マスアカだけでGMAT Math50点は無理!?傾向と対策

gmat math
ねこ君
オレ、バリバリ文系、数学なんて大学受験以降、一切触れてない。
ねこ君
GMATで700点取るためには、Mathは最低50点でしょ?まぁ、おれ算数得意だったし、満点余裕っしょ。マスアカ3回ぐらい回したし、公式問題集もやり込んだもんね!いざGMAT本番!!!
ねこ君
あれ・・・?47点。あ、48点取れた・・。てか、本試験の難易度って公式問題集と全くレベル違くない・・?
ねこ君
これ以上スコア上がる気がしない・・。できることが全部やったのに・・。

にゃんこ先生
マスアカはすごく良い参考書だけど、数学がそこまで得意じゃない人には、それだけで50点を取るのは結構ハードルが高い。

にゃんこ先生
今日は、その理由と、Mathで50点を取るための対策を考えよう。

GMATで700点を取るために

よく言われる話ではあるが、GMATで700点を取るためにはMathが極めて重要だ。

上記のマトリックスの700点レンジを見てみよう。700点を取るためのVerbalとMathのスコアの組み合わせは、(Math 51、Verbal35)(Math 50、Verbal36)(Math49、Verbal37)(Math48、Verabl38)といった感じである。

この記事でVerbalの解説はしないが、純日本人にとってVerbalで35点以上を取ることは、そう簡単な仕事ではない。日本人で700点以上を獲得するほとんどに人は、Mathで49〜51点をコンスタントに取り、Verbalを30点代後半で安定させる人である。

 

そのため、GMATで高得点を獲得するためには、早いタイミングで数学を固めてVerbalに集中することが重要だ。Mathは英語の試験というよりも、数学の試験のため、TOEFLやIELTSが終わったら始めるというよりも、今からできる限り手をつけて感覚を掴んでおくことをおすすめする。

 

なぜマスアカで50点を取れないのか

マスアカ

MBA界隈のブログや教材を調べていると、必ずと言って良いほど、GAMT Math対策ではマスアカという言葉を目にするだろう。

また、マスアカだけやって余裕で50点と言ったような情報を聞くこともある。

 

マスアカをしっかり勉強した。公式問題集も解いた。しかし、蓋を開けてみれば、なかなか到達しない50点。一体何が問題なのだろうか?

 

Mathの難易度が高くなった

そう、昨今のGMATの数学は難化傾向にあり、マスアカは包括的な数学知識を得るためには必須の教材だが、それだけでカバーしきれない難問が多く出題されるようになった。

 

数年前まではマスアカと公式問題集でなんとかなったかもしれないが、現在それだけで本試験に挑むのは、数学の経験が少ない者にとっては、自殺行為である。

 

マスアカは解説が日本語なので、解説を読むのに英語ほど時間がかからずとても助かります。ただ、マスアカに掲載されている問題は比較的簡単で、実際の試験に十分対応しきれていないと思います。

引用:銀行員のUCLA MBA留学ブログ

マスアカは基本的な用語や定義を理解するのに便利ではあるが、実際の問題よりも簡単且つ問題量が少ない。参考書代わりにまとめを見る程度の使い方が良いと思う。

引用:114%いいよ!!

『インターナショナルマスアカデミー』: 2冊セットのGMAT Mathセクションのバイブル、通称「マスアカ」。これを一通りしっかりと学べば、GMAT Mathの基本的な考え方は理解できる。但し、難易度が本番より遥かに低いので、これだけで満足しないこと。

引用:寝言

 

公式問題集は簡単すぎる

また、GMATの公式問題集は正直やる意味がないほど簡単だ。

マスアカをしっかりやれば8-9割程度はすんなり解ける難易度が低い問題ばかりだが、本番では手を替え品を替え、見たこともやったこともないような問題がたくさん出る

 

本番の試験は確実にOfficial Guideより難しいので、これらの問題を解けることは重要ですが、出来たからといって50点は取れません。(ここは断言できます。)

引用:LA State of Mind ~UCLA MBA留学記 2009-2011~

注意しなければならないことは、GMAT本番Mathが難化していることです。OGに掲載されている問題は超簡単なものばかりですから、本番のレベル感に圧倒されないように。

