初心者のためのSAT攻略ガイド part 2【対策編】

ねこ君
アメリカの大学に正規留学する!!よし、SAT受験に向けて勉強頑張るぞ!
ねこ君
ん? そもそもSATってどう勉強すればいいんだ?
にゃんこ先生
SATの勉強法なんて知ってる人あまりいないよね。
にゃんこ先生
それに、SATはTOEFLなどと違って日本人向けの参考書が少ないんだ。
にゃんこ先生
でも安心して! 今から簡単にSATの勉強法を説明するよ。

 

著者について

こんにちは。現役大学生のHidekiです。高校生の時に英語を本格的に勉強し始めて、卒業前にアメリカの大学を受験し、合格しました。やはり、幼い頃に特別な英語教育を受けていたわけでもないので、受験は結構大変でした。しかし、同時に挑戦したからこそ経験できたことも多々あります。私はそのような経験を通して、みなさんの英語学習や大学受験に少しでも役立つような情報を発信していきたい思っています。合格体験談

SAT対策の概要

細かい勉強の話に入る前に、SATの受験勉強とはどういうものなのか、その全体的なイメージを掴んでいこう。

 

勉強する内容

前回解説した通り、SATには『Evidenced-Based Reading and Writing』と『Mathematics』という科目が存在する。これに加え、『Essay』(任意)を受ける人はそのための勉強が必要になる。

『Mathematics』には算数・数学の知識に加え、数学に必要な英単語を知っておく必要がある。

『Evidenced-Based Reading and Writing』はさらに二つのセクションに分かれ、『Reading』セクションには語彙力・読解力・速読力が、『Writing & Language』セクションには文法の知識が必要となる。

『Essay』を書くには、論理的な思考(logical thinking)と語彙力は必要不可欠。また、エッセイの構成についても理解しておかなければならない。

 

勉強する順番

基本的には単語を勉強し、語彙力を上げるところから始めるのが良い。どんな問題を解くにもある程度の語彙力は必須だが、語彙力は一朝一夕で習得できるものではない。日々単語を勉強しながら、長い時間をかけて語彙力に磨きをかけていこう。

次に勉強するべきは『Mathematics』だ。この科目に関しては、他の科目よりも必要な英語レベルが低い。まずは『Mathematics』で高得点を取ることを目指そう。

この次に勉強するのは文法だ。文法は英文を理解する上で全ての基本となり、特に『Writing & Language』のスコアへと直結する。また、文法が理解できていない人はエッセイでつまずく可能性が高いため、早い段階でこの勉強を終わらしておくことが大切だ。

『Essay』の勉強が必要な人は、文法を理解してきた段階で始めていこう。英語のエッセイには独特の書き方があるので、そちらを学んでいく。

最後に『Reading』の勉強だ。速読と読解の勉強をひたすら繰り返すことになる。

 

ねこ君
なるほど。じゃあまずは単語帳でも買いにいこう。

 

単語

語彙力はSATの結果に直接関係してくる。受験勉強を始めたら、とにかくひたすら英単語を勉強しよう。

SATでは十数年間英語を使って生活してきた学生たちと英語力で競い合うこととなる。それ相応の単語力が必要なのだ。進学を希望する大学のレベルにもよるが、目安としては最終的に少なくとも英検準一級の単語レベルに到達するくらいの勉強が必要だと考えておいた方が良い。

単語帳は以下のものがおすすめだ。SATの他、TOEFLを受験する必要がある場合、3,800をレベル3まで覚えるのも良いだろう。単語帳の単語は被っているものも多いため、何冊も買う必要はなく、まずは一冊をマスターし、単語力が足りないと思った場合に、漏れているものを埋めていくという戦略をとることをおすすめしたい。

 

英検順一級 でる順パス単

TOEFLテスト英単語3,800

単語力が低いと、アメリカの大学に合格できたとしても、留学中に苦しむこととなる。単語は勉強しても無駄にならないので、それを念頭に置いてコツコツ続けていこう。

 

Mathematics

『Mathematics』の勉強を始めたら、まず数学に必要な用語を覚えよう。ネット上にもSATの数学用語をまとめたページなどが存在するので、それらを活用しながら勉強していっても良い。

 

にゃんこ先生
例えば、まずはこのページで公開されている単語リストを一通り覚えて見るのはいかがだろうか?元予備校講師がSAT対策に作ってくれた単語リストのようだ。

 

SATのMathの参考書も買おう。有名なところでいうと、Barron’sの参考書は信頼が厚い。他にもKaplanの参考書は本番のSATに近い問題を多く収録している。もちろん全て英語で書かれているが、参考書は良い練習となる。まずは一冊購入し、何度か繰り返し解くことをお勧めする。

