GMAT Verbal対策 CR問題タイプとResolve/Explainの解き方

今回の記事では、GMAT CRの全体像を掴み、どのようなタイプの問題があるのか学ぶ。まずは、CRのポイントのおさらいから始めよう。

CRのポイント

  1. ConclusionとPremiseを探す。Premiseは常に正しく、疑いの余地はないが、Conclusionは合理的でないこともある。
  2. Why Testを行なって、ConclusionとPremseが正しいか確認する
  3. 余計な情報を特定する
  4. GAPを見つける

 

Palash
このポイントはCRの以前の記事でじっくり解説しているから、まだ読んでいない人は確認してみよう。

 

CRの問題タイプ

CRでは、8つのタイプの問題が出題される。

  1. Assumption
  2. Weaken
  3. Strengthen
  4. Evaluate the Argument
  5. Flaw
  6. Identify the reasoning
  7. Inference
  8. Resolve/Explain

最初の6つの問題は、基本的に上記のポイントと、今までに学んだAssumptionとPremiseの分析が必要。

もし、問題のタイプがEvaluate(著者の主張を評価する)だった場合、Assumptionにフォーカスする。問題タイプがFlaw(著者の主張の欠点を見つける)であれば、Assumptionの問題点を探す。Weaken(著者の主張を弱める)であれば、Assumptionを弱める選択肢を選ぶ。Strengthen(著者の主張を強める )であれば、Assumptionをサポートする選択肢を選ぶ。

最後の2つのタイプに関しては、異なった方法が必要。

 

今日は、Resolve/Explainのタイプの問題を詳しく見てみよう。

 

RESOLVE/EXPLAIN

このタイプの問題では、僕たちの仕事は、ある明らかな矛盾や対立を解決すること、あるいは紛らわしい状況を説明することだ。つまり、二つの明らかに矛盾した状況を、うまく説明することができる選択肢を選ぶ。

言い換えれば、ある二つの矛盾したセンテンスが、どうやったら共存できるのかを説明する。

 

ここで、ConclusionやPremisesを認識する必要はない。僕たちは、二つの対立した事実を見つけなければならない。例えば、but、yet、however、paradoxなどの言葉が対立を見つけるために役に立つ。

 

問題の聞かれ方

Resolve/Explainタイプの質問は、以下のように聞かれることが多い。

  • Which of the following, if true, resolves the paradox outlined above?
  • Which of the following, if true, does most to help explain the situation above?
  • Which of the following, if true, best explains the apparent contradiction?

 

消去法のやり方(Resolve/Explain)

  • Out of scope. 対立を解決することのできない、新たな情報を提供する選択肢を削除しよう
  • 対立をより悪化させる選択肢を削除しよう
  • 対立の片側だけに言及している選択肢を削除しよう。これは典型的な罠。もし、ある選択肢が対立の片側にかなり詳細に触れていたり、本文とは関係ない問題に触れていたりしたら、その選択肢を削除しよう。

 

例題

Resolve/Explainタイプの問題を解いてみよう。

Parland’s alligator population has been declining in recent years, primarily because of hunting. Alligators prey heavily on a species of freshwater fish that is highly valued as food by Parlanders, who had hoped that the decline in the alligator population would lead to an increase in the numbers of these fish available for human consumption. Yet the population of this fish species has also declined, even though the annual number caught for human consumption has not increased.

Which of the following, if true, most helps to explain the decline in the population of the fish species?
  • Add your answer

このタイプの問題では、僕たちの仕事は、明らかな矛盾や対立を解決すること、あるいは紛らわしい状況を説明することだったね。この問題では、どんなことが明らかに矛盾や対立しているのだろう?

こういう問題では、まず、二つの要素の関係性が説明され、その関係性の中で、一つの要素が変わる時に、他の要素がそれに応じて変わるはずということが予想される。

例えば、食べ物の生産量と価格に直接的な関係性があるとしよう。もし、サーモンの生産量が減ったとしたら、サーモンの価格は上がるはずといった関係だ。

しかし、このタイプの問題では、ある一つの要素が変わったのに、他の要素に変化がなかった。僕たちは、どうやったらそういう状況がありえるのかを説明する。

 

解説

今回の問題で問題を解くために重要なポイントは以下の通り。

  1. ある魚はワニと人間に食べられる
  2. 人間はワニを狩る
  3. ワニの数が減っている
  4. 魚の人による消費量(捕獲量)は増えていない
  5. 驚くべきことに、魚の数は減っている
  6. どうやったらこの状況を説明できるか?

