



「日本の公認会計士よりも社会人が目指しやすい」という謳い文句に魅力を感じる一方で、「英語での試験=高い語学スキルが求められる」というイメージからUSCPAの受験を躊躇してしまう方は非常に多いです。
この記事では、USCPAに興味をお持ちの方に向けて、試験合格に本当に必要な英語力のリアルな目安や、英語が苦手な日本人でも無理なく突破できる効果的な英文読解のコツ(学習方法)をご紹介していきます。
読めば必ず、「今の自分の英語力でも、やり方次第で十分に戦えるんだ!」と自信が持てるはずです。
大学卒業後、働きながらUSCPAの学習を開始。学習開始時のTOEICは410点だったものの、独自の読解術と単語学習を重ねて科目合格者としてBIG4監査法人へ転職、その後全科目合格を達成(TOEICも755点まで向上)。USCPA学習と監査法人で培った知識や海外移住経験を活かし、現在はライターとして活動中。
監修者:Ryo
大学在学中に日本の公認会計士試験に合格し、大手監査法人に勤めた後スタートアップでIPOや投資を経験。その後アメリカにMBA留学し、卒業後に現地の会計事務所に就職したことがキッカケでUSCPAの勉強を開始、アビタスを利用して約半年で全科目に合格しました。
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- 必要なのは「リーディング力」のみ: 英会話(スピーキングやリスニング)のスキルは一切不要。
- TOEICスコアの目安: スムーズに学習を進める目安は「700点以上」。しかし、筆者のように「400点台」からでも正しい読み方を身につければ合格は十分に可能。
- 英文読解のコツ: 最初から綺麗に和訳しようとせず、SVOC(主語と動詞)だけを抜き出して大意を掴む訓練が最も効果的。
- 英語力は後からついてくる: 会計の勉強で何千問という英語のシャワーを浴びるため、TOEICのスコアは勉強の過程で勝手に伸びていく。
詳しくは記事本編で徹底解説! 👇
USCPA(米国公認会計士)試験に必要な英語力と「TOEICの目安」
最も重要なのは「リーディング(読解)力」
USCPAで求められる最も重要かつ唯一の英語スキルは、何といってもリーディング能力です。USCPAは米国の資格試験ですので、当然ながら問題文は全て英語となります。
特にAUD(監査論)などの科目では、長文のシチュエーション問題が出題され、1問に掛けられる時間は長くありません。
文章の中から、問われている論点・解答に必要な情報を、素早く正確に読み取る力が求められます。
リスニング・スピーキング・ライティングは「不要」
「英語の試験」と聞くと英会話のスキルを想像しがちですが、面接など口頭のコミュニケーションを用いる試験は存在しません。
また、かつてはBECという科目で記述式(ライティング)の問題もありましたが、2024年の新試験制度への移行によりライティング問題も完全に消滅しました。
そのため、リスニング・スピーキング・ライティング能力は試験において一切不要です。純粋に「英語を読む力」だけに一点突破すればよいのです。
スムーズに学習を進める目安は「TOEIC700点以上」
「じゃあ、どれくらい読めればいいの?」という疑問に対するひとつの客観的な指標が、「TOEIC 700点以上」です。
700点レベルのリーディング力(長文に対する耐性)があれば、初見の洋書テキストや問題文を見てもアレルギーを起こすことなく、英語の翻訳に過度な時間を奪われずに「会計の中身の理解」に集中することができます。
【注意】TOEICの受験自体は必須ではありません
USCPAの受験資格に「TOEIC〇〇点以上」という語学要件はありません。あくまで自分自身の学習効率を測るための目安です。
【筆者の実体験】TOEIC400点台からでも十分に合格は可能!
「なんだ、やっぱりTOEIC700点ないとダメなんだ…」とページを閉じようとした方、少し待ってください!
700点はあくまで「スムーズに学習が進む目安」に過ぎません。
実は、学習を始める段階では、最低限「中学レベルの英語の文法知識」さえあれば、USCPAへの挑戦は十分に可能なのです。
USCPAの勉強と並行して「TOEIC対策」はするべき?

