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海外の大学に行く最大のメリットは、英語が話せるようになることでも、海外の学位を持てることでもありません。
自分が学びたい分野を、自分に合う教育環境で学び、これまで接点のなかった人や機会へアクセスできることです。
一方、学費と生活費は大きく、授業についていくにも、現地で人間関係や経験を作るにも、自分から動く必要があります。また、卒業後の進路は、学位そのものより在学中に何をしたかで大きく変わります。
だからこそ、「海外にはメリットが多いか」ではなく、そのメリットに、卒業までの費用と3~4年の時間を投じる価値があるかを考えることが重要です。
この記事では、各国の公式情報と、There is no Magic!!が取材した日本人学生の経験をもとに、海外大学のメリット・デメリットを整理します。
監修者:ウメンシャン
日中英のトリリンガル。英語圏への留学経験がない状態からIELTS 8.0、TOEFL 104、GRE 322を取得。コロンビア大学、ペンシルベニア大学、ニューヨーク大学、メルボルン大学教育大学院などへの合格実績を持つ。慶應義塾大学大学院卒。株式会社MAGEEEK代表として、海外大学・大学院の出願支援や進路設計に携わる。
記事の調査方法
本記事は、JASSO、UCAS、各国政府、大学の公式情報と、There is no Magic!!が実施した海外大学生・卒業生へのインタビューをもとに編集しています(2026年8月11日調査)。
大学のカリキュラム、学費、奨学金、留学生の就労制度は、国・大学・専攻・入学年度によって異なります。出願時には、必ず志望大学と各国政府の最新情報をご確認ください。
- 学び:日本では見つからなかった専攻・授業・研究環境を選べる可能性がある
- 経験:英語と異なる価値観の中で、学び方や将来像を問い直せる
- キャリア:研究、インターン、現地の人脈へ近づける。参加・就職は本人の行動しだい
- 最大の壁:学費・生活費。奨学金が不採用でも成立する進路を同時に用意する
- 判断基準:ランキングより、コース内容・総費用・本人の行動・卒業後の進路をつなげて考える
目次
海外の大学に行く3つのメリット
海外大学のメリットというと、「英語が話せるようになる」「外国人の友人ができる」が真っ先に浮かびます。ただ、それは入口にすぎません。
英語を使って専門分野を学び、異なる考えを持つ人と議論し、授業で得た知識を研究や実際の課題へつなげられることに大きな価値があります。
もっとも、同じ大学へ入っても、得られる経験は人によって大きく変わります。
自分が学びたい内容と、大学が提供する授業・研究・活動が合っているかを確認しましょう。
| 海外大学で得られる価値 | 具体的にできること | 大学選びで確認すること |
|---|---|---|
| 専門分野を英語で深く学ぶ | 専門文献を読み、議論・実験・卒業研究を通して理解を深める | 授業科目、評価方法、教員の研究、卒業要件 |
| 異なる前提の中で考えを伝える | 自分とは異なる意見を聞き、根拠を示して発言する | 授業規模、参加型授業、寮、学生団体、交換留学 |
| 興味を研究・実務へつなげる | 研究、インターン、学生プロジェクトを通して実際の課題を試す | 研究補助、実習、制作環境、キャリア支援、就労条件 |
1.専門分野を英語で学び、研究まで深められる
海外大学では、英語で専門文献を読み、レポートを書き、実験や議論に取り組む毎日が待っています。
英語はここでは道具です。世界中の研究や専門家へアクセスし、自分の分野を深く学ぶために使います。
同じ「心理学」「経済学」「コンピュータ科学」という専攻名でも、大学によって必修科目、評価方法、実験・実習、卒業研究は異なります。
イギリスの大学出願機関UCASも、大学・コースの比較方法として、授業科目、評価方法、教員、実習・インターンの機会まで確認するよう案内しています。
海外大学を選ぶときは、大学名やランキングに加えて、卒業まで何を学び、何を自分で試せるのかまで見てください。
マンチェスター大学で心理学を学んだRionさんは、当初、日本の大学だけを考えていました。
日本の大学を調べる中で、心理学が文系として扱われることや、一般教養を経てから専門を学ぶ構成が、自分の希望とは異なると感じたそうです。
