies

アルーは有名なアメリカの大学から、入学させてくれるという手紙を受け取った。しかも奨学金付きで。アルーは当初このニュースが信じられず、何度も何度も手紙を読み返した。

アルーは幸せだったけれど、話はそう簡単にはいかなかった。アメリカでの生活費は?航空券も買わなければならない。そしてアルーの母親は…。

ワールド・ストーリーズ「Changing their Skies」ではマラウイ共和国、南アフリカ共和国、タンザニアから3人の作家の作品を収録。

 

Chocolate

飲み物として楽しんだり料理に使われるどころか、ビルや洋服、帽子まで作れてしまうチョコレート。贈り物や自分が食べるためにも買う。ダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレート、金箔をほどこしたものまである。

チョコレートは万人に好まれる食物だ。 何百年も前の中央アメリカの森林からアフリカ、ヨーロッパ、アメリカへと伝わり、インド、中国といった成長市場へと続く、チョコレートにまつわる話を紹介します。

読み進むうちにチョコレートが食べたくなるかも知れません。

 

Climate Change

It’s a terrible problem – or it’s really not as bad as people say. There will be sudden big changes – or slower changes that we can learn to live with. It means the end for many animals, people, even whole islands – or the beginning for growing food in the Sahara. What is the true story about climate change? Who is right – and what can we do about it? If we learn about the past, then perhaps there will be time to make changes for the future…

 

Cries from the Heart

ボツワナ、ニュージーランド、ジャマイカ、ナイジェリア、ウガンダ、マレーシア、インド、南アフリカ共和国の各作家の短編を紹介しています。

国は違っても優れた物語に受ける感動は同じ。親子、夫婦、友だちの間で起きる出来事、恐怖や悲しみ、幸せなど交わされる様々な感情は万国共通なのです。

2004年度コモンウェルス短編コンテストに入賞した8作品を収録したワールド・ストーリーズ「Cries from the Heart」。

 

Dead Man’s Island

Rossは誰も訪れる者のいない島で生活していた。

彼は人に自分の写真を撮らせなかった。彼は若く裕福だったが、悲しそうに見えた。そして、彼の家には1部屋だけ常に鍵のかかった部屋があった。Carol Sandersと彼女の母はロスに雇われてこの島にやって来た。Carolはまもなく、Rossには何か秘密があると確信するようになった――どうやって金を得たのだろうか。そんなに若い男がどうして島を一つ買えるのだろうか。

そこで彼女は注意深く監視し、聞き耳を立てる――。

 

Death in the Freezer

Ellen Shoreの家はごく普通のアメリカの家庭だ。Ellenは6歳。弟のAlが生まれた。両親は息子の誕生をとても喜んだが、Ellenはうれしくない。何でもまず赤ん坊のAlからになるからだ。

大人になってからも、まずAl、だった。彼はロックバンドをはじめレコードを作った。彼は裕福になり、有名になった。ところが、彼は姉のEllenには何も与えなかった。

彼女の生活は苦しく、子供が3人いたが、お金はほとんどなかった。彼女は、裕福で、有名で、自分に優しくない弟を憎むようになる…。

 

Dracula

Transylvaniaの山奥に城があった。Dracula伯爵の邸宅である。暗く人気のない場所で、夜にはオオカミたちが城壁の周りで遠吠えする。

1875年、Jonathan Harkerは伯爵との商談にイギリスからやって来た。JonathanはDracula城に入ると、どうも落ち着かない。夜、奇妙なことがいくつも起こり、彼は恐怖を感じた。彼が恐怖を感じたのは間違いではなかった。

Dracula伯爵は人間の血を吸う吸血鬼だったのだ。

 

Ear-Rings from Frankfurt

Richard Waltonはまた窮地に陥った。仕事を失い、またもや妹のJenniferに借金をしていたのだ。彼は姿を消した。Jenniferは彼を探す。警察も彼を探す。Jenniferも警察も、彼に問い質したいことが会ったのだ。

彼はなぜ職を失ったのか。なぜフランクフルトに飛んだのか。誰が彼の恋人に高価な金のイヤリングをプレゼントしたのか。Richardだけが知っているはずだ。しかし、Richardは見つからない。

 

Five Children and It

その子供たちは、墓に穴を掘っているときに見つけたものに驚いた。「それ」は何千年も生きている砂の妖精Psammeadだったのだ。それは丸っこくて毛皮に覆われていて長い触覚の先に目がある、おかしな小さな生き物だった。そいつは機嫌が悪くなって薄情なことがけっこうあったが、願い事を聞いてくれたのだ。

1日に1つ。「すごい」と子供たちは言った。しかし、願い事というのはやっかいなものだ。そのせいでトラブルに巻き込まれることも…。

 

Ghosts International: Troll and Other Stories

In Sweden nobody wants a troll to come into their garden, but how do you stop them? On a lonely road at night in Oman, Abdul’s car breaks down and he takes a ride with a stranger, but perhaps it is safer to walk. In England some young people play a scary game, and in Asia, a soldier returns home – at last. Every country in the world has stories about ghosts and spirits and monsters of one kind or another. Some people believe in ghosts and some don’t – but everyone enjoys a good ghost story.

 

Grace Darling

彼らには、風と、岩に砕ける波の音だけが聞こえた。夜の闇だけが見えた。真っ二つになった船の姿は見えなかった。闇の中、濡れた岩にしがみつき、寒さで凍え死にしつつある人々の姿は見えなかった。助けを求める声は彼らの耳には届かず、風の音だけが聞こえた。

岩に残された人々をどうやったら救えるのか。彼らの木製のボートは鉄製の船よりも強いのか。一人の男とその娘は、船を真っ二つに砕いた激しい波よりも強いのか――。

 

Hamlet

ウィリアム・シェイクスピアにより、1600年ごろに書かれた英語史上もっとも優れた作品のひとつ「ハムレット。」
デンマークの王子ハムレットはなぜそれほどまでに嘆き悲しんでいるのか。奇妙な発言をたびたび口にするようになったのはなぜか。家族や友人は彼が狂人となってしまったと心を痛める。

しかしこれは、ハムレットが家族の重大な秘密を知ってしまったせいだった。彼を心から愛している、優しいオフィーリアや学友のことを気にかける余裕も無くなった彼は、ひとりで考えこみ、あることを企てた。

 

Henry VIII and His Six Wives

ヘンリー8世はその生涯に6人の妻を娶った。

そのうちの3人はKatherine、2人はAnne、1人はJaneという名だった。24年間妻だった者もいれば、わずか1年半だった者もいた。1人は死に、2人は離婚し、2人は打ち首となった。

危険で、先の知れない人生だった。1547年にヘンリー8世が死んでから、6番目の妻は古い5通の手紙の入った箱を見つける。その手紙は、前の5人の妻一人一人からの手紙だった。悲しみ、怒り、恐怖に満ちた手紙だった。

 

Huckleberry Finn

誰が、同じ1軒の家に住み続け、綺麗な服を着て、いい子にして、毎日学校に行きたいと思う? 若いHuckleberry Finnがそれを望んでいなかったのは確かだ。それで彼は家出をして、偉大なるミシシッピ川をいかだで下る。やはり逃げ出していた黒人奴隷のJimも一緒だった。

しかし、生きて行くことは、この二人の仲良しにとってたやすいことでは必ずしもなかった。そして、Jimの身には、300ドルの懸賞金がかかる。

 

Ireland

さまざまな風景を持つ国アイルランド。静かに流れる川の数々や緑の草原、そして美しい島々。一方で歌と踊り、アイリッシュ・パブと劇場に代表される風景は、作家ジェームズ・ジョイスと音楽家ボブ・ゲルドフ、またリバーダンスを生んだ国アイルランドならではの顔だ。

そして銃、闘争、殺戮がもたらした平和への願い。さらなる魅力と新しい発見を求めてアイルランドへ。

 

Leonardo da Vinci

What does the world look like from the moon?’ ‘How do our bodies work?’ ‘Is it possible for people to fly?’ ‘Can I make a horse of bronze that is 8 metres tall?’ ‘How can we have cleaner cities?’ All his life, Leonardo da Vinci asked questions. We know him as a great artist, but he was one of the great thinkers of all time, and even today, doctors and scientists are still learning from his ideas. Meet the man who made a robot lion, wrote backwards, and tried to win a war by moving a river…

 

Love Among the Haystacks

ウーキー農場では干草を作りの真っ最中。干草を束にしながらも兄弟たちは他の事を考えていた― 若い女性、そして恋愛。汚い言葉が飛び交い、ケンカを始める兄弟。それでも仕事は続き、人々が出入りし、長く暑い夏の日もゆっくりと夜に向かっていった。

日が暮れ、一面が闇のカーペットに覆われると畑の端から甘く芳しい野草の香りが漂い、柔らかく立派な干草のベッドができあがる・・・。

 

Marco Polo and the Silk Road

For a child in the great city of Venice in the thirteenth century, there could be nothing better than the stories of sailors. There were stories of strange animals, wonderful cities, sweet spices, and terrible wild deserts where a traveller could die. One young boy listened, waited, and dreamed. Perhaps one day his father and uncle would return. Perhaps he too could travel with them to great markets in faraway places. For young Marco Polo, later the greatest traveller of his time, a dangerous, exciting world was waiting…

 

Matty Doolin

Mattyは15歳で、1週間後に卒業する。彼は動物の世話が好きで、農場での仕事に就きたいと思っている。

しかし、両親は、家を出て働くには若過ぎるから、自分の町で父親と同じ造船業に就くように、と言う。両親は、友達とキャンプに行くのもだめだと言う。それから、彼の犬のNelsonは一日中吠え通しだし、父親の靴を食べてしまうし、もう飼ってはいけないと言う。

しかし、MattyはNelsonのおかげで新しい生活を見つける。

 

Much Ado About Nothing

二つの恋物語からなる、速い展開のコメディー。勇気あふれる青年クローディオと、レオナートの娘ヒーローは恋に落ち、結婚を望んでいた。しかしドン・ジョンは二人の結婚を阻止しようと企てる。彼は成功するのか?それとも真実が明らかになるのか?クローディオとヒーローは無事結婚できるのか?

ベアトリスとベネディックはいつも言い争っていた。しかしその真意は?おそらく二人は互いに興味を持っていたのであろう。友人たちは二人を仲直りさせようと躍起になる。

 

New Yorkers

主婦、浮浪者、弁護士、ウェイトレス、女優――1900年代初期のニューヨークには普通の人々が普通の生活を送っていた。

それ以降、ニューヨークは大きく変わったが、住人はほとんど変わらない。金持ち、貧乏人、幸せな者、悲しい者、愛する人がいる者、愛する人を探している者。O. Henryの有名な短編小説は――繊細で、こっけいで、共感できて――そういったニューヨーカーたちの日常生活の、生き生きとした場面を私たちに見せてくれる。

 

Oceans

数千年もの昔、人々は海を眺めてこう思った。「この海の向こうには何があるのか」と。

最も勇敢な人々が旅に出て、その答えを発見する―美しい島々、凍結した大地、自分たちとは異なる人々…。今もなお、人々の海に対する興味は尽きない。潮の満ち引きが1日に2回おこるのはなぜか。

ほとんどの動植物が陸地の近くで生活するのはなぜか。光の届かない数千メートル下の海底に生息している生き物がいるのかどうか。そんなところで生きていけるはずもないのに…。

 

One Thousand Dollars

金か愛か。人生においてどちらが重要なのか。お金と愛情と人生について描いたこの4つの作品は、アメリカの偉大な語り部O. Henryによって100年前に書かれた短編を脚色したものだ。

 

Rainforests

果てしなく深い川や巨木、珍獣や美しい花々に代表される熱帯雨林。しかしまた、野焼き、濃くたちこめた煙、新設道路や街、動物の死骸、ホームレスの人々、これらも熱帯雨林のもう一つの風景なのだ。我々にとって、一度は訪れてみたい美しい場所の熱帯雨林。一方で、それを森林伐採や樹木の売買の対象として利用している人々がいることも事実である。

1950年から2000年にかけて、世界中の熱帯雨林の半分が姿を消した。この文章が読まれている間も、世界中のどこかで熱帯雨林の木が伐採されているのだ。

 

Red Dog

Red Dog was a Red Cloud kelpie, an Australian sheepdog. His life was full of excitement and adventure. He travelled all over Western Australia, and never really had an owner. But he had many, many friends, and he always knew where to go for a good meal. Louis de Bernières collected these stories about the life of a real dog in Western Australia. They are all true stories – some are funny, some are sad, but all are unforgettable. Everybody should have a friend like Red Dog.