「USCPAに必要な英語力を伸ばすために、並行してTOEICの勉強もした方が良いでしょうか?」
このような相談をよく受けますが、個人的には全くおすすめしません。
TOEICの勉強が、USCPAの複雑な会計英文を読む力に直接結びつくわけではないからです。
英語力を伸ばすことが目的なのであれば、1問でも多くUSCPAの問題集(MCQ)をこなす方が、遥かに実践的で効果的な学習方法です。
就活でTOEICスコアが必要な場合の裏ワザ
とはいえ、転職活動などで「TOEIC〇〇点以上」という足切りスコアがどうしても必要な場合もあるでしょう。
その場合は、USCPAの学習が一段落し、基本的な英文読解力が身についた段階で「短期集中」でTOEICを受けるのが最も効率的です。
実際に筆者も、USCPA科目合格の段階で就活のためにTOEICを受験しました。対策に割いたのは「本番直前の1週間だけ」です。Z会出版の「完全パッケージ」という問題集でTOEIC特有の形式に慣れただけで、目標を上回る755点を達成できました。
これは、それまでのUSCPA学習で圧倒的な量の英語長文を読み込み、基礎的なリーディング力が底上げされていたからです。
難関資格であるUSCPAに挑む中で、貴重な学習時間を別のテスト対策に奪われるのは非常にもったいないです。まずはUSCPAの学習(=最強の英語トレーニング)に一点集中しましょう。
USCPAの勉強で英語力は向上する?
「USCPA学習を通じて英語力を養っていくことが重要」
上でそう書きましたが、本当にUSCPAで英語力が向上するのかと疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。
実際問題、USCPAで英語力は果たしてどのくらいまで向上するのでしょうか。
実務レベルまで伸びるかは自分次第
英語初心者からのスタートであれば、誰でも「ある程度」までは伸びが期待できます。
USCPAの学習を通して、経理や財務の専門用語を含めた膨大な語彙力・長文を読み通す読解力が否応なく身につくためです。
比較的ボリュームの絞られているアビタスの問題集でも、4科目全て合わせると約3000問もの問題数が用意されています。もし洋書を使った学習をする場合はその数倍の量です。
問題集を最後までこなす=それだけの長文を読み通す頃には、あなたの英語力は格段に向上していると言っても不思議ではありませんよね。
しかしながら、日常会話やビジネスなど実用に耐えうるレベルまで英語力を伸ばすことができるかどうかは、あくまでも自分次第です。
まず、リスニングやスピーキングといった口頭コミュニケーション能力は、USCPAの学習だけでは身に付けられません。
これはUSCPA合格後に、自分で英会話教室へ通うなりして学ぶ必要があります。
また、英語の苦手な方が不安要素としているライティング(BECのWC)も、模範解答の丸暗記という強引な裏ワザで点数を取ることが実は可能です。
(英語の長文を丸暗記できる時点で、それなりの英語力が身についているとも言えるかもしれませんが……)
ライティング能力を上げたいと真剣に考えているのであれば、予備校のWC添削講座を受けるなどしてアウトプットの機会を多く作るのが効果的でしょう。
USCPAの学習によって、英語に慣れる・語彙を増やす・読解力を高めるという意味で英語力の向上は期待できます。
しかし、ただ漫然と試験対策をしているだけでは『使える英語』を身につけることはできません。
初心者を脱し、さらに英語力を伸ばしたいのであれば、そのための努力は当然必要となることを覚悟してください。
TOEIC400点台から合格した「超・実践的」な英文読解術
厳しいことを書きましたが、USCPAのテキストを使った日々の取り組み方次第で、英語力は飛躍的に伸ばすことができます。
実際にTOEIC400点台からスタートした筆者が行っていた、2つの泥臭い勉強法を紹介します。
1)スキマ時間で「自分だけの単語帳」を作る

筆者はEvernoteなどのアプリで単語帳を自作し、通勤などのスキマ時間にひたすら暗記していました。
テキストや問題文を読み、初めて見る単語や熟語が登場するたびに単語帳へ追加します。
会計用語かどうかにかかわらず、「自分の知らない単語をなくす」ことを目標に毎日欠かさず取り組みました。
2)長文読解は「SVOC(主語と動詞)」を抜き出す練習から

学習を始めてすぐの頃は、長文を最初から綺麗に和訳しようとするのはやめましょう。
文章の中から「SVOC(主語と動詞)」を特定し、修飾語を削ぎ落として必要な情報だけを抜き出す練習からスタートします。
- 問題集の英文に下線・区切り線を書き込み、主語と動詞を見つけて大体の文意を捉える。
- 付属の日本語訳を見て、自分の大まかな理解が正しいか答え合わせをする。
これを繰り返すうちに、英語を読むスピードと正確さは確実に向上します。「単語がわかる・文の構造(SVOC)がわかる」という状態まで持っていければ、あとは問題集をこなすだけで読解の精度は勝手に上がっていきます。
USCPAの問題集は膨大かつ良質な英文の宝庫であるため、わざわざ別の英語教材を買う必要はありません。
英語初心者のUSCPA学習の始め方
英語初心者なら予備校はアビタス一択

