今から始めるGRE対策 テスト概要とスコアの決まり方

gre
ねこ君
海外の大学院に進学したい。けど、何を専攻したらいいんだろう・・?教育にも興味あるし、心理学も面白そう・・。ビジネススクールも魅力だなぁ・・
ねこ君
TOEFLが片付いた後は何したらいいの?GMAT?GRE?
にゃんこ先生
MBAはGMAT、GRE両方のスコアを認める学校が多いけど、MBA以外の大学院は通常GREしか認めない。

にゃんこ先生
大学院留学で、MBA一本に決めてなければ、GREの準備をしたほうが良い。

今日は、GREの問題形式からスコア計算方法まで徹底的に解説する。

まずは、こちらの記事を読んで、GMATとGREのイメージを掴んでみよう。

GRE問題形式

GREは6セクションの問題があり、約3時間45分のテストである。

(公式サイト:https://www.ets.org/gre 

 

習うより慣れろ

type-of-questions

問題形式を知るため、言葉で読むよりも、実際の問題を解いてみるのが一番だ。

例題を見ながら問題形式を説明する。

 

セクション① Analytical Writing(作文)

一つ目はAnalyze an Issue。30分。社会、科学、歴史、哲学等分野の話題について自分の観点と意見を述べる。

 

例題:As people rely more and more on technology to solve problems, the ability of humans to think for themselves will surely deteriorate.

Discuss the extent to which you agree or disagree with the statement and explain your reasoning for the position you take. In developing and supporting your position, you should consider ways in which the statement might or might not hold true and explain how these considerations shape your position.

Issueの問題集は約150問あり、すべて公式サイトで公開されている。本試験は必ずこの問題集から問題が出ること。

 

二つ目はAnalyze an Argument。30分。問題の中で行われた推理について反論する。

 

例題:In surveys Mason City residents rank water sports (swimming, boating and fishing) among their favorite recreational activities. The Mason River flowing through the city is rarely used for these pursuits, however, and the city park department devotes little of its budget to maintaining riverside recreational facilities. For years there have been complaints from residents about the quality of the river’s water and the river’s smell. In response, the state has recently announced plans to clean up Mason River. Use of the river for water sports is therefore sure to increase. The city government should for that reason devote more money in this year’s budget to riverside recreational facilities.

Write a response in which you examine the stated and/or unstated assumptions of the argument. Be sure to explain how the argument depends on the assumptions and what the implications are if the assumptions prove unwarranted.

Argumentの問題集は約170問あり、すべて公式サイトで公開されている。本試験は必ずこの問題集から問題が出ること。

 

セクション②‐⑥ Verbal(英語)、Quantitative(数学)

作文の後のセクションは順番がなく、ランダムに出てくるが、基本下記5つのものが含まれている。

 

Verbalセクション二つ

それぞれ20問、30分ずつ。ネイティブ向けの英語テスト。Reading Comprehension、Text Completion、Sentence Equivalenceという三種類の問題がある。

Reading Comprehensionは基本TOEFLのリーディングの一つか二つのパラグラフの長さで、それに対しての問題数は1問~3問程度。

Text Completionの穴埋めは、一つか二つの穴の問題もあれば、下記のような三つの穴の問題もある。

例題:

It is refreshing to read a book about our planet by an author who does not allow facts to be (i)__________ by politics: well aware of the political disputes about the effects of human activities on climate and biodiversity, this author does not permit them to (ii)__________ his comprehensive description of what we know about our biosphere. He emphasizes the enormous gaps in our knowledge, the sparseness of our observations, and the (iii)__________, calling attention to the many aspects of planetary evolution that must be better understood before we can accurately diagnose the condition of our planet.
Sample Question 1 Answers.

Blank (i)Blank (ii)Blank (iii)
(A) overshadowed(D) enhance(G) plausibility of our hypotheses
(B) invalidated(E) obscure(H) certainty of our entitlement
(C) illuminated(F) underscore(I) superficiality of our theories

Sentence Equivalenceの問題は6つの選択肢の中から二つの正解(通常は類義語)を選ぶ。

例題:

It was her view that the country’s problems had been _______ by foreign technocrats, so that to ask for such assistance again would be counterproductive.

A ameliorated

B ascertained

C diagnosed

D exacerbated

E overlooked

F worsened

 

Quantitativeセクション二つ

それぞれ20問、35分ずつ。日本の中学校レベルの数学。ベーシックな分数、代数やデータ分析能力をテストされる。

 

例題:Which two of the following numbers have a product that is between –1 and 0? Indicate both of the numbers.