 

Return to Earth

ずっと先の未来、HarlとEllenは公園を歩きながら自分たちの仕事や2人の生活について話している。しかし、2人は一緒に暮らすことはないだろう。

彼らにとって、科学者としての仕事の方が2人の愛よりも大事だからだ。Harlは地球を離れる計画を考える。長く危険な宇宙旅行である。Ellenは地球に留まって、人間の精神の働き方を変える計画を考える。Harlが地球に戻ったとき、Ellenが死んでからずいぶん時間がたっているだろう。

そして、地球は以前とはかなり変わっているだろう。

 

Robinson Crusoe

「私は何度も海岸を歩いていたが、ある日、砂に何かがあるのに気づいた。もっとよく見えるように近くまで行くと…足跡だ、人の足跡だ。」

1659年、ロビンソン・クルーソーは船が難破して、南アフリカの海岸の沖の小さな島に辿り着いた。15年間1人で暮らした後に、突然、その島にはもう1人の人間がいることに気づく。しかし、その人間は味方なのか、敵なのか。

 

Romeo and Juliet

もっとも有名なシェイクスピア作品。情熱的な若者の愛の物語。

モンタギュー家かキャピュレット家か。家名が何の意味を持つのだろう?名門モンタギュー家の息子ロミオが、類まれなる美しさを持つ女性と恋に落ちたとき、それが何の意味も持たないことを知る。敵対関係にある両家にとっては重要な問題だったが・・・

ロミオとジュリエットは、密かに愛し合うようになる。しかしロミオはヴェローナへ送られ、ジュリエットには父の友人パリスとの政略結婚が用意される。このとき二人の希望は絶たれてしまったのだ。

 

Seasons and Celebrations

英語が話される国々では、イースター、バレンタインデー、クリスマスをはじめ、さまざまな記念日を祝う。英霊記念日や母の日などのように新しいものもあれば、夏至などのように数千年の昔から伝わるものもある。

それらの日に、人々はどのような食事をし、どこへ出かけ、何をするのか。パンケーキを食べる特別な日の由来は?11月に子供たちが通りに連れ出す「男の人」とは誰なのか。多くの人々が一年で最も短い夜をイギリスで過ごしたがるのその訳は?

 

Sherlock Holmes Short Stories

Sherlock Holmesは最も優れた探偵である。彼は部屋で座ってパイプたばこを吸う。彼は聞いて、見て、考える。彼は足音が階段を上ってくるのを聞いている。彼はドアが開くのを見ている。そして、その見ず知らずの人間がどんな質問をするのかを知っている。

ここに収められた彼の物語の中の3つの話の中で、3人の訪問者がBaker Streetの有名な部屋に彼を訪ねる。その訪問者たちは彼らを助けられる世界中で唯一人の男の許に問題を持って来るのである。

 

Songs from the Soul

マレーシアからは幸運な話、ニュージーランドからは運の悪いこと、鶏とりんご酒にまつわる話はイギリスから。インドの話はヤギとカボチャについて、ナイジェリアからはネットカフェでのゲームの話。

国は違っても、人生はいつだって不可思議、そしてすばらしい。

 

Stories from the Five Towns

Arnold Bennett is famous for his stories about the Five Towns and the people who live there. They look and sound just like other people, and, like all of us, sometimes they do some very strange things. There’s Sir Jee, who is a rich businessman. So why is he making a plan with a burglar? Then there is Toby Hall. Why does he decide to visit Number 11 Child Row, and who does he find there? And then there are the Hessian brothers and Annie Emery – and the little problem of twelve thousand pounds.

 

Tales from Longpuddle

トニー・カイツは女性の人気の的だったが、頭がきれる方ではなかった。

昔の彼女に再会し、家まで送って欲しいと頼まれたら?その後結婚する予定の女性が現れたら?泥沼にはまったトニーはこの状況からどうやって抜け出せばよいのかわからない。

この短編集は19世紀のイギリスの田舎町を舞台にしているが、ハーディーの語る、過ち、失敗、結婚に関する話は現代にも通じるテーマである。

 

The Beautiful Game

ある人はフットボールと呼びある人はサッカーと呼ぶ。

コロンビアでは殺人事件のきっかけとなり、英国で開催された歴史的ゲームは2日間にも及んだ。このスポーツを通して人生の教訓を得たフランス人作家もいれば、単に女子サッカーは好ましくないとしてグラウンドを追われた女子選手もいた。

世界を魅了してやまないこのスポーツの未知なる世界と魅力あるゲームの数々に迫る。

 

The Canterville Ghost

キャンタビル一家は300年も住みつく幽霊に辟易し、この大邸宅をアメリカ人一家に売りに出すことにした。

幽霊を恐れないアメリカ人のヒラムBオーティスはこの家を幽霊付きで買うことを快く承諾する。オーティス一家を恐怖に奮い上がらせる、とびきりの計画を立てた幽霊たちだがアメリカ人はなかなか怖がってはくれない― 特にやんちゃ坊主二人は。そしてかわいそうな幽霊たちには驚きの結末が待っていた。

 

The Children of New Forest

1647年イギリス。チャールズ1世は獄中にあり、クロムウェルの軍は王の軍と戦闘を続けていた。誰もが危険にさらされた時期だった。Beverleyにいた4人の子供たちには両親がいなかった。

母は死に、父はチャールズ1世のために戦って戦死した。クロムウェルの軍隊が子供たちの家に火を放とうとしている――子供たちは家の中だ。

4人はNew Forestに逃げ込んだ。が、それからどうやって生き延びるのか。何を食べるのか。クロムウェル軍に発見されずに済むのか。

 

The Death of Karen Silkwood

Karen Silkwoodの物語。この物語は彼女の死から始まる。

なぜ、彼女の物語は終わりから始まるのか。彼女の死をもって、すべて終わり、ということになるのを望む人間たちがいる。なぜか。彼らは何を怖れているのか。

Karen Silkwoodには、私たちに話さなければならないことがあって、それは重要なことだと彼女は信じていた。なぜそれを私たちに話さずに死んだのか。私たちは真実を知ることができるのだろうか。疑問は次々に浮かぶが、それらの答えはない。これは実話である。アメリカのオクラホマ州で起こった。

 

The Importance of Being Earnest

オスカー・ワイルドの英語史上最大のコメディー作品。

アルジャーノンは友人ジャックが嘘つきだと知っていた。街ではアーネストと名乗り、故郷ではジャックと名乗っていたからだ。そしてジャックにプレゼントを贈るセシリーという少女は誰なのか。

美しいグウェンドレン・フェアファックスが、アーネストという名の男性しか愛せないと言ったとき、ジャックは改名し、永遠にアーネストと名乗る決心をした。その後セシリーはアルジャーノンとの結婚を受け入れるが、彼がアーネストと名乗ることが条件だった。

 

The Jungle Book

南インドのSeeoneeオオカミの群れに新入りが来た。彼はオオカミではない――Mowgliという人間の子で、人間の世界のことを何も知らない。彼は兄弟であるオオカミと生活し、狩りをする。

クマのBalooと黒ヒョウのBagheeraは友人であり先生だ。人喰い虎のShere Khanは彼の敵だ。Kipling作のMowgliのジャングルでの冒険物語は100年以上の間、老若問わず愛されている。

 

The Love of a King

彼が望んでいたことは、彼の愛する女性と結婚することだった。しかし、彼の国はそれを許さなかった。彼の名はエドワード8世――英国国王であり、インド国王であり、オーストラリア国王であり、同時に他の39ヶ国の国王でもあった。

彼は相応しくない女性を愛してしまったのだ。彼女は美しく、彼女も彼を愛していた――しかし、彼女は既に他の男性と結婚していた。これは世界中を驚かせた愛の物語である。

王は選ばねばならなかった。王の地位を取るか、愛を取るか――愛を取れば国を去らねばならず、2度と戻ることはできない。

 

Murders In The Rue Morgue

鍵が中に残された密室の四階の部屋。窓は内側から鍵が掛かかり、煙突は猫でさえ通れないほどの狭さ。ここから犯人はどうやって抜け出したのか?近所の住人が階段で聞いた二つの恐ろしい声の正体は?パリの住人たちはこの謎に対する答えを見出せないでいた。

優れた頭脳を持つ者しか気づかないであろうこの事件の謎を、類まれなる洞察力を持つアウグスト・デュピンは解決できるのか?

 

The Mystery Of Allegra

Allegraという名前は変わった名前だ。イタリア語で「幸せな」と言う意味だが、この物語の少女は時々とても悲しくなる。彼女はわずか5歳だが、新しい友人のAdrianに、自分は間もなく死ぬのだと言う。どうしてそんなことがわかるのか。

そして、もう一人のAllegra――白い寝間着を着て金色の髪の毛で大きな青い目をした――とは誰なのか。その少女は夜にだけやってきて、彼女は手も顔も冷たい、とても冷たい…。

 

The Piano

ある日、ある農場主がそこで働く少年に、古い建物の中のものをすべて捨てるように言う。農場主は「みんなごみだ」と言う。

少年はそのゴミの中に古い美しいピアノを見つける。彼はピアノを弾いたことがなかったのに、指がピアノに触れると、彼はピアノを弾き始める。彼が目を閉じると旋律が彼の中に浮かぶ――そしてその旋律が彼の指を動かす。

再び目を開けると、人生が変わっていることに気づく。

 

The Pit and the Pendulum and Other Stories

誰にでも悪夢を見た経験はあるだろう。姿は見えず音だけが聞こえ、暗闇の中何か恐ろしいものが迫ってくる夢。そして暖かいベッドの中で目が覚め、再び眠りにつくのだ。

もしも、夜よりも深い漆黒の闇の中、硬い床の上で目が覚めてしまったとしたら? 静寂に耳をすまし、死者の匂いを感じるかもしれない。死が取り囲み、自分を待っているとしたら…。

あらゆる闇の中から死がささやいてくる。恐怖と狂気の世界を描いたエドガー・アラン・ポーの短編集。

 

The Year of Sharing

Richardは彼に村での静かな生活にうんざりしていた。車を買ってかっ飛ばしたいと思う。

しかし、Richardは車のない未来の世界に住んでいて、自転車と、小さな村と、緑の森林があるだけだ。彼は12歳で、他の子供と同様、Year of Sharingを経験しなければならない。森林で野生動物と一緒に一人で生活しなければならない。世界を共有することを学ばなければならない。

動物が、どうやって生きて、食べて、戦って、そして、どうやって死ぬのか、を学ばなければならない。

 

Too Old to Rock & Roll

Gregはある問題を抱えたティーンエイジャーだ。その問題と言うのは彼の父親である。Gregの母が事故で死んでから、彼の父は生きることに何の興味も示さなくなってしまった。Gregは懸命に父を助けようとする。

彼の父は、もちろん、ロックンロールをやるには年をとり過ぎている。でも、もしかしたら…。ここに収められたJan Markの短編小説には、ティーンエイジャーの目を通した見た人生、愛、友情が描かれている。

 

Voodoo Island

James Conwayは大金が欲しかった。新しい家や店を何軒も建てたかった。ハイチのある島にある古い墓地に建てたかったのだ。その墓場にはただ1人だけ老人が住んでいた。Conwayは老人1人くらい、怖くはなかった。

しかしその老人には友人がいた――墓場の中、土の中に死んで横たわっている友人だ。家を建て始めたConwayは、死者の眠りを乱すという恐ろしい過ちを犯してしまった。

 

William Shakespeare

William Shakespeare. Born April 1564, at Stratfordupon- Avon. Died April 1616. Married Anne Hathaway: two daughters, one son. Actor, poet, famous playwright. Wrote nearly forty plays. But what was he like as a man? What did he think about when he rode into London for the first time… or when he was writing his plays Hamlet and Romeo and Juliet… or when his only son died? We know the facts of his life, but we can only guess at his hopes, his fears, his dreams.