一方、イギリスでは心理学を科学的に捉え、学部の早い段階から集中的に学べることを知りました。マンチェスター大学では、心理学の基礎に加えて、統計、実験、卒業論文にも取り組んでいます。
学部で心理学全般を学んだ後、さらに社会的認知を実践的に研究するため、UCLの大学院へ進学しました。
Rionさんの場合、海外へ行くことが先にあったのではありません。学びたい内容を突き詰めた結果、イギリスの大学と大学院へつながっています。
2.異なる前提の中で、自分の考えを言葉にできる
海外大学の成績評価には、試験のほかに、発言、グループワーク、プレゼンテーションが含まれることがあります。
そこでは、流暢な英語以上に、「自分はどう考えるのか」「なぜそう考えるのか」を相手へ伝える必要があります。
異なる国や文化で育った学生と意見が合わないこともあります。自分の常識が相手には通じず、説明し直したり、相手の意見を聞いて結論を変えたりする経験もあるでしょう。
こうした力が身につくかは、キャンパスの国際性より本人の動き方で決まります。授業で発言し、寮や学生団体へ入り、自分から関係を作ることで初めて環境を生かせます。
留学経験を扱った72研究のメタ分析でも、異文化理解や認知・行動面の学びが整理されています。
シンガポール国立大学でファイナンスを学ぶYuyaさんの授業では、講義中の発言、グループワーク、プレゼンテーションなど、積極的な参加が求められます。
大学生活の舞台は授業の外にも広がっています。寮の課外活動やオーケストラに参加し、自分たちの代で立ち上げた日本人学生会では代表も務めています。
さらに、ドイツへの交換留学や、日系企業・シンガポール企業での3回のインターンも経験しました。
国際的な大学へ入っただけで経験が広がったのではなく、授業、寮、学生団体、交換留学へ自分から入っていった結果、関わる人と選択肢が増えた事例です。
3.興味を研究・実務へつなげ、進路を試せる
海外大学には、研究助手、企業との共同課題、インターン、学生によるプロジェクトなど、授業で得た知識を実際に試せる環境があります。
ポイントは、就職に有利そうな活動の数より、興味を確かめる過程にあります。
自分が興味を持った課題に対して、調べる、作る、人に使ってもらう、失敗して改善する。
その過程を通して、「この分野をもっと学びたいのか」「仕事として続けたいのか」を確かめられることがメリットです。
研究やインターンへ参加するには、成績、語学力、専攻との関連、応募時期などの条件があります。大学公式サイトでは、制度の有無で止まらず、学部生や留学生が実際に応募できるかまで確認してください。
また、現地での就労を考える場合は、ビザの条件も重要です。アメリカのCPT・OPTには専攻や在籍状況などの条件があり、カナダの卒業後就労許可にも、対象となる学校・課程や在籍期間の条件があります。
テキサス大学オースティン校で情報学とアントレプレナーシップを学ぶYukiさんは、大規模大学のメリットとして、ものづくりの設備をはじめ、探せば多くのリソースが見つかる点を挙げています。
その環境を使い、日本の地方を旅行したい人と地域の人をつなぐプロジェクトや、学生寮で荷物を受け取る際の問題を解決するプロジェクトに取り組みました。
授業でビジネスや情報学を学びながら、身近な課題からアイデアを作り、実際に動かしています。

日本と海外大学を比較|経験者が最後に重視した決め手
経験者に聞くと、海外大学を意識したきっかけは人それぞれです。ただ、最後の決め手は「海外だから」以外のところにありました。
制度や費用の違いは、候補を広げるための入口です。
その違いの中に、自分がどうしても実現したい学びや環境が見つかったとき、海外大学が具体的な選択肢になります。
日本・アメリカ・イギリスの違いを3項目で比較
まずは、日本、アメリカ、イギリスの違いを、進学判断に影響しやすい3つの項目に絞って比較します。
| 比較項目 | 日本 | アメリカ | イギリス |
| 標準修業年数 | 通常4年 | 通常4年 | 通常3年 スコットランドは通常4年 |
| 年間・卒業総額 | 年間平均約202万円 4年で約808万円 アパート等の場合は4年で約937万円 | 年間約826万~1,062万円 4年で約3,304万~4,248万円 | 年間約484万~1,194万円 3年で約1,451万~3,582万円 |
