TOEFL/GMAT/GREリーディングで困っている人必見!英語長文の読み方

ねこ君
英語のリーディングってさ、知らない単語たくさんあるし、文も長いし、次の文を読んだら前の文を忘れるし・・
ねこ君
TOEFLやGMATで時間制限もある中で、すぐ焦ってしまって、内容が全く頭の中に入ってこない。。。どうしたらいいの?

にゃんこ先生
それは、ねこ君だけの悩みではない。多くの学習者も同じ悩みを持っていると思うよ。

にゃんこ先生
特にGMATは、2018年の4月から時間短縮されて、リーディングがますます重要になってきた。SCは13~14問、CRは9~10問まで減ったけど、RCは依然として4つのパッセージがある。

にゃんこ先生
今日はGMATの例題を使いながら、受験対策として、英語長文の効率的な読み方を考えよう。長文の読み方はGMATだけではなくて、TOEFLやIELTSでももちろん役に立つ。

GMAT例題(RC)

公式問題集から、このようなReading Comprehension (RC)の問題があった。試験中の感覚で読んでみよう。

A recent study has provided clues to predator-prey dynamics in the late Pleistocene era. Researchers compared the number of tooth fractures in present-day carnivores with tooth fractures in carnivores that lived 36,000 to 10,000 years ago and that were preserved in the Rancho La Brea tar pits in Los Angeles. The breakage frequencies in the extinct species were strikingly higher than those in the present-day species.

In considering possible explanations for this finding, the researchers dismissed demographic bias because older individuals were not overrepresented in the fossil samples. They rejected preservational bias because a total absence of breakage in two extinct species demonstrated that the fractures were not the result of abrasion within the pits. They ruled out local bias because breakage data obtained from other Pleistocene sites were similar to the La Brea data. The explanation they consider most plausible is behavioral differences between extinct and present-day carnivores—in particular, more contact between the teeth of predators and the bones of prey due to more thorough consumption of carcasses by the extinct species.

Such thorough carcass consumption implies to the researchers either that prey availability was low, at least seasonally, or that there was intense competition over kills and a high rate of carcass theft due to relatively high predator densities.

さて、合計212文字のこの文章を読むのに、大体どれぐらいの時間かかっただろうか?文章の全体像は頭の中に残っているだろうか?下記の質問を答えてみよう。正解はこの記事の最後に記載してある。

 

QUESTION 1: The primary purpose of the passage is to

 

よくある非効率な読み方

どんな質問が出てくるかは分からないため、多くの人は、とりあえず文章の中の情報をすべて読む。何か読み逃したら不安だし、すべてのセンテンスを理解して問題に臨もうとするのではないだろうか?

 

英語力によって、上の文を1分2分ですべて読み終わり、すべて理解できる人はいるかもしれないが、大体のGMAT受験者は下記の感じになってしまう。

  • 単語が分からない⇒センテンスが理解できない⇒繰り返し読む⇒時間が無くなる⇒焦ってしまう⇒さらに理解できなくなる
  • やっとセンテンスが分かった⇒やっとパラグラフの内容が分かった⇒前のパラグラフの内容が忘れてしまった⇒読み終わっても全体像がつかめない

 

ねこ君
なんか自分のこと言われているみたいで嫌だなぁ・・

 

英語長文の読み方のTIPS

① 複雑な概念・知らない単語は、身近な概念や言葉に置き換える

私たちの脳は、複雑な概念や、よく知らない概念に対して、無意識に拒否する傾向がある。見たことのない単語がパット出てきたら、頭もパット一瞬止まってしまうことってないだろうか?