 

World Wonders

世界で一番美しいもの、最高にめずらしいもの、最も驚異的なものはなんだろう?ピラミッド、万里の長城、パナマ運河、みんなそれぞれの意見があるだろう。エベレスト、ナイアガラの滝、オーロラなど自然の驚異もはずせない。 本書では、作者が選んだ自然の造形から人的な創造物まで、11の驚異を紹介しています。

グランドキャニオンやグレートバリアリーフは知っていても、イグアスの滝は知っているしょうか?古代都市ぺトラの話を聞いたことがあるでしょうか?本書が新たな発見と驚きの旅へ導きます。

 

ステージ3(1000語)

A Christmas Carol

「クリスマスなんていかさまだ」とScroogeは言う。「歳はまた一つとったのに、たった1ペニー分も裕福になってないことに気付くだけじゃないか。」 Scroogeにとって大事なのは商売――金を稼ぐことだ。

だが、クリスマスイブに3人の霊が彼のもとを訪れる。彼らはScroogeを連れ出し、過去と、現在と、未来のクリスマスの情景を見せる――そして、Scroogeは決して忘れることのない教訓を得るのだ。

 

A Cup of Kindness

In Edinburgh a detective listens to a confession; in Orkney an old man lives with the ghosts of his past. In the Outer Hebrides some travellers learn a lesson; in Glasgow a young woman steals a meeting with a famous actor; and in a small town somewhere a pigeon dies. These stories are as richly varied as the land of Scotland itself. Bookworms World Stories collect stories written in English from around the world. This volume has stories by Scottish writers Eona Macnicol, Malcolm Laing, Ian Rankin, George Mackay Brown, and Susie Maguire.

 

A Pair of Ghostly Hands & Other stories

夜、目がさめて、家のどこかで水道から水が滴っている音がするとき、どうしますか。もちろん、起きて水道の蛇口を閉めにいくでしょう。しばらくするとまた水の音がする。家には他に誰もいなくて、蛇口はちゃんと閉めたはず。あなたはどうしますか。

この本の中の幽霊たちはみなこの世にやり残したことがあって、墓の中から、仕事を続けに来たり、約束したことを果しに来たり、なくしたものを探しに来たりする。時には人助けをすることもあるし、人を懲らしめたり、場合によっては、人を殺すこともある。

 

As the Inspector Said

その殺人計画はよく練られていて、非常に巧妙だ。失敗することなどあろうはずもない。Soniaの愚かでさえない夫が死ねば、彼女はハンサムな愛人と結婚することができる。

,だが、いざとなると、彼女のさえない夫はそれほど愚かではない。うまくいかない殺人計画、ひどい失敗をする強盗、とても風変わりな探偵に出会う宝石泥棒……推理小説の黄金時代に書かれたこの5つの作品には、謎と驚きがあふれている。

 

Australia and New Zealand

わずか2000万人の人口からなる巨大な島国オーストラリア。一人の人口に対して羊10匹が生息する細長い二つの島からなるニュージーランド。

さまざまな特徴を持つ二つの国。世界一大きな岩がある国オーストラリア、また、ある町ではすべての住民が地下で暮らすという。一方ニュージーランドには、温水に浸かって海が眺められるビーチや、鮮やかな黄、緑、青色の湖が存在する。

美しく、驚きにあふれるこの不思議な二つの国を詳しく紹介する。

 

Chemical Secret

その仕事は話ができすぎていた。問題があるに違いなかった。そして、実際に、問題はあったのだ。

John Duncanは正直者だが、金が必要だった。彼には養わなければならない子供たちがいた。そのために彼は何でもするつもりだったし、上司たちはみなそのことを知っていた。彼に「No」と言えるはずがない――彼は自分の気持ちを正直に言えるほどの経済的余裕がなかったのだ――ので、上司たちは彼にその仕事を命じた。

その仕事は、飲んでしまった「毒」のように、彼を変え、彼の判断力を狂わせた。

 

Dancing With Strangers

「捜索しても望みはないかも。最後にみんなと会ってからいろんなことが起こったもの。もしかしたら、もうみんな死んでいるかも。反政府軍が連れていっちゃったかもしれない。でもレイカーが私を必要としている限り、私は彼女を捜しだすわ」

戦争で裂かれた国に暮らせば希望を失くすのは簡単なこと。アティタには古い写真が1枚あるだけだった。何年も会わずにいて友だちを見分けられるかどうかもわからなかった…。

アフリカから4人の作家の短編を紹介する「ワールド・ストーリーズ」。

 

Dinosaurs

1本の歯の大きさがバナナぐらいの動物なんてあなたは想像できるだろうか?しかもその動物の脳がオレンジぐらいの大きさだとしたら?

またある動物は、翼を広げると小さな飛行機ぐらいの大きさになって空を飛び、またある動物は人間の頭を尻尾で払い落とすほどの力があるという。中には数百本の歯を持つ動物まで―そんな恐竜に対する私たち人間の興味が尽きないのも無理はないのかもしれない。

生きた恐竜を見た人はいないが、毎年無数の人々がわざわざ出かけて行ってはこの巨大な動物の骨を見つめている。この恐竜の世界の謎を解き明かすには、本や映画やゲームではまだまだ物足りないのだ…。

 

Ethan Frome

どんなところでも、どんな時代でも、貧乏な人間が生きて行くのは大変だ。Ethan Fromeはマサチュセッツに住む農夫だ。

彼は毎日長い時間働くが、畑からの稼ぎはわずかだ。妻のZeenaはやせ細った白髪まじりの女性で、いつも愚痴をこぼし、気にするのは自分の病気のことだけだ。

そんなとき、いとこのMattie Silverという若者がFrome家に一緒に暮らすことになり、Zeenaを手伝い、家事をするようになる。

 

Formula One

It’s an exciting life – full of fast cars, money, and travel. The names of Formula One champions are known all over the world. And everywhere young drivers dream of success one day in Monaco, Melbourne, Monza… But it is a difficult life too. Drivers need strong bodies – and minds. They need to think quickly, drive hard, and sometimes look death in the face. This is the dangerous, exciting world of Formula One – where the world’s best drivers have only seconds to win or lose a race.

 

Frankenstein

Victor Frankensteinは、自分は生命の秘密を発見した、と考えている。彼は死人の体の部分部分を持って来て、新しい「人間」を組み立てる。

しかし、こうしてできあがった怪物はとても大きく恐ろしくて、誰もが逃げてしまう――Frankensteinさえもだ。怪物は、愛情を必要とする巨大な赤ん坊のようなものだ。

だが、彼に愛情を注ぐ者はおらず、怪物は人を憎むことを知る。そして、非常に力が強いので、次に覚えるのは、人を殺すことだ……。

 

Future Energy

今や世界中の人々がエネルギーを使って生活している。しかし、車を運転しているときにも、コンピュータを使っているときにも、さらには、薪を燃やして料理を作る時でさえ、私たちはエネルギーがどこから来たのかなどと考えたりすることはないだろう。

だが、もし今ガソリンがなくなったら、石炭がなくなったとしたら―いったい私たちはどうしたらよいのだろうか。科学者たちはその疑問に対する新しい答えを常に捜し求めている。

子供たちが走ることによって得られるエネルギーで水を村まで運ぶ方法、温水と冷水を利用してエネルギーを作る発電所の開発、草木のように成長することによってエネルギーを蓄積する自動車の開発…そんな時代がもうやってくるかもしれない。

 

Go Lovely Rose

ある暖かい夏の晩、月が静かな家や庭を照らしている。人はみな寝静まっている。ただ一人、パジャマを着てスリッパを履いて、濡れた芝の上、庭の隅で待ち続けているその男を除いては。

この3つの短編小説で、H. E. Batesは、ごくありきたりの人々を描き出す。

しかし、登場人物たちのことをより深く知ると、彼らの感情はありきたりなどでは少しもないことに気づく。事実、彼らの身の上に起こること――彼らの心の中に起こることも――は劇的で、常軌を逸してさえいる。我々にもそういうことが起こりうるのだろうか。

 

Goldfish

レアンダーの真珠が盗まれて19年が経っていた。犯人は捕まったが真珠は見つかっておらず、発見者に与えられる25,000ドルの賞金はまだかけられていた。ある時、私立探偵カーマディのもとに真珠のありかを知っているという男の情報がもたらされた。

男の家を訪ねたカーマディは、足に火傷を負い死んでいる男を発見する。同じ情報を手に入れ真珠を探している奴らが、どうやらロスには何人もいるようだった。

 

Information Technology

情報科学にふれずに現代社会は語れないだろう。自宅や職場そして劇場でも、携帯電話やEメールそしてコンピューターが我々の生活の一部となっているのだ。

古代のそろばんから現代の有能な小型コンピューターチップへの発展を見てもわかるように、情報科学の歴史は機械の歴史でもある。しかしまた人間の歴史とも言えるだろう。

 

Justice

ロンドン:11月

テロリストが女王の乗った車を英国議会付近で爆破する。女王は難を逃れるが、5人が死に、40人が重傷を負った。被害を受けたのはみな、一般人で罪のない人々だ――爆発で足を失った女王の運転手のAlan Coleもそのうちの一人だ。その爆破事件の真相を究明しようとするAlanと娘のJaneを、さらなる恐怖が襲う。

テロリストを検挙し、裁判にかけることができるのだろうか。しかし、どんな裁判だというのか?

 

Kidnapped

「私は船側に走り、『助けてくれ、助けてくれ! 人殺しだ!』と叫んだ。

するとおじさんがゆっくり振り返って私の方を見たのがわかった。それ以上は何も見えなかった。太い腕で引き離されてしまったから。それから、何かに私は頭を殴られた。目から火が飛んで、私は地面に倒れた……。」

こうして、David Balfourの冒険は始まる。彼は誘拐され、海に連れて行かれ、いくつもの危険な目に遭う。Alan Breckという友人にも出会う。だが、Alan自身も危険にさらされている。

 

Leaving No Footprint: Stories from Asia

「お祖母さんは年寄りなんだ」リーは娘に言った。「お前がお米を食べるよりもっとたくさんの塩を食べてきたんだよ」

祖母にぞんざいな態度を取ると娘を叱責するが、リー自身も年老いた母にいつも寛容なわけではない。母は長く生きすぎた。

もう人生も永くない。過去の思い出にすがるのみなのだ…。

 

Love Story

忘れられない愛の物語である。Oliver BarrettはJenny Cavilleriと出会う。Oliverはスポーツが好きだが、Jennyは音楽が好きだ。Oliverは裕福だが、Jennyは貧しい。二人は口論をし、けんかをし、そして、愛し合うようになる。

二人は結婚し、一緒に暮らし始める。懸命に働き、生きていることを喜び、将来の計画を立てる。そんなとき、二人にはあまり時間が残されていないことを知る。この物語は世界中の人々に、笑いと、涙をもたらした。

 

Martin Luther King

1950年代から60年代にかけてのアメリカでは、白人と同等の権利が認められていなかった黒人たちの怒りが鬱積していた。怒りの言葉や抗議デモ、爆弾や殺戮の時代であった。

しかし、怒れる群衆へ向けて、一人の平和を愛する男のメッセージが届く。「私には夢がある。」マーチン・ルーサー・キング牧師は言った。「そしてそれは、黒人と白人が平和と自由のもとに共存するという夢である。」並外れた能力でアメリカの歴史を変えた一人の男の短い生涯の物語。

 

Moondial

「Moondial!」とMintyがつぶやくと、冷たい風が彼女を通り過ぎ、彼女の耳には無数の脅えた声が聞こえた。彼女は目を閉じて、両手で耳をふさいだ――すると風はやみ、声は聞こえなくなった。

Mintyは目を開く――すると、彼女が起きたのとは違う朝であることに気付く。こうしてMintyの不思議な体験――過去への、時間を越えた旅――は始まる。彼女はそこでTomとSarah、それから、邪悪なMiss Voleに出会う。

 

On the Edge

Tugが目覚めると、そこは自分の家の寝室ではない。ドアには鍵がかけられ、窓にはみな格子がはめられている。建物中鳴り響く騒々しい音楽が彼の頭の中にがんがん響く。一人の女性がやって来て、自分は彼の母親だと言う。だが、それは母親ではないことをTugは知っている。

その建物の外では、Jinnyが森の向こうから、人里はなれて丘の上に立つ、その家を見つめている。彼女は奇妙な音を耳にするが、無視してしまう。彼女には関係のないことだから……。

 

Playing with Fire

He smiled, showing teeth yellow from cigarette smoke. He looked at his desk diary, then at her papers again. ‘Mmm… a hundred pesos a month. Why, that’s one thousand two hundred pesos a year. Surely, you can afford to buy me a forty-peso dinner!’ How can Marina say no? How can she refuse the Chief’s next request? He is an evil man, but she needs her promotion… These World Stories, from Tonga, the Philippines, Papua New Guinea, and New Zealand, are by Epeli Hau’ofa, Denise Whittaker, F. Sionil José, David A. Kulu, and Graeme Lay.