| 専攻・学び方 | 出願時に学部・学科を選び、その分野を中心に学ぶ形が一般的 | 幅広い科目を履修し、入学後に専攻を決められる大学もある | 出願時にコースを選び、1年目から専門分野を学ぶ形が多い |
※日本の費用は、JASSO「令和6年度学生生活調査」の大学学部昼間部における年間学生生活費をもとにしています。4年総額は年間平均を単純に4倍した概算です。アメリカ・イギリスは、留学生の授業料と生活費を中心にした比較用概算です。大学、専攻、都市、為替によって実際の費用は変わります。
日本の費用は、JASSOの学生生活調査、海外大学の費用は、海外大学の学費・費用を10か国比較で詳しく確認できます。
卒業率は、国によって集計対象となる大学・学生や、「標準修業年数以内」「入学から6年以内」などの計算期間が異なります。そのため、本記事では単純な数値比較を行っていません。
4年間かけて幅広く学びたい人もいれば、3年間で専門分野を深めたい人もいます。費用を抑えながら英語と多文化の環境を得るために、アジアの大学や海外大学の分校を選ぶ人もいます。
重要なのは、自分が大学選びで譲れない観点を一つ見つけ、その条件を満たす大学を国内外から比べることです。
4人の経験者が海外大学を選んだ決め手
There is no Magic!!が取材した4人も、それぞれ異なる観点を最も重視して海外大学を選んでいます。
| 経験者 | 進学先 | 重視した観点 | 海外大学を選んだ決め手 |
| Rionさん | University of Manchester 心理学 | 専門分野の学び方 | 心理学を科学的に捉え、学部の早い段階から集中的に学べること |
| Yuyaさん | National University of Singapore 経営・金融 | 地域と得られる機会 | アジアの多文化環境で、寮生活、交換留学、インターンへ挑戦できること |
| Iwataさん | Monash University Malaysia | 環境と費用の両立 | 英語と多文化の環境を得ながら、オーストラリア本校より費用を抑えられること |
| Yukiさん | The University of Texas at Austin | 学びと生活環境 | 情報学・ビジネスを学べることに加え、実際に訪れて感じた大学とオースティンの街の環境 |
Rionさんにとっての決め手は、心理学の学び方でした。
Yuyaさんはアジアで得られる経験、Iwataさんは英語環境と費用の両立、Yukiさんは実際に訪れて確かめた、大学と街の環境を重視しています。費用面は、奨学金と単位認定を組み合わせて成立させました。
4人に共通するのは、自分が特に重視する観点をはっきりさせて選んだことです。
それぞれが「大学で何を実現したいか」を考え、その目的に最も関係する観点から、日本と海外の大学を比較しています。
海外大学を選ぶのに、完成した将来像や、「海外の方が上」という証明は要りません。
今の自分が本気で確かめたいことと、その問いに向き合える環境がつながっていることが、進学先を決める理由になります。
さらに多くの進学理由や大学生活を知りたい方は、海外大学進学の体験談・インタビュー一覧をご覧ください。


海外大学進学のデメリット・後悔しやすい4つの思い込み
海外大学のデメリットというと、学費の高さと英語の難しさが代表格です。ただ、実際に後悔へつながりやすいのは、その手前にある思い込みです。
「海外へ行けば何かが変わる」と期待したまま、大学や入学後の行動を具体的に考えずに進学すると、環境を生かせないことがあります。
1.ランキングが高ければ、自分にもよい大学だと思う
世界大学ランキングは、研究力や国際性を知る一つの資料です。一方、自分が受ける授業、教員との距離、専攻の強み、住環境、費用までは示してくれません。
トロント大学へ進学したYukoさんも、出願時にランキングを重視したことを「ものすごく後悔している」と振り返っています。
進学後、周囲の学生が「何を学びたいか」「どのプログラムや教授がよいか」で大学を選んでいると知り、自分もそこまで調べればよかったと感じたそうです。
