




約4年前に全く英語が喋れない状態で始めたDMM英会話だが、 2年続けてMBA留学を達成し、さらに2年続けてアメリカで職を見つけることができた。

この4年間の中、特に最初に2年はDMM英会話の効果的な使い方がわからず、先生と一緒に単語を確認し音読をして、英会話はほとんど練習できなかった時期もある。
しかしその後、使い方を改め、英会話力を徐々に、そして確実に上達をさせることができた。
その際に開発した、効果のあったデイリーニュースの活用法を紹介したい。
サイト管理人のRyoです!このブログが動画になりました!ご視聴よろしくお願いいたします!
目次
DMM英会話のデイリーニュースを英語教材に!

最近のDMM英会話のデイリーニュースはすごい。
一日に複数記事がアップされ、カテゴリーやレベル別に記事をソートすることも可能。また、ボタン一つで日本語訳の表示と非表示が可能である。
Daily NewsはDMM英会話を利用しているユーザー以外にも、開かれた無料教材のため、英会話をやらない人もリーディングの勉強におすすめだ。

カテゴリー別並び替え

左上のCategollyボタンから好きなジャンルの記事を選ぼう。
レベル別別並び替え
左上のLevelから、1~10のレベル別に記事をソートすることが可能。


日本語訳表示・非表示

記事を選択したあと、右上のShow Translationのボタンから日本語訳の表示・非常時が可能。


Daily Newsの使い方:失敗例

デイリーニュースを利用した基本的なDMM英会話の進め方は以下の通り。
- 先生と一緒に単語の意味と発音確認
- 新しい単語で文章を作ってみる
- 記事を音読
- 記事に関する質問に回答
- 記事のトピックに関してディスカッション
王道チックでいかにも英語力が伸びそうな勉強法ではないだろうか?
否。
英語超初心者が英語に慣れるためにやるぶんには良いかもしれないが、そもそもDMM英会話を始めた理由は、英会話ができるようになりたいからではないだろうか?
先生と一緒に単語を確認し、記事を音読して記事の内容を理解することを、英会話と呼べるだろうか?
否。
英会話とは、すでにあるセンテンスを読んだり、すでにある内容を繰り返して読んでも上達しない。英会話とは、自発的に英文を組み立て、自分の意見を英語で喋ることから上達するのだ。
通常の進め方では、自分の意見を喋るディスカッションの機会は5分程度、最悪の場合そこまでいけない時もある。
それでは、オンライン英会話をいくらやっても、英語を喋る力は上達しない。
英会話力も向上!Daily Newsの使い方(改)

しかし、デイリーニュースをうまく活用すれば、英語を喋る能力だけでなく、読む能力を同時に上げることができる。
私が提案する、デイリーニュースを活用した英語勉強法(改)は以下のの通り。
- 記事を自分で読んで理解する
- もし記事の内容でわからない部分があれば先生に質問する
- 記事の内容に関してディスカッション
① 記事の内容を自分で読んで理解する

まず、事前に30分~1時間程度予習の時間をとり、記事を自分で読む。
DMM英会話のデイリーニュースには、日本語訳もあるため、英語が少し難しくても日本語を確認すれば良い。
ここで、音読がしたければ自分で音読をするのもあり。時間がない人はやらなくても良いだろう。
記事の内容に関する質問も、一通り確認して記事から質問の答えが探せる、あるいは思い出せる程度に文章を予習して理解すれば、下準備は十分だ。
理解を重視してリーディングをすることで、リーディング力のアップと、③のディスカッションでより深い議論をすることが期待できる。
② 記事の内容でわからない部分があれば先生に質問する

ある程度①で時間をさき、記事の内容が理解できていれば②はいらない。
どうしてもわからない発音や、イディオムがあればピンポイントで先生に確認してみよう。
③ 記事の内容に関してディスカッション

記事の一番下には、会話力を上げるには最適なディスカッショントピックが10以上用意されている。
ディスカッショントピックをいきなり読んで、自分の意見がなかなか思い浮かばないのであれば、事前に質問内容を確認して、ざっくり言いたい内容を日本語で考えておこう。
英語が喋れない一つの理由に、そもそも質問に対する日本語の回答もないことが原因である時もある。
事前にある程度内容を考えておくことで、英語を喋るハードルがかなり下がる。
デイリーニュースの選び方

デイリーニュースがおすすめなのはわかったけど、そもそもどのニュースを選べば良いの?と言う声が聞こえてきそうだ。下記デイリーニュースの選び方のポイントを紹介する。
興味のあるジャンルから
まず初心者におすすめなのは、自分の興味のあるニュースを選ぶこと。
興味のないトピックを選んでも、そもそも話す内容も見つからず、質問されても何もアイディアが浮かんでこない。
まずは日本語でも考えやすい興味のあるニュースから初め、自分の意見を言う練習をしよう。
英語力レベルから
記事がありすぎてどれにしたら良いかわからない・・と言う人は、英語レベルから記事をソートしてみると良い。

例えば、中級者であれば4-6レベルのみを選択、中級者であれば7-8のレベルのみを選択するといった形だ。
選択肢を絞った上でニュース記事を探すと、限られた選択肢しかないのでニュースを探す手間が半減する。
興味のないジャンルも積極的に
政治や自然環境といったニュース記事に興味はないかもしれないが、たまにそういったジャンルの記事もディスカッションすると、今まで話したことのなかったボキャブラリーを話す機会になる。
事前にディスカッションの質問を見て、考えが浮かばない時はネットでそのトピックを少し調べると、面白い発見があり意見も出てくるもの。
私は、時間が許す際には考えた意見を質問ごとにノートに簡単にメモし、英会話中はノートを見ながらディスカッションをしていた。
面白いことに、この練習を半年程度やると、ノートにメモを取らなくても意見を言えるようになり、さらに半年やっていたら、予習をしなくても即興で適当に意見を言えるようになった。
英語では日本語以上に自分の意見を言うことが大切になるため、その予行練習としても色々なジャンルのデイリーニュースにチャレンジしてほしい。



デイリーニュースの英会話力への効果

私はMBA留学中、あまりにも喋れない自分に絶望しDMM英会話をネイティブプランで再開した。
MBAではクラスを聞くだけの授業は少なく、授業でのパーティシペーションが成績の多くの比重を占め、ディスカッションやグループワークも多く、自分の意見を英語で言うことがとても大切だ。
そんな苦しい状況の中、試行錯誤の上で開発したのがこの勉強方法だ。
結果として、MBAは無事に卒業し、アメリカで就職を果たすこともできた訳だ。もちろん、DMM英会話だけで英会話が上達したといえば嘘になる。
しかし、毎日の25分の積み重ねを大切にし、出来るだけ自分で考えて英語で意見を言うようにした結果、少しづつではあるが英語力を上達させることができた。
英会話の上達は本当に時間のかかる旅ではあるが、たかが25分、されど25分、諦めずに毎日続けてみよう。

まとめ