 

Rabbit-Proof Fence

14才のモリー、いとこのデイジーとグレイシーは先住民アボリジニとの混血だった。1931年、モリーたちは家族と引き離され、「白人」のオーストラリア人となる教育を受けるため施設に送られてしまう。そこでは母やアボリジニの言語、故郷を忘れるよういい聞かされた。

それでもモリーは忘れなかった。モリーと従姉妹たちは施設を逃げ出し、砂漠に張られたウサギよけのフェンス伝いに1600キロも離れた故郷ジガロング目指して北へ歩き続けた。

この逃避行はモリーの娘、ドリスによって語られた真実の物語です。

 

Recycling

ゴミを廃棄する場所が無くなったら、我々はどうすればいいのだろうか。世界中で毎日、缶、箱、紙、ビンなどのゴミが捨てられている。我々人間はゴミについて深く考えず、ゴミの山はますます大きくなっていくのだ。

しかし方法はいくらでもある。古紙を使った家の建築、ビンを再生したアクセサリー、缶を再利用した橋の建設など、リサイクルは誰にでも出来るのだ。簡単かつ節約につながるだけでなく、「地球を大切にしています。」と胸をはって言える。世界を救えるのは、我々なのだ。

 

Skyjack!

大型旅客機がハイジャックに遭い、その乗客リストを見た首相は、思いも寄らず、驚いた。首相がよく知っている名前――あまりによく知っている名前がそこにあったからだ。

もしも、ハイジャック犯たちがその人物の正体を知ったら、乗客に死者が出る。時間に余裕はない。滑走路上にはすでに一人の死者が横たわっている。数分のうちにハイジャック犯たちは再び銃を使うだろう。犯人たちが誰を殺そうとしているのか、首相は知っている。

 

Space

Is there anyone who has not looked at the dark sky, and the shining points of light above us, and asked themselves questions about what is out there? Where did our planet come from? When did the universe begin? Could we live on another planet? And one question above all – is there life anywhere else in space? Begin a journey into space – where spacecraft travel at thousands of kilometres an hour, temperatures are millions of degrees, and a planet may be hard rock – or a ball of gas. In space, everything is extraordinary…

 

Tales Of Mystery And Imagination

人間の精神は、暗く、底なしの穴のようで、時に不思議な、驚くべき動きをする。夜中に音を聞けば、風でドアがバタン、バタンと音を立てているのだろうか、それとも殺された人が棺の中から棺をたたいているんだろうかと考えたり、鏡に映る顔を見れば、自分の顔だろうか、それとも自分の後ろに立っている誰か――振り返ったときにはいなくなっているのだ――の顔だろうかと考えたりする。

 

The Brontë Story

1821年の9月のある日、ヨークシャーにある村の教会で、一人の男と、6人の子供たちが墓を囲んで立っていた。彼らは、妻であり母である女性を埋葬していた。子供たちはみなまだ幼く、ここ数年の間に、上の子供二人も亡くなっていた。

美しいヨークシャーの原野の近くで、その父親は、幼い子供たちばかりの家族を育てた。Haworthという村に住むBronte一家のことを、当時、知っている人がいただろうか。

 

The Call of the Wild

男たちが凍てついたカナダの北部で金を手に入れるには、犬――金の鉱山までの往復の長旅でソリを引く大きな強い犬が必要だ。

Buckはカナダ南部から盗まれ、ソリ犬として売られる。彼は新たな生き方を覚えねばならない――引き具をつけられてどうやって働くか、氷と雪の中でどうやって生き延びるか、そして、何より、どうやって戦うか。犬は戦いに敗れると、再び立ち上がることはないからだ。

 

The Card

どの町も「話題の人物」――話の種にされる人物、おかしなこと、すごいことをする人物、人を笑わせる人物が――必要だ。Five TownsのBursleyにはその「話題の人物」がいる。Edward Henry Machin、略してDenry――である。Denryは家賃が週23ペンスの小さな借家で生まれる。

しかし、30歳になるまでに、彼はお金をずいぶん稼ぎ、冒険にかけては我々よりずっと上手だ。Bursleyでは、町中、彼の話が絶えることはない。若きDenryは次にいったい何をするんだろうか。

 

The Crown of Violet

アテネの屋外劇場のずっと上の方の、石でできた座席に座って、Leonの息子のAlexisは演劇祭を見ている――自分の作品がその有名な舞台で演じられることを夢見ながら。夏が過ぎる頃、Alexisは翌年の演劇祭に応募する作品を書いている。

しかしその時、彼と友人のCorinnaは、アテネには敵がいる――アテネの民主主義を嫌う敵がいることに気付く。その敵はアテネの民主主義を滅ぼす革命を計画している……。

 

The Everest Story

It is beautiful to look at, hard to reach, and terribly difficult to climb. Winds of 200 kilometres per hour or more scream across it day and night, while the temperature falls to -20°C or lower. Every year, some who try to climb the highest mountain in the world do not return. But for a century people have been coming to climb Everest – some alone, some in groups, but all with a dream of going to the highest place in the world. This is their story.

 

The Kiss

Love stories with a difference… There’s a kiss by a fireside that was a mistake, there’s a man-hating aunt by the seaside, and a gunman in Texas wanting a fight. There’s a white heron flying over a forest, and a messenger running between two benches in a park. And of course, there’s a girl who meets a boy… These love stories are by US writers Kate Chopin, Stephen Crane, Sarah Orne Jewett, O. Henry, and Canadian writer Lucy Maud Montgomery (author of the famous Anne of Green Gables).

 

The Last Sherlock Holmes Story

ワトソン博士の死後40年間、博士自身によって書かれた文書の束が、鍵のかかった箱に隠されていた。その文書には、1888年、ロンドンのイーストエンドで起こった身の毛もよだつ殺人事件、切り裂きジャックの事件についての驚くべきレポートも含まれていた。

担当の探偵はもちろん、偉大なるシャーロック・ホームズだが、なぜ、これほどの長期間、公開されなかったのだろうか。

これは(シャーロック・ホームズの著者である)Arthur Conan Doyleが書いた作品ではない。世にも不思議な驚くべき物語である

 

The Long White Cloud: Stories from New Zealand

ナニ・タマは僕たちみんなを見た。僕、父、ヒレイナおばさん、いとこのティミー。そして怒りに満ちた声で言った。「この部屋の壁を見つめながらここで死ねと言うのか?一族の家系図を完成させないまま?」

ナニ・タマはだまって引き下がる男ではなかった。一族の歴史に隠された真実を見つけ出すため、孫と二人で夜通しのドライブに出かけていった。

マオリ族出身の作家はじめニュージーランドから4人の作品を紹介するワールド・ストーリーズ「Long White Cloud」。

 

The Mysterious Death of Charles Bravo

Charles Bravo died from the poison antimony. He took three days to die, and the doctors could do nothing to help him. There were three people who had reasons for wanting Charles Bravo dead – Florence Bravo herself, Charles Bravo’s new young wife; Dr James Gully, Florence’s former lover; and Mrs Jane Cox, Florence’s friend and companion. But the enquiry into the death in 1876 could not decide who the murderer was, and for more than 130 years people have wondered who did kill Charles Bravo…

 

The Picture of Dorian Gray

「喜びを感じるとき、それは、人は自分自身に忠実だからだ。」とHenry卿は言う。「だが、自分自身に忠実なときに、常に喜びを感ずるとは限らない。」Henry卿の規範にとらわれない気のきいた言葉の数々が、若いDorian Grayを、善良であることよりも美しいことに意味のある世界(例えば、パーティーで人を喜ばすという理由があれば何でも――殺人さえも――許される世界)に導いてしまう。

 

The Prisoner of Zenda

「王を見つけ出すためにすぐにゼンダに発たなくては。」とSaptが叫ぶ。「もしつかまったら殺されるぞ!」
Rudolf RassendyllとSaptはルリタニア国王を見つけ出すために、夜の町を走った。

しかし、国王はゼンダ城で捕虜となっている。Michael大公とRupert Hentzau伯爵率いる敵の手から国王を救い出せるのは誰か。

そして、美しいFlavia王女の心を射止めるのは誰だろうか。

 

The Railway Children

「ロンドンの家から引越さないといけないの。」と母親が子供たちに言った。

「田舎の、線路のそばの家に住むのよ。」RobertaとPeterとPhyllisの新しい生活はこうして始まる。3人は鉄道が大好きな子供に育つ――列車のことなら何でも知っていて、駅のポーターのPerksとは大の仲良しで、線路でいろいろな遊びをする。

だが、3人の父親はなぜいなくなったのだろうか。今どこにいて、戻ってくることはあるのだろうか。

 

The Secret Garden

Mary Lennoxはすぐに怒る、付き合いにくい子供だ。両親がインドで亡くなって、彼女はイギリスに連れ戻され、大きな寂しい古い家でおじさんと暮らすことになった。

庭を散歩して、秘密の庭を囲む高い塀の上を飛ぶこまどりを見ている以外に一日中何もすることがない。その秘密の庭は、10年間閉ざされ、誰も鍵を持っていない。

 

The Three Strangers And Other Stories

ある嵐の冬の夜、旅人が羊飼いの小屋のドアを叩いた。寒さに震えお腹を空かし、雨宿りの場所を探すこの男を小屋に招き入れたものの、自分のことは一切語ろうとしない。この男は誰でどこからやって来たかのか?この小屋を目指した旅人は彼だけではなかった。

これら3つの短編小説の中でハーディーは羊飼いと死刑執行人、伯爵と教師などの人生を描写しているが、どんな人間でも恐れ、希望、愛、嫉妬など同じ感情を抱えていることを著している。

 

The USA

アメリカという国を知らない人はいないだろう。映画や音楽、ファストフードが世界中に普及し、カウボーイ、ジャズ、ハンバーガーや星条旗がアメリカの象徴として語られる。

しかしまた、議論されることの多い国でもある。混沌とした街並みと、静かで美しい森林や公園、英国との独立戦争や、現アメリカ合衆国を作り上げるきっかけとなった南北戦争など。貧富の格差や黒人問題、アメリカ原住民と移民が抱える苦難など。そして現在のアメリカが本当に目指すものは。

 

The Wind in the Willows

川の土手を降りると、そこは柳の木を風がさらさらと吹き抜けて、数人の友人たちと昼食を一緒に食べるのにとても気持ちがいい。だが、モグラと水生ネズミにとっては、生きて行くことはそれほど安逸ではない。

例えば、ガマガエルが自動車に興味を持ってしまう時もある――本当に車に狂ってしまうのだ。このモグラとネズミとアナグマとガマガエルの冒険物語は、百年間もの長きにわたって、子供にも大人にも愛されてきた。

 

Through the Looking-Glass

「鏡の家に入れたらいいのに」とAliceは言う。「鏡が薄もやみたいになってね、そうよ、そうなるの。雲みたいになるの。」その直後、Aliceは鏡の世界に入り込む。

鏡の国で、Aliceはチェスの駒の一つになって、森の中を旅したり、小川を飛び越えたり。チェスの駒が話しかけて来たり、文句を言ったり、命令したり、詩を繰り返し暗唱したり……。誰もが夢に見たことのある不思議な世界……。

 

Tooth and Claw

Conradinは10歳だ。おばさんと二人暮らしだ。彼には大切な秘密が二つある。一つめは、おばさんが嫌いだということ。二つめは庭の物置に小さな野生の動物を飼っていること。その動物の歯は、白く鋭くて、そいつは生き血が好きだ。

毎晩、Conradinはそいつに、ひとつだけ、たったひとつだけ、あることを彼のためにしてくれるようにお願いしている。この短編集は、発想がユニークであり、おかしくもあり、「自然は歯と爪を赤く染める」ことを教えてくれる。別の言葉で言えば、Sakiの代表作品だ。

 

‘Who, Sir? Me, Sir?’