引用:税理士のMBA受験記⑧:GMATで700点を超える方法

『GMAT Official Guide』:伝統的なOG(Official Guide)。Verbalの難易度はしっくり来たが、全て解き終わらず。Mathは簡単すぎて一度も解かず。

『GMAT Official Guide for GMAT Quantitative Review』:同じくMathのレベルとしては簡単すぎて、一度解いたがそれ以降は開かず。

引用:寝言

私はOGを一切やりませんでした。事前にOGは「簡単で傾向ちょっと違う」と言われていたからです。OGよりもPrepの演習・追加問題をやったほうが効率的と感じます。

引用:The Next Geek

 

PREPだけでは難問が足りない

PREPもそうである。PREPは公式問題集よりも、本番に近い難易度の問題が出るが、PREPの問題の多くは、マスアカでカバーされている。PREPが本番より簡単に感じるのは、マスアカで似たような問題を解いているからだ。

そして、PREPだけでは、本番で出題されるような難問の練習が圧倒的に足りない。

 

GMAT Prepに出てくる問題が本番に一番近いと思われますが、本番レベルの問題を練習できる問題集や教材が非常に少ない。

引用:税理士のMBA受験記⑧:GMATで700点を超える方法

Prepの問題は本番より簡単で、平気で本番より100点くらい高い点がでました。このサービスで高得点が出たからと言ってあまり期待しない方が良いですよ。

引用:銀行員のUCLA MBA留学ブログ

 

これが、世間で常識と思われている「マスアカ、公式問題集、PREP」をいくらやり込んでも50点が取れない理由である。

 

ねこ君
け、けど、そしたらマスで50点取るには何したら良いんだよ・・?

にゃんこ先生
これから説明するからちょっと待って、ねこ君。

 

GMAT数学で何が苦手?

にゃんこ先生
ここで一つアンケート!GMATマスで何が苦手?このアンケートを元に、これからのコンテンツを作成する予定!

にゃんこ先生
下記以外で苦手意識がある物があれば、自由に項目を追加してね!

 

GMAT 数学で何が苦手?複数回答可
  • Add your answer

 

Mathで50点を獲得するための対策

概略

GMATのマスで50点を獲得するまでの道のりは、大まかに言えば以下のようになる。

  1. 数学用語を覚える
  2. GMATで必要な数学の包括的な知識を学ぶ(+GMATの問題形式に慣れる)
  3. 問題演習をする
  4. 難問演習をする

 

まず、1~3に関しては、マスアカを2-3回勉強することでつけることができる。

3の問題演習に関しては、マスアカをマスターした後にPREPを使おう。公式問題集の問題は難易度が低く、マスアカとPREPでOfficial Guideの範囲は十分カバーできるため、忙しい社会人には手を出すことをオススメしない。公式問題集を完璧にマスターしても、本番で高得点を獲得することは難しい。

 

50点をコンスタントにつける力をつけるため、ステップ4「難問演習をすること」が大切になってくる。上記でもしつこく述べたように、昨今のGMATの数学は難化傾向にあり、手を変え品を変え、見たこともないような問題がたくさん出題される。

 

以下、50点を目指すための道のりを、数学の実力別に記載したい。

 

数学的センスのある人

このカテゴリーに入る人は、多くの場合、理系で数学にかける時間が人生において多かった人のことが多い。

数学的センスがあるかどうかを判断するために、一度なんの準備もせず(最低限のGMATの出題形式に慣れてから)にPREPを解いてみよう。初回で47点以上が取れるのであれば、マスアカを一通り回して、PREPで本番形式に慣れることで、コンスタントに50点が取れるようになるだろう。

 

これは、数学的センスのある人は、参考書で見たことのない問題も、センスを生かして解き方を考えることができるからである。

万全の対策をしたいのであれば、時々難問を解いてセンスを磨いておくのもありだろう。

 

数学は苦手ではないけど、センスがあるかは微妙

諸々のGMAT受験者のヒアリングによると、文系出身(特に私立大学)の場合に、この部類に入る人が多い。PREPを解いても最初は45点ぐらいしか取れず、焦るタイプである。

その後、マスアカを何周もするが、本番では47、8点程度からスコアがなかなか伸びない。

 