USCPAコースを設けている予備校は数多くありますが、英語初心者の方には評判の高いアビタスを強くお勧めします。
その理由は、アビタスは唯一、日本語のオリジナルテキストを用いている予備校だからです。
アビタスでは「テキストと授業は日本語、問題演習は英語」という構成で学習を進めていきます。そのため、英語が苦手な人でも比較的簡単に内容を理解できるというのが特長です。
それに対して、他の予備校はBecker等の有名な洋書をテキストを用いて授業をしています。
そのため英語初心者には少しハードルが高く、また個人的には内容の深い理解がしにくいのではないかと考えています。
もちろん試験本番は英語ですので、英語でのアウトプット練習は必要です。
しかし内容を素早く正確に理解するためには、思考言語である日本語を用いるのが最も効率的であるはずなのです。
日本語でのインプットと英語でのアウトプットを上手く使い、スピーディで効果的な学習ができるところがアビタスの強みだと思います。
筆者の場合、講義とテキストを読み込むより、とにかく問題集をこなすことを重視していました。
インプットが日本語で簡単な分、アウトプットの練習に多くの時間をかけた形です。
試験本番までにMC問題だけでも7周以上は回すことを目標に、日々の学習時間の大半を問題演習に割いていました。
問題を解き進める中で、必要に応じてテキストに立ち返るということをしていましたが、もしテキストが洋書であれば該当のページを探すだけでも一苦労だったことでしょう。
筆者同様にアウトプット中心の学習スタイルをお持ちの方には、アビタスのシステムが特に合っていると思います。

» 【定番のUSCPA予備校】アビタスで6ヶ月で合格した私が費用・割引等をご紹介
英語初心者向けの受験科目の順番
英語初心者がUSCPA試験に挑戦する場合、受験する科目の順番を工夫することで学習効率が上がり、合格の可能性を高めることができます。
受験の順番は個人の好みによっても変わりますが、まずは計算力が求められる科目から取り組むことで、専門用語への慣れや英語力アップを図りながら、より読解力が求められる科目に進んでいくことがおすすめです。
| 順番 | 科目 | 概要 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1 | FAR(財務会計) | USCPA試験の基礎となる会計知識を幅広く学べる科目。 | 会計知識が重視されるため、英語初心者でも取り組みやすい。 |
| 2 | 選択科目(ISCまたはBAR) | ISCはITや内部統制、BARは財務報告や分析を学ぶ科目。 | BARはFARと内容が重なるため、FAR学習後に進めると効率的。ISCはIT分野に興味がある人におすすめ。 |
| 3 | AUD(監査論) | 監査の基本概念や理論を学べる科目。FARや選択科目で学んだ知識が活かせる。 | 文章問題が多く読解力が求められるが、前の科目の知識を応用することで理解しやすくなる。 |
| 4 | REG(税法とビジネス法) | 税法やビジネス法を中心に学ぶ科目。英語の法律用語が多く、やや難易度が高い。 | 他の科目で身につけた英語力や基礎知識を応用し、効率的に学習できる。 |
まずは簿記から始めるという手も
USCPA学習にはお金も時間もかかりますから、始めるにはかなりの覚悟が必要です。
「自分がこの分野に向いているか・最後までやりきれるか」を量るためにも、USCPAに手を出す前に簿記の学習から始めてみることもお勧めします。
筆者もUSCPA受験を検討するにあたってはその点が不安要素だったため、まず簿記3級・2級を試しに取得することにしました。
「日本語の簿記ですら習得できないようなら、英語の難関資格をやり遂げるのは難しい。その場合は潔く諦めよう」と考えていたのです。
その結果どちらも無事に合格できたことで、ようやくUSCPAを始める決心がつきました。
また、この段階を踏んだことで思わぬ副次的効果もありました。
簿記の勉強をしたことで、会計分野に対する知識をある程度得た状態で、USCPA学習を開始できたことです。
それによって最初の科目(FAR)ではインプットにそれほど苦労せずに済み、その分英語のアウトプットに注力することが可能になりました。
もしもまっさらな状態でFARを始めていたとしたら、インプットだけで手一杯になり、英語まで手が回らずパンクしていたかもしれません。
必ずしも受けなくてはならないということはありませんが、「どうしても英語力に自信がない」という方にとっての腕試し、または安心材料として、簿記の受験は最適な手段かと思います。