Sam Sylvesterは自分のクラスの生徒に大きな希望を持ってほしい、と願っている。人生で大きなことをやってほしいと。それで、彼は生徒たちをあるスポーツの大会に出場させ、裕福な生徒たちの学校Greycoats校と対戦させる。彼に選ばれてチームの一員となった生徒たちは、Samがおかしくなったんじゃないかと思う。

「誰が、先生? 僕が、先生?」と小さなHoomeyは、驚きで目をまん丸にして言う。「Greycoatsに勝てる訳ないじゃないか。」他の生徒たちは叫ぶ。

 

Wyatt’s Hurricane

ハリケーンMabelは大西洋のはるか沖合いを北に向かってゆっくりと進んでいる。陸地に近づくことはおそらくないだろう。だが、そのハリケーンが、もしも、サンフェルナンデス島に到達すれば、何千もの命が失なわれる。時速250キロ以上の風が吹くことだってありうる。

海からの巨大な波が、首都セントピエールに押し寄せることだってありうる。ハリケーンMabelは家も農場も道路も橋も破壊し尽くすだろう……。唯一David WyattだけはMabelがサンフェルナンデスを襲うと信じている。

 

ステージ4(1400語)

A Dubious Legacy

1944年ヘンリー・ティロットソンは新妻のマーガレットをイギリスの田舎町にある故郷の農家へ連れて行った。マーガレットは奇妙かつ不愉快な女性で、ヘンリーの人生を惨めにする事を心に決めているようであった。

ヘンリーの友人は彼を不憫に思っていたが、当の本人は悲しくも落胆もしていない。彼は人生を楽しもうとし、実際色々な方法でバラ色の人生を送っていた。メアリー・ウェズリーは恋愛、セックス、結婚、そして欲しい物を得ようとする人々を明快かつシビアな視点で描いている。

 

A Morbid Taste for Bones

12世紀に起きた殺人事件も、現代の殺人事件と違うところはない。今回の事件でも、現代の殺人事件同様に死体があって、ただ違うのは、心臓を貫いたのが弾丸ではなくて、矢だという点だ。これも現代と同様、生き残った人を慰めるために死体は埋葬する必要がある――犯人を捕まえるためにも。

修道士Cadfaelは、ウェールズの丘陵地帯のある村に到着し、お告げにあった3つのことを自分がしていることに気づく。この殺人は複雑だ。殺された男の娘はCadfaelの助けをいくども必要とする。その矢についてはわからないことがいくつもある。

 

A Tale Of Two Cities

「侯爵は、心臓にナイフを突きたてられて、石のようにそこに横たわっていた。胸の上には1枚の紙があり、次のように書かれていた。『早くこの男を墓場に運べ。JAQUESより。』」

フランス革命は、多くの人間に、恐怖と死をもたらす。しかし、この騒然とした時代にあっても、人間は、人を愛し、思いやることができる。人々は思いやりがあり、誠実で、そして、勇敢である。

 

A Time of Waiting

When did you last meet a polar bear, or go to a magician for help? These stories offer many different experiences. Some are strange, some are scary, some are sad, some are blackly funny. A few are shocking – when Lin Lin returns home for a funeral, she learns a dark and terrible family secret which may destroy her. Bookworms World Stories collect stories written in English from around the world. These stories are from Australia, Canada, India, Malaysia, Nigeria, Singapore, South Africa, and Trinidad.

 

Black Beauty

人を背に乗せる訓練を受けるときも、馬車を引いて走る訓練を受けるときも、最初のうち、Black Beautyは、自分の受けている訓練が難しいと思う。だが、彼は運がいい――最初に連れられて行った家がいい家だからだ。飼い主たちがいい人で、馬を虐げることなどしそうもない。

しかし、19世紀多くの人々は馬を虐待していた。鞭で打ったり、棒で叩いたり、死んで倒れるまで馬を機械のように酷使した。Black Beautyはそういう状況をまもなく知ることになる。

 

Cranford

小さなイギリスの町Cranfordでの生活はとても静かで平和に思える。Cranfordの婦人たちは、規則正しく毎日変わらぬ生活を送っている。12時から3時までの間にお互いを訪れ、ささやかなパーティーを楽しんで、自分の家の女中のことを心配する。

しかし、毎日がそう順調に行くわけではない。言い争いがあったり、ねたみがあったり、突然の訃報や、意外な結婚話があったりする……。Gaskell夫人の描く、19世紀前半の小さな町の生活は、150年もの間、読者を魅了し続けている。

 

Death of an Englishman

殺人には都合の悪い時期だった。

フロレンスの町はクリスマスの買物客でいっぱいで、警官の半分はすでに休暇に入っていた。最初はごく単純な殺人事件のように思えた。もちろん、殺人事件には謎が付き物だ。この事件では、被害者には午前3時に家具を移動するという習慣があった。当然、警察はその理由を知りたがる。事件は複雑になった。

だが、答えはずっと、目の前にあったのだ。警察がそれに気が付かなかっただけのことで、結局のところ、この事件もごく単純な殺人事件だった。

 

Desert, Mountain, Sea

危険で、寂しい、3つの地域。そこに行って、そして生きて帰ってくることを決意した、3人の女性。

Robyn Davidsonは、1匹の犬と4頭のラクダを連れて、オーストラリアの砂漠を約3000キロ歩いて渡った。Arlene Blumは、女性10人のチームで、世界最高峰の一つ、アンナプルナに登頂した。生還したのはそのうち8人だけだった。

Naomi Jamesは、250日以上にも渡る、世界一周単独航海に成功した。3人の探検家――3人の真の女性探検家である。

 

Disaster!

上空、地底、遥か海の向こう、災害はどんな場所でも発生する。我々人間が新しいものを建設し発明することで、自ら災害を招くこともある。そして現在、テレビやインターネットで災害前後の悲惨な模様を見ることが出来る。

ポンペイからアジアの津波、ロンドン大火からチェルノブイリ原発事故など、災害はただ恐ろしいだけでなく、我々に多くのものを教えてくれている。災害がもたらす恐怖、痛み、喪失感、死に果敢に立ち向かった、思いやりあふれる人々の感動の物語。

 

Doors to a Wider Place

「フットボールのこととなると、ビリーは人が違うようになった。黒い手がボールをつかみ、黒い足がボールを蹴る。黒人の希望がボールと共に、弱々しい白い空に高々と上がった。誰もビリーを止められなかった。ビリーは川のことも同胞のことも忘れていた」

それでも誰が同胞の過去を忘れることができるだろうか?やがてビリーは、彼と自分の民族を繋ぐ絆の強さに気づくことになる…。

オーストラリアから7人の作家による6つの短編を紹介する「ワールド・ストーリーズ」。

 

Dr Jekyll & Mr Hyde

あなたは夜のロンドンを歩いている。暗くなり、急いで家に帰りたい。細い路地に入る。あたりは静まり返っている。

窓のない大きな建物のドアを通りすぎると、鍵が開く音がする。一人の男が現れ、あなたをじっと見る。知らない男だが、すぐにその男があなたを嫌っていることがわかる。そして、あなた自身もその男を嫌っていることに気付いて、ぎょっとする。

誰もが嫌うこの男は誰だ? なぜ、この男は、あの立派な人物であるジキル博士の研究室から出てくるのか。

 

Gandhi

Who will speak for the poor? Who will listen to slaves, and those who have no rights? Who will work for a future where everyone is equal? Who will give up his house, job, and money to fight for people who are shut out by everyone else? ‘I will,’ said Mohandas Gandhi. And he began to fight in a way the world had not seen before – not with weapons, and wild crowds, and words of hate, but with the power of non-violence. This is the story of a man who became the Father of the Nation in his own country of India, and a great leader for the whole world.

 

Great Crimes

医師は、患者を大切に扱うものだ。それは周知の事実だった。そしてこの医師が抱える女性患者の多くは老衰で死を迎えようとしていた。これも誰もが認めていた。それほど高齢ではない患者、またそれほど重病でない患者数人が亡くなるまでは・・・。そしてハロルド・シップマン医師に疑問が投げかけられ始める。

多くの大事件は謎を秘めているものである。すべての事実が明らかになるわけでもない。人が罪を犯すきっかけとなった、愛憎、死、お金や謎、犯罪の裏に隠された様々な物語。

 

Gulliver’s Travels

「まもなく、何かが足を伝って体に這い上がり、顔のところまできたのがわかった。見ると、身長15センチほどのとても小さな人間だった……私は驚いて大声をあげた。」

しかし、これはガリバーが旅行中に経験する驚きのほんの一部にすぎなかったのである。彼は巨人の国や空飛ぶ島を訪れ、過去からやってきた幽霊やしゃべる馬と出会う……。

 

Land of My Childhood

「弟は私や母のそばにいたがった。台所で野菜を刻んだり、パン焼きなどよく手伝ってくれたものだ。なかでも彼の一番のお気に入りは、母のお話を聞くことだった」

今や楽しかった子供時代は遠い昔のこととなってしまった。姉と弟、母と子の間には大きい隔たりができていた。

本作ではインド、パキスタン、スリランカから9編の作品を紹介します。

 

Little Women

マーチ家の4姉妹にもクリスマスがやってくるが、高価なプレゼントを買うお金はなく、クリスマスの朝の食事を貧しい家族にあげてしまう。

けれども、メグ、ジョー、ベス、エイミーはアメリカで一番幸せな女の子たちだ。おとうさんが南北戦争に出兵していて、寂しいが、お父さんが家に戻ってきたときに自分の娘たちを誇りに思えるように、努めていい子にしている。この心温まる家族の物語は、100年以上も愛読されてきた。

 

Lord Jim

100年前の船員の生活は危険でいっぱいだった。だが、Patna号の一等航海士、Jimは危険を恐れない。彼は若く、強健で、自分の勇敢さには自信があった。彼は、大冒険をして、世界に自分がどれほどの勇士であるかを見せるチャンスが来るのを夢見ている。

しかし、海に夢想家は無用だ。インド洋上の月の照る穏やかな晩、英雄になるチャンスがやって来るが、Jimはその試練に失敗し、彼の夢見た世界はこなごなに崩れてしまう。彼は、自分の勇敢さを証明するために、東南アジアのジャングルに消え、二度と戻らない。

 

Lorna Doone

1673年のある冬の日、若いJohn RiddはExmoorの荒涼として人気のない丘陵を越えて家に帰る途中だ。

Doone峡谷を通らねばならない――Dooneというのは、誰でも知っている強盗・人殺しの一家の名前で、そこは危険な場所だ。Exmoorの住人はみな、Dooneを恐れて暮らしている。家では若いJohnを悲しい知らせが待っている。

そして、彼は、自分がDooneを憎しんで当然であると考えるようになる。だが、月日が経ち、彼は、愛くるしい笑顔と大きな黒い瞳のLorna Dooneと出会う。

 