このようなタイプの人は、まず1~3のステップをきちんと踏むこと。マスアカで数学用語と基本的な知識をつけ、3回程度は繰り返して問題演習し、PREPで本番形式に慣れる。このステップで47点程度はコンスタントに取れるようになる。

 

ここから50点を目指すために重要なのは、難問の対策・演習を多く行うことである。難問も含め、多くの問題は、マスアカで習う基本的な知識で解けるものなのだが、問われ方やアプローチが異なってくると、パニックになり短時間で解法を導き出すことが難しくなる。

このような難問に対応するためには、基本を抑えた後、多くの難問に触れるしか方法はない。そして、本番で出されるような難問は、マスアカや公式問題集にはほとんど出題されず、PREPをやるだけでは圧倒的に足りないのだ。

 

自他認める数学音痴

初回のPREPで43点前後かそれ以下しか取れなければ、1~3を徹底的に鍛える必要がある。

まずはマスアカを3周程度行い、その後PREPで47点程度が取れるかどうか試してみよう。

それでも45点程度しか取れなければ、公式問題集で基本的な問題演習を2-3周行う必要がある。その後、またPREPを解いてみよう。

自他認める数学音痴には、難しい問題に手を出すより、基本的な問題でミスをしないこと、ケアレスミスを減らすことを徹底することをオススメしたい。難しい問題でミスをしても、中難易度の問題でミスをしなければ、47点は到達可能である。

 

また、47点で満足せず、50点を目指したい場合、難問の問題演習を多く行う必要がある。

 

以下、難問対策のために使える教材を紹介したい。

 

難問対策のための教材

GMAT Tool Kits

GMAT Tool KitsはGMAT Clubが作成した神アプリ。3,000円ぽっきりで700問以上の難問の他、KaplanやManhanttan、Pinceton reviewの問題も解くことができる。英語ではあるが、解説も優秀。

アプリのため、難易度の高い問題だけを選択して解くことや、苦手な分野(例えば図形や代数等)だけをジャンル別に解くことも可能。

また、その3,000円には、Official Guideも含まれている。マス対策にOfficial Guideは推奨していないが、公式問題集を教材として使いたい初心者にとってもコスパが良い。

 

ダウンロード

iTunes

Google Play

 

使い方(画像はiPad)

トップページから左上のPracticeを選ぶ

math

おすすめはQuestion by Questionで1問ずつ答え合わせをしながら回答すること。

gmat

上記の画面からFilterを押すことで、どの問題を練習するか選択をすることができる。有料会員(3,000円)で難問集やOGを含む全ての問題を解放可能。一点注意して欲しいのは、OGはGMAT Clubのforumsの質問に含まれており、FilterからOGを指定することはできない。

OGに限って練習したい人は、コメント欄のリンクか、アプリ内のOG trackerから各問題の右にある電球のマークを押すと、GMAT forumにある問題と解説に飛ぶことができる。

 

他の教材も紹介しようと思っていたが、このアプリ一つでMathの難問対策や問題演習に困ることはなくなるだろう。マスアカを一通りこなしたあとは、PREPとToolKitを使い50点を狙っていこう。

 

体験談

Toshihisa
初めまして、Toshihisaです。私は私立文系の出身で数学は高校3年生以来勉強していません。数学が特に得意だったわけでもなく、赤点を取ったこともあります。そういうバックグラウンドです。

Toshihisa
一方で、GMATのMathは47→51→50→50と安定した点数を取ることができました。きちんとした方法で勉強すれば、誰でも得点源にできるはずです。今日は少しだけ私の体験談を共有させてください。

Toshihisa
まず、教材ですが、私はマスアカとGMAT Toolkitの2つしか使っていません。GMATの公式問題集は本試験と比べると簡単すぎでやる意味がなさそうでした。

Toshihisa
勉強法の基本は、マスアカを2-3回繰り返して、数学関連の用語を暗記、知識を呼び起こすとともに、GMAT特有の問題形式になれるようにしました。

Toshihisa
ただ、マスアカの問題は本番の試験と比べると簡単すぎるため、GMAT Tooikitを買って、難易度の高い問題を解きまくるという作戦で、応用問題にたくさん触れるようにしたんです。

Toshihisa
参考ですが、最終的にはGMAT Toolkitで3,000問以上の問題を解いていました。詳しくは僕のブログ(引用先)も見てももらえると。

にゃんこ先生
マスはなめてかかると痛い目に合うから、Verbalの勉強を本格化させる前に50点を安定して取れるようにしておくと、あとあと楽になるよ。

にゃんこ先生
問題でどうしてもわからないものがあったら、掲示板でもどしどし質問してね!