TOEFLやGMATのような、一秒一秒の時間が無駄にできない試験の中、いかに、頭を落ち着かせて、読んだ内容がスーと入ってくるようにするかは大事。

 

ここで一つ簡単なトリックがある。そういう複雑でよく分からない概念や単語を、身近な概念や言葉に置き換えることだ。

 

例えば

  • the late Pleistocene era = 昔/long time ago
  • in the Rancho La Brea tar pits in Los Angeles=ある場所/somewhere
  • Indian mathematician Srinivasa Ramanujan=ある人/someone
  • Larger burrowing mammals, such as badgers or weasels=ある動物/the animals
  • Halley’s Comet=ある星/the star

 

この置き換えによって、頭は複雑な情報を処理しなくて済む。実際の問題を解く時も分かると思うが、例にある「Indian mathematician Srinivasa Ramanujan」というのは、この人がインド人が日本人が、この人が数学家か建築家か、この人の名前はJackかAmyか、まったく重要ではない情報だ。

これをまとめて「Someone/ある人・誰か」のような、簡単な情報に置き換えてインプットすると、頭の情報処理の負担が相当軽減できる。

 

② 補足情報・いらない情報を飛ばす

補足情報や不要な情報は飛ばして読む。つまり、目を通した瞬間、「この情報は補足情報だ、余計な情報だ、いらない情報だ」と判断して、頭の中に入らせない。

そもそも、どんな情報は補足情報・余計な情報・いらない情報なのだろうか?

難しい形容詞や副詞は飛ばしてOK。That等の関係代名詞の後のセンテンスは飛ばしてOKだ。ただ、この関係代名詞は何を修飾しているかは理解しよう、何を修飾しているのかわからないと、文の構造が把握できなくなる。

 

例文を見てみよう。

In 1913, the largely self-taught Indian mathematician Srinivasa Ramanujan mailed 120 of his theorems to three different British mathematicians; only one, G. H. Hardy, recognized the brilliance of these theorems.

まず、この文の根幹(構造)をつかむ。この長い文は、年代やlargely self-taughtとかの情報を飛ばして、複雑な情報を簡略化したら、とてもシンプルな文になる。

 

SOMEONE mailed SOMETHING to 3 PERSONS. ONLY ONE recognized the brilliance of these THINGS.

ある人は何かを他の3人に送った。そのうちの一人だけ、そのもののすばらしさを分かってくれた。

 

ここでtheoremを見たとたん、詰まってしまったら勿体ない。この単語が分かったら文意が理解できるが、分からなくても、問題を解くには全く影響しない。

 

③ 飛ばした箇所はいつ読むか?

さて、そんなに飛ばし読みしたら、すべての問題は解けないじゃないかって?それはそうだ。Detailについての質問もある。

上記①と②のTipsを通じて伝えたいのは、まず初めに、文章の全体像と、どの情報がどこにあるのかを把握するという、二つのことだ。

 

そして、必要な時だけ、飛ばした箇所を読む。必要な時というのは:

  • 文章の部分的な内容について質問された時

 

例えば、冒頭の文章について、このような質問があった時、

Question2: According to the passage, compared with Pleistocene carnivores in other areas, Pleistocene carnivores in the La Brea area:
  • Add your answer

「二つのエリアを比較した」という話が、文のどの辺にあるかは、まだ覚えているだろうか?文章の全体像を把握している人は、覚えていると思う。

部分的なDetailが質問された時は、その情報がある場所に戻って、飛ばしたセンテンスを読んで問題を解く。

解答は後ほど。

 

  • 重要そうな単語が分からない時

例えば、冒頭の文章にある、the researchers dismissed demographic bias because older individuals were not overrepresented in the fossil samples.というセンテンスでは、もともと、becauseの後ろの内容はすべて読まなくていい。becauseがあるから、きっと「demographic biasを排除した」理由を説明していることを理解すれば十分だ。

 

しかし、人によって、demographicの意味はピンとこないことがあるだろう。文脈的には重要そうな単語だから、そういう時は、後ろの文を少し覗いてみよう。

「because older individuals……」という文面から、demographicとは、年と関係する話だね。つまり、このセンテンスは、「何かしらの理由で、年のバイアスを排除した」ということを言いたいということがわかる。

 

 

GMAT例題(SC)

SCの問題でTIPSを使ってみよう。

While larger banks can afford to maintain their own data-processing operations, many smaller regional and community banks are finding that the [cost associated with] upgrading data-processing equipment and with the development and maintenance of new products and technical staff are prohibitive.
  • Add your answer

まずは、文の根幹(構造)をつかむ。

While larger banks can afford SOMETHING, many smaller banks are finding that the cost are prohibitive.