魚を食べるワニは減っていて、人による魚の消費量は増えていないのに、魚の数が減っているのはなぜだろう?

選択肢を一つづつ吟味してみよう。

 

(A) The decline in the alligator population has meant that fishers can work in some parts of lakes and rivers that were formerly too dangerous.

選択肢の(A)は、ワニの数が減ったから、漁師が漁の活動の範囲を広げたと言っている。

もしこれが本当だとしたら、ワニの数が減って魚の数は増えたかもしれないが、人による魚の消費(捕獲量)は増えていないため、なぜ魚の数が減っている何は説明できない。(A)を削除しよう。

 

 (B) Over the last few years, Parland’s commercial fishing enterprises have increased the number of fishing boats they use.

この選択肢は、漁師のボートの数が増えたと言っている。

これは、人による魚の捕獲量を増やすと思うかもしれないが、典型的なトラップだ。たくさんのボートが魚の数を減らすのは、もっとたくさんの魚が人によって獲られた時だけだ。

本文から、人による魚の消費(捕獲量)は増えていないことがわかるため、ボートが増えたとしても魚の数を減らすことはできない。(B)を削除しよう。

 

(C) The main predator of these fish is another species of fish on which alligators also prey.

この選択肢は、この魚の主な捕食動物は、ワニではなく、ワニが食べる他の魚だと言っている。

もし、ワニの数が減ったとしたら、ワニの食べる魚の量が減るから、この問題の主人公の魚と、捕食動物である魚の数は増えるだろう。

しかし、ワニの減少は、捕食動物である魚の数も増やしてしまい、捕食動物の魚の数が増えたとしたら、この問題の主人公の魚の数は減るのではないだろうか?この選択肢であれば、ワニの数が減少した時に、ある魚の数が現象したことを説明できる。

 

(C)を正解として選ぶ前に、最後の2つの選択肢を吟味してみよう。

 

(D) Many Parlanders who hunt alligators do so because of the high market price of alligator skins, not because of the threat alligators pose to the fish population.

この選択肢は、なぜ人がワニを狩るのかについて追加の情報を提供しているが、なぜワニが減って魚の数が減るのかという分析とは関係していない。(D)を削除しよう。

 

(E) In several neighboring countries through which Parland’s rivers also flow, alligators are at risk of extinction as a result of extensive hunting.

この選択肢も、なぜワニが減って魚の数が減るのかという分析とは全く関係ない余計な情報を提供している。(E)を削除しよう。

 

さて、(A)、(B)、(D)、(E)を消去して、安心して(C)を選ぶことができた。

 

練習問題

Explain/Resolveタイプの他の問題を用意した。詳細の解説は次回行う。Good luck.

Products sold under a brand name used to command premium prices because, in general, they were superior to non-brand rival products. Technical expertise in product development has become so widespread, however, that special quality advantages are very hard to obtain these days and even harder to maintain. As a consequence, brand-name products generally neither offer higher quality nor sell at higher prices. Paradoxically, brand names are a bigger marketing advantage than ever.

Which of the following, if true, most helps to resolve the paradox outlined above?
  • Add your answer

 

マインドセットの重要性

Palash
GMATでは、マインドセットは方法論と同様に、あるいはそれ以上に重要だ。GMATは定量的な試験で、そこまで定性的な試験ではないことはわかるよね?数学でもVerbalでも、いくつかの基本的なルールがテストされるけど、僕たちは、GMATで根本的に何がテストされるのか理解すべきだろうか?

Palash
GMATは本当に数学力や正しい文法力をテストする試験なのだろうか?数学や文法は、単に僕たちの精神的な能力を試しすための手段でしかない。結局、優秀なマネージャー、リーダーや起業家にとって一番大切なのは知識ではなく、知性(判断力)なんだ。

Palash
限られた情報の中で、複雑な状況を解釈したり、最適なアクションを決定したりする能力は、マネージャーの成功の確率を決定する。知性(判断力)とマインドセットは、GMATで高得点を獲得するために必要な定量的なスキルなんだ。もちろん、定性的な知識も必要なんだよ

Palash
僕たちのクラスは、定量的な方法論とその使い方をを学ぶことによって、定量的な知性を磨くことを目的としている。僕たちのクラスは、単に正しい正解を見つけることだけを目指している訳ではない。知性(判断力)を磨いて、GMATだけでなくそれ以上に役に立つスキルを身につけてほしいんだ。

 

 

にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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