大学名を比較する前に、履修したい授業を3つ、関心のある教員・研究・実習を1つ挙げられるか確認してみましょう。

2.英語要件を満たせば、授業にもついていけると思う
IELTSやTOEFLの基準を満たしても、入学後の学習負担は残ります。
マンチェスター大学へ進学したRionさんは、ファウンデーション出願時にIELTS 6.5を取得していました。それでも、初めて英語でエッセイを書く練習が必要で、大学1年目には心理学の基礎やエッセイの形式に慣れることに苦労しています。
入学前には、志望分野の講義を聞いて要約する、専門文献を読む、根拠を示して短い文章を書く練習まで始めておきましょう。大学選びでは、ライティング支援や教員へ相談できる時間も確認します。

3.多文化環境に入れば、自然に視野が広がると思う
「海外大学=世界中の学生が混ざり合う環境」とは限りません。大学全体が国際的でも、学部や寮では現地出身の学生が大半を占める場合があります。
テキサス大学オースティン校のYukiさんも、進学後にテキサス出身者の多さや、宗教・地域文化の強さを実感し、自分には合わないと感じる部分もあったと話しています。
大切なのは、違いを楽しめるかよりも、合わない価値観に出会ったときに、距離を取りながら自分の居場所を作れるかです。
最初の学期は、次の3つから始めると行動に移しやすくなります。
- 授業で質問するか、教員の面談時間を一度利用する
- 関心のある学生団体を2つ見学する
- 困ったときに相談できる人と窓口を確認する
4.海外の学位があれば、そのまま現地就職できると思う
海外大学の卒業資格は、現地就職への入口にはなりますが、内定を保証するものではありません。
就労資格に加えて、専攻と仕事の関連、実務経験、語学力、景気、現地の採用慣行が影響します。卒業後の就労制度も、在学中に変更される可能性があります。
制度を大学選びの理由にする場合は、滞在できる年数はもちろん、対象となる学校・課程、申請条件、専攻や職種の制限まで政府公式サイトで確認してください。
日本へ帰国する可能性がある場合も、大学名だけに期待せず、研究、インターン、制作物など、在学中に何を残すかを考えておきましょう。

海外大学という選択が自分に合うか考える
海外大学に進学する価値は、メリットの数では決まりません。
何を学びたいか、卒業まで費用が成立するか、その経験を卒業後へどうつなげるかの3つを親子で確認してみましょう。
| 判断すること | 自分に問いかけること | 次の行動 |
| 学び | 海外で何を学び、授業外でどのような経験に挑戦したいか | 国内外3コースの授業・研究・活動を比べる |
| 費用 | 奨学金の結果が変わっても、卒業できる進路が残るか | 3つの費用シナリオを親子で共有する |
| 卒業後の進路 | 学んだことを、どの国・分野で生かしたいか | 卒業生の進路を調べ、日本の大学も含めて比較する |
費用は保護者と3つのシナリオで共有する
海外大学進学で、保護者が最も不安を感じやすいのが費用です。
「卒業まで払えるのか」「奨学金が取れなかったらどうするのか」が見えなければ、海外大学の価値を理解していても、賛成するのは難しいでしょう。
そこで、一つの大学だけを前提にせず、費用が成立する条件の異なる進路を組み合わせます。これが学費ポートフォリオです。
奨学金が必要な挑戦校、奨学金がなくても通える海外校、円安や値上げがあっても進学できる国内大学などを同時に用意します。
1.必要額の奨学金を得られた場合
条件付き挑戦校へ進学します。卒業までの家庭負担と、奨学金の更新条件を確認します。
2.奨学金を得られなかった場合
奨学金なしでも家庭の予算内に収まる海外校、または国内大学へ切り替えます。
3.円安・値上げで総額が増えた場合
家庭で負担できる上限を超えたら、費用を抑えられる大学や国内大学へ切り替えます。
予算を先に話すのは、本人の夢を守るための準備です。
「いくらまでなら負担できるか」「いくらの奨学金が必要か」「どの条件になったら進路を切り替えるか」を決めておくことで、保護者も進学計画に参加しやすくなります。
熊本県の公立校から海外大学を目指したReiさんは、アイビーリーグを挑戦校とし、カナダと日本の大学も安全校として出願しました。
最終的にアメリカ、カナダ、日本の複数大学に合格し、柳井正財団の返済不要の奨学金を得てGrinnell Collegeへ進学しています。