Baroon’s

Kaplan

 

問題に慣れたら、参考書の最後の方に付属している模擬テストを時間を計ってやってみよう。他にもMathの問題集を出している会社もあるので、そちらを購入してみてもいいかもしれない。

受験日が近くなってきたら、College Boardが提供している公式の問題に挑戦していこう。これはどの科目にも言えることだが、SATの参考書にはそれぞれクセのようなものがあり、本番の問題とは少し傾向が違っていることもある。公式の問題を解くことで本番の形式に慣れていくことは、本番で実力を発揮するためにも大切なことだ。

 

にゃんこ先生
公式の試験問題は、College Boardのホームページから無料で入手できる。

 

Evidenced-Based Reading and Writing

この科目の勉強法は、セクションごとに説明する。

Writing & Language

このセクションを解くには、まず文法の勉強が欠かせない。文法の勉強がまだの人は、文法書を買って一通り理解しておこう。

英文法は基本的に、仮定法など一部の文法を除き、中学校で勉強する文法でほとんどがカバーできているはずだ。だが、文法書はより詳しく一つ一つの文法を説明しているので、復習も兼ねて勉強していくと良い。文法書は王道のForestがあれば良い。

総合英語Forest

 

文法を一通り理解したら、次は参考書を使って実践的な練習をしていこう。参考書では、よく出題されるような問題について解説されている。また、練習問題をこなしていけば、問題の傾向がわかってくる。慣れてくれば読んだ瞬間に答えがわかる問題も増えてくるので、とにかく繰り返し問題を解いていこう。

参考書(Barron’s)

 

Reading

日本人にとって最も難解なのが『Reading』セクションだ。このセクションで高得点を取るためには、語彙力の他に速読力と読解力が要る。実際に問題を解く前に、まずは多読に挑戦していこう。レベルの低い本から始めて、とにかく量を増やすことに専念し、まずは英語の文章に慣れることから始める。レベルの高い本が読めるようになってきたら、TOEFLの問題に挑戦するのも良い練習になる。

実践的な問題を解き始めたら、「答えは必ず文章の中にある」ということを覚えておこう。リーディングの問題で大切なのは、答えの鍵となるevidence(証拠)を見つけることだ。文章中には問題の答えを裏付ける文(= evidence)が存在するはずなので、これを見つけることができれば正解も自ずとわかる。

 

ねこ君
リーディングで覚えた単語がたくさん出てきたときは嬉しいね。
にゃんこ先生
多読のおすすめはこちらも参考にしてみよう!!

 

Essay (Optional)

『Essay』は日本語で小論文と呼ばれるものだ。内容としては、最初に指定されたパッセージを読み、その文章に関してお題(prompt)が出されるので、それに答える形で文章を書くというものだ。

エッセイの書き方には形式があり、基本的にはそれに沿って文章を書く。例えば、エッセイは「導入(introduction)」「本文( body)」「結論(conclusion)」の三つのパートに分かれてる。これら一つ一つの書き方にもルールのようなものがあり、例えば導入では、一般的(general)な話題から、特定の(specific)話題へと移行し、最後に主題文(thesis statement)を持ってくる。

このような形式を覚え、慣れておくことが、エッセイを書く上での第一段階となる。慣れるまでは人のエッセイを読みながらその感覚を掴んでいこう。

 

にゃんこ先生
ネイティブの人に添削してもらうのも効果的だよ。身近にネイティブの人がいなければ、おそらく高校に1人ぐらいはいるネイティブの英語アシスタント、あるいは講師に相談してみるのも手だと思う。

 

まとめ

以上がSATの科目ごとの対策法だ。これを読んでわかるように、SATを攻略するにはかなりの勉強が必要だ。最初は手応えが感じられないかもしれないが、勉強している内に実力はどんどんついてくる。諦めずに頑張っていこう。

 

にゃんこ先生
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にゃんこ先生
読んでくれてありがと。FacebookTwitterから、最新情報を受け取る事が可能だよ。シェアもよろしくね。
 

2 件のコメント

  • 初心者のためのSAT攻略ガイドPart1からPart2を拝見させていただきました。
    私もSATを受験し、アメリカの大学に合格したのですが、やはり、Readingは、純ジャパで田舎の高校生であった私には、異次元の難しさでした。あとから気づいたのですが、TOEFLで高得点を出してからReadingに取り組んだ方が、効率が良かったのかなと思いました。
    あと、プリンストン大生が言っていたのですが、Khan Academyで無料でSAT対策できるらしいです!

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