» USCPAに簿記2級は必要?簿記1級との難易度は?【全取得者が解説】
USCPA合格後におすすめの英語勉強法

さて一旦、無事にUSCPA試験を乗り切った後のことを考えてみましょう。
「ようやく英語から解放された! 辛く苦しい英語ともついにオサラバ……」
そこで英語の勉強をストップしてしまうのは、あまりにももったいない話です。
せっかくUSCPA資格と英語スキルを手に入れたのですから、そこからさらなるステップアップをして、仕事でもプライベートでも生かせるようになりたいですよね。
『試験のための英語』を『実際に生かせる英語』にするためにはこの2点が重要です。
- USCPAで身につけたスキルを維持・向上すること
- USCPAだけでは身につけられない英語スキルを新たに習得すること
そこで、筆者がUSCPA合格後に始めたオススメの英語学習方法を紹介していきたいと思います。
オンライン英会話
上でも触れたように、USCPA学習だけではリスニング・スピーキング力を鍛えることはできません。
会話文に必要な語彙や文法は覚えていても、いざというとき使える英語にするためには、実際に話す機会を継続的に持つことが必要です。
そこでオススメなのが、DMM英会話やレアジョブなどの『オンライン英会話』です。
実校舎へ通うタイプのスクールや留学に比べ、以下のような利点があります。
- 自宅で気軽に受けられる
- ネイティブスピーカー講師とのマンツーマンレッスン
- 格安(1レッスンあたり約150円〜というサイトも)
筆者の場合は安さに惹かれてレアジョブを始めましたが、今のところ内容にも満足しています。
体験レッスンを無料や格安で受けられるスクールが沢山ありますので、まずは一通り試してみて、自分に合うと思ったところで続けてみるといいでしょう。

»オンライン英会話25社徹底比較|1000回やってわかった新事実
英語学習アプリ『iKnow!』

「語彙をさらに増やしたい・発音を良くしたい・リスニング力を鍛えたい」という方に勧めたいのが、月額制の単語学習アプリ『iKnow!』です。
一問一答形式の穴埋めクイズを中心として、膨大な数の単語を効率的に身につけることを目標としています。
収録されているフレーズは全て、ネイティブスピーカー(おそらく英・米・豪・加英語に対応)による発音を何度でも再生することができます。
正しい発音を繰り返し聞き、真似しながら練習することで、リスニングと発音を向上させることができます。
また、リマインダー機能で復習タイミングを知らせてくれるので、効率的に語彙力を増やしていきたい方にはピッタリのシステムです。
BBC Learning English

イギリスの放送局BBCがウェブ上で無料提供している英語学習コンテンツです。
内容は真面目なニュース解説や娯楽的なラジオドラマなど多岐に渡り、英語レベルも子供向けからビジネス、アカデミック向けまで幅広く設定されています。
会社を舞台にしたリアルな会話劇や、その時話題のニュースで使われる単語の解説など、すぐに使える単語や言い回しを覚えるのに役立てることができます。
全てのコンテンツにスクリプトがついていますので、文法の学習や長文読解の練習にも利用することができます。
他の教材にも色々と手を出してきましたが、特に効果があると感じて今でも続けているのは上記の3つです。
フィリピン短期留学
また、もし時間的・金銭的余裕がある場合は、フィリピン短期留学が本当にオススメです。
筆者は以前、マニラ近郊にある『PICOフィリピン英会話研修センター』で2週間勉強してみて、かなりレベルアップしたことが自分でもわかりました。
(残念ながら、記事執筆中の2022年現在コロナ禍の影響によりオンラインレッスンのみの運営となっているようです。)
日本人向けの語学学校はフィリピンに沢山ありますが、その中でもPICOはかなりストイックに英語を勉強したい方へ向いていると思います。
まずスケジュールがなかなかハードで、朝から夕方まで8時間(8コマ)みっちりマンツーマンレッスン+希望制のTOEIC講座が1時間ありました。
一日をこなして宿舎へ帰る頃にはクタクタですが、その後も、大量の宿題や小テスト対策をこなすため寝るまで勉強……という毎日です。
また、生徒は全員日本人ですが、『校舎内では日本語禁止』という規則が徹底されていたため、食事や休憩の間でも英語でおしゃべりする雰囲気が自然とできていました。
週末には希望制のミニツアーが開催されます。講師の案内で少し遠くの観光スポットへ行き、ピクニックやバーベキューなどのアクティビティを楽しめます。この時も当然、会話は英語のみです。
2週間という短い期間ではありましたが、ほぼ100%英語漬けという環境に身を置くことで、帰国する頃には英会話に対するハードルは払拭され、話すのが楽しいと感じられるまでになりました。
誇張でなく「英語が勝手に口から出てくる」という稀有な体験をすることができたのは後にも先にもあの時限りです。
スケジュールや金銭面で多少の無理をしてでも、一度行ってみる価値は十二分にあると思います。
まとめ:英語に自信がなくてもUSCPAのチャンスはある!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
USCPAの学習を始める段階で、高い英語スキルは必要ありません。また、学習を通じて英語力を向上させることは、努力次第で誰にでも可能です。
そして、USCPAで身につけた英語力は、さらなるステップアップのための大きな足がかりになるはずです。
英語初心者で自信がないという方も、USCPA学習について少しでも前向きなイメージが持てるようになりましたら幸いです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
この記事はインターンのKazuによって編集されました。