Mr Midshipman Hornblower

Hornblowerは発砲した。少しだけ煙が出たが、発砲音はしなかった。「自分は死ぬんだ。」と彼は考えた。「私の銃には弾が込められていなかったんだ。」だが、Horatio Hornblowerは死ななかった。

Simpsonとの決闘で生き残り、船酔いの克服法を身につけ、何度も何度も、自らの命を危険にさらすことになる。1793年、英国はフランスと戦争状態にあり、戦艦での生活は辛く危険だ。だが、もっとも過酷な戦いは、Hornblower自身の中で起きている。

 

Nelson Mandela

1918年、南アフリカの平和な街で、マンデラ家に生まれた一人の息子。「トラブルメーカー」を意味する名前が付けられた男の子は幸せな幼少時代を送り、優秀でスポーツマンの青年に成長した。

しかし、その後のネルソン・マンデラにおとずれる運命を、このとき誰も想像することはできなかった。人権に対する終わりなき闘い、長年にわたっての投獄生活、幸福と悲しみが共存する家庭生活、そしてある日南アフリカの大統領の地位を得た彼は・・・。

 

Persuasion

19才のアニー・エリオットは亡くなった母の友人ラッセル夫人に説得され、船乗りのフレデリック・ウエントワースの求婚を断った。ラッセル夫人はこう言ったのだ。「財産もなく約束された将来もない男なんて準男爵令嬢にふさわしい相手ではありません」

8年後、成功し船長になったウエントワースが結婚相手を探しに戻ってきた時、アニーはまだ独身だった。しかしウエントワース船長はマスグローブ家の娘たちと過ごすのを好んでいるようだった。

 

Reflex

競走馬に乗る人々はそのスピードと、興奮と、スリル――そして、レースに勝つことを愛している。Philip Nore何年も競走馬に乗っていて、いつも、勝ちたいと思っている。しかし、時に負けるように命令される。なぜか。

そして、交通事故で死んだカメラマンのGeorge Millaceに関する謎とは何か。Philip Noreは、なぜ自分が負けるように言われるのか、その理由を知っているが、George Millaceの謎も解きたいと考える。

 

Silas Marner

亜麻布織り工のSilas Marnerは床下の穴に金を貯めている。

昼間、懸命に働いて布を織り、夜になると、金を取り出してきて、輝くコインを何度も何度もなでたり数えたり、そして、やさしく抱きしめるのだ。村人は彼を恐れているので、彼には家族も友人もいない。金だけが彼の友人であり、喜びであり、生きていく理由である。

しかし、もしも泥棒が夜、彼の金を盗んでいったらどうなるだろうか。Silasはどうするのだろうか。唯一の友人を失って、いったい何が彼を慰めることができるのだろうか。

 

The African Queen

アフリカン・クィーンは古くて汚い、みすぼらしい蒸気船だった。宣教師の修道女と粗野で教養のない整備工が、こんなボートで中央アフリカの密林の中を進んで行くとは誰も考えなかった。しかしローズ・セイヤーとチャーリー・アルナットは、まさにそれをやる気でいた。

彼らはなぜそんなことをするのだろう?第1次世界大戦が始まったばかりの頃、ローズには危険で大それた計画があった。川下りに乗り出したローズとチャーリーは、何度も危険を切り抜け生き延びた。たったひとつの危険、恋に落ちることを除いて…。

 

The Big Sleep

General Sternwoodは400万ドルの財産と二人の娘がある――二人ともかわいいけれども、「お嬢様」とは言い難い。彼は、持病があり、死期が近い老人だ。

だが、彼は恐喝犯の言いなりにはなりたくないので、私立探偵のPhilip Marlowに事件の解決を依頼する。Marlowはロサンゼルスの裏の社会をよく知っているので、何があってもたいして驚いたりはしない。

だが、Sternwoodの娘たちは年老いた父親が考えている以上に不良だ。

 

The Eagle of the Ninth

紀元後2世紀、ローマ帝国の第9歩兵隊はブリテン島北部を霧の中、進軍したが、ただ一人として生還する者はいなかった。4000人もの人間が消え、その歩兵隊の名誉の象徴であるワシも行方がわからなくなった。

何年かの後、そのワシが再び目撃されたという話が伝わる。そこで、父が第9歩兵隊とともに消えたMarcus Aquilaは、ワシを見つけて持ち帰るため、父がどのように亡くなったのかを知るため、北に向かう。だが、北部に住むのは、野蛮で危険な部族で、彼らはローマ人を憎んでいる……。

 

The History of the English Language

世界中の約4分の1の人々が英語を使っている現在。家庭や学校、オフィスや会議室、船上や機内など、英語が話される場面はさまざまだ。

では英語の起源とはどのようなものなのか。今後、どのように発展していくのか。英語の歴史は、数千年の昔から今日までにおける、時空を越えた世界旅行のようなものだ。今日の英語を作り上げた僧侶や兵士、王や科学者、印刷業者や詩人、そして旅行者の物語。

 

The Hound of the Baskervilles

ダートムア高原。イギリス南西部の、自然のままの、湿気の多い地域である。そこで道に迷い、柔らかな緑の草の上に倒れこむことはたやすい。屈強な人間でさえも、行き倒れて命を失うことがある。一人の男が必死に走っている。

男の後ろには大きな犬――悪夢のような、地獄から来た犬――が追いかけてきている。その男と、その無残な死を結びつけることができるのは、唯一人の人物だけである――偉大な探偵、シャーロック・ホームズ。

 

The Moonspinners

Nicolaはクレタ島に一日早く着くが、それで、ただ休日が一日分増えただけでは、終わらない。誰も信用の置けない、ある村で、彼女自身の命さえも危険にさらされることになる殺人事件に巻き込まれる。この物語の舞台はクレタ島の山間の村である。

この島の住人たちはみな気性が荒く、突然言い争いが始まったかと思うと、すぐにそれが収まったりする。Nicolaは、すぐに決着がつきそうな言い争いの真っ最中に、着いたのだ――銃を使えばすぐに決着が、ということだが。

 

The Price of Peace

Careful, Connie, please. Your little sister’s eyes are looking angry. Look at the sudden lines around her mouth. Connie, a sister is a good thing. Even a younger sister. ‘Mercy, who are you going out with?’ Connie gets an answer to her question, but it is not the answer she wants to hear. And what is the price of peace between sisters? The stories in this volume of World Stories come from Sierra Leone, Malawi, Ghana, Zimbabwe, and Nigeria, and are by African writers Abioseh Nicol, Ken Lipenga, Ama Ata Aidoo, Paul Tiyambe Zeleza, and Sefi Atta.

 

The Scarlet Letter

緋色は罪の色だ。そして、「A」という文字は、「不貞」を表す。1600年代、マサチュセッツ州ボストンで、愛は夫と妻の間でのみ許されていた。婚外の子供は、罪を犯してできた子の烙印を押された。

Hester Prynneは、「不貞」を表す「A」という緋色の文字を終生、胸につけて生きていかなければならない。彼女はこの世間からの辱めから逃れることはできるのだろうか。その緋色の文字の烙印の下で育って行く彼女の子供の身の上にはどんなことが起こるのだろうか。

Hester Prynneが将来に希望を持つことはできない。

 

The Silver Sword

Janは木の箱を開け、銀の剣を取り出した。「こいつが幸運を運んで来てくれる。」と彼はBalickiさんに言った。「これを僕にくれたあなたにも幸運を運んで来てくれる。」

その銀の剣は、ただのペーパーナイフだが、Janと友達には希望を与える。ひもじさや寒さや恐怖の中、4人の子供たちは、戦争で疲弊したヨーロッパの、爆撃で廃墟と化した町の中で懸命に生きようとする。

やがて彼らはポーランドからスイスへ、長く危険な旅に出ることになる。スイスで両親にまた会えることを願って。

 

The Songs of Distant Earth

「LoraとClydeは、頭上遥か高くから、何世紀もの間誰も聞いたことのなかったような音を聞いた。それは、長く白い、煙のような尾を引いて宇宙から舞い降りて来る宇宙船の出す、かすかな金属音だった。二人は、驚いてお互いの顔を見合わせた。300年間の沈黙の後、地球は再び、Thalassaに到達していた。」

この宇宙船が、知識と愛と苦しみをもたらす。この5つのサイエンスフィクションで、Arthur C. Clarkeは私たちを、私たちの知らない未来、しかし、常にあり得る未来への宇宙旅行に連れて行ってくれる。

 

The Thirty-Nine Steps

「私は明かりをつけたが、そこには誰もいなかった。ふと、角のところに、私に血の凍る思いをさせる『あるもの』を見た。スカッダーがあおむけに倒れていたのだ。

長いナイフが彼の心臓を貫通し、床にまで達していた」リチャード・ハネーは必死にスコットランドの丘を走る。犯していない殺人の容疑で警察に追われているのだ。警察とは別にもう一つ、さらに危険な敵が彼を追っている―得体の知れない「Black Stone」である。彼らの正体は?ハネーの命を狙う理由は?

 

The Unquiet Grave

さびれた宿屋で、鍵のかかった部屋を見つけても、決して開けてはならない――それが晴れた天気のいい日だったとしても。

古い教会の墓場の陰に変わった笛があっても、決して吹いてはならない。得体の知れない男に奇妙な文字の書かれた1枚の紙を手渡されても、すぐに突き返さないといけない。墓場から死人を呼び出してしまったら、それ以後再び安らかに眠れるとは、決して思ってはいけない。

この5つの怪奇小説は、明るい昼間、読むようにしなさい。部屋の鍵がかかっていることを確かめてから。

 

The Whispering Knights

「あなたたちが間違ったことをしたとは言わないけれど、」Hepplewhiteさんは言った。「何かもっと危ないことをした可能性はあるわね。」彼らは、納屋で「魔女の薬」を煮込んで、その薬に呪文を唱えた。

Marthaは別として、WilliamとSusieは遊びのつもりだった。ところが、3人は、遠い過去の世界から邪悪なものを、本当に呼び寄せてしまった……。

 

Three Men in a Boat

「僕は仕事が好きだ。おもしろい。何時間も座って仕事を眺めていたって平気だ。」こんな気持ちで、ボートでテムズ川を遡って休日を過ごすのは、あまりいい考えではなかろう。

だが、これが3人の仲間――それに犬のMontmorency――が決めたことだ。これは、後で思い出してみればおもしろい、という類の休日の過ごし方であって、寒い雨の朝に早起きするのはあまり愉快なことではない。この有名な本は、世界中の人々を100年にも渡り、笑わせ続けてきた――そして、現在もなお、これを読んで人は笑う

 

Treasure Island

「突然、甲高い叫び声が闇の中に響いた。『八分銀貨! 八分銀貨! 八分銀貨!』 Long John Silverの飼っているオウムのFlint船長だ! 私は逃げ出した……。」

しかし、若きJim Hawkinsは今回は海賊の島から逃げ出さない。彼と彼の友だちは海賊たちよりも先に財宝を見つけ出すことができるのだろうか。

彼らはこの島から逃げ出し、金銀財宝をいっぱいに積んだ船でイギリスに戻れるのだろうか。

 

Washington Square

ハンサムな男がCatherine Sloperを口説き始めたので、彼女は自分に運が向いてきたと思う。彼女はおとなしくて優しい少女だが、美しくはないし頭がいいわけでもない。彼女はそれまで、人から誉められたことも、ワシントン・スクエアにある自宅の応接間で、愛の言葉を甘くささやいてもらったことも、なかった。

1840年代のニューヨークでは、若い女性たちは自由に結婚できるわけではない。Catherineは父の許しを得ねばならないが、彼女の父親のSloper博士は裕福な人物だ。

 

We Didn’t Mean to Go to Sea

4人のWalker家の子供たちは海に出て行くつもりはなかった。危険な目に遭わぬよう港に留まり、金曜日のお茶の時間までには家に戻ると、母親に約束していた。

だが、このとき、彼らは他人の船上で、深い霧の中を漂流している。霧が晴れれば向きを変え、港に戻ることができるが、その後、暴風雨となり、冷たい北の海のはるか遠くまで流されてしまう……。