最初から進路を1本に絞らず、合格可能性、学び方、国、費用条件の異なる選択肢を残した事例です。
国別の年間費用と卒業総額は、海外大学の学費・費用を10か国比較で解説しています。
利用できる制度を探したい方は、海外大学の返済不要の奨学金もご覧ください。

日本の大学を選ぶことも、海外を諦めることではない
学びたい内容が日本で得られ、費用や生活環境も合うなら、国内大学は合理的な選択です。
日本の大学から交換留学へ行く、卒業後に海外大学院へ進む、海外の研究・インターンへ参加する方法もあります。
一方、日本の入試が苦手という理由だけで海外へ進むのも注意が必要です。海外大学の出願では、高校の成績、英語試験、エッセイ、推薦状などが必要になり、入学後も継続的な学習が求められます。
日本か海外かの二択を急ぐより、自分の目的を、無理のない費用で実現できるルートを探すことが先です。

海外大学進学を具体的に整理したい方へ
「海外に興味はあるけれど、国も大学も決まっていない」という段階から相談できます。
There is no Magic!!の並走型・海外大学出願進学サポートでは、本人の関心、成績、英語力、家庭の予算を整理し、国内大学との併願、志望校、英語試験、課外活動、奨学金を一つの計画として設計します。
特定の国や大学を勧めることはせず、奨学金が採用された場合と不採用の場合の両方で、卒業まで成立する進路を一緒に考えます。
大学選び・出願準備・奨学金対策まで。 海外進学を一気通貫でサポートします
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海外大学進学のよくある質問
海外大学は「やめとけ」と言われました。実際どうですか?
一律に避けるべき進路とは言えません。
後悔につながりやすいのは、ランキングだけで選ぶ、費用計画を十分に作らない、入学後に何へ参加するか考えていない、といったケースです。
本記事のデメリット・後悔しやすい4つの思い込みを先に確認してみてください。
英語力はどのくらい必要ですか?
出願では、IELTS 6.0~7.0、TOEFL iBT 80~100程度を求める大学が多いです(国・大学・課程で異なります)。
基準スコアは出願の最低条件で、入学後は講義を聞いて要約する力や、専門文献を読む力も必要になります。
卒業までにいくらかかりますか?
本記事の比較表では、日本は4年で約808万円、アメリカは4年で約3,304万~4,248万円、イギリスは3年で約1,451万~3,582万円が目安です。
国・大学・都市・為替で大きく変わるため、志望校ごとに卒業までの総額で見積もってください。
日本の大学と迷っています。どう決めればよいですか?
「どちらが上か」を比べても答えは出ません。興味のある専攻を軸に国内外のコースを並べると、自分が重視する観点が見えてきます。
日本の大学から交換留学や海外大学院へ進む道もあるため、進路は広く残して比較するのがおすすめです。
終わりに:海外大学を「憧れ」ではなく、自分の選択肢として考える
海外大学には、日本では見つけにくかった学びや、これまで接点のなかった人・研究・仕事へ近づける可能性があります。
同時に、費用、英語、生活、卒業後の進路まで、自分で判断し行動する場面も増えます。
最初から「海外へ行く」と決める必要はありません。まずは興味のある専攻を一つ選び、日本と海外の大学から、それぞれ1~2コースの授業内容と卒業総額を比べてみてください。
比較して初めて、「海外大学ならどこでもよい」から、「この環境で、この内容を学びたい」へと理由が具体的になります。
その理由と、卒業まで通える費用の両方がつながったとき、海外大学は憧れから、現実的な進路に変わります。

- 海外の大学に行くには?進学方法・費用・準備の全体像
国別の進学ルートや、出願までに必要な準備を最初から整理したい方へ。 - 海外大学の選び方|国・専攻・費用から志望校を絞る
ランキングだけに頼らず、自分に合う大学を比較したい方へ。 - 海外大学の学費・費用を10か国比較
年間費用と卒業までの総額から、家庭の予算に合う国を探したい方へ。 - 海外大学の返済不要の奨学金を比較
JASSO、国内財団、外国政府、大学独自の支援を比較したい方へ。