ここでは、to maintain their own data-processing operationsをSOMETHINGに置き換えた。さらに、costの後ろは、全部Modifier(costを修飾している言葉)なので、とりあえず無視。接続詞「While」があるので、「Aはこうだけど、一方Bはこうだ」ということを言いたいよね。

 

さて、文の根幹をつかんだら、間違いを発見できただろうか?the cost are prohibitive.というのは、単数の主語と、複数を表すBe動詞とは、明らかに一致していないよね。これで、AとDは消去できる。

 

次に、最初に飛ばしたModifierを確認しよう。

the costs associated with THIS and with THAT are prohibitive. ここでも、長い情報をTHISやTHATに置き換えた。だって、どんなところにコストがかかっているについて、興味ない、そんな情報がなくても問題は解ける。

 

さて、B、C、Eの選択肢を___に入れて読んでみよう。

the costs associated with THIS and with THAT / the costs arising from THIS and with THAT / the costs of THIS and with THAT

明らかにwith THIS and with THATのほうが、平行していてきれい。CとEを消去してBを残す。

これが、この三つのTipsの活用方法だ。

 

最初の例題に戻る

にゃんこ先生
いま試した二つのTipsを使って最初の文をもう一回読んでみよう。もっと素早く概略を理解することができただろうか?

Tips①と②を適用したら、この文章はこうなった:

Paragraph 1

  • ある人たちは、昔のある動物の歯の数を、今のある動物の歯の数と比べた。(正確には、「歯の破片」だが、拘らない)
  • 昔の動物の歯の破損状況は、今の動物のよりずっと激しい。(正確には、「破損頻度」だが、拘らない)

Paragraph 2

  • 可能な説明を考えると、その人たちは:

何かしらの理由で、年のバイアスを排除した。

何かしらの理由で、保存過程のバイアスを排除した。

何かしらの理由で、地域のバイアスを排除した。

  • 一番いい説明は、これ、つまり、その動物の歯は食べ物の骨とよく当たる。なぜそんなに良く当たるの?何か(carcassesの意味が分からなくて良い)をきれいに食べていたから。

Paragraph 3

  • 「何かをきれいに食べていた」ことは、このことか、あのことを意味/暗示(imply)している。

この概要から、冒頭の問題の正解を見つけることはできるだろうか?答えは「E」だ。

 

また、あの「二つのエリアを比較した」という質問が出た時、どこに戻って答えを見つけるべきかも、分かっただろうか?

「何かしらの理由で地域のバイアスを排除した」という箇所を確認しよう。その文に戻って飛ばした内容を初めて読む。

They ruled out local bias because breakage data obtained from other Pleistocene sites were similar to the La Brea data.

これだけを読んだら、答えは一目瞭然。そう、「B」だ。

 

にゃんこ先生
普段の問題演習で、このTipsを心がけながら読んでみよう。最初はざっと読み、詳細が必要な時だけ、細かい部分を読むことで、かなりの時間を節約できるようになるはずだ。

 

にゃんこ先生
今日紹介したのは、あくまで試験対策。本当のリーディング力は、大量な洋書や英語ニュース等を読んで培っていくものだから、普段の洋書やニュースをどんどん飛ばして読むのはダメだからね。

 

にゃんこ先生
質問、要望、ツッコミ、おすすめ勉強法、なんでも遠慮せずにコメントしてね。閲覧者同士でのコミュニケーションも大歓迎だよ。
にゃんこ先生
読んでくれてありがと。FacebookTwitterから、最新情報を受け取る事が可能だよ。シェアもよろしくね。
 

2 件のコメント

    • コメントありがとう!AとCではなくて、AとDだね。
      打ち間違えちゃった・・。修正完了!

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