 

ステージ5(1800語)

Brat Farrar

「あの子に本当にそっくりだ。死んだあの子の代わりになりすましても、誰も気が付かないだろう。そうすれば、一生楽に暮らせる。」そうして、その計画は生まれた。

始めは、Brat Farrarの心に葛藤があった。これは犯罪だ。危ないことだ。しかし、ついに説き伏せられ、数週間後、Patrick Ashbyは甦り、財産を相続するために家に戻った。Ashby一家はPatrickが戻ったことを喜んでいるようだったが、Bratはまもなく、どこかで時限爆弾がカチカチと鳴っていて爆発のタイマーが動き出していることを悟る。

 

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「お願いです、Murdstoneさん、僕を叩かないで! ちゃんと勉強しようとしたんです。本当です。」とDavidは泣きじゃくった。

Davidはわずか8歳なのに、Murdstone氏はDavidを叩く。Davidはあまりの恐怖にこの残酷な継父の手に噛みついてしまう。そのため、彼は部屋に5日5晩閉じ込められ、その間、誰も彼と口を利くことを許されない。

Davidは成長し、人生は、苦労と苦痛と虐待で一杯だということを知る。と同時に、笑いと優しさと信頼と友情と、それに、愛を知る。

 

Deadlock

V. I. Warshawskiはアメリカはシカゴの私立探偵だ。私立探偵というと、人はレインコートを着て、疲れた表情の男を想像するが、Vicは女性だ。彼女はタフで、美しく、銃を携帯し――答えが得られるまで聞き込みを続ける。

いとこのBoomが事故で亡くなったとき、当然のことながらVicは動転する。その事故の真相を彼女は追求するが、満足のいく答えが得られない。それで彼女はさらに聞き込みを続けるのだが……次々と死者が出る。

 

Do Androids Dream of Electric Sheep?

サンフランシスコ上空には放射能を帯びた灰燼がもうもうと立ちこめている。人々は半分廃墟と化したアパートで生活し、電動の動物をペットにしている。本物の動物は死に絶えたからだ。

地球上でしなければならない任務がある人間以外、ほとんどみな、火星に移住している。

Rick Deckardは地球にまだ任務がある一人だ。彼の任務は人造人間の駆除で、電動の羊を1匹飼っている。今週は、火星から逃亡した6体の人造人間を見つけ出し、その、身元を確認し、解体しなければならない。

 

Far From The Madding Crowd

Bathsheba Everdeneは若く、自尊心があり、美しい。彼女は自立した女性で、彼女の選ぶどんな男性とでも結婚できる――もしも彼女が男性を選ぶことがあれば、の話だが。

実際のところ、彼女は自立した生活が気に入っていて、男中心の世界で戦いに挑むのが好きだ。だが、愛の力を無視するのは得策ではない。Bathshebaとの結婚を切望している男性が3人いる。その内の一人との恋に落ちたとき、彼女は以前の自立した生活を続けておけばよかったと後悔する。

 

Ghost Stories

夕食を済ませ、私達はかくれんぼをして遊んでいた。暗闇で誰かの手に触れた―― とても冷たい手。誰かに見つかるまで暗闇でこの冷たい人物と一緒にいなければならない―― 何も話さない、知らない相手と。徐々に仲間が一緒に隠れようと集まってきた。

全員で13人。13人?家にいるのは12人のはずなのに!暗闇でお互いを触れながら数えていく。やはり13人。緊張しながらすぐに明かりをつけてみると・・・。

 

Great Expectations

薄暗く、人のあまり寄りつかない家にHavishamは、これまでと同じように、座っている。

彼女は、かつては白かったけれども、年を経て今は色あせて黄色くなったウェディングドレスを着てベールを被り、来る年も来る年も、ずっと座っている。彼女の顔は死人のようだ。彼女の黒い瞳は敵意と憎しみで燃えている。

彼女の脇には気位の高そうな美少女が座り、前には野暮ったい長靴をはいて、恐怖で震える若いPipが立っている。

 

Heat and Dust

暑さと土ぼこり――この簡単な、あまりうれしくない言葉がインドの夏をうまく説明している。来る年も来る年も、果てしなく、ずっと変わらない。この暑さと土ぼこりを経験した人間は皆、変わってしまう。善かれ悪しかれ、近年、男女の結びつき方が変化した、と私たちは言うことがある。

しかし、この作品で、風俗習慣は変わっていないことがわかる。60年前を振り返っても、160年前を振り返っても、変わったのは風俗習慣ではなく、人間だということがわかる。

そして、インドの夏の暑さと土ぼこりの中では、人さえもが、少しも変わってはいない。

 

I, Robot

人間は、やわで弱い生き物だ。常に空気、水、食料がなければならず、生涯の3分の1を眠って過ごさなければならない。

気温が高過ぎても低過ぎても活動できなくなる。しかし、ロボットは強固な金属でできている。電気エネルギーを直接取り込むことができ、睡眠は不要で、どんな気温でも活動できる。人間よりも強く有能で、ときに、より人間らしい。

Issac Asimovはサイエンスフィクションの大作家の一人で、これらの作品で、忘れられない、恐るべき未来の姿を描いている。

 

Jeeves & Friends

召使いのJeevesなしでBertie Woosterはいったい何ができるのだろうか。Jeevesは物静かで如才なく、どんな問題も解決してしまう。Bertieは陽気な若者だが、あまり賢くはないので、困ったことになるといつもJeevesを頼ってしまう。Bertieはいつでも困ったことになっているのだが。

これら6作品の中には、P. G. Wodehouseが生み出した中で最もよく知られた、忘れることのできないキャラクターが登場する。BertieとJeevesの話が3つ、Lord Emsworthの話が3つ。

 

King’s Ransom

「全車に告ぐ、全車に告ぐ。Smoke Rise誘拐事件発生。誘拐されたのは8歳の少年。金髪で、赤いセーターを着ている。名前はJeffry Reynolds。Douglas Kingのお抱え運転手、Charles Reynoldsの息子だ。」

87分署の警官たちは誘拐犯を憎んでいる。今回の誘拐犯は愚かなことに、誘拐する相手を間違えた。大金持ちのDouglas Kingの息子を誘拐するつもりで、お抱え運転手の息子を誘拐してしまったのだ。誘拐犯は身代金500,000ドルを要求している。大金だ。

 

Sense and Sensibility

Dashwood家の娘たちは、姉妹とは思えないときがある。

Elinorは冷静で良識があり、経験に基づいた常識的な判断力があるので頼りになる。一方、Marianneは感性が鋭く、熱烈で夢想的な感性の持ち主だ。彼女には、つまらぬ常識や、適齢期をはるかに過ぎた35歳の中年男に関り合う時間はない。本当の愛は若者のみが感じ取ることができる。

17歳で恋に破れたとき、寝ても醒めても心から離れない激しい心の痛みから立ち直ることができるなど、どうして思うことができよう。

 

Accidental Tourist

アメリカ、ボルティモアの日常は些細な出来事に包まれている― 皿を洗い、食料やドッグフードを買い出しに行き、近所の人には会わないようにする。

息子が死に、妻に捨てられてからというものの、Maconの生活は奇妙な方向へ向かい、次第に笑い話のようになっていく。ガイドブックの執筆という仕事をしている間も愛犬エドワードは人に噛み付き、調教師のミュリエルを雇うこととなった。

それからというものMaconの人生は徐々に複雑になっていく。

 

The Age of Innocence

1870年代のニューヨーク社交界、ポーランド人伯爵との結婚に失敗したと噂される伯爵夫人エレン・オレンスカが加わった。形式を重んじる社交界において、夫を捨てた女性が受け入れられることはなかった。

ニューランド・アーチャーは若いメイ・ウエルランドと婚約中だったが、美しい魅惑的な伯爵夫人の相談にのるようになり、やがて友だちづきあいが始まる。しかし若い男性、とりわけ結婚を間近に控えている男にとって、美しく不幸な女性との友情は危険なものだった。

 

The Bride Price

父親が死んで、Aku-nnaと弟には、面倒を見てくれる人がいない。だが、Aku-nnaのおじが2人を歓迎する。

bride price――将来、Aku-nnaの夫になる人間が彼女と結婚するために支払うお金――があるからだ。慣れない新しい家で、一人の男性が彼女に優しくしてくれて、一人前の女性となるためにいろいろ教えてくれる。二人はまもなく、愛し合うようになる。

誰もが、彼は彼女にふさわしい夫ではないと口をそろえるが。周囲が2人を引き離そうとすればするほど、2人はさらに強くお互いに惹かれ合う。

 

The Dead of Jericho

Morse警部ビールを一杯飲んでいる。彼はそれほど遠くないところに住んでいる素敵な女性のことを考えている。彼が考えている、その女性は、自宅のキッチンの天上から首をつり、死んでいる。その女性の足元か2メートルほど離れた床に一脚の椅子が倒れている。

Morse警部はビールを飲み干し、もう一杯頼む。彼は、おそらく、最後はAnneのところに行くだろう。だが、彼はそれほど急いではいない。そうこうする間も、Anneはキッチンで宙づりになったままで、警察が来て彼女を降ろしてくれるのを待っている。

 

The Garden Party and Other Stories

初恋とはなんと喜びの多いものであろうか。18歳の少女の初めてダンスパーティとはなんと気持ちの高ぶるものだろうか。

だが、人生はまた同時に苦痛が多く残酷でもある――もしも、若くて経験が浅く、ヨーロッパを一人で旅しているとしたら。あるいは、違う階級で育った子供だとしたら。あるいは、仕事がないのに未払いの家賃を抱える歌手だとしたら

。ヨーロッパとニュージーランドを舞台にしたKatherine Mansfieldのこれら9作品は人生の隠れた部分を掘り起こし、何が人間を幸福にし、また絶望させるのかを我々に見せてくれる。

 

The Great Gatsby

Gatsby’s mansion on Long Island blazes with light, and the beautiful, the wealthy, and the famous drive out from New York to drink Gatsby’s champagne and to party all night long. But Jay Gatsby, the owner of all this wealth, wants only one thing – to find again the woman of his dreams, the woman he has held in his heart and his memory for five long years. The Great Gatsby, F. Scott Fitzgerald’s masterpiece, is one of the great American novels of the twentieth century. It captures perfectly the Jazz Age of the 1920s, and goes deep into the hollow heart of the American Dream.

