


目次
GMATとは?
GMATの概要
Graduate Management Admissionの略で、海外MBAに行きたい人は、GMATのスコアを学校に提出する必要がある。TOEFL/IELTSと違い、ネイティブも受ける試験であるため、英語が難しい。
AWA(30分)、IR(30分)、Math(62分)、Verbal(65分)の4セクションからなる約3時間の試験。
AWAはライティング、IRはグラフや表を含む読解問題、Mathは数学、Verbalは大学受験の現代文の英語版を想像してほしい。Verbalには、文法、短文読解、長文読解がある。

GMATのスコア
AWAは6.0満点、IRは8.0満点。
MathとVerbalはそれぞれ51点満点で採点され、下記のマトリックスにそってTotalの点数に換算される。



問題形式は、習うより慣れろ

無料模試・教材(Prep)
公式HPより、GMATが体験できるソフトが無料でダウンロードできる。練習問題が少しと、2回分の模試が無料だ。点数も算出してくれる。

本試験中のメモ+ペン
本試験で使われるメモとペンは普通の鉛筆と紙ではなく、プラスチックのボードと水性のペンで行う。
慣れないと使いづらいため、家で模試を行う際には、シミュレーション用のペンとボードの利用をおすすめする。
Manhattan GMAT Test Simulation Booklet w/ Marker (Manhattan Prep GMAT Strategy Guides)



公式問題集・おすすめ教材



全セクション
VERBAL
MATH
GMAT Official Advanced Questions
GMAT Official Advanced Questions


公式アプリ


マスアカ

しばらく数学とさよならしている社会人には、数学の感覚を呼び起こすのが時間がかかる。ここでおすすめできる教材はマスアカだ。
マスアカを完璧に行えば、Mathに必要な包括的な数学の知識を学ぶことができる。



GMAT CLUB

先ほど紹介したPrepソフトには、解説が付いていないのだが、Googleで問題文を何単語か打つと上記サイトにたどり着く。
マスアカにない難しいパターンの解法が知りたい際にはGmat Clubを使う。掲示板方式で親切な人が解法をわかりやすく解説してくれる。無料。英語。
資料集
その他、コツコツ集めたTOEFL、GMAT、面接や推薦状などの資料を用意した。これを使って留学準備を有利に進めてもらえれば本望だ。


本試験と受験制限
申込
申し込みは公式サイトから行う。受験可能な日程は、申し込み画面で確認しよう。
費用は一回250ドル。受験の8日以上前までは60ドルで日程変更、又はキャンセルが可能。キャンセルした場合80ドルが返金される。キャンセルは受験の24時間前まで可能だが、8日を過ぎた後のキャンセルは返金はされない。
受験制限
本試験は16日に1回、1年に5回、人生で8回までしか受けられない。スコアは5年間有効。ちなみに、試験をキャンセルした場合にはこの回数制限にはカウントされない。キャンセルせずに試験に行かなかった場合は回数にカウントされる。
試験会場
試験会場は、東京では帝国タワーホテル18階の一択。地図はこちら。その他、名古屋、大阪、福岡の合計4箇所しかない。


その他TIPS
スコアの送付先
当日、スコアの送付先の学校を、試験の受験前に選ぶ時間がある。
その際に選ぶ5校は無料でスコアの送付ができるが、受験後に公式サイトから申し込むと1校につき、28ドルかかるため、できる限り志望度の高い学校を5校そこで選ぶようにしよう。

栄養補給の重要性
下記の①−③の間に、それぞれ8分の休憩時間がある。その間にトイレ休憩や飲食をすることが可能。栄養ドリンクや何かしらの食べ物を口に入れ、心を入れ替えて次に挑もう。
ちなみに、1分でも遅れると、TOEFLと違って、その時間が次の試験から引かれるため、絶対に時間通りに席に戻ろう。
- AWA(30分) IR(30分)
- Math(75分)
- Verbal(75分)


USキーボードの配置確認
AWAで用いられるキーボードはUSの配置。アポストロフィと引用のキーボード配置が異なるため、本試験に出かける前にキーボードを確認しよう。
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マスアカを中古で買おうと思うのですが、最新のものと5年前ほどのもとでは内容は大きく変わるのでしょうか?
GMAT Mathの出題範囲が毎年大幅に変更になることはないので、少し古いテキストでも大勢に影響はないと思うよ!