A –20

B –10

C 2 –4

D 3 –2

すべての例題はGRE公式サイトより。

 

スコアに反映されないダミーセクション1つ

Verbalなら20問で30分、数学だったら20問で35分。

ダミーセクションの代わりに、ETSの研究目的の問題が出る(研究用であることが明示される)可能性もある。研究用の問題は試験の最後に出てくる。

 

三つ目のセクションの後は10分間の休憩があり、その他のセクションの間は1分ずつの休憩がある。

 

スコア計算方法

Analytical Writing(作文)

得点レンジ:0点~6点。0.5点刻み。二つの作文が別々に採点され、最終スコアはその平均点となる。

専攻の違いや学校のレベルの違いによって、求められる作文点数が違うが、理工系であれば、3.0ぐらいで大体の学校に応募できる、文系やビジネススクールであれば、3.5~4.0があったほうがいい。

GREの作文で4.5点取れると、相当優秀な文章力と言える。

 

Verbal(英語)と Quantitative(数学)

得点レンジ:130~170点。

一問一問の回答によって次の質問の難易度が変わるGMATとは異なり、GREはセクションレベル適応型テスト(section-level adaptation test)のため、一つ目のセクションの正答率によって次のセクションの難易度が決められる。一つ目のセクションで正答率を高めれば、ある程度のスコアは取れる。

 

セクション1の正答率とスコアの関係は下記の通り。20問のうち、

正解の数が6問以下の場合、セクション2でEasyモードに入り、最終スコアのレンジは130~154点となる。つまり、セクション2全問正解としても154点しか取れない。

正解の数が7~13問の場合、セクション2でMediumモードに入り、最終スコアのレンジは142~162点となる。

正解の数が13問以上の場合、セクション2でHardモードに入り、最終スコアのレンジは150~170点となる。つまり、このモードだと全問不正解でも150点は確保される。

 

セクション1の正解数は13問の場合は、Hardモードに入る可能性もあり、Mediumモードに入る可能性もある。

 

GREもGMATと同じく、合格・不合格のラインがなく、各大学院も点数の最低ラインを特に設けていない。

総合ランキングで上位30のアメリカの大学院に入る学生のGRE平均点は320以上で、30位~60位の大学は大体310点ぐらい。理想の点数に行かなくてもドリームスクールにチャレンジしても良いだろう。

 

参考程度に、2016年と2017年のトップスクール入学者数の平均スコア(専攻別)の一部を添付する。

GRE-Score

詳細はhttps://magoosh.com/gre/2016/gre-scores-for-top-universities/ を確認しよう。

 

その他

申し込みと費用

GREの申込は公式サイトから行う。試験会場は、東京は御茶ノ水ソラシティ、大阪は中津試験会場のみ。

値段は1回205ドルで4日前までキャンセル・予約の変更が可能。予約の変更には50ドルかかり、キャンセルの場合は50%が返金される。

試験当日はパスポートを忘れないようにしよう。(参考

 

受験制限

21日に一回、1年で5回まで受験が可能。スコアの有効期限は5年間。

 

教材・参考書

Official Guide

にゃんこ先生
Official Guideは受験生のバイブル。全部で3冊。

 

リーディング、ライティング

にゃんこ先生
バーバル関連は、マンハッタンシリーズがおすすめ!マンハッタンプレップはGREとGMATに特化している教育機関で、本番の難易度と一番近い教材。

 

単語

にゃんこ先生
GREで高得点を獲得するためには、単語力が大事。単語といえば、Magooshのフラッシュカード(Appもあり)の愛用者が多い。それかマンハッタンだね。どちらも英語で単語を覚えるタイプだけど。

 

にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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2 件のコメント

  • 2018年度版または2019年度版のGREオフィシャルはあるのでしょうか?
    マンハッタンと別のやつは2019年度版があるのは見つけたのですが。。。。
    毎年新しいのでますよね?

    • GREのOfficial Guideは毎年アップデートされないんだ。現在まで3冊発売されていて、最新のものは上記でも紹介している3rd edition。3rd editionは2ndからアップデートが少ないため、もし2ndを持っていれば3rdは買う必要ないと思う。

      数学とVerbalのPractice Questionsに関しては、オフィシャルガイド以外にもっと問題練習がしたい場合に購入しよう。こちらは2nd editionが最新だよ。

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