 

にゃんこ先生
質問、要望、ツッコミ、おすすめ勉強法、なんでも遠慮せずにコメントしてね。閲覧者同士でのコミュニケーションも大歓迎だよ。
にゃんこ先生
読んでくれてありがと。FacebookTwitterから、最新情報を受け取る事が可能だよ。シェアもよろしくね。
 

4 件のコメント

  • こんにちは、こちらを拝見しGMAT toolkitをダウンロード、アップロードしました。
    質問させて下さい。
    まずはOGに絞って問題解こうと思いましたが、Practice-Filterではそれは不可能なのでしょうか。
    OG Trackerは単に回答時間と回答履歴(?)の記録が出来るだけ、という理解で良いでしょうか。

  • Trackerから直接公式問題を解くことはできないけど、Trackerの各問題の右にある電球のボタンを押すと、Gmat Clubのフォーラムに飛んで問題と解説を確認することができる。

    あるいは、下記のリンクをからそれぞれの年のOfficial Guideの問題を解くこともできるよ。

    2015(13th)
    https://gmatclub.com/forum/the-official-guide-for-gmat-review-13th-edition-143450.html?fl=similar
    2016
    https://gmatclub.com/forum/official-guide-directory-209567.html
    2017
    https://gmatclub.com/forum/official-guide-directory-222199.html?fl=similar
    2018(2018年OGに追加された新問題のまとめ)
    https://gmatclub.com/forum/the-official-guide-for-gmat-review-242995.html#
    2018(下記のリンク先のエクセルをダウンロードすると、問題の難易度や、GMAT forumの問題・解説へのリンクが利用可能、2017、2016年度のものも下記からダウンロード可能。)
    https://gmatclub.com/forum/guide-to-the-gmat-official-guide-244081.html?sid=397f77373d6f64f585fa46f2bd862be8

    アプリの問題演習(Practice-Fliter)からだと、OGを指定したりすることはできないのだけど、My Set(from GMAT club forum)は基本的にはOGやPrepの問題から出題されているという感覚。

  • 現在マスアカとツールキットを使ってMathの勉強を進めていますが、同時進行でverbalの勉強も進めたほうがいいのか、Mathをある程度形にしてからverbal勉強を開始するか悩んでいます。
    アドバイスいただけると助かります。

    • じんさんこんにちは。コメントありがとう!

      じんさんがMathが得意でそこまで苦労しなそうという感覚があれば、Mathと平行してVerbalを行うのは良いと思う。

      一方で、Mathが苦手で基礎からやり直す必要がありそうなのであれば、Verbalは一旦置いておいてMathを固めた方が、最終的に目標点達成への近道になると思う。せっかくVerbalで良い点が取れても、Mathがダメで目標点が達成できなかったというのはとても勿体無い。

      このMathが得意、苦手というのは、例えば勉強を開始した直後(少なくともDSの解き方はマスターした後)か、マスアカを一周したぐらいのタイミングでPrepのMathを1つ解いて見て、47点以上が取れればマスにそこまで苦労しない人に分類されるだろう。

      一方で、Prepで45点やそれ以下の点数が出てしまった場合、最初にマスを固めた方が戦略が立てやすくなるはず。

      こちらの記事で「GMAT マスに苦労するかどうか」の基準を解説しているため、参考にして見てほしい。
      https://www.path-to-success.net/gmat-math1

      ちなみに、先にMathを固めるという判断をした場合も、基本的な英語力を上げるためのボキャブラリーの増強と読解力の強化は常に行うことをおすすめしたい。これは、Mathの文章問題だけでなく、Verbalにも役に立ってくる。

      もし、不明点や追加の質問があれば、いつでもコメントしてほしい!!

  • コメントを残す

    名前、メールアドレスの入力は任意です。メールアドレスが公開されることはありません。