 

The Riddle of the Sands

カルーサーズは友人アーサー・デービイスに招かれ、彼のヨット「ダルシベラ」に乗り、快適なバルト海でのセーリング旅行を夢見ていた。

しかし彼の夏休みは全く予想と違う冒険に変わった。彼とデービイズは荒れ狂う北海を越え、独領フリジアン諸島付近の海峡や砂州を探索しながら秘密を探し求めていた― イギリスを揺るがす危険な秘密。

1903年出版されたアースキン・チャイルダーによるこの物語は優れた近代スパイ小説第一号であり、今日でも100年前に書かれたとは思えないほどの興奮を与えてくれる。

 

This Rough Magic

ギリシアのコルフ島は、緑色や金色の宝石のようにイオニア海に浮かぶ。イオニア海では、きらめく青い水の中をイルカが泳いでいる。

失業中の女優が2・3週間の休養を取るのにこれ以上の場所があるだろうか。だが、その島には危険なことと不可解なことだらけで、Lucy Waringの休暇は平和とはほど遠い。彼女は礼儀知らずの若者と出会うが、その男は何かを隠しているようだ。

そんなとき、水死者が一人出る。続いてまた一人……。

 

Treading on Dreams

故郷での無邪気な毎日が始まった。村からの帰り、湿った野原を踊りながら戻った。冷たい早朝の澄んだ空気の中、月明かりの湖を渡る鳥の群れを見上げながら、静寂を破る水音を立てて遊んだものだった。

無垢と経験、喪失と渇望、ユーモアと悲しみが同時に訪れるほろ苦い短編集。

アイルランドの作家8人の作品を紹介したワールド・ストーリーズ「Treading on Dreams」。

 

Wuthering Heights

ヨークシャー高原に吹く風は強い。風が吹くのを遮る木立はほとんどなく、家はなお少ない。だが、ただ一軒だけ、風をまともに受ける家がある。その家は、丘のてっぺんにあって、風が思うままに吹くのに挑むかのようだ。その家は「嵐が丘」と呼ばれている。

Earnshaw氏が見知らぬ小さな色の黒い子供を「嵐が丘」に連れて来て、悲劇への扉を開けることになる。彼は、ヨークシャーに吹く風と同様、家に入れない方がよいものを招き入れてしまったのだ。

 

ステージ6(2500語)

A Passage to India

インドを訪れた英国娘アデラとインド人医師アズィズに起こったマラバール洞窟での不可解な出来事をきっかけに、在印英国人とインド人との間の憎悪、不信感、恐怖が大きく表面化する。

英国植民地下のインドにおける脅威と対立を、「政治では解決できない何か、民族の故郷に対するあくなき探求、インドの地と空に染み付いた苦悩の歴史そしてマラバール洞窟に潜む恐怖。」として描いたフォースターの代表作。

 

American Crime Stories

「Curtis Coltはあの酒屋の女を殺していない。それが真実よ。彼が青い光にまたがる――つまり、電気椅子で死刑になる――のは、間違っているわ。Curtisはこの事件に関っていないし、私はそれを証明できるわ。」

だが、Curtisの恋人はそれを証明できるのだろうか。殺人事件が起こったことは事実であり、かれが死刑にならなければ、誰がなるのか。Dashiel Hammet、Patricia Highsmith、Nancy Pickard作の7編の短編小説は、あなたを釘づけにするだろう。

 

Barchester Towers

バーチェスター新主教の妻で、争い事が好きなプロウディー夫人は夫と地元の僧侶たちを牛耳ろうと企み、スロープ牧師を主教邸に招く。しかしスロープは危険な男だった。金持ちの妻を娶ると決心し、有利にことを運ぶためにはプロウディー夫人と一戦を交えることも辞さなかった。

プロウディー夫人とスロープの争いは、美しい金持ちの未亡人ボールド、グラントリー大執事、男好きのシニョーラ・ネローニ、穏やかなハーディング氏、困惑する牧師のクィバフルと彼の14人の子供たちまで巻き込んでさらに大きくなっていく。

 

Cold Comfort Farm

その農場はある岡の裏手にあり、夏でさえも日が当たることはめったになくて、その夏にはsukebindの花が木々の枝から重そうに垂れ下がる。ここにはStarkadder一家が住んでいる。Ada Doomおばさん、Judith、Amos、Seth、Reuben、Elfin...

彼らの生活はだらしなく、乱雑で、いつも考え方が暗くて、不機嫌そうな沈黙が続いたかと思うと、突然騒々しい口げんかが始まったりする。だがそれは、彼らの素敵ないとこがロンドンからやって来る前までのことだ。

 

Cry Freedom

Steve Bikoは乱暴な男だと人は言う。ではなぜその男が平和についての話をしたのだろうか。彼は革命を望んでいるのだと人は言う。ではなぜその男が友情について話をしたのだろうか。彼は飢え死にしたと人は言う。ではなぜその男の死体は傷だらけだったのだろうか。

これは南アフリカ政府と戦った男の物語である。嘘ではなく真実を選ぶ人間ならだれでも経験しうる物語である。「自由」を声高に求め死を厭わない人間なら誰でも経験しうる物語である。LLLアワード2004年 ファイナリスト

 

Deadheads

ある夏の日のイギリスのローズガーデン。小さな男の子が、大叔母さんがよく切れそうなナイフでバラの木のしおれた花を切り取るのを、興味津々で見ている。これより平和な穏やかな光景があるだろうか。若きPatrickは穏やかで愉快な男に成長する。

立派な仕事についていて、妻に子供が二人、それに周囲数マイルもあるローズガーデンを所有している。Patrick Aldermannは人を殺していると警察に通報があったとき、警視長官は、全くあり得ないこと、と思う。しかし、Pascoe警部補は疑問を持つ……。

 

Decline and Fall

酒を飲んで大騒ぎのパーティーの後、Paul PennyfeatherはOxfordを離れ、もっと広い世界での生活を余儀なくされる。彼はWalesの私立男子校でちょっと変わった人たちと出会い、豪邸とリッツホテルでのぜいたくに暮らし、その後、監獄での7年間の厳しい労働を経験する。

最後はどうなるのだろう。1920年代のイギリスの社会についてのこの物語に描かれたブラックユーモアは、この小説が最初に書かれた当時と同様に、現在も新鮮である。

 

Dublin People

いなか育ちの一人の若い少女がダブリンにやって来て働くことになる。Joは現代的に生き、自立し、楽しく過ごそうと固く決意している。だが、都会での生活には、内気な田舎娘にとって初めて経験する驚きにあふれている……。

Gerry Mooreはある問題を抱えた男だ。それは酒。彼は酒をやめねばならないとわかってはいるし、家族や友人たちは、彼が酒の誘惑と戦うのをびくびくしながら見守っている。だが、酒は手ごわい敵だ……。

 

Gazing at Stars

How fair is fair trade? When the American models leave the Malaysian island after their fashion shoot, they take away more than just photographs, and leave behind a family that will never be the same again. Bookworms World Stories collect stories written in English from around the world. These stories from China, India, Malaysia, and Singapore, are by writers Lui Hong, Attia Hosain, Preeta Samarasan, Hwee Hwee Tan, Ridjal Noor, Shashi Deshpande, Ovidia Yu, Nora Adam, Nirupama Subramanian, and Catherine Lim.

 

Jane Eyre

ジェーン・エアは全く孤独だ。おばの家族に嫌われ、学校に追い払われる。学校では、お金も家族もない若い少女が、世間に期待できることはほとんどないと思い知る。彼女は一人で生きて行くが、ただ生きて行くだけでは満足できない。大切に扱ってもらえること、愛してもらえることを望んだ。

ロチェスター氏のもとで働くことになった彼女は、その両方を見つけたのでは、と思う。だが、夜遅く、鍵のかかったドアの向こうで響く奇妙な笑い声は、彼女の苦難はまだ始まったばかりだと警告するかのようだ。。

 

Meteor and Other Stories

それは直径1メートルにも満たない、滑らかな金属の球体にすぎなかった。

宇宙の広大な空間をやって来たので熱を帯びていたが、全く害はなさそうに思えた。だが、それの正体は正確には一体何なのだろうか。おそらくは隕石――時に地球に降る宇宙からの石のかけらだろう。

しかし、隕石は通常、奇妙な金属音はたてない……。John Wyndhamのサイエンスフィクション小説4作品で、彼は我々の現在の生き方について我々を注意深く考えさせるような未来の姿を描く。

 

Night Without End

北極圏から640キロ北の北極の氷河では、恐ろしく冷たい風が人間を数分のうちに凍死させる。だが、墜落した旅客機の生存者たちは幸運だ――付近にあった観測所の3人の科学者に救助されるのだ。

しかし、何よりもまず、なぜ旅客機は墜落したのか。誰が無線機を破壊したのか。なぜ死んだパイロットは背中に銃弾を受けた跡があったのか。救援活動はすぐに悪夢となる。

それは、終わることのない北極の夜を徹したレース、時間と寒さと飢えとのレース、そして、銃を持った殺し屋とのレースだ。

 

Oliver Twist

1830年代のロンドンは、親がなく家族も友達もなく、帰る家も、ポケットの中には一切れのパンを買うための1ペンスもない、おなかをすかせた10歳の少年がいるべき場所ではなかった。

しかし、オリヴァー・ツイストはフェイギン、ずるがしこいドジャー、チャーリー・ベイツという友達ができる。彼らはオリヴァーに食べ物とねぐらを与え、一緒に遊んでくれるが、数日もたたないうちに、彼らがどういう類いの友達で、どんな「ゲーム」をしているのか知ってしまう。

 

Pride and Prejudice

「最初に会ったとき、私は、あなたの自尊心、優越感、他人の感情に対する身勝手な侮蔑の態度を見て取ったわ。私があなたと結婚するなんてことは絶対にありえない話だわ。」とElizabeth Bennetは言った。

こうしてElizabethはプライドの高いDarcyのプロポーズを断ってしまう。彼女の彼に対する先入観をぬぐい去ることは不可能なのだろうか。そして、他のBennet家の娘たちの行く末――夫を見つける過程での幸運とか災難とか――はどうなるのだろうか。

 

Tess of the D’Urbervilles

その愛くるしい少女は、家族を助けるため家を出て働かねばならなかった。彼女は賢く働き者だったが、教育を受けておらず残酷な世の中を知らなかった。

ある裕福な男性に愛していると言われ、慎重にふるまうが、その慎重さは十分ではなかった。その男は口がうまく、圧倒されてしまう。それは彼女のせいではなかったが、世間は彼女の過ちだと言う。

若い彼女の人生は男の欲望と死で汚されてしまう。

 

The Enemy

静かな町Marlowでのある穏やかな夏の日の夕方、若い女性が教会からの帰り道を歩いている。彼女は車のエンジンをじっと見つる男のそばを通り過ぎる。彼は振り向き、彼女に微笑みかける…そして彼女の顔に酸性の液体を浴びせかける。

その後、彼女の父親で科学者のGeorge Ashtonが姿を消す。そして彼女の妹のPennyは将来夫となるMalcolmが政府のエージェントだということに気づく。なぜAshtonは消えたのか、そして、なぜMalcolmは彼を捜すよう命じられたのか。

 

The Fly & Other Horror Stories

ハエというものは非常に不愉快である。周りをぶんぶんと飛び回り、人々を苛立たせる。その反面手で簡単に追い払えもする。ハエは人間の爪半分ほどの大きさしかないのだから。しかし大きさが変わったとしたら。

ハエを捕まえ、頭から足までよく観察してみよう。そしてそれが人間の大きさになったらどうなるだろうか?影に隠れた恐怖、そして生きている者と死んでいる者が手を組む場所に身を置く怪物や邪悪な存在の世界を様々な形で語り、恐怖をかきたてる。

 

The Joy Luck Club

母親が娘に教えようと思うことはとてもたくさんある。希望をなくさずに大人になるにはどうしたらいいのか。希望だけが唯一の喜びであるときに希望を持ち続けるにはどうしたらいいのか。ずっと笑っているにはどうしたらいいのか。

これは4人の母親とその娘たち――彼女らは中国系アメリカ人で、母親たちは中国で生まれ、娘たちはアメリカで生まれた――の物語である。彼女たちの視線を通して、私たちは文化大革命前の中国と、サンフランシスコのダウンタウンでの生活を見ることができる。

 

The Woman in White

白い服のその女性が最初に現れたのは、ある晩のロンドンの近くの誰もいない原野で、次に目撃されたのはカンバーランド州の墓地の近くだ。彼女は誰だ?どこからやって来たのか?彼女の過去は?彼女は孤独で友人もなく、何かに怯えて混乱しているようだ。

そして彼女は何か秘密を知っているようだ―ある男を辱め破滅に陥れるような秘密。彼女を黙らせるためにはどんなことでもするだろう。

この有名なミステリー・スリラー小説には興奮と緊迫とロマンス、そしてページごとに絡み合って展開するプロットがある。

 

Vanity Fair

ベッキー・シャープとアメリア・セドリーは卒業後全く違う道を歩み出した。優しいが愚かなアメリアは裕福な家族の元で楽な生活をしながら平凡に結婚する道を選ぶが、ベッキーは仕事をし、社会の荒波にもまれながら生きていかざるをえなかった。

ベッキーは優しくはないが愚かでもなく、切れる頭でチャンスを掴み、次第に資産を築いていくのだが、反対にアメリアの人生は傾きはじめる。

物欲、野望、忠誠心、裏切り、愚行、知恵・・・サッカレイの有名な小説はナポレオン戦争時代のイギリス社会をおもしろおかしく、風刺を利かせた視点で描いている。

 

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